JP2009157185A - 現像装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現像器15内に収容する現像剤14を用いて感光体4上の潜像を現像する現像装置3において、現像器15内の現像剤14を拡散させる攪拌スクリュー21,22,23と、非現像時に攪拌スクリュー21,22,23を所定時間だけ作動させる制御部25とを備えている。
【選択図】図2
Description
請求項2の現像装置は、請求項1の現像装置において、上記制御手段は、上記現像剤収容器内の現像剤の温度が所定温度以上である間だけ、上記現像剤拡散手段を作動させることを特徴とするものである。
請求項3の現像装置は、請求項1、又は2の現像装置において、上記現像剤拡散手段は、上記現像剤収容器内の現像剤を現像時に攪拌搬送する現像剤攪拌搬送手段を兼ねることを特徴とするものである。
請求項4の現像装置は、請求項1、2、又は3の現像装置において、上記現像剤収容器内の現像剤に直接又は間接的に接触して該現像剤を冷却する現像剤冷却手段を備えることを特徴とするものである。
請求項5の画像形成装置は、像担持体と、該像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、該像担持体上の潜像を現像して可視画像を形成する現像手段と、像担持体上の可視画像を記録媒体に転写する転写手段と、該記録媒体上の可視画像を定着させる定着手段とを備える画像形成装置において、上記現像手段として、請求項1、2、3又は4の現像装置を用いることを特徴とするものである。
請求項1の現像装置によれば、現像剤拡散手段が非現像時に所定時間作動して、現像剤収容器内の現像剤を拡散させて対流させる。そのため、非現像時である連続画像形成後の待機時に、現像剤収容器内の現像剤が熱の影響を受けて局所的に昇温しても、この熱を拡散させることができ、現像剤の熱伝導率に応じた冷却効率よりも高い冷却効率で現像剤を冷却することができる。
[実施例1]
まず、実施例1では、図9及び図10に示す現像装置3’’のように、現像剤拡散手段である攪拌スクリューとして、既存の現像ローラ16、攪拌スクリュー19、20を採用した。また、規制ブレード17及び現像剤14にともに接触できる位置に、冷却装置18として、液体冷却を行うアルミ製の液体冷却ジャケットを配置させた。この液体冷却ジャケットには、冷媒に純水を使用し、内径φ4mmの断面積相当の往路と復路からなる矩形流路を設けた。さらに、この往路と復路には、図示しないSUS製パイプとEPDMゴムチューブとからなる配管、ポンプ、ファン、1辺が80mm寸法の正方形の断面をもつアルミ製コルゲート型熱交換器をつないである。
実施例2では、実施例1における熱交換器を1辺が120mm寸法の正方形の断面をもつアルミ製コルゲート型熱交換器に変更し、かつ現像ローラ16と攪拌スクリュー19、20の両方を駆動する共通の駆動ギヤ29を駆動させる所定時間を3秒にして実施した。目標の待機時昇温は12Degと定める。なお、昇温測定箇所は、実施例1と同じであるが、駆動ギヤ29の回転トルク値は、ゼロNm付近の値が回転停止に対応し、1.2Nm以上の値が回転時に対応する。その結果を図12に示す。図12の結果から、駆動ギヤ29近傍の現像剤14aの昇温は13.5Degから12Deg弱まで低下したことがわかる。
実施例3では、実施例2と同様の構成で、現像ローラ16と攪拌スクリュー19、20の両方を駆動する共通の駆動ギヤ29を駆動させる所定時間を3秒とし、これをインターバル5秒とする4セット行った。目標とする待機時昇温を11Degと定める。この結果、図示しないが、駆動ギヤ29近傍の現像剤14aの昇温は、(3+5)×4=32秒間の間で、13Degから11Degまで低下した。
図13は、別の実施例に係る現像装置の構成を示す平面図である。なお、図13中、図9で示す現像装置と同一部材には同一符号を付し、説明を省略する。実施例4では、図13に示す現像装置3’’’のように、昇温測定箇所である駆動ギヤ29近傍の現像剤14a中に振動板30と、この振動板30を振動させるための加震器31を設置した。また、冷却手段として、気流ダクト兼ヒートシンク32と、この内部に気流を流す図示しないファンとを設置した。上記構成の現像装置3’’’を、複写機リコー製imagioNeoC600の現像装置として装着した。そして、240分間連続で現像装置3’’’を駆動させ(現像ローラ16、攪拌スクリュー19,20を回転させ)、その後ある時間だけ駆動を停止し、加震器23を所定時間10秒だけONにした。この間前記ファンは停止させた。この結果は図示しないが、駆動ギヤ29近傍の現像剤14aの昇温は、20Degから19Degまで低下した。
また、本実施形態に係る現像装置3、3’3’’、3’’’の制御部25、27、28は、現像器15内の現像剤14の温度が所定温度以上である間だけ、攪拌スクリュー19、20、21、22、23、アクチュエータ26、振動板30を作動させている。これにより、攪拌スクリュー19、20、21、22、21、アクチュエータ26、振動板30の作動時間の短縮化、省エネ化を図ることができる。
また、本実施形態に係る現像装置3’3’’3’’’によれば、既存の現像ローラ16、攪拌スクリュー19、20が現像剤拡散部材の機能を兼ねている。現像剤拡散部材として新たな部材を設ける必要がないので、低コスト化と省スペース化を図ることができる。
また、本実施形態に係る現像装置3、3’3’’、3’’’は、現像剤冷却手段として、冷却装置18、32を備えている。画像形成後の待機時にも冷却装置18、32を作動させることにより、更なる現像剤の昇温抑制効果を望める。同時に、冷却装置18、32と現像剤拡散手段とを併用することにより、冷却装置18、32の作動時間を著しく軽減することが出来、省エネ化を図ることができる。
また、本実施形態に係る現像装置を備えた画像形成装置によれば、連続画像形成後の待機時でも、現像剤の昇温による現像剤の凝集、融着、固着の発生を抑制することができる。よって、次回の画像形成時においても高品質な画像を得ることが可能となる。
16 現像ローラ
17 規制ブレード
18、32 冷却装置
19、20、21、22、23 攪拌スクリュー
26 アクチュエータ、
30 振動板
Claims (5)
- 現像剤収容器内に収容する現像剤を用いて像担持体上の潜像を現像する現像装置において、
上記現像剤収容器内の現像剤を拡散させる現像剤拡散手段と、
非現像時に該現像剤拡散手段を所定時間だけ作動させる制御手段とを備えていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1の現像装置において、
上記制御手段は、上記現像剤収容器内の現像剤の温度が所定温度以上である間だけ、上記現像剤拡散手段を作動させることを特徴とする現像装置。 - 請求項1、又は2の現像装置において、
上記現像剤拡散手段は、上記現像剤収容器内の現像剤を現像時に攪拌搬送する現像剤攪拌搬送手段を兼ねることを特徴とする現像装置。 - 請求項1、2、又は3の現像装置において、
上記現像剤収容器内の現像剤に直接又は間接的に接触して該現像剤を冷却する現像剤冷却手段を備えることを特徴とする現像装置。 - 像担持体と、該像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、該像担持体上の潜像を現像して可視画像を形成する現像手段と、像担持体上の可視画像を記録媒体に転写する転写手段と、該記録媒体上の可視画像を定着させる定着手段とを備える画像形成装置において、
上記現像手段として、請求項1、2、3又は4の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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JP2007336538A JP2009157185A (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 現像装置及びこれを備えた画像形成装置 |
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2007
- 2007-12-27 JP JP2007336538A patent/JP2009157185A/ja active Pending
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