JPH05107956A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05107956A
JPH05107956A JP26644691A JP26644691A JPH05107956A JP H05107956 A JPH05107956 A JP H05107956A JP 26644691 A JP26644691 A JP 26644691A JP 26644691 A JP26644691 A JP 26644691A JP H05107956 A JPH05107956 A JP H05107956A
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JP
Japan
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transfer
transferring
photosensitive drum
paper
toner
Prior art date
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Pending
Application number
JP26644691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Fujita
恵生 藤田
Ryuji Watariki
龍司 渡木
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP26644691A priority Critical patent/JPH05107956A/ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】搬送ベルト46を導電性部材により形成して感
光体ドラム31に接触させた。搬送ベルト46によって
除電手段を兼用した。転写用紙が転写位置を通過する時
間の前後の所定時間を含めて、転写ローラ71に電圧を
印加させる印加制御手段73を設けた。 【効果】製造コストを安くできる。転写用紙の除電を確
実に行うことができ、転写用紙を感光体ドラムから安定
して分離できる。転写の前工程や後工程で、感光体ドラ
ム31から搬送ベルト46へトナーが吸着されるのを防
止でき、搬送ベルト46の汚れを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機やレーザービ
ームプリンタ等の画像形成装置に関するものであり、さ
らに詳しく言えば転写ローラが使用される画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等において、感光体ドラム
に第1の極性の電荷を付与し、画像情報である光像を感
光体ドラム上に投影して静電潜像を形成した後、第1の
極性とは異なる第2の極性(反転現像を行う場合には第
1の極性)のトナーにより顕像を形成し、当該感光体ド
ラムと転写ローラとの間に導入された転写用紙上に顕像
を転写するようにした、いわゆる転写ローラ方式のもの
があった。この転写ローラには、通常、トナーとは異な
る極性の電圧(接地を含む)が印加され、当該転写ロー
ラによって、転写用紙の、感光体ドラムと接しない面
に、いわゆる背面電荷が与えられる。
【0003】この転写ローラ方式においては、コロナ放
電による転写の場合のように転写用紙に過剰の背面電荷
を与える必要がないので、転写の前工程や後工程で、感
光体ドラム上のトナーが転写用紙上に引き寄せられて、
文字回りに飛び散った画像を生じることを抑制できると
いう利点がある。また、転写用紙は、感光体ドラムと転
写ローラとの間に導入されて感光体ドラム側と所定の押
圧力で接するので、当該転写用紙を確実に搬送でき、感
光体ドラムと転写用紙とのずれによる転写ずれが生じな
いという利点がある。
【0004】ところが、主に反転現像を行う場合におい
て比較的印字率の低い(白紙部分が多い)画像を形成し
た場合、転写用紙が感光体ドラムと転写ローラとの間を
通過後、転写用紙の背面電荷と感光体ドラムの表面電荷
との静電吸引力により、転写用紙が感光体ドラム側に引
きつけられ、転写用紙の感光体ドラムからの分離が不安
定になるという問題があった。
【0005】そこで、転写用紙を安定して分離させるた
めに、転写ローラの、転写用紙搬送方向の下流側近傍位
置に、転写用紙を除電する除電針を設けた画像形成装置
が提供されている(例えば、特開平1−269969号
公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に除電針を設けるために、部品点数が増加し、製造コス
トが高くなるという問題があった。また、上記の除電針
は、SUS等の導電性の剛体からなるので、感光体ドラ
ムを傷つけないように、感光体ドラムから所定距離離し
ておかなければならない。したがって、除電針が転写用
紙の背面に確実に接触できずに転写用紙の除電が不十分
となり、転写用紙が感光体ドラムに巻きつく場合があっ
た。このため、転写用紙の分離が不安定であるという問
題が残存していた。
【0007】この発明の目的は、上記の技術的課題を解
決し、転写用紙の分離を安定して行え且つ製造コストの
安価な画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の画像形成装置としては、感光体上に形成さ
れた静電潜像を顕像化する現像装置と、この顕像を転写
用紙に転写する転写ローラと、転写後の転写用紙を、顕
像を定着する定着手段側へ搬送する搬送ベルトとを備え
た画像形成装置において、上記搬送ベルトを、導電性部
材により形成して感光体に接触させることにより転写用
紙を除電するための除電手段として構成し、転写用紙の
先端が転写位置に到達する所定時間前に転写ローラに対
する電圧印加を開始し、転写用紙の後端が転写位置を通
過してから所定時間後に転写ローラに対する電圧印加を
解除する印加制御手段を設けたこと特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】上記の構成の画像形成装置によれば、導電性の
搬送ベルトによって除電手段が兼用されるので、別途に
除電手段を設ける必要がない。また、この搬送ベルトに
よって構成される除電手段を感光体に接触させているの
で、当該除電手段は、転写後の転写用紙と確実に接触し
て、転写用紙の除電を確実に行うことができる。
【0010】また、印加制御手段によって、転写用紙が
転写位置を通過する前後の所定時間中も、転写ローラに
電圧が印加されるので下記の作用を奏する。すなわち、
感光体表面のトナー像と転写用紙との転写領域における
位置合わせ時に、若干のずれが発生する可能性がある
が、このようにずれが発生した場合であって、感光体表
面の、転写用紙の先端が接触される部分よりも回転方向
下流側にある部分や、転写用紙の後端が接触される部分
よりも回転方向上流側にある部分にトナーが吸着されて
いた場合でも、当該トナーは、上記感光体に接触されて
いる搬送ベルトに到達する前に転写ローラ側に吸引さ
れ、搬送ベルト側に吸着されない。
【0011】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図2はこの発明の一実施例を示す画像形成装置
としての複写機の概略構成図である。図1はその転写装
置の概略構成図である。図2を参照して、この複写機A
は、装置本体1内に、コンタクトガラス11上に載置さ
れた原稿を照明走査し、原稿Pからの反射光を感光体と
しての感光体ドラム31に導くための光学系2、感光体
ドラム31に形成された静電潜像を現像装置33により
顕像化した後、転写ローラ71により転写用紙に転写す
る作像部3、途中部にトナー像を定着する定着部41を
有し、上記転写用紙を給紙カセット42または給紙トレ
イ43から装置本体1の内部に導入して作像部3を通し
た後、搬送ベルト46によって上記定着部41に搬送
し、排紙部44から排出する用紙搬送部4を備えてい
る。
【0012】上記作像部3としては、感光体ドラム31
の周囲に、帯電チャージャ32、現像装置33、転写ロ
ーラ71及びクリーナ34を、感光体ドラム31の回転
方向に沿ってこの順に配置したものである。また、感光
体ドラム31の表面の、転写ローラ71よりも下流側部
分には、上記の搬送ベルト46が、接触されている。こ
の搬送ベルト46は、ニッケルベルト等の導電性ベルト
からなり、図において右端部を、感光体ドラム31の長
手方向の全幅にわたって接触させている。また、導電性
ベルト46を張りわたしている一対のローラ46aも導
電性とされ、この一対のローラ46aを介して、接地さ
れている。このように、接地された導電性の搬送ベルト
46を感光体ドラム31に接触させることにより、除電
手段が構成されている。
【0013】上記転写ローラ71は、転写用紙に背面電
荷を与えるための電圧を印加する電源Dと、電圧印加を
制御する印加制御手段73を介して接続されている。図
3のタイミングチャートを参照して、印加制御手段73
は、転写用紙Qの先端Qaが転写位置に到達する(図4
参照)タイミングaから所定時間前に転写ローラ71に
対する電圧印加を開始できるように、タイミングcで示
されるレジストローラ45のオンから所定時間後のタイ
ミングdで電圧を印加する。また、印加制御手段73
は、転写用紙Qの後端Qbが転写位置に到達する(図5
参照)タイミングbから所定時間後のタイミングfで上
記電圧印加を解除できるように、タイミングeで示され
るレジストローラ45のオフから所定時間後のタイミン
グfで電圧印加を解除する。
【0014】なお、上記転写ローラ71に隣接して、当
該転写ローラ71に付着されたトナーを掻き落とすクリ
ーニング装置(図示せず)が設けられている。次に、作
像部3の動作について説明する。帯電チャージャ32に
よって感光体ドラム31の表面に一様な負極性の電荷が
付与される。このように帯電された感光体ドラム31上
に、光学系3によって原稿像に応じた光照射が施され
る。これにより、感光体ドラム31上には、光照射が施
されて電位が低下した部分と、光照射されない電位の高
い部分とに分けられる。そして、光照射が施されて電位
の低くなった部分に、現像装置33から供給された負極
性のトナーを用いて上記静電潜像を現像する、いわゆる
反転現像が行われる。このようにして感光体ドラム31
上に形成された顕像は、給紙カセット42から取り出さ
れ、レジストローラ45でタイミングを合わせて転写位
置(感光体ドラム31と転写ローラ71との間)に導入
された転写用紙(図示せず)に写し取られる。感光体ド
ラム31は、転写工程終了後、クリーナ34により残留
トナーを除去される。
【0015】この実施例によれば、導電性の搬送ベルト
46によって除電手段が兼用されるので、別途に除電手
段を設ける必要がない。したがって、部品点数を削減で
き製造コストを安くすることができる。また、この搬送
ベルト46によって構成される除電手段を感光体ドラム
31に接触させているので、当該除電手段は、転写後の
転写用紙と確実に接触して、転写用紙の除電を確実に行
うことができる。したがって、除電不足のために転写用
紙が感光体ドラム31に巻きつくようなことがなく、転
写用紙を感光体ドラム31から確実に分離させることが
できる。しかも、除電手段を構成する搬送ベルト46
は、感光体ドラム31の長手方向の全長にわたって接触
できるので、全幅にわたって電荷の一様な減衰を達成で
きる。
【0016】さらに、印加制御手段73によって、転写
用紙Qが転写位置を通過する前後の所定時間中も、転写
ローラ71に電圧が印加されるので、例えば感光体ドラ
ム31上のトナー像と転写用紙Qとの転写領域での位置
合わせに若干のずれが発生した場合であって、感光体ド
ラム31表面の、転写用紙Qの先端Qaが接触される部
分よりも回転方向下流側にある部分31a(図4参照)
や、転写用紙Qの後端Qbが接触される部分よりも回転
方向上流側にある部分31b(図5参照)にトナーが吸
着されていた場合でも、当該トナーは、搬送ベルト46
に接触する前に、転写ローラ71側に吸引される。した
がって、上記のように除電手段を構成する搬送ベルト4
6が感光体ドラム31に接触されていても、当該トナー
が搬送ベルト46側に吸着されることがなく、除電手段
としての搬送ベルト46の汚れを防止することができ
る。
【0017】なお、この発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、正規現像の場合にも適用することがで
きる。また、感光体をベルト状のもので構成すること
等、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更
を施すことができる。
【0018】
【発明の効果】 .以上のように、この発明の画
像形成装置によれば、除電手段が搬送ベルトによって兼
用されるので、部品点数を削減して製造コストを安くす
ることができる。また、当該搬送ベルトを感光体に接触
させているので、転写用紙の除電を確実に行うことがで
き、転写用紙の感光体ドラムからの分離を安定して行う
ことができる。
【0019】さらに、印加制御手段によって、転写用紙
が転写位置を通過する前後の所定時間中も転写ローラに
電圧が印加されるので、感光体表面のトナー像と転写用
紙との転写領域における位置合わせ時に若干のずれが発
生した場合であって、感光体表面の、転写用紙の先端が
接触される部分よりも回転方向下流側にある部分や、転
写用紙の後端が接触される部分よりも回転方向上流側に
ある部分にトナーが吸着されていた場合でも、当該トナ
ーは、上記感光体に接触されている搬送ベルトに到達す
る前に転写ローラ側に吸引される。したがって、上記の
ように搬送ベルトが感光体ドラムに接触されていても、
トナーが搬送ベルト側に吸着されることがなく、搬送ベ
ルトの汚れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる複写機の転写装置
の概略構成図である。
【図2】上記複写機の概略構成図である。
【図3】タイミングチャートを示す図である。
【図4】転写用紙の先端が転写位置に到達した状態を示
す要部概略図である。
【図5】転写用紙の後端が転写位置に到達した状態を示
す要部概略図である。
【符号の説明】
31 感光体ドラム 33 現像装置 46 搬送ベルト 71 転写ローラ 73 印加制御手段 Q 転写用紙 Qa 先端 Qb 後端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上に形成された静電潜像を顕像化す
    る現像装置と、この顕像を転写用紙に転写する転写ロー
    ラと、転写後の転写用紙を、顕像を定着する定着手段側
    へ搬送する搬送ベルトとを備えた画像形成装置におい
    て、 上記搬送ベルトを、導電性部材により形成して感光体に
    接触させることにより転写用紙を除電するための除電手
    段として構成し、 転写用紙の先端が転写位置に到達する所定時間前に転写
    ローラに対する電圧印加を開始し、転写用紙の後端が転
    写位置を通過してから所定時間後に転写ローラに対する
    電圧印加を解除する印加制御手段を設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
JP26644691A 1991-10-15 1991-10-15 画像形成装置 Pending JPH05107956A (ja)

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JP26644691A JPH05107956A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 画像形成装置

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JP26644691A JPH05107956A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 画像形成装置

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JPH05107956A true JPH05107956A (ja) 1993-04-30

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ID=17431051

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JP26644691A Pending JPH05107956A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 画像形成装置

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