JP5321948B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Description
このようなプレミックス現像方式を用いた画像形成装置は、キャリアの経時劣化が生じるごとに現像装置やキャリアを新品のものに交換する必要のある装置に比べて、経時においても出力画像の画質が安定化することになる。
詳しくは、4つの感光体ドラム(像担持体)が中間転写ベルトに対向するように並設されている。これらの4つの感光体ドラムの周りには、それぞれ、帯電部、現像装置、クリーニング部等が配設されて、各色の作像部を形成している。そして、4つの感光体ドラム上で、それぞれ、ブラック(黒色)、イエロー、マゼンタ、シアンのトナー像が形成される。そして、各感光体ドラム上で形成された各色のトナー像は、中間転写ベルト上に重ねて転写される。さらに、中間転写ベルト上に担持された複数色のトナー像は、カラー画像として記録媒体上に転写される。
図1〜図8にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機の装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、3は原稿Dを原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、7は転写紙等の記録媒体Pが収容される給紙部、9は記録媒体Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される感光体ドラム、12は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上を帯電する帯電部、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成される静電潜像を現像する現像装置、14は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成されたトナー像を記録媒体P上に重ねて転写する転写バイアスローラ(1次転写バイアスローラ)、15は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の未転写トナーを回収するクリーニング部、を示す。
なお、図示は省略するが、各感光体ドラム11Y、11C、11M、11BKの上方には、キャリア(磁性キャリア)と各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナー(トナー粒子)とを現像装置13に供給する供給手段としての各色の剤カートリッジがそれぞれ設置されている。
まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように転写バイアスローラ14が設置されている。そして、転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
その後、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部16の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部16に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラによって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2は、作像部及び剤カートリッジ28を示す構成図である。図3は、現像装置を示す斜視図である。図4(A)は現像装置13の上部(第1搬送スクリュ13b1及び排出用搬送スクリュ13kの位置である。)を長手方向にみた概略断面図であって、図4(B)は現像装置13の下部(第2搬送スクリュ13b2及び第3搬送スクリュ13b3の位置である。)を長手方向にみた概略断面図である。図5は現像装置13の第3中継部13hの近傍を示す断面図であり、図6は現像装置13の排出口13dの近傍を示す断面図であり、図7は現像装置13の補給口13eの近傍を示す断面図であり、図8は排出用搬送経路の開口13rの近傍を示す断面図である。
なお、各作像部はほぼ同一構造であって、各剤カートリッジもほぼ同一構造であるために、図2〜図8にて作像部及び剤カートリッジは符号のアルファベット(Y、C、M、BK)を除して図示する。
像担持体としての感光体ドラム11は、負帯電の有機感光体であって、不図示の回転駆動機構によって反時計方向に回転駆動される。
クリーニング部15は、感光体ドラム11に摺接するクリーニングブラシ(又は、クリーニングブレード)が設置されていて、感光体ドラム11上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。
図2を参照して、剤カートリッジ28は、その内部に現像装置13内に供給するための現像剤G(トナーT及びキャリアC)を収容している。そして、剤カートリッジ28は、現像装置13に新品のトナーTを供給するトナーカートリッジとして機能するとともに、現像装置13に新品のキャリアCを供給する供給手段として機能する。具体的に、現像装置13に設置された磁気センサ(不図示である。)によって検知されるトナー濃度(現像剤G中のトナーの割合である。)の情報に基いて、シャッタ駆動部によってシャッタ機構80の開閉動作をおこなって、供給手段としての剤カートリッジ28から現像装置13内に向けて現像剤Gを適宜に供給する。ここで、本実施の形態1では、剤カートリッジ28の現像剤Gにおける、キャリアCに対するトナーTの混合率(トナー濃度)が比較的高く設定されている。
なお、現像剤Gの供給は、トナー濃度の情報に限定されず、感光体ベルトや中間転写ベルト等に形成されたトナー像の反射率等から検知される画像濃度の情報に基づいて実施されてもよい。また、これらの異なる情報を組み合わせて、現像剤Gの供給の実施を判断してもよい。
図2〜図8を参照して、現像装置13は、現像剤担持体としての現像ローラ13a、搬送部材としての搬送スクリュ13b1〜13b3(オーガスクリュ)、現像剤規制部材としてのドクターブレード13c、排出用搬送部材としての排出用搬送スクリュ13k、等で構成されている。
現像ローラ13aは、外径が25mmであって、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブが不図示の回転駆動機構によって時計方向に回転されるように構成されている。図4を参照して、現像ローラ13aのスリーブ13a2内には、スリーブの周面に現像剤Gの穂立ちを生じるように磁界を形成するマグネット13a1が固設されている。マグネット13a1から発せられる法線方向磁力線に沿うように、現像剤G中のキャリアCがスリーブ13a2上にチェーン状に穂立ちする。このチェーン状に穂立ちしたキャリアCに帯電したトナーTが付着されて、磁気ブラシが形成される。磁気ブラシは、スリーブ13a2の回転によってスリーブ13a2と同方向(時計方向)に移送される。
なお、本実施の形態1では、ドクターブレード13cの近傍に冷却部13nが設置されている。冷却部13nは、複数のフィンを内設した中空構造体であって、その内部に不図示のファンから空気が送入される。これにより、金属材料で形成されたドクターブレード13cの温度上昇が低減されて(空冷されて)、ドクターブレード13cや現像ローラ13aへのトナー固着が抑止される。
第1搬送部材としての第1搬送スクリュ13b1は、現像ローラ13aに対向する位置に配設されていて、現像剤Gを長手方向(回転軸方向)に水平に搬送する(図4(A)の破線矢印に示す右方向の搬送である。)とともに、現像ローラ13a上に現像剤Gを供給(図4(A)の白矢印方向の供給である。)する。
3つの搬送スクリュ13b1〜13b3は、現像ローラ13aや感光体ドラム11と同様に、回転軸がほぼ水平になるように配設されている。また、3つの搬送スクリュ13b1〜13b3は、軸部にスクリュ部が螺旋状に巻装されたものであって、スクリュ部の外径が22mmに設定されている。
図4(B)を参照して、第2搬送スクリュ13b2による搬送経路の下流側と、第3搬送スクリュ13b3による搬送経路の上流側と、は第2中継部13gを介して連通している。また、図4(A)及び図4(B)を参照して、第1搬送スクリュ13b1による搬送経路の下流側と、第3搬送スクリュ13b3による搬送経路の上流側と、は第1中継部13fを介して連通している。また、図4(A)、図4(B)、図5を参照して、第3搬送スクリュ13b3による搬送経路の下流側と、第1搬送スクリュ13b1による搬送経路の上流側と、は第3中継部13hを介して連通している。図5を参照して、第3搬送スクリュ13b3による搬送経路において第3中継部13hの近傍に滞留して盛り上がった現像剤Gが、第3中継部13hを介して第1搬送スクリュ13b1による搬送経路の上流側に搬送(供給)されることになる。
また、図3、図4(B)、図7を参照して、補給口13eは、第3搬送スクリュ13b3による搬送経路の上流側の上方であって、現像領域から離れた位置(現像ローラ13aの長手方向の範囲の外側である。)に配設されている。
詳しくは、排出口13d(排出手段)は、供給手段28、29、80によって現像装置13内に現像剤Gが供給されて装置内の現像剤量が増加してその位置に搬送される現像剤の剤面(上面)が所定高さを超えたときに、その余剰分の現像剤Gを排出用搬送経路(排出用搬送スクリュ13kが設置されている。)に向けて排出するためのものである。排出口13dから排出された現像剤は、排出用搬送スクリュ13kによって長手方向(図4(A)の左方向である。)に搬送されて開口13r(図8をも参照できる。)から自重落下して装置外(排出経路70)に排出された後、排出経路70を介して剤貯留容器(不図示である。)に回収される。すなわち、余剰分の現像剤Gは、排出口13dの下部の高さを超えて、排出口13dから排出されて排出用搬送経路(排出用搬送スクリュ13k)、排出経路70を経由して剤貯留容器に向けて搬送される。このように、トナーTの母体樹脂や外添剤によって汚染されて劣化したキャリアが自動的に現像装置の外部に排出されるので、経時においても画像品質の劣化を抑止することができる。なお、排出経路70は各色(4つ)の現像装置13の排出用搬送経路のすべてに接続されていて、剤貯留容器には各現像装置13から排出された現像剤がまとめて回収される。
さらに、排出用搬送スクリュ13kによる排出用搬送経路は現像装置13の底面よりも高い位置に配設されているために、図8に示すように、現像装置13の外部に接続する排出経路70(排出用搬送経路に設けた開口13rから排出用現像剤が自重落下する。)の位置も現像装置13の底面よりも高い位置に配設することが可能になる。したがって、タンデム型の画像形成装置1において、現像装置13の下方に配設された中間転写ベルト17と排出経路70との干渉を避けることができて、画像形成装置1が長手方向にも小型化されることになる。
このような構成により、排出用搬送スクリュ13kによる排出用搬送経路を範囲X内に配設した場合であっても、現像装置13が垂直方向(高さ方向)に大型化してしまう不具合を抑止することができる。
また、本実施の形態1では、第3搬送スクリュ13b3を水平に配設したが、第3搬送スクリュ13b3を水平方向に対して斜めに配設することもできる。
図9にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図9は、実施の形態2における現像装置を示す断面図であって、前記実施の形態1における図6に相当する図である。本実施の形態2における現像装置は、排出用搬送部材13kが第1搬送部材13b1の上方に配設されている点が、前記実施の形態1のものと相違する。
ここで、本実施の形態2では、排出用搬送スクリュ13kによる排出用搬送経路が、第1搬送スクリュ13b1による搬送経路に対して、左側に突出しないように配設されている。換言すると、排出用搬送スクリュ13kによる排出用搬送経路が、前記実施の形態1のものよりも、さらに現像ローラ13a側(又は、感光体ドラム11側)に配設されている。
また、本実施の形態2においても、排出用搬送スクリュ13k(排出用搬送部材)による排出用搬送経路が、ドクターブレード13cにおける垂直方向の上端を超えない位置に配設されている。
このような構成により、前記実施の形態1のものと同様に、短手方向X、長手方向、高さ方向のすべての方向に対して現像装置13を小型化することができる。
図10にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図10は、実施の形態3における現像装置を示す断面図であって、前記実施の形態1における図6に相当する図である。本実施の形態3における現像装置は、2つの搬送部材13b1、13b2が設置されている点が、3つの搬送部材13b1〜13b3が設置されている前記実施の形態1のものと相違する。
ここで、本実施の形態3における現像装置13では、2つの搬送スクリュ13b1、13b2によって、装置13内の現像剤を長手方向に循環する循環経路を形成している。詳しくは、第1搬送スクリュ13b1は、現像ローラ13aに対向する位置に配設されていて、現像剤Gを長手方向(回転軸方向)に搬送するとともに、現像ローラ13a上に現像剤Gを供給する。第2搬送スクリュ13b2は、第1搬送スクリュ13b1の斜め下方に配設されていて、現像ローラ13aから離脱した現像剤Gを第1搬送部材13b1による搬送経路の上流側に搬送するとともに、第1搬送部材13b1による搬送経路の下流側に搬送された現像剤Gを受けて第1搬送部材13b1による搬送経路の上流側に搬送する。
また、本実施の形態3においても、排出用搬送スクリュ13kによる排出用搬送経路が、ドクターブレード13cにおける垂直方向の上端を超えない位置に配設されている。
このような構成により、前記各実施の形態のものと同様に、短手方向X、長手方向、高さ方向のすべての方向に対して現像装置13を小型化することができる。
図11にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図11は、実施の形態4における現像装置を示す断面図であって、前記実施の形態3における図10に相当する図である。本実施の形態4における現像装置は、2つの搬送部材13b1、13b2が水平方向に並設されている点が、2つの搬送部材13b1、13b2が上下方向に並設されている前記実施の形態3のものと相違する。
また、本実施の形態4においても、排出用搬送スクリュ13kによる排出用搬送経路が、ドクターブレード13cにおける垂直方向の上端を超えない位置に配設されている。
このような構成により、前記各実施の形態のものと同様に、短手方向X、長手方向、高さ方向のすべての方向に対して現像装置13を小型化することができる。
具体的には、図12(A)に示すように、プロセスカートリッジ10は、感光体ドラム11、帯電部12、現像部13、クリーニング部15が1つのユニットとしてケースに一体的に構成されたものである。そして、図12(B)に示すように、プロセスカートリッジ10は、作像部が一体化されたユニットの単位で画像形成装置本体1に対して着脱・交換される。このように作像部の一部又は全部をプロセスカートリッジ化することで、作像部のメンテナンス作業性が向上することになる。なお、図12では、プロセスカートリッジ10を、感光体ドラム11、帯電部12、現像部13、クリーニング部15で構成したが、プロセスカートリッジ10を、帯電部12、現像部13、クリーニング部15のうち少なくとも1つと、感光体ドラム11と、で構成することもできる。
11、11Y、11C、11M、11BK 感光体ドラム(像担持体)、
13 現像装置(現像部)、
13a 現像ローラ(現像剤担持体)、
13b1 第1搬送スクリュ(第1搬送部材)、
13b2 第2搬送スクリュ(第2搬送部材)、
13b3 第3搬送スクリュ(第3搬送部材)、
13c ドクターブレード(現像剤規制部材)、
13d 排出口、
13e 補給口、
13f 第1中継部、 13g 第2中継部、 13h 第3中継部、
13k 排出用搬送スクリュ(排出用搬送部材)、
13m 天井部、 13n 冷却部、
13r 開口、
28 剤カートリッジ(供給手段)、 29 供給管(供給手段)、
70 排出経路、 P 記録媒体、
G 現像剤(2成分現像剤)、 T トナー、 C キャリア。
Claims (11)
- キャリアとトナーとを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、
前記像担持体に対向するとともに、現像剤を担持する現像剤担持体と、
装置内に収容された現像剤を長手方向に搬送して循環経路を形成する複数の搬送部材と、
装置内に新たにキャリアを供給する供給手段と、
前記複数の搬送部材のうち1つの搬送部材によって搬送される現像剤の剤面が所定高さを超えたときにその現像剤を当該1つの搬送部材による搬送経路の外部に排出するために当該1つの搬送部材による搬送経路の隔壁に形成された排出口と、
前記排出口から排出された現像剤を長手方向に搬送して装置外に排出する排出用搬送部材と、
を備え、
前記複数の搬送部材は、
前記現像剤担持体に対向するとともに現像剤を長手方向に搬送しながら当該現像剤担持体に現像剤を供給する第1搬送部材と、
前記第1搬送部材の下方であって前記現像剤担持体に対向する位置に配設されるとともに当該現像剤担持体から離脱された現像剤を長手方向に搬送する第2搬送部材と、
前記第2搬送部材によって搬送された現像剤を前記第1搬送部材による搬送経路の上流側に搬送するとともに、前記第1搬送部材による搬送経路の下流側に達した現像剤を当該第1搬送部材による搬送経路の上流側に搬送する第3搬送部材と、
を具備し、
前記1つの搬送部材は、前記第1搬送部材であって、
前記排出用搬送部材による排出用搬送経路は、前記複数の搬送部材による循環経路における長手方向に直交する水平方向の範囲を超えない位置であって、長手方向に直交する断面でみたときに前記複数の搬送部材による循環経路に重ならない位置に、配設されたことを特徴とする現像装置。 - 前記現像剤担持体上に担持される現像剤の量を規制する現像剤規制部材を備え、
前記排出用搬送部材による排出用搬送経路は、前記現像剤規制部材における垂直方向の上端を超えない位置に配設されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 前記排出用搬送部材は、その回転中心が前記第1搬送部材の回転中心よりも上方になるように配設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
- 前記第1搬送部材による搬送経路は、前記排出口の近傍であって当該第1搬送部材の上方に当該第1搬送部材に近接する天井部を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の現像装置。
- 前記排出用搬送部材は、長手方向の一端側のみ回転自在に支持されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の現像装置。
- 前記排出用搬送部材は、その排出用搬送経路の隔壁に対して接触可能に回転駆動されることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
- 前記排出用搬送部材は、
長手方向に延設された軸部と、
前記軸部に螺旋状に巻装されたスクリュ部と、
を具備し、
前記スクリュ部は、前記軸部に対して長手方向両端部のみが接合されたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像装置。 - 前記排出用搬送部材による排出用搬送経路は、装置外に搬送された現像剤が排出経路に向けて自重落下するための開口を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像装置。
- 前記供給手段は、装置内に新たにトナーを前記キャリアとともに供給することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置。
- 画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、
請求項1〜請求項9のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1〜請求項9のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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