JP2009145705A - 現像器及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現像ローラの昇温を簡易に抑制することで現像器内トナーの昇温を抑制でき、それだけ現像器内トナーの劣化や現像器内部位へのトナーの溶融固着を抑制して良好に静電潜像を現像できる現像器を提供し、該現像器を備えた画像形成装置も提供する。
【解決手段】現像ローラ41を含み、現像ローラ41は、現像ローラ本体420の端面で開口して現像ローラ本体内へ入り込んだ開口凹部411を有しており、開口凹部411のローラ本体端面からローラ回転軸410方向への深さaが現像ローラ本体端部421に当接するシール部材4Sの幅bより大きく、現像ローラ本体幅cの半分より小さい現像器4。現像器4を備えた画像形成装置A。
【選択図】図4
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ機、これらのうち2以上を組み合わせた複合機等の電子写真方式の画像形成装置に関係しており、特に、該画像形成装置で採用できる静電潜像現像用の現像器に関係している。
複写機、プリンタ、ファクシミリ機、これらのうち2以上を組み合わせた複合機等の電子写真方式の画像形成装置では、回転駆動される感光体のような静電潜像担持体の表面を帯電器で帯電させ、該帯電域に露光装置から画像露光を施して静電潜像を形成し、該静電潜像を現像器で現像してトナー像を形成し、該トナー像を被転写体に転写できるものが一般的である。
ここで、「被転写体」とは、モノクロ画像形成装置では、記録紙等の記録媒体が一般的であり、カラー画像形成装置のように、静電潜像担持体上のトナー像を1次転写する中間転写体を採用している場合は、該中間転写体及び該中間転写体からトナー像が2次転写される記録媒体のいずれもが被転写体であると言える。
このような画像形成装置における現像器として、現像ローラ及び該現像ローラに当接する部材を含んでおり、該当接部材にはトナー規制部材及び現像ローラ端部のシール部材が含まれている現像器がある。
この現像器においては、現像ローラはトナーを担持して、静電潜像担持体上の静電潜像を現像する現像領域へ搬送し、トナー規制部材は該現像ローラによるトナー搬送途中で、該現像ローラ上トナーの層厚を規制するとともに該トナーを摩擦帯電させ、端部シール部材は現像ローラ回転軸方向における現像ローラ本体の端部に当接して該端部から現像器外へのトナー漏れを防止する。
一方、今日では、画像形成装置のさらなる高速化、コンパクト化が求められている。さらに、環境問題対応として、トナー像を記録紙等の記録媒体に低エネルギーで定着させることができるように、低温定着可能のトナーの開発、そのためのトナーの低融点化に伴うプロセス技術の開発が活発に行われている。
画像形成装置の高速化、コンパクト化の要請に応えようとすると、高速化、コンパクト化に伴い、現像ローラに当接している部材と現像ローラとの摩擦等により現像器内温度が上昇し易くなり、現像器内部位へトナーが溶融固着したり、トナーに添加されている流動化剤等(シリカ等)の外添剤がトナーに埋め込まれるなどして、現像性の低い劣化トナーが生じやすい。環境問題対応のために低融点トナーを採用するときには、これらの問題がより深刻なものになる。
かかるトナーの劣化や現像器内部位へのトナー溶融固着は所謂カブリやコボレに起因する画像不良を発生させる。
このような問題を解決するために、現像ローラを中空に形成するとともに該中空部に通じる開口を現像ローラの左右端部に形成することが知られている。
例えば特開2002−91158号公報には、1成分現像器において、現像ローラを中空に形成するとともに該中空部に通じる開口を現像ローラの両端部に形成して現像ローラからの放熱を促すこと、或いはさらに現像ローラの中空部を通る現像ローラ軸に羽根を設けて、該羽根の回転により現像ローラ中空部に気流を発生させ、それにより現像ローラ内部を冷却することが記載されている。
例えば特開2002−91158号公報には、1成分現像器において、現像ローラを中空に形成するとともに該中空部に通じる開口を現像ローラの両端部に形成して現像ローラからの放熱を促すこと、或いはさらに現像ローラの中空部を通る現像ローラ軸に羽根を設けて、該羽根の回転により現像ローラ中空部に気流を発生させ、それにより現像ローラ内部を冷却することが記載されている。
特開2006−11275号公報には、マグネットローラを内蔵した現像ローラ中空部に連通する中空の現像ローラ軸に通風穴を形成するとともに、該現像ローラ軸に設けた感光体ドラムへの当接コロ(感光体と現像ローラ間の現像ギャップを定めるコロ)にファンを付設し、該ファンの回転にて現像ローラ軸の通風穴から現像ローラ中空部へ風を通すことが記載されている。
しかしながら、2002−91158号公報や2006−11275号公報に記載されているように、現像ローラを全体的に中空構造とすることは手間を要し、コスト高につく。特に、今日のように画像形成装置のコンパクト化や小型化が求められている状況では、現像器のコンパクト化や小型化も必要になり、そのためには現像ローラを小径化しなければならないが、そのような小径の現像ローラにおいて、ローラを全体的に中空構造とすることは、一層手間を要し、コスト高につく。
また、小径の現像ローラは、単に中空に形成されていてローラ両端が該中空部に通じるように開口しているだけでは、ローラ中空部からの放熱が十分であるとは言えず、かといって、小径現像ローラ内部に強制的に通風する手段を設けるときは、通気抵抗の大きい狭いローラ中空部への通風のために通風手段の能力を大きくしなければならず、それがローラ径が小径の割りにはコスト高を招く。
そこで本発明は、現像ローラ及び該現像ローラに当接する部材を含んでおり、該当接部材にはトナー規制部材及び現像ローラ端部のシール部材が含まれており、該現像ローラはトナーを担持して、静電潜像担持体上の静電潜像を現像する現像領域へ搬送し、該トナー規制部材は該現像ローラによるトナー搬送途中で、該現像ローラ上トナーの層厚を規制するとともに該トナーを摩擦帯電させ、該端部シール部材は現像ローラ回転軸方向における現像ローラ本体の端部に当接して該端部から現像器外へのトナー漏れを防止する、電子写真方式の画像形成装置のための現像器であって、現像ローラの昇温を簡易に抑制して現像器内トナーの昇温を抑制でき、それだけ現像器内トナーの劣化や現像器内部位へのトナーの溶融固着を抑制して良好に静電潜像を現像できる現像器を提供することを第1の課題とする。
また本発明は、回転駆動される静電潜像担持体、該静電潜像担持体表面を帯電させる帯電器、該帯電器により帯電した静電潜像担持体表面の帯電域に画像露光を施して静電潜像を形成する露光装置及び該静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器を含み、該トナー像を被転写体へ転写でき、該現像器は少なくとも一つ含んでいる画像形成装置であって、少なくとも一つの現像器について、その現像ローラの昇温を簡易に抑制して該現像器内トナーの昇温を抑制でき、ひいてはそれだけ現像器内トナーの劣化や現像器内部位へのトナーの溶融固着を抑制して良好な画像を形成することができる画像形成装置を提供することを第2の課題とする。
本発明者の研究によると、現像ローラ及び該現像ローラに当接する部材を含んでおり、該当接部材にはトナー規制部材及び現像ローラ端部のシール部材が含まれており、該現像ローラはトナーを担持して、静電潜像担持体上の静電潜像を現像する現像領域へ搬送し、該トナー規制部材は該現像ローラによるトナー搬送途中で、該現像ローラ上トナーの層厚を規制するとともに該トナーを摩擦帯電させ、該端部シール部材は現像ローラ回転軸方向における現像ローラ本体の端部に当接して該端部から現像器外へのトナー漏れを防止する、電子写真方式の画像形成装置のための現像器においては、現像ローラと現像ローラ端部に当接する端部シール部材との摩擦による発熱が大きく、それら両者の相互接触部位からの放熱(該部位の冷却)を促すことができれば、現像器内トナーの昇温を相当抑制することができ、それだけ現像器内トナーの劣化や現像器内部位へのトナーの溶融固着を抑制して良好に静電潜像を現像できる。
また、本発明者の研究によると、現像ローラと端部シール部材との相互接触部位からの放熱(該部位の冷却)を促すには、現像ローラ本体の端面で開口して該端面から現像ローラ回転軸方向に該現像ローラ本体内へ入り込んだ開口凹部であって、該開口凹部の現像ローラ本体端面から現像ローラ回転軸方向への深さが前記端部シール部材の現像ローラ回転軸方向の幅より大きいものを形成すればよく、そうすれば、その開口凹部から放熱して、現像ローラと端部シール部材との相互接触部位を冷却することができる。
しかも、そのような開口凹部は、現像ローラ本体端面から現像ローラ回転軸方向への深さが前記端部シール部材の現像ローラ回転軸方向の幅より大きいものとするが、現像ローラ回転軸方向の現像ローラ本体幅の半分より小さいもので足り、現像ローラを全体的に中空構造にする場合と比べると簡単、安価に形成でき、画像形成装置のコンパクト化の要請に応えるための小径の現像ローラにも、そのローラ全体を中空ローラとする場合に比べると簡易に形成できる。
本発明はこのような知見に基づき次の現像器及び画像形成装置を提供する。
(1)現像器
現像ローラ及び該現像ローラに当接する部材を含んでおり、該当接部材にはトナー規制部材及び現像ローラ端部のシール部材が含まれており、該現像ローラはトナーを担持して、静電潜像担持体上の静電潜像を現像する現像領域へ搬送し、該トナー規制部材は該現像ローラによるトナー搬送途中で、該現像ローラ上トナーの層厚を規制するとともに該トナーを摩擦帯電させ、該端部シール部材は現像ローラ回転軸方向における現像ローラ本体の端部に当接して該端部から現像器外へのトナー漏れを防止する、電子写真方式の画像形成装置のための現像器であり、
前記現像ローラは、前記現像ローラ本体の端面で開口して該端面から現像ローラ回転軸方向に該現像ローラ本体内へ入り込んだ開口凹部を有しており、該開口凹部の現像ローラ本体端面から現像ローラ回転軸方向への深さが前記端部シール部材の現像ローラ回転軸方向の幅より大きく、現像ローラ回転軸方向の現像ローラ本体幅の半分より小さい現像器。
(1)現像器
現像ローラ及び該現像ローラに当接する部材を含んでおり、該当接部材にはトナー規制部材及び現像ローラ端部のシール部材が含まれており、該現像ローラはトナーを担持して、静電潜像担持体上の静電潜像を現像する現像領域へ搬送し、該トナー規制部材は該現像ローラによるトナー搬送途中で、該現像ローラ上トナーの層厚を規制するとともに該トナーを摩擦帯電させ、該端部シール部材は現像ローラ回転軸方向における現像ローラ本体の端部に当接して該端部から現像器外へのトナー漏れを防止する、電子写真方式の画像形成装置のための現像器であり、
前記現像ローラは、前記現像ローラ本体の端面で開口して該端面から現像ローラ回転軸方向に該現像ローラ本体内へ入り込んだ開口凹部を有しており、該開口凹部の現像ローラ本体端面から現像ローラ回転軸方向への深さが前記端部シール部材の現像ローラ回転軸方向の幅より大きく、現像ローラ回転軸方向の現像ローラ本体幅の半分より小さい現像器。
(2)画像形成装置
回転駆動される静電潜像担持体、該静電潜像担持体表面を帯電させる帯電器、該帯電器により帯電した静電潜像担持体表面の帯電域に画像露光を施して静電潜像を形成する露光装置及び該静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器を含み、該トナー像を被転写体へ転写でき、該現像器は少なくとも一つ含んでいる画像形成装置であり、
少なくとも一つの現像器は、本発明に係る現像器である画像形成装置。
回転駆動される静電潜像担持体、該静電潜像担持体表面を帯電させる帯電器、該帯電器により帯電した静電潜像担持体表面の帯電域に画像露光を施して静電潜像を形成する露光装置及び該静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器を含み、該トナー像を被転写体へ転写でき、該現像器は少なくとも一つ含んでいる画像形成装置であり、
少なくとも一つの現像器は、本発明に係る現像器である画像形成装置。
本発明に係る画像形成装置は、モノクロ画像形成装置でもカラー画像形成装置でもよい。モノクロ画像形成装置の場合は、現像器は通常一つであるが、カラー画像形成装置の場合は、それぞれが担当色トナーを用いる複数の現像器を備えており、そのような複数の現像器のうち少なくとも一つ(全部でもよい)を本発明に係る現像器とすればよい。
本発明に係る現像器は、現像ローラが静電潜像担持体に接触して該像担持体上の静電潜像を現像するものであっても、現像ローラが現像ギャップを介して該像担持体上の静電潜像を現像するものであってもよい。
後者現像器はさらに言えば、現像ローラが前記静電潜像担持体との間に現像ギャップをおいて該静電潜像担持体上の静電潜像を現像するローラであり、現像ローラ本体の両外側に隣り合って現像ローラ回転軸に設けられ、該静電潜像担持体表面に当接して該現像ギャップを形成するコロを有している現像器である。
このように現像ギャップを介して現像を行う現像器の場合、現像ローラの冷却効果を向上させるために、前記コロは、該コロを間にして前記現像ローラ本体とは反対側の外側から該現像ローラ本体の前記開口凹部内へ、又は該コロを間にして前記現像ローラ本体とは反対側の外側へ向け該現像ローラ本体の前記開口凹部から空気流を発生させる羽根を備えていてもよい。
いずれにしても、現像ローラからの放熱を容易にするために、前記現像ローラの開口凹部の内径は、現像ローラ本体端から現像ローラ回転軸方向に奥へ入るに従い、小さくなっていてもよい。換言すれば、前記現像ローラの開口凹部の内径は、現像ローラ回転軸方向の奥から現像ローラ本体端へ出てくるに従い、大きくなっていてもよい。
以上説明したように本発明によると、現像ローラ及び該現像ローラに当接する部材を含んでおり、該当接部材にはトナー規制部材及び現像ローラ端部のシール部材が含まれており、該現像ローラはトナーを担持して、静電潜像担持体上の静電潜像を現像する現像領域へ搬送し、該トナー規制部材は該現像ローラによるトナー搬送途中で、該現像ローラ上トナーの層厚を規制するとともに該トナーを摩擦帯電させ、該端部シール部材は現像ローラ回転軸方向における現像ローラ本体の端部に当接して該端部から現像器外へのトナー漏れを防止する、電子写真方式の画像形成装置のための現像器であって、現像ローラの昇温を簡易に抑制して現像器内トナーの昇温を抑制でき、それだけ現像器内トナーの劣化や現像器内部位へのトナーの溶融固着を抑制して良好に静電潜像を現像できる現像器を提供することができる。
また本発明によると、回転駆動される静電潜像担持体、該静電潜像担持体表面を帯電させる帯電器、該帯電器により帯電した静電潜像担持体表面の帯電域に画像露光を施して静電潜像を形成する露光装置及び該静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器を含み、該トナー像を被転写体へ転写でき、該現像器は少なくとも一つ含んでいる画像形成装置であって、少なくとも一つの現像器について、その現像ローラの昇温を簡易に抑制して該現像器内トナーの昇温を抑制でき、ひいてはそれだけ現像器内トナーの劣化や現像器内部位へのトナーの溶融固着を抑制して良好な画像を形成することができる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の1例を示している。図1に示す画像形成装置は、タンデム型のフルカラープリンタである。このプリンタAは、駆動ローラ81とこれに対向するローラ82に巻き掛けられた無端の中間転写ベルト8を有している。転写ベルト8は、図示省略のベルト駆動部により駆動される駆動ローラ81により図中反時計方向(図中矢印方向)αに回される。
図1は、本発明に係る画像形成装置の1例を示している。図1に示す画像形成装置は、タンデム型のフルカラープリンタである。このプリンタAは、駆動ローラ81とこれに対向するローラ82に巻き掛けられた無端の中間転写ベルト8を有している。転写ベルト8は、図示省略のベルト駆動部により駆動される駆動ローラ81により図中反時計方向(図中矢印方向)αに回される。
駆動ローラ81には転写ベルト8上の2次転写残トナー等を清掃するクリーニング装置83が臨んでいるとともに2次転写ローラ9が臨んでいる。クリーニング装置83に回収されるトナー等は図示省略の搬送手段にて廃棄容器へ送られる。
2次転写ローラ9の表層部は弾性材料で形成されており、図示省略の押圧手段にて駆動ローラ81に支持された中間転写ベルト8の部分に押圧され、中間転写ベルト8との間にニップ部を形成し、中間転写ベルト8の回転に従動して、或いは、後述するように該ニップ部に送り込まれる記録媒体Sの移動に従動して回転することができる。2次転写ローラ9には、図示省略の電源から所定のタイミングで2次転写バイアスを印加することができる。
中間転写ベルト8及び2次転写ローラ9の上方には定着装置FXが配置されており、下方にはタイミングローラ対TRが配置されており、さらにその下方に、記録紙等の記録媒体Sを収容した記録媒体収容カセット10が配置されている。
定着装置FXはハロゲンランプヒータ等の熱源を内蔵した定着加熱ローラとこれに圧接される加圧ローラとを含むものである。
記録媒体収容カセット10に収容された記録媒体Sは、媒体供給ローラ101にて1枚ずつ引き出してタイミングローラ対TRへ供給することができる。
記録媒体収容カセット10に収容された記録媒体Sは、媒体供給ローラ101にて1枚ずつ引き出してタイミングローラ対TRへ供給することができる。
中間転写ベルト8を巻き掛けたローラ81、82の間には、転写ベルト8に沿って、ローラ82から81に向けて、イエロー画像形成部Y、マゼンタ画像形成部M、シアン画像形成部C及びブラック画像形成部Kがこの順序で配置されている。
Y、M、C、Kの各画像形成部は、静電潜像担持体としてドラム型の感光体1を備えており、該感光体の周囲に帯電器2、露光装置3、現像器4、1次転写ローラ5及びクリーニング装置6がこの順序で配置されている。
各画像形成部においては、感光体1、帯電器2、現像器4及びクリーニング装置6を含むプロセスカートリッジが形成されている。すなわち、イエロー画像形成部Yを形成するためのイエロープロセスカートリッジYC、マゼンタ画像形成部Mを形成するためのマゼンタプロセスカートリッジMC、シアン画像形成部Cを形成するためのシアンプロセスカートリッジCC、ブラック画像形成部Kを形成するためのブラックプロセスカートリッジKCである。各プロセスカートリッジは画像形成装置本体に対し着脱可能である。
1次転写ローラ5は転写ベルト8を間にして感光体1に対向しており、ベルトの走行に従動回転する。1次転写ローラ5には、感光体1上に形成されるトナー像をベルト8へ1次転写するための1次転写バイアスを図示省略の電源から所定のタイミングで印加できる。
露光装置3は、図示省略のパーソナルコンピュータ等から提供される画像情報に応じて、レーザービームの点滅により感光体1にドット(点)露光で画像露光を施せるものである。
露光装置3は、図示省略のパーソナルコンピュータ等から提供される画像情報に応じて、レーザービームの点滅により感光体1にドット(点)露光で画像露光を施せるものである。
各画像形成部における感光体1は、ここでは負帯電性の感光体であり、図示省略の感光体駆動モータにて図中時計方向回りに回転駆動できる。
各画像形成部における帯電器2は、それには限定されないが、本例ではスコロトロン帯電器であり、所定のタイミングで図示省略の電源から帯電用の電圧が印加される。
各画像形成部における帯電器2は、それには限定されないが、本例ではスコロトロン帯電器であり、所定のタイミングで図示省略の電源から帯電用の電圧が印加される。
各画像形成部における現像器4は、トナーを主体とする所謂一成分現像剤を用いる一成分現像器である。現像器4は、図2にも示すものであり、それには限定されないが本例では、非磁性トナー(ここでは負帯電性の非磁性トナー)を主体とする現像剤(所謂一成分現像剤)用いて、感光体1上に形成される静電潜像を、図示省略の電源から現像バイアスが印加される現像ローラ41で反転現像することができる。現像器4については後ほどさらに説明する。
このプリンタAによると、画像形成装置動作を制御する図示省略の制御部の指示、制御のもとに、Y、M、C、Kの画像形成部のうち1又は2以上を用いて画像を形成することができる。
画像形成部Y、M、C及びKのすべてを用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとると、先ず、イエロー画像形成部Yにおいてイエロートナー像を形成し、これを転写ベルト8に1次転写する。
画像形成部Y、M、C及びKのすべてを用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとると、先ず、イエロー画像形成部Yにおいてイエロートナー像を形成し、これを転写ベルト8に1次転写する。
すなわち、イエロー画像形成部Yにおいて、感光体1が図中時計方向に回転駆動され、帯電器2にて表面が一様に所定電位に帯電され、該帯電域に露光装置3からイエロー画像用の画像露光が施され、感光体1上にイエロー用静電潜像が形成される。この静電潜像はイエロートナーを有する現像器4の現像バイアスが印加された現像ローラ41にて現像されて可視イエロートナー像となり、該トナー像が1次転写ローラ5にて転写ベルト8上に1次転写される。このとき、1次転写ローラ5には図示省略の電源から1次転写バイアスが印加される。
同様にして、マゼンタ画像形成部Mにおいてマゼンタトナー像が形成されて転写ベルト8に転写され、シアン画像形成部Cにおいてシアントナー像が形成されて転写ベルト8に転写され、ブラック画像形成部Kにおいてブラックトナー像が形成されて転写ベルト8に転写される。
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像はこれらが中間転写ベルト8上に重ねて転写されるタイミングで形成される。
かくして転写ベルト8上に形成された多重トナー像は転写ベルト8の回動により2次転写ローラ9へ向け移動する。
かくして転写ベルト8上に形成された多重トナー像は転写ベルト8の回動により2次転写ローラ9へ向け移動する。
一方、記録媒体Sが記録媒体収容カセット10から媒体供給ローラ101にて引き出され、タイミングローラ対TRへ供給され、待機している。
このようにタイミングローラ対TRのところで待機する記録媒体Sは、中間転写ベルト8にて送られてくる多重トナー像に合わせて、転写ベルト8と2次転写ローラ9とのニップ部に供給され、図示省略の電源から2次転写バイアスが印加された2次転写ローラ9にて該多重トナー像が記録媒体S上に2次転写される。その後記録媒体Sは定着装置FXに通され、そこで多重トナー像が加熱加圧下に記録媒体Sに定着される。記録媒体Sはひき続き、排出ローラ対DRにて排出トレイTに排出される。
トナー像のベルト8への1次転写において感光体1上に残留する転写残トナー等はクリーニング装置6で清掃され、2次転写によりベルト8上に残留する2次転写残トナー等はクリーニング装置83で清掃される。これら清掃除去されたトナーはそれぞれ図示省略の搬送手段にて廃棄容器へ送られる。
以上説明したようにして画像形成されるのであるが、画像形成部Y、M、C、Kのそれぞれにおける現像器4は図2、図3に示すように構成されており、図示省略の制御部の指示のもとに、現像器内トナーの消費に応じてトナー補給装置40からトナー補給を受けることができる。
図2は現像器4の断面構造の概略を示しており、図3は現像器4を背後からみたときの(感光体1とは反対側からみたときの)内部構造の概略を示している(但し、現像ローラ41及び供給ローラ42はその位置を鎖線で示している。)。
各現像器4は、上室4Uと下室4Lとを備えており、これら上下の室の間には隔壁4Wが形成されている。
下室4Lには感光体1に臨む現像ローラ41及び現像ローラ41へトナーを供給するトナー供給ローラ42が設けられている。感光体1と現像ローラ41は僅かな現像ギャップDgをおいて対向している。トナー供給ローラ42は少なくとも表層部が発泡弾性材料からなるローラである。現像ローラ41とトナー供給ローラ42は図示省略の現像ローラ駆動モータにより共に図2中反時計方向に回される。現像ローラ41は、図示省略の現像バイアス電源から現像バイアス(ここでは直流電圧に交流電圧を重畳したバイアス)が印加される状態で感光体上潜像の現像に供される。
下室4Lには感光体1に臨む現像ローラ41及び現像ローラ41へトナーを供給するトナー供給ローラ42が設けられている。感光体1と現像ローラ41は僅かな現像ギャップDgをおいて対向している。トナー供給ローラ42は少なくとも表層部が発泡弾性材料からなるローラである。現像ローラ41とトナー供給ローラ42は図示省略の現像ローラ駆動モータにより共に図2中反時計方向に回される。現像ローラ41は、図示省略の現像バイアス電源から現像バイアス(ここでは直流電圧に交流電圧を重畳したバイアス)が印加される状態で感光体上潜像の現像に供される。
現像ローラ41に対しては、供給ローラ42のほか、トナー規制ブレード43、44及び除電部材45、さらに端部シール部材4Sが接触している。トナー規制ブレード43、44は供給ローラ42にて現像ローラ41上へ供給され、現像領域へ向け搬送されるトナーの層厚を所定のものに規制するとともに該トナーを摩擦帯電させるもので、現像バイアスと同じタイミングで図示省略の電源から規制バイアスが印加される。
トナー供給ローラ42にもトナー供給のための供給バイアスが図示省略の電源から印加される。さらに、除電部材45も図示省略の電源から除電バイアスが印加され、現像領域で消費されずに現像装置内へ戻ってくるトナーから除電する。供給ローラ42は現像器内へ戻ってくるトナーを現像ローラ41から剥がし落とすことも行う。
端部シール部材4Sは帯状のシール部材であり、図4に示すように、現像ローラ41の回転軸410の方向(現像ローラの回転中心線の方向)における現像ローラ本体420の各端部421に幅bで当接して該端部から現像器4外へトナーが漏れ出ることを防止している。
また、現像ローラ軸410には、現像ローラ本体420の両外側に隣り合ってコロ4Rを設けてある(図2には鎖線で示してある。)。各コロ4Rは、感光体1の表面に当接して前記現像ギャップDgを形成している。
現像器上室4Uには上側トナー搬送スクリュー46が、下室4Lの上部には下側トナー搬送スクリュー47が設けられている。図3に示すように、上下室間の隔壁4Wには、その一端部の近傍部位にトナー流通開口P1が、他端部にトナー流通開口P2が形成されている。
スクリュー46、47は図示省略の駆動モータ(前記の現像ローラ駆動モータでもよい)に回転駆動され、それにより、現像器4内にトナーが循環するようになっている。さらに言えば、下室4L内のトナーは現像に供されものがある一方、下側トナー搬送スクリュー47により一方の隔壁開口P1の下方領域から隔壁開口P2の方へ搬送されて該開口P2から上室4Uへ供給され、上側トナー搬送スクリュー46にて開口P2から開口P1の方へ搬送され、開口P1から下室4Lへ移動するように循環するものもある。
上側トナー搬送スクリュー46は前記隔壁開口P1よりさらに外側へ(図中左側へ)延びており、その部分はトナーを、前記開口P2とは反対側から開口P1へ向け搬送するスクリュー羽根を備えている。この部分に対しトナー補給装置40(図1では図示省略)からトナーを補給できるようになっている。
トナー補給装置40から補給されるトナーは、上室4U内を隔壁開口P1の方へ送られ、同じく上室4U内を隔壁開口P2から隔壁開口P1の方へ循環搬送されてくるトナーと混じり合いながら開口P1から下室4Lへ落とされ、現像装置内既存のトナーと循環攪拌されつつ現像に供されていく。
なお、図2に示すように下室4Lの上部には現像器内温度を検出する温度検出器(ここでは熱電対温度検出器)TSを設けてある。
なお、図2に示すように下室4Lの上部には現像器内温度を検出する温度検出器(ここでは熱電対温度検出器)TSを設けてある。
現像ローラ41についてさらに説明する。
現像ローラ41は、それとは限定されないが、本例では表面が弾性NBRゴム形成されており、端部シール部材4Sはフエルトで形成されている。従って、現像ローラ41が回転すると、シール部材4Sとの摩擦により摩擦熱が発生し、現像ローラ41が加熱される。なお、トナー規制ブレード43、44及び除電部材45等と現像ローラ41との摩擦熱も発生する。
現像ローラ41は、それとは限定されないが、本例では表面が弾性NBRゴム形成されており、端部シール部材4Sはフエルトで形成されている。従って、現像ローラ41が回転すると、シール部材4Sとの摩擦により摩擦熱が発生し、現像ローラ41が加熱される。なお、トナー規制ブレード43、44及び除電部材45等と現像ローラ41との摩擦熱も発生する。
そこで、現像器4では、図4に示すように、現像ローラ本体420に、その端面で開口して該端面から現像ローラ回転軸410方向に現像ローラ本体420内へ入り込む開口凹部411を形成してある。図4に示す例では開口凹部411の内径は一様にd1である。また開口凹部411の現像ローラ軸方向の深さはシール部材4Sの幅bより大きいaである。しかし、該深さaは、現像ローラ本体420の幅cの半分よりは小さい。
このような開口凹部411は、現像ローラを全体的に中空構造にする場合と比べると簡単、安価に形成でき、画像形成装置のコンパクト化の要請に応えるための小径の現像ローラでも、そのローラ全体を中空ローラとする場合に比べると簡単安価に形成できる。
そして、このように現像ローラ本体420の左右端部にそれぞれ開口凹部411が形成されているので、現像ローラ41と現像ローラ本体端部421に当接する端部シール部材4Sとの摩擦による発熱があっても、開口凹部411から放熱して、現像ローラ41と端部シール部材4Sとの相互接触部位を、ひいては現像ローラ41全体をそれだけ冷却することができ、それだけ現像器内トナーの昇温を抑制して該トナーの劣化や現像器内部位へのトナーの溶融固着を抑制して良好に静電潜像を現像できる。
図4に示す現像ローラ41では、現像ローラ本体420の各開口凹部411は内径が一様にd1であったが、現像ローラ41からの放熱を一層容易にするために、図5に例示するように、図4の開口凹部411に対応する開口凹部として開口凹部412を形成し、該開口凹部412の内径を、現像ローラ本体420の端から現像ローラ回転軸410の方向に奥へ入るに従い、小さくしてもよい。換言すれば、開口凹部412の内径を、現像ローラ回転軸方向の奥から現像ローラ本体端へ出てくるに従い、大きくしてもよい。図5の例では、開口凹部412の奥部の内径はd1とし、開口での内径はd2(>d1)としてある。
また、現像ローラ41の冷却効果を向上させるために、前記の各コロ4Rに図6(A)に例示するように羽根(ファン)fを設け、図6(B)に示すように、羽根fがコロ4Rの回転により回ることで、コロ4Rを間にして現像ローラ本体420とは反対側の外側から開口凹部412内へ空気流が発生するようにしてもよい。
このとき、開口凹部は図4に示すタイプの開口凹部411であってもよい。また、羽根fによる気流は、開口凹部412(又は411)からコロ4Rの外側へ向かうものでもよい。
このとき、開口凹部は図4に示すタイプの開口凹部411であってもよい。また、羽根fによる気流は、開口凹部412(又は411)からコロ4Rの外側へ向かうものでもよい。
次にコニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社製のタンデム型フルカラープリンタmagicolor5570 のシアン色トナーの現像器を含む部分を抽出し、現像ローラ表面温度を検出する温度検出器として、図2に示すと同様に現像器内に温度検出器を設置し、現像ローラについては適宜取り替えた実験機(後掲の表における実験例1〜3及び比較例のための各実験機)を準備し、それら実験機を用いて行った実験(実験例1〜3)及び比較実験(比較例)について説明する。
実験例1〜3及び比較例のいずれにおいても、magicolor5570 と同様に、現像ローラの外径は16mmであり、現像ローラ本体の幅cは240mmであり、端部シール部材の幅bは8mmである。
比較例の実験機では現像ローラは、magicolor5570 と同じ従来タイプのもので、ローラ本体端部の開口凹部は無く、コロもmagicolor5570 と同じもので、ファンは無い。
実験例1の実験機では現像ローラとして図4に示すタイプの開口凹部を有する現像ローラ(開口凹部の深さa=10mm、内径d1=13mm)を採用した。コロはmagicolor5570 と同じもので、ファンは無い。
実験例1の実験機では現像ローラとして図4に示すタイプの開口凹部を有する現像ローラ(開口凹部の深さa=10mm、内径d1=13mm)を採用した。コロはmagicolor5570 と同じもので、ファンは無い。
実験例2の実験機では現像ローラとして図5、図6に示すタイプの開口凹部を有する現像ローラ(開口凹部の深さa=10mm、奥部の内径d1=12mm、開口での内径d2=14mm)を採用した。コロはmagicolor5570 と同じもので、ファンは無い。 実験例3の実験機では、現像ローラとして実験例2と同じ現像ローラを採用し、コロについては、羽根(ファン)を設けたものを採用した。
各実験機においてはバイアス条件等をmagicolor5570 のものから変更せずに外気温度25℃の環境下でトナー強制消費(非通紙時に現像ローラ上のトナーを感光体1へ移行させ、クリーニング装置6に除去清掃させるトナー消費)を行いながら白紙連続駆動(トナーを付着させない白色画像の印字を順次記録紙に行う駆動)を行い、印字枚数が300枚目、500枚目、700枚目、1000枚目ごとに現像器内設置の温度検出器にて現像ローラ表面温度を検出し、検出結果が35℃未満であれば、現像ローラの昇温が十分抑制されている「◎」(非常に良好)、35℃以上40℃未満であれば、現像ローラの昇温は実用上差し支えない程度に抑制されている「○」(良好)、40℃以上であれば、現像ローラの昇温抑制が不十分「×」(不良)と評価した。
上表からわかるように、現像ローラに開口凹部を設けた場合、また、さらにコロを羽根付きコロとした場合には、印字枚数1000枚目でも、現像ローラの昇温は抑制されていることがわかる。
本発明は、現像器内温度上昇による現像器内トナーの溶融固着や劣化を抑制できる現像器や、そのような現像器を備えることで、それだけ良好な画像を形成できる画像形成装置を提供することに利用できる。
Y イエロー画像形成部
M マゼンタ画像形成部
C シアン画像形成部
K ブラック画像形成部
YC イエロープロセスカートリッジ
MC マゼンタプロセスカートリッジ
CC シアンプロセスカートリッジ
KC ブラックプロセスカートリッジ
1 感光体
2 帯電器
3 画像露光装置
4 現像器
41 現像ローラ
410 現像ローラ回転軸
411、412 開口凹部
420 現像ローラ本体
421 本体端部
d1、d2 開口凹部の内径
42 トナー供給ローラ
43、44 トナー規制ブレード
45 除電部材
4U 上室
4L 下室
4W 隔壁
P1、P2 隔壁開口
46 上側トナー搬送スクリュー
47 下側トナー搬送スクリュー
40 トナー補給装置
4S 端部シール部材
TS 温度検出器
4R コロ
f 羽根
Dg 現像ギャップ
5 1次転写ローラ
6 クリーニング装置
8 中間転写ベルト
81 駆動ローラ
82 対向ローラ
83 クリーニング装置
9 2次転写ローラ
10 記録媒体供給カセット
101 記録媒体供給ローラ
TR タイミングローラ対
FX 定着装置
DR 記録媒体排出ローラ対
T 記録媒体排出トレイ
S 記録媒体
M マゼンタ画像形成部
C シアン画像形成部
K ブラック画像形成部
YC イエロープロセスカートリッジ
MC マゼンタプロセスカートリッジ
CC シアンプロセスカートリッジ
KC ブラックプロセスカートリッジ
1 感光体
2 帯電器
3 画像露光装置
4 現像器
41 現像ローラ
410 現像ローラ回転軸
411、412 開口凹部
420 現像ローラ本体
421 本体端部
d1、d2 開口凹部の内径
42 トナー供給ローラ
43、44 トナー規制ブレード
45 除電部材
4U 上室
4L 下室
4W 隔壁
P1、P2 隔壁開口
46 上側トナー搬送スクリュー
47 下側トナー搬送スクリュー
40 トナー補給装置
4S 端部シール部材
TS 温度検出器
4R コロ
f 羽根
Dg 現像ギャップ
5 1次転写ローラ
6 クリーニング装置
8 中間転写ベルト
81 駆動ローラ
82 対向ローラ
83 クリーニング装置
9 2次転写ローラ
10 記録媒体供給カセット
101 記録媒体供給ローラ
TR タイミングローラ対
FX 定着装置
DR 記録媒体排出ローラ対
T 記録媒体排出トレイ
S 記録媒体
Claims (5)
- 現像ローラ及び該現像ローラに当接する部材を含んでおり、該当接部材にはトナー規制部材及び現像ローラ端部のシール部材が含まれており、該現像ローラはトナーを担持して、静電潜像担持体上の静電潜像を現像する現像領域へ搬送し、該トナー規制部材は該現像ローラによるトナー搬送途中で、該現像ローラ上トナーの層厚を規制するとともに該トナーを摩擦帯電させ、該端部シール部材は現像ローラ回転軸方向における現像ローラ本体の端部に当接して該端部から現像器外へのトナー漏れを防止する、電子写真方式の画像形成装置のための現像器であり、
前記現像ローラは、前記現像ローラ本体の端面で開口して該端面から現像ローラ回転軸方向に該現像ローラ本体内へ入り込んだ開口凹部を有しており、該開口凹部の現像ローラ本体端面から現像ローラ回転軸方向への深さが前記端部シール部材の現像ローラ回転軸方向の幅より大きく、現像ローラ回転軸方向の現像ローラ本体幅の半分より小さいことを特徴とする現像器。 - 前記現像ローラは前記静電潜像担持体との間に現像ギャップをおいて該静電潜像担持体上の静電潜像を現像するローラであり、現像ローラ本体の両外側に隣り合って現像ローラ回転軸に設けられ、該静電潜像担持体表面に当接して前記現像ギャップを形成するコロを有している請求項1記載の現像器。
- 前記コロには、該コロを間にして前記現像ローラ本体とは反対側の外側から該現像ローラ本体の前記開口凹部内へ、又は該コロを間にして前記現像ローラ本体とは反対側の外側へ向け該現像ローラ本体の前記開口凹部から空気流を発生させる羽根を備えている請求項2記載の現像器。
- 前記開口凹部の内径は、現像ローラ本体端から現像ローラ回転軸方向に奥へ入るに従い、小さくなっている請求項1、2又は3に記載の現像器。
- 回転駆動される静電潜像担持体、該静電潜像担持体表面を帯電させる帯電器、該帯電器により帯電した静電潜像担持体表面の帯電域に画像露光を施して静電潜像を形成する露光装置及び該静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器を含み、該トナー像を被転写体へ転写でき、該現像器は少なくとも一つ含んでいる画像形成装置であり、
少なくとも一つの現像器は、請求項1から4のいずれか1項に記載の現像器であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007324152A JP2009145705A (ja) | 2007-12-17 | 2007-12-17 | 現像器及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007324152A JP2009145705A (ja) | 2007-12-17 | 2007-12-17 | 現像器及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009145705A true JP2009145705A (ja) | 2009-07-02 |
Family
ID=40916345
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009145705A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013164872A1 (ja) | 2012-04-30 | 2013-11-07 | 三和テクノ株式会社 | 端部シール材を有する電子写真方式の画像形成装置 |
US20140153962A1 (en) * | 2012-11-30 | 2014-06-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing Device |
-
2007
- 2007-12-17 JP JP2007324152A patent/JP2009145705A/ja not_active Withdrawn
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WO2013164872A1 (ja) | 2012-04-30 | 2013-11-07 | 三和テクノ株式会社 | 端部シール材を有する電子写真方式の画像形成装置 |
US9268262B2 (en) | 2012-04-30 | 2016-02-23 | Susumu Shoji | Electrophotographic image-forming device provided with end seal member |
US20140153962A1 (en) * | 2012-11-30 | 2014-06-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing Device |
US9164420B2 (en) | 2012-11-30 | 2015-10-20 | Bother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing device having seal member and recess portion in the developing roller |
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