JPH09235038A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH09235038A JPH09235038A JP8043793A JP4379396A JPH09235038A JP H09235038 A JPH09235038 A JP H09235038A JP 8043793 A JP8043793 A JP 8043793A JP 4379396 A JP4379396 A JP 4379396A JP H09235038 A JPH09235038 A JP H09235038A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写用紙の搬送方向と平行な端部における紙
粉を効果的に除去して、紙粉の堆積による画像品質の劣
化を抑制する。 【解決手段】 像担持体1と、前記像担持体に近接した
転写部位に配置された転写手段5と、前記転写手段5に
給紙トレイ11からの転写用紙4を用紙搬送路12に沿
って給送する用紙搬送手段6とを少なくとも備え、前記
用紙搬送路12の前記転写部位の上流かつ給送される複
数サイズの転写用紙の給送方向と直交する方向の最大通
過幅未満、かつ最小通過幅以上の領域をカバーする紙粉
除去手段20を設けた。
粉を効果的に除去して、紙粉の堆積による画像品質の劣
化を抑制する。 【解決手段】 像担持体1と、前記像担持体に近接した
転写部位に配置された転写手段5と、前記転写手段5に
給紙トレイ11からの転写用紙4を用紙搬送路12に沿
って給送する用紙搬送手段6とを少なくとも備え、前記
用紙搬送路12の前記転写部位の上流かつ給送される複
数サイズの転写用紙の給送方向と直交する方向の最大通
過幅未満、かつ最小通過幅以上の領域をカバーする紙粉
除去手段20を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に係
り、特に転写用紙の紙粉の巻き込みによる感光体の潜像
形成能力の低下を防止して高画質の画像を得ることので
きる画像形成装置に関する。
り、特に転写用紙の紙粉の巻き込みによる感光体の潜像
形成能力の低下を防止して高画質の画像を得ることので
きる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機やプリンター等の電子写
真方式を用いた画像形成装置においては転写材として用
紙を用いている。用紙すなわち転写用紙は、転写器が設
置された転写部位にて像担持体と接するが、この際、転
写用紙の紙粉が像担持体の表面に付着する。この表面に
付着した紙粉は転写後のクリーニングプロセスでクリー
ナーにより除去される。
真方式を用いた画像形成装置においては転写材として用
紙を用いている。用紙すなわち転写用紙は、転写器が設
置された転写部位にて像担持体と接するが、この際、転
写用紙の紙粉が像担持体の表面に付着する。この表面に
付着した紙粉は転写後のクリーニングプロセスでクリー
ナーにより除去される。
【0003】図8は従来の画像形成装置としての複写機
の全体構成を説明する模式図であって、1は像担持体で
ある感光体ドラム、2は帯電器、Lはレーザー光(以
下、光ビーム)、3は現像器、4は転写用紙、5は転写
器としてのコロトロン、6は搬送ロール、11a,11
b,11c,11dは用紙トレイ(一般には、11a,
11b,11cは自動給紙トレイ、11dは手差しトレ
イ)、12は搬送路、13はレジロール、14は搬出ロ
ール、16は送り出しロール、21は定着装置、30は
ドラムクリーナー、32はページ丁合等の後処理装置、
33は原稿給送装置、34はプラテンガラス、35は画
像走査装置、35aは受光器、35bは画像処理装置、
36は画像書込装置、36aはレーザー、36bはポリ
ゴンミラーである。
の全体構成を説明する模式図であって、1は像担持体で
ある感光体ドラム、2は帯電器、Lはレーザー光(以
下、光ビーム)、3は現像器、4は転写用紙、5は転写
器としてのコロトロン、6は搬送ロール、11a,11
b,11c,11dは用紙トレイ(一般には、11a,
11b,11cは自動給紙トレイ、11dは手差しトレ
イ)、12は搬送路、13はレジロール、14は搬出ロ
ール、16は送り出しロール、21は定着装置、30は
ドラムクリーナー、32はページ丁合等の後処理装置、
33は原稿給送装置、34はプラテンガラス、35は画
像走査装置、35aは受光器、35bは画像処理装置、
36は画像書込装置、36aはレーザー、36bはポリ
ゴンミラーである。
【0004】同図の構成において、複写する原稿を原稿
給送装置33のプラテンガラス34上に載置し、図示し
ない操作パネルのスタートキーを押圧すると、原稿走査
装置35が原稿を光学的に走査すると共に、画像形成サ
イクル(コピーサイクル)が開始される。上記光学走査
による反射光を光学系を介してCCD等の受光器35a
で受け、これを画像処理装置35bでシェーディング補
正、その他の各種画像処理を施して画像書込装置36に
入力する。
給送装置33のプラテンガラス34上に載置し、図示し
ない操作パネルのスタートキーを押圧すると、原稿走査
装置35が原稿を光学的に走査すると共に、画像形成サ
イクル(コピーサイクル)が開始される。上記光学走査
による反射光を光学系を介してCCD等の受光器35a
で受け、これを画像処理装置35bでシェーディング補
正、その他の各種画像処理を施して画像書込装置36に
入力する。
【0005】画像書込装置36では、入力した画像信号
によりレーザー36aを変調し、ポリゴンミラー36b
を含む書込み光学系を介して上記変調した光ビームLで
感光体ドラム1の表面を走査する。このとき、感光体ド
ラム1の表面は帯電器2によって一様な静電荷で帯電さ
れている。感光体ドラム1の表面には光ビームLの照射
で画像に応じた静電潜像が形成される。
によりレーザー36aを変調し、ポリゴンミラー36b
を含む書込み光学系を介して上記変調した光ビームLで
感光体ドラム1の表面を走査する。このとき、感光体ド
ラム1の表面は帯電器2によって一様な静電荷で帯電さ
れている。感光体ドラム1の表面には光ビームLの照射
で画像に応じた静電潜像が形成される。
【0006】この静電潜像は感光体ドラム1の回転に伴
ってトナーを収容した現像器3によりトナー現像され
る。一方、自動給紙トレイ11a,11b,11c、手
差しトレイ11dの何れかから供給された転写用紙4は
図中の矢印に示した経路で感光体ドラム1と転写器5の
間に進入し、転写器5に印加される転写電圧で形成され
る転写電界によって、当該感光体ドラム1の表面に形成
されているトナー像を転写用紙4に静電的に転写する。
ってトナーを収容した現像器3によりトナー現像され
る。一方、自動給紙トレイ11a,11b,11c、手
差しトレイ11dの何れかから供給された転写用紙4は
図中の矢印に示した経路で感光体ドラム1と転写器5の
間に進入し、転写器5に印加される転写電圧で形成され
る転写電界によって、当該感光体ドラム1の表面に形成
されているトナー像を転写用紙4に静電的に転写する。
【0007】その後、転写用紙4は感光体ドラム1から
剥離されて搬出ロール14を辿って定着器21に到り、
加圧/加熱ローラによりトナーを転写用紙4に固定した
後、複写機外に排出される。排出された転写用紙4は、
必要により後処理装置32でページ丁合等が施される。
トナー像を転写後の感光体ドラム1の表面に残留したト
ナーあるいは紙粉等の塵埃は、後続の画像形成のために
ドラムクリーナー30で除去される。
剥離されて搬出ロール14を辿って定着器21に到り、
加圧/加熱ローラによりトナーを転写用紙4に固定した
後、複写機外に排出される。排出された転写用紙4は、
必要により後処理装置32でページ丁合等が施される。
トナー像を転写後の感光体ドラム1の表面に残留したト
ナーあるいは紙粉等の塵埃は、後続の画像形成のために
ドラムクリーナー30で除去される。
【0008】クリーニング方式として最も一般的に採用
されているのが、ポリウレタン等のゴム質部材からなる
ブレード(クリーニングブレード)を感光体の軸方向表
面に摺接させて残留トナーや紙粉を掻き取る、所謂ブレ
ードクリーニング方式が知られている。このブレードク
リーニング方式は、感光体ドラム1の回転に対向する向
きにクリーニングブレードの先端面のエッジを当接さ
せ、当該先端面と感光体ドラム表面の間に楔形の空間が
形成されるように上記クリーニングブレードを押圧摺接
するものである。
されているのが、ポリウレタン等のゴム質部材からなる
ブレード(クリーニングブレード)を感光体の軸方向表
面に摺接させて残留トナーや紙粉を掻き取る、所謂ブレ
ードクリーニング方式が知られている。このブレードク
リーニング方式は、感光体ドラム1の回転に対向する向
きにクリーニングブレードの先端面のエッジを当接さ
せ、当該先端面と感光体ドラム表面の間に楔形の空間が
形成されるように上記クリーニングブレードを押圧摺接
するものである。
【0009】この種のクリーニング装置に関しては、例
えば特開昭62−9382号公報や特開平2−9836
8号公報などに記載されている。
えば特開昭62−9382号公報や特開平2−9836
8号公報などに記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、多数回の作像プロセスを繰り返すとクリーニング装
置に大量の紙粉が堆積し、ついにはクリーニング不良を
起こす。特に、転写用紙のエッジ部が紙粉の発生量が多
く、クリーニング不良も紙エッジ部で発生しやすい。
て、多数回の作像プロセスを繰り返すとクリーニング装
置に大量の紙粉が堆積し、ついにはクリーニング不良を
起こす。特に、転写用紙のエッジ部が紙粉の発生量が多
く、クリーニング不良も紙エッジ部で発生しやすい。
【0011】例えば、用紙サイズ幅210mmの用紙を
多数枚送行すると基準位置から210mmのクリーニン
グ部に大量の紙粉が堆積してしまう。この後に、例えば
用紙サイズ幅が297mmの用紙を給送して画像形成
(コピー)すると、上記基準位置から210mmのクリ
ーナー部に堆積した紙粉により210mmのところはク
リーニング不良を起こし、画質不良のコピーとなってし
まう。
多数枚送行すると基準位置から210mmのクリーニン
グ部に大量の紙粉が堆積してしまう。この後に、例えば
用紙サイズ幅が297mmの用紙を給送して画像形成
(コピー)すると、上記基準位置から210mmのクリ
ーナー部に堆積した紙粉により210mmのところはク
リーニング不良を起こし、画質不良のコピーとなってし
まう。
【0012】この紙粉の発生を防止する一手段として、
特開昭60−171940公報等に開示されているよう
に、紙粉の発生の多い用紙のエッジ部に溶液を塗布する
ことで、紙粉の発生量を抑止するものが知られている。
しかし、塗布した溶液が紙の特性を損しない、感光体等
への2次障害の恐れがある。この為、2次障害防止の為
の手段を設ける必要が生じるといった問題点もある。
特開昭60−171940公報等に開示されているよう
に、紙粉の発生の多い用紙のエッジ部に溶液を塗布する
ことで、紙粉の発生量を抑止するものが知られている。
しかし、塗布した溶液が紙の特性を損しない、感光体等
への2次障害の恐れがある。この為、2次障害防止の為
の手段を設ける必要が生じるといった問題点もある。
【0013】また、図9は転写用紙の紙粉を除去する従
来の他の手段を説明する要部模式図であって、図8と同
一符号は同一部分に対応し、15はブラシである。この
紙粉除去機構の構成は実開昭59−84548号公報に
開示されたものであり、像担持体としての感光体ドラム
1と転写器5の上流に回転するブラシを設置し、搬入さ
れる転写用紙4から紙粉を掃き取り、これを空気と共に
で吸引するようにしている。
来の他の手段を説明する要部模式図であって、図8と同
一符号は同一部分に対応し、15はブラシである。この
紙粉除去機構の構成は実開昭59−84548号公報に
開示されたものであり、像担持体としての感光体ドラム
1と転写器5の上流に回転するブラシを設置し、搬入さ
れる転写用紙4から紙粉を掃き取り、これを空気と共に
で吸引するようにしている。
【0014】しかし、上記従来の技術では、紙粉を完全
に除去することができず、またブラシで除去した紙粉を
吸引するための空気流発生機構が必要になると共に、転
写用紙の全幅に負荷がかかり、用紙のタイミオングずれ
が発生する恐れがあり、構造が複雑となると共にコスト
高であるという問題があった。本発明の目的は、紙粉の
発生が特に転写用紙の搬送方向と平行な端部において顕
著であることに着目し、簡単な構成で転写用紙の紙粉を
効果的に除去できる構成を備えた画像形成装置を提供す
ることにある。
に除去することができず、またブラシで除去した紙粉を
吸引するための空気流発生機構が必要になると共に、転
写用紙の全幅に負荷がかかり、用紙のタイミオングずれ
が発生する恐れがあり、構造が複雑となると共にコスト
高であるという問題があった。本発明の目的は、紙粉の
発生が特に転写用紙の搬送方向と平行な端部において顕
著であることに着目し、簡単な構成で転写用紙の紙粉を
効果的に除去できる構成を備えた画像形成装置を提供す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、転写用紙と像担持体の接する転写部位の
上流に、当該転写用紙の搬送方向と平行な方向の端部近
傍の紙粉を除去する部材を設け、紙粉の発生量の多い用
紙エッジ部の紙の紙粉を除去して感光体ドラムに対する
紙粉の付着による画像形成特性の劣化を防止する構成と
したを特徴とする。
に、本発明は、転写用紙と像担持体の接する転写部位の
上流に、当該転写用紙の搬送方向と平行な方向の端部近
傍の紙粉を除去する部材を設け、紙粉の発生量の多い用
紙エッジ部の紙の紙粉を除去して感光体ドラムに対する
紙粉の付着による画像形成特性の劣化を防止する構成と
したを特徴とする。
【0016】すなわち、請求項1に記載の第1の発明
は、像担持体と、前記像担持体に近接した転写部位に配
置された転写手段と、前記転写手段に給紙トレイからの
転写用紙を用紙搬送路に沿って給送する用紙搬送手段と
を少なくとも備えた画像形成装置であって、前記用紙搬
送路の前記転写部位の上流かつ給送される複数サイズの
転写用紙の給送方向と直交する方向の最大通過幅未満、
かつ最小通過幅以上の領域をカバーする紙粉除去手段を
設けたことを特徴とする。
は、像担持体と、前記像担持体に近接した転写部位に配
置された転写手段と、前記転写手段に給紙トレイからの
転写用紙を用紙搬送路に沿って給送する用紙搬送手段と
を少なくとも備えた画像形成装置であって、前記用紙搬
送路の前記転写部位の上流かつ給送される複数サイズの
転写用紙の給送方向と直交する方向の最大通過幅未満、
かつ最小通過幅以上の領域をカバーする紙粉除去手段を
設けたことを特徴とする。
【0017】この構成により、感光体ドラムに給送され
る複数サイズの転写用紙の給送方向と直交する方向の最
大通過幅未満、かつ最小通過幅以上の領域をカバーする
如く紙粉除去装置を設置することによって、紙粉の発生
量が大きい幅方向端部の紙粉を除去できると共に、転写
用紙への負荷が少なくなる。また、請求項2に記載の第
2の発明は、前記紙粉除去手段を粘着ロール20とした
ことを特徴とする。
る複数サイズの転写用紙の給送方向と直交する方向の最
大通過幅未満、かつ最小通過幅以上の領域をカバーする
如く紙粉除去装置を設置することによって、紙粉の発生
量が大きい幅方向端部の紙粉を除去できると共に、転写
用紙への負荷が少なくなる。また、請求項2に記載の第
2の発明は、前記紙粉除去手段を粘着ロール20とした
ことを特徴とする。
【0018】これにより、転写用紙の幅方向端部の紙粉
が粘着ロールに移転し、感光体ドラムへの紙粉の付着が
大幅に低減される。そして、請求項3に記載の発明は、
前記粘着ロール20をレジロール13の上流に設置した
ことを特徴とする。これにより、転写用紙の搬入タイミ
ングにずれをもたらすことなく紙粉を除去することがで
きる。
が粘着ロールに移転し、感光体ドラムへの紙粉の付着が
大幅に低減される。そして、請求項3に記載の発明は、
前記粘着ロール20をレジロール13の上流に設置した
ことを特徴とする。これにより、転写用紙の搬入タイミ
ングにずれをもたらすことなく紙粉を除去することがで
きる。
【0019】このように、本発明によれば、従来のよう
な溶液の塗布機構や空気流発生機構を設けることなく感
光体ドラムへの紙粉の付着が防止され、高品質の画像形
成が維持できる。例えば、小サイズの用紙(幅210m
m)を多数枚送行後に大サイズの用紙(幅297mm)
を送行しても、本発明による転写部位手前で紙粉を除去
する部材により紙粉が除去されているため、作像プロセ
スにあるクリーナーの用紙幅位置部(基準位置から21
0mm)に紙粉が堆積しておらず、大サイズの用紙を走
行させても210mmのところにクリーニング不良を起
こすことが無くなる。
な溶液の塗布機構や空気流発生機構を設けることなく感
光体ドラムへの紙粉の付着が防止され、高品質の画像形
成が維持できる。例えば、小サイズの用紙(幅210m
m)を多数枚送行後に大サイズの用紙(幅297mm)
を送行しても、本発明による転写部位手前で紙粉を除去
する部材により紙粉が除去されているため、作像プロセ
スにあるクリーナーの用紙幅位置部(基準位置から21
0mm)に紙粉が堆積しておらず、大サイズの用紙を走
行させても210mmのところにクリーニング不良を起
こすことが無くなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明によ
る画像形成装置の基本構成例を説明する要部模式図であ
って、1は感光体ドラム、5は転写ロール、6は搬送ロ
ール、11は用紙トレイ、12は用紙搬送路、13はレ
ジロール、16は送り出しロール、20は紙粉除去手段
としての粘着ロール、21は定着器である。
き、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明によ
る画像形成装置の基本構成例を説明する要部模式図であ
って、1は感光体ドラム、5は転写ロール、6は搬送ロ
ール、11は用紙トレイ、12は用紙搬送路、13はレ
ジロール、16は送り出しロール、20は紙粉除去手段
としての粘着ロール、21は定着器である。
【0021】同図において、転写用紙4は用紙トレイ1
1から搬出ロール16により取り出され、複数対の搬送
ロール6が配置された搬送路12に沿ってレジロール1
3に向けて搬送される。レジロール13は感光体ドラム
1に担持されたトナー像が転写ロール5が設置された転
写部位に回転してくるタイミングに同期させて転写用紙
4を上記感光体ドラム1と転写ロール5の対向部に搬入
する。
1から搬出ロール16により取り出され、複数対の搬送
ロール6が配置された搬送路12に沿ってレジロール1
3に向けて搬送される。レジロール13は感光体ドラム
1に担持されたトナー像が転写ロール5が設置された転
写部位に回転してくるタイミングに同期させて転写用紙
4を上記感光体ドラム1と転写ロール5の対向部に搬入
する。
【0022】レジロール13に到達した転写用紙4は、
当該レジロール13の上流に設置された粘着ロール20
でその搬送方向と平行な端部の紙粉が除去された状態に
ある。したがって、当該レジロール13から抜けて感光
体ドラム1に搬入される転写用紙から感光体ドラム1に
紙粉が付着することがなく、特に同一サイズの転写用紙
を多数枚処理した場合でも、その幅方向端部における紙
粉の堆積が発生することがない。
当該レジロール13の上流に設置された粘着ロール20
でその搬送方向と平行な端部の紙粉が除去された状態に
ある。したがって、当該レジロール13から抜けて感光
体ドラム1に搬入される転写用紙から感光体ドラム1に
紙粉が付着することがなく、特に同一サイズの転写用紙
を多数枚処理した場合でも、その幅方向端部における紙
粉の堆積が発生することがない。
【0023】このように、本発明によれば、感光体ドラ
ムに給送される複数サイズの転写用紙の給送方向と直交
する方向の最大通過幅未満、かつ最小通過幅以上の領域
をカバーする如く紙粉除去装置を設置することによっ
て、紙粉の発生量が大きい幅方向端部の紙粉を除去でき
ると共に、転写用紙への負荷が少なくなる。なお、上記
粘着ロール20は搬送ロールを兼用することもでき、ま
たそれ自身が駆動ロールであっても、あるいは転写用紙
の搬送に従動して回転する構成であってもよい。
ムに給送される複数サイズの転写用紙の給送方向と直交
する方向の最大通過幅未満、かつ最小通過幅以上の領域
をカバーする如く紙粉除去装置を設置することによっ
て、紙粉の発生量が大きい幅方向端部の紙粉を除去でき
ると共に、転写用紙への負荷が少なくなる。なお、上記
粘着ロール20は搬送ロールを兼用することもでき、ま
たそれ自身が駆動ロールであっても、あるいは転写用紙
の搬送に従動して回転する構成であってもよい。
【0024】図2は本発明による画像形成装置をサイド
レジ搬送方式に適用した実施例を説明する要部模式図で
あって、図1と同一符号は同一機能部分に相当する。同
図において、aは画像形成装置で使用される小サイズの
転写用紙の幅、bは中サイズの転写用紙の幅、cは大サ
イズの転写用紙の幅を示し、A0 は小サイズの転写用紙
の端部ライン(ラインA0 )、B0 は中サイズの転写用
紙の端部ライン(ラインB0 )、C0 は大サイズの転写
用紙の端部ライン(ラインC0 )である。
レジ搬送方式に適用した実施例を説明する要部模式図で
あって、図1と同一符号は同一機能部分に相当する。同
図において、aは画像形成装置で使用される小サイズの
転写用紙の幅、bは中サイズの転写用紙の幅、cは大サ
イズの転写用紙の幅を示し、A0 は小サイズの転写用紙
の端部ライン(ラインA0 )、B0 は中サイズの転写用
紙の端部ライン(ラインB0 )、C0 は大サイズの転写
用紙の端部ライン(ラインC0 )である。
【0025】転写用紙は矢印X方向に搬送され、用紙の
基準レジをラインY(フロント側あるいはサイドレジ)
である。粘着ロール20はラインA0 からラインB0 の
間に達するように設置されている。これにより、最大用
紙サイズより小さいサイズの転写用紙の端部の紙粉、す
なわちラインA0 からラインB0 の間の紙粉が粘着ロー
ル5により、転写部位の上流にて除去される。
基準レジをラインY(フロント側あるいはサイドレジ)
である。粘着ロール20はラインA0 からラインB0 の
間に達するように設置されている。これにより、最大用
紙サイズより小さいサイズの転写用紙の端部の紙粉、す
なわちラインA0 からラインB0 の間の紙粉が粘着ロー
ル5により、転写部位の上流にて除去される。
【0026】なお、上記実施例では、粘着ロール20を
最大サイズの転写用紙の端部ライン(ラインC0 )より
も内側に配置したが、これに代えて上記ラインC0 を越
えて設置してもよい。本実施例により、紙粉の発生量が
大きい幅方向端部の紙粉を除去できると共に、転写用紙
への負荷が少なくなる。なお、粘着ロール20による転
写用紙の搬送力に偏りが生じる場合は、隣接する搬送ロ
ール6の搬送力を微調整することで均一は平行搬送が可
能となる。
最大サイズの転写用紙の端部ライン(ラインC0 )より
も内側に配置したが、これに代えて上記ラインC0 を越
えて設置してもよい。本実施例により、紙粉の発生量が
大きい幅方向端部の紙粉を除去できると共に、転写用紙
への負荷が少なくなる。なお、粘着ロール20による転
写用紙の搬送力に偏りが生じる場合は、隣接する搬送ロ
ール6の搬送力を微調整することで均一は平行搬送が可
能となる。
【0027】図3は本発明による画像形成装置をサイド
レジ搬送方式に適用した他の実施例を説明する要部模式
図であって、図2と同一符号は同一機能部分に相当す
る。同図において、紙粉除去用の粘着ロール20は搬送
ロール6の回転軸に同軸に装架した点を除いて、前記図
2と同様である。本実施例によれば、粘着ロール20を
設置するために、別途の回転機構を必要としないため、
図2に比較してより簡単な構成とすることができる。
レジ搬送方式に適用した他の実施例を説明する要部模式
図であって、図2と同一符号は同一機能部分に相当す
る。同図において、紙粉除去用の粘着ロール20は搬送
ロール6の回転軸に同軸に装架した点を除いて、前記図
2と同様である。本実施例によれば、粘着ロール20を
設置するために、別途の回転機構を必要としないため、
図2に比較してより簡単な構成とすることができる。
【0028】本実施例により、紙粉の発生量が大きい幅
方向端部の紙粉を除去できると共に、転写用紙への負荷
が少なくなる。なお、図2および図3において、粘着ロ
ール20による転写用紙の搬送力に偏りが生じる場合
は、隣接する搬送ロール6の搬送力を微調整することで
均一は平行搬送が可能となる。図4は本発明による画像
形成装置をセンターレジ搬送方式に適用した実施例を説
明する要部模式図であって、図2と同一符号は同一機能
部分に相当する。
方向端部の紙粉を除去できると共に、転写用紙への負荷
が少なくなる。なお、図2および図3において、粘着ロ
ール20による転写用紙の搬送力に偏りが生じる場合
は、隣接する搬送ロール6の搬送力を微調整することで
均一は平行搬送が可能となる。図4は本発明による画像
形成装置をセンターレジ搬送方式に適用した実施例を説
明する要部模式図であって、図2と同一符号は同一機能
部分に相当する。
【0029】同図において、A1 は小サイズの転写用紙
のフロント端部ライン(ラインA1)、A2 は小サイズ
の転写用紙のリア端部ライン(ラインA2 )、B1 は中
サイズの転写用紙のフロント端部ライン(ライン
B1 )、B2 は中サイズの転写用紙のリア端部ライン
(ラインB2 )、C1 は大サイズの転写用紙のフロント
端部ライン(ラインC1 )、C2 は大サイズの転写用紙
のリア端部ライン(ラインC2)である。なお、上記の
フロントとは転写用紙の一方の幅方向端部であり、この
場合は画像形成装置の機体手前側を意味し、リアとは転
写用紙の他方の幅方向端部であり、この場合は画像形成
装置の機体後部側を意味する。
のフロント端部ライン(ラインA1)、A2 は小サイズ
の転写用紙のリア端部ライン(ラインA2 )、B1 は中
サイズの転写用紙のフロント端部ライン(ライン
B1 )、B2 は中サイズの転写用紙のリア端部ライン
(ラインB2 )、C1 は大サイズの転写用紙のフロント
端部ライン(ラインC1 )、C2 は大サイズの転写用紙
のリア端部ライン(ラインC2)である。なお、上記の
フロントとは転写用紙の一方の幅方向端部であり、この
場合は画像形成装置の機体手前側を意味し、リアとは転
写用紙の他方の幅方向端部であり、この場合は画像形成
装置の機体後部側を意味する。
【0030】本実施例における転写用紙の基準レジはラ
インZ(センターレジ)である。粘着ロールはラインA
1 からラインB1 の間と、ラインA2 からラインB2 の
間に達するように一対のロール20aと20bを配置し
ている。すなわち、粘着ロール20aはラインA1 とラ
インB1 をカバーするように配置され、粘着ロール20
bはラインA2 とラインB2 をカバーするように配置さ
れる。
インZ(センターレジ)である。粘着ロールはラインA
1 からラインB1 の間と、ラインA2 からラインB2 の
間に達するように一対のロール20aと20bを配置し
ている。すなわち、粘着ロール20aはラインA1 とラ
インB1 をカバーするように配置され、粘着ロール20
bはラインA2 とラインB2 をカバーするように配置さ
れる。
【0031】この配置により、小サイズと中サイズの転
写用紙の幅方向両端部で紙粉を取り除き、小サイズある
いは中サイズの転写用紙を多数枚処理した場合の紙粉が
感光体ドラムに堆積することがなく、紙粉に起因する感
光体ドラムの性能低下を防止できる。また、実施例1と
同様に、粘着ロール20a,20bを最大サイズの転写
用紙の端部ライン(ラインC1 ,C2 )よりも内側に配
置したが、これに代えて上記ラインC1 ,C2 を越えて
設置してもよい。
写用紙の幅方向両端部で紙粉を取り除き、小サイズある
いは中サイズの転写用紙を多数枚処理した場合の紙粉が
感光体ドラムに堆積することがなく、紙粉に起因する感
光体ドラムの性能低下を防止できる。また、実施例1と
同様に、粘着ロール20a,20bを最大サイズの転写
用紙の端部ライン(ラインC1 ,C2 )よりも内側に配
置したが、これに代えて上記ラインC1 ,C2 を越えて
設置してもよい。
【0032】本実施例により、紙粉の発生量が大きい幅
方向端部の紙粉を除去できると共に、転写用紙への負荷
が少なくなる。図5は本発明による画像形成装置をセン
ターレジ搬送方式に適用した他の実施例を説明する要部
模式図であって、図4と同一符号は同一機能部分に相当
する。同図において、粘着ロール20a,20bは搬送
ロール6の回転軸に同軸に装架される。
方向端部の紙粉を除去できると共に、転写用紙への負荷
が少なくなる。図5は本発明による画像形成装置をセン
ターレジ搬送方式に適用した他の実施例を説明する要部
模式図であって、図4と同一符号は同一機能部分に相当
する。同図において、粘着ロール20a,20bは搬送
ロール6の回転軸に同軸に装架される。
【0033】本実施例によれば、粘着ロール20を設置
するために、別途の回転機構を必要としないため、図4
に比較してより簡単な構成とすることができる。本実施
例により、紙粉の発生量が大きい幅方向端部の紙粉を除
去できると共に、転写用紙への負荷が少なくなる。以上
の各実施例では、像担持体としての感光体ドラム上に形
成したトナー像を直接転写用紙に転写する形式の画像形
成装置に本発明を適用したものとして説明したが、本発
明はこれに限るものではなく、中間転写体を用いたカラ
ー画像形成装置、あるいは用紙搬送ベルトを用いたタン
デム型カラー画像形成装置にも同様に適用できる。
するために、別途の回転機構を必要としないため、図4
に比較してより簡単な構成とすることができる。本実施
例により、紙粉の発生量が大きい幅方向端部の紙粉を除
去できると共に、転写用紙への負荷が少なくなる。以上
の各実施例では、像担持体としての感光体ドラム上に形
成したトナー像を直接転写用紙に転写する形式の画像形
成装置に本発明を適用したものとして説明したが、本発
明はこれに限るものではなく、中間転写体を用いたカラ
ー画像形成装置、あるいは用紙搬送ベルトを用いたタン
デム型カラー画像形成装置にも同様に適用できる。
【0034】図6は本発明を適用した中間転写体型カラ
ー画像形成装置の要部構成を説明する模式図であって、
1は感光体ドラム、2は帯電器、3はカラー現像器、3
aはブラック現像器、3bはイエロー現像器、3cはマ
ゼンタ現像器、3dはサイアン現像器、4は転写用紙、
5は一次転写器としてのコロトロン、6は用紙搬送ロー
ル、7は中間転写体としての中間転写ベルト、8は二次
転写器としての二次転写ロール、9はバックアップロー
ル、10はベルトクリーナー、10aはブラシ、10b
はクリーニングブレード、11は用紙トレイ、12は用
紙搬送路、16は送り出しロール、18は搬送ベルト、
19は剥離爪、20は紙粉除去用の粘着ロール、21は
定着器である。
ー画像形成装置の要部構成を説明する模式図であって、
1は感光体ドラム、2は帯電器、3はカラー現像器、3
aはブラック現像器、3bはイエロー現像器、3cはマ
ゼンタ現像器、3dはサイアン現像器、4は転写用紙、
5は一次転写器としてのコロトロン、6は用紙搬送ロー
ル、7は中間転写体としての中間転写ベルト、8は二次
転写器としての二次転写ロール、9はバックアップロー
ル、10はベルトクリーナー、10aはブラシ、10b
はクリーニングブレード、11は用紙トレイ、12は用
紙搬送路、16は送り出しロール、18は搬送ベルト、
19は剥離爪、20は紙粉除去用の粘着ロール、21は
定着器である。
【0035】同図において、感光体ドラム1の表面は帯
電器2により所定の極性の一様な電荷が帯電される。こ
の表面に画像信号で変調されたレーザー光Lで当該画像
に応じた静電潜像が書き込まれる。この静電潜像は、感
光体ドラム1の回転によりカラー現像器3に到り、第1
色(例えば、イエロー)のトナーで現像されトナー像T
として顕像化される。
電器2により所定の極性の一様な電荷が帯電される。こ
の表面に画像信号で変調されたレーザー光Lで当該画像
に応じた静電潜像が書き込まれる。この静電潜像は、感
光体ドラム1の回転によりカラー現像器3に到り、第1
色(例えば、イエロー)のトナーで現像されトナー像T
として顕像化される。
【0036】このトナー像Tは感光体ドラム1の回転で
一次転写器(コロトロン)5が設置された一次転写部位
に到る。一次転写部位には、上記コロトロン5と感光体
ドラム1の間を通過する如く無端状の中間転写ベルト7
が配置されている。この中間転写ベルト7は複数のロー
ルにかけ渡されて図示の矢印方向に回転搬送される。
一次転写器(コロトロン)5が設置された一次転写部位
に到る。一次転写部位には、上記コロトロン5と感光体
ドラム1の間を通過する如く無端状の中間転写ベルト7
が配置されている。この中間転写ベルト7は複数のロー
ルにかけ渡されて図示の矢印方向に回転搬送される。
【0037】感光体ドラム1に形成された第1色のトナ
ー像Tは転写部位において中間転写ベルト7に転写され
る。第1色のトナー像を中間転写ベルト7に転写した感
光体ドラム1は図示しないドラムクリーナーで残留トナ
ーの除去が行なわれ、さらに除電器で表面の残留電荷が
中和された後、帯電器2で帯電され、次の第2色の静電
潜像の書き込みに備える。
ー像Tは転写部位において中間転写ベルト7に転写され
る。第1色のトナー像を中間転写ベルト7に転写した感
光体ドラム1は図示しないドラムクリーナーで残留トナ
ーの除去が行なわれ、さらに除電器で表面の残留電荷が
中和された後、帯電器2で帯電され、次の第2色の静電
潜像の書き込みに備える。
【0038】そして、第2色の画像信号で変調されたレ
ーザー光Lで当該画像に応じた静電潜像が書き込まれ
る。この静電潜像は、感光体ドラム1の回転によりカラ
ー現像器3に到り、第2色(例えば、マゼンタ)のトナ
ーで現像されトナー像Tとして顕像化される。このトナ
ー像Tは感光体ドラム1の回転で一次転写器(コロトロ
ン)5が設置された一次転写部位に到る。
ーザー光Lで当該画像に応じた静電潜像が書き込まれ
る。この静電潜像は、感光体ドラム1の回転によりカラ
ー現像器3に到り、第2色(例えば、マゼンタ)のトナ
ーで現像されトナー像Tとして顕像化される。このトナ
ー像Tは感光体ドラム1の回転で一次転写器(コロトロ
ン)5が設置された一次転写部位に到る。
【0039】一次転写部位では、先に転写された第1色
のトナー像に重ねて第2色のトナー像を転写する。以
下、上記のプロセスを繰り返して全ての必要な色のトナ
ー像を重ね合わせてフルカラーのトナー像が中間転写ベ
ルト7状に担持される。なお、この一次転写プロセスの
実行中は、ベルトクリーナー10や剥離爪19は中間転
写ベルト7の表面から離れる位置に退避されている。
のトナー像に重ねて第2色のトナー像を転写する。以
下、上記のプロセスを繰り返して全ての必要な色のトナ
ー像を重ね合わせてフルカラーのトナー像が中間転写ベ
ルト7状に担持される。なお、この一次転写プロセスの
実行中は、ベルトクリーナー10や剥離爪19は中間転
写ベルト7の表面から離れる位置に退避されている。
【0040】一方、転写用紙4は用紙トレイ11から送
り出しロール16により一枚宛取り出され、複数の搬送
ロール6が配置された用紙搬送路12を通してレジロー
ル13にニップされて待機している。そして、中間転写
ベルト7が回転して二次転写部位に到達するタイミング
で、レジロール13から中間転写ベルト7と二次転写ロ
ール8の間に搬入される。
り出しロール16により一枚宛取り出され、複数の搬送
ロール6が配置された用紙搬送路12を通してレジロー
ル13にニップされて待機している。そして、中間転写
ベルト7が回転して二次転写部位に到達するタイミング
で、レジロール13から中間転写ベルト7と二次転写ロ
ール8の間に搬入される。
【0041】中間転写ベルト7と転写用紙4は二次転写
ロール8とバックアップロール9によりニップされて送
られ、上記二次転写ロール8とバックアップロール9の
間に印加される転写電圧による転写電界で中間転写ベル
ト7上のフルカラートナー像が転写用紙4に二次転写さ
れる。二次転写された転写用紙4は剥離爪19によって
中間転写ベルト7から剥離され、搬送ベルト18で定着
器21に送り込まれて定着がなされる。
ロール8とバックアップロール9によりニップされて送
られ、上記二次転写ロール8とバックアップロール9の
間に印加される転写電圧による転写電界で中間転写ベル
ト7上のフルカラートナー像が転写用紙4に二次転写さ
れる。二次転写された転写用紙4は剥離爪19によって
中間転写ベルト7から剥離され、搬送ベルト18で定着
器21に送り込まれて定着がなされる。
【0042】このような構成の画像形成装置において、
上記用紙搬送路12のレジロール13の上流に紙粉の除
去用の粘着ロール20が設置されている。この粘着ロー
ル20の構成は、前記図2〜図5で説明した構成を有
し、転写用紙の幅方向の端部から紙粉を除去する。な
お、この粘着ロール20は搬送ロール6とは別体の設け
たものとしたが、粘着ロール自体に搬送機能を持たせて
もよい。
上記用紙搬送路12のレジロール13の上流に紙粉の除
去用の粘着ロール20が設置されている。この粘着ロー
ル20の構成は、前記図2〜図5で説明した構成を有
し、転写用紙の幅方向の端部から紙粉を除去する。な
お、この粘着ロール20は搬送ロール6とは別体の設け
たものとしたが、粘着ロール自体に搬送機能を持たせて
もよい。
【0043】これにより、紙粉の発生量が大きい幅方向
端部の紙粉が除去され、中間転写ベルト、ベルトクリー
ナー、あるいは感光体ドラム、中間転写ベルトに紙粉が
堆積するのを防止できる。図7は本発明を適用した用紙
搬送ベルトを用いたタンデム型カラー画像形成装置の要
部構成を説明する模式図であって、11 ,12 ,13 ,
14 は感光体ドラム、21 ,22 ,23 ,24 は帯電
器、31 ,32 ,33 ,34 は現像器で31はイエロー
現像器、32 はマゼンタ現像器、33 はサイアン現像
器、34 はブラック現像器、4は転写用紙、51 ,
52 ,53 ,54 は一次転写器としての転写ロール、6
は用紙搬送ロール、12は用紙搬送路、13はレジロー
ル、20は紙粉除去用の粘着ロール、21は定着器、2
2は用紙搬送ベルト、23は排紙トレイ、301 ,30
2 ,303 ,304 はドラムクリーナー、311 ,31
2 ,313 ,314 は除電器、36a1 ,36a2 ,3
6a3 ,36a4 はレーザー、36b1 ,36b2 ,3
6b3 ,36b4 はポリゴンミラー定着器である。
端部の紙粉が除去され、中間転写ベルト、ベルトクリー
ナー、あるいは感光体ドラム、中間転写ベルトに紙粉が
堆積するのを防止できる。図7は本発明を適用した用紙
搬送ベルトを用いたタンデム型カラー画像形成装置の要
部構成を説明する模式図であって、11 ,12 ,13 ,
14 は感光体ドラム、21 ,22 ,23 ,24 は帯電
器、31 ,32 ,33 ,34 は現像器で31はイエロー
現像器、32 はマゼンタ現像器、33 はサイアン現像
器、34 はブラック現像器、4は転写用紙、51 ,
52 ,53 ,54 は一次転写器としての転写ロール、6
は用紙搬送ロール、12は用紙搬送路、13はレジロー
ル、20は紙粉除去用の粘着ロール、21は定着器、2
2は用紙搬送ベルト、23は排紙トレイ、301 ,30
2 ,303 ,304 はドラムクリーナー、311 ,31
2 ,313 ,314 は除電器、36a1 ,36a2 ,3
6a3 ,36a4 はレーザー、36b1 ,36b2 ,3
6b3 ,36b4 はポリゴンミラー定着器である。
【0044】同図において、感光体ドラム11 は帯電器
21 により所定の極性の一様な電荷が帯電され、レーザ
ー36a1 、ポリゴンミラー等からなる書き込み光学系
で第1色(例えば、イエロー)の静電潜像が書き込まれ
て、これを現像器31 においてトナー現像されて第1色
のトナー像として担持する。第1色のトナー像は感光体
ドラム11 の回転で転写ロール51 は設置された転写部
位に到る。
21 により所定の極性の一様な電荷が帯電され、レーザ
ー36a1 、ポリゴンミラー等からなる書き込み光学系
で第1色(例えば、イエロー)の静電潜像が書き込まれ
て、これを現像器31 においてトナー現像されて第1色
のトナー像として担持する。第1色のトナー像は感光体
ドラム11 の回転で転写ロール51 は設置された転写部
位に到る。
【0045】このとき、用紙トレイ11から送り出しロ
ール16で取り出された転写用紙4が複数の搬送ロール
6で構成された用紙尾搬送路12を通してレジロール1
3に到り当該レジロール13でニップされて待機されて
いる。そして、感光体ドラム11 が転写部位に回転して
くるタイミングに合わせて転写用紙4はレジロール13
から用紙搬送ベルト22に送り出されて吸着され、感光
体ドラム11 上の画像位置に一致されて用紙搬送ベルト
22と感光体ドラム1 1 の間に送り込まれ、当該感光体
ドラム11 上の第1色のトナー像が転写用紙4上に転写
される。
ール16で取り出された転写用紙4が複数の搬送ロール
6で構成された用紙尾搬送路12を通してレジロール1
3に到り当該レジロール13でニップされて待機されて
いる。そして、感光体ドラム11 が転写部位に回転して
くるタイミングに合わせて転写用紙4はレジロール13
から用紙搬送ベルト22に送り出されて吸着され、感光
体ドラム11 上の画像位置に一致されて用紙搬送ベルト
22と感光体ドラム1 1 の間に送り込まれ、当該感光体
ドラム11 上の第1色のトナー像が転写用紙4上に転写
される。
【0046】これと平行して、感光体ドラム12 に第2
色のトナー像が形成され、用紙搬送ベルト22の移動に
より転写用紙4が転写ロール52 の位置に達するタイミ
ングに感光体ドラム12 上のトナー像の画像位置が一致
する如くして第2色のトナー像が転写用紙4に形成され
ている第1色のトナー像に重ねて転写される。以下、順
次第3色のトナー像、第4色のトナー像が感光体ドラム
13 , 感光体ドラム14 に形成され、転写用紙4上に重
ね合わせられてフルカラーのトナー像が形成される。
色のトナー像が形成され、用紙搬送ベルト22の移動に
より転写用紙4が転写ロール52 の位置に達するタイミ
ングに感光体ドラム12 上のトナー像の画像位置が一致
する如くして第2色のトナー像が転写用紙4に形成され
ている第1色のトナー像に重ねて転写される。以下、順
次第3色のトナー像、第4色のトナー像が感光体ドラム
13 , 感光体ドラム14 に形成され、転写用紙4上に重
ね合わせられてフルカラーのトナー像が形成される。
【0047】フルカラーのトナー像が形成された転写用
紙4は用紙搬送ベルト22から剥離され、定着器21に
送られて定着がなされた後、排紙トレイ23に排出され
る。このような構成の画像形成装置において、上記用紙
搬送路12のレジロール13の上流に紙粉の除去用の粘
着ロール20が設置されている。この粘着ロール20の
構成は、前記図2〜図5で説明した構成を有し、転写用
紙の幅方向の端部から紙粉を除去する。
紙4は用紙搬送ベルト22から剥離され、定着器21に
送られて定着がなされた後、排紙トレイ23に排出され
る。このような構成の画像形成装置において、上記用紙
搬送路12のレジロール13の上流に紙粉の除去用の粘
着ロール20が設置されている。この粘着ロール20の
構成は、前記図2〜図5で説明した構成を有し、転写用
紙の幅方向の端部から紙粉を除去する。
【0048】なお、この粘着ロール20は搬送ロール6
とは別体の設けたものとしたが、粘着ロール自体に搬送
機能を持たせてもよい。これにより、紙粉の発生量が大
きい幅方向端部の紙粉が除去され、感光体ドラムや用紙
搬送ベルト、あるいはドラムクリーナー、ベルトクリー
ナーに紙粉が堆積するのを防止できる。
とは別体の設けたものとしたが、粘着ロール自体に搬送
機能を持たせてもよい。これにより、紙粉の発生量が大
きい幅方向端部の紙粉が除去され、感光体ドラムや用紙
搬送ベルト、あるいはドラムクリーナー、ベルトクリー
ナーに紙粉が堆積するのを防止できる。
【0049】したがって、上記各実施例によれば、転写
用紙から発生する紙粉が感光体ドラムや中間転写ベル
ト、あるいはドラムクリーナー、ベルトクリーナー等に
堆積して画像形成性能を劣化させることがなく、常に高
品質の再生画像を得ることができる。
用紙から発生する紙粉が感光体ドラムや中間転写ベル
ト、あるいはドラムクリーナー、ベルトクリーナー等に
堆積して画像形成性能を劣化させることがなく、常に高
品質の再生画像を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数回の作像プロセスを繰り返してもクリーニング装置
に大量の紙粉が堆積し、ついにはクリーニング不良を起
こして感光体ドラムや中間転写ベルト等の像担持体の像
形成性能の劣化を招くことがないため、常に高品質の再
生画像を得ることができる画像形成装置を提供すること
ができる。
多数回の作像プロセスを繰り返してもクリーニング装置
に大量の紙粉が堆積し、ついにはクリーニング不良を起
こして感光体ドラムや中間転写ベルト等の像担持体の像
形成性能の劣化を招くことがないため、常に高品質の再
生画像を得ることができる画像形成装置を提供すること
ができる。
【図1】 本発明による画像形成装置の基本構成例を説
明する要部模式図である。
明する要部模式図である。
【図2】 本発明による画像形成装置をサイドレジ搬送
方式に適用した実施例を説明する要部模式図である。
方式に適用した実施例を説明する要部模式図である。
【図3】 本発明による画像形成装置をサイドレジ搬送
方式に適用した他の実施例を説明する要部模式図であ
る。
方式に適用した他の実施例を説明する要部模式図であ
る。
【図4】 本発明による画像形成装置をセンターレジ搬
送方式に適用した実施例を説明する要部模式図である。
送方式に適用した実施例を説明する要部模式図である。
【図5】 本発明による画像形成装置をセンターレジ搬
送方式に適用した他の実施例を説明する要部模式図であ
る。
送方式に適用した他の実施例を説明する要部模式図であ
る。
【図6】 本発明を適用した中間転写体型カラー画像形
成装置の要部構成を説明する模式図である。
成装置の要部構成を説明する模式図である。
【図7】 本発明を適用した用紙搬送ベルトを用いたタ
ンデム型カラー画像形成装置の要部構成を説明する模式
図である。
ンデム型カラー画像形成装置の要部構成を説明する模式
図である。
【図8】 従来の画像形成装置としての複写機の全体構
成を説明する模式図である。
成を説明する模式図である。
【図9】 転写用紙の紙粉を除去する従来の他の手段を
説明する要部模式図である。
説明する要部模式図である。
1・・・・感光体ドラム、5・・・・転写ロール、6・
・・・搬送ロール、11・・・・用紙トレイ、12・・
・・用紙搬送路、13・・・・レジロール、16・・・
・送り出しロール、20・・・・紙粉除去手段としての
粘着ロール、21・・・・定着器。
・・・搬送ロール、11・・・・用紙トレイ、12・・
・・用紙搬送路、13・・・・レジロール、16・・・
・送り出しロール、20・・・・紙粉除去手段としての
粘着ロール、21・・・・定着器。
Claims (3)
- 【請求項1】 像担持体と、前記像担持体に近接した転
写部位に配置された転写手段と、前記転写手段に給紙ト
レイからの転写用紙を用紙搬送路に沿って給送する用紙
搬送手段とを少なくとも備えた画像形成装置であって、 前記用紙搬送路の前記転写部位の上流かつ給送される複
数サイズの転写用紙の給送方向と直交する方向の最大通
過幅未満、かつ最小通過幅以上の領域をカバーする紙粉
除去手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記紙粉除去手段が
粘着ロールであることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記粘着ロールを前
記レジロールの上流に設置したことを特徴とする画像形
成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8043793A JPH09235038A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8043793A JPH09235038A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09235038A true JPH09235038A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12673632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8043793A Pending JPH09235038A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09235038A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002311669A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | Ricoh Co Ltd | 紙付着物除去装置、およびそれを備えるカラー画像形成装置 |
JP2009035346A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 紙粉除去装置及び画像形成装置 |
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1996
- 1996-02-29 JP JP8043793A patent/JPH09235038A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4707128B2 (ja) * | 2001-04-10 | 2011-06-22 | 株式会社リコー | カラー画像形成装置 |
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