JP3286403B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP3286403B2 JP3286403B2 JP15434593A JP15434593A JP3286403B2 JP 3286403 B2 JP3286403 B2 JP 3286403B2 JP 15434593 A JP15434593 A JP 15434593A JP 15434593 A JP15434593 A JP 15434593A JP 3286403 B2 JP3286403 B2 JP 3286403B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer material
- discharge
- tray
- image forming
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿移動型の複写機ま
たはプリンタ等の画像形成装置に関する。
たはプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大型図面の複写等に鑑み原稿自体
をその画像露光のために移動させる画像形成装置が知ら
れる。例えば、図3に示すように、装置本体1の上方に
複写すべき原稿を搬送するための原稿搬送装置2が設け
られている。原稿搬送装置2は、装置の前方に位置する
ガイド板3に沿って矢印A方向にオペレータが挿入した
原稿をUターン路4によってUターンさせ、矢印B方向
に向かって装置の前方に排出させる構成よりなる。原稿
はUターン後の復路時に露光部5において画像露光され
る。このようなUターン路を有する原稿搬送装置におい
ては、Uターン路での紙詰まり等を回避するために、原
稿の厚さが必然制限される。このため通常は厚手原稿の
ために、原稿を装置の後方側から挿入可能とした構成が
採択されている。図3において、厚手原稿は装置本体の
上面6に沿って装置後方側から矢印C方向に挿入され、
露光部5を通って矢印B方向、即ち装置前方に排出され
る。
をその画像露光のために移動させる画像形成装置が知ら
れる。例えば、図3に示すように、装置本体1の上方に
複写すべき原稿を搬送するための原稿搬送装置2が設け
られている。原稿搬送装置2は、装置の前方に位置する
ガイド板3に沿って矢印A方向にオペレータが挿入した
原稿をUターン路4によってUターンさせ、矢印B方向
に向かって装置の前方に排出させる構成よりなる。原稿
はUターン後の復路時に露光部5において画像露光され
る。このようなUターン路を有する原稿搬送装置におい
ては、Uターン路での紙詰まり等を回避するために、原
稿の厚さが必然制限される。このため通常は厚手原稿の
ために、原稿を装置の後方側から挿入可能とした構成が
採択されている。図3において、厚手原稿は装置本体の
上面6に沿って装置後方側から矢印C方向に挿入され、
露光部5を通って矢印B方向、即ち装置前方に排出され
る。
【0003】一方、画像露光された原稿画像は装置中央
に設けられた画像形成部へと送られ、原稿画像に一致し
た画像形成が行われる。例えば、電子写真方式を利用し
た画像形成装置においては、原稿画像は集束レンズ7等
の光学装置により感光ドラム8の表面に投影される。周
知のように、感光ドラム8は、帯電装置9によりその感
光体表面を一様に帯電されており、この像投影に従い原
稿画像に一致した静電像を形成する。静電像は現像装置
11により荷電トナーを供給されて粉体像に変替され、
次いで転写コロナ装置12により転写材上に転写され
る。転写材は装置下方に装填されたロール紙13をカッ
ター14により適宜のサイズに裁断して供給される。転
写後の転写材は分離コロナ放電装置14により感光ドラ
ム8から分離された後、加熱ローラ定着器15に送ら
れ、そこにおいて粉体像が定着され永久画像が形成され
る。定着後の転写材は搬送路16に沿って矢印D方向、
即ち装置本体の後方上面に向かって排出される。後方上
面への転写材の排出は、装置前方に待機するオペレータ
の作業上好適である。かかる排出を案内するため、装置
後方上面にはトレイ17が立脚して設けられている。
に設けられた画像形成部へと送られ、原稿画像に一致し
た画像形成が行われる。例えば、電子写真方式を利用し
た画像形成装置においては、原稿画像は集束レンズ7等
の光学装置により感光ドラム8の表面に投影される。周
知のように、感光ドラム8は、帯電装置9によりその感
光体表面を一様に帯電されており、この像投影に従い原
稿画像に一致した静電像を形成する。静電像は現像装置
11により荷電トナーを供給されて粉体像に変替され、
次いで転写コロナ装置12により転写材上に転写され
る。転写材は装置下方に装填されたロール紙13をカッ
ター14により適宜のサイズに裁断して供給される。転
写後の転写材は分離コロナ放電装置14により感光ドラ
ム8から分離された後、加熱ローラ定着器15に送ら
れ、そこにおいて粉体像が定着され永久画像が形成され
る。定着後の転写材は搬送路16に沿って矢印D方向、
即ち装置本体の後方上面に向かって排出される。後方上
面への転写材の排出は、装置前方に待機するオペレータ
の作業上好適である。かかる排出を案内するため、装置
後方上面にはトレイ17が立脚して設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成におい
て、上記したように厚手原稿を複写する場合、装置後方
側からの原稿挿入に対してトレイ17が障害となる。こ
のため、トレイ17を装置本体に対して着脱可能とし、
厚手原稿複写時にはトレイ17を取り外して原稿挿入を
可能とすべくことが考えられるが、この場合、原稿が大
サイズであるときには原稿が前記した転写材の排出口を
覆うために原稿の下面が転写材の排出を邪魔し転写材の
紙詰まり等を生じるといった問題を有する。
て、上記したように厚手原稿を複写する場合、装置後方
側からの原稿挿入に対してトレイ17が障害となる。こ
のため、トレイ17を装置本体に対して着脱可能とし、
厚手原稿複写時にはトレイ17を取り外して原稿挿入を
可能とすべくことが考えられるが、この場合、原稿が大
サイズであるときには原稿が前記した転写材の排出口を
覆うために原稿の下面が転写材の排出を邪魔し転写材の
紙詰まり等を生じるといった問題を有する。
【0005】 本発明はかかる問題点に鑑みなされた
もので、画像形成した転写材を装置の後方上面に向かう
排出路に沿って排出可能な画像形成装置において、前記
後方上面に立脚して前記排出された転写材を受ける着脱
可能なトレイと、このトレイの取り外し動作に従って前
記転写材の排出路を前記後方上面への排出から後方背面
への排出に切り替える手段を有することを特徴とする。
もので、画像形成した転写材を装置の後方上面に向かう
排出路に沿って排出可能な画像形成装置において、前記
後方上面に立脚して前記排出された転写材を受ける着脱
可能なトレイと、このトレイの取り外し動作に従って前
記転写材の排出路を前記後方上面への排出から後方背面
への排出に切り替える手段を有することを特徴とする。
【0006】
【作用】基本的に本発明は、転写材の排出路を装置後方
上面に向かう通路と装置後方背面に向かう通路とを備
え、トレイの取り外し動作に従って、排出路を装置後方
上面側から装置後方背面側に切り替え、トレイの装着動
作に従って、この逆方向に排出路を切り替える。
上面に向かう通路と装置後方背面に向かう通路とを備
え、トレイの取り外し動作に従って、排出路を装置後方
上面側から装置後方背面側に切り替え、トレイの装着動
作に従って、この逆方向に排出路を切り替える。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照として説
明する。図1および図2は転写材の排出部のみを拡大し
たものであり、その他の部分の構成は既に図3について
説明した構成を採択することができる。
明する。図1および図2は転写材の排出部のみを拡大し
たものであり、その他の部分の構成は既に図3について
説明した構成を採択することができる。
【0008】 定着器15により定着を終えた転写材
は、剥離爪21等の作用により定着ローラから剥離され
て排出ローラ対22へと送られる。排出ローラ対22は
例えば下側ローラが常時駆動され、上側ローラはこれに
圧接して従動し、これらローラ間を転写材が運ばれる。
図に明らかではないが、排出ローラ対22はその軸23
の軸方向に適宜間隔を隔てて複数個並列して設けられて
いる。排出ローラ対22の排出部に対して排出路切り替
え部材30が設置されている。切り替え部材30は装置
本体の固定部に対して枢動可能に配置された軸32に固
定されており、軸32を中心に枢動することができる。
切り替え部材30は軸31に沿って軸方向に複数設けら
れた板状体よりなり、板状体の一方の自由端32は排出
ローラ対22のニップを通る接線Nに対して上下に位置
を変更するように隣合うローラとローラとの間に突出し
ている。切り替え部材30の下面33は例えば直線面を
形成し、切り替え部材30が図2で示す位置にあるとき
には、転写材を装置の後方背面に直進して排出するため
の排出路50の上面を画成する。また、切り替え部材3
0の上面34は弓形に湾曲し、図1で示す位置にあると
きは、転写材を装置の後方上面に向けて排出するための
排出路16を画成する。
は、剥離爪21等の作用により定着ローラから剥離され
て排出ローラ対22へと送られる。排出ローラ対22は
例えば下側ローラが常時駆動され、上側ローラはこれに
圧接して従動し、これらローラ間を転写材が運ばれる。
図に明らかではないが、排出ローラ対22はその軸23
の軸方向に適宜間隔を隔てて複数個並列して設けられて
いる。排出ローラ対22の排出部に対して排出路切り替
え部材30が設置されている。切り替え部材30は装置
本体の固定部に対して枢動可能に配置された軸32に固
定されており、軸32を中心に枢動することができる。
切り替え部材30は軸31に沿って軸方向に複数設けら
れた板状体よりなり、板状体の一方の自由端32は排出
ローラ対22のニップを通る接線Nに対して上下に位置
を変更するように隣合うローラとローラとの間に突出し
ている。切り替え部材30の下面33は例えば直線面を
形成し、切り替え部材30が図2で示す位置にあるとき
には、転写材を装置の後方背面に直進して排出するため
の排出路50の上面を画成する。また、切り替え部材3
0の上面34は弓形に湾曲し、図1で示す位置にあると
きは、転写材を装置の後方上面に向けて排出するための
排出路16を画成する。
【0009】図1はトレイ17が装置本体に装着されて
いる状態であって、排出ローラ対22によって送られた
転写材は排出路16に沿って装置の後方上面に送られ
る。符号60はこの後方上面への転写材の排出を助力す
る第2の排出ローラである。
いる状態であって、排出ローラ対22によって送られた
転写材は排出路16に沿って装置の後方上面に送られ
る。符号60はこの後方上面への転写材の排出を助力す
る第2の排出ローラである。
【0010】ところで、上記したように厚手原稿を搬送
するためにトレイ17は装置本体に対して着脱可能に設
けられている。図示例ではトレイ17の下端は装置本体
の角部に従った形状の支え部171と、支え部171の
下面に形成された突起172と、後述する切り替え部材
30を切り替えるためのカム173とを有しており、こ
れに対し装置本体には支え部171の突起17を嵌合さ
せる縦穴272と、カム173を受け入れるための横穴
273を形成する。トレイ171はこれらを嵌合させま
たは係合させることにより装置本体に装着される。
するためにトレイ17は装置本体に対して着脱可能に設
けられている。図示例ではトレイ17の下端は装置本体
の角部に従った形状の支え部171と、支え部171の
下面に形成された突起172と、後述する切り替え部材
30を切り替えるためのカム173とを有しており、こ
れに対し装置本体には支え部171の突起17を嵌合さ
せる縦穴272と、カム173を受け入れるための横穴
273を形成する。トレイ171はこれらを嵌合させま
たは係合させることにより装置本体に装着される。
【0011】一方、トレイ171のカム173と係合す
るように切り替え部材31の上端にカム面174と当接
するように当て部材35が設けられている。切り替え部
材31は引張りばね36等の作用により時計方向に付勢
され、トレイ17が装着されていないときには図2で示
す位置に位置する。適当なストッパが部材30と当接し
て該位置以上の枢動を規制している。これに対し、トレ
イ17を装着すると、そのカム173のカム面174が
切り替え部材30を押して図1で示す位置に位置させ
る。
るように切り替え部材31の上端にカム面174と当接
するように当て部材35が設けられている。切り替え部
材31は引張りばね36等の作用により時計方向に付勢
され、トレイ17が装着されていないときには図2で示
す位置に位置する。適当なストッパが部材30と当接し
て該位置以上の枢動を規制している。これに対し、トレ
イ17を装着すると、そのカム173のカム面174が
切り替え部材30を押して図1で示す位置に位置させ
る。
【0012】このようなトレイ17の装着、取り外しの
動作に従い切り替え部材30が機械的に自動に切り替わ
り、常態においては転写材を装置後方上面に、厚手原稿
挿入などのトレイを外したときには装置後方背面にそれ
ぞれ排出する。
動作に従い切り替え部材30が機械的に自動に切り替わ
り、常態においては転写材を装置後方上面に、厚手原稿
挿入などのトレイを外したときには装置後方背面にそれ
ぞれ排出する。
【0013】
【発明の効果】以上述べた構成により、本発明によれ
ば、トレイ17の取り外しにより、それに連動して排出
路を切り換える構成としたために作業が簡単であり、排
出路の切り換え忘れ等の事故を防止することができる。
ば、トレイ17の取り外しにより、それに連動して排出
路を切り換える構成としたために作業が簡単であり、排
出路の切り換え忘れ等の事故を防止することができる。
【図1】 本発明による画像形成装置の転写材排出部を
示す概略図。
示す概略図。
【図2】 図1の装置の別の状態を示す概略図
【図3】 本発明による画像形成装置の一例の全体構成
図。
図。
1 装置本体 2 原稿搬送装置 17 トレイ 30 切り替え部材 273 カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−249060(JP,A) 特開 平5−24732(JP,A) 特開 平2−221057(JP,A) 特開 昭62−130963(JP,A) 実開 平2−28862(JP,U) 実開 平3−89052(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/60 B41J 13/10 B65H 31/22 G03G 15/00 530
Claims (1)
- 【請求項1】 画像形成した転写材を装置の後方上面に
向かう排出路に沿って排出可能な画像形成装置におい
て、前記後方上面に立脚して前記排出された転写材を受
ける着脱可能なトレイと、このトレイの取り外し動作に
従って前記転写材の排出路を前記後方上面への排出から
後方背面への排出に切り替える手段を有することを特徴
とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15434593A JP3286403B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15434593A JP3286403B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06340364A JPH06340364A (ja) | 1994-12-13 |
JP3286403B2 true JP3286403B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=15582133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15434593A Expired - Fee Related JP3286403B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286403B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP15434593A patent/JP3286403B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06340364A (ja) | 1994-12-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |