JP4085225B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンタなどの画像形成装置に係り、特に、連続作像モード時において転写材の搬送乱れに伴う画像乱れを回避する上で有効な画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における画像形成装置として、例えば中間転写型のタンデム画像形成装置を例に挙げると、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色成分の作像ユニット(例えば電子写真方式であれば感光体ドラムなどの像担持体の周囲に電子写真デバイスを配設)を一列に配設すると共に、各作像ユニットに対して循環移動する中間転写ベルトを対向配置し、各作像ユニットにて形成された各色成分の未定着トナー像を中間転写ベルトに順次一次転写した後、中間転写ベルト上に重ね合わされた多重一次転写像を転写材としての用紙へ二次転写して所望の画像を用紙上に形成するようにしたものがある。
【0003】
この種の画像形成装置において、用紙搬送系としては、例えば二次転写部の手前に位置決め用のレジストレーションロール(以下本件ではレジストロールと称する)を配設し、このレジストロールにて用紙を一旦位置決めした後に、所定のタイミングで二次転写部に用紙を搬送し、しかる後、搬送ベルト等の搬送部材を用いて定着装置へと導くようにしたものが知られている。尚、二次転写部は例えば中間転写ベルトを挟んで二次転写ロールとバックアップロールとを対向配置したものであり、両ロール感に転写電界を形成するほか、中間転写ベルトと二次転写ロールとで用紙に搬送力を与えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、装置の小型化を企図した場合、上述した用紙搬送系にあっては、レジストロール、二次転写部、定着装置等の少なくとも2個所以上で用紙がニップされた状態で搬送されることがあり得る。
この場合、各ニップ要素間での用紙の引っ張り合いを防止するために、通常ニップ要素間で速度差を持たせることで用紙にループを形成するというような対策が施されている。
ところが、用紙の種類、例えば用紙として腰の強い厚紙等を使用すると、ループ形成時の用紙の反力により、中間転写ベルトのMQ(Motion Qualityの略)を悪化させ、色ずれやスミア(Smear)などの画像品質を著しく低下させるという技術的課題が見出された。
例えば、ループ形成時の用紙の反力による影響が特に大きいのは、レジストロールを厚紙後端が通過するタイミングである。このとき、レジストロール〜二次転写部間で形成した用紙ループにより用紙には中間転写ベルトを押し込む力が作用するが、用紙後端がループ後端を通過する際、中間転写ベルトを加速させていた力が急激になくなり、中間転写ベルトの速度が急激に通常状態に復帰する。すると、一次転写中の画像に位置ずれやスミアが発生する虞れがある。
【0005】
この種の技術的課題については従前の先行技術には何等記載若しくは示唆されておらず、勿論これを解決する手段については全く触れられていない。
例えば、画像乱れを回避する先行技術としては、用紙が定着装置に突入する際の負荷変動により感光体ドラム等が回転変動し、レーザ走査装置(ROS:Raster Output Scanner)等の画像書込み装置による画像書込み位置がずれることを回避するために、転写位置〜定着位置間距離が転写可能な最小用紙サイズより短く、かつ、感光体ドラム等の画像書込み位置〜定着位置間距離が最大用紙サイズより長く、更に、連続コピーする際には、用紙長さ+インターイメージ長さを画像書込み位置〜定着位置間距離に等しくすることで、定着装置への用紙突入時の影響が書込み画像には及ばないようにする技術は既に知られている(例えば特公平6−52434号公報参照)。
ところが、この種の先行技術を採用した場合には、確かに、定着装置への用紙突入時における画像乱れは回避できるかも知れないが、腰の強い厚紙等を使用した際には、上述した技術的課題が依然として残存してしまい、上述した技術的課題を解決する手段にはなり得ない。
【0006】
尚、上述した技術的課題は、中間転写型のタンデム画像形成装置に限られるものではなく、中間転写型の4サイクル画像形成装置や非中間転写型の画像形成装置にあっても同様に生ずるものである。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、転写材の搬送乱れが転写材の種類によって起こり、転写材の搬送乱れが作像工程へ悪影響する事態を確実に回避することができる画像形成装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図1に示すように、画像が担持せしめられる像担持体1と、像担持体1上のイメージ領域に画像を形成する作像手段2と、像担持体1上の画像を中間転写体3aを介して転写材4に転写する転写手段3と、この転写手段3の転写部位の手前に転写材4の位置決め部材5aを具備し、この位置決め部材5aにて転写材4を位置決めした後に転写手段3の転写部位へ搬送する転写材搬送系5とを備えた画像形成装置において、転写材4の種類を判別する転写材種類判別手段6と、この転写材種類判別手段6にて判別された転写材4の種類に応じて連続作像モード時のインターイメージ長を可変設定するインターイメージ可変手段7とを備え、このインターイメージ可変手段7前記転写材種類判別手段6により、転写材4が予め決められた所定サイズ以下又は予め決められた所定厚さ以下であると判別された場合には標準インターイメージを設定する一方、転写材4が前記所定サイズを超え且つ前記所定厚さを超えると判別された場合には、前記標準インターイメージよりも長く且つ先行する転写材4の後端が前記位置決め部材5a通過後に後続する転写材4に対して作像すべき画像の中間転写体3aへの転写動作が開始される長さの特殊インターイメージを設定することを特徴とするものである。
また、本発明の別の態様は、図1に示すように、画像が担持せしめられる像担持体1と、像担持体1上のイメージ領域に画像を形成する作像手段2と、像担持体1上の画像を直接転写材4に転写する転写手段3と、この転写手段3の転写部位の手前に転写材4の位置決め部材5aを具備し、この位置決め部材5aにて転写材4を位置決めした後に転写手段3の転写部位へ搬送する転写材搬送系5とを備えた画像形成装置において、転写材4の種類を判別する転写材種類判別手段6と、この転写材種類判別手段6にて判別された転写材4の種類に応じて連続作像モード時のインターイメージ長を可変設定するインターイメージ可変手段7とを備え、このインターイメージ可変手段7が、前記転写材種類判別手段6により、転写材4が予め決められた所定サイズ以下又は予め決められた所定厚さ以下であると判別された場合には標準インターイメージを設定する一方、転写材4が前記所定サイズを超え且つ前記所定厚さを超えると判別された場合には、前記標準インターイメージよりも長く且つ先行する転写材4の後端が前記位置決め部材5a通過後に後続する転写材4に対して作像すべき画像の像担持体1への作像手段2による作像書込み動作が開始される長さの特殊インターイメージを設定することを特徴とするものである。
【0008】
このような技術的手段において、像担持体1は作像を担持する感光体、誘電体などのドラム、ベルトなどを指すが、その数については単一あるいは複数(各色成分に対応した数や各色成分をグループ化した数など)のいずれでもよい。
また、作像手段2は、像担持体1上に画像を形成するものであれば、電子写真方式、静電記録方式など各種の作像方式を用いたものを広く含む。
更に、転写手段3には、転写材4に像担持体1上の画像を直接転写する態様のものに限られず、中間転写体3aを介して転写材4に間接的に転写する態様のいずれをも含む。
ここで、転写手段3が中間転写体3a(ドラム状、ベルト状など形態を問わない)を具備した態様にあっては、通常、像担持体1上の画像を中間転写体3aに一次転写する一次転写手段3bと、中間転写体3a上に担持された画像を転写材4に二次転写する二次転写手段3cとを具備したものが用いられる。
【0009】
また、転写材種類判別手段6としては、転写材4の種類を判別するものであれば適宜選定して差し支えないが、転写材種類判別手段6にて判別すべき情報は、センサ類で取り込むほか、コンソールパネル上での選択スイッチにて取り込むなど任意である。ここで、「転写材の種類」には、サイズ、厚さなど各種パラメータを含む。
更に、インターイメージ可変手段7については、転写材4の種類に応じてインターイメージ長を変えるものを広く含むが、このインターイメージ長としては、転写材4の搬送乱れが次イメージの作像に影響しない範囲で設定されるようにすればよい。
【0010】
また、本発明に関連する参考発明としては、転写手段3の態様に応じて以下のように捉えることもできる。
すなわち、本発明に関連する参考発明は、図1に示すように、画像が担持せしめられる像担持体1と、像担持体1上のイメージ領域に画像を形成する作像手段2と、像担持体1上の画像を中間転写体3aを介して転写材4に転写する転写手段3とを備えた画像形成装置において、連続作像モード時には、先行する転写材4の搬送に伴う中間転写体3aの回転精度に対する変動要因減衰後に、後続する転写材4に対して作像すべき画像の中間転写体3aへの転写動作を開始する作像制御手段8を備えたことを特徴とするものである。
この場合、例えば転写材の種類によって転写材4の搬送乱れが起こり、この搬送乱れが中間転写体3aに影響する可能性はあるが、連続作像モード時には、先行する転写材4の搬送に伴う中間転写体3aの回転精度に対する変動要因減衰後に、後続する転写材4に対して作像すべき画像の中間転写体3aへの転写動作を開始するようにしたので、転写材4の搬送乱れに伴う中間転写体3a上における画像の位置ずれやスミアなど画像品質低下を確実に回避することができるようになる。
更に、本発明に関連する参考発明の他の態様は、画像が担持せしめられる像担持体1と、像担持体1上のイメージ領域に画像を形成する作像手段2と、像担持体1上の画像を直接転写材4に転写する転写手段3とを備えた画像形成装置において、連続作像モード時には、先行する転写材4の搬送に伴う像担持体1の回転精度に対する変動要因減衰後に、後続する転写材4に対して作像すべき画像の像担持体1への作像手段2による作像書込み動作を開始する作像制御手段8を備えたことを特徴とするものである。
この場合、非中間転写型の画像形成装置にあっては、例えば転写材4の種類によって転写材4の搬送乱れが起こり、この搬送乱れが像担持体1に影響する可能性はあるが、本発明の別の態様によれば、連続作像モード時には、先行する転写材4の搬送に伴う像担持体1の回転精度に対する変動要因減衰後に、後続する転写材4に対して作像すべき画像の像担持体1への作像手段2による作像書込み動作を開始するようにしたので、転写材4の搬送乱れに伴う像担持体1上における画像の位置ずれやスミアなど画像品質低下を確実に回避することができるようになる。
【0011】
また、本発明の更に別の態様としては、図1に示すように、画像が担持せしめられる像担持体1と、像担持体1上のイメージ領域に画像を形成する作像手段2と、像担持体1上の画像を中間転写体3aを介して転写材4に転写する転写手段3と、この転写手段3の転写部位の手前に転写材4の位置決め部材5aを具備し、この位置決め部材5aにて転写材4を位置決めした後に転写手段3の転写部位へ搬送する転写材搬送系5とを備えた画像形成装置において、転写材4の種類を判別する転写材種類判別手段6と、この転写材種類判別手段6にて転写材4が予め決められた所定サイズ以下又は予め決められた所定厚さ以下であると判別された場合に、連続作像モード時には、先行する転写材4の後端が前記位置決め部材5aを通過する前に、後続する転写材4に対して作像すべき画像の中間転写体3aへの転写動作を開始する一方、転写材種類判別手段6にて転写材4が予め決められた所定サイズを超え且つ予め決められた所定厚さを超えると判別された場合に、連続作像モード時には、先行する転写材4の後端が位置決め部材5aを通過した後に、後続する転写材4に対して作像すべき画像の中間転写体3aへの転写動作を開始する作像制御手段8とを備えたものが挙げられる。
更に、本発明の別の態様としては、図1に示すように、画像が担持せしめられる像担持体1と、像担持体1上のイメージ領域に画像を形成する作像手段2と、像担持体1上の画像を直接転写材4に転写する転写手段3と、この転写手段3の転写部位の手前に転写材4の位置決め部材5aを具備し、この位置決め部材5aにて転写材4を位置決めした後に転写手段3の転写部位へ搬送する転写材搬送系5とを備えた画像形成装置において、転写材4の種類を判別する転写材種類判別手段6と、この転写材種類判別手段6にて転写材4が予め決められた所定サイズ以下又は予め決められた所定厚さ以下であると判別された場合に、連続作像モード時には、先行する転写材4の後端が前記位置決め部材5aを通過する前に、後続する転写材4に対して作像すべき画像の像担持体1への作像手段2による作像書込み動作を開始する一方、転写材種類判別手段6にて転写材4が予め決められた所定サイズを超え且つ予め決められた所定厚さを超えると判別された場合に、連続作像モード時には、先行する転写材4の後端が前記位置決め部材5aを通過した後に、後続する転写材4に対して作像すべき画像の像担持体1への作像手段2による作像書込み動作を開始する作像制御手段8とを備えたものが挙げられる。
また、本発明に関連する別の参考発明としては、図1に示すように、画像が担持せしめられる像担持体1と、像担持体1上のイメージ領域に画像を形成する作像手段2と、像担持体1上の画像を中間転写体3aを介して転写材4に転写する転写手段3とを備えた画像形成装置において、転写材4の種類を判別する転写材種類判別手段6と、この転写材種類判別手段6にて転写材4が予め決められた所定サイズを超え且つ予め決められた所定厚さを超えると判別された場合に、連続作像モード時には、先行する転写材4の後端が転写手段3の転写部位を通過した後に、後続する転写材4に対して作像すべき画像の中間転写体3aへの転写動作を開始する作像制御手段8とを備えたものが挙げられる。
【0012】
一方、本発明に関連する別の参考発明のうち、転写手段3が中間転写体3aを具備しない態様の画像形成装置にあっては、本発明に関連する参考発明は、図1に示すように、画像が担持せしめられる像担持体1と、像担持体1上のイメージ領域に画像を形成する作像手段2と、像担持体1上の画像を直接転写材4に転写する転写手段3(図1中の中間転写体3aのない態様)とを備えた画像形成装置において、転写材4の種類を判別する転写材種類判別手段6と、この転写材種類判別手段6にて転写材4が予め決められた所定サイズを超え且つ予め決められた所定厚さを超えると判別された場合に、連続作像モード時には、先行する転写材4の後端が転写手段3の転写部位を通過した後に、後続する転写材4に対して作像すべき画像の像担持体1への作像手段2による作像書込み動作を開始する作像制御手段8を備えたことを特徴とするものである。
尚、この態様においても、中間転写型の画像形成装置に対する態様と同様に、作像制御手段8として、位置決め部材5aの通過タイミングや転写手段3の転写部位における通過タイミングを考慮するようにしてもよいことは勿論である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図2は本発明を中間転写型のタンデム画像形成装置に適用した実施の一形態を示す。
同図において、画像形成装置は、本体ハウジング21内に4つの色(本実施の形態ではブラック、イエロ、マゼンタ、シアン)の作像ユニット22(具体的には22a〜22d)を横方向に配列し、その上方には各作像ユニット22の配列方向に沿って循環搬送される中間転写ベルト230が含まれる転写ユニット23を配設する一方、本体ハウジング21の下方には転写材としての用紙(図示せず)が収容される用紙供給カセット24を配設すると共に、この用紙供給カセット24からの用紙の搬送路となる用紙搬送路25を垂直方向に配置したものである。
【0014】
本実施の形態において、各作像ユニット22(22a〜22d)は、中間転写ベルト230の循環方向上流側から順に、例えばブラック用、イエロ用、マゼンタ用、シアン用(配列は必ずしもこの順番とは限らない)のトナー像を形成するものであり、各感光体ユニット30と、各現像ユニット33と、共通する一つの露光ユニット40とを備えている。
ここで、感光体ユニット30は、例えば感光体ドラム31と、この感光体ドラム31を予め帯電する帯電器(本例では帯電ロール)32と、感光体ドラム31上の残留トナーを除去するクリーナ34とを一体的にカートリッジ化したものである。
また、現像ユニット33は、帯電された感光体ドラム31上に前記露光ユニット40にて露光形成された静電潜像を対応する色トナー(本実施の形態では例えば負極性)で現像するものである。
尚、符号35(35a〜35d)は各現像ユニット33に各色成分トナーを補給するためのトナーカートリッジである。
一方、露光ユニット40は、ユニットケース41内に例えば四つの半導体レーザ(図示せず)、一つのポリゴンミラー42、結像レンズ(図示せず)及び各感光体ユニット30に対応するそれぞれミラー(図示せず)を格納し、各色成分毎の半導体レーザからの光をポリゴンミラー42で偏向走査し、結像レンズ、ミラーを介して対応する感光体ドラム31上の露光ポイントに光像を導くようにしたものである。
【0015】
また、本実施の形態において、転写ユニット23は、例えば一対の張架ロール(一方が駆動ロール)231,232間に中間転写ベルト230を掛け渡したものであり、各感光体ユニット30の感光体ドラム31に対応した中間転写ベルト230の裏面には一次転写装置(本例では一次転写ロール)51が配設され、この一次転写ロール51にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加することで、感光体ドラム31上のトナー像を中間転写ベルト230側に静電的に転写するようになっている。
更に、中間転写ベルト230の最下流作像ユニット22dの下流側の張架ロール232に対応した部位には二次転写装置52が配設されており、中間転写ベルト230上の一次転写像を記録材に二次転写(一括転写)するようになっている。
本実施の形態では、二次転写装置52は、中間転写ベルト230のトナー像担持面側に圧接配置される二次転写ロール521と、中間転写ベルト230の裏面側に配置されて二次転写ロール521の対向電極をなすバックアップロール(本例では張架ロール232を兼用)とを備えている。
そして、例えば二次転写ロール521が接地されており、また、バックアップロール(張架ロール232)にはトナーの帯電極性と同極性のバイアスが印加されている。
更にまた、中間転写ベルト230の最上流作像ユニット22aの上流側にはベルトクリーナ53が配設されており、中間転写ベルト230上の残留トナーを除去するようになっている。
【0016】
また、用紙供給カセット24には用紙をピックアップするフィードロール61が設けられ、このフィードロール61の直後には用紙を送出するテイクアウェイロール62が配設されると共に、二次転写部位の直前に位置する用紙搬送路25には用紙を所定のタイミングで二次転写部位へ供給するレジストレーションロール(レジストロール)63が配設されている。
尚、符号72は手差し用の用紙を送出するフィードロールである。
一方、二次転写部位の下流側に位置する用紙搬送路25には定着装置66が設けられ、この定着装置66の下流側には用紙排出用の排出ロール67が設けられており、本体ハウジング21の上部に形成された収容トレイ68に排出用紙が収容されるようになっている。
【0017】
更に、本実施の形態では、本体ハウジング21の側方には手差し供給装置(MSI)71が設けられており、この手差し供給装置71上の用紙はフィードロール72及びテイクアウェイロール62にて用紙搬送路25に向かって送出されるようになっている。
更にまた、本体ハウジング21には両面記録用ユニット73が付設されており、この両面記録用ユニット73は、用紙の両面に画像記録を行う両面モード選択時に、排出ロール67を逆転させ、かつ、入口手前の案内ロール74にて片面記録済みの用紙を内部に取り込み、適宜数の搬送ロール77にて内部の用紙戻し搬送路76に沿って用紙を搬送し、再度レジストロール63側へと供給するものである。
【0018】
特に、本実施の形態では、図3に示すような作像制御系が採用されている。
同図において、作像制御系は、露光ユニット40を始めとする各作像デバイスに対して所定の制御信号が送出せしめられる作像制御装置100を有し、この作像制御装置100には、用紙供給カセット24(図2参照)内の用紙Pのサイズ(ここでは、大きさ及び配置関係[縦置き、横置き])を検出するカセット側サイズセンサ101、手差し供給装置71にセットされる用紙(厚紙など)Pのサイズ(ここでは、大きさ及び配置関係[縦置き、横置き])を検出する手差し側サイズセンサ102、用紙搬送路25を通過する用紙Pの厚さを検出する紙厚センサ103からの各情報、コンソールパネル上のプリント枚数キーや作像モード指定キー(片面プリント、両面プリント、縮小、拡大などを指定するキー)による指定に基づくプリント枚数、作像モードに関する情報などが取り込まれるようになっている。
そして、作像制御装置100は、取り込んだ情報に基づいて例えば図4に示すインターイメージ設定処理や図5に示す転写タイミング制御処理を行い、各作像デバイスを用いて一連の作像プロセスを実行させるべく、各作像デバイスに所定の制御信号を送出するようになっている。
【0019】
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作動について説明する。
今、作像モード、プリント枚数を設定した後にプリント開始ボタンを押すと、作像制御装置100は、各作像ユニット22(22a〜22d)に所定の制御信号を送出し、各感光体ドラム31上に所定サイズのイメージ領域に対応する各色成分トナー画像を形成し、中間転写ベルト230上に各色成分トナー画像を順次一次転写した後、用紙搬送系にて所定のタイミングで搬送されてきた用紙Pに対し二次転写部位に中間転写ベルト230上の多重トナー画像を二次転写し、転写トナー画像が担持された用紙Pを定着装置66にて定着処理する。
【0020】
このとき、作像制御装置100は、例えば図4に示すインターイメージ設定処理を行い、先ず、連続プリントモードであるか否かをチェックし、次に、用紙サイズが所定サイズ(本例では例えばハガキサイズ)より大きいか否かをチェックし、更に、用紙種が厚紙(本例では190g/m2以上)か否かをチェックし、連続プリントモードで、用紙サイズが所定サイズより大きく、かつ、厚紙である条件下であれば、インターイメージ長を標準長さより長い特殊長さに設定し、一方、これ以外の条件下にあっては、インターイメージ長を標準長さに設定する。
【0021】
更に、作像制御装置100は、例えば図5に示す転写タイミング制御処理を行い、先ず、連続プリントモードであるか否かをチェックし、次に、用紙サイズが所定サイズ(本例では例えばハガキサイズ)より大きいか否かをチェックし、更に、用紙種が厚紙(本例では190g/m2以上)か否かをチェックし、連続プリントモードで、用紙サイズが所定サイズより大きく、かつ、厚紙である条件下であれば、先行用紙後端がレジストロール63通過後に次イメージの一次転写動作が開始される特殊インターイメージ(特殊長さのインターイメージ)を算出し、この特殊インターイメージ後に次イメージの一次転写動作を開始する一方、これ以外の条件下であれば、標準インターイメージ(標準長さのインターイメージ)後に次イメージの一次転写動作を開始する。
【0022】
次に、用紙の種類に応じて先行する用紙と後続するイメージ画像との位置関係について、図7を用いてより具体的に説明する。
図7において、Yellow No.1 P/R,Magenta No.2 P/R,Cyan No.3 P/R,Black No.4 P/Rは、イエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの感光体ドラムを示し、また、2nd BTRは二次転写ロールを示し、更に、Fuserは定着装置を示す。
そして、同図に示すL1〜L4は図3に示すスパンに相当するものであり、同図のL1は各色成分の感光体ドラム31間のスパン、L2は用紙搬送路25のうち、レジストロール63(図7ではRegi Rollと表記)から二次転写部位(二次転写ロール521と中間転写ベルト230とのニップ部)に至るスパン、L3は最下流のブラック用作像ユニット22dの感光体ドラム31から二次転写部位に至るスパン(本例ではL2+L5に相当)、L4は二次転写部位から定着装置66の定着ニップ部(例えば加熱定着ロールと加圧定着ロールとの間のニップ部)に至るスパンを示す。
【0023】
今、用紙供給カセット24にA3判の普通紙からなる用紙Pが収容されており、通常の片面プリントモード(用紙供給カセットを自動選択)で複数のプリント枚数を選択する連続プリントモードが選択され、かつ、A3判用紙に対応した画像が作成されると仮定する。
この条件下において、プリント開始ボタンを押すと、作像制御装置100は、図7(a)に示すように、インターイメージとして標準インターイメージ(インターイメージ1:本例ではIT1で示す長さ)を設定し、先行する1枚目のA3判用紙Pの後端がレジストロール63(Regi Roll)を通過した時点で、後続する2枚目のイメージ画像は既にイエロ、マゼンタの作像ユニット22の感光体ドラム31(Yellow No.1 P/R,Magenta No.2 P/R)の一次転写部位を通過し、中間転写ベルト230上に転写される。
ところが、A3判普通紙の後端がレジストロール63を通過したとしても、A3判普通紙からなる用紙Pの二次転写部位に作用するループ反力は小さいため、二次転写部位から中間転写ベルト230に振動が伝達されることはなく、中間転写ベルト230が不必要に振動することはない。
従って、イエロ、マゼンタの作像ユニット22にて次イメージ画像の一次転写動作が行われていたとしても、当該一次転写動作において一次転写画像の位置ずれやスミアなどの画像品質の低下が起こる懸念はない。
【0024】
一方、手差し供給装置71に190g/m2以上の厚紙(例えばA3判)をセットし、手差し片面プリントモード(手差し供給装置を選択)で複数のプリント枚数を選択する連続プリントモードが選択され、かつ、A3判用紙に対応した画像が作成されると仮定する。
この条件下において、プリント開始ボタンを押すと、作像制御装置100は、図7(b)に示すように、インターイメージとして特殊インターイメージ(インターイメージ2:本例ではIT1+L7で示す長さ)を設定し、先行する1枚目のA3判用紙P(ここでは厚紙)の後端がレジストロール63(Regi Roll)を通過した時点で、後続する2枚目のイメージ画像についてはいずれも一次転写部位に到達していないようにする。
【0025】
ここで、A3判用紙である厚紙Pの後端がレジストロール63を通過すると、厚紙Pの二次転写部位に作用するループ反力が大きいため、中間転写ベルト230に大きな振動が伝達され、中間転写ベルト230の回転精度が大きく変動する。
ところが、中間転写ベルト230の回転精度が大きく変動する間には、作像ユニット22による一次転写動作は行われておらず、中間転写ベルト230の変動要因が減衰した段階で、2枚目のイメージ画像について最上流のイエロ用作像ユニット22による一次転写動作が開始されるため、一次転写動作において一次転写画像の位置ずれやスミアなどの画像品質の低下が起こる懸念はない。
尚、190g/m2未満の用紙や、190g/m2以上であっても、ハガキサイズなどの小サイズ用紙に関しては、二次転写部位に作用するループ反力が小さいため、標準インターイメージを設定した状態の画像形成が可能であり、プリント動作の生産性は良好に保たれる。
【0026】
また、本実施の形態では、図5に示すような転写タイミング制御処理を行っているが、これに限られるものではなく、例えば図6に示すように、連続プリントモードで、用紙サイズが所定サイズより大きく、かつ、厚紙である条件下であれば、先行用紙の後端が二次転写ロール521を通過後に次イメージの一次転写動作が開始される特殊インターイメージ(特殊長さのインターイメージ)を算出し、この特殊インターイメージ後に次イメージの一次転写動作を開始する一方、これ以外の条件下であれば、標準インターイメージ(標準長さのインターイメージ)後に次イメージの一次転写動作を開始するようにしてもよい。
この態様によれば、所定サイズ以上の厚紙からなる用紙Pが二次転写ロール521を通過するまで次イメージ画像の一次転写動作が行われないので、所定サイズ以上の厚紙からなる用紙Pがレジストロール63を通過する際に加えて、二次転写ロール521を通過する際に中間転写ベルト230に振動が伝達されたとしても、作像ユニット22による一次転写動作に支障を与えることがなく、一次転写動作時の位置ずれやスミアという画像品質低下はより確実に回避される。
【0027】
また、本実施の形態では、タンデム画像形成装置に本発明を適用したものが示されているが、他の態様の画像形成装置に本発明を適用できることは勿論である。
例えば図8(a)は中間転写型の4サイクル画像形成装置を示す。
同図において、画像形成装置は、感光体ドラム200を有し、この感光体ドラム200の周囲に、コロトロン等の帯電装置201、帯電された感光体ドラム200上に各色成分静電潜像を書き込む図示外の露光装置(図8(a)では露光装置からのビームに符号202を付す)、各色成分現像器を搭載したロータリー型現像装置203、転写ユニット204及び感光体ドラム200上の残留トナーを清掃するクリーナ205を配設したものである。
そして、転写ユニット204は、中間転写ベルト211と、感光体ドラム200上の各色成分トナー画像を順次中間転写ベルト211に一次転写する一次転写装置(ここでは一次転写ロール)212と、中間転写ベルト211上に多重転写されたトナー画像を用紙Pに二次転写する二次転写装置213(二次転写ロール214及びバックアップロール215にて構成)とを備えている。
尚、符号216は中間転写ベルト211を清掃するベルトクリーナ、220は用紙搬送系を構成するレジストロールである。
この態様において、用紙Pの種類に応じてインターイメージ長を可変設定し、用紙Pが所定サイズ以上の厚紙からなる条件下であれば、用紙Pの後端がレジストロール220(あるいは二次転写部位)を通過した後、次イメージ画像の最初の一次転写動作を開始するようにすればよい。
【0028】
また、図8(b)は非中間転写型の画像形成装置を示す。
同図において、画像形成装置は、感光体ベルト250を有し、この感光体ベルト250の周囲には、コロトロン等の帯電装置251、帯電された感光体ベルト250上に各色成分静電潜像を書き込む図示外の露光装置(図8(b)では露光装置からのビームに符号252を付す)、各色成分トナーが収容された4つの現像装置253〜256、感光体ベルト250上に形成担持されたトナー画像を用紙Pに転写する転写装置257(ここでは転写ロール261及びバックアップロール262にて構成)及び感光体ベルト250上の残留トナーを清掃するクリーナ258を配設したものである。尚、符号260は用紙搬送系を構成するレジストロールである。
【0029】
この態様において、用紙Pの種類に応じてインターイメージ長を可変設定し、用紙Pが所定サイズ以上の厚紙からなる条件下であれば、用紙Pの後端がレジストロール260(あるいは二次転写部位)を通過した後、露光装置による次イメージの書込み動作を開始するようにすればよい。
このようにすれば、所定サイズ以上の厚紙からなる用紙Pが例えばレジストロール260を通過した際に当該用紙Pのループ反力が転写部位に作用すると、感光体ベルト250に振動が伝達され、感光体ベルト250の回転精度が大きく変動する。
ところが、感光体ベルト250の回転精度が大きく変動する間には、露光装置による静電潜像の書込み動作は行われておらず、感光体ベルト250の変動要因が減衰した段階で、2枚目のイメージ画像について露光装置による静電潜像の書込み動作が開始されるため、静電潜像の書込み動作において静電潜像の位置ずれや像乱れなどの画像品質の低下が起こる懸念はない。
【0030】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、転写材の種類としてサイズ及び厚さを判別し、転写材のサイズ及び厚さに応じてインターイメージ長を可変設定するようにしたので、転写材の種類に応じてインターイメージ長の最適化を図ることができる。このため、仮に、転写材の搬送乱れが転写材の種類によって起こり、これが作像工程へ悪影響するとしても、インターイメージ長を調整することで、転写材の搬送乱れが作像工程へ悪影響する事態回避することができる。
【0031】
よって、画像の位置ずれやスミアなどの画像品質を著しく低下させる懸念解消される。
また、搬送乱れの生じない転写材については通常のインターイメージを設定することが可能になるため、この種の転写材について生産性を低下させるという懸念もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。
【図2】 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1で用いられる画像形成装置のレイアウト及び作像制御系を示す説明図である。
【図4】 作像制御系におけるインターイメージ設定処理例を示すフローチャートである。
【図5】 作像制御系における転写タイミング制御処理例を示すフローチャートである。
【図6】 作像制御系における転写タイミング制御処理の別の例を示すフローチャートである。
【図7】 用紙の種類に応じてインターイメージ長を可変設定する具体例を示す説明図である。
【図8】 (a)(b)は本発明が適用される画像形成装置の実施の形態1以外の態様を示す説明図である。
【符号の説明】
1…像担持体,2…作像手段,3…転写手段,3a…中間転写体,3b…一次転写手段,3c…二次転写手段,4…転写材,5…転写材搬送系,5a…位置決め部材,6…転写材種類判別手段,7…インターイメージ可変手段,8…作像制御手段

Claims (5)

  1. 画像が担持せしめられる像担持体と、像担持体上のイメージ領域に画像を形成する作像手段と、像担持体上の画像を中間転写体を介して転写材に転写する転写手段と、この転写手段の転写部位の手前に転写材の位置決め部材を具備し、この位置決め部材にて転写材を位置決めした後に転写手段の転写部位へ搬送する転写材搬送系とを備えた画像形成装置において、
    転写材の種類を判別する転写材種類判別手段と、
    この転写材種類判別手段にて判別された転写材の種類に応じて連続作像モード時のインターイメージ長を可変設定するインターイメージ可変手段とを備え、
    このインターイメージ可変手段は、前記転写材種類判別手段により、転写材が予め決められた所定サイズ以下又は予め決められた所定厚さ以下であると判別された場合には標準インターイメージを設定する一方、転写材が前記所定サイズを超え且つ前記所定厚さを超えると判別された場合には、前記標準インターイメージよりも長く且つ先行する転写材の後端が前記位置決め部材通過後に後続する転写材に対して作像すべき画像の中間転写体への転写動作が開始される長さの特殊インターイメージを設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像が担持せしめられる像担持体と、像担持体上のイメージ領域に画像を形成する作像手段と、像担持体上の画像を直接転写材に転写する転写手段と、この転写手段の転写部位の手前に転写材の位置決め部材を具備し、この位置決め部材にて転写材を位置決めした後に転写手段の転写部位へ搬送する転写材搬送系とを備えた画像形成装置において、
    転写材の種類を判別する転写材種類判別手段と、
    この転写材種類判別手段にて判別された転写材の種類に応じて連続作像モード時のインターイメージ長を可変設定するインターイメージ可変手段とを備え、
    このインターイメージ可変手段は、前記転写材種類判別手段により、転写材が予め決められた所定サイズ以下又は予め決められた所定厚さ以下であると判別された場合には標準インターイメージを設定する一方、転写材が前記所定サイズを超え且つ前記所定厚さを超えると判別された場合には、前記標準インターイメージよりも長く且つ先行する転写材の後端が前記位置決め部材通過後に後続する転写材に対して作像すべき画像の像担持体への作像手段による作像書込み動作が開始される長さの特殊インターイメージを設定することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    インターイメージ可変手段は、転写材の搬送乱れが次イメージの作像に影響しない範囲でインターイメージ長を設定するものであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 画像が担持せしめられる像担持体と、像担持体上のイメージ領域に画像を形成する作像手段と、像担持体上の画像を中間転写体を介して転写材に転写する転写手段と、この転写手段の転写部位の手前に転写材の位置決め部材を具備し、この位置決め部材にて転写材を位置決めした後に転写手段の転写部位へ搬送する転写材搬送系とを備えた画像形成装置において、
    転写材の種類を判別する転写材種類判別手段と、
    この転写材種類判別手段にて転写材が予め決められた所定サイズ以下又は予め決められた所定厚さ以下であると判別された場合に、連続作像モード時には、先行する転写材の後端が前記位置決め部材を通過する前に、後続する転写材に対して作像すべき画像の中間転写体への転写動作を開始する一方、転写材種類判別手段にて転写材が予め決められた所定サイズを超え且つ予め決められた所定厚さを超えると判別された場合に、連続作像モード時には、先行する転写材の後端が前記位置決め部材を通過した後に、後続する転写材に対して作像すべき画像の中間転写体への転写動作を開始する作像制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 画像が担持せしめられる像担持体と、像担持体上のイメージ領域に画像を形成する作像手段と、像担持体上の画像を直接転写材に転写する転写手段と、この転写手段の転写部位の手前に転写材の位置決め部材を具備し、この位置決め部材にて転写材を位置決めした後に転写手段の転写部位へ搬送する転写材搬送系とを備えた画像形成装置において、
    転写材の種類を判別する転写材種類判別手段と、
    この転写材種類判別手段にて転写材が予め決められた所定サイズ以下又は予め決められた所定厚さ以下であると判別された場合に、連続作像モード時には、先行する転写材の後端が前記位置決め部材を通過する前に、後続する転写材に対して作像すべき画像の像担持体への作像手段による作像書込み動作を開始する一方、転写材種類判別手段にて転写材が予め決められた所定サイズを超え且つ予め決められた所定厚さを超えると判別された場合に、連続作像モード時には、先行する転写材の後端が前記位置決め部材を通過した後に、後続する転写材に対して作像すべき画像の像担持体への作像手段による作像書込み動作を開始する作像制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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