JP6919832B2 - 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ - Google Patents
画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6919832B2 JP6919832B2 JP2017115643A JP2017115643A JP6919832B2 JP 6919832 B2 JP6919832 B2 JP 6919832B2 JP 2017115643 A JP2017115643 A JP 2017115643A JP 2017115643 A JP2017115643 A JP 2017115643A JP 6919832 B2 JP6919832 B2 JP 6919832B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- brush
- rotating body
- image carrier
- cleaning blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
図1は、実施の形態における画像形成装置1を示す全体構成図である。図2は、図1の画像形成装置1に設置されたイエロー用のプロセスカートリッジ10Yを示す断面図である。
なお、4つのプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BK(作像部)は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、図2ではイエロー用のプロセスカートリッジ10Yのみを代表的に図示する。
また、10Y、10M、10C、10BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成されるプロセスカートリッジ、16は各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKの感光体ドラム上に形成されたトナー像を中間転写ベルト17上に重ねて転写する1次転写ローラ、を示す。
また、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のトナー像をシートP上に転写するための2次転写ローラ、19は中間転写ベルト17を清掃する中間転写ベルトクリーニング部、20はシートP上のトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、を示す。
まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上の位置に達する。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5の位置で原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光Lが各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光Lは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11の表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写ローラ16が設置されている。そして、1次転写ローラ16の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
その後、感光体ドラム11の表面は、ブラシ状ローラ15(回転体)、除電部の位置を順次通過して、感光体ドラム11における一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト17の表面は、中間転写ベルトクリーニング部19の位置に達する。そして、中間転写ベルト17の表面に付着した未転写トナーなどの付着物が中間転写クリーニングブレードによって除去されて、中間転写ベルトクリーニング部19に回収される。こうして、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、用紙などのシートPを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送されたシートPが、搬送経路を通過して、レジストローラ9(タイミングローラ)の位置に導かれる。レジストローラ9に達したシートPは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。そして、2次転写ニップの位置で、シートP上にフルカラー画像が2次転写される。
そして、定着工程後のシートPは、排紙ローラによって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成動作(画像形成プロセス)が完了する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ10Yは、像担持体としての感光体ドラム11と、帯電ローラ12(帯電装置)と、現像装置13と、クリーニング装置14と、回転体としてのブラシ状ローラ15と、が一体的にユニットとして構成されている。
感光体ドラム11は、外径が30mm程度であって、基層としての導電性支持体上に、絶縁層である下引き層、感光層としての電荷発生層及び電荷輸送層、表面層(保護層)が順次積層されている。感光体ドラム11の表面層(保護層)は、無機微粒子を含有して架橋樹脂により硬化されたものであり、高硬度に形成されている。
なお、本実施の形態では、感光体ドラム11に対して帯電ローラ12が接触するように設置されている。
なお、本実施の形態では、画質向上のために、円形度が0.93以上であって、重量平均径D4と個数平均径D1との比(D4/D1)が1.00〜1.40となる球形トナー(重合トナー)をトナーTとして使用している。
なお、トナーTの「円形度」は、粒子投影像の周囲長に対する粒子投影面積と同じ面積の円の周囲長であって、フロー式粒子像分析装置「FPIA−2000」(東亜医用電子社製)により計測した値に基いて求めることができる。
また、トナーTの「重量平均径」や「個数平均径」は、粒径測定器「SD2000」(ホソカワミクロン社製)により測定することができる。
クリーニングブレード14aは、ウレタンゴム等のゴム材料で形成されていて、そのエッジ部(先端部)が感光体ドラム11の表面に所定角度かつ所定圧力で当接している。これにより、感光体ドラム11の表面に付着するトナーなどの付着物(シートPから生じる紙粉、帯電ローラ12による放電時に感光体ドラム11上に生じる放電生成物、トナーに添加されている添加剤、等も含むものとする。)が機械的に掻き取られてクリーニング装置14内に回収されることになる。なお、本実施の形態において、クリーニングブレード14aは、感光体ドラム11の回転方向に対してカウンタ方向にて感光体ドラム11に当接している。
なお、図2に示すように、クリーニングブレード14a(クリーニング装置14)に対して感光体ドラム11の回転方向下流側であって、帯電ローラ12(及び、除電部)に対して感光体ドラム11の回転方向上流側には、回転体としてのブラシ状ローラ15が設置されているが、これについては後で詳しく説明する。
現像ローラ13aは、図2中の矢印方向に回転している。現像装置13内の現像剤Gは、間に仕切部材を介在するように配設された第1搬送スクリュ13b及び第2搬送スクリュ13cの矢印方向の回転によって、トナー補給部30からトナー補給口を介して補給されたトナーTとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図2の紙面垂直方向である。)。
先に図2等を用いて説明したように、プロセスカートリッジ10Y(画像形成装置1)には、クリーニングブレード14aが、感光体ドラム11(像担持体)の表面にエッジ部が当接するように配設されている。クリーニングブレード14aは、感光体ドラム11の表面に付着したトナーなどの付着物を除去するためのものである。
なお、本実施の形態では、クリーニングブレード14aのエッジ部のマルテンス硬度が、23℃50%(常温常湿)の温湿度環境で1.2N/mm2程度に設定されている。また、クリーニングブレード14aは、金属材料からなる板状部材に接着され片持ち支持されているが、その自由長が8mm程度になるように設定されている。また、クリーニングブレード14aは、そのエッジ部が感光体ドラム11の表面に0.8mm程度喰い込むように当接している。
図2(及び、図3(B))を参照して、ブラシ状ローラ15は、クリーニングブレード14aに対して感光体ドラム11の回転方向下流側(通常の画像形成動作時における感光体ドラム11の回転方向の下流側である。)において、感光体ドラム11の表面に当接するように配設された回転体である。
発熱手段50、51は、所定方向に回転する感光体ドラム11を介してブラシ状ローラ15(回転体)からクリーニングブレード14aのエッジ部に熱を伝えるために、所定のタイミングでブラシ状ローラ15を発熱させるものである。このように発熱手段50、51によってブラシ状ローラ15を発熱させる制御モードを、以下、適宜に「発熱モード」と呼ぶ。
なお、本実施の形態では、ブラシ15bとして、ポリエステル樹脂にカーボンナノチューブをコーティングしたものであって、線抵抗率が10-3Ω・cm程度に設定されたものを用いている。また、感光体ドラム11の表面に対するブラシ15bの喰い込み量は1mm以上になるように設定されている。
電極板51は、導電性を有する金属材料からなり、ブラシ状ローラ15のブラシ15bの先端に摺接するように設置されている。また、電極板51は、接地(アース)されている。これにより、ブラシ15bの先端は、電極板51によって接地された状態になる。
電源50は、制御部40による制御によって、ブラシ状ローラ15の芯金15aに直流電圧を印加できるように(直流電流を流せるように)構成されている。
したがって、クリーニングブレード14aのエッジ部の温度が低い状態になってしまうときには、エッジ部の温度が上がるように温めてやる必要がある。しかし、クリーニングブレード14aのエッジ部は、感光体ドラム11に接触しているため、エッジ部にヒータなどの加熱手段を接触させて直接的に加熱することはできない。また、クリーニングブレード14aの近傍にヒータを設置したとしても、ゴム材料からなるクリーニングブレード14aの熱伝導性は高くないためエッジ部を充分に加熱することはできないし、ヒータの出力を上げてしまうと電力を多く消費してしまうことになる。
また、本実施の形態では、非回転の発熱体を感光体ドラム11に当接させているのではなくて、回転体としてのブラシ状ローラ15を回転させながら感光体ドラム11に当接させて、感光体ドラム11を介してクリーニングブレード14aのエッジ部に熱を伝えている。そのため、非回転の発熱体を感光体ドラム11に当接させる場合に比べて、感光体ドラム11を安定的に加熱することができる。すなわち、感光体ドラム11の表面には、入れ替わり発熱状態のブラシ15bが摺接することになる。換言すると、感光体ドラム1に熱を奪われたブラシ15bは、1周するうちに再び充分に発熱することになる。
したがって、クリーニングブレード14aのエッジ部の温度が低い状態になって、クリーニング不良が生じる不具合や、クリーニングブレード14aのエッジ部に欠けや局所的摩耗が生じる不具合が軽減されることになる。
これにより、通常の画像形成動作が開始されるときにはクリーニングブレード14aのエッジ部が充分に温められていることになるため、エッジ部の温度が低くて出力画像にクリーニング不良による異常画像が生じる不具合が効率的に軽減されることになる。
詳しくは、感光体ドラム11を回転駆動する駆動モータは、正逆方向回転型のモータである。そして、図2、図3(B)に示すように、通常の画像形成動作時には、駆動モータが正方向に駆動されて、感光体ドラム11が正方向(図2、図3(B)の矢印方向であって、反時計方向である。)に回転駆動されることになる。これに対して、図3(A)に示すように、発熱モード時には、駆動モータが逆方向に駆動されて、感光体ドラム11が逆方向(図3(A)の破線矢印方向であって、時計方向である。)に回転駆動されることになる。
なお、本実施の形態では、ブラシ状ローラ15の駆動源を、感光体ドラム11を駆動する駆動モータとしているため、ブラシ状ローラ15も発熱モード時には逆方向に回転することになる。具体的に、図3に示すように、ブラシ状ローラ15は、通常の画像形成動作時には反時計方向に回転して、発熱モード時には時計方向に回転することになる。
なお、ブラシ状ローラ15がクリーニングブレード14aに対して通常の画像形成動作時における感光体ドラム11の回転方向の下流側に配設されているのは、通常の画像形成動作において、ブラシ状ローラ15が、クリーニングブレード14aによって除去される前の未転写トナー(付着物)によって汚れてしまう不具合を防止するためである。
そして、温度センサ45(温度検知手段)によって検知された温度が所定値A(例えば、15℃である。)以下であるときに、発熱手段50、51によってブラシ状ローラ15(回転体)が発熱されるように制御している。すなわち、温度センサ45によって検知された温度が所定値A以下であるときに、制御部40による制御によって、電源50からブラシ状ローラ15(芯金15a)に所定の電圧が印加されるとともに、感光体ドラム11の駆動モータが逆方向に駆動されて、発熱モードが実行される。
画像形成装置1の機内温度が低い状態のとき、クリーニングブレード14aのエッジ部の温度が低い状態になって、クリーニング不良などの不具合が生じやすくなる。そのため、上述したような温度センサ45を用いた制御をおこなうことで、クリーニングブレード14aのエッジ部の温度が低い状態で画像形成動作が開始されてしまうのを抑止することができる。
なお、本実施の形態において、温度センサ45で検知される温度が所定値A以下である場合に、その温度の大きさに応じて、エッジ部の温度が所定温度まで昇温するように、発熱モードの実行時間や電源50の出力(電圧)を可変することもできる。具体的に、温度センサ45で検知される温度が低い場合には、高い場合に比べて、発熱モードの実行時間が長く設定されたり、電源50の出力(電圧)が大きく設定されたりすることになる。
図4に示すように、まず、制御部40にコピー指令が入力されると(ステップS1)、温度センサ45による検知温度(機内温度)が所定値A以下であるかが判別される(ステップS2)。
その結果、温度センサ45による検知温度が所定値A以下であるものと判別された場合、クリーニングブレード14aのエッジ部の温度が低い状態であるものとして、発熱モードが実行されて(ステップS3)、その後に通常のコピー動作(画像形成動作)が開始される(ステップS4)。
これに対して、ステップS2にて、温度センサ45による検知温度が所定値A以下でないものと判別された場合、クリーニングブレード14aのエッジ部の温度が低い状態ではないものとして、発熱モードを実行することなく、そのまま通常のコピー動作(画像形成動作)が開始される(ステップS4)。
詳しくは、ブラシ状ローラ15は、そのブラシ15bが比較的硬く形成されていて、感光体ドラム11との当接部において感光体ドラム11の表面の移動方向に対して逆方向に移動して摺接する。これにより、通常の画像形成動作時において、感光体ドラム11の表面はブラシ状ローラ15によって研磨されることになるため、感光体ドラム11に付着した外添剤(トナーの外添剤である。)が固着(フィルミング)して帯電不良などの異常画像が生じる不具合が軽減されることになる。
なお、本実施の形態では、ブラシ状ローラ15を、感光体ドラム11との当接部において感光体ドラム11の表面の移動方向に対して逆方向に移動するように回転させたが、感光体ドラム11との当接部において感光体ドラム11の表面の移動方向に対して順方向に移動するように回転させることもできる。その場合、感光体ドラム11との当接部において線速差が生じるようにブラシ状ローラ15を回転させてドラム表面に摺接させることで、ブラシ状ローラ15を研磨ローラとして機能させることができる。
このように電極板51をブラシ状ローラ15の回転方向上流側に配設することで、電極板51をブラシ状ローラ15の回転方向下流側に配設する場合に比べて、感光体ドラム11に付着した外添剤がブラシ状ローラ15に掻き取られても、掻き取られた外添剤が電極板51に付着しにくくなる。
なお、本実施の形態において、ブラシ状ローラ15に付着した外添剤などの付着物を除去するために、ブラシ状ローラ15のブラシ15bに板状部材(フリッカー)を当接させることもできる。
図5に示すように、実験は、ブラシ状ローラ15の設置の有無と、加熱の有無と、を組み合わせて4つの条件(比較例1〜3、実施例)についてコピー動作をおこなって、(1)感光体ドラム11の表面の「外添剤の付着」、(2)出力画像における「クリーニング不良」による異常画像、(3)クリーニングブレード14aの「エッジ部の欠け、局所摩耗」、の程度について、それぞれ「○」「△」「×」にて3段階で評価したものである。また、実施例における「加熱」は、本実施の形態で説明したものと同様にブラシ状ローラ15を発熱手段50、51によってコピー開始前に発熱させたものであって、比較例2における「加熱」はクリーニングブレード14aの近傍にヒータを設置してコピー開始前に加熱したものである。なお、実験は10℃15%の低温低湿環境でおこなった。
図5に示す実験結果からも、本実施の形態(実施例)における構成によって、低温環境下においてコピー開始前に発熱モードを実行することで、「クリーニング不良」や「エッジ部の欠け、局所摩耗」が生じにくくなることがわかる。さらに、本実施の形態(実施例)における構成によって、「外添剤の付着」も生じにくくなることがわかる。
これにより、クリーニングブレード14aのエッジ部に充分かつ効率的に熱を伝えて、クリーニング不良を生じにくくするとともに、クリーニングブレード14aのエッジ部に欠けや局所的な摩耗を生じにくくすることができる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電装置と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置と、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置と、のうち少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
そして、そのような場合にも、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
10Y、10M、10C、10BK プロセスカートリッジ、
11 感光体ドラム(像担持体)、
14 クリーニング装置、
14a クリーニングブレード、
15 ブラシ状ローラ(回転体)、
15a 芯金、 15b ブラシ、
40 制御部、
45 温度センサ(温度検知手段)、
50 電源(発熱手段)、
51 電極(発熱手段)。
Claims (8)
- 像担持体の表面にエッジ部が当接するように配設されて、前記像担持体の表面に付着した付着物を除去するクリーニングブレードと、
前記像担持体の表面に当接するように配設された回転体と、
所定方向に回転する前記像担持体を介して前記回転体から前記クリーニングブレードの前記エッジ部に熱を伝えるために、通常の画像形成動作が開始される前の非画像形成時のタイミングで前記回転体を発熱させる発熱手段と、
を備え、
前記回転体は、前記クリーニングブレードに対して通常の画像形成動作時における前記像担持体の回転方向の下流側に配設され、
前記非画像形成時のタイミングで前記発熱手段によって前記回転体が発熱されるときに、前記像担持体が通常の画像形成動作時の回転方向に対して逆方向に回転駆動されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記クリーニングブレードは、ゴム材料で形成されて、前記エッジ部のマルテンス硬度が23℃50%の温湿度環境で0.8〜10N/mm2の範囲内になるように形成され、
前記回転体は、芯金上に導電性繊維材料からなるブラシが周設されたブラシ状ローラであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記発熱手段は、前記ブラシ状ローラの前記ブラシに摺接するとともに接地された電極板と、前記ブラシ状ローラの前記芯金に電圧を印加する電源と、を具備したことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記ブラシ状ローラの前記ブラシは、それぞれ1本の1cm当たりの電気抵抗率が10-5〜105Ω・cmの範囲内になるように形成されたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記電極板は、前記回転体が前記像担持体に当接する位置に対して、前記回転体の回転方向上流側に配設されたことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 装置内の温度を検知する温度検知手段を備え、
前記温度検知手段によって検知された温度が所定値以下であるときに、前記発熱手段によって前記回転体が発熱されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記回転体は、通常の画像形成動作時に前記像担持体に摺接して前記像担持体の表面を研磨するように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
- 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
像担持体と、
前記像担持体の表面にエッジ部が当接するように配設されて、前記像担持体の表面に付着した付着物を除去するクリーニングブレードと、
前記像担持体の表面に当接するように配設された回転体と、
所定方向に回転する前記像担持体を介して前記回転体から前記クリーニングブレードの前記エッジ部に熱を伝えるために、通常の画像形成動作が開始される前の非画像形成時のタイミングで前記回転体を発熱させる発熱手段と、
を備え、
前記回転体は、前記クリーニングブレードに対して通常の画像形成動作時における前記像担持体の回転方向の下流側に配設され、
前記非画像形成時のタイミングで前記発熱手段によって前記回転体が発熱されるときに、前記像担持体が通常の画像形成動作時の回転方向に対して逆方向に回転駆動されることを特徴とするプロセスカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017115643A JP6919832B2 (ja) | 2017-06-13 | 2017-06-13 | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017115643A JP6919832B2 (ja) | 2017-06-13 | 2017-06-13 | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019002966A JP2019002966A (ja) | 2019-01-10 |
JP6919832B2 true JP6919832B2 (ja) | 2021-08-18 |
Family
ID=65005796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017115643A Active JP6919832B2 (ja) | 2017-06-13 | 2017-06-13 | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6919832B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59111179A (ja) * | 1982-12-16 | 1984-06-27 | Canon Inc | 画像乱れ防止方法 |
JPH03215885A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-20 | Minolta Camera Co Ltd | 画像形成装置のクリーニング装置 |
JPH04142582A (ja) * | 1990-10-04 | 1992-05-15 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH06324612A (ja) * | 1993-05-12 | 1994-11-25 | Ricoh Co Ltd | 電子写真記録装置 |
JP2004361477A (ja) * | 2003-06-02 | 2004-12-24 | Kyocera Mita Corp | クリーニング装置及びそれを用いた画像形成装置 |
JP4592069B2 (ja) * | 2004-09-21 | 2010-12-01 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
US7313356B2 (en) * | 2005-10-25 | 2007-12-25 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus |
JP6095159B2 (ja) * | 2013-02-28 | 2017-03-15 | 国立大学法人福井大学 | 導電性セルロース系繊維材料の製造方法 |
JP6332730B2 (ja) * | 2013-05-17 | 2018-05-30 | 株式会社リコー | クリーニングブレード、画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
-
2017
- 2017-06-13 JP JP2017115643A patent/JP6919832B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019002966A (ja) | 2019-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009003363A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016031481A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4732073B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017009913A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6919832B2 (ja) | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ | |
JP6955698B2 (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP6614411B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7013734B2 (ja) | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ | |
JP2016206252A (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2009139604A (ja) | 潤滑剤供給装置、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2016038424A (ja) | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ | |
JP7157371B2 (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2014153382A (ja) | 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP6691685B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007057830A (ja) | プロセスカートリッジ | |
JP2009276482A (ja) | 潤滑剤供給装置、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP6555582B2 (ja) | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ | |
JP2021081636A (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP6561658B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006267549A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016218422A (ja) | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ | |
JP4627247B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2021081635A (ja) | 潤滑剤供給装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2015090422A (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、クリーニングブレード | |
JP2021015208A (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210309 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210708 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6919832 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |