JP4732127B2 - 粉体搬送装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

粉体搬送装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、トナーなどの粉体を搬送する粉体搬送装置に係り、詳しくは、回転することにより粉体に搬送力を付与する粉体搬送コイルを有する粉体搬送装置、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置にに関するものである。
従来、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置では、粉体であるトナーを搬送する粉体搬送装置としてのトナー搬送装置を備えている。トナー搬送装置としては、感光体等の像担持体上から除去された転写残トナーをトナーの再利用装置や廃トナーの回収装置に搬送する転写残トナー搬送装置や、補給用トナーをトナー収容ボトルから現像装置に搬送する補給トナー搬送装置などが挙げられる。
このようなトナー搬送装置のトナー搬送管の内壁にトナーが付着し、滞留するとトナーの搬送不良が発生するおそれがあった
このような問題に対して、従来機では、スクリュ状、コイル状等の搬送部材を、あらゆるトナー搬送管内に設けて、トナーの滞留を防止してきた。特に回転を伝達する箇所以外には軸がないコイル状のトナー搬送コイルは、トナー搬送管の曲がった箇所でも回転することができるために、トナー搬送管の形状の自由度が大きくなるという利点がある。トナー搬送コイルを備えたトナー搬送装置としては特許文献1及び特許文献2等に記載されたものがある。
特許文献1のトナー搬送装置は、トナー搬送コイルのトナー搬送方向上流端を回転することによりトナー搬送コイルを回転させるコイル駆動軸を備えており、トナー搬送方向下流端はコイルとともに回転するコイル回転軸を備えている。そして、コイル回転軸の周辺のトナー搬送管の周壁面にトナー排出口を設けており、トナー排出口より次のトナー搬送経路へとトナーを排出する。
このように、トナー搬送コイルの搬送方向下流端にコイル回転軸を設けるとトナー搬送管の搬送方向下流端面にはトナー排出口を設けることができず、上述のようにトナー搬送管の周壁面にトナー排出口を設ける必要がある。トナー搬送管の壁面のトナー排出口では、トナー搬送コイルの搬送力の方向とは異なる方向にトナーを排出ため、次のトナー搬送経路への受渡し部であるトナー排出口ではトナーに対して搬送力を与えていない状態となり、トナーの滞留が発生するおそれがある。さらに、トナー搬送コイルの搬送力の向きの下流端は、トナー搬送方向下流端面とコイル回転軸とで行き止まりになっているため、トナー搬送管の下流端でトナーの滞留が発生するおそれがある。
このような、トナー搬送方向下流端でのトナーの滞留を防止することができるトナー搬送装置のとしては、トナー搬送方向下流端にコイル回転軸を設けず、トナー搬送コイルの搬送方向下流端を自由端としたものがある。トナー搬送コイルの搬送方向下流端を自由端とし、トナー搬送方向下流端にコイル回転軸を設ける必要がないため、トナー搬送管の搬送方向下流端面にトナー排出口を設けることができる。トナー搬送管の搬送方向下流端面にトナー排出口を設けることによって、トナー搬送コイルの搬送力の方向とトナー排出口の排出方向が同じ方向になるため、次のトナー搬送経路へトナーを押し出すことができ、受渡し部でのトナーの滞留を防止することができる。また、トナー搬送方向下流端面がトナー排出口を備えており、行き止まりになっていないため、トナー搬送管の下流端でのトナーの滞留が生じることがない。
特許3657142号公報 特開2005−24665号公報
しかしながら、トナー搬送コイルは、回転時のトナー搬送管の内壁との摩擦による回転摩擦抵抗や、トナーの搬送抵抗によってトナー搬送方向とは逆方向の力を受ける。また、トナー搬送コイルはコイル駆動軸に対して搬送方向上端のみを固定しており、この固定位置からコイル駆動軸のトナー搬送方向下流端まではトナー搬送コイルがコイル駆動軸に巻き付いた状態であり、その巻き数は変動可能になっている。そして、搬送方向下流端に回転軸がなく自由端となっているトナー搬送コイルでは、搬送方向下流端が固定されていないため、トナー搬送コイルがトナー搬送管内を搬送方向上流側に移動し、トナー搬送コイルのコイル駆動軸に対する巻き数が多くなる。搬送方向上流側でトナー搬送コイルのコイル駆動軸に対する巻き数が多くなると、トナー搬送管の搬送方向下流側はトナー搬送コイルが存在しない状態となり、トナー搬送コイルがトナーに搬送力を及ぼさない領域(以下、トナー搬送力非付与領域と呼ぶ)となる。トナー搬送力非付与領域となったトナー搬送管の内壁にトナーが付着すると、搬送力を付与するものがないため、トナーが滞留し、トナーの搬送不良が発生するおそれがあった。
本発明は、以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、搬送方向上流端はコイル駆動軸に固定され、搬送方向下流端は自由端となっている粉体搬送コイルを用いて、粉体搬送コイルが粉体に搬送力を及ぼさない領域(以下、粉体搬送力非付与領域と呼ぶ)を最小限にして、粉体が滞留することを抑制し、粉体の搬送不良の発生を防止することができる粉体搬送装置と、これを備えたプロセスカートリッジ、及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、回転することにより粉体に搬送力を付与する粉体搬送コイルと、該粉体搬送コイルの粉体搬送方向上流側に設けられ、回転することにより該粉体搬送コイルを回転させるコイル駆動軸とを粉体搬送管内に有し、該粉体搬送コイルの搬送方向上流側は該コイル駆動軸に固定され、該粉体搬送コイルの粉体搬送方向下流側は自由端となっている粉体搬送装置において、該コイル駆動軸の粉体搬送方向下流端よりも粉体搬送方向下流側近傍の該粉体搬送コイル、該コイル駆動軸の外径よりもコイル内径が小さい搬送コイル小径部であり、該コイル駆動軸の粉体搬送方向下流端よりも粉体搬送方向上流側の該粉体搬送コイルは、該コイル駆動軸の外径よりもコイル内径が大きいことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の粉体搬送装置において、上記粉体搬送コイルの粉体搬送方向上流端から上記搬送コイル小径部の粉体搬送方向上流端までの該粉体搬送コイルの自然長は、上記コイル駆動軸の該粉体搬送コイルを固定した位置から該コイル駆動軸の粉体搬送方向下流端までの長さよりも短いことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の粉体搬送装置において、上記粉体搬送管は、その内部に上記コイル駆動軸がない箇所で曲がっていることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の粉体搬送装置において、上記粉体搬送管は粉体搬送方向下流端面に粉体排出口を備えており、該粉体排出口は上記粉体搬送コイルの外径よりも小さいことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の粉体搬送装置において、上記粉体搬送コイルの上記搬送コイル小径部の粉体搬送方向上流端から上記粉体搬送コイルの粉体搬送方向下流端までの上記粉体搬送コイルの自然長は、上記コイル駆動軸の粉体搬送方向下流端から上記粉体搬送管の粉体搬送方向下流端面までの長さよりも長いことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、少なくとも、潜像担持体と、該潜像担持体表面の転写残トナーを除去する潜像担持体クリーニング手段と、該クリーニング手段で除去された該転写残トナーを搬送する転写残トナー搬送手段が一体的に支持され、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジにおいて、該転写残トナー搬送手段として請求項1、2、3、4または5の粉体搬送装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、像担持体と、該像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該像担持体上のトナー像を転写体に転写する転写手段と、像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニング手段と、該クリーニング手段によってクリーニングした該転写残トナーを搬送する転写残トナー搬送手段とを備える画像形成装置において、該転写残トナー搬送手段として、請求項1、2、3、4、5または6に記載の粉体搬送装置を用いることを特徴とするものである。
上記請求項1乃至7の粉体搬送装置においては、コイル駆動軸の粉体搬送方向下流端よりも粉体搬送方向下流側近傍の粉体搬送コイルに、コイル駆動軸の外径よりもコイル内径が小さい搬送コイル小径部を備えている。よって、粉体搬送コイルが搬送方向上流側に移動し、粉体搬送コイルのコイル駆動軸に対する巻き数が多くなろうとしても、搬送コイル小径部よりも搬送方向下流側の粉体搬送コイルはコイル駆動軸に巻き付くことができない。これにより、粉体搬送コイルの搬送方向上流側への移動を抑制することができ、粉体搬送力非付与領域を最小限に抑えることができる。
請求項1乃至7の発明によれば、粉体搬送力非付与領域を最小限に抑えることにより、粉体が滞留することを抑制し、粉体の搬送不良の発生を防止することができるという優れた効果がある。
以下、本発明を、画像形成装置であるカラーレーザプリンタ(以下、単に「プリンタ100」という)に適用した実施形態について説明する。図1は、本実施形態のプリンタ100の概略構成図である。このプリンタは、イエロー・シアン・マゼンタ・ブラックの4つの画像形成手段としてのプロセスカートリッジ101Y,101C,101M,101Kを横に並べて配置してタンデム画像形成部を構成する。タンデム画像形成部においては、プロセスカートリッジ101Y,101C,101M,101Kが、図1中の左側から順に配置されている。ここで、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、黒用の部材であることを示す。また、タンデム画像形成部においては、個々プロセスカートリッジ101Y,101C,101M,101Kは、潜像担持体としてのドラム状の感光体21Y,21C,21M,21Kのまわりに、帯電装置、現像装置10Y,10C,10M,10K、感光体クリーニング装置等を備えている。プリンタ100の上部には、イエロー、シアン、マゼンタ、黒の各色トナーが充填されたトナーボトル2Y,2C,2M,2Kが配置されている。そして、このトナーボトル2Y,2C,2M,2Kから図示しない搬送経路によって、所定の補給量だけ各色現像装置10Y,10C,10M,10K、に各色トナーが補給される。
また、タンデム画像形成部の下部に潜像形成手段としての光書込ユニット9を設ける。この光書込ユニット9は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備え、画像データに基づいて各感光体21Y,21C,21M,21Kの表面にレーザ光を走査しながら照射するように構成されている。
また、タンデム画像形成部の直ぐ上には、中間転写体として無端ベルト状の中間転写ベルト1を設けている。この中間転写ベルト1は、支持ローラ1a、1bに掛け回され、この支持ローラのうち駆動ローラ1aの回転軸には駆動源としての図示しない駆動モータが連結されている。この駆動モータを駆動させると、中間転写ベルト1が図中反時計回りに回転移動するとともに、従動可能な支持ローラ1bが回転する。中間転写ベルト1の内側には、感光体21Y,21C,21M,21K上に形成されたトナー像を中間転写ベルト1上に転写するための一次転写ローラ11Y,11C,11M,11Kを設ける。
また、一次転写ローラ11Y,C,M,Kより中間転写ベルト1の駆動方向下流に二次転写装置としての二次転写ローラ5を設ける。この二次転写ローラ5と中間転写ベルト1を挟んで反対の側には、支持ローラ1bが配置されており、押部材としての機能を果たしている。
また、光書込ユニット9の下方には、第一給紙カセット8a、第二給紙カセット8b、第一給紙コロ7a、第二給紙コロ7bを備えており、第一給紙コロ7a及び第二給紙コロ7bの搬送方向下流側には、レジストローラ6等を備えている。さらに、二次転写ローラ5によりトナー像を転写された転写紙Pの進行方向について二次転写ローラ5の下流側には、転写紙P上のトナー像を定着する定着装置4と、トナー象を定着された転写紙Pを排紙する排紙ローラ3を備えている。
つぎに、プリンタ100の動作を説明する。個々のプロセスカートリッジ101Y,101C,101M,101Kでその感光体21Y,21C,21M,21Kを回転し、この回転とともに、まず帯電装置の帯電ローラ17Y,17C,17M,17Kで感光体21Y,21C,21M,21Kの表面を一様に帯電する。次いで画像データを光書込ユニット9からのレーザによる書込み光を照射して感光体21Y,21C,21M,21K上に静電潜像を形成する。その後、現像装置10Y,10C,10M,10Kによりトナーが付着され静電潜像を可視像化することで各感光体21Y,21C,21M,21K上にそれぞれ、イエロー・シアン・マゼンタ・ブラックの単色画像を形成する。
また、不図示の駆動モータで駆動ローラ1aを回転駆動して他の従動ローラ1b、二次転写ローラ5を従動回転し、中間転写ベルト1を回転搬送して、その可視像を一次転写ローラ11Y,11C,11M,11Kで中間転写ベルト1上に順次転写する。これによって中間転写ベルト1上にフルカラーのトナー像を形成する。画像転写後の感光体21Y,21C,21M,21Kの表面は感光体クリーニング装置で残留トナーを除去して清掃して次の画像形成に備える。
また、画像形成のタイミングにあわせて、第一給紙カセット8aまたは第二給紙カセット8bからは転写紙Pの先端が第一給紙コロ7aまたは第二給紙コロ7bにより繰り出され、レジストローラ6まで搬送され、一旦停止する。そして、中間転写ベルト1上に画像形成動作とタイミングを取りながら、二次転写ローラ5と中間転写ベルト1との間に搬送される。ここで、中間転写ベルト1と二次転写ローラ5とは転写紙Pを挟んでいわゆる二次転写ニップを形成し、二次転写ローラ5にて中間転写ベルト1上のトナー像を転写紙P上に二次転写する。
画像転写後の転写紙Pは定着装置4へと送り込まれ、定着装置4で熱と圧力とを加えて転写画像を定着して機外へ排出される。一方、画像転写後の中間転写ベルト1は、中間転写体クリーニング装置12で、画像転写後に中間転写ベルト1上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成部による再度の画像形成に備える。
なお、各色のプロセスカートリッジ101Y、101C、101M、101Kは、感光体21Y、21C、21M、21K、帯電装置、感光体クリーニング装置、現像装置10Y、10C、10M、10Kなどを一体的に形成し、プリンタ100本体に着脱可能となっている。
ここで、各プロセスカートリッジ101Y、101C、101M、101Kは、それぞれ同じ構成、動作をおこなうものとなっている。そこで、以下各符号の添字Y、C、M、Kを省略し、プロセスカートリッジ101の説明を詳細におこなう。
図2は、プロセスカートリッジ101の概略断面図である。図2において、図中時計方向に回転する感光体21のまわりに、帯電装置の帯電ローラ17、現像装置10、感光体クリーニング装置28のファーブラシ36、クリーニングブレード33等が順に配置されている。このように、プリンタ100では、帯電ローラ17は感光体21の鉛直下方に配置されている。また、帯電ローラ17の下方には帯電ローラ17の表面に連れ周りで回転可能に当接してクリーニングする帯電クリーニングローラとしてのクリーナローラ18を備えている。
また、感光体クリーニング装置28はファーブラシ36、クリーニングブレード33を備えている。さらに、感光体クリーニング装置28は、感光体21より掻き取られた転写残トナーをプロセスカートリッジ101外に排出する粉体搬送コイルとしてのトナー搬送コイル34を備える粉体搬送装置としてのトナー搬送装置30と接続している。4つのプロセスカートリッジ101それぞれが、トナー搬送装置30を備えており、4つのトナー搬送装置30によって搬送される転写残トナーは、廃トナーとして図1に示す廃トナー回収ボトル200に集められる。なお、中間転写体クリーニング装置12によって回収された転写残トナーも廃トナーとして、不図示のトナー搬送装置によって廃トナー回収ボトル200へ搬送される。
昨今の複写機、プリンタのカラー化、高速化の進展とともに、電子写真式画像形成装置では、図1に示すプリンタ100のように4連タンデム方式の画像形成装置が主流となってきている。4連タンデム方式の画像形成装置では、感光体、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段を含む作像ユニットが4つ並ぶこととなり、中間転写ベルト、または転写ベルトが必要となり、従来よりも、多くのユニットを機械本体に収める必要がある。多くのユニットが必要であるため、機械が大型化してしまい、省スペース化、小型化が大きな課題となっている。
また、廃トナーの回収に関しては、クリーニング回収トナーが発生する場所が、4つの作像ユニット+転写ユニットの5箇所となり、廃トナー量も増加して、廃トナーの回収処理のために配管及び廃トナー回収ボトルのスペースが必要となる。これにより、省スペース化、小型化(廃トナーボトルの効率的な配置及び高効率充填化)が大きな課題となっている。また、5つのクリーニング装置からの廃トナーを回収処理するために、トナー搬送経路が複雑化する。プロセスカートリッジ側のトナー搬送管と本体側のトナー搬送経路とのトナーの受け渡し部等に発生するトナー滞留部にトナー滞留が起こることによって、経時で、トナーブロッキング等の問題を発生させやすくなってきた。
こうした問題に対して、従来機では、スクリュ状、コイル状等からなるトナー搬送部材を、搬送経路のあらゆるところに設けて、トナー滞留を防止してきた。駆動箇所以外に軸がないトナー搬送コイルは搬送経路を曲げることができるために、搬送経路の自由度が大きくなるので、トナー搬送部材としてトナー搬送コイルが使用されている。また、このようなトナー搬送装置としてはトナー搬送方向上流側にコイルを回転させる駆動軸を設け、トナー搬送方向下流端にはコイル回転軸を設けず、トナー搬送コイルの搬送方向下流端を自由端とし、トナー搬送管の搬送方向下流端面にトナー排出口を設けたものがある。プロセスカートリッジがこのようなトナー搬送装置を備えることにより、本体側のトナー搬送経路への受渡し部で、トナーを押し出すことができ、トナーの滞留が発生しやすい、搬送経路管のトナー受渡し部でのトナーの滞留を防止している。
搬送方向下流端に軸がないトナー搬送コイルは、コイルの回転時のトナー搬送管との回転摩擦抵抗またはトナーの搬送抵抗によってコイル長が短くなり、トナー搬送力非付与領域が大きくなり、搬送不良によりトナー溜まりを発生させるおそれがあった。さらに、トナーブロッキング等の問題を発生させることもあった。
[比較例]
以下、比較例として搬送方向下流端に軸がない、従来のトナー搬送コイルを備えたトナー搬送装置について説明する。
図3は、比較例にかかるトナー搬送装置30の斜視説明図である。
粉体搬送装置としてのトナー搬送装置30は、粉体搬送管としてのトナー搬送管31内に回転することにより粉体であるトナーに搬送力を付与する粉体搬送コイルとしてのトナー搬送コイル34を有している。そして、トナー搬送コイル34のトナー搬送方向上流側が固定され、回転することによりトナー搬送コイル34を回転させるコイル駆動軸32も備えている。また、トナー搬送コイルのトナー搬送方向下流端であるコイル下流端34aは、自由端となっており、トナー搬送管31のトナー搬送方向下流端面にはトナー排出口37が設けられている。また、トナー搬送管31は曲率を持って鉛直下方向に曲がっている。
そして、トナー搬送装置30は、トナー排出口37からプロセスカートリッジ101の転写残トナーを、下方に設けられたプリンタ100本体側の搬送経路である本体側トナー搬送管41内へ送り込む構成となっている。トナー搬送装置30の次のトナー搬送経路である本体側トナー搬送管41内へ送り込まれたトナーは、本体側トナー搬送コイル42によって、上述の廃トナー回収ボトル200に搬送される。
なお、プロセスカートリッジ101をプリンタ100本体に取り付けることで、トナー排出口37が、本体側トナー搬送管41に設けられた開口部と対向する状態になる。そして、コイル駆動軸32を図中矢印A方向に回転させることにより、トナー搬送コイル34が回転し、トナー搬送管31内のトナーに搬送力を付与する。
次に、比較例のトナー搬送装置30でのトナー搬送力非付与領域が広がる問題について説明する。図4は、比較例のトナー搬送装置30のトナー搬送力非付与領域が広がる様子の説明図である。図4(a)は、コイル駆動軸32を回転し始めの状態を示しており、図4(b)は、コイル駆動軸32を回転し始めてからある程度時間が経過した状態を示している。
トナー搬送装置30では、プロセスカートリッジ101のプリンタ100本体への着脱があるために、プロセスカートリッジ101着脱時のプロセスカートリッジ側のトナー搬送コイル34の自由端の巻き込みを防止する必要がある。そして、プロセスカートリッジ101の着脱時のがたつき、コイル等の部品のばらつきまでを含めて、プロセスカートリッジ101側のトナー搬送コイル34の先端が本体側トナー搬送管41から離れた位置に設置されている。具体的には、図4中の斜線で示す領域αに、トナー搬送コイル34のコイル下流端34aが達しない位置にトナー搬送コイル34を設けている。この領域αは、トナー搬送コイル34が存在しない領域であるので、トナー搬送コイル34がトナーに搬送力を及ぼさない領域であり、トナー搬送力非付与領域となる。そのために、プロセスカートリッジ101側のトナー搬送コイル34と、本体側トナー搬送コイル42との距離を大きくすると、トナー搬送力の及ばないトナー搬送力非付与領域αが広くなる。
トナー搬送コイル34は回転することにより、トナー搬送管31内のトナー図中矢印B方向の搬送力を付与する。このとき、トナーの搬送抵抗よってトナー搬送方向とは逆方向(図中矢印C方向)の力を受ける。さらに、トナー搬送コイル34は、トナー搬送管31の内壁と接触し、その摩擦によりトナー搬送管31の内壁にトナー搬送方向の力を付与することになり、内壁からの抗力(以下、回転摩擦抵抗)を受け、トナー搬送方向とは逆方向(図中矢印C方向)の力を受ける。
このとき、コイル下流端34aが固定されていないため、トナー搬送コイル34はトナー搬送管31内を搬送方向上流側である図中矢印C方向に移動し、図4(b)に示すようにトナー搬送コイル34のコイル駆動軸32に対する巻き数が多くなる。
そして、トナー搬送コイル34のコイル駆動軸32に対する巻き数が多くなると、搬送方向下流側はトナー搬送コイルが存在しない領域であるトナー搬送力非付与領域αが広くなる。トナー搬送力非付与領域αとなったトナー搬送管31の内壁にトナーが付着すると、搬送力を付与するものがないため、トナーが滞留し、トナーの搬送不良が発生するおそれがある。
さらに、図4に示すように、トナー搬送管31が曲率をもって曲がっているものでは、トナー搬送経路をまっすぐに設けたものよりも、トナー搬送コイル34の回転時のトナー搬送管31の内壁との回転摩擦抵抗が大きくなる。よって、回転によりトナー搬送コイルが短くなりやすく、トナー搬送不可領域αを増大させやすいために、トナー滞留が発生しやすくなる。とくに、流動性の悪いトナーや高温高湿環境化ではトナー滞留が発生して、さらに、そのトナー滞留が成長して、トナーブロッキングといった問題を発生させることがある。
[実施例]
次に、トナー搬送力非付与領域αを最小限にする実施例1のトナー搬送装置30について説明する。
図5は、実施例にかかるトナー搬送装置30の斜視説明図であり、図6は、同トナー搬送装置30の断面説明図である。なお、実施例のトナー搬送装置30は特徴部以外は比較例のトナー搬送装置30と共通しているため、共通する点については説明を省略し、特徴部についてのみ説明する。
実施例のトナー搬送装置30は、コイル駆動軸32の搬送方向下流端である軸下流端32aよりも搬送方向下流側近傍のトナー搬送コイル34に、コイル駆動軸32の外径よりもトナー搬送コイル34の内径が小さい搬送コイル小径部34bを備える。つまり、トナー搬送コイル34は、コイル駆動軸32側から自由端であるコイル下流端34a側へかけて途中でトナー搬送コイル34の径が小さくなっている。具体的には、コイル駆動軸32側のトナー搬送コイル34の内径はコイル駆動軸32外径よりも大きく、自由端側のトナー搬送コイル34の内径はコイル駆動軸32の外径よりも小さくなっている。
このように、搬送コイル小径部34bを設けることで、搬送コイル小径部34bがコイル駆動軸32を通すことができないため、トナーの搬送抵抗や回転摩擦抵抗によってトナー搬送方向とは逆方向(図中矢印C方向)の力を受けても、搬送コイル小径部34bは軸下流端32aよりも搬送方向上流側に移動することはない。これにより、トナー搬送コイルの搬送方向上流側への移動を抑制することができ、トナー搬送力非付与領域αを最小限に抑えることができる。よって、トナーが滞留することを抑制し、搬送不良が発生することを防止することができる。
また、コイル径が大きい駆動軸側のトナー搬送コイル34の自然長が、コイル駆動軸32のコイルを通す部分の長さよりも短くなっている。すなわち、トナー搬送コイル34のトナー搬送方向上流端から搬送コイル小径部34bのトナー搬送方向上流端までのトナー搬送コイル34の自然長が、コイル駆動軸32のトナー搬送コイル34を固定した位置から軸下流端32aまでの長さよりも短くなっている。トナー搬送コイル34の自然長の方が、コイル駆動軸32のコイルを取り付けている部分の長さよりも短いため、トナー搬送コイル34を伸ばした状態で駆動軸に取り付けられている。伸ばした状態で取り付けているため伸びることがなく、搬送コイル小径部34bにより、縮むこともないので、トナー搬送コイル34のコイル駆動軸32に対する巻き数が一定となり、コイル駆動軸32でのトナー搬送コイル34の長さが安定する。
また、トナー搬送方向下流端面である搬送管下流端面31aに設けた粉体排出口であるトナー排出口37の径はトナー搬送コイル34の外径よりも小さくなっている。これにより、プロセスカートリッジ101の着脱時のがたつきなどで、トナー搬送コイル34のコイル下流端34aがトナー搬送管31から出てしまうことがなく、コイル下流端34aの巻き込みを防止することができる。よって、図4(a)のように巻き込み防止のために、予めトナー搬送力非付与領域αを設けておく必要がない。
さらに、トナー搬送コイル34の搬送コイル小径部34bのトナー搬送方向上流端からコイル下流端34aまでのトナー搬送コイルの自然長は、軸下流端32aから搬送管下流端面31aまでの長さよりも長い状態で設置している。このとき、トナー搬送コイル34の搬送方向上流側は搬送コイル小径部34bが軸下流端32aによって抑えられる。一方、搬送方向下流側は、トナー搬送コイル34のコイル下流端34a近傍の外径よりも小さなトナー排出口37しか開口部のない搬送管下流端面31aによって、コイル下流端34aが抑えられている。このように、軸下流端32aよりも下流側のトナー搬送コイル34は両端部ともに抑えられた状態となっているので、トナー搬送コイル34は圧縮された状態、つまりトナー搬送コイル34に伸張力がある状態で使用されている。
このため、回転摩擦抵抗やトナーの搬送抵抗によって、コイル下流端34a側が搬送方向上流側に移動する力を受け、圧縮方向に力を受けたとしても、伸張力によりトナー搬送コイル34の長さが短くなることを抑制することができる。これにより、回転使用時のトナー搬送コイル34の長さが安定し、本体側のトナー搬送部材である本体側トナー搬送コイル42に対して、コイル下流端34aを極力近づけることができ、トナー搬送力非付与領域を最小限にすることができる。これにより、トナー搬送力非付与領域にトナーが付着することによる、トナー滞留、トナー搬送不良及びこれらに起因するトナーブロッキング等の問題の発生を防止することができる。
また、トナー搬送装置30のようにトナー搬送管31が曲率をもって曲がっているものでは、トナー搬送経路をまっすぐに設けたものよりも、トナー搬送コイル34の回転時のトナー搬送管31の内壁との回転摩擦抵抗が大きくなる。しかし、実施例のトナー搬送装置30のようにトナー搬送管31の曲がった箇所のトナー搬送コイル34に伸張力が働いた状態であれば、曲がった状態で使用され回転摩擦抵抗が大きな状態でも、コイル長が短くなることもなく、回転使用時のコイル長が安定する。
以上、本実施形態によれば、トナー搬送装置30は、コイル駆動軸32の搬送方向下流端である軸下流端32aよりも搬送方向下流側近傍のトナー搬送コイル34に、コイル駆動軸32の外径よりもトナー搬送コイル34の内径が小さい搬送コイル小径部34bを備えている。トナーの搬送抵抗や回転摩擦抵抗によってトナー搬送方向とは逆方向の力を受けても、搬送コイル小径部34bは軸下流端32aよりも搬送方向上流側に移動することはない。これにより、トナー搬送コイルの搬送方向上流側への移動を抑制することができ、トナー搬送力非付与領域αを最小限に抑えることができる。よって、コイル長が短くなることによるトナー搬送不良及びそれによるトナーブロッキング等の問題の発生が防止できる。
また、トナー搬送コイル34のトナー搬送方向上流端から搬送コイル小径部34bのトナー搬送方向上流端までのトナー搬送コイル34の自然長が、コイル駆動軸32のトナー搬送コイル34を固定した位置から軸下流端32aまでの長さよりも短くなっている。これにより、トナー搬送コイル34のコイル駆動軸32に通す長さが一定となるので、トナー搬送コイル34の長さが安定して、コイル長不足によるトナー搬送不良及びそれによるトナーブロッキング等の問題の発生が防止できる。
また、搬送管下流端面31aに設けた粉体排出口であるトナー排出口37の径はトナー搬送コイル34の外径よりも小さくなっているため、プロセスカートリッジ101の着脱時のがたつきなどによるコイル下流端34aの巻き込みを防止することができる。これにより、巻き込み防止のために、トナー搬送管31の下流端近傍にトナー搬送力非付与領域αを設けておく必要がなく、トナー搬送力非付与領域を予め設けることにより、トナー搬送不良を防止することができる。
また、トナー搬送コイル34の搬送コイル小径部34bのトナー搬送方向上流端からコイル下流端34aまでのトナー搬送コイルの自然長は、軸下流端32aから搬送管下流端面31aまでの長さよりも長い状態で設置している。トナー搬送コイル34を圧縮した状態、つまりトナー搬送コイル34に伸張力がある状態で使用することにより、トナー搬送コイル34の長さが短くなることを抑制することができる。よって、トナー搬送力非付与領域αを最小限にすることができ、トナー搬送力非付与領域αにトナーが付着することによる、トナー滞留、トナー搬送不良及びこれらに起因するトナーブロッキング等の問題の発生を防止することができる。
また、トナー搬送管31として、その内部にコイル駆動軸32がない箇所で曲がったものを用いることで、トナー搬送経路のレイアウトの自由度が増すことができる。なお、トナー搬送管31が曲がっているものは、トナー搬送経路をまっすぐに設けたものよりも、トナー搬送コイル34の回転時のトナー搬送管31の内壁との回転摩擦抵抗が大きくなり、トナー搬送コイル34が短くなりやすい。しかし、トナー搬送管31の曲がった箇所のトナー搬送コイル34に伸張力が働いた状態であれば、曲がった状態で使用され回転摩擦抵抗が大きな状態でも、コイル長が短くなることもなく、回転使用時のコイル長が安定する。
また、作像ユニットが、感光体21を含み、現像装置10、帯電装置、感光体クリーニング装置28を含むプロセスカートリッジ101であることによって、作像手段が一体化されて、セット性・メインテナンス性が良くなる。更に、一体化することにより、現像部材、帯電部材、クリーニング部材等の対感光体位置精度が良くなる。さらに、プロセスカートリッジ101が実施例のトナー搬送装置30を備えることにより、感光体21上から除去した転写残トナーを安定して廃トナー回収ボトル200に搬送することができる。
また、画像形成装置としてのプリンタ100の転写残トナー搬送装置として実施例のトナー搬送装置30を用いることにより、トナーブロッキング等の問題がない、安定した転写残トナーの搬送を行うことができる。
実施形態に係るプリンタの概略構成図。 プリンタのトナー像形成部を構成するプロセスカートリッジの概略構成図。 比較例にかかるトナー搬送装置の斜視説明図。 比較例のトナー搬送装置のトナー搬送力非付与領域が広がる様子の説明図、(a)は、コイル駆動軸を回転し始めの状態を示す説明図、(b)は、コイル駆動軸を回転し始めてからある程度時間が経過した状態を示す説明図。 実施例にかかるトナー搬送装置の斜視説明図。 実施例にかかるトナー搬送装置の断面説明図。
符号の説明
1 中間転写ベルト
2 トナーボトル
3 排紙ローラ
4 定着装置
5 二次転写ローラ
6 レジストローラ
7a 第一給紙コロ
7b 第二給紙コロ
8a 第一給紙カセット
8b 第二給紙カセット
9 光書込ユニット
10 現像装置
11 一次転写ローラ
12 中間転写体クリーニング装置
17 帯電ローラ
18 クリーナローラ
21 感光体
28 感光体クリーニング装置
30 トナー搬送装置
31 トナー搬送管
31a 搬送管下流端面
32 コイル駆動軸
32a 軸下流端
33 クリーニングブレード
34 トナー搬送コイル
34a コイル下流端
34b 搬送コイル小径部
36 ファーブラシ
37 トナー排出口
41 本体側トナー搬送管
42 本体側トナー搬送コイル
100 プリンタ
101 プロセスカートリッジ
200 廃トナー回収ボトル

Claims (7)

  1. 回転することにより粉体に搬送力を付与する粉体搬送コイルと、
    該粉体搬送コイルの粉体搬送方向上流側に設けられ、回転することにより該粉体搬送コイルを回転させるコイル駆動軸とを粉体搬送管内に有し、
    該粉体搬送コイルの搬送方向上流側は該コイル駆動軸に固定され、該粉体搬送コイルの粉体搬送方向下流側は自由端となっている粉体搬送装置において、
    該コイル駆動軸の粉体搬送方向下流端よりも粉体搬送方向下流側近傍の該粉体搬送コイル、該コイル駆動軸の外径よりもコイル内径が小さい搬送コイル小径部であり、
    該コイル駆動軸の粉体搬送方向下流端よりも粉体搬送方向上流側の該粉体搬送コイルは、該コイル駆動軸の外径よりもコイル内径が大きいことを特徴とする粉体搬送装置。
  2. 請求項1の粉体搬送装置において、
    上記粉体搬送コイルの粉体搬送方向上流端から上記搬送コイル小径部の粉体搬送方向上流端までの該粉体搬送コイルの自然長は、上記コイル駆動軸の該粉体搬送コイルを固定した位置から該コイル駆動軸の粉体搬送方向下流端までの長さよりも短いことを特徴とする粉体搬送装置。
  3. 請求項1または2の粉体搬送装置において、
    上記粉体搬送管は、その内部に上記コイル駆動軸がない箇所で曲がっていることを特徴とする粉体搬送装置。
  4. 請求項1、2または3の粉体搬送装置において、
    上記粉体搬送管は粉体搬送方向下流端面に粉体排出口を備えており、該粉体排出口は上記粉体搬送コイルの外径よりも小さいことを特徴とする粉体搬送装置。
  5. 請求項4の粉体搬送装置において、
    上記粉体搬送コイルの上記搬送コイル小径部の粉体搬送方向上流端から上記粉体搬送コイルの粉体搬送方向下流端までの上記粉体搬送コイルの自然長は、
    上記コイル駆動軸の粉体搬送方向下流端から上記粉体搬送管の粉体搬送方向下流端面までの長さよりも長いことを特徴とする粉体搬送装置。
  6. 少なくとも、潜像担持体と、該潜像担持体表面の転写残トナーを除去する潜像担持体クリーニング手段と、該クリーニング手段で除去された該転写残トナーを搬送する転写残トナー搬送手段が一体的に支持され、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジにおいて、
    該転写残トナー搬送手段として請求項1、2、3、4または5の粉体搬送装置を用いることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 像担持体と、該像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該像担持体上のトナー像を転写体に転写する転写手段と、像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニング手段と、該クリーニング手段によってクリーニングした該転写残トナーを搬送する転写残トナー搬送手段とを備える画像形成装置において、
    該転写残トナー搬送手段として、請求項1、2、3、4、5または6に記載の粉体搬送装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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