JP2008250284A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着装置に近接するユニットを効率的に冷却することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】作像ユニット11と定着ユニット14に挟まれた空間をダクト状に構成して通風ダクト30とするとともに、該通風ダクト30の用紙搬送路と反対側の側面に吸気ダクト31及び排気ダクト(図示せず)を接続させて設ける。吸気ダクト及び排気ダクトには大きな開口部(31b)を設けることが可能であり、通風ダクト30の空気流量を大きくして作像ユニット11を効率的に冷却することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、さらに詳しく言えば、作像部を効果的に冷却する技術に関するものである。
特開2004−347701号公報 特開2002−123155号公報
近年、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、高速化、デジタル化による機能向上に伴い、装置構成部品が増えている。その一方では、装置の大きさは、より小型化に向かっているため、相対的に部品間のスペースが小さくなっている。これにより、装置内の発熱密度が増大しており、熱対策がこれまで以上に重要となり、省スペースでの冷却が要求されている。
ところで、電子写真方式の画像形成装置では、作像部においてトナー画像を用紙に転写後、画像の乱れを防ぐためにも未定着トナー像をすばやく用紙に定着させる必要がある。そのため、定着装置を作像部の近傍に配置する必要があり、作像部(作像ユニット)は定着装置の熱に晒されやすい。
作像部冷却のために作像ユニットと定着装置の間に送風を行なうにしても、両者は近傍に配置されるため(特に、装置下部に配置した給紙部から用紙を上方に搬送して画像形成し排紙する縦搬送型の画像形成装置においては、装置全高を抑えるため、作像ユニットと定着装置が接近して配置される場合が多い)、作像ユニットと定着装置の間の空間(要冷却空間)における流路の断面積は小さく、また、細長くなってしまう。そのため、その細長い流路の前側(装置前面)から吸気して後方(装置奥側)に排気する排熱構造では、流路内の圧力損失が大きくなり、流量はごく小さなものとなってしまう。
そもそも、装置奥側には作像部等を駆動するための駆動系が配設されるため、流路が妨げられ、奥側への効率的な排気は難しく、また、装置前面側においても、前カバー等の外装カバーが設けられたり、ユニットの交換性を悪化させるなどの理由から、装置前面側にファンやダクトなどを設けることが困難であった。
また、縦搬送型の画像形成装置では、上記要冷却空間の片側側面が用紙搬送路に面するため、そちら側を送風に利用することができず、作像ユニットを有効に冷却することが難しかった。
また、装置小型化に伴う機内密度の上昇により、作像ユニットに限らず、定着装置に近接するユニット(例えば排紙ユニット)の冷却は重要であり、それらのユニットや機器類を保護する必要もある。
本発明は、従来の画像形成装置における上記問題を解決し、定着装置に近接するユニットを効率的に冷却することのできる画像形成装置を提供することを課題とする。
前記の課題は、本発明により、作像ユニットと定着ユニットを備える画像形成装置において、前記作像ユニットと前記定着ユニットに挟まれた空間をダクト状に構成して通風ダクトとするとともに、該通風ダクトの用紙搬送路と反対側の側面に吸気ダクト及び排気ダクトを接続させて設けたことにより解決される。
また、前記吸気ダクト及び前記排気ダクトにファンが配置されると好ましい。
また、前記吸気ダクトと前記通風ダクトの接続部及び前記排気ダクトと前記通風ダクトの接続部における流路の内側角部を断面曲線状にすると好ましい。
また、前記吸気ダクトと前記通風ダクトの接続部の開口面積と前記排気ダクトと前記通風ダクトの接続部の開口面積が等しく設けられていると好ましい。
また、前記吸気ダクト又は/及び前記排気ダクトの内部に整流フィンが設けられていると好ましい。
また、前記吸気ダクト及び前記通風ダクトならびに前記排気ダクトにおける流路の最小断面積部分と最大断面積部分との間の流路断面積が略一定の割合で変化すると好ましい。
また、前記吸気ダクトに分流ダクトを設けると好ましい。
また、前記排気ダクトに分流ダクトを設けると好ましい。
また、前記吸気ダクトと前記通風ダクトとの接続部の開口面積、または、前記排気ダクトと前記通風ダクトとの接続部の開口面積と、前記分流ダクトの開口面積とが異なると好ましい。
また、前記吸気ダクトへの空気取入口と、前記排気ダクトからの空気排出口とが当該画像形成装置の異なる装置側面に設けられていると好ましい。
また、前記排気ダクトからの空気排出口が、当該画像形成装置が備える操作部と反対側の装置側面に設けられていると好ましい。
また、定着立ち上げ時に、前記定着ユニットの定着部材が定着設定温度に達してから所定時間経過後に前記ファンを駆動すると好ましい。
また、前記作像ユニットが画像形成装置本体に脱着可能に設けられ、該作像ユニットの脱着方向が画像形成装置の前後方向であり、該脱着が装置本体の前面から行なわれると好ましい。
また、前記定着ユニットに隣接して配置される排紙ユニットを有し、前記定着ユニットと前記排紙ユニットの間に通風させる通風手段を備えると好ましい。
また、前記通風手段が吸気口及び排気口を有し、画像形成装置前後方向において前記吸気口及び前記排気口が前記定着ユニットと重ならないように配置されるとともに、前記吸気口と前記排気口が画像形成装置前後方向において対向するように配置されると好ましい。
また、前記定着ユニットが画像形成装置本体に脱着可能に設けられ、前記通風手段が前記定着ユニットの脱着に干渉しないよう設けられていると好ましい。
また、前記吸気ダクトへの空気取り入れ口と前記通風手段の吸気口が画像形成装置の同一側面に設けられ、前記排気ダクトからの空気排出口と前記通風手段の排気口が画像形成装置の同一側面に設けられると好ましい。
また、前記通風手段による通風方向が、前記排紙ユニットにより搬送される用紙の用紙面と略平行であると好ましい。
また、前記吸気ダクトに吸気ファンが設けられ、該吸気ファンが排紙ユニットの定着側搬送ガイド板に向けて配置されると好ましい。
また、前記吸気ダクト及び前記排気ダクトにそれぞれ吸気ファン及び排気ファンが設けられ、前記吸気ファンが前記通風手段の吸気ファンを兼ね、前記排気ファンが前記通風手段の排気ファンを兼ねると好ましい。
本発明の画像形成装置によれば、作像ユニットと定着ユニットに挟まれた空間をダクト状に構成して通風ダクトとするとともに、該通風ダクトの用紙搬送路と反対側の側面に吸気ダクト及び排気ダクトを接続させて設けたので、通風ダクトの断面積が小さく流路内の圧力損失が大きい構成であっても、接続した吸気ダクト及び排気ダクトに大きな開口部を設けることが可能となり、通風ダクトの空気流量を大きくして作像ユニットを効率的に冷却することができる。したがって、定着部の熱により作像ユニットにおけるトナー凝固や画質劣化等を防止することができ、良好な画像を得ることが可能となる。
請求項2の構成により、送風ファンにより吸気ダクトに空気を押し込むとともに排気ダクトから空気を吐出させ、空気流量を大きくすることができる。
請求項3の構成により、吸気ダクト及び排気ダクトと通風ダクトとの接続部で流路が曲折する部分の圧力損失を低減することができる。
請求項4の構成により、流路のバランスが向上され、圧力損失を低減することができる。
請求項5の構成により、整流フィンにより空気の流れを整え、より均一に空気を流すことができる。
請求項6の構成により、流路断面積が急激に変化することがなく、圧力損失を低減させることができる。
請求項7の構成により、吸気ダクトに設けた分流ダクトにより、通風ダクトとは別の部分に吸気を導くことができ、その部分の冷却が可能となる。
請求項8の構成により、排気ダクトに設けた分流ダクトにより、通風ダクトとは別の部分から空気を吸い出すことができ、装置内の冷却効率を高めることができる。
請求項9の構成により、それぞれの場所で必要とされる流量に応じて、各開口部に流れる空気の量を設定することができる。
請求項10の構成により、空気排出口から排気された熱気を空気取入口から吸い込むことが防止され、冷却効率を低下させることがない。
請求項11の構成により、画像形成装置を操作する者が空気排出口からの熱気に晒されることがない。
請求項12の構成により、定着立ち上げ時に定着ユニットを過度に冷却することがなく、定着不良を防止することができる。
請求項13の構成により、作像ユニットを装置本体の前面から脱着させる構成であっても、作像ユニットと定着ユニット間の通風ダクトへ効率良く通風可能であり、作像ユニットを効果的に冷却することができる。
請求項14の構成により、定着ユニットに隣接する排紙ユニットを通風手段で冷却することが可能となり、搬送信頼性を向上させることができる。
請求項15の構成により、定着ユニットと排紙ユニット間の隙間(空間)に効果的に通風させることができる。
請求項16の構成により、通風手段が定着ユニット脱着の邪魔をすることがなく、ジャム処理性を損なうことがない。
請求項17の構成により、排出された熱気を吸い込むことがなく、冷却効率を低下させることがない。
請求項18の構成により、空気の流れが用紙によって妨げられることがなく、効率良く排紙ユニットを定着ユニットから断熱することができる。また、用紙の挙動を乱すことがない。
請求項19の構成により、搬送ガイド板全体に空気を拡散させ冷却効率を高めることができ、熱による搬送ガイド板の反り等の変形を防止することができる。
請求項20の構成により、一つの吸気ファンで通風ダクトと排紙ユニットに空気を導き、また、一つの排気ファンで通風ダクトと排紙ユニットから空気を吸い出すことができ、コストダウンを図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例を示す外観斜視図である。この画像形成装置1は原稿読取部と画像形成部を備えた複写機の一例であるが、LANケーブルや電話回線と接続することにより、プリンタ、スキャナ、ファクシミリとしても用いることができる。図2に、画像形成装置1の内部構成を断面図にて示す。
本例の画像形成装置1では、本体の略中央部に画像形成部2が配置され、その画像形成部2の下に給紙部3が配置されている。また、画像形成部2の上部には胴内排紙型と呼ばれる排紙部4が設けられており、その上方に原稿読取部5が配置されている。また、この原稿読取部5の前面側には、画像形成装置の複数の機能を操作するための入力手段(スタートキー、テンキー、機能設定キー、リセットキー、クリア/ストップキー等の各種キー)と、各種入力情報や装置の状態を表示する表示手段(液晶表示パネル、あるいは入力手段を兼ねた液晶タッチパネル等)とを有する操作部6が設けられている。
図2に示されるように、画像形成部2には、作像ユニット11,書込ユニット12,転写ユニット13,定着ユニット14等が配置されている。作像ユニット11は、感光体15の周囲に帯電手段や現像装置、クリーニング手段などを配設したものである。作像ユニット11に隣接してトナーボトル16が配置されており、現像装置にトナーを供給する。転写ユニット13は、複数のローラに掛け渡された転写搬送ベルトを有しており、対向する感光体ドラム15との間に転写部を形成する。
なお、本例の画像形成装置1では、作像ユニット11は画像形成装置本体に対し着脱可能なプロセスカートリッジとして構成され、装置手前側に引き出し可能に設けられている。また、トナーボトル16も、装置本体の手前方向に引き出して交換可能に設けられている。
画像形成時、感光体ドラム15の表面が帯電手段によって帯電される。その感光体表面に、書込ユニット12からのレーザ光が照射され、感光体表面に静電潜像が形成される。その静電潜像に現像装置からトナーが付与され、トナー像として可視化される。
給紙部3には2段の給紙トレイ17a,17bが設けられており、選択された給紙トレイに収納された転写紙等の記録媒体(以下、用紙という)が給紙手段18により給紙され、搬送ローラ19を介してレジストローラ20へと搬送される。レジストローラ20によって感光体ドラム15上に担持されたトナー像とのタイミングをとって、用紙が転写部に送り出される。トナー像を転写された用紙は転写ユニット13の転写搬送ベルトによって上方に搬送され、定着ユニット14に送り込まれる。用紙が定着ユニット14を通過する際、熱と圧力とによりトナー像が用紙に溶融定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙ユニット21により排紙部4に排出され、排紙トレイ22上にスタックされる。
さて、本実施形態の画像形成装置1では、作像ユニット11と定着ユニット14に挟まれた要冷却空間(図2のハッチングを参照)を通風ダクト30として構成している。該通風ダクト30は、図2,3に示されるように、高さが小さくて扁平であり、装置前後方向に細長く延びた形状となっている。通風ダクト30は、用紙搬送路23(図3に2点鎖線で示す)と反対側の側面に設けられた連絡開口部30a,30bを除く部分が閉鎖されて通風ダクトとなっている。通風ダクト30の連絡開口部30a,30bには、それぞれ吸気ダクト31及び排気ダクト32が接続されている。
さらに、吸気ダクト31には前ダクト33が接続され、排気ダクト32には後ダクト34が接続される。前ダクト33は装置幅方向に延設され、画像形成1の左側面に開口する吸気口33aを有している。また、後ダクト34は、排気ダクト32からそのまま装置後方に向かい、装置背面に開口する排気口34aを有している。したがって、本例の場合、吸気ダクト31につらなる吸気口33aと排気ダクト32につらなる排気口34aは、画像形成装置1の異なる側面にそれぞれ設けられている。吸気ダクト31には、前ダクト33との接続開口部分に送風ファン35が設けられる。後ダクト34の中途には、送風ファン36が設けられる。なお、排気ファンである送風ファン36は、排気ダクト32に設けても良い。
図3に矢印で示すように、送風ファン35及び36が駆動されると、吸気口33aから取り入れられた空気(外気)は、前ダクト33から吸気ダクト31を介して通風ダクト30を通り、さらに、排気ダクト32から後ダクト34を介して排気口34aより機外に排出される。作像ユニット11と定着ユニット14間の要冷却空間に設けられた通風ダクト30の上面は定着ユニット14と画像形成部2とを仕切るフレーム24(図2)に対向して近接又は当接しており(フレーム24をダクトの構成部材として用いても良い)、通風ダクト30の下面は作像ユニット11に対向して近接又は当接しており、上記のように通風ダクト30内を流れる空気によって定着部の熱を機外に排出するとともに、作像ユニット11を効果的に冷却することができる。
ところで、作像ユニット11と定着ユニット14に挟まれた通風ダクト30は、上記のように扁平で細長い形状をしており、断面積が小さく、流路内の圧力損失も大きい。しかし、本実施形態では、図2に示されるように、通風ダクト30に接続される吸気ダクト31は、通風ダクト30とは反対側(前ダクト33との連結部)で高さが大きくなっており、その開口部31aはほぼ正方形になっている。通風ダクト30に接続される排気ダクト32もほぼ同様の形状をしており(装置奥側に向かうように吸気ダクト31とは対称の形状をしているが)、吸気ダクト31及び排気ダクト32の開口部面積が大きくなっている。そのため、ダクト内に取り込む空気の量を多くすることができ、通風ダクト30の空気流量を大きくすることが可能となった。
さらに、本例では、吸気ダクト31に送風ファン35で空気を押し込み、排気ダクト32から送風ファン36で吐き出すことで、通風ダクト30を流れる空気流量を更に増大させている。
また、図3に示されるように、吸気ダクト31及び排気ダクト32と通風ダクト30との接続部の内側壁面h(空気流路のカーブの内側の壁面)を曲線状(R形状)とすることにより、流路が曲がる部分での圧力損失を低減することができる。
さらに、本例では、吸気ダクト31及び排気ダクト32が接続される通風ダクト30の開口部30a,30bの開口面積が等しくなるように設けられている。これにより、流路のバランスが向上し、流路の圧力損失を低減することができる。
また、吸気口33aと排気口34aを画像形成装置1の異なる側面にそれぞれ設けたことにより、排気口34aから排気された空気(定着部の熱により熱せられた空気)を吸気口33aから隔離することができ、冷却効率の低下を防ぐことができる。そして、排気口34aが画像形成装置の操作部6(図1)とは反対側の側面に配置されるため、ユーザが排気口34aからの排気・熱気に晒されることがない。
なお、吸気ダクト31の吸気側端面(送風ファン35設けられている側の端面)は、装置本体の筐体である前側板51に固定されており、その開口部31a(図2参照)が前側板51に設けられた開口部(符号なし)に接続されている。吸気ダクト31の開口部31aおよび前側板51の開口部は、前ダクト33を構成する部材である外装前カバー53によって覆われ、装置左側面の外装カバー54に吸気口33aとしての通気用ルーバーを形成したことにより、既存の前側板51及び外装前カバー53をダクト(前ダクト33)構成部材として利用することが可能となり、部材点数を低減することができる。さらに、装置幅方向に延びる前ダクト33が前側板51の外側に配置されるので、画像形成装置の前後側板51,52間でのダクト占有面積を減らすことが可能となり、両側板間の空間を有効利用することができ、例えば電装部品であるPSU(パワー・サプライ・ユニット)55を配置するなどして、画像形成装置の小型化に寄与することができる。
また、本例では、上述したように作像ユニット11及びトナーボトル16が装置本体に対し脱着可能に設けられており、その脱着方向は装置前面側となっている。したがって、装置前面側には通風ダクト30の吸気口や送風ファンなどを設けることが困難であり、装置奥側でも駆動系などを配設したことにより通風ダクト30の排気口や送風ファンなどを設けることが困難な装置レイアウトであるが、吸気ダクト31及び排気ダクト32を用いることにより、通風ダクト30への通風が可能となり、定着部の熱を機外に排出するとともに、作像ユニット11を効果的に冷却することが可能となった。
図4は、通風ダクト30とそれに接続した吸気ダクト31及び排気ダクト32内の流路の断面積の変化を示す模式図である。この図に示すように、本例では、通風ダクト30とそれに接続した吸気ダクト31及び排気ダクト32内における流路の最小断面積部分:Sと最大面積部分:Lとの間の流路断面積がほぼ一律に変化するように構成されている。流路断面積の急激な変化を避けることにより、流路内の圧力損失を低減させることが可能となる。
図5は、吸気ダクト31及び排気ダクト32内に整流フィンを設けた例を示す平断面図である。この図に示すように、吸気ダクト31及び排気ダクト32の通風ダクト30との接続部近傍には、それぞれ2枚の整流フィン37,37が設けられている。この整流フィン37を設けることにより空気の流れが整えられ、通風ダクト30内により均一に空気を流すことができる。なお、本例では吸気ダクト31及び排気ダクト32の両方に整流フィンを設けたが、どちらか一方のダクトに整流フィンを設けた場合でも効果はある。
図6は、吸気ダクト31及び排気ダクト32にそれぞれ分流ダクトを設けた例を示す平断面図である。この図に示すように、吸気ダクト31には分流ダクト38が、排気ダクト32には分流ダクト39が設けられている。吸気ダクト31は分流ダクト38と連通しており、分流ダクト39は排気ダクト32と連通している。この構成により、前ダクト33を介して吸い込んだ空気を吸気ダクト31から分流ダクト38へ分流させ、画像形成部2(図2参照)内に導くことができる。また、画像形成部2内の空気を分流ダクト39から吸い込んで排気ダクト32を介して機外に排出することができる。したがって、画像形成部2内に配置された機器、例えば書込ユニット12等を冷却することが可能となる。本構成では、分流ダクト38,39をそれぞれ吸気ダクト31及び排気ダクト32に付設するだけで、送風ファン等を追加する必要がなく、低コストに複数箇所(画像形成部2及び作像ユニット11と定着ユニット14間の要冷却空間)を同時に冷却することができる。分流ダクトを設けた吸気ダクト31及び排気ダクト32の正面図及び側面図(用紙搬送路側から見た図)を図7,8に示す。
また、本例では、吸気側の分流ダクト38の開口部38aの面積と、排気側の分流ダクト39の開口部39aの面積とを、吸気ダクト31及び排気ダクト32と通風ダクト30との接続部である開口31a,31bの面積とを異ならせている。本例の場合、各開口部の面積の大小関係は、31a=31b>38a>39aとなっている。このように、各開口部の開口面積に差を設けることにより、それぞれの場所で必要とされる流量に応じて、各開口部に流れる空気の量をコントロール(設定)することができる。
なお、吸気ダクト31及び排気ダクト32には、図5の例と同様に整流フィン37を設けても良い。また、本例では吸気ダクト31及び排気ダクト32の両方に分流ダクトを設けたが、どちらか一方のダクトにのみ分流ダクトを設けることも可能である。
上記通風ダクト30は、専用のダクト部材によりダクト空間を形成しても良いが、作像ユニット11と定着ユニット14間の要冷却空間の周囲に位置する部材によってダクト空間を形成し、通風ダクト30としても良い。図9〜図11に、上記要冷却空間の周囲に位置する部材によって通風ダクト30を形成させた具体的な構成例を示す。
図9〜図11において、符号24は、定着ユニット14と画像形成部2とを仕切るフレームである(図2も参照)。このフレーム24は、図11から分かるように、装置正面方向から見ると“コ”の字を逆向きにした形状をしており、底面部24aと上面部の間に定着ユニット14が配置される。また、符号11は作像ユニットであり、感光体15とその周囲に配設される帯電手段や現像装置及びクリーニング手段などを一体にユニット化し、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジとして構成したものである。また、符号56は、作像ユニット11を着脱方向(図9,10に太い両矢印で示す)にスライド移動可能に保持するスライドガイドである。また、符号29は、フレーム24の下面に取り付けられたガイド部材である。このガイド部材29は、作像ユニット11の上面11aに突設されたガイドリブ11bをガイドする部材であり、作像ユニット11の着脱時にガイドリブ11bをガイドする。
このような構成において、フレーム24の底面部24aと、作像ユニット11の上面11aと、作像ユニット11のガイドリブ11b及びガイド部材29により通風ダクト30が構成される。すなわち、図11に示されるように、フレーム24の底面部24aによってダクトの天井面が、作像ユニット11の上面11aによってダクトの下面が、ガイドリブ11b及びガイド部材29によって、ダクトの一方側の側面(図11において右側の側面)がそれぞれ形成される。ダクトの反対側の側面は、図3で説明したように、吸気ダクト31及び排気ダクト32が取り付けられることによってダクト側面が形成される。なお、ダクトの手前側(画像形成装置正面側)と奥側(画像形成装置背面側)の側面は、それぞれ図示しない画像形成装置の前後フレームによって塞がれる。よって、これらの作像ユニット11と定着ユニット14間の要冷却空間の周囲に位置する部材によって通風ダクト30が形成される。そして、図9に一点差線の矢印で示すように、吸気ダクト31から吸入された空気が通風ダクト30を通って排気ダクト32から排出され、定着部の熱を機外に排出するとともに、作像ユニット11を効果的に冷却する。なお、図示例の吸気ダクト31及び排気ダクト32は、分流ダクト38及び39をそれぞれ備えるものである(排気ダクトの分流ダクト39は図では見えていない)。また、吸気ダクト31及び排気ダクト32には上述の整流フィン37(図5)を設けても良い。
図11から分かるように、通風ダクト30の一方側の側面を形成するガイドリブ11b及びガイド部材29は、縦方向(上下方向)においてオーバーラップするように設けられている。これにより、ダクト部空間の密閉性を高め、冷却効率の低下を防止することができる。また、ガイドリブ11bとガイド部材29は、ガイドリブ11bがダクト部空間の内側となるように設けられる。これにより、作像ユニット11の部材であるガイドリブ11bが通風ダクト30を通る空気に晒される面積が大きくなり、作像ユニット11を効率的に冷却することができる。なお、図11における点線の矢印は用紙搬送経路を示すものである。
図12は、転写部を冷却可能に設けた構成例を示す通風ダクト30近傍の斜視図である。図2及び図11から分かるように、感光体ドラム15と転写ユニット13とが対向して形成される転写部は、作像ユニット11のすぐ側方で定着装置14の直下に位置しており、定着装置14の熱の影響を受ける。また、転写部の位置は通風ダクト30の近傍でもある。そこで、通風ダクト30を通る空気の一部を転写部に導くことで、転写ユニット13等を冷却することができる。
すなわち、図12に示すように、通風ダクト30の一方側の側面を形成するガイドリブ11b及びガイド部材29は、図示例の場合は、通風ダクト30の長手方向の全長にわたって設けられておらず、装置前後方向の中央部所定の範囲にだけ設けられている。これにより、通風ダクト30の一方側の側面(図11における右側側面)部の手前側と奥側に開口40,40が形成されることになる。この開口40,40から、作像ユニット11の側方に位置する転写ユニット13等に空気を当てることができ、それらの機器を冷却することができる。
また、上記開口40,40は、用紙搬送路(本例の画像形成装置では用紙搬送基準は中央基準である)の幅方向両側で通紙領域外に位置するように設けられる。このため、開口40,40からの空気は搬送される用紙に直接当たらず、用紙の挙動や用紙上の未定着トナー像に影響を与えることが防止される。なお、開口40,40の装置前後方向の長さは小さなものであり、作像ユニット11をガイドする機能には何ら影響を与えることがない。
図13は、通風ダクト30の一方側の側面を形成するガイドリブ11bとガイド部材29の別の形態を模式的に示す平面図である。
この図に示すように、フレーム24の底面部24aの下面に取り付けて設けられるガイド部材29は、装置手前側端部の位置が装置奥側端部の位置よりも外側(図2の右側面側)となるように斜めに設けられている。このガイド部材29に対応して、作像ユニット11の上面に突設されるガイドリブ11bも、装置手前側端部の位置が装置奥側端部の位置よりも外側となるように斜めに設けられている。ガイド部材29とガイドリブ11bは平行に(作像ユニット11を装置本体にセットしたときに)設けられている。
このような構成により、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジである作像ユニット11を装置本体に挿入してセットしていくと、ガイド部材29にガイドリブ11bが徐々に近づいてゆき、作像ユニット11が完全にセットされると、ガイド部材29にガイドリブ11bが密着する。これにより、作像ユニット11をセットする際のセット性が向上するとともに、ガイド部材29とガイドリブ11bとを密着させることが可能となり(両者が平行な場合は、両者が密着すると摺動しづらくなり、作像ユニット11の着脱性が低下する)、通風ダクト30の一方側の側面部における密閉度を高めて冷却性を向上させることができる。
ところで、定着装置の立ち上げ時は定着性が不安定なため定着不良を発生させやすい。したがって、定着立ち上げ時に送風ファン35,36を駆動すると、通風ダクト30より定着部の熱が奪われる可能性がある。そこで、定着立ち上げ時には定着装置がリロードしてから一定の時間が経過した後に送風ファン35,36を駆動するように制御すると好適である。
具体的には、図14のフローチャートに示すように、印刷要求により定着ヒータがオンされ(S1)、定着装置が所定の設定温度になるように制御される(S2)。定着装置に設けられるサーミスタ等の温度検知手段で検知した温度が所定の設定温度(リロード温度)より高くなったか否かを判断し(S3)、検知温度がリロード温度以下の場合(すなわち定着立ち上げ時)はS4に進んで定着リロードを待つ。定着リロード後、所定時間(例えば30秒)経過したら送風ファン35,36を駆動する。一旦定着装置が立ち上がった後は、S3からS5に進んで送風ファン35,36を駆動する。そして、印刷ジョブが終了したら(S7)、ある一定の時間(ここでは30秒とする)だけ送風ファン35,36の駆動を継続してからファンを停止させる(S8)。これにより、定着立ち上げ時に定着ユニット14を過度に冷却することがなく、定着不良の発生を防ぐことができる。
次に、定着ユニット14に近接するユニットである排紙ユニット21を冷却する通風手段を備える構成について、図15,16を参照して説明する。
図15は、排紙ユニット21付近を示す平断面図であり、図16は、作像ユニット11から排紙ユニット21にわたる部分を、用紙搬送路に沿って切断した(図2の右側から見た)縦断面図である。これらの図に示すように、作像ユニット11の上に定着ユニット14が位置しており、両者の間には上記説明した要冷却空間に通風させるための通風ダクト30が設けられている。そして、定着ユニット14のすぐ上には、排紙ユニット21が配置されている。排紙ユニット21は、搬送ローラ25や排紙ローラ26、図示しない搬送ガイド板や用紙センサ等を含んでいる。ここで、センサ類は熱に弱いため、定着ユニット14から発せられる熱から保護する必要がある。
そこで、図15,16に示すように、排紙ユニット用の送風ファン27,28を設けている。送風ファン27は吸気ファンとして作用し、送風ファン28は排気ファンとして作用する。送風ファン27,28及びその吸気口・排気口は定着ユニット14にオーバーラップすることなく(装置前面側から見た場合に、送風ファン27,28及びその吸気口・排気口が定着ユニット14と重ならず)、排紙ユニット側に位置するよう設けられており、また、送風ファン27及び吸気口と送風ファン28及び排気口とを対向させるように配置することで、定着ユニット14と排紙ユニット21間の隙間(空間)に空気を流せるように設けられている。これにより、流れる空気の層によって定着ユニット14からの熱を断熱でき、送風効果によって排紙ユニット内のセンサ類を保護することができる。また、定着ユニット14に対して直接空気を吹き付ける構成としていないため、定着ユニットの過度の冷却を防ぐことができ、定着効率を低下させることがない。
排紙ユニット用の吸気ファンである送風ファン27は、吸気ダクト31用の吸気ファン35と同じ装置前側に設けられており、排紙ユニット用の排気ファンである送風ファン28は、排気ダクト32用の排気ファン36と同じ装置奥側に設けられている。そのため、どれかの送風ファンで排気された温められた空気をどれかの送風ファンによって吸い込むことがなく、冷却効果の低下を防止することができる。なお、本例の画像形成装置1で用いている送風ファン27,28,35,36は、いずれもモータ一体型のものである。
また、定着ユニット14は、本例では図15の装置右側面方向に取り外すように設けられている。すなわち、図16では、図面に垂直な方向に取り外すようになっている。ここで、送風ファン27,28は、画像形成装置の前後側板51,52に取り付けて支持させており、送風ファン27,28を定着ユニット14の両脇に配置することで、ジャム発生時に定着ユニット14を取り外す場合でも、送風ファン27,28が邪魔になることがなく、ジャム処理性を低下させることがない。
送風ファン27,28による空気の流れる方向は排紙ユニットにより搬送される用紙の用紙面とほぼ平行であるため、搬送される用紙の側面から空気が流れることになり、排紙ユニット21内の空気の流れが用紙によって妨げられることがなく、効率良く排紙ユニットを定着ユニット14から断熱することができる。また、用紙の挙動を乱すことがない。さらに、図16から判るように、吸気側の送風ファン27をやや下方に向けて排紙ユニットの下側搬送ガイド板(図示せず)に向けて傾けて配置することにより、搬送ガイド板全体に空気が拡散し、冷却効率を高めることができる。そのため、熱による搬送ガイド板の反り等の変形を防止することができる。
送風ファン27,28の制御の一例として、例えば、画像形成装置の待機時には半速モードで駆動し、定着装置がオンされたら全速モードで駆動するように制御する。
図17は、排紙ユニット21と通風ダクト30用の送風ファンを共用させた実施例を概念的に示す模式図である。この図に示すように、吸気ダクト41は二又ダクトになっており、一方のダクト部41aは通風ダクト30(図2参照)に接続され、他方のダクト部41bは排紙ユニット21に接続される。同様に、排気ダクト42も二又ダクトになっており、一方のダクト部42aは通風ダクト30に接続され、他方のダクト部42bは排紙ユニット21に接続される。吸気ダクト41には吸気ファンとしての送風ファン43が設けられ、排気ダクト42には排気ファンとしての送風ファン44が設けられる。
送風ファン43により吸気ダクト41内に取り込まれた空気はダクト部41a及び41bを介してそれぞれ通風ダクト30と排紙ユニット21に送られ、通風ダクト30及び排紙ユニット21を通過した空気は、排気ダクト42のダクト部42a及び42bを介して送風ファン44により機外に排出される。
本実施例では、排紙ユニット21と通風ダクト30用の吸気ファンを一つにまとめ、また、排気ファンも一つにまとめたことにより、送風ファンの個数を減らすことができ、コストを低減させるとともに、送風ファン(ファンモータ)による騒音を低減させることができる。
上記したように、本実施形態の画像形成装置1では、定着装置に近接するユニットを効率的に冷却することが可能となり、作像ユニット11と定着ユニット14に挟まれた要冷却空間を通風ダクト30として構成し、該ダクト部に吸気ダクト31,41より空気を送り込み排気ダクト32,42より排気することで、作像ユニット11を効率的に冷却することができる。したがって、定着部の熱により作像ユニットにおけるトナー凝固や画質劣化等を防止することができ、良好な画像を得ることが可能となる。また、作像ユニット11と定着ユニット14間の流路の断面積が小さく流路内の圧力損失が大きい構成であっても、上記通風ダクト部の側面に接続した吸気ダクト31,41及び排気ダクト32,42は大きな開口部を設けることができるので、冷却が必要な通風ダクト30の空気流量を大きくすることが可能となり、必要な部分を効率的に冷却することができる。
また、定着ユニット14に近接して設けられた排紙ユニット21を冷却することにより、排紙ユニットに配置されたセンサ類を熱から保護することができ、誤検知を防いで用紙搬送の信頼性を向上させることができる。したがって、画像品質の向上とあわせて、画像形成装置における高性能・高品質を得ることができる。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、作像ユニットと定着ユニットに挟まれた要冷却空間をダクト状に構成する場合、その形状や、ダクトとして用いる部材等は任意である。また、その要冷却空間(のダクト)に接続する吸気ダクト及び排気ダクトの形状や大きさも一例であり、適宜設定できるものである。また、送風ファンの形状や大きさ、送風ファンの配置位置なども適宜設定可能である。
作像ユニット(プロセスカートリッジ)に含まれる部材等も任意である。また、像担持体(感光体)としてはドラム状に限らず、ベルト状の像担持体でも良い。定着ユニットの構成も任意であり、ヒートロール方式に限らず、ベルト定着方式、あるいは、誘導加熱方式なども採用可能である。
さらに、本発明は、カラー画像形成装置にも適用可能である。そして、画像形成装置としてはプリンタに限らず、複写機やファクシミリ、あるいは複数の機能を備える複合機であっても良い。
本発明に係る画像形成装置の一例を示す外観斜視図である。 その画像形成装置の内部構成を示す断面図である。 その画像形成装置が備える通風ダクトと吸気ダクト及び排気ダクトを示す平面図である。 ダクト断面積の変化を説明するための模式図である。 吸気ダクト及び排気ダクトに整流フィンを設けた例を示す平面図である。 吸気ダクト及び排気ダクトに分流ダクトを設けた例を示す平面図である。 その吸気ダクト及び排気ダクトの正面図である。 その吸気ダクト及び排気ダクトの側面図である。 通風ダクトの具体的な構成例を示す斜視図である。 作像ユニットの着脱を示す斜視図である。 図9の正面図である。 転写部を冷却可能に設けた構成例を示す通風ダクト近傍の斜視図である。 通風ダクトの一方側の側面を形成する部材の別の形態を模式的に示す平面図である。 吸気ファン及び排気ファンの駆動制御を示すフローチャートである。 排紙ユニットの通風手段付近を示す平断面図である。 用紙搬送路に沿った縦断面図である。 排紙ユニットと通風ダクトで送風ファンを共用させた実施例を示す模式図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 画像形成部
3 給紙部
5 原稿読取部
6 操作部
11 作像ユニット
12 書込ユニット
14 定着ユニット
21 排紙ユニット
30 通風ダクト
31,41 吸気ダクト
32,42 排気ダクト
33 前ダクト
34 後ダクト
27,35 送風ファン(吸気ファン)
28,36 送風ファン(排気ファン)
37 整流フィン
38,39 分流ダクト

Claims (20)

  1. 作像ユニットと定着ユニットを備える画像形成装置において、
    前記作像ユニットと前記定着ユニットに挟まれた空間をダクト状に構成して通風ダクトとするとともに、該通風ダクトの用紙搬送路と反対側の側面に吸気ダクト及び排気ダクトを接続させて設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記吸気ダクト及び前記排気ダクトにファンが配置されることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記吸気ダクトと前記通風ダクトの接続部及び前記排気ダクトと前記通風ダクトの接続部における流路の内側角部を断面曲線状にしたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記吸気ダクトと前記通風ダクトの接続部の開口面積と前記排気ダクトと前記通風ダクトの接続部の開口面積が等しく設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記吸気ダクト又は/及び前記排気ダクトの内部に整流フィンが設けられていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記吸気ダクト及び前記通風ダクトならびに前記排気ダクトにおける流路の最小断面積部分と最大断面積部分との間の流路断面積が略一定の割合で変化することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記吸気ダクトに分流ダクトを設けたことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記排気ダクトに分流ダクトを設けたことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記吸気ダクトと前記通風ダクトとの接続部の開口面積、または、前記排気ダクトと前記通風ダクトとの接続部の開口面積と、前記分流ダクトの開口面積とが異なることを特徴とする、請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 前記吸気ダクトへの空気取入口と、前記排気ダクトからの空気排出口とが当該画像形成装置の異なる装置側面に設けられていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記排気ダクトからの空気排出口が、当該画像形成装置が備える操作部と反対側の装置側面に設けられていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 定着立ち上げ時に、前記定着ユニットの定着部材が定着設定温度に達してから所定時間経過後に前記ファンを駆動することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  13. 前記作像ユニットが画像形成装置本体に脱着可能に設けられ、該作像ユニットの脱着方向が画像形成装置の前後方向であり、該脱着が装置本体の前面から行なわれることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  14. 前記定着ユニットに隣接して配置される排紙ユニットを有し、前記定着ユニットと前記排紙ユニットの間に通風させる通風手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  15. 前記通風手段が吸気口及び排気口を有し、画像形成装置前後方向において前記吸気口及び前記排気口が前記定着ユニットと重ならないように配置されるとともに、前記吸気口と前記排気口が画像形成装置前後方向において対向するように配置されることを特徴とする、請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記定着ユニットが画像形成装置本体に脱着可能に設けられ、前記通風手段が前記定着ユニットの脱着に干渉しないよう設けられていることを特徴とする、請求項14又は15に記載の画像形成装置。
  17. 前記吸気ダクトへの空気取り入れ口と前記通風手段の吸気口が画像形成装置の同一側面に設けられ、前記排気ダクトからの空気排出口と前記通風手段の排気口が画像形成装置の同一側面に設けられることを特徴とする、請求項15に記載の画像形成装置。
  18. 前記通風手段による通風方向が、前記排紙ユニットにより搬送される用紙の用紙面と略平行であることを特徴とする、請求項14に記載の画像形成装置。
  19. 前記吸気ダクトに吸気ファンが設けられ、該吸気ファンが排紙ユニットの定着側搬送ガイド板に向けて配置されることを特徴とする、請求項14に記載の画像形成装置。
  20. 前記吸気ダクト及び前記排気ダクトにそれぞれ吸気ファン及び排気ファンが設けられ、前記吸気ファンが前記通風手段の吸気ファンを兼ね、前記排気ファンが前記通風手段の排気ファンを兼ねることを特徴とする、請求項14に記載の画像形成装置。
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