JP4387927B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に装置内部の冷却風路に関するものである。
従来、画像形成装置では、画像形成速度が高速になるにつれ、現像装置の現像剤容器内の現像剤の攪拌・搬送を高速で行う必要がある。これは、現像剤担持体に担持される現像剤量を確保するため、また、二成分現像剤を用いる現像装置では現像剤中のトナー量を安定化するためである。
このため、現像剤容器内のスクリュー等の現像剤攪拌搬送部材を高速駆動するが、これに伴い摩擦熱が発生して、現像剤を加熱してしまい、現像剤が劣化しやすくなる。また、現像装置、さらには周辺の作像装置の温度上昇を招き、画像形成装置の動作上または画像品質上の問題を生じる可能性がある。
このような問題を解決するために、現像剤容器の外側を空冷する装置が多数提案されている。特許文献1には、現像剤との接触面積の多い、現像剤容器の底面を冷却するために、現像剤容器底面に密着させた熱伝導部材により現像剤容器内の現像剤を冷却する構成が開示されている。
ここで、図5に基づき、従来例の構成について簡単に説明する。
図5(a)は、現像器の冷却機構の概略構成を示し、現像スリーブ200の回転軸に対して垂直な面の断面図、図5(b)は現像スリーブ200の長手方向から見た断面図である。
現像剤容器201の底部には、該底部のほぼ全体を覆い、さらに現像剤容器201後端部よりも延伸した熱伝導部材205が設けられている。この熱伝導部材205は現像剤容器201の底部と熱的に密着している。また、現像剤容器201は、内部の現像剤の熱を熱伝導部材205に効率良く伝達できるようアルミニウムによって成形されている。なお、一般的に冷却を考慮しない現像装置では、製造コストや軽量などの点から現像剤容器は樹脂性のものが使用されている。そして、熱伝導部材205の現像剤容器201後端部側に突出した部分には、熱的に密着したヒートシンクとしての冷却フィン206が設けられており、この冷却フィン206を不図示の冷却手段(冷却用ファン)により冷却する。熱伝導部材205としては銅などの熱伝導率の高い金属板を使用することができる。
特開2002−365888号公報
しかしながら、特許文献1の中でも示されているタンデム型フルカラー画像形成装置(通常、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の4つの作像ステーションから構成される)においては、各色の作像ステーションを斜め方向あるいは水平方向に配置した場合、各作像ステーションを貫いて前記熱伝導部材の冷却構成を配設することになる。この場合、冷却構成の配設のためのスペースを要し、小型化が求められている画像形成装置の肥大化を招きかねない上に、冷却路における下流側の作像ステーションの冷却効率は上流側の冷却効率よりも低下するため、各作像ステーション間で温度勾配が生じる。その結果、出力される画像に色ズレ等の画像不良が生じる恐れがある。
そのため、タンデム型フルカラー画像形成装置のそれぞれの現像器を冷却する際には、冷却条件をできるだけ等しくした方が好ましい。そのため、冷却風路途中に発熱部等を設けるとこの発熱部の熱の影響が一部の現像器に及ぶため、現像器間でばらつきを生ずるになる。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の現像手段を有するタンデム式の画像形成装置において、現像手段間で冷却むらを小さくすることができる風路構成のある画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
回転可能な像担持体と前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置とを有する複数の画像形成部と、
それぞれの前記像担持体に照射される像露光が通過する通過部を、それぞれの前記像担持体に対応して複数有する露光ユニットと、
画像形成装置の鉛直方向において前記露光ユニットよりも上方に配置され、記録材上に形成されたトナー像を加熱する像加熱手段と、
前記像担持体が画像形成装置から取り外されたときに取り外された前記像担持体に対応した前記通過部を塞ぐために、それぞれの前記通過部に対して設けられている複数の開閉可能な開閉部材と、
前記鉛直方向において前記露光ユニットよりも下方に配置され、画像形成装置外部からの空気が吸引される入口部と、を有し、
前記現像装置は前記露光ユニットに対向して配置されている画像形成装置において、
前記複数の画像形成部のうちの第一の画像形成部が画像形成装置に装着されることで、前記第一の画像形成部が有している前記像担持体に対応した第一の通過部を開閉する第一の開閉部材が前記第一の通過部を開放した位置に移動し、前記開放した位置にある前記第一の開閉部材によって前記現像装置と前記露光ユニットとの間の空間が前記第一の通過部から仕切られ、前記現像装置と前記露光ユニットとの間において前記第一の通過部から仕切られた部分に、前記入口部から吸引された空気が前記現像装置の長手方向に流れるような風路が、それぞれの画像形成部の前記現像装置の長手方向に沿って設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、複数の現像手段を有するタンデム式の画像形成装置において、現像手段間で冷却むらを小さくすることができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
(風路の概略構成)
図1は、実施の形態に係る画像形成装置の正面方向から見た断面図である。図2は、図1におけるA−A断面図、図3は、図1におけるB−B断面図である。ここで、画像形成装置の正面方向とは図2中符号D側である。また、画像形成装置の後面側とは図2中符号E側である。
はじめに、図1に基づいて本実施の形態に係る風路近傍の概略構成を説明する。ここで、風路とは、外気(装置外部の空気)の入り口から装置内部を経て該外気の出口までを結んだ空気の通り道のことをいう。
右側板101及び左側板102は、画像形成装置としてのプリンタ100の枠体を構成する。給送カセット103は、シートSを格納しプリンタ100の下部に配設されている。また、給送カセット103は、不図示の締結部材により右側板101と結合された右カセットレール104と、同じく不図示の締結部材により左側板102と結合された左カセットレール105とにより保持されプリンタ100と係合している。
中板106は、右側板101と左側板102とを連結し、図1に示すように給送カセット103の上方に設けられている。すなわち、給送カセット103は、プリンタ100の画像形成部Gとは隔離された状態に配設されている。
カートリッジ107は、感光体ドラム107e、帯電手段、現像ローラや現像スリーブ等を備える現像手段等を1つのパッケージ内に収まるように構成した所謂一体型プロセスカートリッジである。ここで、本実施の形態では一体型プロセスカートリッジ107(以下カートリッジ107)として示しているが、本発明の主旨としては、少なくとも現像手段を有する、いわゆる現像カートリッジであってもよい。
露光部108は、画像情報に基づいた光像を感光ドラムに向けて照射する露光手段である。転写ベルト109は感光ドラム上で現像部により顕在化された像が転写され、フルカラー像を形成する。なお、本実施の形態においては、上述のカートリッジ107、露光手段108、転写ベルト109から構成される部位全体を画像形成部Gとする。
図1に示すように右側板101を隔てた画像形成部Gの外側(画像形成部Gの図中右側)には、不図示の給送部や画像形成部Gなどを動作させるための駆動源(以下モータ)や該モータの回転数を所定の回転数まで減速するためのギア列が設けられている駆動部110が配設されている。
また、左側板102を隔てた画像形成部Gの外側(画像形成部G図中左側)には、プリンタ100の各部の動作を制御するためのコントロール基板が配設されている電装部111が設けられている。
以上が本実施の形態における風路近傍におけるプリンタ100の概略構成の説明である。なお、以上の説明において、各部における内部の詳細構成についてはその説明を省略する。
次に、プリンタ100内に形成された本実施の形態に係るエアフローの概略構成を説明する。
図1においてエアフローは矢印により示されている。また、プリンタ100には排気ファン121が設けられている(図3参照)。プリンタ100は、排気ファン121の動作により装置内にエアフローを形成し、プリンタ100の外部より吸込まれた空気は装置内を通過して装置外へと吐き出される。図1乃至図3においてはこのエアフローを模式的に矢印で示している。
以下、空気の流れに沿いながらプリンタ100におけるエアフローについて説明する。
プリンタ100の右側底部に設けられた右カセットレール104にはプリンタ100外の空気を取り込む外気取入口112が形成されている。また、右カセットレール104には外気取入口112から取り込まれた外気が通過する外気路112aも形成されている。
機外の冷めた空気(設置環境の室温である空気。機内(通常の場合、動作中は50℃程度まで昇温する)よりも空気温度は低い)は、外気取入口112から右カセットレール104内を外気路112aに沿って図示矢印のように通過して機内に取り込まれる。ここで、中板106には開口部106aが設けられており、外気路112aを通過した空気(外気)はこの開口部106aより画像形成部Gへと流れていく。
次に、エアフローは露光部108の図中右側面に設けられたエアガイド113を通過しながらカートリッジ107に向けて上昇する。なお、本実施の形態では、図中上方向の矢印で示された部分を入口案内部114とする。
入口案内部114は、外気取入口112から取り込まれた外気をカートリッジ107等
からなる各画像形成ステーションの下方に設けられた冷却風路に向けて分岐するための分岐部が形成されており、外気取入口112と複数の冷却風路1乃至4を連通させる(詳細は後述)。入口案内部114を通過した外気は、図1に示す左方向へ流れる向きを変え、露光部108とカートリッジ107との間の空間を流れる。プリンタ100においてはブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4つの画像形成ステーションを有しているので(図2以降参照)、露光部108とカートリッジ107との間の空間に設けられた風路は4本形成されることになる。これら4本の風路をブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の順に冷却風路1乃至4とする。
図中左方向に流れるエアフローは、最下流部で露光部108と左側板102との間の空間に設けられている排気ダクト115の中に導かれる。排気ダクト115にはエア取込み口115aが設けられており、各冷却風路1乃至4は、このエア取込み口115a(計4ヶ所ある)から排気ダクト115内に入り、その排気ダクト115内で下流に行くに従って順次合流し、図示したような矢印下方向及び図中紙面に垂直奥方向の風路を形成する。ここで図中矢印下方向及び図中紙面に垂直奥方向の風路を出口風路116とする。出口風路116内のエアフローは下流部に配設された排気ファン121によりプリンタ100の外部へと吐き出される。
以上のように、プリンタ100における装置内のエアフローは、排気ファン121の動作により、外気が右底部に設けられた外気取入口より吸い込まれ、画像形成部Gまで上昇し、ここで流れの向きを変え、画像形成部Gの露光部108とカートリッジ107との間の空間を略水平方向に流れ、画像形成部Gの左側で再び流れの向きを変え、下方に流れつつ、各画像形成ステーション順に合流し、プリンタ100の後側へと流れ、装置外へと排気されるように構成されている。
このように本実施の形態に係るプリンタ100におけるエアフローの特徴は、プリンタ100内のシート搬送経路(本図中では給送カセット103のみが示されている)や、駆動部110、電装部111等の発熱部とは遮蔽された状態で、カートリッジ107内の現像手段を冷却すべく形成されていることである。そのため、これらプリンタ100内の昇温部の影響を受けることなく被冷却部(現像部)へ外気を導くことができる。そのため、装置内の各部のレイアウトの工夫といった特別なコストアップを伴わない方法により被冷却部に対して効率的な冷却を行うことができる。
次に、本実施の形態に係るエアフローについての詳細(入口案内部114及び出口風路116に関する部分)を図2、図3に基づいて説明する。
本発明は、最も熱を生じる定着手段が現像手段よりも画像形成装置の上方に設けられている構成であり、定着手段による熱の影響は複数の現像手段間で大きく変わるものではないため、全ての現像手段間では同じような条件で外気からの空気をそれぞれの現像手段の近傍を流すものである。
図2は、図1中断面A−A部を示したものであり、各画像形成ステーション毎に形成される冷却風路について説明するものである。図1と同様に本図においてもエアフローは矢印により示されている。先ず、本図のおける全体概略構成を説明する。前述のようにプリンタ100は4つの画像形成ステーションを備え、4つのカートリッジ(107Bk、107C、107M、107Y)を有している。各カートリッジ107Bk〜107Yの下方には露光部108が備えられており、上方には転写ベルト109が備えられている。
冷却風路1(冷却風路2乃至4)は、カートリッジ107Bk(107C,107M,107Y)の現像部底面107a(107b,107c,107d)と、露光部108の
ハウジングの一部である上カバー108eと、露光部108に設けられているレーザー光の露光窓108aをカートリッジ107Bkがプリンタ100外に取外された時に塞ぐための開閉カバー117a(117b,117c,117d)と、で囲まれた空間である。冷却風路2乃至風路4についてもシアンC、マゼンタM、イエローYの各ステーションに同様の空間として構成される。各冷却風路1乃至4は図1中に示したように露光部108の右端から左端に至る長さで形成されている。
このような構成により、特別な部材を必要とせずに冷却風路を形成することができ、装置の小型化及びコストの低減を図ることができる。
次に、図2で示されたエアフローについて説明する。図2中に矢印で示すように外気取入口112から取込まれた外気は、入口案内部114内で右カセットレール104とエアガイド113に形成された分岐路により分岐されて各冷却風路1乃至4に向かう。
図中矢印で示すように図中略上方向の4本のエアフローが入口案内部114内に形成され、エアガイド113を抜けた所で紙面垂直奥方向へと流れを変えて風路1乃至4内へと流れていく。冷却風路1乃至4内へと流れ込んだ外気は紙面垂直奥方向(図1中左側面方向)へと流れながら各画像形成ステーションの現像部底面107a〜107dを冷却していく。
前述のように、外気取入口112から取り込まれた外気は、プリンタ100内の昇温部位(例えば駆動部110)を通過することなく冷却風路1乃至4内に導かれることになり、温度の低い外気は機内に取り込まれても昇温することなく被冷却部へと到達できる。なお、本図においては、外気取入口112自体が風路1乃至4毎に設けられているようなごとく設けられているが、本発明に係る冷却風路においてはこの形態にとらわれる必要は無く、外気取入口112が適当な場所に1ヶ所に設けられているよう構成してもよい。
図3は、図1中断面B−B部を示したものであり、冷却風路1乃至4を通過した外気が出口風路116内を流れる部分について説明するものであり、冷却風路1乃至4を通過した外気がプリンタ100の外部へと吐き出されるまでのエアフローについて説明する図である。図1及び図2と同様に本図においてもエアフローは矢印により示されている。
図3に示すように、風路1乃至4内を図中紙面垂直手前方向に向かって流れてきた空気(該空気はプリンタ100の昇温部位の1つである現像部の下方を通過する際に該現像部の熱を奪うことで45℃程度に昇温している)は、排気ダクト115に設けられているエア取込み口115aに流れ込む。
図3に示すように、エア取込み口115aは、冷却風路1乃至4の夫々に計4ヶ所設けられている。4つのエア取込み口115aから排気ダクト115内に流れた空気は排気ダクト下流部115bにて全てが合流し、排気ダクト115の下流側に設けられている排気ファン121によりプリンタ100の外部に吐き出される。
前述のように、出口風路116においてもエアフローはプリンタ100の発熱部(たとえば電装部11)からは遮蔽されている。従って、外気取入口112から排気ファン121までにおける風路全体において、冷却風路1乃至4通過時が最高温度領域となるから、特別な仕組みを組み込むこと無しに各部のレイアウトの工夫のみで被冷却部である現像部を効率良く冷却することができる。
また、各画像形成ステーション毎に冷却風路を設けたので、一の画像形成ステーションを冷却した空気が他の画像形成ステーションの冷却には利用されないため、各画像形成ス
テーション間での冷却効率の差が生じにくくなる。そのため、上流、下流問わず各画像形成ステーションにおいて、画像不良を低減することができる。
なお、以上の図1乃至3におけるエアフローの説明においては、最上流部である外気取入口112から最下流部である排気ファン121に向けてあたかも空気が自ら進んでいっているような表現をしているが、実際には排気ファン121の回転による当該風路における空気の吐き出しが起点となって本実施の形態のエアフローが形成される。
(画像形成装置の概略)
次に、図4を参照して、本発明を適用可能な画像形成装置としてのカラープリンタの概略構成について説明する。以下、プリンタ内でのシートSの搬送の流れに沿って説明を行う。
画像形成装置としてのプリンタ100の底部には記録媒体であるシートSの格納と画像形成部GへのシートSの給搬送を担う給送部20が設けられている。給送カセット103内のシートSは、給送ローラ22により1枚ずつ給送され、給送ローラ対23により搬送経路に沿ってレジストローラ対24まで搬送される。
シートSは、レジストローラ対24で斜行補正され、画像形成部Gとの同期が行われる。画像形成部Gは、像担持体である感光体ドラム107eの周囲に少なくとも現像手段を配置した画像形成ステーションが転写ベルトに沿って各色毎に設けられている。画像情報に基づいた光像を感光体ドラム107eに向けて照射する露光部108、4つのカートリッジ107Bk、107C、107M、107Y、感光体ドラム107e上のトナー像を搬送経路に沿って搬送されてきたシートSに搬送するための中間転写体としての転写ベルト109からなる。また、二次転写ローラ60は、転写ベルト109上のトナー像をシートS上に転写する。
図4に示すように、プリンタ100は、カラー画像を形成するために4つのカートリッジ107Bk〜107Yが設けられている。各色の感光体ドラム107e上のトナー像は、複数のローラに掛支された転写ベルト109に電圧印加することにより順次転写され、その転写ベルト109上で重ね合わされフルカラー像となる。
その後、転写ベルト109上のフルカラー像は、レジストローラ対24によってこの作像動作と同期を取って搬送されてきたシートSとの位置合わせがなされ、二次転写ローラ60上で再び電圧印加されシートS上へ転写される。
続いて、フルカラー像が表面に転写されたシートSが定着装置70へと搬送される。定着装置70は、駆動ローラ71とヒータを内蔵し回動可能なフィルムに覆われたヒータユニット部72とからなり、両者のニップを通過する際にシートSに熱及び圧力を印加して転写されたフルカラートナー像を定着する。そして、このシートSを排出ローラ対73で搬送し、排出部74から排出トレイ81上に排出する。
上述のように、画像形成装置(プリンタ)に適用した本実施の形態では、本体正面(図中D側)から見て露光部108の右側面から上面(冷却風路1乃至4)を通過して左側面に流れるような該露光部108を囲うようなエアフローを形成している。プリンタ100内部の昇温部位から遮蔽されたこのようなエアフローの形成により、外気を昇温させることなく被冷却部(現像部)へ導くことができるので、装置内の各部のレイアウトの工夫といった特別なコストアップを伴わない方法で被冷却部(現像部)への効率的な冷却を行うことができるようになる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置においては、装置内部の冷却用の風路を、画像形成装置の動作を制御する電装基板部及び画像形成装置の各部を所定の回転数で駆動させる駆動部の内側(画像形成装置内部の中心側)になるように配設すると共に、現像手段の長手方向の底面、かつ、露光手段の上面で囲まれた空間を通過可能にした風路を画像形成ステーション毎に設けることで、装置内部の昇温の影響を受けることなく、外気を被冷却部位(特に現像手段部)に送り、該被冷却部位を効果的に冷却することができる。
その結果、現像手段内の現像剤の劣化や帯電特性の変化等による画像不良を抑制することができる。
本実施の形態に係る画像形成装置を示す正面断面図である。 本実施の形態に係る画像形成装置を示す側面断面図(断面A−A)である。 本実施の形態に係る画像形成装置を示す側面断面図(断面B−B)である。 本実施の形態に係る画像形成装置の全体概略構成を示す側面断面図である。 従来の現像部冷却構成を示す断面図である。
符号の説明
1〜4 冷却風路
11 電装部
20 給送部
100 プリンタ
101 右側板
102 左側板
103 給送カセット
104 右カセットレール
105 左カセットレール
107 カートリッジ
107a〜107d 現像部底面
107e 感光体ドラム
108 露光手段
108e 上カバー
109 転写ベルト
110 駆動部
111 電装部
112 外気取入口
112a 外気路
113 エアガイド
114 入口案内部
115 排気ダクト
115a 取り込み口
115b 排気ダクト下流部
116 出口風路
117a 開閉カバー
121 排気ファン
G 画像形成部

Claims (6)

  1. 回転可能な像担持体と前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置とを有する複数の画像形成部と、
    それぞれの前記像担持体に照射される像露光が通過する通過部を、それぞれの前記像担持体に対応して有する露光ユニットと、
    画像形成装置の鉛直方向において前記露光ユニットよりも上方に配置され、記録材上に形成されたトナー像を加熱する像加熱手段と、
    前記像担持体が画像形成装置から取り外されたときに取り外された前記像担持体に対応した前記通過部を塞ぐために、それぞれの前記通過部に対して設けられている複数の開閉可能な開閉部材と、
    前記鉛直方向において前記露光ユニットよりも下方に配置され、画像形成装置外部からの空気が吸引される入口部と、を有し、
    前記現像装置は前記露光ユニットに対向して配置されている画像形成装置において、
    前記複数の画像形成部のうちの第一の画像形成部が画像形成装置に装着されることで、前記第一の画像形成部が有している前記像担持体に対応した第一の通過部を開閉する第一の開閉部材が前記第一の通過部を開放した位置に移動し、前記開放した位置にある前記第一の開閉部材によって前記現像装置と前記露光ユニットとの間の空間が前記第一の通過部から仕切られ、前記現像装置と前記露光ユニットとの間において前記第一の通過部から仕切られた部分に、前記入口部から吸引された空気が前記現像装置の長手方向に流れるような風路が、それぞれの画像形成部の前記現像装置の長手方向に沿って設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の画像形成部は、
    画像形成装置の鉛直方向において前記露光ユニットよりも上方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記露光ユニットの側面には、
    前記風路に前記入口部から吸引された空気を案内するガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記入口部は、
    画像形成装置の底面に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記風路を流れた空気を排出するための排出部とファンとを有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成装置の一側面側に電装部が配置され、前記入口部で吸引された空気は前記電装部が配置されている側面に向かって流れることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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