JP2002123096A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002123096A JP2000318196A JP2000318196A JP2002123096A JP 2002123096 A JP2002123096 A JP 2002123096A JP 2000318196 A JP2000318196 A JP 2000318196A JP 2000318196 A JP2000318196 A JP 2000318196A JP 2002123096 A JP2002123096 A JP 2002123096A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転体との静電吸着力による転写材の湾曲を
軽減して、転写材の皺やジャムの発生を抑制することの
できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 転写紙搬送経路に突出した端面で分離後
の転写紙8を次工程にガイドするように感光体1の長手
方向に沿って複数配置された搬送ガイド板201aを設
け、且つ感光体1との静電吸着力による該長手方向中央
部が感光体1に吸着された状態で該長手方向両端部のみ
感光体1から分離することによる転写紙8の湾曲を規制
するように、複数の搬送ガイド板201aのうち該長手
方向における両端部を、他の搬送ガイド板よりも感光体
1側に突出させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
画像形成に用いられる回転体を有する画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置では、一般的に、
上記回転体としてのドラム状あるいはベルト状に形成さ
れた像担持体の像担持面に、電子写真方式による周知の
作像プロセスにより形成されたトナー像が担持され、所
定の転写バイアスが印加された転写チャージャや転写ロ
ーラなどの転写手段と該像担持体との間の転写部位に、
OHPシートやコピー紙などの転写材が給送されること
によって、該転写手段により該トナー像が該転写材上に
転写される。そして、トナー像が転写された転写材は、
像担持体から分離された後、定着手段としての定着ロー
ラ及びプレスローラとの間の定着部位でトナー像が定着
される。
【0003】ところで、上記トナー像が転写された転写
材は、像担持体に静電的に吸着され易いため、転写材が
像担持体から分離されず、転写材の分離不良が発生する
おそれがある。このため、この種の画像形成装置では、
上記転写部位の下流側の分離部位に分離手段を配置し
て、該転写材を像担持体から強制的に分離するようにし
たものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は先に、上記
分離手段として、先端部が像担持体に接触するように設
けられた2つの分離爪を用いたものを開示した(特願2
000−207275号参照)。この画像形成装置で
は、分離爪で像担持体の長手方向における転写材両端部
を強制的に分離する。
【0005】しかしながら、このような分離手段を備え
た画像形成装置においても、厚みの薄い転写材を用いた
場合などには、転写材自身のコシが弱いため、転写材の
分離不良が発生し、上記定着部位にスムーズに転写材が
進入せずに転写材の皺やジャムが発生する場合がある。
具体的には、像担持体の長手方向における転写材の中央
部が像担持体に静電吸着された状態で、該長手方向にお
ける転写材の両端部のみ像担持体から強制的に分離され
ることで、転写材が湾曲してしまう。そして、この湾曲
した状態の転写材が、そのまま定着部位に進入すること
で、転写材が皺になったりジャムが生じたりするのであ
る。
【0006】なお、上記分離手段を備えた画像形成装置
に限らず、例えば転写材自身のコシや自重を利用して、
転写材を回転体から分離するようにした画像形成装置に
おいても、回転体の長手方向における転写材の中央部が
回転体に静電吸着された状態で、該長手方向における転
写材の両端部のみ回転体から分離され、転写材が湾曲し
てしまうおそれがある。したがって、分離手段を備えな
い画像形成装置においても、転写材の湾曲によって転写
材の皺やジャムが同様に発生するおそれがある。
【0007】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、回転体との静電吸
着力による転写材の湾曲を軽減して、転写材の皺やジャ
ムの発生を抑制することのできる画像形成装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、画像形成に用いられる回転体を
有する画像形成装置において、転写材搬送経路に突出し
た端面で分離後の転写材を次工程にガイドするように上
記回転体の長手方向に沿って複数配置された搬送ガイド
を設け、且つ上記回転体との静電吸着力による上記長手
方向中央部が回転体に吸着された状態で上記長手方向両
端部のみ回転体から分離することによる転写材の湾曲を
規制するように、上記複数の搬送ガイドのうち上記長手
方向における転写材両端部に対応する少なくとも1以上
を、他の搬送ガイドよりも回転体側に突出させたことを
特徴とするものである。
【0009】この画像形成装置においては、上記複数の
搬送ガイドのうち上記回転体の長手方向両端部に対応す
る少なくとも1以上を、他の搬送ガイドよりも回転体側
に突出させ、この突出させた搬送ガイドの端面で、転写
材の該長手方向両端部を回転体側に押し出し、転写材の
湾曲を規制しながら、転写材を次工程にガイドする。こ
れにより、回転体との静電吸着力による転写材の湾曲を
軽減することができ、転写材の皺やジャムの発生を抑制
することができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記回転体側に突出した搬送ガイドは、該
搬送ガイドに対して脱着可能に構成された補助部材を取
り付けることによって、他の搬送ガイドよりも回転体側
に突出するように構成されていることを特徴とするもの
である。
【0011】この画像形成装置においては、上記搬送ガ
イドに対して脱着可能に構成された補助部材を、使用す
る転写材の上記回転体長手方向の幅に応じて、所望の搬
送ガイドに取り付けることで、種々の幅の転写材に対し
て、回転体との静電吸着力による転写材の湾曲を軽減す
ることができる。また、上記補助部材を、搬送ガイド板
に対して脱着可能に構成することで、例えばコシの強い
転写材など、回転体との静電吸着力による転写材の湾曲
が生じ難い転写材のみを使用するユーザーに対して、上
記補助部材を設けない初期コストの低い装置を提供する
ことが可能になる。さらに、補助部材が必要となった場
合には、オプションとして後付けも可能である。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2の画像
形成装置において、先端部が上記回転体に接触するよう
に設けられた分離爪を用いて構成された転写材の分離手
段を設け、該分離爪の基端部は、上記搬送ガイドに対し
て脱着可能に取り付けられていることを特徴とするもの
である。
【0013】この画像形成装置においては、上記分離爪
の先端部で、転写材を回転体から分離する。そして、搬
送ガイドに対して脱着可能な分離爪を、使用する転写材
の上記回転体長手方向の幅に応じて、所望の搬送ガイド
に取り付けることで、種々の大きさの転写材を良好に分
離することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電子写真プロセス
を利用した画像形成装置であるプリンタに適用した一実
施形態について説明する。まず、図1及び図2を用い
て、装置全体の概略について説明する。プリンタ200
は、画像形成装置に用いられる回転体である像担持体と
してのドラム状の感光体1、帯電手段としての帯電ロー
ラ2、現像手段としての現像ユニット3、感光体クリー
ニング手段としてのクリーニングユニット4などを収容
してなるプリンタ200本体に対して着脱自在に構成さ
れた画像形成ユニット100を備えている(図2参
照)。
【0015】上記画像形成ユニット100の側方には、
感光体1上に静電潜像を書き込むための潜像書き込みユ
ニット6が設けられている。この潜像書き込みユニット
6としては、例えば、スキャナなどによって読み込まれ
た画像情報に対応する光信号を半導体レーザから出射さ
せ、回転駆動されるポリゴンミラーにより該レーザ光を
走査し、該レーザ光の走査光路中に配設された収束用及
びポリゴンミラーの面倒れ補正用のレンズやレーザ光を
偏向するミラーなどを通して、感光体上に色分解された
画像情報に対応する光信号6aを書き込むものを用いる
ことができる。
【0016】また、上記画像形成ユニット100の下方
には、給紙カセット7に収納された転写材としての転写
紙8を一枚ずつ分離給送するための給紙ローラ9と、該
給紙ローラ9により給送された転写紙8を、感光体1の
手前で一旦待機させた後、該感光体1上に形成された画
像の先端と該転写紙8の先端とが、感光体1と転写手段
としての転写ローラ10とのニップ部にほぼ同時に到達
するタイミングで、該感光体1の回転に同期させて該転
写紙8を再給送させるためのレジストローラ11が設け
られている。
【0017】更に、上記画像形成ユニット100の上方
には、該転写紙8の搬送経路12を挟んで互いに圧接回
転するように回転自在に配置されたヒータ13を内蔵す
る定着ローラ14とプレスローラ15とを有する定着装
置16が設けられている。また、該定着装置16の転写
紙搬送方向の下流側には、定着ローラ14とプレスロー
ラ15とのニップを通過した転写紙8を、プリンタ20
0の本体ケース200aの上部に形成された排紙トレイ
としてのスタッカー部17に排出させるための排紙ロー
ラ18が設けられている。
【0018】また、プリンタ200の本体ケース200
a内には、該プリンタ200の画像形成プロセスに関わ
る各作像手段や印字情報などを制御する制御手段として
の電装部20が設けられている。該電装部20は、図示
しないコントロール基板及び該コントロール基板上に取
り付けられた各種の調整スイッチや制御ユニット等によ
り構成されており、上記潜像書き込みユニット6の側方
から下方に亘って配設された金属製の電装ケース21内
に納められている。
【0019】このような構成のプリンタ200におい
て、まず、感光体1は回転中に帯電ローラ2からの電荷
により一様に帯電される。次いで、外部から読み込まれ
た画像情報に基づいて上記潜像書き込みユニット6が駆
動され、これにより、該感光体1の帯電領域(画像形成
領域)に、該画像情報が静電潜像として形成される。こ
の感光体1上に形成された静電潜像は、現像ユニット3
の現像ローラ3aによって感光体1に供給される現像剤
(トナー)により現像されて可視像(トナー像)とな
る。
【0020】一方、この感光体1上へのトナー像の形成
が行われている間に、給紙ローラ9により給紙カセット
7から転写紙8が引き出され、該転写紙8の先端がレジ
ストローラ11のニップ部に当接した状態で、該転写紙
8が一旦待機される。そして、該転写紙8は、その先端
と該トナー像の先端とが一致するタイミングで、該感光
体1の回転に同期して上記レジストローラ11が回転を
開始することにより、該感光体1と該感光体1に圧接回
転する転写ローラ10とのニップで形成された転写位置
に搬送される。これにより、該転写位置で感光体1上の
トナー像が転写された転写紙8は、上記定着装置16の
定着ローラ14とプレスローラ15とにより搬送される
過程で転写画像が定着され、排紙ローラ18によりスタ
ッカー部17上に排紙される。また、この間に、上記転
写紙8へのトナー像の転写プロセスにおいて該転写紙8
上に転写されずに感光体1上に残留した残留トナーは、
上記クリーニングユニット4のクリーニングブレード4
aにより感光体1上から除去されてクリーニング容器4
b内に回収される。
【0021】また、上記転写紙8上の電荷は、上記転写
ローラ10の転写紙搬送方向下流側に配設された除電手
段としての除電ブラシ22によって除去される。また、
本実施形態に係るプリンタ200は、転写紙8を感光体
から分離する分離手段としての分離爪203が設けられ
ており、除電ブラシ22によって除電された転写紙8を
感光体1から物理的に分離する。なお、この分離爪20
3を用いた分離手段については、後に詳述する。
【0022】一方、プリンタ200の本体ケース200
aには、該本体ケース200aの転写紙8の搬送経路1
2側の側面をなす開閉カバー構造体201と、手差しに
より転写紙を給送するための手差しユニット23とが、
同じ支軸202にそれぞれ支持されている。この手差し
ユニット23は、図1で示す開いている位置と、開閉カ
バー構造体201の凹部である手差しユニット格納部2
01cに格納される閉じた位置(図2参照)とを取り得
るように構成されている。手差しユニット23を用いて
給送された転写紙は、プリンタ本体200側に設けられ
た手差し給紙ローラ24の回転により、上記レジストロ
ーラ11に搬送される。
【0023】また、上記開閉カバー構造体201には、
図3に示すように、上記転写ローラ10を保持するホル
ダ部201bが固定されており、これにより上記転写ロ
ーラ10が開閉カバー構造体201に支持される。ま
た、開閉カバー構造体201には、上記除電ブラシ22
も取り付けられている。
【0024】さらに、上記開閉カバー構造体201に
は、上記搬送経路12の転写紙搬送面を形成して転写紙
8を定着装置16にガイドするための搬送ガイド板20
1aが固設されている。なお、この搬送ガイド板201
aについても、後に詳述する。
【0025】図1において、上記開閉カバー構造体20
1を、支軸202を回動中心として図中時計回り方向に
開くと、図2に示すように、搬送ガイド板201a、転
写ローラ10、及び、除電ブラシ22が、転写紙8の搬
送経路12からそれぞれ大きく退避する。よって、プリ
ンタ本体に対する上記画像形成ユニット100の着脱
や、定着装置16の交換、及び、上記搬送経路12でジ
ャムした転写紙8のジャム処理等の作業を容易に行うこ
とができる。
【0026】次に、本実施形態の特徴部である、上記分
離手段及び搬送ガイド板201aについて用いて説明す
る。図3は、分離手段の概略構成を説明する説明図であ
り、図4は、分離手段の斜視図である。分離手段は、シ
ート状部材からなる分離爪203と、分離爪203を支
持する支持部材202とを用いて構成されている。分離
爪203は、感光体1近傍で図3に示す如く感光体側に
折り曲げられ、その先端部は図4に示す如く鋭角に加工
されている。また、分離爪203は、その先端部が感光
体1表面に接触し得るように、基端部が支持部材203
で支持されている。そして、分離爪203及び支持部材
202は、上記搬送ガイド板201aのうち感光体1の
長手方向における両端の2つの搬送ガイド板201aに
それぞれ設けてある(図5参照)。本実施形態において
は、支持部材202は、両面テープで搬送ガイド板20
1aに取りけられている。
【0027】分離爪203の材質としては、分離爪20
1との接触によって感光体1表面の損傷が発生しないよ
うに、少なくとも感光体との接触部が弾性を有するもの
が好ましい。本実施形態においては、分離爪203とし
て、厚さ0.125mmのPET(ポリエチレンテレフ
タレート)フィルムからなるシート状部材を用いてい
る。また、上記支持部材202として、厚さ1mmのS
US材を用いている。
【0028】また、搬送ガイド板201aは、図5に示
すように、その端面で転写紙8をガイドするように、上
記搬送経路12に突出して感光体1の長手方向に沿って
複数枚配置されている。本実施形態においては、搬送ガ
イド板201aを、開閉カバー構造体201と一体部品
として形成し、プリンタの構成部品点数の低減を実現し
ているが、別部材で形成し開閉カバー構造体201に取
り付けてもよい。例えば、搬送ガイド板201aを中抵
抗の導電性部材を用いて形成すれば、未定着画像のトナ
ーチリが抑制され、より高画質な画像が得られる。
【0029】そして、本実施形態においては、図5に示
すように、搬送ガイド板201aのうち感光体1の長手
方向における両端の2つの搬送ガイド板201aに、そ
れぞれ補助部材としての補助板204を取り付け、これ
により、感光体1との静電吸着力による転写紙8の湾曲
を規制するように、他の搬送ガイド板201aよりも回
転体側に突出させている。具体的には、図4に示すよう
に、例えば両面テープ等で一体化された補助板204及
び支持部材202に貫通孔205を設け、この貫通孔2
05と、搬送ガイド板201aに設けられた図示しない
ネジ穴とを係合させ、ネジ止めすることで、搬送ガイド
板201に補助板204を取り付けている。
【0030】上記構成において、トナー像が転写された
転写紙8の中央部が、図5に示すように感光体1との静
電吸着力によって浮き上がった状態で、両端部のみ分離
爪203によって感光体1から分離され、転写紙8が搬
送ガイド板201aに達すると、上記補助板204を取
り付けられることで高く突出した両端部の搬送ガイド板
201aの端面で、転写紙8の両端部を感光体1側に押
し出し、転写紙8の浮き上がりを規制しながら、転写紙
8を定着装置16にガイドする。
【0031】上記構成においては、感光体1との静電吸
着力による転写紙8の湾曲が発生しやすい、厚みの薄い
転写紙8を使用する場合の転写紙8の湾曲量hを、図6
で示す補助板204を設けない場合の湾曲量h1よりも
小さくすることができる。そして、このように転写紙8
の湾曲が軽減された状態で、定着ローラ14とプレスロ
ーラ15とで形成される定着ニップに進入するので、定
着ニップでの転写紙8の皺やジャムの発生を抑制するこ
とができる。
【0032】また、本実施形態においては、感光体1の
長手方向における幅が異なる種々の転写紙8に対して
も、転写紙8の湾曲を軽減し、しかも感光体1から転写
紙8を良好に分離できるような構成を採用している。以
下に、このような構成について説明する。図5に示すよ
うに、本実施形態においては、搬送ガイド板201aの
感光体長手方向中心部を境に左右対称な位置にある2枚
の搬送ガイド板201aを1組として、各組がそれぞれ
異なる幅の転写紙8に対応する。また、各組の搬送ガイ
ド板201a間の距離が、それぞれ対応する転写紙8の
幅よりも数mm小さくなるように各搬送ガイド板201
aが配置されている。そして、各搬送ガイド板201a
には、図示しないネジ穴がそれぞれ設けられており、上
記補助板204及び支持部材202に設けられた貫通孔
205と係合してネジ止めすることで、補助板204及
び支持部材202が取り付けられるようになっている。
すなわち、補助板204と、支持板202を介して補助
板204に取り付けられた分離爪203とが、各搬送ガ
イド板201aに対して脱着可能に構成されている。
【0033】上記構成においては、助板204及び支持
板202を、使用する転写紙8の幅に対応する1組の搬
送ガイド板201aに取り付けることで、幅が異なる種
々の転写紙8に対しても、転写紙8の湾曲を軽減するこ
とができ、しかも感光体1から転写紙8を良好に分離す
ることができる。また、搬送ガイド板201aに対し
て、分離爪203と補助板204とを一緒に脱着可能で
あるので、使用する転写材の大きさの変化に対応すべ
く、分離爪203及び補助板204を取り付ける搬送ガ
イド板を変更する際の取り扱い性を向上させることもで
きる。さらに、例えば厚みの薄い転写材を使用しないユ
ーザーに対しては、補助板204及び分離爪203を設
けない初期コストの低い装置を提供することが可能にな
る。さらに、補助板204や分離爪203が必要となっ
た場合には、オプションとして後付けも可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1乃至3の発明によれば、回転体
との静電吸着力による転写材の湾曲を軽減することがで
き、転写材の皺やジャムの発生を抑制することができる
という優れた効果がある。
【0035】特に、請求項2の発明によれば、種々の幅
の転写材に対して、回転体との静電吸着力による転写材
の湾曲を軽減することができるという優れた効果があ
る。
【0036】特に、請求項3の発明によれば、種々の大
きさの転写材を良好に分離することができるという優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの全体を示す概略構成
図。
【図2】同プリンタの開閉カバーを開放した状態を示す
概略構成図。
【図3】分離手段の概略構成を説明する説明図。
【図4】同分離手段の斜視図。
【図5】分離手段及び搬送ガイド板の転写材搬送方向か
ら見た側面図。
【図6】比較例に係る搬送ガイド板の不具合を説明する
説明図。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電ローラ 3 現像ユニット 4 クリーニングユニット 8 転写紙 10 転写ローラ 12 転写紙搬送経路 14 定着ローラ 15 プレスローラ 16 定着装置 22 除電ブラシ 100 プロセスカートリッジ 200 プリンタ 200a プリンタの本体ケース 201 開閉カバー 201a 搬送ガイド板 202 支持部材 203 分離爪 204 補助板 205 貫通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成に用いられる回転体を有する画像
    形成装置において、 転写材搬送経路に突出した端面で分離後の転写材を次工
    程にガイドするように上記回転体の長手方向に沿って複
    数配置された搬送ガイドを設け、且つ上記回転体との静
    電吸着力による上記長手方向中央部が回転体に吸着され
    た状態で上記長手方向両端部のみ回転体から分離するこ
    とによる転写材の湾曲を規制するように、上記複数の搬
    送ガイドのうち上記長手方向における転写材両端部に対
    応する少なくとも1以上を、他の搬送ガイドよりも回転
    体側に突出させたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記回転体側に突出した搬送ガイドは、該搬送ガイドに
    対して脱着可能に構成された補助部材を取り付けること
    によって、他の搬送ガイドよりも回転体側に突出するよ
    うに構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の画像形成装置において、 先端部が上記回転体に接触するように設けられた分離爪
    を用いて構成された転写材の分離手段を設け、該分離爪
    の基端部は、上記搬送ガイドに対して脱着可能に取り付
    けられていることを特徴とする画像形成装置。
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