JP6218030B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Description
すなわち、第1現像剤搬送部は現像剤担持体に現像剤を供給するための経路として機能していて、第2現像剤搬送部は現像剤担持体から現像剤を回収するための経路として機能している。
また、特許文献3、4には、現像装置内に収容された現像剤を搬送する複数の現像剤搬送部材が水平方向に並設された現像装置において、トナー飛散を防止することを目的として、現像装置の内部から外部に向けて排気をおこなうための排気路を設ける技術が開示されている。
図1〜図5にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、3は原稿Dを原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、7は転写紙等の記録媒体Pが収容される給紙部、9は記録媒体Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ(タイミングローラ)、10Y、10M、10C、10BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、11は各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKにそれぞれ設置された像担持体としての感光体ドラム、12は感光体ドラム11上を帯電する帯電部(帯電ローラ)、13は感光体ドラム11上に形成される静電潜像を現像する現像装置、14は感光体ドラム11上に形成されたトナー像を記録媒体P上に重ねて転写する1次転写バイアスローラ、15は感光体ドラム11上の未転写トナーを回収するクリーニング部、を示す。
各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKは、それぞれ、感光体ドラム11、現像装置13(現像部)、帯電部12、クリーニング部15が一体化されたユニットであって、装置本体1に対して着脱可能(交換可能)に構成されている。
なお、図1において図示は省略するが、各プロセスカートリッジ10Y、10C、10M、10BKの上方には、各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナー(トナー粒子)を現像装置13に供給する各色のトナー容器28(図2を参照できる。)がそれぞれ設置されている。
なお、各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKの感光体ドラム11上でおこなわれる作像プロセスについては、図2をも参照することができる。また、各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKは、作像プロセスに用いられるトナーの色(種類)が異なる以外はほぼ同一構造であるため、図2において、プロセスカートリッジ10に付した符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を除して図示する。
詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス5上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
その後、現像工程後の各感光体ドラム11表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように転写バイアスローラ14が設置されている。そして、1次転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKの感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
その後、感光体ドラム11表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム11における一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部16の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部16に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラによって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2は、プロセスカートリッジ10を含む作像部を示す構成図である。図3(A)は現像装置13の上部(第1現像剤搬送部材としての第1搬送スクリュ13b1の位置である。)を長手方向にみた概略断面図(水平方向の断面図)であって、図3(B)は現像装置13の下部(第2現像剤搬送部材としての第2搬送スクリュ13b2の位置である。)を長手方向にみた概略断面図である。図4は、現像装置13の循環経路を長手方向にみた概略断面図(垂直方向の断面図)である。
像担持体としての感光体ドラム11は、負帯電の有機感光体であって、不図示の回転駆動機構によって反時計方向に回転駆動される。
クリーニング部15は、感光体ドラム11に対して所定の角度及び当接圧で当接するクリーニングブレード15aが設置されていて、感光体ドラム11上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。クリーニングブレード15aは、ウレタンゴム等の弾性材料で形成された略板状部材である。
なお、トナーTの供給は、トナー濃度の情報に限定されず、感光体ベルトや中間転写ベルト等に形成されたトナー像の反射率等から検知される画像濃度の情報に基づいて実施されてもよい。また、これらの異なる情報を組み合わせて、トナーTの供給の実施を判断してもよい。
供給管29は、トナー容器28から供給されるトナーTを現像装置13内に確実に導くためのものである。すなわち、トナー容器28から排出されたトナーTは、供給管29を介して、トナー補給口13eから現像装置13内に供給される。
なお、本実施の形態1では、トナーTとして、重量平均粒径が3〜10μm程度であって、公知の重合法により製造された小粒径・重合トナーを用いている。
図2〜図4を参照して、現像装置13は、現像剤担持体としての現像ローラ13a、搬送部材としての搬送スクリュ13b1、13b2(オーガスクリュ)、現像剤規制部材としてのドクターブレード13c、等で構成されている。
現像剤担持体としての現像ローラ13aは、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブ13a2が不図示の回転駆動機構によって時計方向に回転されるように構成されている。図3を参照して、現像ローラ13aのスリーブ13a2内には、スリーブ13a2の周面に複数の磁極を形成するマグネット13a1が固設されている。現像ローラ13a上に担持された現像剤Gは、現像ローラ13aの矢印方向の回転にともなって搬送されて、ドクターブレード13cの位置に達する。そして、現像ローラ13a上の現像剤Gは、この位置で適量に規制された後に、感光体ドラム11との対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界(現像電界)によって、感光体ドラム11上に形成された潜像にトナーが吸着される。
第1現像剤搬送部材としての第1搬送スクリュ13b1は、現像ローラ13aに対向する位置に配設されていて、現像剤Gを長手方向(回転軸方向)に水平に搬送する(図3(A)の破線矢印に示す右方向の搬送である。)とともに、現像ローラ13a上に現像剤Gを供給(図3(A)の白矢印方向の供給である。)する。なお、本実施の形態1では、第1搬送スクリュ13b1の回転方向が、現像ローラ13aの回転方向に対して逆方向(図2の反時計方向である。)になるように設定されている。
そして、第2搬送スクリュ13b2は、第1搬送スクリュ13b1による第1現像剤搬送部B1の下流側から中継部としての第1中継部13fを介して循環される現像剤Gを第1搬送スクリュ13b1による第1現像剤搬送部B1の上流側に第2中継部13gを介して搬送する(図3(B)の一点鎖線矢印に示す搬送である。)。
2つの搬送スクリュ13b1、13b2は、現像ローラ13aや感光体ドラム11と同様に、回転軸がほぼ水平になるように配設されている。また、2つの搬送スクリュ13b1、13b2は、軸部にスクリュ部が螺旋状に巻装されたものである。
図3及び図4を参照して、第2搬送スクリュ13b2による第2現像剤搬送部B2の下流側と、第1搬送スクリュ13b1による第1現像剤搬送部B1の上流側と、は第2中継部13gを介して連通している。そして、第2現像剤搬送部B2において第2中継部13gの近傍に留まって盛り上がった現像剤Gが、第2中継部13gを介して第1現像剤搬送部B1の上流側に搬送(供給)されることになる。
また、図3及び図4を参照して、第1現像剤搬送部B1の下流側と、第2現像剤搬送部B2の上流側と、は第1中継部13f(中継部)を介して連通している。そして、第1現像剤搬送部B1において第1搬送スクリュ13b1によって現像ローラ13a上に供給されなかった現像剤Gが、第1中継部13fにて自重落下して、第2現像剤搬送部B2の上流側に達することになる。
また、図3、図4を参照して、トナー補給口13eは、第2現像剤搬送部B2の上流側の上方であって、現像領域から離れた位置(現像ローラ13aの長手方向の範囲の外側である。)に配設されている。このようにトナー補給口13eを第1中継部13fの近傍に設置することで、第2現像剤搬送部B2において、現像ローラ13aから離脱した現像剤が比重の小さい補給トナーの上方から降りかかり、第2現像剤搬送部B2の下流側にむけて比較的長い時間をかけて現像剤に対して補給トナーの分散・混合を充分におこなうことができる。
なお、本実施の形態1では、トナー補給口13eを第2現像剤搬送部B2に配設したが、トナー補給口13eの位置はこれに限定されることなく、例えば、第1現像剤搬送部B1の上流側の上方に配置することもできる。
本実施の形態1における現像装置13には、現像装置13内において内圧が高くなる部分から第1現像剤搬送部B1に向けての通気路13hが設けられている。
詳しくは、図2に示すように、通気路13hは、ドクターブレード13c(現像剤規制部材)に対して現像ローラ13a(現像剤担持体)の回転方向下流側(走行方向下流側)であって入口シール13d(可撓性シート部材)の先端部に対して現像ローラ13aの回転方向上流側(走行方向上流側)に位置する空間から、第1現像剤搬送部B1に向けて、通気がおこなわれるように形成されている。
すなわち、従来の現像装置のように、通気路13hを設けなかった場合には、ドクターブレード13cと入口シール13dとの間の位置において内圧が高められて、入口シール13dの先端部と感光体ドラム11との隙間などからトナーが飛散してしまうことになる。これに対して、本実施の形態1では、ドクターブレード13cと入口シール13dとの間の内圧が高くなる部分と、内圧が低くなる第1現像剤搬送部B1と、の間を通気路13hで連通させているため、図2の白矢印で示す方向の空気の流れが生じて、双方の内圧がバランスよく均一化されることになる。そのため、ドクターブレード13cと入口シール13dとの間の内圧の上昇が抑えられて、その位置から現像装置13の外部にトナーが飛散する不具合が確実に軽減されることになる。
これに対して、通気路13hを、長手方向の一部の範囲に1つ設けたり、長手方向の複数箇所に分割して複数設けたりすることもできる。特に、ドクターブレード13cと入口シール13dとの間の空間において空気は長手方向中央部から長手方向両端部に向けて流動しやすいため、通気路13hの流入口を長手方向両端部にそれぞれ形成することが好ましい。また、通気路13hの流出口を第1現像剤搬送部B1の搬送方向上流側(図4の左方である。)に設けた場合には、第1現像剤搬送部B1の内部において最も内圧が低くなりやすい部分に流出口が設けられることになり、通気路13hにおける通気性を高めることができる。これに対して、通気路13hの流出口を第1現像剤搬送部B1の搬送方向下流側(図4の右方である。)に設けた場合には、第1現像剤搬送部B1の内部において最も現像剤Gの剤面が低くなりやすい部分に流出口が設けられることになり、流出口が現像剤Gで埋没する不具合を確実に防止することができる。
これに対して、図5に示すように、入口シール13d(可撓性シート部材)を、現像装置13(現像ケース)に対して着脱可能に形成されたカバー部材13kに設置(サブアセンブリ)することもできる。そして、そのような場合に、カバー部材13kに通気路13hの一部(又は、全部)を設けて、カバー部材13kを現像装置13に装着した状態で通気路13hが形成されるように構成することができる。
さらに、そのような場合に、現像装置13に対してサブアセンブリされたカバー部材13kを入口シール13dとともに離脱した状態のときに、現像ローラ13aとドクターブレード13cとの対向部分(ドクターギャップ)が露呈するように形成することが好ましい。
このように構成することで、現像装置13における入口シール13dの組み付け性(貼り付け性)を向上させることができる。また、製造工場や市場において、現像ローラ13aとドクターブレード13cとのギャップ(ドクターギャップ)を調整するときに、入口シール13dの貼着面(シール面)を剥がしたり再び入口シール13dを貼着したりすることなく、サブアセンブリされたカバー部材13kを入口シール13dとともに着脱するだけで、そのような調整作業を効率的におこなうことができる。
図6〜図8にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図6は、実施の形態2におけるプロセスカートリッジとその近傍とを示す構成図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。図7は、プロセスカートリッジにおける現像装置の循環経路を長手方向にみた概略断面図であって、前記実施の形態1における図4に相当する図である。さらに、図8は、変形例としての、現像装置の循環経路を長手方向にみた概略断面図であって、前記実施の形態1における図4に相当する図である。なお、図6において、トナー容器28等の図示は省略している。
本実施の形態2における現像装置13は、第2現像剤搬送部B2から第1現像剤搬送部B1に向けて通気がおこなわれるように通気路13mが形成されている点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
詳しくは、図6に示すように、通気路13mは、現像装置13の背面側(感光体ドラム11から離れた側である。)に設置されていて、第2現像剤搬送部B2における上部(現像剤に埋没しない位置)に流入口が形成され、第1現像剤搬送部B1における上部(現像剤に埋没しない位置)に流出口が形成されている。すなわち、図6に示すように、現像装置13の内部における側部に、白矢印方向に空気が流れる通気路13mが形成されている。
すなわち、従来の現像装置のように、通気路13mを設けなかった場合には、第2現像剤搬送部B2において内圧が高められて、現像ローラ13aと第2現像剤搬送部B2との隙間から外部にトナーが飛散してしまうことになる。これに対して、本実施の形態2では、内圧が高くなる第2現像剤搬送部B2と、内圧が低くなる第1現像剤搬送部B1と、の間を通気路13mで連通させているため、図6の白矢印で示す方向の空気の流れが生じて、双方の内圧がバランスよく均一化されることになる。そのため、第2現像剤搬送部B2における内圧の上昇が抑えられて、その位置から現像装置13の外部にトナーが飛散する不具合が確実に軽減されることになる。
このように、通気路13mの流出口を第1現像剤搬送部B1の搬送方向上流側に設けた場合には、第1現像剤搬送部B1の内部において最も内圧が低くなりやすい部分に流出口が設けられることになり、通気路13mの流入口を第2現像剤搬送部B2の搬送方向下流側に設けた場合には、第2現像剤搬送部B2の内部において最も内圧が高くなりやすい部分に流入口が設けられることになり、通気路13mにおける通気性を高めることができる。また、通気路13mの長さや大きさを比較的コンパクトに形成できる。
このように、通気路13mの流出口を第1現像剤搬送部B1の搬送方向下流側に設けた場合には、第1現像剤搬送部B1の内部において最も現像剤Gの剤面が低くなりやすい部分に流出口が設けられることになり、通気路13mの流入口を第2現像剤搬送部B2の搬送方向上流側に設けた場合には、第2現像剤搬送部B2の内部において最も現像剤Gの剤面が低くなりやすい部分に流入口が設けられることになり、流出口や流入口が現像剤Gで埋没する不具合を確実に防止することができる。また、通気路13mの長さや大きさを比較的コンパクトに形成できる。
なお、通気路13mを、長手方向の全域にわたって形成することもできるし、長手方向の複数箇所に分割して複数設けたりすることもできる。
また、前記各実施の形態では、現像ローラ13aが1つ設置された現像装置13に対して本発明を適用したが、現像ローラが上下方向に複数設置された現像装置に対しても本発明を適用することができる。
それらの場合も、前記各実施の形態のものと同様に通気路を形成することで、前記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、前記各実施の形態では、プロセスカートリッジ10として一体化された現像装置13に対して本発明を適用したが、プロセスカートリッジとして一体化されておらず画像形成装置1に対して単独で着脱可能に設置される現像装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置(現像部)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
また、前記各実施の形態では、トナーTとキャリアCとからなる2成分現像剤Gが収容された現像装置13に対して、本発明を適用した。これに対して、キャリアを含まずにトナーのみからなる1成分現像剤が収容された現像装置に対しても、本発明を適用することができる。
また、前記各実施の形態では、トナー容器28からトナーTが補給される現像装置13に対して、本発明を適用した。これに対して、現像剤容器から2成分現像剤(トナーとキャリアとである。)が補給されるプレミックス現像方式の現像装置に対しても、本発明を適用することができる。その場合の現像装置は、劣化したキャリアが適宜に現像装置外に排出されるように構成されることになる。
そして、それらの場合も、前記各実施の形態のものと同様に通気路を形成することで、前記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
10、10Y、10C、10M、10BK プロセスカートリッジ、
11 感光体ドラム(像担持体)、
13 現像装置(現像部)、
13a 現像ローラ(現像剤担持体)、
13b1 第1搬送スクリュ(第1現像剤搬送部材)、
13b2 第2搬送スクリュ(第2現像剤搬送部材)、
13c ドクターブレード(現像剤規制部材)、
13d 入口シール(可撓性シート部材)、
13h、13m 通気路、
13k カバー部材、
B1 第1現像剤搬送部、 B2 第2現像剤搬送部、
G 現像剤(2成分現像剤)、 T トナー、 C キャリア。
Claims (3)
- 所定方向に走行する像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、
前記像担持体に対向して現像領域を形成して、現像剤を担持して所定方向に走行する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に対向して、前記現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、
装置内に収容された現像剤を搬送して循環経路を形成する複数の現像剤搬送部と、
前記現像領域に対して前記像担持体の走行方向上流側の位置に先端部が自由端として接触して、根元部の側が固定端として装置に固定されるように設置された可撓性シート部材と、
を備え、
前記複数の現像剤搬送部は、
前記現像剤担持体に対向して、現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に現像剤を供給する第1現像剤搬送部材が設置された第1現像剤搬送部と、
前記第1現像剤搬送部の下方又は上方であって前記現像剤担持体に対向する位置に配設されて、前記現像剤担持体から離脱された現像剤を長手方向に搬送する第2現像剤搬送部材が設置された第2現像剤搬送部と、
を具備し、
前記現像剤規制部材に対して前記現像剤担持体の走行方向下流側であって前記可撓性シート部材の前記先端部に対して前記現像剤担持体の走行方向上流側に位置する空間から、前記第1現像剤搬送部に向けて、通気がおこなわれるように形成された通気路を備え、
前記可撓性シート部材は、装置に対して着脱可能に形成されたカバー部材に設置されて、
前記カバー部材は、前記通気路の一部又は全部を具備して、
装置に対して前記カバー部材を前記可撓性シート部材とともに離脱した状態のときに、前記現像剤担持体と前記現像剤規制部材との対向部分が露呈するように形成されたことを特徴とする現像装置。 - 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
請求項1に記載の現像装置と前記像担持体とを一体的に備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1に記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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