JPH09325560A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09325560A
JPH09325560A JP8166705A JP16670596A JPH09325560A JP H09325560 A JPH09325560 A JP H09325560A JP 8166705 A JP8166705 A JP 8166705A JP 16670596 A JP16670596 A JP 16670596A JP H09325560 A JPH09325560 A JP H09325560A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写材の搬送ムラに伴うカラー画像の色ズ
レ、色ムラを抑え、かつ、装置自体の小型化を実現す
る。 【解決手段】 画像形成ユニット2(2a〜2d)を例
えば縦方向に並列配置し、各画像形成ユニット2の転写
部位で転写材3上に順次トナー像を転写する画像形成装
置において、各画像形成ユニット2には夫々搬送転写手
段5を設け、入口側及び出口側のニップ搬送手段6,7
間の転写材搬送路1上での距離Lを標準使用サイズの転
写材3の搬送方向長さSよりも短寸に規定するか、又
は、最小使用サイズの転写材3(搬送方向長さS’)を
入口側及び出口側のニップ搬送手段6,7に同時にニッ
プさせない状態で、少なくとも複数の画像形成ユニット
2の搬送転写手段5に跨らせてニップさせる。また、搬
送ベルトのような転写材保持搬送手段8を備えたタイプ
についても、同様に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式等
を採用した画像形成装置に係り、特に、転写材搬送路に
沿って複数の画像形成ユニットを配設し、前記転写材搬
送路を移動する転写材に前記複数の画像形成ユニットか
ら順次トナー像を転写する画像形成装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来におけるカラー画像形成装置として
は、例えば水平方向に沿う用紙搬送路に対して複数の画
像形成ユニット(例えば電子写真方式を採用)を配設
し、用紙搬送路に沿って移動する用紙に前記各画像形成
ユニットから順次トナー像を転写させ、用紙上にカラー
画像を形成するようにした所謂タンデム型と称されるも
のが知られている。この種のカラー画像形成装置の用紙
搬送方式としては、各画像形成ユニットに像担持用の感
光体に当接する転写ロールを設け、この感光体と転写ロ
ールとで用紙の搬送作用を行なうようにした転写ロール
搬送方式(例えば特開平7−319254号公報参照)
や、あるいは、用紙搬送路に沿って循環移動する用紙搬
送ベルトを設け、この用紙搬送ベルトに用紙を例えば静
電吸着保持させるようにしたベルト搬送方式(例えば特
開平5−53412号公報参照)が既に提案されてい
る。
【0003】また、この種のカラー画像形成装置の各画
像形成ユニットの配列構造についても、水平方向に沿う
用紙搬送路に対して複数の画像形成ユニットを横方向に
並設する横置きタイプ(例えば特開平5−53412号
公報参照)や、垂直方向に沿う用紙搬送路に対して複数
の画像形成ユニットを縦方向に並設する縦置きタイプ
(例えば特開平7−287455号公報参照)が既に提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来こ
の種のカラー画像形成装置のうち転写ロール搬送方式に
あっては、各画像形成ユニットの転写ロール間の寸法が
ある程度広いと、一つの画像形成ユニットの感光体と転
写ロールとの間のニップ部だけで用紙に対して搬送力を
与えるという事態が起こり得る。このとき、感光体と転
写ロールとの間のニップ圧については用紙の搬送性のみ
ならず、転写性能をも考慮しなければならないことか
ら、感光体と転写ロールとの間のニップ圧を不必要に大
きく設定することができず、用紙の斜め送り(スキュ
ー)現象が生じ易くなってしまう。また、用紙が一つの
画像形成ユニットの転写部位を通過し、その通過した用
紙部分が長くなると、用紙の先端部がカールしたり、あ
るいは、真っ直ぐのままという如く、用紙の先端部状態
が不安定になり易く、次の画像形成ユニットの転写部位
へ到達する用紙の先端部位置がばらつき易い。このた
め、各画像形成ユニットの転写部位での用紙に対する各
色成分トナー像の書き込み開始位置がずれてしまい、カ
ラー画像の色ズレ、色ムラ現象につながってしまう。更
に、各画像形成ユニットの感光体と転写ロールとのニッ
プ部だけで用紙を搬送する際に、各画像形成ユニットの
転写部位におけるトナー層厚が相違することから、各画
像形成ユニットの転写部位を通過する用紙の速度ムラが
生じ易く、その分、カラー画像の色ズレ、色ムラ現象に
つながり易い懸念がある。
【0005】一方、従来のカラー画像形成装置のうちベ
ルト搬送方式にあっては、用紙搬送ベルトで用紙を搬送
するため、転写ロール搬送方式に比べて、各画像形成ユ
ニットの転写部位への用紙の先端部突入位置は安定し、
用紙の搬送方向に対するカラー画像の色ムラは少なく抑
えられるが、用紙搬送ベルトが移動する際に用紙搬送ベ
ルトが幅方向に蛇行する所謂ウオーク現象が生ずること
から、用紙の搬送方向に直交する方向(幅方向)におい
てカラー画像の色ズレ、色ムラが生じ易いという懸念が
ある。
【0006】この発明は、以上の技術的課題を解決する
ためになされたものであって、転写材の搬送ムラに伴う
カラー画像の色ズレ、色ムラを抑え、かつ、装置自体の
小型化を実現する画像形成装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明の第
1の態様は、図1(a)に示すように、転写材搬送路1
に沿って複数の画像形成ユニット2(例えば2a〜2
d)を配設し、前記転写材搬送路1を移動する転写材3
に前記複数の画像形成ユニット2から順次トナー像を転
写する画像形成装置において、前記複数の画像形成ユニ
ット2には夫々の像担持体4に当接して転写材3が搬送
され且つ転写材3に像担持体4上のトナー像が転写され
る搬送転写手段5を夫々設け、前記転写材搬送路1に沿
った複数の画像形成ユニット2の配設箇所の上下流には
夫々転写材3がニップ状態にて搬送される入口側及び出
口側のニップ搬送手段6,7を設けたものを前提とす
る。そして、この発明は、このような前提構成におい
て、標準使用サイズの転写材3の搬送ムラを確実に回避
するという観点から、入口側及び出口側のニップ搬送手
段6,7間の転写材搬送路1上での距離Lを標準使用サ
イズの転写材3(例えばJIS規格A4判サイズの転写
材)の搬送方向長さSよりも短寸に規定したことを特徴
とするものである。
【0008】このような技術的手段において、画像形成
ユニット2(2a〜2d)としては、各色成分のトナー
像を形成し、像担持体4上に担持させるものであれば、
適宜選定して差し支えないが、搭載作業性等を考慮すれ
ば、像担持体4の周辺部品を可能な限りカートリッジ化
することが好ましい。また、像担持体4としては、少な
くともトナー像を担持し得るものであればよく、潜像形
成手段の種類に応じて感光体、誘電体等の適宜材料を選
定して差し支えなく、また、その形態についてもドラム
状、ベルト状を問わない。
【0009】更に、搬送転写手段5としては、転写材3
に対して搬送力を付与しながら、転写材3にトナー像を
転写させるものであれば、任意の形態のもので差し支え
ないが、簡単且つ小型のデバイスという観点からすれば
転写電界が印加される転写ロールを用いることが好まし
い。更にまた、図1(a)の態様においては、各画像形
成ユニット2(2a〜2d)の搬送転写手段5で転写材
3を搬送するものであれば各画像形成ユニット2の手前
には何も設けなくてもよいが、転写材3をより安定して
搬送するという観点からすれば、各画像形成ユニット2
(2a〜2d)の手前に、各画像形成ユニット2の像担
持体4と搬送転写手段5とのニップ部へ転写材3が案内
される転写材ガイド9を設けることが好ましい。
【0010】また、画像形成ユニット2(2a〜2d)
の配列方向については、転写材搬送路1の配置関係に応
じて適宜選定して差し支えない。例えば転写材搬送路1
が略水平方向に配置されているのであれば、画像形成ユ
ニット2を横方向に配列することが必要であり、一方、
転写材搬送路1が略垂直方向に配置されているのであれ
ば、画像形成ユニット2を縦方向に配列することが必要
である。この場合において、装置のコンパクト化を考慮
すれば、転写材搬送路1を略垂直方向に配置し、画像形
成ユニット2を縦配列することが好ましい。
【0011】また、入口側及び出口側のニップ搬送手段
6,7については、少なくとも搬送すべき転写材3を搬
送方向へ確実に搬送する程度のニップ圧で搬送力を付与
するものであればよく、夫々の機能手段を独自に設ける
ようにしても差し支えないが、装置構成の簡略化という
観点からすれば、出口側ニップ搬送手段7を定着手段で
兼用するようにすることが好ましい。このとき、定着手
段としては、定着ロール対構成のものであってもよい
し、あるいは、定着ロールと定着ベルトとの組み合わせ
構成であってもよく、適宜選定して差し支えない。
【0012】また、画像形成ユニット2(2a〜2d)
の配列順序については適宜選定して差し支えないが、使
用頻度の高い単色黒モードの画質を良好に保つという観
点からすれば、最下流画像形成ユニット2dが黒トナー
像を形成するものであることが好ましい。
【0013】また、この発明は、図1(a)の前提構成
において、最小使用サイズの転写材3の搬送性を良好に
保つという観点からすれば、複数の画像形成ユニット2
の転写材搬送路1上の各々の間隔をA、最上流画像形成
ユニット2aと入口側ニップ搬送手段6との間隔をB、
最下流画像形成ユニット2dと出口側ニップ搬送手段7
との間隔をC、最小使用サイズの転写材3の搬送方向長
さをS’とし、S’>2A,A+B,A+Cの関係を満
足させ、転写材3が入口側及び出口側のニップ搬送手段
6,7のいずれにもニップされていない態様で、少なく
とも複数の画像形成ユニット2の搬送転写手段5に跨っ
て転写材3をニップさせるようにすればよい。このと
き、寸法Aは通常各画像形成ユニット2(2a〜2d)
毎に等しく設定されるが、一部を異なるようにしたり、
夫々を異なるように設定しても差し支えない。ここで、
各画像形成ユニット2間の間隔が一部あるいは全部異な
る場合において、画像形成ユニット2a〜2bの間隔A
をA1,画像形成ユニット2b〜2cの間隔AをA2,画
像形成ユニット2c〜2dの間隔AをA3とすれば、前
記条件式としては、S’>A1+A2,A2+A3,A1+
B,A3+Cを満足することが必要である。
【0014】また、この発明の第2の態様は、図1
(b)に示すように、転写材搬送路1に沿って移動し且
つ転写材3が保持される転写材保持搬送手段8を設ける
と共に、転写材搬送路1に沿って複数の画像形成ユニッ
ト2(例えば2a〜2d)を配設し、前記転写材搬送路
1を移動する転写材3に前記複数の画像形成ユニット2
から順次トナー像を転写する画像形成装置において、前
記転写材搬送路1に沿った複数の画像形成ユニット2の
配設箇所の上下流には夫々転写材3がニップ状態にて搬
送される入口側及び出口側のニップ搬送手段6,7を設
けたものを前提とする。そして、この発明は、このよう
な前提構成において、標準使用サイズの転写材3の搬送
ムラを確実に回避するという観点から、入口側及び出口
側のニップ搬送手段6,7間の転写材搬送路1上での距
離L(図1(a)参照)を標準使用サイズの転写材3
(例えばJIS規格A4判サイズの転写材)の搬送方向
長さS(図1(a)参照)よりも短寸に規定したことを
特徴とするものである。
【0015】このような技術的手段において、転写材保
持搬送手段8としては、搬送ベルトやグリッパを用いた
ものなど適宜選定して差し支えない。この場合におい
て、グリッパ方式にあっては、画像形成ユニット2の像
担持体4に対向する部位には配設された転写手段と、グ
リッパとの干渉を避けるために、各画像形成ユニット2
の転写部位を通過するタイミングで転写手段の位置を一
旦リトラクトさせるというような構成が必要になる。よ
って、装置構成の簡略化という観点からすれば、搬送ベ
ルト方式の如きものが好ましい。また、本態様におい
て、転写手段としては、特に転写材3に搬送力を与える
ことが必須ではないので、転写ロールのような搬送転写
手段5に限られるものではなく、転写コロトロンのよう
なデバイスであってもよい。
【0016】また、この発明は、図1(b)の前提構成
において、最小使用サイズの転写材3の搬送性を良好に
保つという観点からすれば、前記複数の画像形成ユニッ
ト2には夫々の像担持体4に対応する箇所で転写材3が
像担持体4側に当接搬送され且つ転写材3に像担持体4
上のトナー像が転写される搬送転写手段5を夫々設け、
複数の画像形成ユニット2の転写材搬送路1上の各々の
間隔をA(図1(a)参照)、最上流画像形成ユニット
2aと入口側ニップ搬送手段6との間隔をB(図1
(a)参照)、最下流画像形成ユニット2dと出口側ニ
ップ搬送手段7との間隔をC(図1(a)参照)、最小
使用サイズの転写材3の搬送方向長さをS’(図1
(a)参照)とし、S’>2A,A+B,A+Cの関係
を満足させ、転写材3が入口側及び出口側のニップ搬送
手段6,7のいずれにもニップされていない態様で、少
なくとも複数の画像形成ユニット2の搬送転写手段5に
跨って転写材3をニップさせるようにすればよい。尚、
寸法Aについては、図1(a)の態様と同様に、通常各
画像形成ユニット2(2a〜2d)毎に等しく設定され
るが、一部を異なるようにしたり、夫々を異なるように
設定しても差し支えない。
【0017】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。先ず、図1(a)に示す発明においては、標
準使用サイズの転写材3(搬送方向長さS)は、入口側
のニップ搬送手段6及び出口側のニップ搬送手段7の少
なくともいずれか一方にて常にニップ搬送される。この
とき、標準使用サイズの転写材3は、主としてニップ搬
送手段6,7からの搬送力を受けて各画像形成ユニット
2の転写部位を通過することになり、しかも、各画像形
成ユニット2の転写部位間のスパンAが短いことから、
各画像形成ユニット2の転写部位への転写材3の先端部
突入位置が安定すると共に、各画像形成ユニット2の転
写部位での転写材3の通過速度が安定する。また、図1
(a)において、S’>2A,A+B,A+Cとすれ
ば、最小使用サイズの転写材3(搬送方向長さS’)が
ニップ搬送手段6,7のいずれにもニップされていない
状態でも、少なくとも複数の画像形成ユニット2の搬送
転写手段5に跨って転写材3がニップ搬送されるため、
転写材3はスキューすることなく安定搬送される。
【0018】また、図1(b)に示す発明においては、
標準使用サイズの転写材3(搬送方向長さS)は転写材
保持搬送手段8で各画像形成ユニット2の転写部位を搬
送されるが、更に、入口側のニップ搬送手段6及び出口
側のニップ搬送手段7の少なくともいずれか一方にて常
にニップ搬送される。このため、転写材保持搬送手段8
がウオークしたとしても、転写材3の幅方向への変位は
入口側のニップ搬送手段6及び出口側のニップ搬送手段
7の少なくともいずれかによって阻止される。また、図
1(b)において、S’>2A,A+B,A+Cとすれ
ば、最小使用サイズの転写材3(搬送方向長さS’)が
ニップ搬送手段6,7のいずれにもニップされていない
状態でも、少なくとも複数の画像形成ユニット2の搬送
転写手段5に跨って転写材3がニップ搬送されるため、
転写材3はスキューすることなく安定搬送される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実施
の形態1を示す。同図において、カラー画像形成装置
は、ハウジング21内に4つの色(本実施の形態ではイ
エロ、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成ユニッ
ト22(具体的には22a〜22d)を縦方向に配列
し、その下方には供給用の用紙が収容される給紙カセッ
ト23を配設すると共に、各画像形成ユニット22に対
応した箇所には給紙カセット23からの用紙の搬送路と
なる用紙搬送路24を垂直方向に配置したものである。
【0020】本実施の形態において、画像形成ユニット
22(22a〜22d)は、用紙搬送路24の上流側か
ら順に、イエロ用、マゼンタ用、シアン用、ブラック用
のトナー像を形成するものであり、感光体カートリッジ
30と、レーザ露光装置40と、転写ロール50とを備
えたものである。ここで、感光体カートリッジ30は、
特に図3に示すように、ドラム状の感光体31と、この
感光体31を予め帯電する帯電ロール32と、帯電され
た感光体31上に前記レーザ露光装置40にて露光形成
された静電潜像を対応する色トナーで現像する現像器3
3と、感光体31上の残留トナーを除去するクリーナ3
4とを一体的にカートリッジ化したものである。
【0021】本実施の形態において、現像器33は感光
体31の下側に配設されており、横方向に延びる現像ハ
ウジング331を有し、この現像ハウジング331内に
は所定の色トナーが含まれる現像剤(非磁性現像剤又は
磁性現像剤からなる一成分現像剤)を収容すると共に、
現像ハウジング331内には一対の現像剤攪拌部材33
2を配設し、また、現像ハウジング331の感光体31
に対向する開口部位には現像ロール333を配設すると
共に、この現像ロール333の近傍には現像ハウジング
331内の現像剤が現像ロール333側へ供給される現
像剤供給部材334を配設し、更に、現像ロール333
上への現像剤の層厚が規制される現像剤層厚規制部材3
35を設けたものである。一方、クリーナ34は、感光
体31の上側に配設されており、横方向に延びるクリー
ナハウジング341を有し、このクリーナハウジング3
41の感光体31に面した箇所に残留トナー掻き取り用
のブレード342を配設したものである。
【0022】特に、本実施の形態においては、現像剤が
収容される現像ハウジング331及び残留トナーが回収
されるクリーナハウジング341を横方向に延ばすこと
により、夫々の収容スペースが確保されているため、感
光体カートリッジ30の上下方向寸法が短寸に設定され
る。
【0023】また、レーザ露光装置40は、ケース41
内に図示外の半導体レーザ、ポリゴンミラー42、結像
レンズ43及びミラー44,45を格納し、図示外の半
導体レーザからの光をポリゴンミラー42で偏向走査
し、結像レンズ43、ミラー44,45を介して感光体
31上の露光ポイントに光像を導くようにしたものであ
る。本実施の形態においては、前記ケース41は横方向
に延びているため、その上下方向寸法は短寸に設定され
ている。
【0024】更に、本実施の形態では、転写ロール50
は感光体カートリッジ30とは別に設けられ、感光体カ
ートリッジ30の感光体31に当接し、図示外の駆動伝
達系を介して感光体31に同期して回転駆動するように
なっている。そして、転写ロール50には所定の転写電
界が印加されており、感光体31上のトナー像に対して
転写ロール50側への転移力を与えるようになってい
る。尚、転写ロール50は感光体カートリッジ30に一
体的に組み込むようにしてもよい。
【0025】また、本実施の形態では、図2及び図4に
示すように、給紙カセット23には用紙を所定のタイミ
ングで送出するフィードロール61が設けられており、
フィードロール61と最上流画像形成ユニット22aの
転写部位との間に位置する用紙搬送路24には、入口側
のニップ搬送ロール62が設けられると共に、この下流
側には、光学式の用紙通過センサ63が配設されてい
る。本実施の形態では、用紙通過センサ63は用紙の先
端を検出するものであり、この検出タイミングに基づい
て例えば各画像形成ユニット22のレーザ露光装置40
の静電潜像の書き込みタイミングが制御されるようにな
っている。
【0026】更に、最下流画像形成ユニット22dの下
流側に位置する用紙搬送路24には定着装置64が設け
られる。この定着装置64は、加熱ロール641とこの
加熱ロール641に対して広いニップ域で面接触する加
圧ベルト642とからなるもので、ロール対構成に比べ
て両者のニップ域を多く確保して定着性能を上げたもの
であり、本実施の形態では、この定着装置64が出口側
のニップ搬送ロール65としても機能するようになって
いる。更に、この定着装置64の下流側には用紙排出用
の排出ロール66が設けられ、ハウジング21の上部に
は形成された収容トレイ67に排出用紙が収容されるよ
うになっている。
【0027】また、本実施の形態において、図4に示す
ように、入口側ニップ搬送ロール62と出口側ニップ搬
送ロール65との間の距離をL、各画像形成ユニット2
2の用紙搬送路24上の各々の間隔をA、最上流画像形
成ユニット22aと入口側ニップ搬送ロール62との間
隔をB、最下流画像形成ユニット22dと出口側ニップ
搬送ロール65との間隔をC、標準使用サイズ(本実施
の形態ではJIS規格A4判)の用紙25の搬送方向長
さをS、最小使用サイズ(本実施の形態ではJIS規格
A6判の葉書サイズ)の用紙25の搬送方向長さをS’
とすれば、以下の関係式が成立する。 S>L=3A+B+C(図5参照) S’>2A,A+B,A+C(図6参照)
【0028】更に、本実施の形態において、最上流画像
形成ユニット22aの手前側、各画像形成ユニット22
a〜22d間、及び、最下流画像形成ユニット22dの
後方には、夫々用紙の移動軌跡を規制する用紙ガイド7
1〜75が配設されている。ここで、各画像形成ユニッ
ト22a〜22dの手前側に位置する用紙ガイド71〜
74には、垂直線に対して僅かに右上がりのテーパガイ
ド面76が形成され、このテーパガイド面76は転写搬
送される用紙の先端を含む裏面が必ず接触する方向に向
かって延び、感光体31と転写ロール50とのニップ域
に向かって用紙が接触しながら移動していき、前記ニッ
プ域の手前で用紙先端部が感光体31側に衝合するよう
に調整されている。また、最下流画像形成ユニット22
dの後方側の用紙ガイド75は本実施の形態では2つに
分割されており、垂直線に対して僅かに左上がりのテー
パガイド面77及びこれに連なって定着装置64のニッ
プ域に向かう円弧状ガイド面78が形成され、最下流画
像形成ユニット22dを通過した用紙の先端部がカール
することなく確実に定着装置64のニップ域に導かれる
ようになっている。
【0029】次に、本実施の形態に係るカラー画像形成
装置の作動について説明する。先ず、標準使用サイズの
用紙25(搬送方向長さS)を使用する場合(図4及び
図5参照)について述べると、図示外の画像形成スター
トスイッチを押圧操作すれば、給紙カセット23内の用
紙25がフィードロール61で送り出された後にその用
紙25の先端部が入口側ニップ搬送ロール62に到達す
る。すると、用紙25は、入口側ニップ搬送ロール62
にてニップ搬送され、用紙搬送路24の各画像形成ユニ
ット22a〜22dの転写部位へと順次突入していく。
このとき、用紙25の搬送速度は入口側ニップ搬送ロー
ル62にて一定に保たれているため、各画像形成ユニッ
ト22a〜22dの転写部位での用紙の通過速度は一定
に保たれる。しかも、各画像形成ユニット22a〜22
dの転写部位間のスパンA、及び、入口側ニップ搬送ロ
ール62と最上流画像形成ユニット22aの転写部位と
の間のスパンBは標準使用サイズの用紙に対して充分に
短く設定されているため、各画像形成ユニット22a〜
22dの転写部位へ突入する用紙25の先端部近傍が入
口側ニップ搬送ロール62あるいは手前側の画像形成ユ
ニット22a〜22cの転写ニップ部(感光体31と転
写ロール50とのニップ部)で保持されることになり、
その分、各画像形成ユニット22a〜22dの転写部位
へ突入する用紙25の先端部位置が安定する。このた
め、各画像形成ユニット22a〜22dの転写部位への
用紙25の突入タイミングが一定に保たれることから、
各色トナー像の転写位置ズレがなくなり、カラー画像の
色ズレ、色ムラがなくなる。
【0030】そして、用紙25の先端部が定着装置64
(出口側ニップ搬送ロール65)に到達してニップされ
ると、この段階で用紙25は入口側ニップ搬送ロール6
2及び出口側ニップ搬送ロール65の両方にてニップ搬
送される。この後、用紙25が搬送されていくと、入口
側ニップ搬送ロール62によるニップ動作が解除される
が、用紙25は出口側ニップ搬送ロール65にてニップ
搬送されることから、依然として一定の搬送速度で移動
する。このため、各画像形成ユニット22a〜22dの
転写部位での用紙25の通過速度は常時一定に保たれ
る。この後、用紙25が定着装置64を通過し終わる
と、未定着トナー像が定着された用紙25は排出ロール
66を通じて収容トレイ67(図2参照)へと排出され
る。このような動作過程において、標準使用サイズの用
紙25に対して色ズレ、色ムラのないカラー画像を得る
ことが確認された。
【0031】次に、最小使用サイズの用紙25(搬送方
向長さS’)を使用する場合(図4及び図6参照)につ
いて述べると、図示外の画像形成スタートスイッチを押
圧操作すれば、図示外の手差しトレイから供給された用
紙(葉書)25がフィードロール61で送り出された後
にその用紙25の先端部が入口側ニップ搬送ロール62
に到達する。すると、用紙25は、入口側ニップ搬送ロ
ール62にてニップ搬送され、用紙搬送路24の各画像
形成ユニット22a〜22dの転写部位へと順次突入し
ていく。このとき、用紙25の寸法関係からして、用紙
25が画像形成ユニット22bを通過する辺りから、入
口側ニップ搬送ロール62によるニップ動作が解除され
ることになる。しかしながら、本実施の形態にあって
は、用紙25は少なくとも2つの画像形成ユニット22
の転写ニップ部で順次ニップ搬送されており、しかも、
葉書などの厚紙であれば転写ニップ部でのニップ圧も大
きくなるため、用紙25はスキューすることなく安定搬
送され、各画像形成ユニット22a〜22dの転写部位
にて用紙25にトナー像が順次転写される。そして、用
紙25が定着装置64(出口側ニップ搬送ロール65)
に到達すると、用紙25は出口側ニップ搬送ロール65
にニップ搬送され、未定着トナー像の定着動作が行われ
た後、排出ロール66を通じて収容トレイ67(図2参
照)に排出される。このような動作過程において、最小
使用サイズの用紙25に対して色ズレ、色ムラのないカ
ラー画像を得ることが確認された。
【0032】特に、本実施の形態にあっては、用紙搬送
路24が垂直配置され、各画像形成ユニット22(22
a〜22d)が縦配列されているため、ハウジング21
の上下方向寸法が短寸に設定され、しかも、画像形成ユ
ニット22の下方側に給紙カセット23を配設すること
で、給紙カセットが外部に出っ張ることに伴う設置スペ
ースを確保する必要がなくなるため、装置のコンパクト
化が容易に実現される。すなわち、各画像形成ユニット
22、具体的には、感光体カートリッジ30及びレーザ
露光装置40の上下方向寸法が短寸に設定されるため、
これを4段に縦配列しても、上下方向寸法が不必要にか
さばらない。仮に、用紙搬送路を水平配置し、各画像形
成ユニットを横配列する場合を想定すると、感光体カー
トリッジ30及びレーザ露光装置40の左右方向寸法を
小さくすることが必要になるが、現像器あるいはクリー
ナのハウジングを上下方向に広げる態様を採用すると、
現像剤の供給構造あるいはクリーナの現像剤の回収構造
が複雑化してしまう懸念があり、また、レーザ露光装置
40についてもポリゴンミラーを安定駆動するにはポリ
ゴンミラーを水平配置せざるを得ず、どうしても左右方
向寸法が嵩んでしまう。
【0033】◎実施の形態2 図7はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実施
の形態2を示す。本実施の形態において、カラー画像形
成装置は、実施の形態1と略同様に、4つの色の画像形
成ユニット22(22a〜22d)を有している(実施
の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同
様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する)
が、実施の形態1と異なり、垂直配置された用紙搬送路
24に沿って循環移動する用紙搬送ベルト80を配設
し、図示外の静電吸着ロールなどで用紙搬送ベルト80
に搬送された用紙を静電吸着させた後に各画像形成ユニ
ット22(22a〜22d)の転写部位へ順次搬送する
ようにしたものである。尚、符号81は用紙搬送ベルト
80上の紙粉などを除去するベルトクリーナである。
【0034】また、本実施の形態では、各画像形成ユニ
ット22(22a〜22d)の感光体31に対応した用
紙搬送ベルト80の裏面には転写ロール50が配設さ
れ、この転写ロール50と感光体31とで用紙搬送ベル
ト80上の用紙をニップ保持するようになっている。更
に、本実施の形態では、用紙搬送ベルト80による用紙
搬送路24中では実施の形態1のような用紙ガイドが不
要であり、用紙搬送ベルト80と定着装置64との間に
のみ定着装置64のニップ域に用紙を導くための用紙ガ
イド79が設けられている。
【0035】また、本実施の形態では、入口側ニップ搬
送ロール62、各画像形成ユニット22の転写ニップ部
(転写ロール50と感光体31との間のニップ部)、出
口側ニップ搬送ロール65の用紙搬送路24上での位置
関係(寸法関係)は実施の形態1と同様である。
【0036】次に、本実施の形態に係るカラー画像形成
装置の作動について説明する。今、標準使用サイズの用
紙を使用する場合について述べると、用紙は、用紙搬送
ベルト80で各画像形成ユニット22(22a〜22
d)の転写部位へ順次搬送される。このとき、用紙は、
入口側ニップ搬送ロール62又は出口側ニップ搬送ロー
ル65のいずれかに常にニップ搬送されることから、用
紙搬送ベルト80がウオークしたとしても、用紙搬送ベ
ルト80上の用紙はウオークせず、幅方向に位置ズレす
ることはない。よって、用紙搬送ベルト80上の用紙
は、用紙搬送ベルト80のウオークに影響されずに、一
定の搬送速度で搬送方向へ移動するため、各画像形成ユ
ニット22からの各色トナー像が位置ズレすることなく
多重転写され、色ズレ、色ムラのないカラー画像が得ら
れる。
【0037】また、最小使用サイズの用紙を使用する場
合も、少なくとも2つの画像形成ユニット22の転写ニ
ップ部で用紙が保持されることから、仮に、用紙搬送ベ
ルト80がウオークしても、用紙搬送ベルト80上の用
紙はウオークせず、幅方向に位置ズレすることはない。
よって、最小使用サイズの用紙についても、各画像形成
ユニット22からの各色トナー像が位置ズレすることな
く多重転写され、色ズレ、色ムラのないカラー画像が得
られる。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の一態
様によれば、各画像形成ユニット毎に像担持体に当接す
る搬送転写手段を設けると共に、各画像形成ユニットの
上下流に入口側及び出口側のニップ搬送手段を設け、入
口側及び出口側のニップ搬送手段間の転写材搬送路上で
の距離を標準使用サイズの転写材の搬送方向長さよりも
短寸に規定したので、入口側及び出口側のニップ搬送手
段の少なくともいずれかで転写材を常時ニップ搬送する
ことが可能になり、各画像形成ユニットの転写部位での
転写材の搬送速度及び突入位置を安定させることができ
る。このため、転写材搬送ベルトのような転写材保持搬
送手段を用いることなく、転写材の搬送ムラに伴うカラ
ー画像の色ズレ、色ムラを抑え、かつ、装置自体の小型
化を容易に実現することができる。
【0039】特に、本発明において、転写材搬送路を略
垂直配置し、画像形成ユニットを縦配列するようにすれ
ば、各画像形成ユニットの上下方向寸法を短寸に設定で
き、しかも、画像形成ユニットの下方スペースを利用し
て転写材供給手段を配設することが可能になるので、装
置のコンパクト化を容易に実現することができる。とこ
ろが、各画像形成ユニットの搬送転写手段にて転写材を
搬送する方式において、転写材搬送路を略垂直配置する
と、重力との関係から、転写材の搬送性を損ない易いと
いう懸念があるが、本発明においては、入口側及び出口
側のニップ搬送手段の少なくともいずれかで転写材を常
時ニップ搬送するようにしているので、転写材搬送路の
レイアウトに影響されることなく、転写材の搬送性を常
時良好に保つことができる。
【0040】また、本発明の他の態様によれば、各画像
形成ユニット毎に像担持体に当接する搬送転写手段を設
けると共に、各画像形成ユニットの上下流に入口側及び
出口側のニップ搬送手段を設け、最小使用サイズの転写
材が入口側及び出口側のニップ搬送手段のいずれにもニ
ップされていない態様で、少なくとも複数の画像形成ユ
ニットの搬送転写手段に跨って転写材をニップさせるよ
うにしたので、最小使用サイズの転写材であっても、転
写材搬送ベルトのような転写材保持搬送手段を用いるこ
となく、転写材を安定搬送することが可能になり、転写
材の搬送ムラに伴うカラー画像の色ズレ、色ムラを抑
え、かつ、装置自体の小型化を容易に実現することがで
きる。
【0041】更に、本発明の他の態様によれば、転写材
保持搬送手段にて転写材を保持搬送するタイプにおい
て、各画像形成ユニットの上下流に入口側及び出口側の
ニップ搬送手段を設け、入口側及び出口側のニップ搬送
手段間の転写材搬送路上での距離を標準使用サイズの転
写材の搬送方向長さよりも短寸に規定したので、入口側
及び出口側のニップ搬送手段の少なくともいずれかで転
写材を常時ニップ搬送することが可能になり、仮に、転
写材保持搬送手段がウオーク(蛇行)したとしても、転
写材の追従蛇行を回避することができる。このため、転
写材の搬送ムラに伴うカラー画像の色ズレ、色ムラを抑
え、かつ、装置自体の小型化を容易に実現することがで
きる。
【0042】更にまた、本発明の他の態様によれば、転
写材保持搬送手段にて転写材を保持搬送するタイプにお
いて、各画像形成ユニットには像担持体に対応する箇所
で転写材が像担持体側に当接搬送され且つ転写材に像担
持体上のトナー像が転写される搬送転写手段を夫々設け
ると共に、各画像形成ユニットの上下流に入口側及び出
口側のニップ搬送手段を設け、最小使用サイズの転写材
が入口側及び出口側のニップ搬送手段のいずれにもニッ
プされていない態様で、少なくとも複数の画像形成ユニ
ットの搬送転写手段に跨って転写材をニップさせるよう
にしたので、最仮に、転写材保持搬送手段がウオーク
(蛇行)したとしても、小使用サイズの転写材の追従蛇
行を効果的に回避することができる。このため、転写材
の搬送ムラに伴うカラー画像の色ズレ、色ムラを抑え、
かつ、装置自体の小型化を容易に実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)はこの発明に係る画像形成装置
の別異の構成を示す説明図である。
【図2】 実施の形態1に係る画像形成装置の概要を示
す説明図である。
【図3】 実施の形態1で用いられる画像形成ユニット
の詳細を示す説明図である。
【図4】 実施の形態1で用いられる用紙搬送系の詳細
を示す説明図である。
【図5】 実施の形態1に係る画像形成装置に対して標
準使用サイズの用紙を用いたときの用紙搬送系の状態を
示す説明図である。
【図6】 実施の形態1に係る画像形成装置に対して最
小使用サイズの用紙を用いたときの用紙搬送系の状態を
示す説明図である。
【図7】 実施の形態2に係る画像形成装置の概要を示
す説明図である。
【符号の説明】
1…転写材搬送路,2(2a〜2d)…画像形成ユニッ
ト,3…転写材,4…像担持体,5…搬送転写手段,6
…入口側ニップ搬送手段,7…出口側ニップ搬送手段,
8…転写材保持搬送手段,22(22a〜22d)…画
像形成ユニット,24…用紙搬送路,25…用紙,31
…感光体,50…転写ロール,62…入口側ニップ搬送
ロール,64…定着装置,65…出口側ニップ搬送ロー
ル,80…用紙搬送ベルト,L…転写材搬送路(用紙搬
送路)の入口側及び出口側のニップ搬送手段(ニップ搬
送ロール)間の距離,A…転写材搬送路(用紙搬送路)
の各画像形成ユニット間の距離,B…転写材搬送路(用
紙搬送路)の最上流画像形成ユニットと入口側ニップ搬
送手段(入口側ニップ搬送ロール)との間の距離,C…
転写材搬送路(用紙搬送路)の最下流画像形成ユニット
と出口側ニップ搬送手段(出口側ニップ搬送ロール)と
の間の距離,S…標準使用サイズの転写材(用紙)の搬
送方向長さ,S’…最小使用サイズの転写材(用紙)の
搬送方向長さ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写材搬送路(1)に沿って複数の画像
    形成ユニット(2:2a〜2d)を配設し、前記転写材
    搬送路(1)を移動する転写材(3)に前記複数の画像
    形成ユニット(2)から順次トナー像を転写する画像形
    成装置において、 前記複数の画像形成ユニット(2)には夫々の像担持体
    (4)に当接して転写材(3)が搬送され且つ転写材
    (3)に像担持体(4)上のトナー像が転写される搬送
    転写手段(5)を夫々設け、 前記転写材搬送路(1)に沿った複数の画像形成ユニッ
    ト(2)の配設箇所の上下流には夫々転写材(3)がニ
    ップ状態にて搬送される入口側及び出口側のニップ搬送
    手段(6,7)を設け、 入口側及び出口側のニップ搬送手段(6,7)間の転写
    材搬送路(1)上での距離(L)を標準使用サイズの転
    写材(3)の搬送方向長さ(S)よりも短寸に規定した
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、搬送転写
    手段(5)が転写ロールであることを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、転写材搬
    送路(1)は略垂直方向に配置されていることを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のものにおいて、出口側ニ
    ップ搬送手段(7)が定着手段であることを特徴とする
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のものにおいて、標準使用
    サイズの転写材(3)はJIS規格A4判であることを
    特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のものにおいて、最下流画
    像形成ユニット(2d)が黒トナー像を形成するもので
    あることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 転写材搬送路(1)に沿って複数の画像
    形成ユニット(2:2a〜2d)を配設し、前記転写材
    搬送路(1)を移動する転写材(3)に前記複数の画像
    形成ユニット(2)から順次トナー像を転写する画像形
    成装置において、 前記複数の画像形成ユニット(2)には夫々の像担持体
    (4)に当接して転写材(3)が搬送され且つ転写材
    (3)に像担持体(4)上のトナー像が転写される搬送
    転写手段(5)を夫々設け、 前記転写材搬送路(1)に沿った複数の画像形成ユニッ
    ト(2)の配設箇所の上下流には夫々転写材(3)がニ
    ップ状態にて搬送される入口側及び出口側のニップ搬送
    手段(6,7)を設け、 複数の画像形成ユニット(2)の転写材搬送路(1)上
    の各々の間隔を(A)、最上流画像形成ユニット(2
    a)と入口側ニップ搬送手段(6)との間隔を(B)、
    最下流画像形成ユニット(2d)と出口側ニップ搬送手
    段(7)との間隔を(C)、最小使用サイズの転写材
    (3)の搬送方向長さを(S’)とすると、S’>2
    A,A+B,A+Cの関係を満足させ、転写材(3)が
    入口側及び出口側のニップ搬送手段(6,7)のいずれ
    にもニップされていない態様で、少なくとも複数の画像
    形成ユニット(2)の搬送転写手段(5)に跨って転写
    材(3)をニップさせることを特徴とする画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 転写材搬送路(1)に沿って移動し且つ
    転写材(3)が保持される転写材保持搬送手段(8)を
    設けると共に、転写材搬送路(1)に沿って複数の画像
    形成ユニット(2:2a〜2d)を配設し、前記転写材
    搬送路(1)を移動する転写材(3)に前記複数の画像
    形成ユニット(2)から順次トナー像を転写する画像形
    成装置において、 前記転写材搬送路(1)に沿った複数の画像形成ユニッ
    ト(2)の配設箇所の上下流には夫々転写材(3)がニ
    ップ状態にて搬送される入口側及び出口側のニップ搬送
    手段(6,7)を設け、 入口側及び出口側のニップ搬送手段(6,7)間の転写
    材搬送路(1)上での距離(L)を標準使用サイズの転
    写材(3)の搬送方向長さ(S)よりも短寸に規定した
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 転写材搬送路(1)に沿って移動し且つ
    転写材(3)が保持される転写材保持搬送手段(8)を
    設けると共に、転写材搬送路(1)に沿って複数の画像
    形成ユニット(2:2a〜2d)を配設し、前記転写材
    搬送路(1)を移動する転写材(3)に前記複数の画像
    形成ユニット(2)から順次トナー像を転写する画像形
    成装置において、 前記複数の画像形成ユニット(2)には夫々の像担持体
    (4)に対応する箇所で転写材(3)が像担持体(4)
    側に当接搬送され且つ転写材(3)に像担持体(4)上
    のトナー像が転写される搬送転写手段(5)を夫々設
    け、 前記転写材搬送路(1)に沿った複数の画像形成ユニッ
    ト(2)の配設箇所の上下流には夫々転写材(3)がニ
    ップ状態にて搬送される入口側及び出口側のニップ搬送
    手段(6,7)を設け、 複数の画像形成ユニット(2)の転写材搬送路(1)上
    の各々の間隔を(A)、最上流画像形成ユニット(2
    a)と入口側ニップ搬送手段(6)との間隔を(B)、
    最下流画像形成ユニット(2d)と出口側ニップ搬送手
    段(7)との間隔を(C)、最小使用サイズの転写材
    (3)の搬送方向長さを(S’)とすると、S’>2
    A,A+B,A+Cの関係を満足させ、転写材(3)が
    入口側及び出口側のニップ搬送手段(6,7)のいずれ
    にもニップされていない態様で、少なくとも複数の画像
    形成ユニット(2)の搬送転写手段(5)に跨って転写
    材(3)をニップさせることを特徴とする画像形成装
    置。
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