JP2016057472A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDF

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篤 中本
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啓明 岡本
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Abstract

【課題】像担持体に現像剤担持体を対向させるために現像ケースに形成された開口部の近傍であって現像ケースの外部に吸引ダクトを設けた場合に、吸引ダクトの吸引口から吸引される空気の吸引量が長手方向で均一になって、飛散トナーが長手方向にわたって均一に吸引・回収される、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像ケース23kにおいて現像ローラ23a1、23a2(現像剤担持体)が露呈する開口部23k1の近傍に、吸引口23m1が長手方向に延在するように形成された吸引ダクト23mを設置して、吸引ダクト23mにおいて第1吸引ファン23n(吸引手段)が接続された部分に近い位置の開口面積が、第1吸引ファン23nが接続された部分に遠い位置の開口面積に比べて、小さくなるように、吸引口23m1を形成している。
【選択図】図4

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式の画像形成装置と、そこに設置される現像装置、及び、プロセスカートリッジと、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置に設置される現像装置において、感光体ドラム(像担持体)に現像ローラ(現像剤担持体)を対向させるために現像ケース(ケーシング)に形成された開口部の下方から、空気とともに飛散トナーを吸引するために、現像ケースの下方に吸引ダクト(ダクト)を設ける技術が広く知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
他方、特許文献4等には、現像装置の内圧が高まって現像装置からトナーが飛散するのを防止するために、現像装置の内部から空気を吸引する技術が開示されている。
上述した従来の技術は、吸引ダクトの吸引口から吸引される空気の吸引量が長手方向で不均一になってしまっていた。そのため、吸引口において部分的に吸引量が強い箇所と弱い箇所とが生じてしまい、飛散トナーが長手方向にわたって均一に吸引・回収されない可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、像担持体に現像剤担持体を対向させるために現像ケースに形成された開口部の近傍であって現像ケースの外部に吸引ダクトを設けた場合に、吸引ダクトの吸引口から吸引される空気の吸引量が長手方向で均一になって、飛散トナーが長手方向にわたって均一に吸引・回収される、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる現像装置は、内部に現像剤が収容されて、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、現像ケースに形成された開口部を介して前記像担持体に対向又は当接して、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像ケースの外部に設置されて、前記開口部の近傍において吸引口が長手方向に延在するように形成された吸引ダクトと、前記吸引ダクトに接続されて、前記吸引ダクトを介して前記吸引口から空気を吸引する吸引手段と、を備え、前記吸引口は、前記吸引ダクトにおいて前記吸引手段が接続された部分に近い位置の開口面積が、前記吸引手段が接続された部分に遠い位置の開口面積に比べて、小さくなるように形成されたものである。
本発明によれば、像担持体に現像剤担持体を対向させるために現像ケースに形成された開口部の近傍であって現像ケースの外部に吸引ダクトを設けた場合に、吸引ダクトの吸引口から吸引される空気の吸引量が長手方向で均一になって、飛散トナーが長手方向にわたって均一に吸引・回収される、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部の要部を示す概略構成図である。 現像装置を示す拡大図である。 吸引ダクトが設置された現像装置を示す斜視図である。 吸引装置を示す概略斜視図である。 比較例としての、吸引装置を示す概略図である。 吸引ダクトが現像装置から取り外された状態を示す斜視図である。 変形例1としての、吸引ダクトを示す概略正面図である。 変形例2としての、吸引装置を示す概略図である。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、4はコンタクトガラス5上に載置された原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、7は転写紙等の記録媒体Pが収容される給紙部、9は記録媒体Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ(タイミングローラ)、14は各感光体ドラム21の表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト17上に重ねて転写する1次転写バイアスローラ、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のカラートナー像を記録媒体P上に転写するための2次転写バイアスローラ、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ(作像部)、21は各色のプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKに設置された像担持体としての感光体ドラム、22は各感光体ドラム21の表面を帯電する帯電部、23は各感光体ドラム21の表面に形成される静電潜像を現像する現像装置、24は各感光体ドラム21の表面電位を除電する除電部、25は各感光体ドラム21の表面に残留する未転写トナーを回収するクリーニング部、30は記録媒体P上に2次転写されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、を示す。
また、図1では図示は省略するが、各プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKの上方には、各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)に対応した現像剤(トナーとキャリアとを含む2成分現像剤である。)を現像装置23に供給するための現像剤供給手段(現像剤容器28と現像剤補給装置80とで構成されている。)がそれぞれ設置されている(図2を参照できる)。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。なお、プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKでおこなわれる作像プロセスについては、図2をも参照することができる。
まず、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス5上の原稿の画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿にて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿のカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(黒色)のカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光L(図2を参照できる。)が、それぞれ、対応する感光体ドラム21上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム21は、それぞれ、図1及び図2の反時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム21の表面は、帯電部22との対向部で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム21上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム21の表面は、それぞれのレーザ光Lの照射位置に達する。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光Lが各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、図1の紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向、長手方向)に走査される。こうして、帯電部22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム21表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21の表面は、それぞれ、現像装置23との対向位置に達する。そして、各現像装置23から感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像されてトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21の表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写バイアスローラ14が設置されている。そして、1次転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム21上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
そして、1次転写工程後の感光体ドラム21の表面は、それぞれ、クリーニング部25との対向位置に達する。そして、クリーニング部25で、感光体ドラム21上に残留する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21の表面は、除電部24を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
他方、各感光体ドラム21上の各色のトナーが重ねて転写(担持)された中間転写ベルト17は、図中の時計方向に走行して、2次転写バイアスローラ18との対向位置に達する。そして、2次転写バイアスローラ18との対向位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト17上に担持されたカラーのトナー像が転写される(2次転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト17表面は、不図示の中間転写ベルトクリーニング部の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
ここで、中間転写ベルト17と2次転写バイアスローラ18との間(2次転写ニップである。)に搬送される記録媒体Pは、給紙部7からレジストローラ9等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、不図示の搬送ベルトによって定着装置30に導かれる。定着装置30では、定着ローラ(熱源としてのヒータが内設されている。)と加圧ローラとのニップにて、記録媒体P上のトナー像(カラー画像)が加熱・溶融されて記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラによって、画像形成装置1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、画像形成装置における、プロセスカートリッジ20(作像部)、現像剤容器28、現像剤補給装置80、第2吸引装置75〜78、について説明する。
なお、各プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKはほぼ同一構造であって、各現像剤容器28や各現像剤補給装置80や第2吸引装置75〜78、もほぼ同一構造であるために、図2にてプロセスカートリッジ、現像剤容器、現像剤補給装置、第2吸引装置、は、符号のアルファベット(Y、C、M、BK)を除して図示する。
図2は、画像形成装置本体1に設置されたプロセスカートリッジ20、現像剤容器28、現像剤補給装置80、第2吸引装置75〜78、を示す概略構成図である。図3は、プロセスカートリッジ20に設置された現像装置23を示す拡大図である。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20は、像担持体としての感光体ドラム21、帯電部22、現像装置23(現像部)、クリーニング部25が一体化されたものであって、プレミックス現像方式(キャリアの補給・排出を適宜におこなう現像方式である。)が採用されている。
像担持体としての感光体ドラム21は、負帯電の有機感光体であって、不図示の回転駆動機構によって反時計方向に回転駆動される。
帯電部22は、芯金上に、ウレタン樹脂、導電性粒子としてのカーボンブラック、硫化剤、発泡剤等を処方した中抵抗の発泡ウレタン層をローラ状に形成した弾性を有する帯電ローラである。帯電部22の中抵抗層の材質としては、ウレタン、エチレン−プロピレン−ジエンポリエチレン(EPDM)、ブタジエンアクリロニトリルゴム(NBR)、シリコーンゴムや、イソプレンゴム等に抵抗調整のためにカーボンブラックや金属酸化物等の導電性物質を分散したゴム材や、またこれらを発泡させたものを用いることもできる。なお、本実施の形態では、帯電部22として帯電ローラを用いたが、帯電部22としてコロナ放電方式のワイヤ帯電器を用いることもできる。
クリーニング部25は、感光体ドラム21に圧接するクリーニングブレードが設置されていて、感光体ドラム21上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。クリーニング部25の内部に回収された未転写トナーは、搬送コイルによってクリーニング部25の外部に搬送されて、排出経路を経て回収容器(不図示である。)の内部に廃トナーとして回収される。
現像装置23は、現像剤担持体としての2つの現像ローラ23a1、23a2が開口部23k1(現像ケース23kに形成されている。)を介して感光体ドラム21に近接するように配置されていて、双方の対向部分には感光体ドラム21と磁気ブラシとが接触する現像領域が形成される。現像装置23内には、トナーTとキャリアCとを含む現像剤G(2成分現像剤であって、添加剤等も含まれる。)が収容されている。そして、現像装置23は、感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する(トナー像を形成する。)。
ここで、本実施の形態における現像装置23は、プレミックス現像方式のものであって、現像剤補給装置80を介して現像剤容器28から現像装置23の内部に適宜に新品の現像剤G(トナーT及びキャリアC)が供給されるとともに、劣化した現像剤G(主としてキャリアCである。)が現像装置23の外部に排出されて、排出経路70を経て回収容器(不図示であって、上述した廃トナーも回収される。)の内部に廃現像剤として回収される。
図2を参照して、現像剤容器28は、その内部に現像装置23内に補給するための現像剤G(トナーT及びキャリアC)を収容している。そして、現像剤容器28は、現像装置23に新品のトナーTを補給するように機能するとともに、現像装置23に新品のキャリアCを補給するように機能する。具体的に、現像装置23に設置された磁気センサ(不図示である。)によって検知されるトナー濃度(現像剤G中のトナーの割合である。)の情報に基いて、現像剤補給装置80の搬送スクリュ82を回転駆動して、貯留部81に貯留された現像剤Gを落下経路部85に向けて搬送して、落下経路部85から現像装置23内に向けて現像剤Gを自重落下させて補給する。
以下、現像装置23の構成・動作について詳述する。
図3を参照して、現像装置23は、2つの現像ローラ23a1、23a2(現像剤担持体)、3つの搬送スクリュ23b1〜23b3(搬送部材)、ドクターブレード23c(現像剤規制部材)、吸引ダクト23m等からなる第1吸引装置、等で構成されている。また、現像装置23内には、現像剤Gを搬送して循環経路を形成する3つの現像剤搬送部B1〜B3(搬送経路)が形成されている。
現像ローラ23a1、23a2は、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブが不図示の回転駆動機構によって時計方向に回転されるように構成されている。現像ローラ23a1、23a2のスリーブ内には、スリーブの周面に現像剤Gの穂立ちを生じるように磁界を形成するマグネットが固設されている。マグネットから発せられる法線方向磁力線に沿うように、現像剤G中のキャリアCがスリーブ上にチェーン状に穂立ちする。このチェーン状に穂立ちしたキャリアCに帯電したトナーTが付着されて、磁気ブラシが形成される。磁気ブラシは、スリーブの回転によってスリーブと同方向(時計方向)に移送される。
ドクターブレード23cは、現像領域の上流側に設置されていて、第1の現像ローラ23a1上の現像剤を適量に規制する。
3つの搬送スクリュ23b1〜23b3は、軸部上に螺旋状にスクリュ部が形成されたものであって、現像装置23内に収容された現像剤Gを長手方向(図3の紙面垂直方向であって、現像ローラ23a1、23a2の回転軸方向に一致する方向である。)に循環しながら撹拌・混合する。
詳しくは、第1搬送スクリュ23b1による搬送経路(第1現像剤搬送部B1)と、第2搬送スクリュ23b2による搬送経路(第2現像剤搬送部B2)と、第3搬送スクリュ23b3による搬送経路(第3現像剤搬送部B3)と、は壁部によって隔絶されている。そして、第2現像剤搬送部B2の下流側と、第3現像剤搬送部B3の上流側と、は第1中継部を介して連通している。また、第3現像剤搬送部B3の下流側と、第1現像剤搬送部B1の上流側と、は第2中継部を介して連通している。また、第1現像剤搬送部B1の下流側と、第3現像剤搬送部B3の上流側と、は落下経路を介して連通している。このような構成により、3つの現像剤搬送部B1〜B3(搬送スクリュ23b1〜23b3)によって、現像装置23において現像剤Gを長手方向に循環させる循環経路が形成されることになる。
ここで、第3現像剤搬送部B3の壁部には、現像装置23内に収容された現像剤Gの一部を外部(排出経路70)に排出するための排出口23d(図2を参照できる。)が設けられている。詳しくは、排出口23dは、現像剤補給装置80によって現像装置23内に現像剤Gが補給されて装置内の現像剤量が増加して現像剤の剤面(上面)が所定高さを超えたときに、その余剰分の現像剤Gを排出経路70に向けて排出するためのものである。このように、トナーTの母体樹脂や外添剤によって汚染されて劣化したキャリアCが自動的に現像装置23の外部に排出されるので、経時においても画像品質の劣化を抑止することができる。
また、図3を参照して、第2の現像ローラ23a2の下方(回転方向下流側)であって、現像ケース23kを介した位置には、開口部23k1の近傍で浮遊した飛散トナーを空気とともに吸引・回収するための吸引ダクト23m(第1吸引装置)が設置されているが、これについては後で図4、図5等を用いて詳しく説明する。
このように、本実施の形態では、プレミックス現像方式の現像装置23を用いているため、現像装置23におけるキャリアCの劣化のスピードが見かけ上遅くなって、現像剤Gの交換サイクルを長期化することができる。
なお、図2を参照して、本実施の形態における現像剤容器28は、略箱状の容器であって、排出口を開閉するシャッタ部材や、搬送スクリュ285や、撹拌部材286、等が設けられている。
現像剤容器28は、ユーザーの手動操作によって、略水平方向を着脱方向として現像剤補給装置80(画像形成装置1)に対して着脱される。現像剤容器28の底部には、現像剤容器28の内部に収容された現像剤Gを現像剤補給装置80の貯留部81に向けて排出するための、排出口が下方に向けて開口するように形成されている。また、現像剤容器28には、現像剤補給装置80に対する着脱方向と同じ方向に移動して排出口を開閉するシャッタ部材が設けられている。
ここで、図2を参照して、本実施の形態における現像装置23には、現像ケース23k(現像装置23)の内部から空気を吸引する第2の吸引手段としての第2吸引装置75〜78が設けられている。
詳しくは、第2吸引装置は、第2吸引ファン75、排気ダクト77、2つのフィルタ76,78(トナーフィルタ)、等で構成されている。排気ダクト77は、その一端側開口が現像装置23(第3現像剤搬送部B3)の天井部の位置でフィルタ78を介して内部に連通していて、その他端側開口がフィルタ76を介して第2吸引ファン75に接続されている。このような構成により、第2吸引ファン75が稼働されることにより、現像装置23内の空気が吸引されて、現像装置23の内圧の上昇が抑えられるため、現像装置23における現像ケース23kの隙間などから外部にトナーが飛散する不具合が抑止される。特に、本実施の形態では、現像ケース23kの開口部23k1から現像装置23の内部に空気が吸い込まれるとともに、クリーニング部25や他のプロセスカートリッジの現像装置にも連通する排出経路70の内圧が高くなりやすく図2の白矢印方向の気流が生じやすいことなどから、現像装置23の内圧が高まりやすいため、第2吸引装置75〜78による減圧が有用になる。
なお、2つのフィルタ76,78は、いずれも、第2吸引装置によって吸引される空気にトナーT(現像剤G)が混ざっていても、それらが現像装置23の外部に飛散しないように捕集して、空気のみを通過させるものである。
以下、図3〜図7等を用いて、本実施の形態において特徴的な、現像装置23の構成・動作について詳述する。
なお、図5は、現像装置23における第2現像ローラ23a2(開口部23k1)の下方に現像ケース23kを介して設置される吸引ダクト23m(第1吸引装置)を示す概略図であるが、理解を容易とするため、その形状を簡略化して図示している。
図3を参照して、先に説明したように、本実施の形態における現像装置23(プロセスカートリッジ20)には、現像ケース13kに形成された開口部23k1を介して感光体ドラム21(像担持体)に対向する現像ローラ23a1、23a2(現像剤担持体)が設置されている。
なお、「現像ケース23k」とは、1部品で構成されたものであるか、複数部品で構成されたものであるかに関わらず、現像装置23の外装部分を総称したものであると定義する。したがって、現像ローラ23a1、23a2や搬送スクリュ23b1〜23b3などの部材は、現像ケース23kの内部に設置されていることになる。また、現像ケース23kの内部には、現像剤Gが収容されている。
ここで、図3〜図5を参照して、本実施の形態における現像装置23には、吸引ダクト23m、吸引手段(第1の吸引手段)としての第1吸引ファン23n、フィルタ23p(トナーフィルタ)等からなる第1吸引装置が設置されている。
吸引ダクト23mは、現像ケース23kの外部に設置されている。詳しくは、吸引ダクト23mは、第2現像ローラ23a2(開口部23k1)の下方に現像ケース23kを介して設置されている。吸引ダクト23mは、現像ケース23k(現像装置23)における長手方向(図3の紙面垂直方向であって、図5のX方向である。)の範囲とほぼ同じ範囲に延在するように設置されている。
そして、この吸引ダクト23mには、開口部23k1の近傍において吸引口23m1が長手方向に延在するように形成されている。すなわち、図4を参照して、現像装置23を感光体ドラム21の側からみたときに、開口部23k1の下方に現像ケース23kを挟んで吸引口23m1が、開口部23k1とほぼ同じ長手方向の範囲に形成されている。
また、図5を参照して、吸引手段としての第1吸引ファン23n(吸引ファン)は、フィルタ23pを介して吸引ダクト23mに接続されている。そして、第1吸引ファン23nが稼働されることで、吸引ダクト23mを介して吸引口23m1から飛散トナー(開口部23k1の近傍を浮遊する飛散トナーである。)とともに空気が吸引されることになる。すなわち、第1吸引ファン23nによる吸引によって、吸引ダクト23mの内部に吸込み気流(図3の白矢印方向、図5の黒矢印方向の気流である。)が発生して、空気とともに飛散トナーが吸引ダクト23m内に吸引されることになる。
そして、吸引された飛散トナーはフィルタ23pで捕集されて、吸引された空気のみがフィルタ23pを通過して吸引ファン23nによって現像装置23の外部に排出されることになる。これにより、現像装置23の開口部23k1の近傍で浮遊する飛散トナーによって画像形成装置1の内部が汚染される不具合を確実に軽減することができる。
なお、本実施の形態では、図3において黒矢印で示すように、開口部23k1の下方(第2現像ローラ23a2と現像ケース23kとの隙間である。)では第2現像ローラ23a2の回転に沿うように吸込み気流が生じるため、開口部23k1の近傍で浮遊する飛散トナーを現像装置23の内部にも吸引することができるとともに、吸引口23m1からの吸込み気流を乱すことなく第1吸引装置の機能を補完することができる。
また、本実施の形態において、第1吸引ファン23nは、先に説明した第2吸引ファン75とともに、現像装置23(現像ローラ23a1、23a2、搬送スクリュ23b1〜23b3)を稼働する駆動モータのオン・オフに連動してオン・オフされるように制御される。これにより、吸引ファン23n、75を無駄なく効率的に稼働することができる。
ここで、図5(及び、図4)を参照して、吸引ダクト23mの吸引口23m1は、吸引ダクト23mにおいて第1吸引ファン23n(吸引手段)が接続された部分に対して近い位置の開口面積が、第1吸引ファン23nが接続された部分に対して遠い位置の開口面積に比べて、小さくなるように形成されている。
詳しくは、第1吸引ファン23nは、長手方向に延在するように形成された吸引ダクト23mに対して長手方向一端側(図5の右方である。)に接続されている。そして、吸引口23m1は、その開口面積(又は、開口高さ)が、長手方向一端側(図5の右方である。)から長手方向他端側(図5の左方である。)にかけて漸増するように形成されている。
このような構成により、吸引口23m1において、第1吸引ファン23nが近くて大きな吸引力が作用する位置では開口面積が小さいため吸引量も小さくなり、第1吸引ファン23nが遠くて小さな吸引力が作用する位置では開口面積が大きいため吸引量も大きくなって、吸引口23m1から吸引される空気(及び、飛散トナー)の吸引量が長手方向でほぼ均一になる。換言すると、吸引ダクト23mに生じる吸込み気流の長手方向の流量分布が均一になる。そのため、吸引口23m1から飛散トナーが長手方向にわたってほぼ均一に吸引・回収されて、現像装置23からのトナー飛散を効率的かつ確実に軽減することができる。
すなわち、図6に示すように、吸引ダクト230mにおける吸引口230m1の開口面積が長手方向にわたって一定になるように形成した場合には、第1吸引ファン23nが近くて大きな吸引力が作用する位置では吸引量が大きくなり、第1吸引ファン23nが遠くて小さな吸引力が作用する位置では吸引量が小さくなって、吸引口230m1から吸引される空気(及び、飛散トナー)の吸引量が長手方向で不均一になってしまうため、飛散トナーが長手方向にわたって均一に吸引・回収されないことになる(図6の左方における飛散トナーの吸引・回収が不充分になってしまう)。
これに対して、本実施の形態では、上述したように吸引口23m1から吸引される空気の吸引量が長手方向でほぼ均一になるため、吸引量の低い箇所に合わせて第1吸引ファン23nの吸引力を増加する必要もなく、吸引力が比較的弱い第1吸引ファン23nを用いても効率的に飛散トナーを回収できることになる。
ここで、図5を参照して、本実施の形態において、吸引口23m1は、開口部23k1に近い第1縁部23m1a(上端の縁部である。)が長手方向に沿った略水平な直線で形成され、開口部23k1から遠い第2縁部23m1b(下端の縁部である。)が長手方向に沿って湾曲する曲線で形成されている。具体的に、第1縁部23m1aは、直線(Y=d:dは定数)を描くように形成されて、第2縁部23m1bは、2次曲線(Y=aX2+bX+c:a、b、cは定数)を描くように形成されている。
このような構成により、開口部23k1の下方において吸引ダクト23mにスムーズな吸込み気流が形成されて、長手方向の流量分布が確実に均一化されることになる。
また、本実施の形態において、吸引ダクト23mは、現像装置23に対して着脱可能に形成されている。
その場合、図7を参照して、吸引ダクト23mを略蓋状に形成して、現像ケース23k(現像装置23)に装着された状態で現像ケース23kの底部が吸引ダクト23mの天井部(第1縁部23m1a)として機能するように構成することができる。具体的に、略蓋状の吸引ダクト23mには、複数のネジ穴23m3や、それぞれ高さの異なる3つの突当部23m2a、23m2b、23m2c(突出部)などが形成されている。そして、3つの突当部23m2a、23m2b、23m2cを現像ケース23kの底部に突き当てた状態で位置を定めて、現像ケース23kの底部に形成された雌ネジ部にネジ穴23m3を介してネジを螺合させることで、現像ケース23kの底部に吸引ダクト23mを固定する。ここで、3つの突当部23m2a、23m2b、23m2cの高さ(突出量)は、吸引口23m1の開口面積の大きさに合わせて、左方のものが最大となり右方のものが最小になるように形成されている。このように高さの異なる突当部23m2a、23m2b、23m2cを現像ケース23kにおける長手方向の離れた位置に突き当てた状態で吸引ダクト31mをネジ締結することで、略蓋状の吸引ダクト23mを肉薄で形成した場合であっても吸引ダクト23mが撓んで所望の吸引口23m1の開口面積を確保できなくなる不具合を防止することができる。また、略蓋状の吸引ダクト23mを着脱可能に形成することで、天井部を有する略箱状の吸引ダクト23m(図5を参照できる。)を着脱可能に形成する場合に比べて、現像装置23(吸引ダクト23m)の高さ方向の大きさを小さくすることができるとともに、吸引ダクト23mの内部を清掃する場合における作業性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、吸引口23m1を、開口部23k1に近い第1縁部23m1aが長手方向に沿った略水平な直線で形成され、開口部23k1から遠い第2縁部23m1bが長手方向に沿って湾曲する曲線で形成されたものとした。
これに対して、図8(A)に示すように、吸引口23m1を、開口部23k1に近い第1縁部23m1aが長手方向に沿った略水平な直線で形成され、開口部23k1から遠い第2縁部23m1b1、23m1b2が長手方向に沿って傾斜する複数の傾斜直線(2つの傾斜直線である。)で形成されたものとすることもできる。さらに、図8(B)に示すように、吸引口23m1を、開口部23k1に近い第1縁部23m1aが長手方向に沿った略水平な直線で形成され、開口部23k1から遠い第2縁部23m1b1が長手方向に沿って傾斜する単数の傾斜直線(1つの傾斜直線である。)で形成されたものとすることもできる。このような場合にも、第2縁部23m1bを曲線状に形成したものとほぼ同様の効果を得ることができる。また、第2縁部23m1bを曲線状に形成したものに比べて、比較的簡単に吸引口23m1(第2縁部23m1b)を成形することができる。
また、本実施の形態では、第1吸引ファン23n(吸引手段)が吸引ダクト23mの長手方向一端側に接続されるように構成した。
これに対して、図9(A)に示すように、第1吸引ファン23n(吸引手段)が吸引ダクト23mの長手方向中央部に接続されるように構成することもできる。そして、このような場合にも、図9(B)に示すように、吸引ダクト23mの吸引口23m1において、吸引ダクト23mにおいて第1吸引ファン23nが接続された部分に近い位置(長手方向中央部)の開口面積が、第1吸引ファン23nが接続された部分から遠い位置(長手方向両端部)の開口面積に比べて、小さくなるように形成することで、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本実施の形態では、現像ケース23kにおいて現像ローラ23a1、23a2(現像剤担持体)が露呈する開口部23k1の近傍に、吸引口23m1が長手方向に延在するように形成された吸引ダクト23mを設置して、吸引ダクト23mにおいて第1吸引ファン23n(吸引手段)が接続された部分に近い位置の開口面積が、第1吸引ファン23nが接続された部分に遠い位置の開口面積に比べて、小さくなるように、吸引口23m1を形成している。これにより、吸引ダクト23mの吸引口23m1から吸引される空気の吸引量が長手方向で均一になって、飛散トナーを長手方向にわたって均一に吸引・回収することができる。
なお、本実施の形態では、現像剤G(2成分現像剤)が収容された現像剤容器28から現像剤Gが供給される2成分現像方式の現像装置23に対して、本発明を適用した。これに対して、トナーTのみが収容されたトナー容器からトナーTが供給される2成分現像方式の現像装置23に対しても、当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、2成分現像剤が収容された2成分現像方式の現像装置23に対して、本発明を適用した。これに対して、トナーT(1成分現像剤)のみが収容された1成分現像方式の現像装置に対しても、本発明を適用することができる。その場合、現像剤担持体を像担持体に対して当接するように配置することもできる。
また、本実施の形態では、2つの現像ローラ23a1、23a2(現像剤担持体)が設置された現像装置23に対して、本発明を適用した。これに対して、1つ又は3つ以上の現像剤担持体が設置された現像装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、現像装置23が感光体ドラム21(像担持体)と帯電部22とクリーニング部25とともに、プロセスカートリッジ20として一体化されているものに対して、本発明を適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されることなく、これらの構成部材21〜23、25の全部又は一部が、それぞれ単体で画像形成装置本体1に対して着脱されるユニットして構成されている場合であっても、当然に本発明を適用することができる。そして、そのような場合にも、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部(帯電装置)と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置(現像部)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部(クリーニング装置)とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
20、20Y、20C、20M、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、
23 現像装置(現像部)、
23a1、23a2 現像ローラ(現像剤担持体)、
23k 現像ケース、
23k1 開口部、
23m 吸引ダクト、
23m1 吸引口、
23m1a 第1縁部、
23m1b、23m1b1、23m1b2 第2縁部、
23m2a、23m2b、23m2c 突当部、
23m3 ネジ穴、
23n 第1吸引ファン(吸引手段、第1の吸引手段)、
23p、76、78 フィルタ、
75 第2吸引ファン(第2の吸引手段)、
G 現像剤(2成分現像剤)、 T トナー、 C キャリア。
特開2013−80197号公報 特開2002−268377号公報 特開平5−53425号公報 特許第4137166号公報

Claims (8)

  1. 内部に現像剤が収容されて、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    現像ケースに形成された開口部を介して前記像担持体に対向又は当接して、現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像ケースの外部に設置されて、前記開口部の近傍において吸引口が長手方向に延在するように形成された吸引ダクトと、
    前記吸引ダクトに接続されて、前記吸引ダクトを介して前記吸引口から空気を吸引する吸引手段と、
    を備え、
    前記吸引口は、前記吸引ダクトにおいて前記吸引手段が接続された部分に近い位置の開口面積が、前記吸引手段が接続された部分に遠い位置の開口面積に比べて、小さくなるように形成されたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記吸引ダクトは、長手方向に延在するように形成され、
    前記吸引手段は、前記吸引ダクトに対して長手方向一端側に接続され、
    前記吸引口は、その開口面積が、長手方向一端側から長手方向他端側にかけて漸増するように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記吸引口は、前記開口部に近い第1縁部が長手方向に沿った略水平な直線で形成され、前記開口部から遠い第2縁部が長手方向に沿って湾曲する曲線で形成されたことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記吸引口は、前記開口部に近い第1縁部が長手方向に沿った略水平な直線で形成され、前記開口部から遠い第2縁部が長手方向に沿って傾斜する単数又は複数の傾斜直線で形成されたことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  5. 前記現像ケースの内部から空気を吸引する第2の吸引手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 前記吸引ダクトは、着脱可能に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
    請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021021836A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 富士ゼロックス株式会社 現像装置、及び画像形成装置
JP2021056437A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 コニカミノルタ株式会社 現像装置及び画像形成装置

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