JP4483227B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4483227B2
JP4483227B2 JP2003299188A JP2003299188A JP4483227B2 JP 4483227 B2 JP4483227 B2 JP 4483227B2 JP 2003299188 A JP2003299188 A JP 2003299188A JP 2003299188 A JP2003299188 A JP 2003299188A JP 4483227 B2 JP4483227 B2 JP 4483227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
recording material
image forming
forming apparatus
position correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003299188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005070347A (ja
Inventor
伸太郎 金子
重美 村田
龍治 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2003299188A priority Critical patent/JP4483227B2/ja
Priority to CNB2004100060117A priority patent/CN100370368C/zh
Priority to US10/841,543 priority patent/US7412177B2/en
Publication of JP2005070347A publication Critical patent/JP2005070347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4483227B2 publication Critical patent/JP4483227B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5095Matching the image with the size of the copy material, e.g. by calculating the magnification or selecting the adequate copy material size
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00717Detection of physical properties
    • G03G2215/00759Detection of physical properties of sheet image, e.g. presence, type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に係り、特に、長尺仕様の記録材に対する画像形成を可能とした態様の画像形成装置の改良に関する。
従来この種の画像形成装置として、例えば電子写真方式を例に挙げて説明すると、像担持体としての感光体ドラムに静電潜像を書き込む潜像書込デバイスと、この静電潜像を可視像化する現像装置と、この現像像を記録材としての用紙に転写する転写装置とを備えたものがある。
この種の画像形成装置において、潜像形成デバイスとしては、感光体ドラムを帯電する帯電器と、帯電された感光体ドラムに静電潜像を書き込む露光装置とを備えたものが採用される。
ところで、この種の画像形成装置にあっては、各種サイズあるいは大容量の用紙に対する画像形成を可能とするため、各種の用紙が収容される複数の収容トレイを具備させたものが多い。この場合、各収容トレイには機械的公差によるばらつきが存在するため、収容トレイ毎に用紙の収容位置が幅方向(用紙の進行方向に直交する方向に相当)で夫々異なってしまう。
このとき、収容トレイ毎に収容される用紙位置に合わせて露光装置による潜像書込位置を調整するようにすれば、前記収容トレイの機械的公差に伴う用紙位置ずれを吸収することができ、各収容トレイから供給された用紙に対し画像中心位置が用紙の中心位置に合致するように設定することは可能である。
このような画像書込位置の調整技術については、記録ヘッド位置を調整する技術(例えば特許文献1参照)を始め、広く知られている。
特開平5−281814号公報(課題を解決するための手段)
この種の画像形成装置において、露光装置による潜像書込位置の調整範囲としては、前記収容トレイの機械的公差を吸収できる範囲であることが必要であるが、この場合、現像装置の有効現像幅は画像形成可能範囲に加えて前記潜像書込位置の調整範囲をも考慮することが必要不可欠である。
一方、最近の画像形成装置にあっては、例えば12.6”(320mm)幅の長尺仕様の用紙に対し、A3判サイズの画像とその周りに用紙切断位置の目印となるトンボを書き込むことを可能とする態様も既に提案されつつある。
ここで、この種の長尺仕様の用紙に対して画像形成を可能にする場合には、用紙上にA3判サイズの画像に加えてトンボを付加しなければならないため、全体的には用紙上に305mm幅の画像領域を確保することが必要である。
そして、画像中心位置が用紙の中心位置に合致するように潜像書込位置を補正するには、収容トレイの機械的公差を吸収すべく潜像書込位置の調整範囲を設定しなければならない。このとき、潜像書込位置の調整範囲を±2mmに設定したと仮定すれば、現像装置の有効現像幅は最低309mm必要になり、現像装置幅を必要以上に大きくしなければならず、現像装置の小型化という要請に沿わないという技術的課題が見られる。
本発明者らは、長尺仕様の用紙に対する画像形成に着目したところ、用紙の周縁近傍に付されるトンボのような目印は、後々用紙を切断する際に利用される目印に過ぎず、半永久的に残存するものではないことが多い。このことを考慮すると、この長尺仕様の用紙については、トンボのような目印までを含めた画像領域全体を用紙の中心位置を基準に配置する必要性は少ないという知見を得た。
本発明は、以上の技術的課題を解決するために為されたものであって、長尺仕様の記録材に対する画像形成の特殊性に着目し、現像装置の有効現像幅を必要最小限に抑え、しかも、標準仕様、長尺仕様の記録材に対する画像形成を良好に行えるようにした画像形成装置を提供するものである。
すなわち、本発明は、図1に示すように、像担持体1に静電潜像を書き込む潜像書込装置2と、有効現像幅が予め設定されて前記静電潜像を可視像化する現像装置3と、可視像化された現像像を記録材5に転写する転写装置4とを備え、標準仕様の記録材よりも大きいサイズで且つ標準仕様の最大サイズ記録材の画像部分の周縁に目印画像部分を付すことが可能な長尺仕様の記録材5に対する画像形成を可能とした画像形成装置において、前記現像装置の有効現像幅内で、記録材の画像形成範囲及び位置補正量として収容トレイ内の記録材の収容位置のばらつき範囲を含むように、潜像書込手段による潜像書込位置を補正する位置補正手段6と、同一の収容トレイから給送される記録材5が標準仕様であるか長尺仕様であるか否かを判別する記録材判別手段7と、この記録材判別手段7により記録材5が長尺仕様であると判別されたときに前記位置補正手段6による位置補正量を記録材5が標準仕様であるときの設定値よりも小さい値に変更する補正量変更手段8とを備えたことを特徴とするものである。
このような技術的手段において、本願の像担持体1は全てに静電潜像を書き込むことが可能である必要はなく、少なくとも一部に静電潜像を書き込むことが可能な部分を備えていればよい。従って、この像担持体1としては、静電潜像に基づく可視像が形成担持される像形成担持体(例えば感光体や誘電体からなるドラム状、ベルト状部材)単独のものは勿論であるが、これに限られず、前記像形成担持体と、この像形成担持体に対向配置されて像形成担持体上の可視像を一時的に転写保持する中間転写体とを備えたものも含まれる。
また、潜像書込装置2は、静電潜像を書き込む機能手段を含み、例えば帯電器と露光装置との組み合わせ、帯電器とイオン書込ヘッドとの組み合わせをも含む。
更に、現像装置3、転写装置4については、静電潜像を可視像化するものであればどのような現像方式を採用したものでもよく、また、像担持体1上の可視像を記録材5側に転写させるものであればどのような転写方式(転写のみならず同時に定着工程をも行う転写同時定着方式をも含む)でもよい。
また、長尺仕様の記録材5とは、標準仕様の記録材5よりも大きいサイズの記録材を指し、例えばA3判サイズの記録材を標準仕様とすれば、12.6”幅以上のサイズの記録材が長尺仕様になる。
特に、この長尺仕様の記録材5に対して形成される画像については制限はないが、標準仕様のA3判サイズの画像とこの周縁に切断位置を示すトンボのような目印を付す場合が多い。
また、この種の画像形成装置においては、通常装置内部若しくは外部に記録材5の収容トレイ9を備えていることが多い。
この収容トレイ9の機械的公差により記録材5の収容位置がばらつくため、この収容位置のばらつきを補正することが必要である。
本発明は、位置補正手段6にて潜像書込装置2による潜像書込位置を補正するようになっているため、記録材5の収容トレイ9(例えば9a〜9c)を複数備えている態様においては、収容トレイ9毎に位置補正を行うようにすればよい。
更に、位置補正手段6は、潜像書込装置2による潜像書込位置を補正するものであるが、その代表的態様としては、メモリ(例えばNVM:Non Volatile Memory)に位置補正量を予め格納しておき、この位置補正量を用いて位置補正を行うようにすればよい。
特に、書換可能なメモリを使用すれば、例えば収容トレイ9を交換した場合に、交換後の収容トレイ9の機械的公差に合わせて位置補正量を再設定することができる点で効果的である。
更にまた、位置補正手段6による位置補正量は、記録材5が標準仕様である条件下では収容トレイ9毎に画像中心位置が記録材5の中心になるように設定されている。
具体的には、図2(a)に示すように、標準仕様の記録材5に対する画像である静電潜像Za(幅寸法Wa)は、上述した観点の位置補正量xをもって位置補正されながら像担持体1上に形成され、しかる後、現像装置3の現像部位へと送られる。
そして、図中、符号Mは現像装置3の有効現像幅を示し、この有効現像幅Mは、標準仕様の記録材5に対する画像形成時には、記録材5の画像形成範囲Za(幅寸法Wa)に位置補正手段6による位置補正量xを加味した範囲が含まれるように設定されている。
また、記録材判別手段7は記録材5が長尺仕様であるか否かを判別できるのであれば、直接的、間接的を問わない。ここで直接的な記録材判別手段7としては、記録材5のサイズをセンサなどにて検出する態様が挙げられ、一方、間接的な記録材判別手段7としては、例えば記録材5に対する画像情報から記録材5のサイズを割り出す態様など適宜選定することができる。
更に、補正量変更手段8については、記録材5が長尺仕様であるときに、位置補正量を変更することにより、記録材5の画像形成範囲のマージンを小さく抑え、現像装置3による有効現像幅Mを小さく設定することができるものであれば、適宜選定して差し支えない。
ここで、補正量変更手段8による位置補正量の代表的変更例としては、記録材5が長尺仕様であるとき位置補正量を0に変更するものが挙げられるほか、記録材5が長尺仕様であるとき記録材5が標準仕様であるときの位置補正量xよりも小さい値に変更するものが挙げられる。
具体的には、図2(b)に示すように、長尺仕様の記録材5に対する画像である静電潜像Zb(幅寸法Wb)は、上述した観点の位置補正量y(y<x)をもって位置補正されながら像担持体1上に形成され、しかる後、現像装置3の現像部位へと送られる。尚、図2(b)中、静電潜像Zbは、例えばA3判サイズの画像部分Zb1と、この周縁に切断位置を示すトンボのような目印画像部分Zb2とを備えている。
このとき、この有効現像幅Mは、長尺仕様の記録材5に対する画像形成時には、記録材5の画像形成範囲Zb(幅寸法Wb)に位置補正手段6による位置補正量yを加味した範囲が含まれるように設定されている。ここで、位置補正量yが0であれば、前記有効現像幅Mは記録材5の画像形成範囲Zbの幅寸法Wbに相当する。
以上説明してきたように、本発明によれば、標準仕様の記録材よりも大きいサイズで且つ標準仕様の最大サイズ記録材の画像部分の周縁に目印画像部分を付すことが可能な長尺仕様の記録材に対する画像形成を可能とした画像形成装置であって、現像装置の有効現像幅内で、記録材の画像形成範囲及び位置補正量として収容トレイ内の記録材の収容位置のばらつき範囲を含むように、潜像書込手段による潜像書込位置を補正する位置補正手段と、同一の収容トレイから給送される記録材が標準仕様であるか長尺仕様であるか否かを判別する記録材判別手段と、この記録材判別手段により記録材が長尺仕様であると判別されたときに前記位置補正手段による位置補正量を記録材が標準仕様であるときの設定値よりも小さい値に変更する補正量変更手段とを備えているので、現像装置の有効現像幅を必要最小限に抑え、しかも、標準仕様、長尺仕様の記録材に対する画像形成を良好に行うことができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図3は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1の全体構成を示す説明図である。
同図において、画像形成装置は、装置本体21内に作像モジュール10を配設し、この作像モジュール10の下方に用紙搬送系30を設けたものである。
ここで、作像モジュール10は所謂中間転写型の電子写真方式を採用したものであり、感光体ドラム11とこれに対向配置されて循環移動する中間転写ベルト17とを備え、前記感光体ドラム11の周囲には、感光体ドラム11を帯電する帯電器12と、帯電された感光体ドラム11上に静電潜像を書き込む露光装置13と、感光体ドラム11上に形成された静電潜像を各色成分トナーにて可視像化するロータリ型の現像装置14と、感光体ドラム11上の現像像を中間転写ベルト17に一次転写する一次転写装置15と、感光体ドラム11上の残留トナーを清掃するドラムクリーナ16とを配設したものである。尚、符号50は画像形成装置を制御する制御装置であり、例えば露光装置13を始め各種デバイスを制御するものである。
また、露光装置13は例えばレーザ走査装置(ROS:Raster Output Scanner)にて構成されており、図4に示すように、このレーザ131からの照射光をポリゴンミラー132にて偏向し、感光体ドラム11上の所定走査範囲に亘って静電潜像を書き込むものである。
一方、中間転写ベルト17には記録材としての用紙Sに中間転写ベルト17上の多重転写像を二次転写する二次転写装置19が配設され、その下流側には中間転写ベルト17上の残留トナーを清掃するベルトクリーナ18が配設されている。更に、前記二次転写装置19にて二次転写された用紙Sは搬送路の下流側に設けられた定着装置20に導かれ、この定着装置20にて用紙S上の画像が定着せしめられる。
また、用紙搬送系30は、装置本体21内の下方側に用紙Sが収容される多段の収容トレイ31〜33を有する一方、装置本体21の側方に手差しトレイ35を有しており、本例では、長尺仕様の用紙Sを使用する場合には手差しトレイ35を利用するようになっている。尚、符号36は収容トレイ31〜33内の用紙Sをピックアップするピックアップロール、37はピックアップされた用紙Sを一枚ずつ捌いて送出するフィーダである。
更に、用紙搬送系30は、収容トレイ31〜33からは上方に向かい作像モジュール10の二次転写部位、定着部位を経て装置本体21の側方出口に向かう主搬送路40と、この主搬送路40の出口近傍に設けられる略Y字状の反転搬送路41と、この反転搬送路41の途中から分岐して二次転写部位前の主搬送路40に合流する戻り搬送路42とを備えている。
そして、主搬送路40の二次転写部位の手前には位置決め用のレジストロール44が配設されると共に、二次転写部位の下流側には搬送ベルト45が配設され、更に、主搬送路40、反転搬送路41、戻り搬送路42には適宜数の搬送ロール47が設けられている。また、手差しトレイ35は導入路を介して主搬送路40へ連通接続されている。
また、本実施の形態において、制御装置50は、例えば図4に示すように、CPU51、ROM52、RAM53及びI/Oインタフェース54からなるマイクロコンピュータにて構成されおり、ROM52内には作像プログラム(例えば露光装置13に対する潜像形成プログラム(図7参照)など)を始め各種制御プログラムが格納されており、CPU51は例えば作像プログラムを実行し、露光装置13を始めとする各種デバイスや各種トレイ(収容トレイ31〜33(図4ではトレイ♯1〜♯3と表記),手差しトレイ35)に所定の制御信号を送出し、潜像形成、現像、転写、定着の一連の作像プロセスを行うものである。
尚、制御装置50にはスキャナや外部記録媒体ドライバなどの画像入力デバイス55が付設されており、RAM53内に潜像書込用の画像が取り込まれている。
更に、本実施の形態では、各トレイ(収容トレイ31〜33,手差しトレイ35)毎に用紙Sの収容位置がばらつくことに伴って、露光装置13による潜像書込位置の位置補正量が設定されている。
すなわち、図5(a)に示すように、各トレイ(収容トレイ31〜33,手差しトレイ35)は、機械的公差により例えば実線で示す基準位置に対し点線で示す位置にαだけ偏位配置されてしまうことがある。このような場合、各トレイ(31〜33,35)内に収容される用紙S,S’は、各トレイの偏位に伴ってαだけ偏位した状態に配置され、用紙S’は基準位置の用紙Sに対しαだけ偏位して状態で送出される。
そこで、トレイ位置がαだけ偏位した態様にあっては、図5(b)に示すように、感光体ドラム11上での静電潜像Zの形成位置を点線で示すZ’の位置にβ(β=α)だけ偏位配置すればよい。
このように、静電潜像Zの形成位置をβだけ補正するようにすれば、トレイの機械的公差分が吸収される。これにより、図5(c)に示すように、用紙S上に形成される画像Gは、その中心位置が用紙Sの中心位置に合致するように配置される。
本実施の形態では、標準仕様の用紙(通常)に対する潜像形成時には、図6(a)に示すように、トレイ(31〜33,35)毎に静電潜像Zに対する潜像書込位置を所定の位置補正量a〜dにて補正し、上述したように、用紙上の画像の中心位置が用紙の中心位置に合致するような潜像形成プロセスを行う。
本例でいう「標準仕様の用紙」とは、幅寸法が12”幅、A4判(297mm)幅以下の用紙を指す。
これに対し、長尺仕様の用紙(長尺用紙)に対する潜像形成時には、図6(a)に示すように、手差しトレイ35を選択し、かつ、静電潜像Zに対する潜像書込位置を位置補正量eにて補正し、これに基づいて、潜像形成プロセスを行う。
但し、長尺用紙の場合には、用紙上の画像の中心位置が用紙の中心位置に合致するという作像プロセスは行われない。
本例でいう「長尺仕様の用紙」とは、12.6”幅以上の用紙を指す。
ここで、本実施の形態では、露光装置13による潜像書込位置の位置補正量は、図6(b)に示すように、位置補正量テーブルとして例えばRAM53内に書換可能に格納されている(図4参照)。
位置補正量テーブルでは、標準仕様の用紙(通常)である場合と、長尺仕様の用紙(長尺用紙)である場合とに分かれ、通常時には、選択トレイがトレイ♯1,♯2,♯3(収容トレイ31〜33),手差しトレイ35のいずれであるかにより、位置補正量がa〜dのいずれかに設定される。一方、長尺用紙時には、手差しトレイ35が選択され、かつ、位置補正量がe(e=0<d)に設定される。
尚、本例では、位置補正量eを0に設定しているが、dより小さい値であれば選定してもよい。
次に、図7に基づいて、本実施の形態に係る画像形成装置の作動を主として潜像形成工程を中心に説明する。
今、制御装置50のRAM53内に潜像書込用の画像が格納されていると仮定する。
この状態において、制御装置50は画像を判別し、用紙が長尺仕様か否かをチェックする。
ここで、用紙が通常サイズであるとすれば、制御装置50は通常サイズ用紙と判別し、このサイズに合致したトレイ、例えば収容トレイ31(トレイ♯1)を選択する。そして、制御装置50は、図6(a)(b)に示すように、収容トレイ31に対応した位置補正量(ROS書込補正量に相当)aを位置補正量テーブルから選択し、露光装置(ROS)13に通知し、露光装置13による潜像の書き込みを開始する。
このとき、上述したように、用紙の中心位置が画像中心位置に合致した状態で用紙上に画像が形成される。
一方、用紙が長尺用紙であるとすれば、制御装置50は長尺用紙と判別し、長尺用紙が使用可能なトレイ、本例では手差しトレイ35を選択する。そして、制御装置50は、図6(a)(b)に示すように、手差しトレイ35に対応した位置補正量(ROS書込補正量に相当)e(本例ではe=0)を位置補正量テーブルから選択し、露光装置(ROS)13に通知し、露光装置13による潜像の書き込みを開始する。
このとき、長尺用紙に対応する静電潜像Zは、図8(a)に示すように、例えばA3判サイズの画像部分Z1と、この画像部分Z1の周囲に用紙切断位置の目印となるトンボZ2とを備えている。この場合、静電潜像Z全体の画像サイズは潜像書込幅W(W=305mm)であるから、A3判用紙には画像は収まらず、長尺用紙(ここでは12.6”幅=320mm)を用いざるを得ない。
ところが、一般に、トンボZ2を周囲に形成するような画像の場合、トンボZ2は画像の位置の目安に使用するものであるから、長尺用紙に対し、画像(静電潜像Z)全体がその中心を用紙中心に合わせるように配置される必要はなく、トンボZ2は長尺用紙上に描かれていればよい。
このため、本実施の形態では、位置補正量eを0に設定しているが、実用上問題はない。
従って、本例の場合、図8(a)(b)に示すように、潜像書込幅Wは305mm、位置補正量eは0であるから、現像装置14の有効現像幅Mは前記潜像書込幅Wに対応して305mmに設定すればよい。このため、現像装置14の現像ロール等の軸方向長さを短寸に設定することができる。
また、長尺用紙の場合に、通常時と同じ位置補正量h(h=d)を使用する比較の形態について、潜像形成過程を検討してみるに、今、図9(a)に示すように、長尺用紙に対応する静電潜像Zは、潜像書込幅Wで形成され、例えばA3判サイズの画像部分Z1と、この画像部分Z1の周囲に用紙切断位置の目印となるトンボZ2とを備えている。
このとき、静電潜像Z全体の画像サイズは潜像書込幅W(W=305mm)であり、しかも、位置補正量h(例えば±2mm)を書込位置調整範囲として確保する必要があるから、現像装置14の有効現像幅M’は前記潜像書込幅Wに加えて位置補正量hを加味しなければならず、309mmに設定することが必要である。
このように、比較の形態にあっては、現像装置14の現像ロール等の軸方向長さを長くしなければならず、その分、画像形成装置全体の小型化という要請に沿えない。
本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。 (a)は標準仕様の記録材に対する画像形成過程を示す説明図、(b)は長尺仕様の記録材に対する画像形成仮定を示す説明図である。 本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1の全体構成を示す説明図である。 実施の形態1の制御系を示す説明図である。 (a)は収容トレイからの標準仕様用紙の送出状態を示す説明図、(b)は感光体ドラム上に形成される潜像形成過程を示す説明図、(c)は標準仕様用紙への画像形成状態を示す説明図である。 (a)は実施の形態1における潜像書込時の位置補正量を示す説明図、(b)は実施の形態1で用いられる位置補正量テーブルの一例を示す説明図である。 潜像書込時の位置補正制御過程を示すフローチャートである。 (a)は実施の形態1で行われる長尺仕様用紙に対する潜像形成過程を示す説明図、(b)は実施の形態1における潜像書込幅と有効現像幅との関係を示す説明図である。 (a)比較の形態で行われる長尺仕様用紙に対する潜像形成過程を示す説明図、(b)は比較の形態における潜像書込幅と有効現像幅との関係を示す説明図である。
符号の説明
1…像担持体,2…潜像書込装置,3…現像装置,4…転写装置,5…記録材,6…位置補正手段,7…記録材判別手段,8…補正量変更手段,9(9a〜9c)…収容トレイ

Claims (8)

  1. 像担持体に静電潜像を書き込む潜像書込装置と、有効現像幅が予め設定されて前記静電潜像を可視像化する現像装置と、可視像化された現像像を記録材に転写する転写装置とを備え、標準仕様の記録材よりも大きいサイズで且つ標準仕様の最大サイズ記録材の画像部分の周縁に目印画像部分を付すことが可能な長尺仕様の記録材に対する画像形成を可能とした画像形成装置において、
    前記現像装置の有効現像幅内で、記録材の画像形成範囲及び位置補正量として収容トレイ内の記録材の収容位置のばらつき範囲を含むように、潜像書込手段による潜像書込位置を補正する位置補正手段と、
    同一の収容トレイから給送される記録材が標準仕様であるか長尺仕様であるか否かを判別する記録材判別手段と、
    この記録材判別手段により記録材が長尺仕様であると判別されたときに前記位置補正手段による位置補正量を記録材が標準仕様であるときの設定値よりも小さい値に変更する補正量変更手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    記録材の収容トレイを複数備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置において、
    位置補正手段による位置補正量は、記録材が標準仕様である条件下では収容トレイ毎に画像中心位置が記録材の中心になるように設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、
    補正量変更手段は、記録材が長尺仕様であるとき位置補正量を0に変更することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1記載の画像形成装置において、
    位置補正手段は、位置補正量が格納されるメモリを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、
    位置補正手段は、位置補正量が格納される書換可能なメモリを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1記載の画像形成装置において、
    長尺仕様の記録材は12.6”幅以上であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1記載の画像形成装置において、
    像担持体は、静電潜像に基づく可視像が形成担持される像形成担持体と、この像形成担持体に対向配置されて像形成担持体上の可視像を一時的に転写保持する中間転写体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2003299188A 2003-08-22 2003-08-22 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4483227B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003299188A JP4483227B2 (ja) 2003-08-22 2003-08-22 画像形成装置
CNB2004100060117A CN100370368C (zh) 2003-08-22 2004-02-25 图像形成装置
US10/841,543 US7412177B2 (en) 2003-08-22 2004-05-10 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003299188A JP4483227B2 (ja) 2003-08-22 2003-08-22 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005070347A JP2005070347A (ja) 2005-03-17
JP4483227B2 true JP4483227B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=34191231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003299188A Expired - Fee Related JP4483227B2 (ja) 2003-08-22 2003-08-22 画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7412177B2 (ja)
JP (1) JP4483227B2 (ja)
CN (1) CN100370368C (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060232759A1 (en) * 2005-04-19 2006-10-19 Noriaki Fukube Image forming apparatus for improving image quality
JP4634239B2 (ja) * 2005-06-30 2011-02-16 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US7689142B2 (en) * 2006-08-28 2010-03-30 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, and processing unit and latent image writing device mounted therein
JP2008233410A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、コンピュータプログラム、及び記憶媒体
JP5111209B2 (ja) * 2007-04-10 2013-01-09 キヤノン株式会社 画像形成装置及び画像形成方法
JP5661059B2 (ja) * 2012-03-15 2015-01-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 長尺シートの印刷が可能な画像形成装置
US20150185674A1 (en) * 2013-12-27 2015-07-02 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and print position adjustment method
JP6327080B2 (ja) * 2014-09-11 2018-05-23 コニカミノルタ株式会社 用紙搬送装置および画像形成システム
JP2017102224A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7085115B2 (ja) * 2018-03-07 2022-06-16 株式会社リコー 画像形成装置および画像形成方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4639121A (en) * 1985-06-24 1987-01-27 Xerox Corporation Document registration system
JPS63153250U (ja) * 1987-03-26 1988-10-07
JPH05281814A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Olympus Optical Co Ltd 静電記録装置における記録ヘッドの二次元位置調整機構
US5689759A (en) * 1992-08-25 1997-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Copying apparatus and sheet size detecting device adapted for use therein
KR0153417B1 (ko) * 1994-12-16 1998-12-15 김광호 화상형성장치에 있어서 수동급지 용지폭 검출장치
JP2001125440A (ja) * 1999-10-25 2001-05-11 Konica Corp 画像形成装置
JP4085225B2 (ja) * 2000-05-26 2008-05-14 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2002006718A (ja) * 2000-06-23 2002-01-11 Konica Corp 画像形成装置、カラー画像形成装置及びカラー画像形成方法
JP2003095482A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN100370368C (zh) 2008-02-20
US20050041988A1 (en) 2005-02-24
CN1584748A (zh) 2005-02-23
JP2005070347A (ja) 2005-03-17
US7412177B2 (en) 2008-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7386269B2 (en) Image forming apparatus, image processing method, program and recording medium
JPH05204205A (ja) 複写装置
JP4483227B2 (ja) 画像形成装置
CN101286022B (zh) 图像形成设备和图像形成方法
JP4895148B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2010036995A (ja) 画像形成装置
JP2785547B2 (ja) 用紙サイズ検出装置
JP2009215066A (ja) 積載用紙整合装置、排紙装置、画像形成装置
US20080080890A1 (en) Conveyed material conveying apparatus, image forming apparatus, conveying method, and image forming method
JP5253008B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP2008015415A (ja) 画像形成装置
EP1391788A2 (en) Image forming apparatus
JP2009237121A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体
US20110069327A1 (en) Method and apparatus for forming image
US5781825A (en) Image forming device with feeding mechanism for feeding a plurality of documents
JP4886336B2 (ja) 画像形成装置、シート搬送制御方法、シート搬送制御プログラム
JP2007072299A (ja) 画像形成装置
JP4137824B2 (ja) 画像形成装置の排紙機構
JP2020118938A (ja) 画像形成装置
US10051144B1 (en) Post-processing apparatus, control method, and image forming system
JP2008013354A (ja) 排紙積載器
JP4232644B2 (ja) 画像形成装置、印刷結果検査装置、可撓性シート部材の位置決め方法
JP2005024749A (ja) 画像形成装置
JP2000184134A (ja) 画像記録装置、画像読取装置並びに画像形成装置
EP1434105B1 (en) Printer

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4483227

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees