JP4894870B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ機、これらのうち2以上を組み合わせた複合機等の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、静電潜像担持体表面を所定電位に帯電させ、その帯電域に形成しようとする画像に応じた画像露光を施して静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成することができるように構成されている。
静電潜像を現像する方式としては、従来より、1成分現像方式、2成分現像方式と称されている二つの方式が知られている。前者は現像剤として主としてトナーからなる1成分現像剤を採用する方式であり、後者は現像剤として主としてトナーとキャリアからなる現像剤を採用する方式である。
1成分現像方式では、一般的には、トナーを、トナー担特体とトナー担特体に押圧された規制板とによって形成される規制部を通過させることでトナーを帯電させることができるとともに所望のトナー薄層を得ることができるため、現像装置の簡略化、小型化、低コスト化の面で有利である。
しかし、トナー規制部での強いストレスによりトナーの劣化が促進されやすく、トナーの帯電量が画像形成を重ねるうちに低下しやすい。さらに、トナー規制部材やトナー担特休表面がトナーや外添材により汚染されることでトナーヘの電荷付与性が低下し、カブリ等の問題を引き起こすため、結果として現像装置の寿命が短くなってしまう。
これに対して2成分現像方式では、トナーを、キャリアとの混合による摩擦帯電で帯電させるため、トナーを帯電させるにあたってのストレスが小さく、1成分現像方式と比べるとトナーが劣化しにくく、トナー劣化に対して有利である。
さらに、トナーへの電荷付与部材であるキャリアは、その表面積が大きいため、トナーや外添材による汚染に対しても耐えやすい。
これらにより現像装置の長寿命化に有利である。
しかし、2成分現像方式では、静電潜像現像領域にキャリアが存在するため、潜像担特体上にキャリアが移行し、画像上にキャリアに起因する画像不良が生じやすい。
そこで最近では、これら各現像方式の利点を組み合わせたハイブリッド現像方式が提案されている。ハイブリッド現像方式は、現像剤担持体表面に磁気力で保持した現像剤(主としてトナーと磁性キャリアを含む現像剤)からトナーだけを選択的にトナー担持体の外周面に供給し、このトナー担持体周面に保持されたトナーを用いて静電潜像担持体上の静電潜像を現像するものである(特許文献1:特開平2003−287959号公報参照)。
特開平2003−287959号公報
ところが、上記ハイブリッド現像方式によると、回転駆動されるトナー担持体には、その外周面に保持されたトナーの薄層が現像に供される際にトナー担持体からトナーが消費される部分とトナーが消費されずにそのまま残留する部分とが生じる。このトナーが消費される部分と残留する部分とでは、トナー担持体の次の回転時において現像性能に差が生じ、これが画像濃度の差となって現れる。
この履歴現象は、現像領域を通過したトナー担持体周面に再びトナー薄層を形成する際に、トナー層を均−にすることが困難なことに起因している。
すなわち、トナー担持体上の、トナーが消費された部分とトナーが現像に供されずにそのまま残留している部分とでは、そこに形成されるトナー層に厚さ又は帯電量において差が生じることになる。高速画像形成対応として複数本のトナー担持体を装備した場合にも同様の問題が発生する。
複数本のトナー担持体を採用する場合、特に静電潜像担持体表面の移動方向において最下流側のトナー担持体における現像残トナーが履歴現象発生に大きく影響する。
何故なら、複数のトナー担持体を採用する場合、静電潜像担持体表面移動方向において最下流側のトナー担持体より上流側に位置するトナー担持体上の現像残トナーによっても静電潜像担持体に現像残トナーによるメモリが生じるが、そのような上流側トナー担持体によるメモリは下流側トナー担持体によりある程度補正されてしまう。しかし、最下流側トナー担持体上の現像残トナーによるメモリは消去し難い。
そこで本発明は、静電潜像担持体表面を帯電させ、その帯電域に形成しようとする画像に応じた画像露光を施して静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成することができる画像形成部を少なくとも一つ含み、少なくとも一つの画像形成部における現像装置は、磁石を内包し、周面にトナーと磁性キャリアを主体とする2成分現像剤を保持して回転駆動される現像剤担持体と、該現像剤担持体に臨設された複数の、回転駆動可能のトナー担持体とを備えており、該現像剤担持体から該トナー担持体へトナーを移行させるとともに該トナー担持体上のトナーを対応する静電潜像担持体に形成された静電潜像の現像に供することができるハイブリッド方式の現像装置である画像形成装置であって、ハイブリッド方式の現像装置が、長期にわたって安定的に、画像濃度ムラ等が抑制された良好なトナー画像を形成でき、それだけ画像形成装置全体としても良好な画像を形成できる画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明は前記課題を解決するため、
静電潜像担持体表面を帯電させ、その帯電域に形成しようとする画像に応じた画像露光を施して静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成することができる画像形成部を少なくとも一つ含み、少なくとも一つの画像形成部における現像装置は、磁石を内包し、周面にトナーと磁性キャリアを主体とする2成分現像剤を保持して回転駆動される現像剤担持体と、該現像剤担持体に臨設された複数の、回転駆動可能のトナー担持体とを備えており、該現像剤担持体から該トナー担持体へトナーを移行させるとともに該トナー担持体上のトナーを対応する静電潜像担持体に形成された静電潜像の現像に供することができるハイブリッド方式の現像装置である画像形成装置であって、
該ハイブリッド方式の現像装置における現像剤担持体及びトナー担持体は、該トナー担持体が臨んでいる静電潜像担持体の周面の移動方向において最下流側に位置するトナー担持体の周面移動方向が該静電潜像担持体周面移動方向に対してウイズ方向となり、前記現像剤担持体の周面移動方向が該最下流側トナー担持体周面移動方向に対してウイズ方向となるように回転駆動され、
該ハイブリッド方式の現像装置における前記最下流側のトナー担持体上のトナーを吹き払うエアー吹き付け装置が設けられており、
該エア−吹き付け装置は、該最下流側トナー担持体上の現像残トナーを前記現像剤担持体へ向け吹き払うように該トナー担持体へエアーを吹き付ける下流側エアーノズルを含んでいる画像形成装置を提供する。
ここで、「最下流側に位置するトナー担持体の周面移動方向が該静電潜像担持体周面移動方向に対してウイズ方向となり」とは、最下流側トナー担持体の静電潜像担持体に対向している部分と、静電潜像担持体の最下流側トナー担持体に対向している部分とが同じ方向に移動することを指している。
「前記現像剤担持体の周面移動方向が該最下流側トナー担持体周面移動方向に対してウイズ方向となる」とは、現像剤担持体と最下流側トナー担持体の互いに対向している部分が同じ方向に移動することを指している。
本発明に係る画像形成装置によると、少なくとも一つの画像形成部においては、現像装置がハイブリッド方式の現像装置であり、そこで使用する現像剤はトナーとキャリアを主体とする2成分現像剤であり、トナーを帯電させるにあたって、1成分現像方式の現像装置では要求されるトナー担持体へ圧接されるトナー規制部材は不要であり、トナーはキャリアとの間で摩擦帯電させることができる。従ってトナー帯電に伴うストレスは小さく、それだけトナーの劣化が抑制され、また、トナー規制部材等がトナーや外添材で汚染されることでトナーへの電荷付与性が低下するといったこともない。
ハイブリッド方式の現像装置では、現像剤担持体上にはキャリアを含む現像剤が担持されるが、直接現像に供されるトナー担持体へは現像剤担持体からトナーが移行せしめられるので、静電潜像担持体へのキャリア付着が抑制され、それだけキャリアに起因する画像不良発生は抑制される。
さらに、ハイブリッド方式の現像装置では、現像剤担持体及びトナー担持体は、該トナー担持体が臨んでいる静電潜像担持体の周面の移動方向において最下流側に位置するトナー担持体の周面移動方向が該静電潜像担持体周面移動方向に対してウイズ方向となり、前記現像剤担持体の周面移動方向が該最下流側トナー担持体周面移動方向に対してウイズ方向となるように回転駆動され、
エア−吹き付け装置の下流側ノズルから、最下流側トナー担持体上の現像残トナーを前記現像剤担持体へ向け吹き払うように該トナー担持体へエアーを吹き付けることができる。
これらエアー吹き付けと現像剤担持体及びトナー担持体の回転方向とにより、最下流側トナー担持体上のトナー消費パターンの履歴を消去するとともに該トナー担持体上の現像残トナーを気流に乗せて現像剤担持体へ向かわせ、該現像剤担持体上の現像剤に回収させることができる。
また、このように、ハイブリッド方式の現像装置では、少なくとも最下流側のトナー担持体上のトナー消費パターンの履歴をエアー吹き付けにより消去できるので、現像剤担持体へ印加するバイアスは、該トナー担持体へトナーを安定的に確実に供給できるバイアスに設定でき、所謂ベタ画像形成の場合でも、良好な画像を形成できる。
かくして、ハイブリッド方式の現像装置により静電潜像を現像してトナー画像を形成する画像形成部では、長期にわたって安定的に、画像濃度ムラ等が抑制された良好なトナー画像を形成できる。ひいては、画像形成装置全体としても、それだけ良好な画像を形成できる。
本発明に係る画像形成装置では、ハイブリッド方式の現像装置における現像剤担持体及びトナー担持体は、該トナー担持体が臨んでいる静電潜像担持体の周面の移動方向において最下流側に位置するトナー担持体の周面移動方向が該静電潜像担持体周面移動方向に対してウイズ方向となり、前記現像剤担持体の周面移動方向が該最下流側トナー担持体周面移動方向に対してウイズ方向となるように回転駆動され、前記エア−吹き付け装置は、最下流側トナー担持体上の現像残トナーを前記現像剤担持体へ向け吹き払うように該トナー担持体へエアーを吹き付ける下流側エアーノズルを含んでいればよい。
この場合、該静電潜像担持体周面移動方向において最下流側より上流側のトナー担持体の周面移動方向は静電潜像担持体周面移動方向に対してウイズ方向でも、それとは反対方向(カウンタ方向)でもよく、上流側トナー担持体へのエアー吹き付けも必ずしも要しない。
しかし、より確実に長期にわたって安定的に、画像濃度ムラ等が抑制された良好なトナー画像を形成できるようにするために、ハイブリッド現像装置における現像剤担持体及びトナー担持体は、該トナー担持体が臨んでいる静電潜像担持体の周面の移動方向において最上流側に位置するトナー担持体の周面移動方向が該静電潜像担持体周面移動方向に対してカウンタ方向となり、最下流側に位置するトナー担持体の周面移動方向が該静電潜像担持体周面移動方向に対してウイズ方向となり、前記現像剤担持体の周面移動方向が該最下流側トナー担持体周面移動方向に対してウイズ方向となるように回転駆動されるようにし、最上流側及び最下流側のトナー担持体上のトナーを吹き払うエアー吹き付け装置を設け、該エア−吹き付け装置は、前記最上流側トナー担持体上の現像残トナーを前記現像剤担持体へ向け吹き払うように該トナー担持体へエアーを吹き付ける上流側エアーノズルを含んでいるとともに、前記最下流側トナー担持体上の現像残トナーを前記現像剤担持体へ向け吹き払うように該トナー担持体へエアーを吹き付ける下流側エアーノズルを含んでいるようにしてもよい。
このように上流側及び下流側のエアーノズルを採用する場合、既述のとおり、もしエアー吹き付けをしないとすれば最下流側トナー担持体上の現像残トナーによるメモリを消去し難く、最下流側トナー担持体上の現像残トナーの除去が大切であることから、最上流側トナー担持体上の現像残トナーを吹き払う上流側エアーノズルへ供給されるエアーの圧力より、最下流側トナー担持体上の現像残トナーを吹き払う下流側エアーノズルへ供給されるエアーの圧力を高く設定してもよい。
換言すれば、最上流側トナー担持体へ吹き付けられるエアーの流速より最下流側トナー担持体へ吹き付けられるエアーの流速の方を大きくして、最下流側トナー担持体上の現像残トナーをより十分、確実に吹き払えるようにしてもよい。
静電潜像現像後にトナー担持体上に残留する現像残トナーをエアー吹き付け装置で吹き払えるようにするために、各トナー担持体のトナー搬送量を5g/m2 以下とする例を挙げることができる。しかし、トナー担持体によるトナー搬送量が少なすぎると静電潜像を現像し難くなってくるから、各トナー担持体のトナー搬送量は概ね2g/m2 以上とする例を挙げることができる。
前記各エアーノズルに供給されるエアーの圧力は、大きすぎるとエアーノズルから吹き出すエアーでトナー担持体上の現像残トナーを吹き払うとき、該現像残トナーを周囲に飛散させてしまうので、3kgf/cm2 以下とする例を挙げることができる。しかし、エアー圧が小さすぎると、トナー担持体上の現像残トナーの吹き払いが困難になっいてくるから、概ね0.3kgf/cm2 以上とする例を挙げることができる。
以上説明したように本発明によると、静電潜像担持体表面を帯電させ、その帯電域に形成しようとする画像に応じた画像露光を施して静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成することができる画像形成部を少なくとも一つ含み、少なくとも一つの画像形成部における現像装置は、磁石を内包し、周面にトナーと磁性キャリアを主体とする2成分現像剤を保持して回転駆動される現像剤担持体と、該現像剤担持体に臨設された複数の、回転駆動可能のトナー担持体とを備えており、該現像剤担持体から該トナー担持体へトナーを移行させるとともに該トナー担持体上のトナーを対応する前記静電潜像担持体に形成された静電潜像の現像に供することができるハイブリッド方式の現像装置である画像形成装置であって、該ハイブリッド方式の現像装置が、長期にわたって安定的に、画像濃度ムラ等が抑制された良好なトナー画像を形成でき、それだけ画像形成装置全体としても良好な画像を形成できる画像形成装置を提供することができる。
本発明に係る画像形成装置の1例の構成の概略を示す図である。 図1の画像形成装置で使用している現像装置の断面の概略を、感光体とともに示す図である。 図1の画像形成装置の制御回路の概略を示すブロック図である。 図(A)はエアーノズル装置を示す図、図(B)は個々のエアーノズルを示す図、図(C)はエアーノズルとそれが臨むトナー担持体ローラとの位置関係を説明する図である。 ハイブリッド現像装置の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の1例PRの構成の概略を示している。画像形成装置PRはタンデム型のフルカラープリンタである。
このプリンタPRは、駆動ローラ81とこれに対向するローラ82に巻き掛けられた無端の中間転写ベルト8を有している。転写ベルト8は、図示省略のベルト駆動部により駆動される駆動ローラ81によって図中時計方向(図中矢印方向)CWに回される。
ローラ82には転写ベルト8上の2次転写残トナー等を清掃するクリーニング装置83が臨んでおり、駆動ローラ81には2次転写ローラ9が臨んでいる。クリーニング装置83に回収されるトナー等は図示省略の搬送手段にて廃棄容器へ送られる。
2次転写ローラ9は図示省略の押圧手段にて駆動ローラ81に支持された中間転写ベルト8の部分に押圧され、中間転写ベルト8との間にニップ部を形成し、中間転写ベルト8の回転に従動して、或いは後述するように該ニップ部に送り込まれる記録媒体Sの移動に従動して、又は図示省略の駆動部に駆動されて回転することができる。
2次転写ローラ9へは、図示省略の電源から2次転写バイアスを印加することができる。
中間転写ベルト8及び2次転写ローラ9の左方には定着装置FXが配置されており、右方にはタイミングローラ対TRが配置されており、さらに右方に、図示を省略しているが、記録紙等の記録媒体Sを収容した記録媒体収容カセットが配置されている。
定着装置FXは熱源で加熱される定着加熱部材とこれに圧接される加圧部材とを含むものである。本例ではこれら部材はいずれもローラ形態のものである。
記録媒体収容カセット(図示省略)に収容された記録媒体Sは、媒体供給ローラ(図示省略)にて1枚ずつ引き出してタイミングローラ対TRへ供給することができる。
中間転写ベルト8を巻き掛けたローラ81、82の間には、転写ベルト8に沿って、ローラ82からローラ81に向けて、イエロー画像形成部Y、マゼンタ画像形成部M、シアン画像形成部C及びブラック画像形成部Kがこの順序で配置されている。
Y、M、C、Kの各画像形成部は、静電潜像担持体としてドラム型の感光体1を備えており、該感光体の周囲に帯電器2、露光装置3、現像装置4及びクリーニング装置5がこの順序で配置されている。
各画像形成部の感光体1にはベルト8を間にして1次転写ローラ6が対向配置されている。1次転写ローラ6は、本例では図示省略の押圧手段にて感光体1の方向へ押圧され、ベルト8に接触して従動回転するとともにベルト8を感光体1に接触させることができる。
1次転写ローラ6には、感光体1上に形成されるトナー像をベルト8へ1次転写するための1次転写バイアスを図示省略の電源から印加できる。
露光装置3は、図示省略のパーソナルコンピュータ、画像読取装置等から提供される画像情報に応じて、レーザービームの点滅により感光体1にドット(点)露光で画像露光を施せるものである。
各画像形成部における感光体1は、それには限定されないが、ここでは負帯電性の感光体であり、図示省略の感光体駆動モータにて図中反時計方向回りに回転駆動できる。
各画像形成部における帯電器2は、本例では帯電ローラであり、所定のタイミングで図示省略の電源から帯電用の電圧が印加される。なお、帯電器2は帯電ローラに限定されることはなく、感光体1と非接触の帯電器(例えばコロナ放電による帯電器)でもよい。
各画像形成部における現像装置4は、本例では、磁性キャリアと非磁性トナーを主成分とする所謂2成分現像剤を用いて、感光体1上に形成される静電潜像を反転現像することができる。なお、現像装置は正規現像を行うものであっても構わない。現像装置4については後ほど図2を参照してさらに説明する。
図3はプリンタPRの動作を制御する制御部Contを示している。プリンタPRの各部はこの制御部Contからの指示に基づいて動作し、次のように画像形成することができる。なお、制御部Contには操作パネルPAが接続されており、このパネルにおいて画像形成モード、画像形成枚数の設定等を行える。
このプリンタによると、Y、M、C、Kの画像形成部のうち1又は2以上を用いて画像を形成することができる。
画像形成部Y、M、C及びKのすべてを用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとると、先ず、イエロー画像形成部Yにおいてイエロートナー像を形成し、これを転写ベルト8に1次転写する。
すなわち1イエロー画像形成部Yにおいて、感光体1が図中反時計方向に回転駆動され、帯電器2にて表面が一様に所定電位に帯電され、該帯電域に露光装置3からイエロー画像用の画像露光が施され、感光体1上にイエロー用静電潜像が形成される。この静電潜像はイエロートナーを有する現像装置4にて現像されて可視イエロートナー像となる。該イエロートナー像は1次転写ローラ6にて転写ベルト8上に1次転写される。このとき、1次転写ローラ6には図示省略の電源から1次転写バイアスが印加される。
同様にして、マゼンタ画像形成部Mにおいてマゼンタトナー像が形成されて転写ベルト8に転写され、シアン画像形成部Cにおいてシアントナー像が形成されて転写ベルト8に転写され、ブラック画像形成部Kにおいてブラックトナー像が形成されて転写ベルト8に転写される。
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像はこれらが中間転写ベルト8上に重ねて転写されるタイミングで形成される。
かくして転写ベルト8上に形成された多重トナー像は転写ベルト8の回動により2次転写ローラ9へ向け移動する。
一方、記録媒体Sが記録媒体収容カセットから媒体供給ローラにて引き出され、タイミングローラ対TRへ供給され、待機している。
このようにタイミングローラ対TRのところで待機する記録媒体Sは、中間転写ベルト8にて送られてくる多重トナー像に合わせて、転写ベルト8と2次転写ローラ9とのニップ部に供給される。この多重トナー像は図示省略の電源から2次転写バイアスが印加された2次転写ローラ9にて記録媒体S上に2次転写される。
その後記録媒体Sは定着装置FXに通され、そこで多重トナー像が加熱加圧下に記録媒体Sに定着される。記録媒体Sはひき続き、排出ローラ対DRにて排出トレイ(図示省略)に排出される。
トナー像のベルト8への1次転写において感光体1上に残留する転写残トナー等はクリーニング装置5で清掃され、2次転写によりベルト8上に残留する2次転写残トナー等はクリーニング装置83で清掃される。これら清掃除去されたトナーはそれぞれ図示省略の搬送手段にて廃棄容器へ送られる。
以上説明したように画像形成されるのであるが、2成分現像剤を用いる現像装置4についてさらに説明する。現像装置4は図2に示すものである。図2は現像装置4の断面構造の概略を示している。
現像装置4は所謂ハイブリッド方式の現像装置であり、固定配置のローラ形態の磁石体Mgを内蔵した現像剤担持体41及びこの現像剤担持体41に臨む複数の(ここでは上下2本の)トナー担持体43、44を含んでいる。
現像剤担持体41は、本例では回転駆動される中空ローラ(スリーブ)であり、トナー担持体43、44のそれぞれも回転駆動されるローラ形態のものである。トナー担持ローラ43、44は感光体1に臨んでいる。これら現像剤担持ローラ41及びトナー担持ローラ43、44は制御部Contの指示のもとに図示省略の駆動部によって感光体1上の静電潜像を現像できるように所定タイミングで回転駆動される。
このとき、現像剤担持ローラ41は図において反時計方向に回転駆動される。また、感光体1の周面の移動方向(図中、反時計方向)において最上流側にあるトナー担持ローラ43は図において反時計方向に、最下流側にあるトナー担持ローラ44は図において時計方向にそれぞれ回転駆動される。
かくして、感光体1の周面の移動方向(図中、反時計方向)において最上流側にあるトナー担持ローラ43の周面移動方向(図中、反時計方向)は感光体周面移動方向に対してカウンタ方向になっている。すなわち、感光体1とトナー担持ローラ43は互いに対向している部分が互いにカウンタ方向(逆方向)に移動する。
また、感光体1の周面の移動方向(図中、反時計方向)において最下流側にあるトナー担持ローラ44の周面移動方向(図中、時計方向)は感光体周面移動方向に対してウイズ方向になっている。すなわち、感光体1とトナー担持ローラ44は互いに対向している部分がウイズ方向(同方向)に移動する。
上流側トナー担持ローラ43の周面移動方向は現像剤担持ローラ41の周面移動方向に対してカウンタ方向であり、下流側トナー担持ローラ44の周面移動方向は現像剤担持ローラ41の周面移動方向に対してウイズ方向である。
現像剤担持ローラ41の背後には、回転駆動される2本の現像剤攪拌搬送部材45、46が設けられている。部材45、46のそれぞれは、本例では回転軸にスクリューを周設したスクリューコンベアの形態のものである。両部材45、46は互いに並行に配置されており、両部材間には仕切り壁Wが設けられている。部材45は現像剤担持ローラ41に臨んでいる。仕切り壁Wは奥側と手前側にそれぞれ現像剤流通開口部(図示省略)を有している。
現像剤槽40内の現像剤Tは、部材46の回転により奥側から手前側へ攪拌されつつ搬送されて手前側開口部から部材45側へ移行し、部材45にて奥側へ攪拌されつつ搬送され、奥側開口部から再び部材46側へ移行する。このように現像剤Tは攪拌循環され、部材45による搬送途中で現像剤担持ローラ41へ供給される。
ローラ41は内部の磁石体Mgの作用で現像剤の穂(現像剤からなる磁気ブラシ)を周面に保持して、途中で現像剤規制部材42にて現像剤量を規制しつつ、トナー担持ローラ43、44に臨むトナー渡し域へ向け搬送する。
第1電界形成部PW1により、現像剤担持ローラ41とトナー担持ローラ43、44との間にローラ41からローラ43、44へトナーを移行させる電界が形成され、この電界のもとにローラ41からローラ43、44へトナーが移行する。第1電界形成部PW1は、ここでは、ローラ41からローラ43、44表面へトナーを電気的に分離、担持させる電界を印加する電源である。かくして、トナーがトナー担持ローラ43、44に供給される。
トナー担持ローラ43、44はトナーを周面に保持して感光体1に臨む現像領域へ搬送する。第2電界形成部PW2により、トナー担持ローラ43、44と感光体1との間に、ローラ43、44から感光体1上の静電潜像を現像するようにトナーを移行させる電界が形成される。第2電界形成部PW2は、ここでは、ローラ43、44から感光体1上の静電潜像を現像するようにトナーを移行させる電界を印加する電源である。これにより感光体1上の静電潜像が現像され、可視トナー像が形成される。
現像剤槽40にはトナー補給部47からトナー補給制御用回転部材471によってトナーtを補給できるようになっている。このトナー補給のタイミングを把握するために、現像剤槽40内の攪拌搬送部材45、46の近傍に、現像剤中のトナーの比率を検出する透磁率センサ(図示省略)が設けられている。トナー補給は現像剤攪拌搬送部材46の上方から行われる。
現像装置4について注目すべきは、トナー担持ローラ43、44上の現像残トナーを吹き払うエアー吹き付け装置が設けられている点である。
図1、図2に示すように、現像装置4には、最上流側トナー担持ローラ43上の現像残トナーを現像剤担持ローラ41へ向け吹き払うようにローラ43へエアーを吹き付ける上流側エアーノズル装置100が設けられているとともに最下流側トナー担持ローラ44上の現像残トナーを現像剤担持ローラ41へ向け吹き払うようにローラ44へエアーを吹き付ける下流側エアーノズル装置100’が設けられている。
これらエアーノズル装置100、100’には、各現像装置4に対して共通に設けられた圧縮空気供給装置(本例では圧縮空気供給ポンプ)P1が配管接続されている。上流側エアーノズル装置100へ至る配管の途中には圧力調整弁Vが、下流側エアーノズル装置100’へ至る配管の途中には圧力調整弁V’がそれぞれ接続されている。
図4(A)に示すように、エアーノズル装置100、100’のそれぞれは、ダクト101と、これへ螺着されたノズル取付け部材102と、各ノズル取付け部材102に挿着されたエアーノズルNとを含むものである。ここでは、30本のノズルNが均一な間隔で並行に配列され、部材102を介してダクト101に取り付けられている。図4(B)に示すように、各ノズルNは内径d1が0. 4mm、外径d2が0.8mm、長さhが10mmの細いノズルである。
なお、トナー担持ローラ43、44のそれぞれの回転軸線方向の、現像に寄与し得る部分の長さは300mmであり、エアーノズル装置100、100’のそれぞれの30本のエアーノズルNは、その長さにわたってトナー担持ローラに臨むように配列されている。
図4(C)に示すように、上流側エアーノズル装置100は、上流側トナー担持ローラ43に対して、ノズル方向において上流側ノズル先端からローラ表面までの距離Lを10mmとして配置されている。下流側エアーノズル装置100’は、下流側トナー担持ローラ44に対して、ノズル方向において下流側ノズル先端からローラ表面までの距離Lを10mmとして配置されている。
これらエアーノズル装置100、100’及びポンプP1等は上流側及び下流側のトナー担持ローラ43、44上のトナーを吹き払うエアー吹き付け装置を構成している。
本例では、エアーノズル装置100、100’へ至るポンプP1からの配管途中の圧力調整弁V、V’により、装置100’に取り付けられた下流側エアーノズルNへ供給されるエアーの圧を、装置100に取り付けられた上流側エアーノズルNへ供給されるエアーの圧より高く設定している。
これにより、上流側トナー担持ローラ43へ吹き付けられるエアーの流速より下流側トナー担持ローラ44へ吹き付けられるエアーの流速の方を大きくして、下流側トナー担持ローラ44上の現像残トナーを十分吹き払い、該ローラ上の現像残トナーによるメモリの発生を十分抑制するようにしている。
各エアーノズルNに供給されるエアーの圧力は、トナー担持ローラ43、44上の現像残トナーを吹き払う一方、該現像残トナーの周囲への飛散を抑制する観点から、本例では、前記圧力調整弁V、V’にて、3kgf/cm2 以下0.3kgf/cm2 以上に設定されている。
感光体1上の静電潜像の現像後にトナー担持ローラ43、44上に残留する現像残トナーをエアー吹き付け装置で吹き払えるようにするために、しかし、静電潜像現像に支障のないトナー量を感光体1へ供給できるように、本例では、各トナー担持ローラによるトナー搬送量は5g/m2 以下2g/m2 以上に規制される。
エアーノズル装置100、100’によるトナー担持ローラ43、44へのエアー吹き付けによって吹き払われた現像残トナーは現像剤担持ローラ41上の磁気ブラシにより捕獲され、現像剤T中へ回収される。
現像残トナーを回収した現像剤担持ローラ41上の現像剤は、磁石体Mgにおける同極磁極N−Nによる反発磁界によりローラ41から剥落して、現像剤槽40内へ戻り、該槽内の現像剤と混合攪拌される。また、エアーフローに乗って現像剤槽40内へ入ったエアーはエアー抜き480からサイクロン48へ吸引され、トナーは槽40内へ戻され、エアーは槽40外へ放出される。
以上説明したように、プリンタPRにおいては、画像形成部Y、M、C、Kの各画像形成部における現像装置4がハイブリッド方式の現像装置であり、そこで使用する現像剤はトナーとキャリアを主体とする2成分現像剤であり、トナーtを帯電させるにあたって、1成分現像方式の現像装置では要求されるトナー担持体へ圧接されるトナー規制部材は不要であり、トナーはキャリアとの間で摩擦帯電させることができる。従ってトナー帯電に伴うストレスは小さく、それだけトナーの劣化が抑制され、また、トナー規制部材等がトナーや外添材で汚染されることでトナーへの電荷付与性が低下するといったこともない。
また、ハイブリッド方式の現像装置4では、現像剤担持ローラ41上にはキャリアを含む現像剤Tが担持されるが、直接現像に供されるトナー担持ローラ43、44へは現像剤担持ローラ41から実質上トナーだけが移行せしめられるので、感光体1へのキャリア付着が抑制され、それだけキャリアに起因する画像不良発生は抑制される。
さらに、現像装置4では、現像剤担持ローラ41及びトナー担持ローラ43、44は前記の回転方向で回転駆動され、かつ、エア−吹き付け装置の上流側エアーノズル装置100のエアーノズルNから、上流側トナー担持ローラ43上の現像残トナーを現像剤担持ローラ41へ向け吹き払うようにエアーを吹き付けることができるとともに、下流側エアーノズル装置100’のエアーノズルNから、下流側トナー担持ローラ44上の現像残トナーを現像剤担持ローラ41へ向け吹き払うようにエアーを吹き付けることができる。
これらエアー吹き付けと現像剤担持ローラ41及びトナー担持ローラ43、44の回転方向とにより、トナー担持ローラ43、44上のトナー消費パターンの履歴を消去するとともに、トナー担持ローラ43、44上の現像残トナーを気流に乗せて現像剤担持ローラ41へ向かわせ、そこの現像剤に捕捉させて回収できる。
また、最上流側及び最下流側のトナー担持体上のトナー消費パターンの履歴をエアー吹き付けにより消去できるので、現像剤担持ローラ41へ印加するバイアスは、トナー担持ローラ43、44へトナーを安定的に確実に供給できるバイアスに設定でき、所謂ベタ画像形成の場合でも、良好な画像を形成できる。
かくして、各画像形成部では、長期にわたって安定的に、画像濃度ムラ等が抑制された良好なトナー画像を形成できる。ひいては、プリンタPR全体としても、それだけ良好な画像を形成できる。
図5は本発明に係る画像形成装置おいて採用できるハイブリッド方式の現像装置の他の例を示している。この現像装置は次の点で図2の現像装置4と異なっている。その他の点は現像装置4と同構成である。
感光体1の周面の移動方向(図中、反時計方向)において最上流側にあるトナー担持ローラ43は、図において感光体1周面移動方向及び現像剤担持ローラ41の周面移動方向に対してそれぞれウイズ方向に回転駆動される。上流側トナー担持ローラ43上の現像残トナーを吹き払う上流側エアーノズル装置100は省略してある。
このような現像装置でも、最下流側トナー担持ローラ44及び現像剤担持ローラ41の回転方向が現像装置4の場合と同様に規制されており、トナー担持ローラ上現像剤トナーによる履歴現象への影響の大きい最下流側トナー担持ローラ44上の現像残トナーを吹き払う下流側エアーノズル装置100’が設けられているから、該ノズル装置によるエアー吹き付けと、現像剤担持ローラ41及びトナー担持ローラ44の回転方向とにより、最下流側トナー担持ローラ44上のトナー消費パターンの履歴を消去するとともに該トナー担持ローラ上の現像残トナーを気流に乗せて現像剤担持ローラ44へ向かわせ、回収することができる。
かくして、このような現像装置により静電潜像を現像してトナー画像を形成する画像形成部で、長期にわたって安定的に、画像濃度ムラ等が抑制された良好なトナー画像を形成でき、ひいては、画像形成装置全体としても、それだけ良好な画像を形成できる。
なお、図5の現像装置においても、上流側トナー担持ローラ43に対して、その現像残トナーを吹き払う上流側エアーノズル装置100を設けても差し支えない。
以上説明したプリンタPRでは、4つの現像装置のそれぞれがハイブリッド方式の現像装置であって、エアー吹き付け装置を備えたものであったが、4つより少ない数の現像装置だけが、同様のものであってもよい。
以上説明した画像形成装置はタンデム型のカラー画像形成装置であったが、本発明が適用可能なカラー画像形成装置はこれに限定されるものではなく、例えば、複数の現像装置を現像位置へ移動させる、所謂サイクル型カラー画像形成装置等にも適用可能であり、モノクロ画像形成装置にも適用できる。
また、本発明はプリンタだけでなく、複写機やフアクシミリ機にも適用でき、プリンタ、複写機、フアクシミリ機等のうち2以上を組み合わせた複合機にも適用できる。
本発明は、ハイブリッド方式の現像装置を備えた画像形成装置であって、ハイブリッド方式の現像装置が、長期にわたって安定的に、画像濃度ムラ等が抑制された良好なトナー画像を形成でき、それだけ画像形成装置全体としても良好な画像を形成できる画像形成装置を提供することに利用できる。
PR タンデム型カラープリンタ
8 中間転写ベルト
81 駆動ローラ 82 対向ローラ 83 クリーニング装置
9 2次転写ローラ
Y イエロー画像形成部
M マゼンタ画像形成部
C シアン画像形成部
K ブラック画像形成部
1 感光体
2 帯電器
3 露光装置
5 クリーニング装置
Cont 制御部
PA 操作パネル
S 記録媒体
FX 定着装置 TR タイミングローラ対 DR 排出ローラ対 Mg 磁石体
4、4’ 現像装置
40 現像剤槽
41 現像剤担持ローラ
42 現像剤規制部材
43 上流側トナー担持ローラ
44 下流側トナー担持ローラ
45、46 現像剤攪拌搬送部材
47 トナー補給部
471 トナー補給制御用ローラ
48 サイクロン
481 エアー抜き
P2 空気ホンプ

PW1 第1電界形成部
PW2 第2電界形成部
100 上流側エアーノズル装置
100’ 下流側エアーノズル装置
101 ダクト
102 ノズル取付け部材
N エアーノズル
P1 圧縮空気供給ポンプ
V、V’圧力調整弁

Claims (5)

  1. 静電潜像担持体表面を帯電させ、その帯電域に形成しようとする画像に応じた画像露光を施して静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成することができる画像形成部を少なくとも一つ含み、少なくとも一つの画像形成部における現像装置は、磁石を内包し、周面にトナーと磁性キャリアを主体とする2成分現像剤を保持して回転駆動される現像剤担持体と、該現像剤担持体に臨設された複数の、回転駆動可能のトナー担持体とを備えており、該現像剤担持体から該トナー担持体へトナーを移行させるとともに該トナー担持体上のトナーを対応する静電潜像担持体に形成された静電潜像の現像に供することができるハイブリッド方式の現像装置である画像形成装置であって、
    該ハイブリッド方式の現像装置における現像剤担持体及びトナー担持体は、該トナー担持体が臨んでいる静電潜像担持体の周面の移動方向において最下流側に位置するトナー担持体の周面移動方向が該静電潜像担持体周面移動方向に対してウイズ方向となり、前記現像剤担持体の周面移動方向が該最下流側トナー担持体周面移動方向に対してウイズ方向となるように回転駆動され、
    該ハイブリッド方式の現像装置における前記最下流側のトナー担持体上のトナーを吹き払うエアー吹き付け装置が設けられており、
    該エア−吹き付け装置は、該最下流側トナー担持体上の現像残トナーを前記現像剤担持体へ向け吹き払うように該トナー担持体へエアーを吹き付ける下流側エアーノズルを含んでいることを特徴とする画像形成装置。
  2. 静電潜像担持体表面を帯電させ、その帯電域に形成しようとする画像に応じた画像露光を施して静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成することができる画像形成部を少なくとも一つ含み、少なくとも一つの画像形成部における現像装置は、磁石を内包し、周面にトナーと磁性キャリアを主体とする2成分現像剤を保持して回転駆動される現像剤担持体と、該現像剤担持体に臨設された複数の、回転駆動可能のトナー担持体とを備えており、該現像剤担持体から該トナー担持体へトナーを移行させるとともに該トナー担持体上のトナーを対応する静電潜像担持体に形成された静電潜像の現像に供することができるハイブリッド方式の現像装置である画像形成装置であって、
    該ハイブリッド方式の現像装置における現像剤担持体及びトナー担持体は、該トナー担持体が臨んでいる静電潜像担持体の周面の移動方向において最上流側に位置するトナー担持体の周面移動方向が該静電潜像担持体周面移動方向に対してカウンタ方向となり、最下流側に位置するトナー担持体の周面移動方向が該静電潜像担持体周面移動方向に対してウイズ方向となり、前記現像剤担持体の周面移動方向が該最下流側トナー担持体周面移動方向に対してウイズ方向となるように回転駆動され、
    該ハイブリッド方式の現像装置における前記最上流側及び最下流側のトナー担持体上のトナーを吹き払うエアー吹き付け装置が設けられており、
    該エア−吹き付け装置は、前記最上流側トナー担持体上の現像残トナーを前記現像剤担持体へ向け吹き払うように該トナー担持体へエアーを吹き付ける上流側エアーノズルを含んでいるとともに、前記最下流側トナー担持体上の現像残トナーを前記現像剤担持体へ向け吹き払うように該トナー担持体へエアーを吹き付ける下流側エアーノズルを含んでいることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記上流側エアーノズルへ供給されるエアーの圧力より、前記下流側エアーノズルへ供給されるエアーの圧力の方が高く設定されている請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記各トナー担持体のトナー搬送量は5g/m2 以下である請求項1、2又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記エアーノズルに供給されるエアーの圧力は3kgf/cm2 以下である請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
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