JP2006139045A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 2成分現像剤の冷却を十分に行う現像装置、この現像装置を有するプロセスカートリッジ、かかる現像装置やプロセスカートリッジを有する画像形成装置の提供。
【解決手段】2成分現像剤を表面に担持して搬送する現像剤担持体51Yに対向するように設けられ、現像剤担持体51Yに担持された現像剤の層厚を規制する規制部材52Yと、現像剤担持体51Yによる現像剤の搬送方向C1における規制部材52Yの上流側の位置に設けられ、現像剤担持体51Yに対向し現像剤から吸熱する対向部28Yおよび対向部28Yの熱を放熱するための放熱部29Yとを有する吸熱部材58Yとを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、トナーとキャリアとを含むいわゆる2成分現像剤といわれる現像剤を用いて感光体等の像担持体の現像を行う現像装置、この現像装置を有するプロセスカートリッジ、かかる現像装置やプロセスカートリッジを有する複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関する。
かかる現像剤を用いる上述のような現像装置は、現像剤を担持する現像ローラ等の現像剤担持体と、現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制する現像ドクタ等の規制部材を備えているとともに、像担持体の現像を良好に行うことを目的として、トナーを帯電させるために現像剤の攪拌混合を行うよう構成されているが、かかる攪拌混合の際に、現像剤同士の摩擦や、現像剤と規制部材との摩擦等により、現像剤が昇温し、トナーが溶融してしまう場合がある。
トナーが溶融すると、現像剤の性能が劣化したり、溶融したトナーが規制部材や現像剤担持体に付着したりすることで、地汚れやスジ等の現像ムラ等が生じ、現像性能が低下するという不具合がある。そこで、〔特許文献1〕ないし〔特許文献5〕に記載されているように、現像剤の昇温を防止すべく、規制部材、現像剤担持体等の部材を冷却する構造を備えた現像装置が種々提案されている。
特開2000−172070号公報 特開平7−248673号公報 特開平9−185312号公報 特開2002−278268号公報 特開2003−114577号公報
しかし、〔特許文献1〕ないし〔特許文献5〕に記載の構造は、規制部材、現像剤担持体等を冷却するものであって、現像剤の冷却は間接的に行われるに過ぎないため、現像剤の冷却が十分に行われるとはいえない。2成分現像剤を用いる現像装置においては、通常、規制部材で現像剤担持体から掻き取られた現像剤が規制部材周辺で滞留する傾向にあり、この部分での摩擦に起因するトナーの溶融が発生し、キャリアへの融着が特に問題であるが、上述の構造では、間接的な冷却のみを行うことから、かかる滞留した現像剤への冷却を十分に行うには不足し、トナーがキャリアに融着すると、キャリア抵抗の変化から非画像域への地汚れを発生してしまう。
〔特許文献1〕ないし〔特許文献3〕に記載の現像装置は、規制部材を冷却するものであるが、〔特許文献1〕、〔特許文献2〕に記載の現像装置は1成分現像剤を用いる現像装置であって、規制部材を介して規制部材通過前の滞留トナーを冷却しているに過ぎない。また〔特許文献3〕に記載の現像装置ではどのような現像剤を用いているか不明であるがかかる点に十分な配慮がなされているとはいえない。〔特許文献4〕に記載の現像装置は規制部材と現像剤担持体とを冷却するものであるがやはりかかる点が十分に考慮されているとはいえない。
また〔特許文献2〕、〔特許文献3〕及び〔特許文献4〕に記載の現像装置は、規制部材と接触する冷却部材や冷却ファンが現像装置外部にあり、規制部材通過前の滞留トナーに対しては規制部材を介して間接的な冷却作用を及ぼすことしかできない。
〔特許文献5〕に記載の現像装置は、規制部材、現像剤担持体、現像剤を攪拌する部材をそれぞれ冷却するものであるが、かかる点が考慮されておらず、またこれらの部材の内部に現像剤を冷却する構造を設けているので、部材の大型化、ひいては装置の大型化という問題も生じ得る。〔特許文献5〕に記載の現像装置は、現像内部側に向けてヒートパイプを現像ブレード内に配置してはいるが、ヒートパイプは周囲を現像ブレードに囲まれて滞留する2成分現像剤を間接的にしか冷却できない。また、積極的に滞留現像剤をヒートパイプ部に呼び込んで冷却するような周囲構造になっていない。さらにはヒートパイプと規制部材からなる複合部品は部品の大型化や部品単価及び組み立て加工の面から高コスト化の問題があり、昨今の低コスト機種には受け入れがたい構成といえる。
本発明は、2成分現像剤を用いて感光体等の像担持体の現像を行う現像装置であって、現像剤の冷却を十分に行う現像装置、この現像装置を有するプロセスカートリッジ、かかる現像装置やプロセスカートリッジを有する複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、トナーとキャリアとを含む現像剤を表面に担持して搬送する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に対向するように設けられ、前記現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する規制部材と、前記現像剤担持体による現像剤の搬送方向における前記規制部材の上流側の位置で前記現像剤担持体に対向するように設けられ、現像剤の放熱を行うための吸熱部材とを有し、前記吸熱部材が、前記現像剤担持体に対向し現像剤から吸熱する対向部と、前記対向部の熱を放熱するための放熱部とを有する現像装置にある。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の現像装置において、前記吸熱部材が、前記放熱部によって形成され、前記放熱部から放熱を行うための通気路を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の現像装置において、前記吸熱部材が、前記通気路を通った空気を排出する排出口を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか1つに記載の現像装置において、前記対向部が、前記規制部材に近づくにつれて前記現像剤担持体表面との距離が近づく形状をなしていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか1つに記載の現像装置において、前記現像剤担持体が、その表面と前記規制部材と前記対向部とによって囲まれる空間に現像剤の滞留を形成するための磁極を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の現像装置において、前記磁極が、前記規制部材との対向領域と前記対向部との対向領域とに共通の磁気領域を形成することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6の何れか1つに記載の現像装置において、使用するトナーの形状が、形状係数SF−1において120以上180以下であり、形状係数SF−2において120以上190以下であることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7の何れか1つに記載の現像装置と、前記現像装置によって現像される像担持体とを有するプロセスカートリッジにある。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし7の何れか1つに記載の現像装置または請求項8記載のプロセスカートリッジと、前記吸熱部材と外部とを連通する排気路と、前記排気路中の空気を移動させて外部に排出する排気装置とを有する画像形成装置にある。
本発明は、トナーとキャリアとを含む現像剤を表面に担持して搬送する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に対向するように設けられ、前記現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する規制部材と、前記現像剤担持体による現像剤の搬送方向における前記規制部材の上流側の位置で前記現像剤担持体に対向するように設けられ、現像剤の放熱を行うための吸熱部材とを有し、前記吸熱部材が、前記現像剤担持体に対向し現像剤から吸熱する対向部と、前記対向部の熱を放熱するための放熱部とを有する現像装置にあるので、現像剤が、規制部材で規制される際の摩擦で十分に帯電されるとともに、吸熱部材の対向部により直接吸熱されることで十分に冷却され、過剰に昇温することが防止され、トナーがキャリアに溶着することで生じる地汚れの発生を抑制でき、現像性能を良好に維持することができ、かつ高コスト化をも抑制した現像装置を提供することができる。
前記吸熱部材が、前記放熱部によって形成され、前記放熱部から放熱を行うための通気路を有することとすれば、現像剤が、規制部材で規制される際の摩擦で十分に帯電されるとともに、吸熱部材の対向部により直接吸熱され、また対向部が放熱部によって形成される通気路を通過する空気で冷却されることで、現像剤が十分に冷却され、過剰に昇温することが防止され、トナーがキャリアに溶着することで生じる地汚れの発生を抑制でき、現像性能を良好に維持することができ、かつ高コスト化をも抑制した現像装置を提供することができる。
前記吸熱部材が、前記通気路を通った空気を排出する排出口を有することとすれば、現像剤が、規制部材で規制される際の摩擦で十分に帯電されるとともに、吸熱部材の対向部により直接吸熱され、また対向部が放熱部によって形成される通気路を通過する空気で冷却され、かかる空気が排出口から排出されることで、現像剤が十分に冷却され、過剰に昇温することが防止され、トナーがキャリアに溶着することで生じる地汚れの発生を抑制でき、現像性能を良好に維持することができ、かつ高コスト化をも抑制した現像装置を提供することができる。
前記対向部が、前記規制部材に近づくにつれて前記現像剤担持体表面との距離が近づく形状をなしていることとすれば、現像剤が、規制部材の上流で高密度の状態となることで規制部材で規制される際の摩擦作用で十分帯電されるとともに吸熱部材の抵抗部に対して滞留現像剤の大半が広く当接して効率よく直接吸熱されることで十分に冷却され、過剰に昇温することが防止され、トナーがキャリアに溶着することで生じる地汚れの発生を抑制でき、現像性能を良好に維持することができ、かつ高コスト化をも抑制した現像装置を提供することができる。
前記現像剤担持体が、その表面と前記規制部材と前記対向部とによって囲まれる空間に現像剤の滞留を形成するための磁極を有することとすれば、規制部材の上流で高密度の状態となることで規制部材で規制される際の摩擦作用で十分帯電されるとともに吸熱部材の抵抗部に対して滞留現像剤の大半が広く当接して効率よく直接吸熱されることで十分に冷却され、過剰に昇温することが防止され、トナーがキャリアに溶着することで生じる地汚れの発生を抑制でき、現像性能を良好に維持することができ、かつ高コスト化をも抑制した現像装置を提供することができる。
前記磁極が、前記規制部材との対向領域と前記対向部との対向領域とに共通の磁気領域を形成することとすれば、現像剤が、規制部材で規制される際の摩擦でより十分に帯電されるとともに、吸熱部材の対向部により当接し易く効率よく直接吸熱されることで十分に冷却され、また現像剤に余分なエネルギーを与えることがなく昇温を抑制することができるから、現像剤が過剰に昇温することが防止され、トナーがキャリアに溶着することで生じる地汚れの発生を抑制でき、現像性能を良好に維持することができ、かつ高コスト化をも抑制した現像装置を提供することができる。
使用するトナーの形状が、形状係数SF−1において120以上180以下であり、形状係数SF−2において120以上190以下であることとすれば、現像剤が、規制部材で規制される際の摩擦で十分に帯電されるとともに、吸熱部材の対向部により直接吸熱されることで十分に冷却され、またトナーの流動性が適度に高く、現像剤が過剰に昇温することが防止され、トナーがキャリアに溶着することで生じる地汚れの発生を抑制でき、現像性能を良好に維持することができ、かつ高コスト化をも抑制した現像装置を提供することができる。
本発明は、請求項1ないし7の何れか1つに記載の現像装置と、前記現像装置によって現像される像担持体とを有するプロセスカートリッジにあるので、現像剤が、規制部材で規制される際の摩擦で十分に帯電されるとともに、吸熱部材の対向部により直接吸熱されることで十分に冷却され、過剰に昇温することが防止され、トナーがキャリアに溶着することで生じる地汚れの発生を抑制でき、現像性能を良好に維持することができ、かつ高コスト化をも抑制したとともに、プロセスカートリッジを必要に応じて着脱することで、プロセスカートリッジに備えられた各構成の寿命が一般的に異なっていても、寿命に合わせて交換周期を設定する等することで最長寿命部品の寿命まで装置を使用することができるため、ランニングコストの低減、資源の有効活用の観点から優れ、また交換を伴わないメンテナンス時にも、プロセスカートリッジのみを取り外してメンテナンスを行うことができ、メンテナンス性に優れたプロセスカートリッジを提供することができる。
本発明は、請求項1ないし7の何れか1つに記載の現像装置または請求項8記載のプロセスカートリッジと、前記吸熱部材と外部とを連通する排気路と、前記排気路中の空気を移動させて外部に排出する排気装置とを有する画像形成装置にあるので、現像剤が、規制部材で規制される際の摩擦で十分に帯電されるとともに、吸熱部材の対向部により直接吸熱されることで十分に冷却され、過剰に昇温することが防止され、トナーがキャリアに溶着することで生じる地汚れの発生を抑制でき、現像性能を良好に維持することができ、かつ高コスト化をも抑制した、良好な画像形成性能を良好に維持することができる画像形成装置を提供することができる。
図1に本発明を適用した、カラー画像を高速で形成可能な多色画像形成装置である画像形成装置の概略を示す。画像形成装置100は、複写機、プリンタ、ファクシミリの複合機であるが、他の画像形成装置、すなわち、複写機、プリンタ、ファクシミリの単体、あるいは複写機とプリンタとの複合機等他の複合機であっても良い。画像形成装置100は、プリンタとして用いられる場合には、外部から受信した画像情報に対応する画像信号に基づき画像形成処理を行なう。これは画像形成装置100がファクシミリとして用いられる場合も同様である。
画像形成装置100は、一般にコピー等に用いられる普通紙の他、OHPシートや、カード、ハガキ等の厚紙や、封筒等の何れをもシート状の記録媒体としてこれに画像形成を行なうことが可能である。画像形成装置100は、記録媒体としての転写紙の両面に画像形成可能な両面画像形成装置でもある。画像形成装置100は、上下方向において中央位置を占める本体101と、本体101の上側に位置し原稿を読み取る読取装置21および原稿を積載され積載された原稿を読取装置21に向けて送り出す自動原稿給紙装置22と、本体101の下側に位置し感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKと転写ベルト11との間に向けて搬送される転写紙を積載したシート給送装置23とを有している。
画像形成装置100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に色分解された色にそれぞれ対応する像としての画像を形成可能な複数の像担持体としての感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKを並設したタンデム構造を採用したタンデム型の画像形成装置である。感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKは、同一径であり、画像形成装置100の本体101の内部のほぼ中央部に配設された無端ベルトである中間転写ベルトとしての転写ベルト11の外周面側すなわち作像面側に、等間隔で並んでいる。
転写ベルト11は、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKに対峙しながら矢印A1方向に移動可能となっている。各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKに形成された可視像すなわちトナー像は、矢印A1方向に移動する転写ベルト11に対しそれぞれ重畳転写され、その後、転写紙に一括転写されるようになっている。
転写ベルト11に対する重畳転写は、転写ベルト11がA1方向に移動する過程において、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKに形成されたトナー像が、転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写されるよう、転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKのそれぞれに対向する位置に配設された転写チャージャとしての1次転写ローラ12Y、12M、12C、12BKによる電圧印加によって、A1方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKの真下の位置すなわち転写位置にて行われる。
各感光体ドラム感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKは、A1方向の上流側からこの順で並設されている。各感光体ドラム感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKはそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成するための、画像ステーション60Y、60M、60C、60BKに備えられている。
画像形成装置100は、4つの画像ステーション60Y、60M、60C、60BKによって構成される画像形成部としての作像部60と、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKの下方に対向して配設され、転写ベルト11を備えた中間転写ユニットであるベルトユニットとしての転写ベルトユニット10と、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11に当接し、転写ベルト11への当接位置において転写ベルト11と同方向に回転する転写部材としての2次転写ベルト5を備え転写ベルト11上のトナー像を転写紙に転写するとともに搬送する2次転写ユニット76と、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11上をクリーニングする図示しない中間転写ベルトクリーニング装置とを有している。
画像形成装置100はまた、画像ステーション60Y、60M、60C、60BKの上方に対向して配設された書き込み手段である光書き込み装置としての書込みユニットである光走査装置8と、シート給送装置23から搬送されてきた転写紙を、画像ステーション60Y、60M、60C、60BKによるトナー像の形成タイミングに合わせた所定のタイミングで、転写ベルト11と2次転写ローラ5の間の転写部に向けて繰り出すレジストローラ対13と、転写紙の先端がレジストローラ対13に到達したことを検知する図示しないセンサとを有している。
画像形成装置100はまた、2次転写ユニット76によって転写ベルト11上のトナー像を転写され搬送されてきた転写紙が進入し、転写紙にトナー像を定着させるためのベルト定着方式の定着ユニットとしての定着装置6と、定着済みの転写紙を本体101外に排出する排紙経路と再度給紙ユニット75に向けて搬送する反転経路とを備え転写紙を何れかの経路に搬送する排紙ユニット79と、排紙ユニット79が一方の面に画像を形成された転写紙を反転経路に搬送した場合に、その転写紙をスイッチバックして反転させ、再度、レジストローラ対13に向けて搬送する再給紙ユニットとしての両面ユニット80とを有している。
画像形成装置100はまた、本体101外部に配設され画像形成済みの転写紙を積載する排紙トレイ75と、図2に示す排気路26及び排気装置27とを有している。
排気路26は、後述するヒートシンク58Yをはじめとするヒートシンクと本体101の外部とを連通するものである。排気装置27はシロッコファンであり、排気路26中の空気を移動させて本体101の外部に排出するものである。
転写ベルトユニット10は、転写ベルト11の他に、1次転写ローラ12Y、12M、12C、12BKと、転写ベルト11を巻き掛けられた、駆動ローラ72、転写入口ローラ73およびテンションローラ74を有している。
2次転写ユニット76は、2次転写ベルト5の他に、2次転写ベルト5に対向して配設された対向ローラとしての転写入口ローラ73を有している。
光走査装置8は、感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKの表面によって構成された被走査面をそれぞれ走査して露光し、静電潜像を形成するための、画像信号に基づくレーザービームとしての図示しないレーザー光を発する図示しない発光源と、発光源によって発せられたレーザー光をその回転により走査する図示しないポリゴンミラーと、ポリゴンミラーを回転駆動する図示しないポリゴンモータと、ポリゴンミラーによって走査されたレーザー光を感光体ドラム20Y、20M、20C、20B上に結像させ走査する図示しない多数の光学素子とを有している。
定着装置6は、熱源を内部に有する加熱ローラ62と、加熱ローラ62に巻き掛けられた定着ベルト64と、加熱ローラ62とともに定着ベルト64を巻き掛けた定着ローラ65と、定着ローラ65との間で定着ベルト64を圧接する加圧ローラ63とを有しており、トナー像を担持した転写紙を定着ベルト64と加圧ローラ63との圧接部である定着部に通すことで、熱と圧力との作用により、担持したトナー像を転写紙の表面に定着するようになっている。
排紙ユニット79は、定着装置6から搬送されてきた転写紙を、両面ユニット80に向けて搬送する搬送ローラ97と、本体101外に排出する排紙ローラ98とを有している。
両面ユニット80は、排紙ユニット79から搬送されてきた、一方の面に画像形成された転写紙を一旦積載するトレイ92と、トレイ92上の転写紙をスイッチバックさせる反転ローラ93と、反転ローラ93によってスイッチバックされた転写紙をレジストローラ13に向けて送り出す給紙ローラ95等を有している。
シート給送装置23は、多数枚の転写紙を積載した給紙カセット25と、給紙カセット25に積載された転写紙のうち最上位の転写紙の上面に当接する給紙ローラとしての給送ローラ24を有しており、給送ローラ24が時計回り方向に回転駆動されることにより、最上位の転写紙をレジストローラ対13に向けて給送するようになっている。
画像ステーション60Y、60M、60C、60BKについて、そのうちの一つの、感光体ドラム20Yを備えた画像ステーション60Yの構成を代表して構成を説明する。なお、他の画像ステーション60M、60C、60BKの構成は画像ステーション60Yの構成と実質的に同一であるので、その説明については省略する。
図3に示すように、感光体ドラム20Yを備えた画像ステーション60Yは、感光体ドラム20Yの周囲に、図中反時計方向であるその回転方向B1に沿って、感光体ドラム20Yを高圧に帯電するための帯電手段である帯電装置30Yと、感光体ドラム20Yを現像するための現像手段としての現像器である現像装置50Yと、図1に示した1次転写ローラ12Yと、感光体ドラム20Yをクリーニングするためのクリーニング手段としてのクリーニング装置40Yとを有している。
帯電装置30Yは、感光体ドラム20Yの表面に当接して従動回転する帯電ローラ31Yと、帯電ローラ31Yに当接し従動回転するクリーニングローラ32Yとを有している。帯電ローラ31Yには、直流に交流成分のバイアスを重畳印加する図示しない電圧印加手段が接続されており、感光体ドラム20Yと対向する帯電領域において、感光体ドラム20Yの表面を除電すると同時に、所定の極性に帯電するようになっている。
1次転写ローラ12Yには、図示しない電源を備えたバイアス印加手段とバイアス制御手段とによって1次転写に適した所定の電圧が印加されるようになっている。
図1に示した光走査装置8は、図3において図示を省略するが、感光体ドラム20Yと帯電装置30Yとの対向領域である帯電領域と、感光体ドラム20Yと現像装置50Yとの対向領域である現像領域たる現像ニップとの間の領域に、光変調されたレーザー光を照射して帯電ローラ31Yにより帯電された後の感光体ドラム20Yの表面を露光し、現像装置50Yによってイエロートナー像として可視像化される静電潜像を形成するようになっている。
クリーニング装置40Yは、感光体ドラム20Yに対向する部分に開口部を有するクリーニングケース43Yと、感光体ドラム20Yに当接し感光体ドラム20Y上の残留トナー、キャリア、紙粉等の不要物を掻き取ってクリーニングする回転ブラシとしての図示しないブラシローラと、感光体ドラム20Yの回転方向B1において、ブラシローラよりも下流側の位置で感光体ドラム20Yに当接し感光体ドラム20Y上の不要物を掻き取ってクリーニングするためのブレードとしての図示しないクリーニングブレードと、ブラシローラ、クリーニングブレードによって掻き取られた不要物を図示しない廃トナーボトルに向けて搬送するための図示しない排出経路の一部を構成する排出スクリュ42Yとを有している。
図4に示すように、現像装置50Yは、感光体ドラム20Yに対向する部分に開口部を有する現像ケース55Yと、かかる開口部から感光体ドラム20Yに臨むよう感光体ドラム20Yに近接対向して配設され、現像剤を表面に担持して搬送する現像剤担持体としての現像ローラ51Yと、現像ローラ51Yに対向するように配設され、現像ローラ51Yに担持された現像剤の層厚を一定の高さに規制する規制部材としての現像ドクタである現像ブレード52Yと、現像ローラ51Yに対向するように設けられ、現像剤の放熱を行うための吸熱部材としての現像剤排熱部材であるヒートシンク58Yとを有している。
現像装置50Yはまた、現像ケース55Yの下部に互いに対向するように配設され、現像剤を攪拌するとともに現像ローラ51Yに現像剤を供給するための第1搬送スクリュ53Y及び第2攪拌スクリュ54Yと、第1搬送スクリュ53Y、第2攪拌スクリュ54Yをそれぞれ収容した第1の部屋56Y、第2の部屋57Yと、第1の部屋56Y、第2の部屋57Yの間の隔壁81Yと、第2の部屋57Yに供給する新規の現像剤を貯容した貯容部59Yと、ヒートシンク58Yを経た空気を集める、図8に示すダクト18Yと、現像バイアスを印加する図示しないバイアス印加手段等とを有している。
現像装置50Yにおいて用いる現像剤は、トナーとキャリアとを含む、いわゆる2成分現像剤といわれる現像剤である。現像剤は、第1の部屋56Y、第2の部屋57Yの略全体に充満している。キャリアは磁性キャリアである。トナーは、イエロー色のトナー像を感光体ドラム20Y上に形成するため、イエロートナーとなっている。
トナーは、トナー自身及びこれを含む現像剤の流動性向上の観点から、その形状が、形状係数SF−1において120以上180以下であり、形状係数SF−2において120以上190以下のものが用いられている。これら形状係数SF−1、SF−2は、トナーの形状を表すパラメータの一つであり、粉体工学の分野で知られたパラメータである。
形状係数SF−1は、球形物質の形状の丸さの割π合を示す値であり、図5に示すように、球形物質(トナー)を2次元平面上に投影して出来る楕円状図形の最大長MXLNGの二乗を、その図形面積AREAで割って、100π/4を乗じたときの値で表される。
つまり、形状係数SF−1は、
SF−1={(MXLNG)/AREA}×(100π/4)
で定義されるものである。
このSF−1の値が100の場合には、物質の形状が真球状となり、SF−1の値が大きくなるほど、物質の形状は不定形となる。
形状係数SF−2は、物質の形状の凹凸の割合を示す数値であり、図6に示すように、物質(トナー)を2次元平面上に投影してできる図形の周長PERIの二乗を、その図形面積AREAで割って、100/4πを乗じたときの値で表される。
つまり、形状係数SF−2は、
SF−2={(PERI)/AREA}×(100/4π)で定義されるものである。
SF−2の値が100の場合には、物質の表面に凹凸が存在しないことになり、SF−2の値が大きくなるほど、物質の表面の凹凸は顕著となる。
本形態で用いているトナーの形状係数SF−1、SF−2は、日立製作所製FE−SEM(S−800)を用い、トナー像を100回無作為にサンプリングし、その画像情報を、ニレコ社製画像解析装置(LUSEX3)に導入して解析を行い、上式より算出したものである。
トナーの形状が球形に限りなく近づくと、すなわち形状係数SF−1、SF−2ともに100に近づくと、転写効率が高くなることが本発明者の検討により明らかになった。これは、トナー粒子と、このトナー粒子に接触するトナー粒子や像担持体等との間では点接触しか生じないため、トナーの形状が球形に限りなく近づくと、形状効果により、トナー流動性が高まったり、像担持体等に対する吸着力、言い換えると鏡映力が弱まったりすることに起因して、トナーが、転写電界の影響を受けやすくなるためと考えられる。
ただし、トナーの形状が球形に近づきすぎると、メカ的なクリーニングすなわちブレード等を用いたクリーニングに対して不利に働く。これは、上述したように、トナー流動性が高まったり、像担持体等に対する吸着力、言い換えると鏡映力が弱まったりすることに起因して、トナーが、クリーニング部材と像担持体との僅かな間隙を容易に通過してしまうためである。よってクリーニング性の面からは、トナーの形状としては、ある程度異形化、すなわち形状係数SF−1の値が100より大きくなる方向で非球状化していることが好ましく、また、ある程度凸凹化、すなわち形状係数SF−2の値が100より大きくなる方向で非球形化していた方が好ましい。
このような事情に鑑み、本形態で用いているトナーは、その形状が、形状係数SF−1において120以上180以下であり、形状係数SF−2において120以上190以下であって、流動性が向上しており、ヒートシンク58Yへの当接性向上による後述する温度低減効果と併せて、摩擦による昇温が低減されているとともに、現像性能が維持される。
第1搬送スクリュ53Y、第2搬送スクリュ54Yはそれぞれ、回転中心をなす回転軸83Y、84Yと、回転軸83Y、84Y上に形成された螺旋状すなわちスパイラル状の突条によって構成されたフィンとしてのスクリュ部85Y、86Yとを有し、略同形状となっている。第1搬送スクリュ53Yと第2搬送スクリュ54Yとは、互いに平行に配設されており、且つ現像ローラ51Yに平行に配設されている。
第1搬送スクリュ53Y、第2搬送スクリュ54Yはそれぞれ、回転軸83Y、84Yを中心とする、互いに逆向きの方向への回転により、スクリュ部85Y、86Yの作用によって、その回転軸方向すなわち回転軸83Y、84Yが延在する図4における紙面と垂直な方向に、現像剤を搬送するようになっている。
第1搬送スクリュ53Y、第2搬送スクリュ54Yによる現像剤の搬送方向はそれぞれ、図4において、紙面手前側から奥側、紙面奥側から手前側であって、互いに逆向きである。また、隔壁81Yは、第1搬送スクリュ53Y、第2搬送スクリュ54Yの両端部に対応する部分には配設されていない。したがって、現像剤は、第1搬送スクリュ53Y、第2搬送スクリュ54Yの回転により、第1の部屋56Y、第2の部屋57Y内を一定方向に循環するように搬送され、この過程で攪拌され、また貯容部59Yから新規トナーが供給された場合にはこれが均一に混合されるようになっている。
現像ブレード52Yは、その先端が、現像ローラ51Yの略頂部に所定の間隔で対向する態様で配設されている。現像ブレード52は、非磁性の本体89Yと、本体89Yの、現像ローラ51Yに対向する側の先端部に貼り付けられた、薄膜状の磁性体90Yによって構成されている。磁性体90Yは、現像ローラ51Yによる現像剤の搬送方向C1における、本体89Yの上流側に配設されており、現像ローラ51Y上に担持された現像剤に当接してその層厚を規制するが、このとき、後述する磁極M1の作用により、現像ローラ51Yに担持させた現像剤を穂立ちさせることで、かかる規制作用を良好に行うとともに、磁極M1との共働によって、層厚を規制する際に掻き取った現像剤をその近傍に滞留させ、トナーの帯電を促進させるようになっている。
ヒートシンク58Yは、C1方向における現像ブレード52Yの上流側に、現像ブレード52Yに隣接する態様で配設されており、管状をなしている。ヒートシンク58Yは、現像ローラ51Yに対向し現像剤から吸熱する対向部としての対向面28Yと、対向面28Yの熱を放熱するための放熱部としての放熱面29Yと、放熱面29Yによって囲まれることによって形成され、空気を通されることで放熱面29Yから放熱を行うための通気路14Yと、通気路14Yを通った空気を排出する排出口としての複数の孔15Yと、その両端部のみに位置するリブ19Yとを有している。
ヒートシンク58Yは、アルミニウム製であるが、熱伝導性が良い材料であればよく、他にも、たとえば銅、鉄、ステンレス、これらを含む合金で構成することができる。本形態では現像ブレード52Yと接触しているため、現像剤を規制する際の現像剤との摩擦で昇温した現像ブレード52Yを良好に冷却する構成となっているが、現像ブレード52Yとは離間して配設しても良い。離間距離が小さいほど、現像ブレード52Yの冷却効率は高い。
対向面28Yは、管状をなしているヒートシンク58Yの外周面の一部によって構成されている。これによって単に現像ローラ51Yの曲率で現像装置50Y内の上面に近づくだけの従来機以上に、対向面28Yは、現像ブレード52Yに近づくにつれて現像ローラ51Y表面との距離が近づく形状をなしており、これによって、対向面28Yと、現像ブレード52Yの磁性体90Y表面と、現像ローラ51Yの表面とによって囲まれる空間は、C1方向下流側が狭くなる楔状の空間となっている。
放熱面29Yは、管状をなしているヒートシンク58Yの内面を構成しており、放熱効率を向上することを目的として、その面積を拡大すべく、フィンが上下に多数形成された鋸歯状をなしている。
ヒートシンク58Yの材料にアルミニウムを選択した場合、加工方法としてインゴットから押し出し、引き抜き等の工法でフィン等が形成された断面を一体で成形でき、上記〔特許文献5〕に記載のような複合部材を採用しないで済む。上記〔特許文献5〕に記載の現像ブレードは磁性材料からなるとの記載から材料は不明であるが、伝熱性のよい金属ならば、金属の中に別の金属からなるヒートパイプを長手全域に密着挿入する加工は反りの影響で非常に困難であり、実現性の乏しい構成といえる。また仮に実現し得たとしても、昇温と冷却とが繰り返される実機の中では膨張と収縮とを繰り返し、破損やヒートシンクの脱離に至ると予想される。現像ブレードの材料が樹脂ならばアウトサート、インサート等の成形方法で複合化は可能であるが昇温防止効果は金属に比べて格段に低く、またこれとて膨張圧縮による不具合は避けがたい。
通気路14Yには、排気装置27の作用により、管状をなしているヒートシンク58Yの長手方向の両端部から、中央部に向けて、空気が均一に進入するようになっている。
孔15Yは、管状をなしているヒートシンク58Yの上面と通気路14Yとを連通する態様で、ヒートシンク58Yの長手方向に沿って配設されている。図8においては孔15Yを3つ形成した構成を示しているが、孔15Yは3つでなくさらに多数形成しても良いし、より少ない数だけ、たとえば大きな1つの開口をヒートシンク58Yの長手方向に形成したものであっても良い。ヒートシンク58Yの長手方向に均一に放熱でき、かつヒートシンク58Yの強度及び放熱作用が十分なものであれば良い。
リブ19Yは、ヒートシンク58Yを現像ケース55Yに固定する目的で配設されているが、管状をなしているヒートシンク58Yの両端部のみに位置しているため、対向面28Yはヒートシンク58Yの長手方向の略全体にわたって露出しており、ヒートシンク58Yの放熱性能に影響を与えることはない。
ダクト18Yは、すべての孔15Yを覆う態様で、ヒートシンク58Yの長手方向に沿って延在しており、排気路26とともに、ヒートシンク58Yと本体101の外部とを連通させているものであって、排気装置27の作用により、各孔15Yから流出してきた空気をすべて集めて、その排気口34Yから排出するようになっている。
現像ローラ51Yは、内部に配設された固定の磁性ローラ87Yと、磁性ローラ88Yの周面上を図示しない駆動手段によってC1方向に回転駆動されるスリーブ88Yとを有している。スリーブ88Yの外径は25mmである。磁性ローラ87Yには、図7おいて符号M1ないしM7で示す磁力、磁気領域を示す磁極(以下、磁力M1ないしM7を示す磁極をも、それぞれ符号M1ないしM7によって説明する。)が着磁されている。
磁極M1は、第1搬送スクリュ53Yに対向する位置に形成され、磁気領域M1を形成しており、第1の部屋56Y内の現像剤が、第1搬送スクリュ53Yによって循環搬送される過程で、磁極M1の作用によって現像ローラ51Yに汲み上げられる。現像ローラ51Yに汲み上げられた現像剤は、スリーブ88Yの回転に伴って、磁極M1ないしM7により、この順で、スリーブ88Yに担持された状態でC1方向に搬送される。
現像ニップは、磁極M6が位置する磁気領域M6が形成された領域に対応しており、この領域で、バイアス印加手段による現像バイアスの作用と併せて、スリーブ88Yに担持された現像剤中のトナーが感光体ドラム20Yの表面に形成された静電潜像に静電的に移行して、静電潜像がイエロートナー像として可視像化される。
磁極M4は、上述した楔状の空間、すなわち、スリーブ88Yの表面と、現像ブレード52Yの磁性体90Y表面と、対向面28Yとによって囲まれた、C1方向下流側が狭くなる楔状の空間に現像剤の滞留を形成するように、現像ブレード52Yとの対向領域と対向面28Yとの対向領域との共通の磁気領域を形成するようになっている。
かりに、たとえば、ヒートシンク58Yと現像ブレード52Yとのそれぞれに対応した別個の磁極を形成した場合には、ヒートシンク58Yと現像ブレード52Yとの間で現像剤の受け渡しの動作が発生するため、現像剤に対して余分なエネルギーを与えることとなり、現像剤の発熱を生じるが、磁極M4は上述のように共通の磁気領域を形成するため、現像剤の発熱を抑制している。
磁極M4の磁力強さピーク磁束密度は56±4mTである。
図9に示すように、対向面29Yの、特に現像ローラ51Yに近接した平面部の幅は5mmとされ、この部分における現像ローラ51Yとの距離を、C1方向上流側でamm、C1方向下流側でbmmとすると、a>bとの関係を有している。また、対向面29Yは、かかる平面部に向けて、現像ローラ51Y側に張り出した傾斜部を有している。対向面29Yがこのような平面部と傾斜部とを備えた近接部を有した形状をなしていることにより、上述のような楔状の空間が形成されている。かかる近接部は、平面部と傾斜部とによって構成されるのみならず、現像ローラ51Yとの距離が漸減する平面状、曲面状であっても良い。
そして、図7に示すように、磁気領域M4は、かかる近接部のC1方向上流側端部付近に外延を有しており、これによって、上述の楔状の空間内に現像剤を留める作用を奏する。よって、現像ローラ51Yに汲み上げられた現像剤は、C1方向に移動し、現像ブレード52Yの磁性体90Yに当接してその層厚を規制され、一部が現像ブレード52Yの先端と現像ローラ51Yとの間隙をすり抜けて現像に供されるが、他は掻き取られて上述の楔状の空間に滞留する。
現像剤は順次楔状の空間に送り込まれるため、近接部、現像ローラ51Yによる現像剤の搬送力、磁気領域M4の磁力、磁性体90Yの作用により、楔状の空間内に現像剤の密度が高い状態に保たれる。そのため、現像ローラ51Yによる現像剤の搬送力により、楔状の空間内において現像剤同士の摩擦や、現像剤と近接部、現像ローラ51Y、磁性体90Yとの摩擦により、トナーの帯電が促進される。
このとき、かかる摩擦によって摩擦熱が発生するが、この熱は、対向面29Y、特に近接部によって吸熱される。現像剤の密度が高いことから、現像剤相互間でも熱伝達が行われるため、対向面29Yに直接接触している現像剤の熱のみならず、楔状の空間内にある他の現像剤の熱も、良好に吸熱される。対向面29Yの熱は、放熱面29Yから、排気装置27の作用により通気路14Yを流れる空気に放熱され、放熱によって昇温した空気は、孔15Y、ダクト18Y、排気路26、排気装置27を経て、本体101の外部に排出される。なお、現像剤との摩擦によって生じる現像ブレード52Yの熱も、ヒートシンク58Yによって同様に吸熱され、放熱される。
このように、現像剤は、ヒートシンク58Yによって吸熱作用、冷却作用を受けるため、十分に冷却され、過剰に昇温することが防止されるから、トナーが溶融することがなく、現像剤の性能が劣化することや、溶融したトナーが規制部材や現像剤担持体に付着したりすることがなく、地汚れやスジ等の現像ムラ等が生じることがなく、一方、良好に帯電が行われ、現像性能が良好に維持される。
対向面29Yの、特に現像ローラ51Yに近接した平面部の幅、上述した距離a、bの大きさは、ヒートシンク58Yによる上述の吸熱作用、冷却作用が良好に行われる範囲で決定されるものであり、かかる幅は5mm以上としても良いし、上述した距離a、bの大きさも任意である。同様に、楔状の空間の大きさ、現像性能等を考慮したうえで、スリーブ88Yの外径は、16〜25mmの範囲とすることができるし、磁極M4の磁力強さピーク磁束密度は40mT〜70mTの範囲とすることができ、半値幅によって規定することができる。
なお、現像剤は順次楔状の空間に送り込まれるため、余剰の現像剤が生じるが、余剰の現像剤は、磁束密度が比較的低い、楔状の空間外にこぼれ、第1搬送スクリュ53Y、第2搬送スクリュ54Yによる攪拌作用を受けるなどした後、磁極M1の作用によって現像ローラ51Yに再度汲み上げられる。
画像ステーション60Yを構成する、感光体ドラム20Yと、1次転写ローラ12Yと、クリーニング装置40Yと、帯電装置30Yと、現像装置50Yとのうち、1次転写ローラ12Yを除くもの、すなわち感光体ドラム20Yと、クリーニング装置40Yと、帯電装置30Yと、現像装置50Yとは、作像ユニットたるプロセスカートリッジ77Yを構成しており、プロセスカートリッジ77Yは一体で、本体101に対し、図1における紙面手前側に離脱自在であって、着脱自在である。
また、現像装置50Yは、単独で、本体101に対し、図1における紙面手前側に離脱自在であって、着脱自在であるとともに、プロセスカートリッジ77Yを構成する、感光体ドラム20Yと、クリーニング装置40Yと、帯電装置30Yと、現像装置50Yとのうち、現像装置50Yを除くもの、すなわち、感光体ドラム20Y、クリーニング装置40Yと、帯電装置30Yとは、ユニットを構成しており、このユニットは一体で、本体101に対し、図1における紙面手前側に離脱自在であって、着脱自在である。
かかるプロセスカートリッジ77Y、現像装置50Y、かかるユニットを必要に応じて着脱することは、ランニングコストの低減、資源の有効活用からの観点からも有効である。すなわち、各構成の寿命は一般的に異なるが、寿命に合わせて交換周期を設定する等することで最長寿命部品の寿命まで装置を使用することができるため、ランニングコストの低減、資源の有効活用の観点から優れている。また交換を伴わないメンテナンス時にも、必要な部分のみを取り外してメンテナンスを行うことで、メンテナンスが容易である。
画像ステーション60Yの構成は以上のようであって、感光体ドラム20Yは、B1方向への回転に伴い、帯電装置30Yにより表面を一様に帯電され、光走査装置8からのレーザー光の露光走査によりイエロー色に対応した静電潜像を形成される。この静電潜像の形成は、レーザー光が、図3の紙面垂直方向である主走査方向に走査するとともに、感光体ドラム20YのB1方向への回転により、感光体ドラム20Yの円周方向である副走査方向へも走査することによって行われる。
このようにして形成された静電潜像には、上述のように、現像装置50Yにより供給される帯電したイエロー色のトナーが付着し、イエロー色に現像されて顕像化され、現像により得られたイエロー色の可視画像たるトナー像は、1次転写ローラ12YによりA1方向に移動する転写ベルト11に1次転写され、転写後に残留したトナー等の異物はクリーニング装置40Yにより掻き取り除去されて、感光体ドラム20Yは、帯電装置による次の除電、帯電に供される。なお他の感光体ドラム20C、20M、20BKにおいても同様にして各色のトナー像が形成等される。
他の感光体ドラム20C、20M、20BKにおいても同様に各色のトナー像が形成等され、形成された各色のトナー像は、1次転写ローラ12C、12M、12BKにより、A1方向に移動する転写ベルト11上の同じ位置に順次1次転写される。転写ベルト11上に重ね合わされたトナー像は、転写ベルト11のA1方向の回転に伴い、2次転写ベルト5との対向位置である2次転写部まで移動し、2次転写部において転写紙に2次転写される。
転写ベルト11と2次転写ベルト5との間に搬送されてきた転写紙は、シート給送装置23から給送ローラ24によって繰り出されてフィードされ、または両面ユニット80から給紙ローラ95によって繰り出されてフィードされ、レジストローラ対13によって、センサによる検出信号に基づいて、転写ベルト11上のトナー像の先端部が2次転写ベルト5に対向するタイミングで送り出されたものである。
転写紙は、すべての色のトナー像を転写され、担持すると、定着装置6に進入し、定着ベルト64と加圧ローラ63との間の定着部を通過する際、熱と圧力との作用により、担持したトナー像を定着され、転写紙上にカラー画像が形成される。定着装置6を通過した定着済みの転写紙Sは、排紙ローラ98を経て排紙トレイ75上にスタックされ、または両面ユニット80に進入して両面画像形成に備える。一方、2次転写を終えた転写ベルト11は、中間転写ベルトクリーニング装置によってクリーニングされ、次の現像工程に備える。
このような画像形成工程において、この一部をなす現像工程では、画像ステーション60Yにおける上述した現像剤の冷却作用と同様の冷却作用が、他の画像ステーション60M、60C、60BKにおいても行われる。すなわち、画像ステーション60Y、60M、60C、60BKにおいて、排気装置27によって、ヒートシンク58Yをはじめとする各ヒートシンクの両端部から中央に向けて、通気路14Yをはじめとする各通気路を通過する気流が形成され、この気流は、孔15Yをはじめとする各孔を経てダクト18Yをはじめとする各ダクトを通過し、排気口34Yをはじめとする各排気口を経て排気路26に流れ込み、排気装置27によって本体101の外部に排出される。
これにより、画像ステーション60Y、60M、60C、60BKにおいて、ヒートシンク58Yをはじめとするヒートシンクによって、現像装置50Yをはじめとする各現像装置において、現像剤は、十分に帯電されるとともに、十分に冷却され、過剰に昇温することが防止され、トナーが溶融することがなく、現像剤の性能が劣化することや、溶融したトナーが規制部材や現像剤担持体に付着したりすることがなく、地汚れやスジ等の現像ムラ等が生じることがなく、現像性能が良好に維持される。そして、良好な画像形成が行われる。
以上、本発明を実施するための形態として、本発明を適用した現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置について説明したが、プロセスカートリッジは、少なくとも現像装置と像担持体とクリーニング装置とを備えていれば良い。画像形成装置は単色の画像のみを形成可能なものであっても良い。
本発明の適用は、上述の説明において特に限定を行っていない限り、上述の形態に限られるものではない。
本発明を適用した画像形成装置の概略を示す正面図である。 図1に示した画像形成装置に備えられた排気路及び排気装置の配設態様の概略を示す正面図である。 図1に示した画像形成装置に備えられたプロセスカートリッジの正断面図である。 図3に示したプロセスカートリッジに備えられた現像装置の拡大正断面図である。 図4に示した現像装置等で用いるトナーの特性を説明するための概念図である。 図4に示した現像装置等で用いるトナーの他の特性を説明するための概念図である。 図4に示した現像装置に備えられた磁極を説明するための概念図である。 図4に示した現像装置に備えられた吸熱部材及びダクトの概略構成を示す分解斜視図である。 図4に示した現像装置に備えられた吸熱部材の形状等を示す正断面図である。
符号の説明
14Y 通気路
15Y 排出口
26 排気路
27 排気装置
28Y 対向部
29Y 放熱部
51Y 現像剤担持体
52Y 規制部材
58Y 吸熱部材
77Y プロセスカートリッジ
100 画像形成装置
C1 現像剤担持体による現像剤の搬送方向
M4 現像剤の滞留を形成するための磁極、共通の磁気領域

Claims (9)

  1. トナーとキャリアとを含む現像剤を表面に担持して搬送する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に対向するように設けられ、前記現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する規制部材と、
    前記現像剤担持体による現像剤の搬送方向における前記規制部材の上流側の位置で前記現像剤担持体に対向するように設けられ、現像剤の放熱を行うための吸熱部材とを有し、
    前記吸熱部材が、前記現像剤担持体に対向し現像剤から吸熱する対向部と、前記対向部の熱を放熱するための放熱部とを有する現像装置。
  2. 請求項1記載の現像装置において、前記吸熱部材が、前記放熱部によって形成され、前記放熱部から放熱を行うための通気路を有することを特徴とする現像装置。
  3. 請求項2記載の現像装置において、前記吸熱部材が、前記通気路を通った空気を排出する排出口を有することを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか1つに記載の現像装置において、前記対向部が、前記規制部材に近づくにつれて前記現像剤担持体表面との距離が近づく形状をなしていることを特徴とする現像装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか1つに記載の現像装置において、前記現像剤担持体が、その表面と前記規制部材と前記対向部とによって囲まれる空間に現像剤の滞留を形成するための磁極を有することを特徴とする現像装置。
  6. 請求項5記載の現像装置において、前記磁極が、前記規制部材との対向領域と前記対向部との対向領域とに共通の磁気領域を形成することを特徴とする現像装置。
  7. 請求項1ないし6の何れか1つに記載の現像装置において、使用するトナーの形状が、形状係数SF−1において120以上180以下であり、形状係数SF−2において120以上190以下であることを特徴とする現像装置。
  8. 請求項1ないし7の何れか1つに記載の現像装置と、前記現像装置によって現像される像担持体とを有するプロセスカートリッジ。
  9. 請求項1ないし7の何れか1つに記載の現像装置または請求項8記載のプロセスカートリッジと、前記吸熱部材と外部とを連通する排気路と、前記排気路中の空気を移動させて外部に排出する排気装置とを有する画像形成装置。
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