JPH0720749A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0720749A JPH0720749A JP5191758A JP19175893A JPH0720749A JP H0720749 A JPH0720749 A JP H0720749A JP 5191758 A JP5191758 A JP 5191758A JP 19175893 A JP19175893 A JP 19175893A JP H0720749 A JPH0720749 A JP H0720749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer material
- exhaust fan
- rear end
- transfer
- detecting element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 転写材後端が転写部に続く分離部に出た際
に、この後端が排気ファンの吸引力で舞い上がって画像
を損傷するのを防止することを目的とする。 【構成】 除電針11に続いて転写材検出素子16を備
え、この信号をCPU17に入力し、CPU17は排気
ファン13を制御する。制御は(1)検出素子16が転
写材前端を検知すると排気ファンを停止し、その後転写
材後端を検知すると排気ファンを運転する。(2)転写
材前後端を夫々転写材検出素子16が検知してから夫々
時間を遅らせて排気ファン13の停止運転を行う。
(3)転写材検出素子16が転写材前端を検知後遅らせ
て排気ファン13を停止し、転写材後端を検知後排気フ
ァン13を運転する。(1),(2),(3)の何れか
により転写材後端が分離部を通過後に舞い上がることが
ない。
に、この後端が排気ファンの吸引力で舞い上がって画像
を損傷するのを防止することを目的とする。 【構成】 除電針11に続いて転写材検出素子16を備
え、この信号をCPU17に入力し、CPU17は排気
ファン13を制御する。制御は(1)検出素子16が転
写材前端を検知すると排気ファンを停止し、その後転写
材後端を検知すると排気ファンを運転する。(2)転写
材前後端を夫々転写材検出素子16が検知してから夫々
時間を遅らせて排気ファン13の停止運転を行う。
(3)転写材検出素子16が転写材前端を検知後遅らせ
て排気ファン13を停止し、転写材後端を検知後排気フ
ァン13を運転する。(1),(2),(3)の何れか
により転写材後端が分離部を通過後に舞い上がることが
ない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、レーザービーム
プリンタ、マイクロリーダープリンタ等の電子写真装置
の画像形成装置、特に前記画像形成装置内の空気を吸引
する排気ファンの制御に関する。
プリンタ、マイクロリーダープリンタ等の電子写真装置
の画像形成装置、特に前記画像形成装置内の空気を吸引
する排気ファンの制御に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置に於いては、感光
体を帯電させた後、該感光体を露光して静電潜像を形成
し、該潜像をトナーによって現像し、転写材に転写して
画像を形成するようになっている。ところで、感光体へ
の帯電及び転写材への転写に於いてはコロナ放電器が用
いられるのが一般的である。
体を帯電させた後、該感光体を露光して静電潜像を形成
し、該潜像をトナーによって現像し、転写材に転写して
画像を形成するようになっている。ところで、感光体へ
の帯電及び転写材への転写に於いてはコロナ放電器が用
いられるのが一般的である。
【0003】前記コロナ放電器の放電により、オゾン及
び窒素酸化物等のコロナ生成物等が発生するが、これら
は所謂画像流れ等の画像劣化の原因となる。
び窒素酸化物等のコロナ生成物等が発生するが、これら
は所謂画像流れ等の画像劣化の原因となる。
【0004】そこで、上記現象を防止するために、コロ
ナ生成物を分離除去及び吸着するためのフィルターを介
して排気ファンにより吸引して機外に排気している。
ナ生成物を分離除去及び吸着するためのフィルターを介
して排気ファンにより吸引して機外に排気している。
【0005】また通常、前記排気ファンは、定着器等に
よる装置内部での熱の排熱を兼ねているのが一般的であ
る。
よる装置内部での熱の排熱を兼ねているのが一般的であ
る。
【0006】そこで従来は、コピー時に於いては上述の
コロナ生成物の除去及び排熱を考慮して、前記排気ファ
ンにより、常時一定風量で装置内部の空気を極力吸引し
ていた。
コロナ生成物の除去及び排熱を考慮して、前記排気ファ
ンにより、常時一定風量で装置内部の空気を極力吸引し
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】ところが、上述の
如く常時一定風量で装置内部を極力吸引すると、転写部
と分離部は隣接しているので分離部に於いて、転写材の
後端が感光体から分離する際にスムーズに分離せずに転
写材後端が持ち上がり気味(分離不良)になることがあ
った。結果として画像形成手段を内蔵したプロセスカー
トリッジを装着時には該カートリッジの感光ドラム保護
カバー(後述)或はクリーニング器底面を擦り画像欠陥
を生ずる不都合が生じた。
如く常時一定風量で装置内部を極力吸引すると、転写部
と分離部は隣接しているので分離部に於いて、転写材の
後端が感光体から分離する際にスムーズに分離せずに転
写材後端が持ち上がり気味(分離不良)になることがあ
った。結果として画像形成手段を内蔵したプロセスカー
トリッジを装着時には該カートリッジの感光ドラム保護
カバー(後述)或はクリーニング器底面を擦り画像欠陥
を生ずる不都合が生じた。
【0008】この原因は、排気ファンによる転写分離部
周辺の空気吸引力によることが判明した。すなわち前述
の如く転写部でのコロナ放電により発生するオゾン等の
コロナ生成物を除去するため転写分離部周辺の空気は排
気ファンにより吸引されている。ところで転写分離部の
転写材と空気の流れを観察すると転写材先端が分離され
搬送部に到達した後空気の流れの状態が変化することが
判った。すなわち感光ドラムと転写材との分離部周辺に
於いての空気の吸引力は増加する。
周辺の空気吸引力によることが判明した。すなわち前述
の如く転写部でのコロナ放電により発生するオゾン等の
コロナ生成物を除去するため転写分離部周辺の空気は排
気ファンにより吸引されている。ところで転写分離部の
転写材と空気の流れを観察すると転写材先端が分離され
搬送部に到達した後空気の流れの状態が変化することが
判った。すなわち感光ドラムと転写材との分離部周辺に
於いての空気の吸引力は増加する。
【0009】図3及び図4は転写材Pが転写分離部を非
通過時及び通過中の空気の流れを示したものである。図
4より明らかなように転写材P先端が搬送ガイド14ま
で到達すると転写材Pにより装置内部が分断され、装置
内部の吸引容積が減少し結果的には転写材Pが分離部A
(除電針11上方の感光ドラム3と転写材P間)通過時
には相対的に分離部Aでの吸引力が増加する。また転写
材Pにより分断された装置内の下側B(転写帯電器1
0、除電針11側)では転写材Pで覆われた部分では吸
引できないため転写材Pの端部を迂回して空気は吸引さ
れる。従って前記転写材Pの端部では転写材Pを押し上
げる圧力がかかる。一方転写材Pの動きは転写材P後端
が分離する直前まではレジストローラ19、ガイド2
0、感光ドラム3等により転写材Pの動きが規制される
ので問題が生じないが、分離後転写材P後端は動きを規
制するものがないため動きが自在となり後端が持ち上が
り易くなるものである。
通過時及び通過中の空気の流れを示したものである。図
4より明らかなように転写材P先端が搬送ガイド14ま
で到達すると転写材Pにより装置内部が分断され、装置
内部の吸引容積が減少し結果的には転写材Pが分離部A
(除電針11上方の感光ドラム3と転写材P間)通過時
には相対的に分離部Aでの吸引力が増加する。また転写
材Pにより分断された装置内の下側B(転写帯電器1
0、除電針11側)では転写材Pで覆われた部分では吸
引できないため転写材Pの端部を迂回して空気は吸引さ
れる。従って前記転写材Pの端部では転写材Pを押し上
げる圧力がかかる。一方転写材Pの動きは転写材P後端
が分離する直前まではレジストローラ19、ガイド2
0、感光ドラム3等により転写材Pの動きが規制される
ので問題が生じないが、分離後転写材P後端は動きを規
制するものがないため動きが自在となり後端が持ち上が
り易くなるものである。
【0010】すなわち本発明は前記転写分離部での空気
吸引に起因して転写材の後端が舞い上って転写分離部上
方に配設される部材であるプロセスカートリッジ2に設
けた感光ドラム保護カバー7或はクリーニング器6に触
れて、転写材上の未定着画像が損傷するのを防止した画
像形成装置を提供することを目的としている。
吸引に起因して転写材の後端が舞い上って転写分離部上
方に配設される部材であるプロセスカートリッジ2に設
けた感光ドラム保護カバー7或はクリーニング器6に触
れて、転写材上の未定着画像が損傷するのを防止した画
像形成装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は画像形成部で形成された現像画像を転写材
へ転写し、転写後該画像形成部から転写材を分離する分
離部の周辺の空気を吸引して外部に排気するための排気
ファンを有する画像形成装置に於いて、少なくとも転写
材の後端が前記分離部を通過中は排気ファンを停止する
ことを特徴とする画像形成装置である。
に、本発明は画像形成部で形成された現像画像を転写材
へ転写し、転写後該画像形成部から転写材を分離する分
離部の周辺の空気を吸引して外部に排気するための排気
ファンを有する画像形成装置に於いて、少なくとも転写
材の後端が前記分離部を通過中は排気ファンを停止する
ことを特徴とする画像形成装置である。
【0012】
【作用】本発明によれば、転写材が分離部を通過時に排
気ファンを停止することにより、転写分離部に於ける吸
引力が消滅するので、転写材の持ち上がり(分離不良)
を防止出来る。すなわちプロセスカートリッジの感光ド
ラム保護カバー或はクリーニング器底面を擦ることはな
い。
気ファンを停止することにより、転写分離部に於ける吸
引力が消滅するので、転写材の持ち上がり(分離不良)
を防止出来る。すなわちプロセスカートリッジの感光ド
ラム保護カバー或はクリーニング器底面を擦ることはな
い。
【0013】
「実施例1」図2は本発明に適用する画像形成装置とし
てのマイクロリーダープリンターの要部を示す概略部で
あり、画像形成部、定着器、排気ファン等の配置は図3
とほぼ同じである。図に於いて、装置本体に着脱自在に
取り付けられたプロセスカートリッジ2内には像担持体
としての感光ドラム3、一次帯電器4、現像器5、クリ
ーニング装置6が一体的に収納配置されている。またプ
ロセスカートリッジ2の脱着時に感光ドラム3の損傷を
防止する等のための感光ドラム保護カバー7が設けら
れ、この保護カバー7はプロセスカートリッジ2を装置
本体から脱却時は感光ドラム3の開口面を覆い、装着時
には不図示のアームにより図の如く感光ドラム3からク
リーニング装置6の下方に退避する構成を成し、前記プ
ロセスカートリッジ2に一体的に取り付けられている。
てのマイクロリーダープリンターの要部を示す概略部で
あり、画像形成部、定着器、排気ファン等の配置は図3
とほぼ同じである。図に於いて、装置本体に着脱自在に
取り付けられたプロセスカートリッジ2内には像担持体
としての感光ドラム3、一次帯電器4、現像器5、クリ
ーニング装置6が一体的に収納配置されている。またプ
ロセスカートリッジ2の脱着時に感光ドラム3の損傷を
防止する等のための感光ドラム保護カバー7が設けら
れ、この保護カバー7はプロセスカートリッジ2を装置
本体から脱却時は感光ドラム3の開口面を覆い、装着時
には不図示のアームにより図の如く感光ドラム3からク
リーニング装置6の下方に退避する構成を成し、前記プ
ロセスカートリッジ2に一体的に取り付けられている。
【0014】前記プロセスカートリッジ2装着時のガイ
ドを兼ねた排気ダクト8は装置内の定着器9等から発生
した熱及び転写帯電器10より発生するオゾン等を機外
へ排気するための空気導通路である。
ドを兼ねた排気ダクト8は装置内の定着器9等から発生
した熱及び転写帯電器10より発生するオゾン等を機外
へ排気するための空気導通路である。
【0015】前記排気ダクト8の上方(空気流の下流
側)にはコロナ放電器によって発生するオゾン及びNO
x等のコロナ生成物を分解及び吸着するフィルター12
が配設され、さらにその対向する位置には排気ファン1
3が設けられ、前記排気ダクト8及びフィルター12を
介して装置本体内の空気を装置外へ排気及び排熱するも
のである。
側)にはコロナ放電器によって発生するオゾン及びNO
x等のコロナ生成物を分解及び吸着するフィルター12
が配設され、さらにその対向する位置には排気ファン1
3が設けられ、前記排気ダクト8及びフィルター12を
介して装置本体内の空気を装置外へ排気及び排熱するも
のである。
【0016】ここで画像形成について述べると、矢印方
向へ回転する感光ドラム3は一次帯電器4により均一帯
電が行われ、プロセスカートリッジ2の枠体の開口1を
通じて感光ドラム3上に画像露光Eが照射されて、静電
潜像が感光ドラム3上に形成される。ここで、画像露光
Eは原稿フィルムを投影レンズ、走査ミラー等公知の手
段により拡大投影された画像光である。
向へ回転する感光ドラム3は一次帯電器4により均一帯
電が行われ、プロセスカートリッジ2の枠体の開口1を
通じて感光ドラム3上に画像露光Eが照射されて、静電
潜像が感光ドラム3上に形成される。ここで、画像露光
Eは原稿フィルムを投影レンズ、走査ミラー等公知の手
段により拡大投影された画像光である。
【0017】次に、感光ドラム3上の静電潜像は現像器
5によりトナー像として可視化される。一方転写材は不
図示の給紙ローラー、レジストローラー等により感光ド
ラム上のトナー像と同期して転写分離部へ搬送される。
5によりトナー像として可視化される。一方転写材は不
図示の給紙ローラー、レジストローラー等により感光ド
ラム上のトナー像と同期して転写分離部へ搬送される。
【0018】次いで転写部に於いて、感光ドラム3上の
トナー像は転写帯電器10により転写材上に転写され、
次いでその転写材は分離部で除電針11による除電と同
時に感光ドラム3の曲率により、該ドラム表面から分離
される。
トナー像は転写帯電器10により転写材上に転写され、
次いでその転写材は分離部で除電針11による除電と同
時に感光ドラム3の曲率により、該ドラム表面から分離
される。
【0019】この後転写材は搬送ガイド14に沿って搬
送され、定着器9により定着されて機外へ排出される。
一方感光ドラム3上の残留トナーはクリーニング装置6
で除去され、次いで前露光ランプ15により感光ドラム
3上は除電される。
送され、定着器9により定着されて機外へ排出される。
一方感光ドラム3上の残留トナーはクリーニング装置6
で除去され、次いで前露光ランプ15により感光ドラム
3上は除電される。
【0020】以上が画像形成プロセスであるが、以下本
発明について詳述する。転写分離部近傍に配設された転
写材検出素子16は転写分離部での転写材の有無を検知
するもので、該検出素子16の出力信号はCPU17に
送られる。CPU17は該検出素子16の出力信号に応
じて前記排気ファン13の回転を制御する。
発明について詳述する。転写分離部近傍に配設された転
写材検出素子16は転写分離部での転写材の有無を検知
するもので、該検出素子16の出力信号はCPU17に
送られる。CPU17は該検出素子16の出力信号に応
じて前記排気ファン13の回転を制御する。
【0021】図1は転写分離部に於ける転写材検出素子
16の出力信号と排気ファン13の制御タイミングを示
したものである。図1に於いて(a)が実施例1であ
り、転写材検出素子16の出力に同期して排気ファン1
3を制御する。図1において時刻T1において転写材先
端を転写材検出素子16が検出すると、該検出素子はH
能動信号をCPU17に送り、CPU17は不図示のド
ライバーを消勢し、このドライバーにより付勢されてい
た排気ファン13を図1(a)のa1に示すように停止
する。時刻T1後t0時間経過した時刻T2に転写材後
端が転写材検出素子16が検出すると該検出素子16は
L能動信号をCPU17に送り、CPUは不図示のドラ
イバーを介して排気ファン13を図1(a)のa2に示
すように付勢する。すなわち転写分離部に転写材が無い
ときは排気ファン13を定速回転し、転写材が有る時は
排気ファンの回転を停止するのにほぼ一致する制御が行
われる。
16の出力信号と排気ファン13の制御タイミングを示
したものである。図1に於いて(a)が実施例1であ
り、転写材検出素子16の出力に同期して排気ファン1
3を制御する。図1において時刻T1において転写材先
端を転写材検出素子16が検出すると、該検出素子はH
能動信号をCPU17に送り、CPU17は不図示のド
ライバーを消勢し、このドライバーにより付勢されてい
た排気ファン13を図1(a)のa1に示すように停止
する。時刻T1後t0時間経過した時刻T2に転写材後
端が転写材検出素子16が検出すると該検出素子16は
L能動信号をCPU17に送り、CPUは不図示のドラ
イバーを介して排気ファン13を図1(a)のa2に示
すように付勢する。すなわち転写分離部に転写材が無い
ときは排気ファン13を定速回転し、転写材が有る時は
排気ファンの回転を停止するのにほぼ一致する制御が行
われる。
【0022】以上の如く、転写材が分離部を通過中には
排気ファンの回転が停止することにより、分離部での吸
引力が消滅するので転写材の後端が持ち上がることはな
い。
排気ファンの回転が停止することにより、分離部での吸
引力が消滅するので転写材の後端が持ち上がることはな
い。
【0023】「実施例2」図1(b)は本発明の実施例
2で、転写材検出素子16の出力信号に同期するのでは
なく、所定時間遅延させて排気ファン13を制御するも
のである。たとえば転写材の先端を転写材検出素子16
が時刻T1に検知して時間t1(t0>t1)させて図
1(1)のb1に示すように排気ファン13を消勢し、
転写材検出素子16が時刻T2に転写材の後端を検知し
て時間t2遅延させて図1(1)のb2に示すように該
ファンを付勢する。すなわち転写材の後端が分離部に近
ずいてからで排気ファン13を停止し、転写材が転写材
分離部の下流側の転写材検出素子16位置を通過した後
に排気ファン13を回転させるものである。従って、
(t0−t1)は分離部から転写材検出素子16までの
間の距離を転写材の給送速度で割った値よりも大きくし
ておく。
2で、転写材検出素子16の出力信号に同期するのでは
なく、所定時間遅延させて排気ファン13を制御するも
のである。たとえば転写材の先端を転写材検出素子16
が時刻T1に検知して時間t1(t0>t1)させて図
1(1)のb1に示すように排気ファン13を消勢し、
転写材検出素子16が時刻T2に転写材の後端を検知し
て時間t2遅延させて図1(1)のb2に示すように該
ファンを付勢する。すなわち転写材の後端が分離部に近
ずいてからで排気ファン13を停止し、転写材が転写材
分離部の下流側の転写材検出素子16位置を通過した後
に排気ファン13を回転させるものである。従って、
(t0−t1)は分離部から転写材検出素子16までの
間の距離を転写材の給送速度で割った値よりも大きくし
ておく。
【0024】これにより転写材の後端では同様に空気の
吸引力が消失するので転写材の後端の持ち上がりは防止
でき、さらに排気ファン13の停止時間も短縮されるの
で、転写分離部でのオゾン等の吸引も実質的に影響され
ることはない。
吸引力が消失するので転写材の後端の持ち上がりは防止
でき、さらに排気ファン13の停止時間も短縮されるの
で、転写分離部でのオゾン等の吸引も実質的に影響され
ることはない。
【0025】「実施例3」図1(c)は実施例3で、時
刻T1に転写材先端を検出した転写材検出素子16の出
力信号から時間t1遅延させるものである。すなわち転
写材の後端を転写材検出素子16が検出した時刻T2か
ら時間t1後に図1(c)のc1に示すように排気ファ
ン13を停止させ、転写材後端が転写材検出素子16の
位置を通過と同期して図1(c)のc2に示すように排
気ファン13を回転させるものである。
刻T1に転写材先端を検出した転写材検出素子16の出
力信号から時間t1遅延させるものである。すなわち転
写材の後端を転写材検出素子16が検出した時刻T2か
ら時間t1後に図1(c)のc1に示すように排気ファ
ン13を停止させ、転写材後端が転写材検出素子16の
位置を通過と同期して図1(c)のc2に示すように排
気ファン13を回転させるものである。
【0026】この場合も同様の効果を奏する事はいうま
でもない。以上は転写分離部近傍に転写材の有無を検出
する転写材検出素子を設けたが、これに限定されるもの
ではなく、給紙部から転写部間に配設されたジャム検出
素子等、他の検出素子によって代用する事も可能であ
り、或はCPUにより予め定められたタイミングでファ
ンを制御することも可能である。
でもない。以上は転写分離部近傍に転写材の有無を検出
する転写材検出素子を設けたが、これに限定されるもの
ではなく、給紙部から転写部間に配設されたジャム検出
素子等、他の検出素子によって代用する事も可能であ
り、或はCPUにより予め定められたタイミングでファ
ンを制御することも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、少な
くとも転写材の後端が分離部を通過する際に排気ファン
の回転を停止することで、分離部のエアーの吸引力を消
失することが可能となる。すなわち転写材後端の分離不
良を防止できる。またコピー動作中の所定時間のみ排気
ファンの回転を停止するだけなので、実用上オゾン等の
排気も影響を受けることはない。
くとも転写材の後端が分離部を通過する際に排気ファン
の回転を停止することで、分離部のエアーの吸引力を消
失することが可能となる。すなわち転写材後端の分離不
良を防止できる。またコピー動作中の所定時間のみ排気
ファンの回転を停止するだけなので、実用上オゾン等の
排気も影響を受けることはない。
【図1】本発明の実施例のタイムチャートである。
【図2】本発明の適用される画像形成装置の概略縦断面
図である。
図である。
【図3】従来例の画像形成装置の縦断面図である。
【図4】図3の作用を示す縦断面図である。
2 プロセスカートリッジ 6 クリーニング器 10 転写帯電器 11 除電針 13 排気ファン 16 転写材検出素子
Claims (1)
- 【請求項1】 画像形成部で形成された現像画像を転写
材へ転写し、転写後該画像形成部から転写材を分離する
分離部の周辺の空気を吸引して外部に排気するための排
気ファンを有する画像形成装置に於いて、少なくとも転
写材の後端が前記分離部を通過中は排気ファンを停止す
ることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5191758A JPH0720749A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5191758A JPH0720749A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720749A true JPH0720749A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16280022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5191758A Pending JPH0720749A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720749A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6589399B1 (en) * | 1996-09-30 | 2003-07-08 | Nippon Steel Corporation | Electrolysis apparatus having liquid squeezer out of contact with strip |
JP2008250284A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-10-16 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP5191758A patent/JPH0720749A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6589399B1 (en) * | 1996-09-30 | 2003-07-08 | Nippon Steel Corporation | Electrolysis apparatus having liquid squeezer out of contact with strip |
JP2008250284A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-10-16 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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