JP2009300852A - 冷却装置、画像形成装置および冷却方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置内の複数の温度上昇箇所であるY,M,C,K用の現像装置にそれぞれ設けられ、冷却液が現像装置の熱を受ける受熱部と、各受熱部にそれぞれ対応する複数の冷却手段とを有している。冷却液を内包する冷却管は、受熱部と冷却手段とを直列に連結している。
【選択図】図4
Description
図に示すように、液冷方式の冷却装置は、冷却液を内包する冷却管83と、ラジエータ81aと冷却ファン81bとで構成され冷却管内の冷却液を冷却する冷却手段81と、装置の温度上昇箇所300に設けられ、冷却液が温度上昇箇所300の熱を奪う受熱部82と、冷却管内の冷却液を冷却手段81と受熱部82との間で循環させるための搬送手段たるポンプ84とを備えている。冷却手段81で冷却された冷却管内の冷却液が受熱部82へ流れ、温度上昇箇所300の熱を奪って温度上昇箇所300を冷却する。受熱部82で加熱された冷却管内の冷却液は、ラジエータ81aへ流れ、冷却液の熱が冷却ファン81bによって放熱されて冷却される。そして、冷却された冷却管内の液体は、再びポンプ84によって受熱部へ向けて送られる。
また、請求項2の発明は、請求項1の冷却装置において、冷却手段で冷却された冷却液が、対応する温度上昇箇所に設けられた受熱部に流れるまでの間に、対応しない温度上昇箇所に設けられた受熱部に流れないよう、冷却管を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の冷却装置において、前記冷却管は、各受熱部を直列に連結しており、温度上昇箇所が所定の温度以上となったとき、この温度上昇箇所に対応する冷却手段よりも冷却液移動方向上流側の冷却手段の冷却効率を高めるよう制御するよう前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の冷却装置において、ある冷却手段が対応する温度上昇箇所が第1の温度以上となったとき、この冷却手段の冷却効率を高めるよう制御し、ある冷却手段が対応する温度上昇箇所が第1の温度よりも高い第2の温度以上となったとき、この冷却手段よりも冷却液移動方向上流側の冷却手段の冷却効率を高めるよう前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかの冷却装置において、各温度上昇箇所に温度検知手段を設け、これら温度検知手段の値に基づいて、各冷却手段を制御するよう前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至4いずれかの冷却装置において、前記画像形成装置の画像形成開始してからの経過時間に基づいて、各温度上昇箇所の温度を推測し、推測した各温度上昇箇所の温度に基づいて各冷却手段を制御するよう前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至4いずれかの冷却装置において、温度上昇箇所を通過した前記冷却液の温度を検知する冷却液温度検知手段を設け、前記冷却液温度検知手段の値に基づいて、各温度上昇箇所の温度を推測し、推測した各温度上昇箇所の温度に基づいて各冷却手段を制御するよう前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれかの冷却装置において、前記冷却手段は、前記冷却液の熱を放出する放熱手段と、該放熱手段を冷却する冷却ファンとを有することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項請求項1乃至8いずれかの冷却装置において、前記画像形成装置は、複数の現像装置を備え、前記温度上昇箇所が、現像装置であることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項9の冷却装置において、稼動してない現像装置に対応する冷却手段の冷却効率を、稼動中の現像装置に対応する冷却手段の冷却効率よりも低くしたことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項9または10の冷却装置において、他の現像装置に比べて、受熱量の多い現像装置に対応する冷却手段の冷却効率を、他の冷却手段の冷却効率よりも高くしたことを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項1乃至11いずれかの冷却装置を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
また、請求項13の発明は、画像形成装置内の複数の温度上昇箇所を冷却するための冷却液を冷却する冷却手段と、各温度上昇箇所にそれぞれ設けられ、温度上昇箇所の熱を受ける受熱部と冷却液を内包し、複数の受熱部を並列または直列に連結し、内包した冷却液が受熱部と前記冷却手段とを通って循環するように配管された冷却管と、前記冷却管内の冷却液を各受熱部へ搬送するための搬送手段とを備えた冷却装置の冷却方法において、前記冷却手段を複数有し、各冷却手段を、少なくとも一つの温度上昇箇所に対応させ、各冷却手段を、それぞれ対応する温度上昇箇所の温度に基づいて制御することを特徴とするものである。
また、冷却管は、冷却液が複数の受熱部を循環するように配管されているので、ひとつの搬送手段で冷却液を各受熱部に流すことができる。よって、複数の温度上昇箇所それぞれに図15に示すような冷却装置を設けたものに比べて、搬送手段を減らすことでき、装置のコストを低減することができる。
また、冷却手段を複数設け、各冷却手段を、少なくとも一つの温度上昇箇所に対応させ、温度上昇箇所の温度上昇を対応する冷却手段で抑えるよう構成したので、ひとつの冷却手段で全ての温度上昇箇所の温度上昇を抑制するものに比べて、ひとつの冷却手段が温度上昇を抑制する温度上昇箇所の個数を減らすことができる。このように、ひとつの冷却手段が温度上昇を抑制する温度上昇箇所の個数を少なくすることができるので、それぞれの冷却手段の冷却効率は低くても、全ての温度上昇箇所の温度上昇を良好に抑制することができる。その結果、ひとつの冷却手段で全ての温度上昇箇所に対応させたものに比べて、冷却手段の放熱面積が大きくなく冷却効率のあまり高くない小型の冷却手段を用いることができ、冷却装置を小型化することが可能となる。また、冷却手段が冷却ファンを有する場合は、ひとつの冷却手段で全ての温度上昇箇所を冷却するように構成したものに比べて、冷却ファンの回転数を抑えることができ、冷却ファンの風切り音による騒音を抑制することができる。
まず、本第1実施形態に係る複写機の基本的な構成について説明する。図1は、本第1実施形態に係る複写機を示す概略構成図である。この複写機は、プリンタ部1と、白紙供給装置100と、原稿搬送読取ユニット150とを備えている。原稿搬送読取ユニット150は、プリンタ部1の上に固定された原稿読取装置たるスキャナ160と、これに支持される原稿搬送装置たるADF170とを有している。
複写機内には、定着ユニット43や不図示の電源装置、光書込ユニット50、現像装置4Y〜4Kなど、稼動時に熱を発生する部材やユニットが多く設置されている。一方で、熱を発生する部材の周辺には、感光体3Y〜3Kや現像装置4Y〜4Kなどの熱を嫌う部材がある。これは、温度の高い雰囲気下では感光体や現像装置内のトナー等の特性が変化して良好な画像が得られなくなるため、感光体3Y〜Kや現像装置4Y〜4K周囲の温度上昇箇所を、冷却しなければならない。
図2は、実施例1の冷却装置80の概略構成図である。
図に示すように、冷却装置80は、温度上昇箇所である現像装置4Y〜4Kと接触して、冷却液が現像装置から熱を受ける受熱部82Y〜82Kと、各現像装置に対応して設けられ、現像装置4Y〜4Kを冷却するための液体を冷却する冷却手段81Y〜81Kと、受熱部82Y〜82Kを直列に連結して、冷却液を内包する冷却管83と、冷却液を冷却管内で循環させるための搬送手段たる冷却ポンプ84とを有している。
図5に示すように、受熱部82Yは、良熱伝導性部材で形成されたケース82aY内部に良熱伝導性部材で形成された流路82bYが設けられている。そして、図6に示すように現像装置4Yのケース外周面に当接している。
なお、他の受熱部82C〜82Kも同様な構成となっている。
また、冷却ファン81bY〜81bKは、制御手段である制御部200に接続されており、制御部200は、温度検知センサ91Y〜91Kが検知した現像装置の温度に基づいて各冷却ファンの回転数を制御し、ラジエータ81aY〜81aKの冷却効率を制御している。具体的には、温度検知センサ91の検知の結果、現像装置4の温度が所定値以上の場合は、冷却ファン81bの回転数を上げて、ラジエータ81aの冷却効率を上げて、冷却液の温度を下げる。
また、現像装置の温度に基づいて、この現像装置に対応する冷却手段の冷却効率を制御しているので、現像装置が過剰に冷却されるのを防止することができ、現像装置内で結露が発生して、現像装置内部でトナーが結露による水滴で凝集するのを防止することができる。
また、液冷で各現像装置を冷却しているので、空冷で各現像装置を冷却するものに比べて、各現像装置を効率よく冷却でき、装置の温度上昇を十分に抑制することができる。
このように並列配置した場合は、分岐後の各冷却管に流れる流量が少ない。このため、各冷却手段は、冷却効率をあまり高めなくても、温度上昇箇所を冷却するのに十分な温度に冷却液を冷却することができる。よって、冷却手段の冷却ファンの回転数が少なくて済み、冷却ファンを回転させるファンモータの回転音や、冷却ファンの風切り音が小さくて済み、装置騒音を抑制することができる。また、放熱面積が大きく、冷却効率の高いラジエータを用いずとも、十分に冷却液を冷やすことができ、冷却手段を小型化することができる。
また、並列に配置した場合は、各受熱部82Y〜82Kに流れる冷却液の流量にばらつきが生じ、各受熱部における冷却効率が異なる。しかし、図7においては、各現像装置に対応して冷却手段を設けているので、冷却液の流量が少ないところにおいては、冷却手段の冷却効率を高めて、受熱部に流れる冷却液を他より冷やす。これにより、冷却液の流量が少ない受熱部に対応する現像装置の温度上昇も良好に抑制することができる。一方、冷却液の流量が多いところは、冷却手段の冷却効率を他よりも下げて、受熱部に流れる冷却液の温度を他よりも上げることで、多くの冷却液が流れる受熱部に対応する現像装置が冷やされすぎるのを防止することができる。
次に、実施例2について説明する。
定着装置や、電源装置、駆動モータなどの発熱源に近い現像装置は、他の現像装置よりも温度上昇しやすい。このため、他の現像装置よりも温度上昇しやすい現像装置に対応する冷却手段は、他の現像装置に比べて冷却効率を上げる必要がある。
図8は、一般的なラジエータにおける空気流量と熱抵抗との関係を示すグラフである。なお、熱抵抗とは、流入空気温度をTa[℃]、流入冷却液温度をTw[℃]、空気と冷却液との交換熱量をQ[W]とすると、(Tw−Ta)/Q[℃/W]で表すことができるものである。すなわち、熱抵抗が小さいほどラジエータの冷却効率が高いことを意味している。
図8に示すように、空気流量が増えれば、ラジエータの冷却効率は高くなるが、空気流量が多くなるにつれて、熱抵抗の低下率が小さくなってしまう。すなわち、冷却ファンの回転数が多くなるにつれて、ラジエータの冷却効率があまり高まらない。このため、他の現像装置よりも温度上昇しやすい現像装置に対応する冷却ファンの回転数は、他の現像装置に対応する冷却ファンの回転数に比べて、非常に多い回転数で回転することなる。その結果、他の現像装置よりも温度上昇しやすい現像装置に対応する冷却ファンの風切り音や、冷却ファンの駆動モータなどの騒音が大きくなってしまうという不具合が生じる。
図9は、実施例2の冷却装置における制御フローである。なお、実施例2においては、K用の現像装置を例にして説明する。
図9に示すように、制御部200は、まず、K用現像装置4Kが稼動したら、K用現像装置内の温度を温度検知センサ91Kで検知し、検知した現像剤温度(現像装置内温度)が、第1閾値か否かをチェックする(S1)。第1閾値以下(S1のNO)の場合は、制御部200は、K用冷却ファン81bKを初期回転数に設定する(S5)。
一方、現像剤温度(現像装置内温度)が、第1閾値を超えている(S1のYES)場合は、制御部200は、現像剤温度(現像装置温度)が第2閾値を超えているか否かをチェックする(S2)。第2閾値を超えている(S2のYES)場合、現像剤温度(現像装置温度)が第3閾値を超えているか否かをチェックする(S3)。現像剤温度(現像装置温度)が第3閾値を超えている(S3のYES)場合は、現像装置内のトナーが溶融して現像ムラなどを引き起こす可能性があるので、装置の異常であることをユーザーに報知するとともに、K用現像装置の稼動を停止する(S4)。
また、第2閾値を超えていない(S2のNO)場合、K用冷却ファン81bKの回転数を初期回転数から10[%]増加した回転数に設定する(S6)。また、C用冷却ファン81bCの回転数が初期回転数よりも10[%]増加した回転数に設定されており、初期回転数で回転していない(S7のNO)場合は、C用冷却ファン81bCの回転数を初期回転数に戻す(S8)。
また、上述においては、第1閾値、第2閾値、第3閾値の3つの閾値で制御を異ならせているが、更に細かく閾値を設定して制御してもよい。例えば、第1閾値を超えたら、K用冷却ファン81bKの回転数を初期回転数に対して5[%]増加させ、第2閾値を超えたら、K用冷却ファン81bKの回転数を初期回転数に対して10[%]増加させる。そして、第3閾値を超えたら、C用冷却ファン81bCの回転数を初期回転数に対して5[%]増加させ、第4閾値を超えたら、C用冷却ファン81bKの回転数を初期回転数に対して10[%]増加させるように、冷却ファンの回転数を段階的に増加させるよう制御してもよい。また、第1閾値を超えるまでは、K用冷却ファン81bKの回転数をK用現像装置4Kの温度に応じて連続的に制御し、第2閾値を超えるまでは、C用冷却ファン81bCの回転数をK用現像装置4Kの温度に応じて連続的に制御してもよい。
次に、実施例3について説明する。
この実施例3は、温度検知センサを無くして、予め現像装置の温度と稼動時間との関係を実験などで調べておき、現像装置の稼動時間に基づいて、現像装置の温度を推測して、各冷却手段81Y〜81Kの冷却ファン81bY〜81bKを制御するものである。
図11は、フルカラー画像形成時における各冷却手段の冷却ファン81bY〜81bKの制御シーケンス図である。なお、図中縦軸は冷却ファンの回転数であり、横軸は時間である。また、図11は、M色の現像装置4Mが他のユニットから発生した熱の影響を受けて、他の現像装置よりも温度上昇が大きい場合における制御シーケンス図である。
図に示すように、複写機がフルカラー画像を形成すべく、Y,M,C,Kの現像装置を稼動したら、Y,M,C,Kの冷却手段の冷却ファン81bY〜81bKを初期回転数で回転させる。各冷却手段の冷却ファン81bY〜81bKの回転数の大小関係は、Y用冷却ファン81bYの初期回転数をR1−1、M用冷却ファン81bMの初期回転数をR2−1、C用冷却ファン81bCの初期回転数をR3−1、K用冷却ファン81bKの初期回転数をR4−1としたとき、R1−1=R3−1=R4−1<R2−1としている。すなわち、この実施例3においては、M用現像装置4Mの温度上昇が他の現像装置よりも大きいので、M用冷却ファン81bMの初期回転数R2−1を他の冷却ファンの初期回転数よりも大きくしている。
図12は、モノクロ画像を形成時における各冷却手段81Y〜81Kの冷却ファンの制御シーケンス図である。
モノクロ画像の場合は、Y、M、Cの現像装置は、稼動を停止しているため、発熱することがなく、K用の現像装置のみ現像剤の攪拌などにより発熱する。また、M用現像装置は、YやCの現像装置よりも他のユニットからの熱の影響を大きく受けYやCの現像装置よりも温度上昇する。
このため、モノクロ画像形成開始時における各冷却手段の冷却ファンの初期回転数の大小関係は、R1’−1=R3’−1<R2’−1<R4’−1となる。なお、R1’−1は、Y用冷却ファン81bYの初期回転数であり、R2’−1は、M用冷却ファン81bMの初期回転数であり、R3’−1は、C用冷却ファン81bCの初期回転数であり、R4’−1は、K用冷却ファン81bKの初期回転数である。
また、図12からわかるように、各冷却ファンの初期回転数は、フルカラー画像形成時の初期回転数よりも少なくしている。これは、Y、M、Cの現像装置は、稼動していないため、現像剤攪拌時の摩擦熱などが発生しないためY、M、Cの現像装置の発熱量は、フルカラー画像形成時に比べて低くなるため、温度上昇が緩やかになる。また、K用現像装置もK用現像装置に隣接するC用現像装置の熱の影響をほとんど受けないため、フルカラー画像形成時に比べて温度上昇が緩やかになる。このため、フルカラー画像形成時と同じ初期回転数で各冷却ファンを回転させた場合は、各現像装置が冷やされすぎて、結露などが生じるおそれがある。よって、モノクロ画像形成時の各冷却ファンの初期回転数を、フルカラー画像形成時の初期回転数よりも少なくしているのである。
次に、実施例4について説明する。
図13は、実施例4の冷却装置の概略構成図である。
上記実施例1〜3においては、温度上昇箇所である現像装置ひとつずつに対応して冷却手段が設けられているが、この実施例4の冷却装置においては、冷却手段を2つの現像装置に対応させたものである。
まず、各現像装置が稼動したら、制御部は、Y用現像装置とM用現像装置とに対応する冷却手段81YMの冷却ファン81bYMおよびC用現像装置とK用現像装置とに対応する冷却手段81CKの冷却ファン81bCKを初期回転数で回転させる。
さらに、C用現像ユニットおよびK用現像ユニットの両方の温度が第1の閾値を超えた場合は、冷却手段81CKよりも上流側の冷却手段81YMの冷却ファン81bYMの回転数を初期回転数に対して10[%]増加させる。C用現像ユニットおよびK用現像装置の両方の温度が第1の閾値を超えた状態からいずれか一方の温度が第1の閾値となった場合は、冷却手段81YMの冷却ファン81bYMの回転数を初期回転数に戻す。そして、C用現像ユニットおよびK用現像ユニットのいずれか一方の温度が第1の閾値を超えた状態から両方の温度が第1の閾値以下となったら、冷却手段81CKの冷却ファン81bCKの回転数を初期回転数に戻す。
この冷却装置は、電源装置の温度上昇箇所に取り付けた第1受熱部184と、駆動ユニットの温度上昇箇所に取り付けた第2受熱部185と、定着装置の温度上昇箇所に取り付けた第3受熱部186とを有している。
また、第1受熱部184よりも上流側には、電源装置の温度上昇箇所に対応する第1冷却手段181が設けられており、第1受熱部184と第2受熱部185との間には、駆動ユニットの温度上昇箇所に対応する第2冷却手段182が設けられており、第2受熱部185と第3受熱部186との間には、定着装置の温度上昇箇所に対応する第3冷却手段183が設けられている。冷却液を内包する冷却管188は、ポンプ187を基点として、第1冷却手段181、第1受熱部184、第2冷却手段182、第2受熱部185、第3冷却手段183、第3受熱部186の順で直列に連結している。
図示しない制御部は、電源装置の温度上昇箇所の温度に基づいて、第1冷却手段181の冷却ファン181bの回転数を制御し、駆動ユニットの温度上昇箇所の温度に基づいて、第2冷却手段182の冷却ファン182bの回転数を制御し、定着装置の温度上昇箇所の温度に基づいて、第3冷却手段183の冷却ファン183bの回転数を制御する。
また、不図示の制御部は、定着装置の温度上昇箇所(例えば、定着装置のケース)の温度が閾値を超えたときは、駆動ユニットに対応する第2冷却手段182の冷却ファン182bの回転数を上げて、第2冷却手段182の冷却効率上げる。これにより、第3受熱部186に流れる冷却液の温度が低下し、定着装置の温度上昇箇所の温度上昇を抑制することができる。これにより、装置内温度の上昇や、定着装置近傍に配置された現像装置や感光体の温度上昇を抑制することができる。
また、冷却手段を複数設け、各冷却手段を、少なくとも一つの現像装置に対応させ、各冷却手段を、それぞれ対応する現像装置の温度に基づいて制御する制御手段たる制御部を設けている。
このように構成することで、ひとつの冷却手段で全ての現像装置の温度上昇を抑制するものに比べて、ひとつの冷却手段が温度上昇を抑制するための現像装置の個数を減らすことができる。その結果、それぞれの冷却手段の冷却効率は低くても、全ての現像装置の温度上昇を良好に抑制することができる。その結果、ひとつの冷却手段で全ての現像装置の温度上昇を抑制するものに比べて、放熱面積が大きくなく冷却効率のあまり高くない小型のラジエータを用いることができ、冷却装置を小型化することが可能となる。また、冷却ファンの回転数を抑えることができ、冷却ファンの風切り音による騒音を抑制することができる。
また、液冷方式で各現像装置を冷却するので、空冷方式で冷却するものに比べて、効率よく各現像装置を冷却することができる。
また、複数の受熱部を並列または直列に連結し、ひとつのポンプで各受熱部に冷却液を搬送しているので、現像装置毎にポンプと受熱部と冷却手段と、冷却管とからなる冷却装置を設けたものに比べて、装置を安価にすることができる。
81Y,81M,81C,81K:冷却手段
82Y,82M,82C,82K:受熱部
83:冷却管
84:ポンプ
Claims (13)
- 画像形成装置内の複数の温度上昇箇所を冷却するための冷却液を冷却する冷却手段と、
各温度上昇箇所にそれぞれ設けられ、前記冷却液が温度上昇箇所の熱を受ける複数の受熱部と、
冷却液を内包し、複数の受熱部を並列または直列に連結し、内包した冷却液が前記受熱部と前記冷却手段とを循環するように配管された冷却管と、
前記冷却管内の冷却液を各受熱部へ搬送するための搬送手段とを備えた冷却装置において、
前記冷却手段を複数有し、
各冷却手段を、少なくとも一つの温度上昇箇所に対応させ、
各冷却手段を、それぞれ対応する温度上昇箇所の温度に基づいて制御する制御手段を設けたことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1の冷却装置において、
冷却手段で冷却された冷却液が、対応する温度上昇箇所に設けられた受熱部に流れるまでの間に、対応しない温度上昇箇所に設けられた受熱部に流れないよう、冷却管を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2の冷却装置において、
前記冷却管は、各受熱部を直列に連結しており、
温度上昇箇所が所定の温度以上となったとき、この温度上昇箇所に対応する冷却手段よりも冷却液移動方向上流側の冷却手段の冷却効率を高めるよう制御するよう前記制御手段を構成したことを特徴とする冷却装置。 - 請求項3の冷却装置において、
ある冷却手段が対応する温度上昇箇所が第1の温度以上となったとき、この冷却手段の冷却効率を高めるよう制御し、ある冷却手段が対応する温度上昇箇所が第1の温度よりも高い第2の温度以上となったとき、この冷却手段よりも冷却液移動方向上流側の冷却手段の冷却効率を高めるよう前記制御手段を構成したことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1乃至4いずれかの冷却装置において、
各温度上昇箇所に温度検知手段を設け、
これら温度検知手段の値に基づいて、各冷却手段を制御するよう前記制御手段を構成したことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1乃至4いずれかの冷却装置において、
前記画像形成装置の画像形成開始してからの経過時間に基づいて、各温度上昇箇所の温度を推測し、推測した各温度上昇箇所の温度に基づいて各冷却手段を制御するよう前記制御手段を構成したことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1乃至4いずれかの冷却装置において、
温度上昇箇所を通過した前記冷却液の温度を検知する冷却液温度検知手段を設け、
前記冷却液温度検知手段の値に基づいて、各温度上昇箇所の温度を推測し、推測した各温度上昇箇所の温度に基づいて各冷却手段を制御するよう前記制御手段を構成したことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1乃至7いずれかの冷却装置において、
前記冷却手段は、前記冷却液の熱を放出する放熱手段と、該放熱手段を冷却する冷却ファンとを有することを特徴とする冷却装置。 - 請求項請求項1乃至8いずれかの冷却装置において、
前記画像形成装置は、複数の現像装置を備え、前記温度上昇箇所が、現像装置であることを特徴とする冷却装置。 - 請求項9の冷却装置において、
稼動してない現像装置に対応する冷却手段の冷却効率を、稼動中の現像装置に対応する冷却手段の冷却効率よりも低くしたことを特徴とする冷却装置。 - 請求項9または10の冷却装置において、
他の現像装置に比べて、受熱量の多い現像装置に対応する冷却手段の冷却効率を、他の冷却手段の冷却効率よりも高くしたことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1乃至11いずれかの冷却装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 画像形成装置内の複数の温度上昇箇所を冷却するための冷却液を冷却する冷却手段と、
各温度上昇箇所にそれぞれ設けられ、温度上昇箇所の熱を受ける受熱部と
冷却液を内包し、複数の受熱部を並列または直列に連結し、内包した冷却液が受熱部と前記冷却手段とを通って循環するように配管された冷却管と、
前記冷却管内の冷却液を各受熱部へ搬送するための搬送手段とを備えた冷却装置の冷却方法において、
前記冷却手段を複数有し、各冷却手段を、少なくとも一つの温度上昇箇所に対応させ、各冷却手段を、それぞれ対応する温度上昇箇所の温度に基づいて制御することを特徴とする冷却方法。
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