JP2002365888A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002365888A
JP2002365888A JP2001177001A JP2001177001A JP2002365888A JP 2002365888 A JP2002365888 A JP 2002365888A JP 2001177001 A JP2001177001 A JP 2001177001A JP 2001177001 A JP2001177001 A JP 2001177001A JP 2002365888 A JP2002365888 A JP 2002365888A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
heat
developer
developing device
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JP2001177001A
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English (en)
Inventor
Takeo Tsukamoto
武雄 塚本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 現像装置近傍に空間的余裕のないレイアウト
においても、現像装置の現像剤容器の冷却をおこなう。 【解決手段】 現像装置の現像剤容器201の底部に現
像剤容器の長手方向に関し画像形成領域Lpよりも延伸
している熱伝導部材205を設け、熱伝道部材により現
像剤容器201の底部の画像形成領域Lpに蓄積される
熱を、現像装置後方の位置まで伝導し、該後方の置を冷
却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に関し、詳しくは、こ
れに用いられる現像装置の冷却装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上記画像形成装置では、画像形成速度が
高速になるにつれ、現像装置の現像剤容器内の現像剤の
攪拌・搬送を高速で行なう必要がある。これは、現像剤
担持体に担持される現像剤量を確保するため、また、二
成分現像剤を用いる現像装置では現像剤中のトナー量を
安定化するためである。このため、現像剤容器内のパド
ルやスクリュ等の現像剤攪拌搬送部材を高速駆動する
が、これに伴い摩擦熱が発生して、現像剤を加熱してし
まい、現像剤が劣化しやすくなる。また、現像装置、さ
らには周辺の作像装置の温度上昇を招き、画像形成装置
の動作上または画像品質上問題を発生することがあっ
た。
【0003】このような問題を解決するために、現像剤
容器の外側を空冷する装置が多数提案されている(例え
ば、特開平5−188754号公報参照)。特に、現像
剤容器内の現像剤を効率良く冷却するために、現像剤と
の接触面積の多い、現像剤容器の底面を冷却することは
有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、画像形成装置の
小型化のため、感光体ドラム等の像担持体を小型化する
傾向にある。このような画像形成装置では、感光体ドラ
ムの周囲に配置される現像装置の周囲にも空間的余裕が
なくなり、上述のような現像剤容器を直接に冷却するた
めの装置を現像装置に近接して設ける事が困難になって
いる。また、現像装置よりも下流の感光体ドラム周囲に
は、転写体または中間転写体へ感光体ドラム上のトナー
像を転写する転写装置、転写体または中間転写体の搬送
経路が配置されているため、特に空間的余裕がない状態
となっている。さらに、フルカラー画像形成装置などで
は、各色の作像装置が配置されるため、空間的余裕がさ
らになくなり、深刻な問題となっている。
【0005】本発明は、上記背景に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、現像装置近傍に空間的
余裕のないレイアウトにおいても、現像装置の現像剤容
器の冷却をおこなうことのできる画像形成装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、現像剤を担持搬送する現像剤担
持体と、該現像剤担持体に供給する現像剤を収容する現
像剤容器と、該現像剤容器内の現像剤を攪拌する現像剤
攪拌搬送部材とを備えた現像装置にて、像担持体上の静
電潜像を現像する画像形成装置において、上記現像剤容
器の底部に蓄積される熱を、他の位置まで伝導するため
の熱伝導部材と、該他の位置を冷却する冷却手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0007】請求項1の画像形成装置においては、熱伝
導部材により現像剤容器底部に蓄積される熱を底部から
他の位置まで伝導し、該位置で冷却手段により熱伝導部
材を冷却する。そこで、現像剤容器の下方に空間的余裕
がなく、現像剤容器底部を直接冷却するための手段を設
けることができないレイアウトにおいても、現像装置の
現像剤容器の冷却をおこなうことができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記熱伝導部材が現像剤容器の長手方向に
関し画像形成領域よりも延伸しており、上記冷却手段が
画像形成領域よりも延伸した領域を冷却することを特徴
とするものである。
【0009】請求項2の現像装置においては、現像剤容
器底部にの蓄熱される熱を、熱伝導部材が画像形成領域
より延伸した、画像形成領域外へ伝導し、そこで冷却す
る。画像形成領域外は、画像形成領域よりも空間的制約
が少ないため、冷却効率が良くなるよう冷却手段を配置
することができる。よって、良好な冷却効果を得ること
ができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の画像形成装
置において、上記現像剤容器が長手方向に関し、画像形
成領域よりも延伸していることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項3の画像形成装置においては、熱伝
導部材による画像形成領域外への熱伝導に加え、現像剤
容器内で、現像剤が画像形成領域よりも延伸している部
分へ移動することで、画像形成領域外への熱伝導をおこ
なうことができる。よって、より効率的な冷却効果を得
ることができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1、2または3
の画像形成装置において、上記熱伝導部材がアルミニウ
ムよりなることを特徴とするものである。
【0013】請求項4の画像形成装置においては、安価
な熱伝導部材を構成することができる。
【0014】請求項5の発明は、請求項1、2または3
の画像形成装置において、上記熱伝導部材が銅よりなる
ことを特徴とするものである。
【0015】請求項5の画像形成装置においては、熱伝
導部材の熱伝導率がよく、良好な冷却効果が得られる。
具体的には、同一形状のアルミニウムよりなる熱伝導部
材に比較して、約2倍の冷却効率を得ることができる。
【0016】請求項6の発明は、請求項1、2または3
の画像形成装置において、上記熱伝導部材がヒートパイ
プにより構成されることを特徴とするものである。
【0017】請求項6の画像形成装置においては、ヒー
トパイプを用いることで、大きな熱伝導効率が得られ、
良好な冷却効果が得られる。
【0018】請求項7の発明は、請求項1、2または3
の画像形成装置において、上記熱伝導部材が蛇行細管型
のヒートパイプにより構成されることを特徴とするもの
である。
【0019】請求項7の画像形成装置においては、薄板
形状の蛇行細管型のヒートパイプを用いることで、小型
で、良好な冷却効果が得られる。
【0020】請求項8の発明は、請求項1、2、4、
5、6または7の画像形成装置において、上記現像剤容
器と上記熱伝導部材とが一体成形されていることを特徴
とするものである。
【0021】請求項8の画像形成装置においては、現像
剤容器と熱伝導部材とが一体成形されているため、部品
点数を少なくすることができ、さらに、熱伝達の損失が
少なくなり効率な冷却効果が得られる。
【0022】請求項9の発明は、請求項1、2、4、
5、6または7の画像形成装置において、上記現像剤容
器と上記熱伝導部材とが別個の部材から構成されてお
り、それらが熱的に密着していることを特徴とするもの
である。
【0023】請求項9の画像形成装置においては、現像
剤容器と熱伝導部材とを別個の材料によって構成するこ
とにより、価格と冷却効果とを両立させた構成にしやす
い。
【0024】請求項10の発明は、請求項1、2、4、
5、6、7、8または9の画像形成装置において、上記
熱伝導部材の冷却される部分以外を断熱部材により覆う
ことを特徴とするものである。
【0025】請求項10の画像形成装置においては、熱
伝導部材が現像装置以外からの熱の授受をすることによ
って生じる冷却効果の低下を防止する。
【0026】請求項11の発明は、請求項1、2または
3の画像形成装置において、上記冷却手段が気流による
脱熱手段であることを特徴とする
【0027】請求項11の画像形成装置においては、簡
易な構成の空冷機構により冷却を行うことができる。
【0028】請求項12の発明は、請求項1、2または
3の画像形成装置において、上記冷却手段が液流による
脱熱手段であることを特徴とするものである。
【0029】請求項12の画像形成装置においては、冷
却手段が気流による脱熱手段に比較し、熱伝導部材との
熱交換係数を十分に高めることができ、非常に高い冷却
効果を得ることができる。
【0030】請求項13の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7、8、9,10、11または12の画像
形成装置において、上記冷却手段により冷却される部分
にヒートシンクを設けたことを特徴とするものである。
【0031】請求項13の画像形成装置においては、冷
却手段により冷却される部分にヒートシンクを設けたこ
とで、伝導されてきた熱を非常に効率よく冷却すること
ができる。
【0032】請求項14の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7、8、9,10、11、12または13
の画像形成装置において、並列配置された複数の像担持
体と、該複数の像担持体上に個別に画像を形成するため
の現像装置と、転写体を搬送し、該転写体上に該複数の
像担持体上に形成されたトナー像を順次転写する転写装
置とを有することを特徴とするものである。
【0033】請求項14の画像形成装置においては、現
像装置周囲に空間的余裕がない直接転写方式を用いるタ
ンデム型フルカラー画像形成装置においても、現像装置
の現像剤容器の冷却をおこなうことができる。
【0034】請求項15の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7、8、9,10、11、12または13
の画像形成装置において、並列配置された複数の像担持
体と、該複数の像担持体上に個別に画像を形成するため
の現像装置と、該複数の像担持体上に形成されたトナー
像を順次転写される中間転写体と、該中間転写体上の画
像を転写体に転写する転写装置とを有することを特徴と
する画像形成装置。
【0035】請求項15の画像形成装置においては、現
像装置周囲に空間的余裕がない中間転写方式を用いるタ
ンデム型フルカラー画像形成においても、現像装置の現
像剤容器の冷却をおこなうことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置を、
像担持体をタンデム配列したフルカラー複写機を用いた
一実施形態を用いて説明する。実施形態に係るタンデム
型フルカラー複写機は図示しない画像読取部(以下、
「スキャナ部」という)と画像形成部(以下、「プリン
タ部」という。)とから構成されている。
【0037】スキャナ部では、原稿のカラー画像情報
を、例えばBlue(以下、「B」という)、Gree
n(以下、「G」という)、Red(以下、「R」とい
う)の色分解光として読み取り、電気的な画像信号に変
換する。これにより得たB、G、Rの各画像信号は、そ
の強度レベルに基づいて、図示しない画像処理部で色変
換処理が行われる。この色変換処理によって、イエロー
(以下、「Y」という)、シアン(以下、「C」とい
う)、マゼンタ(以下、「M」という)、ブラック(以
下、「Bk」という)のカラー画像データとなる。
【0038】図1はプリンタ部の概略構成図である。プ
リンタ部では、上記スキャナ部で得たカラー画像データ
に基づいて画像形成が行われる。本実施形態では、像担
持体として、4つの感光体ドラム10Y,10C,10
M,10Bkが設けられており、図中左側からY、C、
M、Bkに対応する各感光体ドラムがほぼ同一な平面上
に並列配置されている。各感光体ドラム10Y,10
C,10M,10Bkは、それぞれに対して設けられた
帯電手段としての帯電装置11Y,11C,11M,1
1Bk、図示しない露光手段としての光書き込みユニッ
ト、現像手段としての現像装置13Y,13C,13
M,13Bkが配設されている。
【0039】各感光体ドラム10Y,10C,10M,
10Bkは、それぞれに対して設けられた帯電装置11
Y,11C,11M,11Bkにより、その表面を例え
ば負極性に一様に帯電される。そして、帯電された各感
光体ドラム10Y,10C,10M,10Bkは、各感
光体ドラムのそれぞれに対して設けられた図示しない光
書込ユニットにより光書き込みLY,LC,LM,LBkが
行われる。これにより、各感光体ドラム上に各画像デー
タに対応した静電潜像が形成される。該静電潜像は、各
感光体ドラムのそれぞれに対して設けられた現像手段と
しての現像装置13Y,13C,13M,13Bkによ
って、負極性に帯電された各色トナーにより反転現像さ
れ、各感光体ドラムに各色のトナー像が形成される。
【0040】各感光体ドラム10Y,10C,10M,
10Bkに対向して各感光体ドラム上に形成されたイエロ
ー,シアン,マゼンタ,ブラックの各色のトナー像を順
次転写される中間転写体としての中間転写ベルト120
と、中間転写ベルト120を架橋する複数個のローラ1
21,122,123,124と、中間転写ベルト12
0を介して各感光体ドラムに対向する一次転写ローラ1
30Y,130C,130M,130Bkと、中間転写ベ
ルト上120のトナー像を転写材上に転写する2次転写
ローラ140が設けられている。
【0041】各感光体ドラム10Y,10C,10M,
10Bk上に形成されたイエロー,シアン,マゼンタ,ブ
ラックの各色のトナー像は一次転写ローラ130Y,1
30C,130M,130Bkにより順次中間転写ベルト
120上に転写され、中間転写ベルト120上に各色ト
ナー像が重ね合わさった多色トナー像が形成される。一
方、給紙部15より、中間転写体120と2次転写ロー
ラ140との間に形成される転写材搬送経路に向けて転
写材Pが給紙される。そして、2次転写ローラ140に
より、中間転写ベルト120上より転写材P上に、多色
トナー像が一括転写される。さらに、転写材P上に転写
された多色トナー像は定着装置150より定着され、多
色画像が形成される。
【0042】一方、上記トナー像の転写材100への転
写後、各感光体ドラム10Y,10C,10M,10B
k上に残留した転写残トナーは、各感光体ドラムに対し
て設けられたクリーニング手段としてのクリーニング装
置14Y,14C,14M,14Bkのクリーニングブ
レードにより除去される。さらに、各感光体ドラムに対
して設けられた除電手段としての除電ランプ15Y,1
5C,15M,15Bkにより除電され、次の画像形成工
程に備える。また、多色トナー像を一括転写した後の中
間転写ベルト120上に付着した残トナーは、図示しな
い中間転写ベルトクリーニング装置により除去される。
【0043】次に、現像装置の構成について説明する。
現像装置13Y,13C,13M,13Bkは、収容さ
れるトナー以外は、同一の構成を有し、同一の動作をす
るので、現像装置13として説明する。図3(a)は現
像装置13の現像スリーブ200の軸に垂直な面から見
た断面図、図3(b)は現像スリーブ200長手方向か
らみた断面図である。現像装置13は、トナー及び磁性
キャリアよりなる二成分現像剤(以下、現像剤という)
を用いるニ成分現像装置である。現像装置13の現像ケ
ーシングは、現像剤を収容する現像剤容器201を形成
している。この現像剤容器201には、感光体ドラム1
0に向けた開口部が形成され、該開口部を介して一部が
露出するように現像剤容器201内に、現像剤担持体と
しての多極の固定磁石を内包するアルミ製の現像スリー
ブ200が設けられている。また、現像スリーブ200
に担持されて感光体ドラム10との対向部に搬送される
現像剤量を規制するドクタブレード202、現像剤容器
201内の現像剤を撹拌しながら現像スリーブ200に
搬送する現像剤撹拌スクリュー203、204を備えて
いる。さらに、現像剤容器201には、現像剤容器20
1に収容されている現像剤のトナー濃度を検出するため
の図示しないトナー濃度センサが設置されている。ま
た、図3(b)中lpは画像形成領域の幅、ltは転写
体の幅を示す。
【0044】上記構成の現像装置13では、現像剤撹拌
スクリュー203、204が回転することにより、現像
剤容器201に収容されている現像剤が、撹拌されなが
ら現像スリーブ200近傍へ搬送される。ここで、現像
剤中のトナーは磁性キャリアとの撹拌によって負極性に
帯電している。この現像剤は、現像スリーブ200の回
転により現像スリーブ200上に汲み上げられる。そし
て、ドクタブレード202で薄層化された後、現像位置
まで搬送される。現像スリ−ブ200には図示しない現
像バイアス電源によって負の直流電圧Vdcに交流電圧
Vacが重畳された現像バイアスが印加されており、現
像スリーブ200と感光体ドラム10との間に現像電界
が形成されることで、現像スリーブ200上の負極性に
帯電したトナーを感光体ドラム10に向けて供給する。
現像終了後の現像剤は現像スリーブ200によって搬送
され、再び現像剤容器201内に戻される。また、図示
されないトナー濃度検出手段等により、現像剤中のトナ
ー濃度を監視し、現像工程にて使用された量のトナー
を、図示しないトナー補給手段により現像剤中に補給す
ることで、現像剤容器201ないのトナー濃度を一定に
保っている。
【0045】ところで、現像装置13では、現像剤攪拌
スクリュー203、204や現像スリーブ200の回転
によって現像剤は摩擦熱を発生する。ここで、現像剤は
現像装置13内のあらゆる位置を絶えず循環しているた
めに、現像装置13内の現像剤全体はほぼ同じ温度に上
昇することになる。加熱された現像剤の多くは現像剤容
器201の下部に存在しているために、現像装置13の
外側表面で温度を測定すると、現像剤容器201の底部
が最も高い温度を示す。そこで、現像剤容器201の、
画像形成に関わる画像形成領域に対応する現像剤容器の
底部の温度を冷却し、現像剤容器201内の現像剤の温
度を冷却したい。
【0046】しかしながら、上記フルカラー複写機で
は、現像剤容器201の下部には中間転写ベルト120
が配設されているため、現像剤容器201底部を直接冷
却する装置を設けることが困難である。そこで、本実施
形態のフルカラー複写機では、現像スリーブ200の長
手方向に関し画像形成領域に対応する部分の現像剤容器
201底部に蓄積される熱を、他の部分まで伝導し、他
の部分を冷却することで現像剤容器201内の現像剤を
冷却する。
【0047】図4(a)は、本実施形態の現像装置の冷
却機構の概略構成をしめす現像スリーブ200軸に対し
て垂直な面の断面図、図4(b)は現像スリーブ200
の長手方向から見た断面図である。
【0048】現像剤容器201の底部には、該底部のほ
ぼ全体を覆い、さらに現像剤容器201後端部よりも延
伸した熱伝導部材205を設けている。この熱伝導部材
205は現像剤容器201の底部と熱的に密着してい
る。また、現像剤容器201は、内部の現像剤の熱を熱
伝導部材205に効率良く伝達できるようアルミニウム
によって成形されている。なお、一般的に冷却を考慮し
ない現像装置では、製造コストや軽量などの点から現像
剤容器は樹脂性のものが使用されている。そして、熱伝
導部材205の現像剤容器201後端部突出した部分に
は、熱的に密着したヒートシンクとしての冷却フィン2
06が設けられており、この冷却フィン206を後述す
る冷却手段により冷却する。この現像装置13では、現
像剤容器201の長さはは画像形成領域lpに端部の余
裕度を含めた必要最小限のものとなっている。そこで、
熱伝導部材205により、画像形成領域lp対応する部
分の現像剤容器201の底部に蓄熱される熱を現像剤容
器201後端部より延伸した部分まで伝導し、さらに該
部分に設けられた冷却フィン206に伝導する。そし
て、冷却ファン206を冷却することで、現像剤容器2
01内の現像剤を冷却することができる。熱伝導部材2
05としては、蛇行細管型のヒートパイプにより構成さ
れる板状のヒートパイプであるアクトロニクス株式会社
製、商品名ヒートレーンを用いた。ヒートレーンの厚み
としては、1.3mmのものを使用した。また、現像剤
の摩擦による発熱が比較的小さい場合には、ヒートレー
ンより安価な銅などの熱伝導率の高い金属板によって熱
伝導部材205を構成することもできる。この場合、熱
導伝部材205の形状は平板でよいが、冷却フィン20
6への熱伝達効率を高めるためには厚めのものを使用す
ることが好ましい。
【0049】次に、冷却フィン206を冷却する冷却手
段について説明する。図20に、空冷の冷却手段を用い
た場合の底面図である。冷却手段としては、各現像装置
13Y、13C、13M、13Bkの現像剤容器201
Y、201C、201M、201Bkの後端部より延伸
した部分の熱伝導部材205Y、205C、205M、
205Bkに設けられた冷却フィン206Y、206
C、206M、206Bkに空冷用の気流を送風する送
風路220と、送風路220中に外気を導入し、送風路
220から排気するための送風手段としてのファン23
0とを備えている。ファン230により送風路220中
に導入された外気により、冷却フィン206Y、206
C、206M、206Bkを空冷し、該空気を排気する
ことで、冷却フィン206Y、206C、206M、2
06Bkを脱熱冷却する。
【0050】また、冷却液による冷却手段を用いてもよ
い。図21は冷却液による冷却手段を用いた場合の底面
図である。冷却手段としては、各現像装置13Y、13
C、13M、13Bkに設けられた冷却フィン206
Y、206C、206M、206Bkに冷却液を送る流
路240と、流路240中の冷却液を環流させるポンプ
と、冷却液の熱を空気中に放熱するラジエター260と
を備えている。環流する冷却液により、冷却フィン20
6Y、206C、206M、206Bkを脱熱冷却し、
該冷却液の熱を空気中に放熱し、再度冷却液を冷却フィ
ン206Y、206C、206M、206Bkに送り脱
熱冷却する。冷却液としては、水またはオイル等を用い
る。冷却液を用いる冷却手段は、空冷の冷却手段に較
べ、ラジエター260を設けるので装置が複雑となる
が、脱熱作用が大きいというメリットがある。よって、
同じ熱量を脱熱しようとしたとき、空冷の冷却手段に較
べ、冷却フィン206Y、206C、206M、206
Bkの大きさを小さくすることが可能となる。そこで、
カラー複写機の奥行に関して制限がある場合等は、現像
剤容器201Y、201C、201M、201Bkの後
端部より延伸した部分に配置される冷却フィン206
Y、206C、206M、206Bkを小さくし、離れ
た位置にラジエター260を設けるという配置がとれる
というメリットがある。ラジエター260は、外気と直
接触れることができるカラー複写機の側面、底面または
背面等に配置することで、自然空冷する。また、外気を
送風して強制空冷するよう構成することで、より冷却効
果を高めることができる。
【0051】このように、本実施形態のカラー複写機で
は、各現像装置13Y、13C、13M、13Bkの下
方には中間転写ベルト120が配置されているため空間
的余裕がなく、現像剤容器201Y、201C、201
M、201Bk底部を直接冷却するための手段を設ける
ことができない。しかしながら、現像装置13Y、13
C、13M、13Bkの下方に空間的余裕のくても、各
現像装置13Y、13C、13M、13Bkの現像剤容
器201Y、201C、201M、201Bkの後端部
より延伸した空間的余裕のある位置に上述のような冷却
手段を設け、該位置まで熱伝導部材205Y、205
C、205M、205Bkにより熱を伝導して冷却する
ことで、現像剤容器201Y、201C、201M、2
01Bkを冷却することができる。また、現像剤容器2
01Y、201C、201M、201Bkの後端部より
延伸した空間的余裕のある位置に冷却フィン206Y、
206C、206M、206Bkや冷却手段を設けるの
で、配置の自由度が大きく冷却効果を得やすい設計をす
ることが可能である。
【0052】次に、現像装置13の変形例について説明
する。
【0053】[変形例1]図5(a)は、変形例1に係
る現像装置13の現像スリーブ200軸に対して垂直な
面の断面図、図5(b)は現像スリーブ200長手方向
からみた断面図である。上述の実施形態の現像装置にお
いて、現像剤容器201が後方に延伸されており、画像
形成領域lpより大幅に大きくなっている。延伸された
現像剤容器201の底部全体には、熱的に密着した熱伝
導部材205を設けている。そして、現像剤容器201
の画像形成領域Lpより大幅延伸しれた部分の熱伝導部
材205の下方に冷却フィン206が設けられている。
変形例1の現像装置では、現像剤容器201内の現像剤
は現像剤攪拌スクリュー203、204の回転により循
環しているため、現像剤容器201の延伸された部分に
一時的に存在する現像剤に対して大きな冷却効果をもた
らすことができる。よって、現像装置13の熱伝導部材
205による熱伝導に加え、現像剤の循環そのものが熱
伝導をしており、より効率的な冷却効果を得ることがで
きる。
【0054】[変形例2]図6(a)は、変形例2に係
る現像装置13の現像スリーブ200軸に対して垂直な
面の断面図、図6(b)は現像スリーブ200長手方向
からみた断面図である。上述の変形例1の現像装置にお
いて、熱伝導部材205を別途設けることなく、現像剤
容器201が熱伝導部材として機能するよう構成したも
のである。現像剤容器201としてアルミニウムで形成
されており、軸方向への熱伝達を良好とするために現像
剤容器201底部のアルミニウム肉厚を厚くしている。
これにより、簡易な構成で、現像剤容器201を冷却す
ることができる。現像剤摩擦による発熱量が比較的小さ
い場合には有効な装置である。
【0055】[変形例3]図7(a)は、変形例3に係
る現像装置13の現像スリーブ200軸に対して垂直な
面の断面図、図7(b)は現像スリーブ200長手方向
からみた断面図である。上述の変形例1の現像装置にお
いて、現像剤容器201の底部に熱伝導部材として板状
部材の代わりに、円筒状ヒートパイプを設けている。ま
た、現像剤容器201は、現像剤中の熱をヒートパイプ
に効率良く伝達できるようにアルミニウムによって成形
されている。そして、冷却部ではヒートパイプ並びにア
ルミニウム製の現像剤容器201底部に冷却フィン20
6が設けられている。このような構成により、小型で高
効率な冷却をおこなうことができる。
【0056】[変形例4]図8(a)は、変形例4に係
る現像装置13の現像スリーブ200軸に対して垂直な
面の断面図、図8(b)は現像スリーブ200長手方向
からみた断面図である。上述の変形例3の現像装置にお
いて、現像剤容器201の底部に熱伝導部材として円筒
状ヒートパイプを設ける代わりに、現像剤容器201底
部の一部にスクリュ軸に沿った方向に延びる空洞(断面
は例えば三角形)を設け、空洞内を真空にして、ヒート
パイプ内で使用される作動液を封入している。これによ
り、現像剤容器201底部の一部をヒートパイプとして
いる。また、現像剤容器201は、現像剤中の熱をヒー
トパイプに効率良く伝達できるようにアルミニウムによ
って成形されている。この現像装置では、さらに小型で
高効率な冷却をおこなうことができる。
【0057】[変形例5]図9(a)は、変形例5に係
る現像装置13の現像スリーブ200軸に対して垂直な
面の断面図、図9(b)は現像スリーブ200長手方向
からみた断面図である。上述の変形例1の現像装置にお
いて、さらに、現像剤攪拌スクリュ203、204の間
にあるアルミニウム形成された敷居部を現像剤容器20
1よりも上方に延長して熱伝導部材207とし、そこに
別の冷却フィン208を設置したものである。変形例1
の現像装置の冷却効果に加え、現像剤容器201底部か
ら近い位置に冷却フィン208を設け、該冷却フィン2
08を冷却するので、非常に高効率な冷却をおこなうこ
とができる。さらにドクタブレード202で規制され
て、現像スリーブ200上に保持されている現像剤に対
しても冷却を行うことができる。
【0058】[変形例6]図10(a)は、変形例6に
係る現像装置13の現像スリーブ200軸に対して垂直
な面の断面図、図10(b)は現像スリーブ200長手
方向からみた断面図である。この現像装置13は、現像
剤容器201が熱伝導部材として機能するよう構成した
ものであり、現像剤容器201自体をヒートレーンで構
成している。さらに、現像剤容器201の底部からの現
像剤攪拌スクリュ203,204それぞれを囲み上方に
延伸する部分を設けている。そして、上方に延長した部
分に、冷却フィン208を設置している。このように、
ヒートレーンによって構成した現像剤容器201の上方
に延伸する部分により、現像剤容器201の底部の熱
を、底部から近い位置の冷却フィン208に伝導し、該
冷却フィン208を冷却するので、非常に高効率な冷却
をおこなうことができる。また、ヒートレ−ンの代わり
に、銅またはアルミニウムで上記構成の現像装置13を
形成することもできる。
【0059】[変形例7]図11(a)は、変形例7に
係る現像装置13の現像スリーブ200軸に対して垂直
な面の断面図、図11(b)は現像スリーブ200長手
方向からみた断面図である。この現像装置13は、変形
例6の現像装置において、現像剤容器201後端部の冷
却フィン206もを設け、併せて冷却することで、さら
に高効率な冷却をおこなうものである。
【0060】[変形例8]変形例8の現像装置は、上記
実施形態の現像装置、変形例1〜変形例7の現像装置に
おいて、冷却フィンを設けた部分以外の熱伝導部材20
5表面に断熱部材209を設けたものである。上記実施
形態の現像装置に対応する変形例8の現像装置を図12
(a)、(b)にしめす。また、変形例1〜変形例7に
対応する変形例8の現像装置を、図13(a)、(b)
〜図19(a)、(b)にそれぞれ示す。一般的にカラ
ー複写機内には、図示しないモータ、定着装置15等の
様々な発熱源があり、現像装置13周囲の温度が現像装
置13内の温度よりも上昇している場合がある。このよ
うな場合、現像装置13の熱を他の位置まで伝導する熱
伝導部材205が、逆に周囲の熱を奪って、現像装置1
3に熱を伝導してしまう虞がある。そこで、冷却フィン
を設けた部分以外の熱伝導部材205表面に断熱部材2
09を設け、周囲からの熱を断熱する。断熱部材209
としては、熱伝導率の低いフェルト、発泡樹脂、発泡ゴ
ム等を用いることができる。
【0061】以上述べたように、本実施形態のカラー複
写機によれば、現像装置近傍に空間的余裕のないレイア
ウトにおいても、現像装置の現像剤容器の冷却をおこな
うことができる。
【0062】また、上記実施形態では、二成分現像装置
を採用し、転写装置として中間転写体を用いるタンデム
型フルカラー複写機を用いて本発明を説明したが、図2
に示すような、転写装置として転写搬送ベルトを用い、
転写搬送ベルトで搬送される転写体上に順次各感光体ド
ラム10Y,10C,10M,10Bk上のトナーを転
写して画像を形成するカラー複写機等の画像形成装置に
も、本発明を適用することもでき、同様の効果が得られ
る。また、上記実施形態で説明した、像担持体をタンデ
ム配列したカラー複写機に限らず、現像装置近傍に空間
的余裕のないレイアウトの画像形成装置に本発明を適用
することもでき、同様の効果が得られる。また、二成分
現像装置に限らず、一成分現像装置の現像装置の冷却に
も本発明を適用することもでき、同様の効果が得られ
る。
【0063】
【発明の効果】請求項1乃至15の発明によれば、現像
装置近傍に空間的余裕のないレイアウトにおいても、現
像装置の現像剤容器の冷却をおこなうことのできるとい
う優れた効果がある。
【0064】特に、請求項2の発明によれば、空間的制
約が少ない画像形成領域の外側において、冷却効率が良
くなるよう冷却手段を配置することができるという優れ
た効果がある。
【0065】特に、請求項3の発明によれば、より効率
的な冷却効果を得ることができるという優れた効果があ
る。
【0066】特に、請求項4の発明によれば、安価な構
成することができるという優れた効果がある。
【0067】特に、請求項5の発明によれば、熱伝導率
がよく、良好な冷却効果が得られるという優れた効果が
ある。
【0068】特に、請求項6の発明によれば、良好な冷
却効果がよいという優れた効果がある。
【0069】特に、請求項7の発明によれば、小型で、
良好な冷却効果が得られるという優れた効果がある。
【0070】特に、請求項8の発明によれば、部品点数
を少なくすることができ、さらに、熱伝達の損失が最も
少なくなり、良好な冷却を行うことができるという優れ
た効果がある。
【0071】特に、請求項9の発明によれば、価格と冷
却機能を両立させた構成にしやすいという優れた効果が
ある。
【0072】特に、請求項10の発明によれば、冷却効
果の低下を防止するという優れた効果がある。
【0073】特に、請求項11の発明によれば、冷却手
段を簡易にすることができるという優れた効果がある。
【0074】特に、請求項12の発明によれば、非常に
高い冷却効果を得る冷却手段にすることができるという
優れた効果がある。
【0075】特に、請求項13の発明によれば、非常に
高い冷却効果を得る冷却手段にすることができるという
優れた効果がある。
【0076】特に、請求項14の発明によれば、直接転
写方式を用いるタンデム型フルカラー画像形成装置にお
いても、現像装置の現像剤容器の冷却をおこなうことが
できるという優れた効果がある。
【0077】特に、請求項15の発明によれば、中間転
写方式を用いるタンデム型フルカラー画像形成装置にお
いても、現像装置の現像剤容器の冷却をおこなうことが
できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る中間転写体を用いたプリンタ部
の概略構成図。
【図2】転写搬送ベルトを用いたプリンタ部の概略構成
図。
【図3】(a)現像装置の現像スリーブ軸に対して垂直
な面の断面図。 (b)現像装置の現像スリーブ長手方向からみた断面
図。
【図4】(a)実施形態に係る現像装置の現像スリーブ
軸に対して垂直な面の断面図。 (b)実施形態に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図5】(a)変形例1に係る現像装置の現像スリーブ
軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例1に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図6】(a)変形例2に係る現像装置の現像スリーブ
軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例2に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図7】(a)変形例3に係る現像装置の現像スリーブ
軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例3に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図8】(a)変形例4に係る現像装置の現像スリーブ
軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例4に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図9】(a)変形例5に係る現像装置の現像スリーブ
軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例5に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図10】(a)変形例6に係る現像装置の現像スリー
ブ軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例6に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図11】(a)変形例7に係る現像装置の現像スリー
ブ軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例7に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図12】(a)変形例8に係る現像装置の現像スリー
ブ軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例8に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図13】(a)変形例8に係る現像装置の現像スリー
ブ軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例8に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図14】(a)変形例8に係る現像装置の現像スリー
ブ軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例8に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図15】(a)変形例8に係る現像装置の現像スリー
ブ軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例8に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図16】(a)変形例8に係る現像装置の現像スリー
ブ軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例8に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図17】(a)変形例8に係る現像装置の現像スリー
ブ軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例8に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図18】(a)変形例8に係る現像装置の現像スリー
ブ軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例8に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図19】(a)変形例8に係る現像装置の現像スリー
ブ軸に対して垂直な面の断面図。 (b)変形例8に係る現像装置の現像スリーブ長手方向
からみた断面図。
【図20】空冷の冷却手段を用いた場合の底面図。
【図21】冷却液の冷却手段を用いた場合の底面図。
【符号の説明】
10Y、C、M、Bk 感光体ドラム 11Y、C、M、Bk 帯電装置 13Y、C、M、Bk 現像装置 14Y、C、M、Bk クリーニング装置 15Y、C、M、Bk 除電装置 120 中間転写ベルト 130Y、C、M、Bk 一次転写ローラ 140 二次転写ローラ 150 定着装置 160 転写搬送ベルト 170Y、C、M、Bk 転写ローラ 200 現像スリーブ 201 現像剤容器 202 ドクターブレード 203、204 現像剤攪拌スクリュ 205 熱伝導部材 206 冷却フィン 207 熱伝導部材 208 冷却フィン 209 断熱部材 220 送風路 230 ファン 240 流路 250 ポンプ 260 ラジエター

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、該
    現像剤担持体に供給する現像剤を収容する現像剤容器
    と、該現像剤容器内の現像剤を攪拌する現像剤攪拌搬送
    部材とを備えた現像装置にて、像担持体上の静電潜像を
    現像する画像形成装置において、 上記現像剤容器の底部に蓄積される熱を、他の位置まで
    伝導するための熱伝導部材と、該他の位置を冷却する冷
    却手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、上記熱
    伝導部材が現像剤容器の長手方向に関し画像形成領域よ
    りも延伸しており、上記冷却手段が画像形成領域よりも
    延伸した領域を冷却することを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、上記現
    像剤容器が長手方向に関し、画像形成領域よりも延伸し
    ていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3の画像形成装置にお
    いて、上記熱伝導部材がアルミニウムよりなることを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2または3の画像形成装置にお
    いて、上記熱伝導部材が銅よりなることを特徴とする画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2または3の画像形成装置にお
    いて、上記熱伝導部材がヒートパイプにより構成される
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2または3の画像形成装置にお
    いて、上記熱伝導部材が蛇行細管型のヒートパイプによ
    り構成されることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項1、2、4、5、6または7の画像
    形成装置において、上記現像剤容器と上記熱伝導部材と
    が一体成形されていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項1、2、4、5、6または7の画像
    形成装置において、上記現像剤容器と上記熱伝導部材と
    が個別の部材から構成されており、それらが熱的に密着
    していることを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】請求項1、2、4、5、6、7、8また
    は9の画像形成装置において、上記熱伝導部材の冷却さ
    れる部分以外を断熱部材により覆うことを特徴とする画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】請求項1、2または3の画像形成装置に
    おいて、上記冷却手段が気流による脱熱手段であること
    を特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】請求項1、2または3の画像形成装置に
    おいて、上記冷却手段が液流による脱熱手段であること
    を特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11または12の画像形成装置におい
    て、上記冷却手段により冷却される部分にヒートシンク
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12または13の画像形成装置に
    おいて、並列配置された複数の像担持体と、該複数の像
    担持体上に個別に画像を形成するための現像装置と、転
    写体を搬送し、該転写体上に該複数の像担持体上に形成
    されたトナー像を順次転写する転写装置とを有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12または13の画像形成装置に
    おいて、並列配置された複数の像担持体と、該複数の像
    担持体上に個別に画像を形成するための現像装置と、該
    複数の像担持体上に形成されたトナー像を順次転写され
    る中間転写体と、該中間転写体上の画像を転写体に転写
    する転写装置とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
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