JPH0822179A - 現像剤補給装置 - Google Patents

現像剤補給装置

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JPH0822179A
JPH0822179A JP6179785A JP17978594A JPH0822179A JP H0822179 A JPH0822179 A JP H0822179A JP 6179785 A JP6179785 A JP 6179785A JP 17978594 A JP17978594 A JP 17978594A JP H0822179 A JPH0822179 A JP H0822179A
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toner
screw
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supply opening
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JP6179785A
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Inventor
Kunihiko Kitayama
邦彦 北山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本出願に係る第1の発明は、トナー出口部よ
りのトナーボタ落ちによるトナー汚れを防止できる現像
剤補給装置を提供することを目的としている。 【構成】 スクリュー13を矢印J、K方向に移動自在
とし、モーター21の駆動時には、ハスバギア25、2
6のスラスト力でギア26とスクリュー13とを一体的
にJ方向に付勢する。従って、スクリュー13の終端1
3aはトナー出口部14の開口14aに位置し、トナー
Tは現像装置1へ供給される。一方、モーター21が停
止すると、ハスバギアによるスラスト力は無くなり圧縮
バネ101の力でスクリュー13とギア26はK方向に
押し戻される。従って、終端13aは開口14aより離
れ、ホッパーユニット11の着脱を行う際、終端13a
に付着したトナーTが崩れても、領域Lの範囲に広がる
に留まり、ホッパー出口部14よりのトナーボタ落ちは
発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上に形成され
た潜像に現像剤を付着させて可視像化する電子写真方式
や静電記録方式等の複写機、プリンタ等の画像形成装置
における、現像装置に現像剤を供給する現像剤補給装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式や静電記録方式の
画像形成装置には、像担持体に対向して配設され、静電
潜像を可視像化する現像装置が具備される。現像剤補給
装置は、この現像装置に現像剤をその消費に応じて補給
する現像剤の貯蔵装置であり、現像装置に対し着脱自在
に構成されることが多い。
【0003】図8及び図9は、従来例を示す図であり、
図8は通常の状態(現像剤補給装置と現像装置とが係合
した状態)を示す図、図9は両者が離間した状態を示す
図である。
【0004】この例において、現像剤補給装置は、画像
形成装置本体の前方に配設されるものであり、像担持
体、現像装置、一次帯電器等の内部機器の保守等の際
は、現像剤補給装置を現像装置より離間、退避させるも
のである。
【0005】現像装置1は、現像剤を収容する現像容器
2と、像担持体たる感光体ドラム(図示せず)に対面し
た現像部へ現像剤を担持し、搬送する現像剤担持体とし
ての現像スリーブ3と、現像容器2内の現像剤を撹拌混
合し、現像スリーブ3へと現像剤を供給する撹拌・搬送
部材としてのスクリュー4等とで構成されている。
【0006】現像剤補給装置(以下、ホッパーユニット
とする)11は、現像剤(以下、トナーとする)Tを収
容、貯蔵するホッパー容器12と、トナーTを現像装置
1に対し搬送補給する搬送手段たるスクリュー13と、
ホッパー容器12内のトナーTを撹拌する部材15等と
で構成されている。
【0007】以上のような装置において、ホッパーユニ
ット11を矢印B方向に移動すると、図9に示すように
ホッパーユニット11と現像装置1とは離間し、逆に矢
印A方向にホッパーユニット11を移動することによ
り、両者は結合する。結合した状態においては、駆動手
段たるモーター21が作動することにより、ギア22、
23により駆動力が伝達され、スクリュー13が回転
し、トナーTが矢印C方向に搬送される。トナーTは矢
印D方向に示す如くホッパー容器12の現像剤供給開口
部たるトナー出口部14、シール部材6、現像容器2の
トナー入口部5を通り、スクリュー4により現像容器2
の奥の方へと(矢印E方向)搬送される。なお、トナー
出口部14及びトナー入口部5はホッパーユニット11
の移動方向(矢印A、B方向)に対し傾斜した平面と、
トナーの経路である孔を有するものである。
【0008】そして、シール部材6は、現像装置1のト
ナー入口部5の傾斜面に接着されたもので、発泡ポリウ
レタン等の可撓性の材質よりなり、ホッパーが矢印A方
向に移動することにより、ホッパーユニット11のトナ
ー出口部14と圧接した状態で密着する。
【0009】ここで、トナー出口部14とトナー入口部
5を傾斜面としているのは、ホッパーユニット11の移
動時にトナー出口部14とシール部材6とが摺擦し、シ
ール部材6の損傷や、これらの部材に付着しているトナ
ーTが摺擦によりトナー凝集塊となり、現像装置1内に
この凝集塊が進入し、画像不良を誘発するのを未然に防
ぐためである。
【0010】また、ホッパーユニット11のトナー出口
部14には、トナーTのボタ落ちを防ぐことを目的とし
たシャッター機構が設けられている。シャッター31に
は、発泡ポリウレタン等の材質よりなるシール部材32
が上面に貼られている。シャッター31はアーム33、
34を介してホッパー容器12に吊され、ホッパー容器
12を固定節としたリンク機構が形成される。シャッタ
ー31は、アーム34に係合したネジリコイルバネ35
により常にF方向に付勢されており、ホッパー11が矢
印A、B方向に移動するのに伴い、現像容器2の突起部
7と係合、離間し、ホッパーユニット11のトナー出口
部14の開閉動作が行われる。
【0011】ここで、シャッター31をリンク機構で動
かしているのは、シール部材32とトナー出口部14と
の間で、摺擦が生じるのを避けるためである。これによ
り、上述したシール部材32の損傷やトナー凝集塊の発
生は防止される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例では、ホッパーユニット11のトナー出口部14
よりのトナーTのボタ落ちが完全には無くならないとい
う問題があった。これは、シャッター31が開閉動作を
行っている最中に、スクリュー13の末端部Gのトナー
がホッパーユニット11の移動による振動で崩れてシー
ル部材32やシール部材6の上に落下し、さらに、各シ
ール部材が相手部材と当接する際にシール部材上のトナ
ーTが相手部材にそぎ落とされて下方に落下するためで
ある。
【0013】これらの落下トナーを受けるためにトナー
受け24、8がそれぞれホッパーユニット11側、本体
側に設けられ、トナー受け24、8より下方へのトナー
Tの落下は食い止めらるものの、現像装置1のトナー入
口部5、ホッパーユニット11のシャッター部31のト
ナー汚れは免れず、保守時これらの機器の取り出しの際
にトナー落下が生じ、本体装置内の他の部位や床等を汚
染してしまう。
【0014】本出願に係る第1の発明は、上記問題点を
解決し、ホッパーのトナー出口部よりのトナーボタ落ち
に起因する装置内外のトナー汚れを防止することのでき
る現像剤補給装置を提供することを目的としている。
【0015】また、本出願に係る第2の発明は、上記目
的の他、トナー出口部近傍に存在するトナー量を、より
一層減少させることのできる現像剤補給装置を提供する
ことを目的としている。
【0016】さらに、本出願に係る第3の発明は、上記
目的の他、より一層簡易な構成で上記目的を達成するこ
とのできる現像剤補給装置を提供することを目的として
いる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、現像剤を収容する容器と、現像
剤を現像装置側へ搬送補給する搬送手段と、現像剤を該
現像装置に受け渡す現像剤供給開口部とを備えた現像剤
補給装置において、上記搬送手段は、現像剤の搬送方向
に対して移動自在となっており、上記搬送手段の搬送方
向の終端部が、上記現像剤供給開口部に対し、接近また
は離間することにより達成される。
【0018】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、現像剤を収容する容器と、現像剤を現像装
置側へ搬送補給する搬送手段と、現像剤を該現像装置に
受け渡す現像剤供給開口部ととを備えた現像剤補給装置
において、上記搬送手段は、現像剤を現像装置側へ搬送
補給し、上記現像剤供給開口部近傍に搬送方向の終端部
を有する第1の搬送手段と、該第1の搬送手段の搬送方
向の始端部に現像剤を供給する第2の搬送手段とを備え
ており、該第1の搬送手段は、該第2の搬送手段の駆動
終了後も所定時間継続して駆動され、もしくは常時駆動
されることにより達成される。
【0019】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記目的は、現像剤を収容する容器と、現像剤を現
像装置側へ搬送補給する搬送手段と、現像剤を該現像装
置に受け渡す現像剤供給開口部とを備えた現像剤補給装
置において、上記搬送手段は、上記現像剤供給開口部近
傍の搬送方向の終端側と、該終端側に連なる搬送方向の
始端側とで、現像剤の搬送能力が異なっており、終端側
の搬送能力の方が始端側よりも大であることことにより
達成される。
【0020】
【作用】本出願に係る第1の発明によれば、容器に収容
された現像剤は、搬送手段の始端側へ供給され、該搬送
手段により現像剤供給開口部へと搬送されて、該現像剤
供給開口部を介して現像装置に受け渡されるが、上記搬
送手段の搬送方向の終端部は、駆動手段から駆動力を受
ける場合には、その駆動力に伴って上記現像剤供給開口
部に対して接近し、駆動力を受けない場合には、上記現
像剤供給開口部から離間する。従って、搬送手段の駆動
停止時には、上記現像剤供給開口部近傍には少量の現像
剤しか残留せず、現像剤補給装置を現像装置に対して移
動した場合でも、上記現像剤供給開口部から現像剤が漏
れ出ることがない。
【0021】また、本出願に係る第2の発明によれば、
容器に収容された現像剤は、第2の搬送手段の始端側へ
供給され、該第2の搬送手段により第1の搬送手段の始
端側に供給される。さらに、該現像剤は、該第1の搬送
手段により現像剤供給開口部へと搬送され、該現像剤供
給開口部を介して現像装置に受け渡されるが、上記第1
の搬送手段は、上記第2の搬送手段の停止後も所定時間
継続して駆動され、あるいは、常時駆動されているた
め、上記現像剤供給開口部近傍には少量の現像剤しか残
留せず、現像剤補給装置を現像装置に対して移動した場
合でも、上記現像剤供給開口部から現像剤が漏れ出るこ
とがない。
【0022】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、容器に収容された現像剤は、搬送手段の始端側へ供
給され、該搬送手段により現像剤供給開口部へと搬送さ
れて、該現像剤供給開口部を介して現像装置に受け渡さ
れるが、上記搬送手段の搬送方向の終端側の搬送能力
は、始端側の搬送能力よりも大きいので、搬送手段の駆
動停止時には、上記現像剤供給開口部近傍には少量の現
像剤しか残留せず、現像剤補給装置を現像装置に対して
移動した場合でも、上記現像剤供給開口部から現像剤が
漏れ出ることがない。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0024】(第1の実施例)先ず、本発明の第1の実
施例を図1ないし図4に基づいて説明する。図3は本発
明が適用可能な画像形成装置の一例としてのカラー電子
写真複写装置の主断面図である。装置本体201内部に
は四つの画像形成ステーション202が並列に配設され
ている。各画像形成ステーション202は矢印方向に回
転する電子写真感光体203を有し、感光体203は先
ず帯電器204で帯電され、次いで露光装置205によ
り被記録画像を光で照射され、これにより感光体203
の表面に静電潜像が形成される。次いで、現像装置1に
より上記静電潜像にトナーが付与され、顕像(トナー
像)が形成される。
【0025】一方、転写材206は給紙カセット207
より給紙され、レジストローラ208により転写搬送ベ
ルト209上に送り込まれ、四箇所の転写位置にて各色
(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像
が順次転写材206上に転写帯電器210により転写さ
れる。その後転写材206は、定着装置211に送ら
れ、トナー像が転写材206に定着され、排紙トレイ2
12に積載される。
【0026】なお、転写工程後の感光体203上の残留
トナーは、クリーニング装置213によりクリーニング
されるようになっており、図中二点鎖線Sは転写材20
6の経路を示している。
【0027】図4は、装置本体の前視図で、現像剤補給
装置たるホッパーユニット11は現像装置1に対応して
各色毎に並列に設けられている。矢印Hは、ホッパーユ
ニット11より現像装置1へのトナーの流れを示すもの
である。
【0028】次に、図1及び図2を用いて、本発明の第
1の実施例におけるホッパーユニット11を詳しく説明
する。なお、図1及び図2は、図4のI−I断面図であ
り、従来例と同じ機構を有する部材には、同一符号を付
し、必要のない限り説明は省略する。また、図1は搬送
手段たるスクリュー13が回転し、現像剤たるトナーT
を現像装置1に対し補給している状態を示す図で、図2
はスクリュー13の回転が停止し、補給を行っていない
状態の図である。
【0029】図より分かるように、スクリュー13は、
軸方向(矢印J、K方向)に移動するものである。ここ
では、ギア25、26をハスバギアとし、駆動により生
ずるハスバギアのスラスト力でギア26とスクリュー1
3とを一体的にJ方向に付勢する。このとき、スクリュ
ー13の終端が現像剤供給開口部たるトナー出口部14
の開口14aに位置し、トナーTは円滑に現像装置1へ
送り込まれる。そして、駆動手段たるモーター21が停
止することによりハスバギアによるスラスト力は無くな
り圧縮バネ101の力でスクリュー13とギア26はK
方向に押し戻される。このとき、スクリュー13の終端
13aは、トナー出口部14の開口14aより離れる。
この状態で、ホッパーユニット11の着脱を行った場
合、スクリュー13の終端部13aに付着していたトナ
ーTは、崩れても図2に示す領域Lの範囲に広がるに留
まり、開口14aには至らない。従って、ホッパー出口
部14よりのトナーボタ落ちは発生しない。
【0030】なお、スクリュー13の先端付近のホッパ
ー容器12には、バッファ空間102を設け、スクリュ
ー13がJ方向に移動している際にスクリュー13の先
端部にてホッパー容器12内上方より落ちてきたトナー
Tに阻止されてスクリュー13がK方向に戻らなくなる
という不都合を回避している。
【0031】なお、上述した例では、駆動のON/OF
Fに連動してスクリューが軸方向に移動する場合につい
て説明したが、スクリューの移動手段はこれに限定され
るものではない。
【0032】例えば、スクリュー軸の延長線上に電磁石
を配設し、補給時は電磁石によりスクリュー(スクリュ
ー軸は磁性部材)を吸引し、非補給時はバネ力により戻
す等の方法が挙げられる。
【0033】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例を図5に基づいて説明する。なお、第1の実施例と
の共通箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
【0034】本実施例では、図5に示すように、スクリ
ューが複数設けられており、第1のスクリュー103の
上方に第2のスクリュー104が設けられる。また、ト
ナーTの流れは矢印Mで示されている。本実施例装置に
おいて第2のスクリュー104は従来通り現像装置1内
の現像剤の消費量に応じ、所定量回転するものである。
それに対し、第1のスクリュー103は第2のスクリュ
ー104より送られてきたトナーTを完全に送り切るこ
とができるように、常時回転を続けるか、あるいは第2
のスクリュー104の停止後も所定時間回転を継続する
ようにする。これにより、画像形成を行っていないとき
は第1のスクリュー103の末端部103aにはトナー
Tが残っていないので、ホッパーユニット11の着脱の
際、トナーボタ落ちが発生しなくなる。
【0035】なお、駆動系の一例として、第1のスクリ
ュー103は、モーター21がONのとき回転し、第2
のスクリュー104はさらにギアクラッチ27がONの
とき回転する構成のものを図示した。
【0036】(第3の実施例)次に、本発明の第3の実
施例を図6に基づいて説明する。なお、第1の実施例と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0037】本実施例は、第2の実施例の変形例で、図
6に示すように、スクリューを二重管構造としている。
N部において第1のスクリュー103はスクリュー羽根
のない軸芯だけであり、その外側に管形状の周囲にスク
リュー羽根を有する第2のスクリュー104が存在す
る。
【0038】第1のスクリュー103と第2のスクリュ
ー104の間には、オイルシール等のシール部材(図示
せず)が介在し、双方独立して回転可能である。第2の
実施例と同じように、所定量回転する第2のスクリュー
104より送られたトナーTを第1のスクリュー103
が送り切るように時間制御することにより、同様のメカ
ニズムでトナーボタ落ちの発生を防止できる。なお、駆
動系の図は省略する。
【0039】(第4の実施例)次に、本発明の第4の実
施例を図7に基づいて説明する。なお、第1の実施例と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0040】図7は第4の実施例を示す図である。スク
リュー105は、二つの部位よりなり、終端側の第2の
部位107でのスクリュー羽根のピッチP2に対し、始
端側の第1の部位106でのピッチP1は大きくしてあ
り、ここでは、3倍にしてある。これにより、第1の部
位106におけるトナーTの搬送速度は、第2の部位1
07のそれよりも大きくなる。但し、実際にはピッチを
大きくとることにより搬送効率も低下するので、それを
補うため、第1の部位106の羽根の条数を増やす。こ
こでは、3条とする。
【0041】これにより、第1の部位106のトナーT
の搬送能力は第2の部位107よりも多くなる。スクリ
ュー105が駆動回転すると、第2の部位107にて所
定量搬送されたトナーTが第1の部位106に受け渡さ
れ、搬送速度が増した状態で現像装置へと送り込まれ
る。駆動を停止した状態にて、スクリュー105の末端
部105a付近にトナーTは残るが、その量はごく微量
であるため、ホッパーユニット11の着脱の際に生ずる
振動にてトナーTが崩れ、開口14aにトナーTが進入
するという事態に至らずに済む。従って、トナーボタ落
ちの発生が防止される。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、搬送手段の搬送方向終端部を、現像剤
供給開口部に対して接近または離間せしめるようにした
ので、現像剤供給開口部よりの現像剤のボタ落ちを防止
でき、装置内外の現像剤汚れを無くすことができる。
【0043】また、本出願に係る第2の発明によれば、
搬送手段を、第1の搬送手段と第2の搬送手段に分け、
現像剤供給開口部の近傍に終端部を有する第1の搬送手
段を、第2の搬送手段の停止後も所定時間駆動させる
か、もしくは常時駆動させるようにしたので、現像剤供
給開口部近傍の現像剤量をより一層低減させることがで
き、該現像剤供給開口部からの現像剤のボタ落ちを防止
でき、装置内外の現像剤汚れを無くすことができる。
【0044】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、搬送手段の終端側と始端側の搬送能力を異ならし
め、終端側の方の搬送能力を始端側よりも大きくしたの
で、より一層簡易な構成で、現像剤供給開口部近傍の現
像剤量を低減させることができ、該現像剤供給開口部か
らの現像剤のボタ落ちを防止でき、装置内外の現像剤汚
れを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における現像剤補給装置
のトナー補給状態を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例における現像剤補給装置
のトナー補給停止状態を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例における現像剤補給装置
が組み込まれた画像形成装置の主断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例における現像剤補給装置
が組み込まれた画像形成装置の前視図である。
【図5】本発明の第2の実施例における現像剤補給装置
を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例における現像剤補給装置
を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施例における現像剤補給装置
を示す図である。
【図8】従来の現像剤補給装置と現像装置が係合してい
る状態を示す図である。
【図9】従来の現像剤補給装置と現像装置が離脱してい
る状態を示す図である。
【符号の説明】
1 現像装置 11 ホッパーユニット(現像剤補給装置) 12 ホッパー容器(容器) 13 スクリュー(搬送手段) 14 トナー出口部(現像剤供給開口部) 21 モーター(駆動手段) 103 第1のスクリュー(第1の搬送手段) 104 第2のスクリュー(第2の搬送手段) 105 スクリュー(搬送手段) 106 第1の部位(始端側) 107 第2の部位(終端側) T トナー(現像剤)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する容器と、現像剤を現像
    装置側へ搬送補給する搬送手段と、現像剤を該現像装置
    に受け渡す現像剤供給開口部とを備えた現像剤補給装置
    において、上記搬送手段は、現像剤の搬送方向に対して
    移動自在となっており、上記搬送手段の搬送方向の終端
    部が、上記現像剤供給開口部に対し、接近または離間す
    ることを特徴とする現像剤補給装置。
  2. 【請求項2】 現像剤を収容する容器と、現像剤を現像
    装置側へ搬送補給する搬送手段と、現像剤を該現像装置
    に受け渡す現像剤供給開口部ととを備えた現像剤補給装
    置において、上記搬送手段は、現像剤を現像装置側へ搬
    送補給し、上記現像剤供給開口部近傍に搬送方向の終端
    部を有する第1の搬送手段と、該第1の搬送手段の搬送
    方向の始端部に現像剤を供給する第2の搬送手段とを備
    えており、該第1の搬送手段は、該第2の搬送手段の駆
    動終了後も所定時間継続して駆動され、もしくは常時駆
    動されることを特徴とする現像剤補給装置。
  3. 【請求項3】 現像剤を収容する容器と、現像剤を現像
    装置側へ搬送補給する搬送手段と、現像剤を該現像装置
    に受け渡す現像剤供給開口部とを備えた現像剤補給装置
    において、上記搬送手段は、上記現像剤供給開口部近傍
    の搬送方向の終端側と、該終端側に連なる搬送方向の始
    端側とで、現像剤の搬送能力が異なっており、終端側の
    搬送能力の方が始端側よりも大であることを特徴とする
    現像剤補給装置。
JP6179785A 1994-07-08 1994-07-08 現像剤補給装置 Pending JPH0822179A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004347794A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Canon Inc トナー補給装置
JP2008129357A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤搬送装置および画像形成装置
JP2012003032A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Brother Ind Ltd 現像剤供給装置
JP2015060169A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 カシオ電子工業株式会社 画像形成装置および廃トナー搬送装置

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