JP2607322B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2607322B2
JP2607322B2 JP26644491A JP26644491A JP2607322B2 JP 2607322 B2 JP2607322 B2 JP 2607322B2 JP 26644491 A JP26644491 A JP 26644491A JP 26644491 A JP26644491 A JP 26644491A JP 2607322 B2 JP2607322 B2 JP 2607322B2
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恵生 藤田
龍司 渡木
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三田工業株式会社
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機やレーザービ
ームプリンタ等の画像形成装置に関するものであり、さ
らに詳しく言えば転写ローラが使用される画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等において、感光体ドラム
に第1の極性の電荷を付与し、画像情報である光像を感
光体ドラム上に投影して静電潜像を形成した後、第1の
極性とは異なる第2の極性(反転現像を行う場合には第
1の極性)のトナーにより顕像を形成し、当該感光体ド
ラムと転写ローラとの間に導入された転写用紙上に顕像
を転写するようにした、いわゆる転写ローラ方式のもの
があった。この転写ローラには、通常、トナーとは異な
る極性の電圧(接地を含む)が印加され、当該転写ロー
ラによって、転写用紙の、感光体ドラムと接しない面
に、いわゆる背面電荷が与えられる。
【0003】この転写ローラ方式においては、コロナ放
電による転写の場合のように転写用紙に過剰の背面電荷
を与える必要がないので、転写の前工程や後工程で、感
光体ドラム上のトナーが転写用紙上に引き寄せられて、
文字回りに飛び散った画像を生じることを抑制できると
いう利点がある。また、転写用紙は、感光体ドラムと転
写ローラとの間に導入されて感光体ドラム側と所定の押
圧力で接するので、当該転写用紙は確実に搬送され、感
光体ドラムと転写用紙とのずれによる転写ずれが生じな
いという利点がある。
【0004】ところが、主に反転現像を行う場合におい
て比較的印字率の低い(白紙部分が多い)画像を形成し
た場合、転写用紙が感光体ドラムと転写ローラとの間を
通過後、転写用紙の背面電荷と感光体ドラムの表面電荷
との静電吸引力により、転写用紙が感光体ドラム側に引
きつけられ、転写用紙の感光体ドラムからの分離が不安
定になるという問題があった。
【0005】そこで、転写用紙を安定して分離させるた
めに、転写ローラの、転写用紙搬送方向の下流側近傍位
置に、転写用紙を除電する除電針を設けた画像形成装置
が提供されている(例えば、特開平1−269969号
公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この除電針
は、SUS等の導電性の剛体からなるので、感光体ドラ
ムを傷つけないように、感光体ドラムから所定距離離し
ておかなければならない。したがって、除電針が転写用
紙の背面に確実に接触できずに転写用紙の除電が不十分
となり、転写用紙が感光体ドラムに巻きつく場合があっ
た。このため、転写用紙の分離が不安定であるという問
題が残存していた。
【0007】この発明の目的は、上記の技術的課題を解
決し、転写用紙の分離を安定して行える画像形成装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の画像形成装置としては、感光体上に形成さ
れた静電潜像を顕像化する現像装置と、この顕像を転写
用紙に転写する転写ローラと、この転写ローラの転写用
紙搬送方向下流側に配置され上記転写用紙を除電する除
電手段とを備えた画像形成装置において、上記除電手段
を、柔軟性部材によって構成して感光体に接触させ転写
用紙の先端が転写位置に到達する所定時間前に転写ロー
ラに対する電圧印加を開始し、転写用紙の後端が転写位
置を通過してから所定時間後に転写ローラに対する電圧
印加を解除する印加制御手段を設けたこと特徴とするも
のである。
【0009】
【作用】上記の構成の画像形成装置によれば、除電手段
を、感光体に接触させているので、当該除電手段は、転
写後の用紙と確実に接触して、用紙の除電を確実に行う
ことができる。除電手段は柔軟性部材からなるので、上
記のように感光体に接触されても感光体を傷つけること
がない。
【0010】また、印加制御手段によって、転写用紙が
転写位置を通過する前後の所定時間中も、転写ローラに
電圧が印加されるので、下記の作用を奏する。すなわ
ち、感光体表面のトナー像と転写用紙との転写領域にお
ける位置合わせ時に、若干のずれが発生する可能性があ
るが、このようにずれが発生した場合であって、感光体
表面の、転写用紙の先端が接触される部分よりも回転方
向下流側にある部分や、転写用紙の後端が接触される部
分よりも回転方向上流側にある部分にトナーが吸着され
ていた場合でも、当該トナーは、上記感光体に接触され
ている除電手段に到達する前に転写ローラ側に吸引さ
れ、除電手段側に吸着されない。
【0011】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図2はこの発明の一実施例を示す画像形成装置
としての複写機の概略構成図である。図1はその転写装
置の概略構成図である。図2を参照して、この複写機A
は、装置本体1内に、コンタクトガラス11上に載置さ
れた原稿を照明走査し、原稿Pからの反射光を感光体と
しての感光体ドラム31に導くための光学系2、感光体
ドラム31に形成された静電潜像を現像装置33により
顕像化した後、転写ローラ71により転写用紙に転写す
る作像部3、途中部に転写用紙に転写されたトナー像を
定着する定着部41を配置し、上記用紙を給紙カセット
42または給紙トレイ43から装置本体1の内部に導入
した後、作像部3を通して排紙部44から排出する用紙
搬送部4を備えている。
【0012】上記作像部3としては、感光体ドラム31
の周囲に、帯電チャージャ32、現像装置33、転写装
置B、除電手段C及びクリーナ34を、感光体ドラム3
1の回転方向に沿ってこの順に配置したものである。図
1および図2を参照して、転写装置Bは、ケーシング7
0と、このケーシング70の上端位置に軸支され、感光
体ドラム31との間に転写用紙を導入する転写ローラ7
1と、ケーシング70の内部に配置され、転写ローラ7
1に付着されたトナーを掻き落とすクリーニング装置7
2と、上記転写ローラ71に電圧を印加するための電源
Dと転写ローラ71との間に介在して、電圧印加を制御
する印加制御手段73とを備えている。
【0013】クリーニング装置72は、ケーシング72
aと、このケーシング72a内に配置され、転写ローラ
71の周面に接触されるフャーブラシ72bと、ケーシ
ング72a内に取り付けられ、ファーブラシ72bに接
触して付着トナーをケーシング72a内に掻き落とすブ
レード72cとを備えている。図3のタイミングチャー
トを参照して、印加制御手段73は、転写用紙Qの先端
Qaが転写位置に到達する(図4参照)タイミングaか
ら所定時間前に転写ローラ71に対する電圧印加を開始
できるように、タイミングcで示されるレジストローラ
45のオンから所定時間後のタイミングdで電圧を印加
する。また、印加制御手段73は、転写用紙Qの後端Q
bが転写位置に到達する(図5参照)タイミングbから
所定時間後のタイミングfで上記電圧印加を解除できる
ように、タイミングeで示されるレジストローラ45の
オフから所定時間後のタイミングfで電圧印加を解除す
る。
【0014】次に、作像部3の動作について説明する。
帯電チャージャ32によって感光体ドラム31の表面に
一様な負極性の電荷が付与される。このように帯電され
た感光体ドラム31上に、光学系3によって原稿像に応
じた光照射が施される。これにより、感光体ドラム31
上には、光照射が施されて電位が低下した部分と、光照
射されない電位の高い部分とに分けられる。そして、光
照射が施されて電位の低くなった部分に、現像装置33
から供給された負極性のトナーを用いて上記静電潜像を
現像する、いわゆる反転現像が行われる。このようにし
て感光体ドラム31上に形成された顕像は、給紙カセッ
ト42から取り出され、レジストローラ45でタイミン
グを合わせて転写位置(感光体ドラム31と転写ローラ
71との間)に導入された転写用紙(図示せず)に写し
取られる。感光体ドラム31は、転写工程終了後、クリ
ーナ34により残留トナーを除去される。
【0015】除電手段Cとしては、感光体ドラム31と
接触しても当該感光体ドラム31を傷つけることがない
ような柔軟性のある材料、例えば導電性レーヨンやステ
ンレスの繊維等からなるブラシ状のものが使用される。
この除電手段Cは、支持体C1により支持された状態
で、感光体ドラム31の長手方向の全幅にわたって接触
されている。上記のような反転現像を行う場合、除電手
段Cは、接地させるか又は感光体ドラム31と同極性と
することが分離安定化のために望ましい。
【0016】この実施例によれば、除電手段Cを、感光
体ドラム31に接触させているので、当該除電手段Cを
転写後の転写用紙と確実に接触させて、転写用紙の除電
を確実に行うことができる。したがって、除電不足のた
めに転写用紙が感光体ドラム31に巻きつくようなこと
がなく、転写用紙を感光体ドラム31から確実に分離さ
せることができる。しかも、除電手段を柔軟性のあるブ
ラシ状としたので、上記のように感光体ドラム31に接
触されても感光体ドラム31を傷つけることがない。
【0017】また、印加制御手段73によって、転写用
紙Qが転写位置を通過する前後の所定時間中も、転写ロ
ーラ71に電圧が印加されるので、例えば感光体ドラム
31上のトナー像と転写用紙Qとの転写領域での位置合
わせに若干のずれが発生した場合であって、感光体ドラ
ム31表面の、転写用紙Qの先端Qaが接触される部分
よりも回転方向下流側にある部分31a(図4参照)
や、転写用紙Qの後端Qbが接触される部分よりも回転
方向上流側にある部分31b(図5参照)にトナーが吸
着されていた場合でも、当該トナーは、除電手段Cに到
達する前に、転写ローラ71側に吸引される。したがっ
て、上記のように除電手段Cが感光体ドラム31に接触
されていても、当該トナーが除電手段C側に吸着される
ことがなく、除電手段Cの汚れを防止することができ
る。
【0018】なお、この発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、正規現像の場合にも適用することがで
きる。また、感光体をベルト状のもので構成すること
等、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更
を施すことができる。
【0019】
【発明の効果】 .以上のように、この発明の画
像形成装置によれば、除電手段を感光体に接触させてい
るので、転写用紙の除電を確実に行うことができ、転写
用紙の感光体ドラムからの分離を安定して行うことがで
きる。しかも、除電手段は柔軟性部材からなるので、上
記のように感光体に接触されても感光体を傷つけること
がない。
【0020】また、印加制御手段によって、転写用紙が
転写位置を通過する前後の所定時間中も転写ローラに電
圧が印加されるので、感光体上のトナー像と転写用紙と
の転写領域での位置合わせに若干のずれが発生した場合
であって、感光体表面の、転写用紙の先端が接触される
部分よりも回転方向下流側にある部分や、転写用紙の後
端が接触される部分よりも回転方向上流側にある部分
に、トナーが吸着されていた場合でも、当該トナーは、
除電手段に到達する前に、転写ローラ側に吸引される。
したがって、上記のように除電手段が感光体に接触され
ていても、トナーが除電手段側に吸着されることがな
く、除電手段の汚れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる複写機の転写装置
の概略構成図である。
【図2】上記複写機の概略構成図である。
【図3】タイミングチャートを示す図である。
【図4】転写用紙の先端が転写位置に到達した状態を示
す要部概略図である。
【図5】転写用紙の後端が転写位置に到達した状態を示
す要部概略図である。
【符号の説明】
31 感光体ドラム 33 現像装置 71 転写ローラ 73 印加制御手段 C 除電手段 Q 転写用紙 Qa 先端 Qb 後端

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上に形成された静電潜像を顕像化す
    る現像装置と、この顕像を転写用紙に転写する転写ロー
    ラと、この転写ローラの転写用紙搬送方向下流側に配置
    され上記転写用紙を除電する除電手段とを備えた画像形
    成装置において、 上記除電手段を、柔軟性部材によって構成して感光体に
    接触させ、 転写用紙の先端が転写位置に到達する所定時間前に転写
    ローラに対する電圧印加を開始し、転写用紙の後端が転
    写位置を通過してから所定時間後に転写ローラに対する
    電圧印加を解除する印加制御手段を設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
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