JP2009237121A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】紙の両面における画像の倍率誤差を低減することが可能な複写機を提供すること。
【解決手段】紙の表面に現像剤画像を形成する画像形成ユニット5と、紙にトナー画像を定着する定着ユニット6と、定着ユニット6を通過する前後の紙の長さに関する情報を取得するための検知ユニット10と、紙の両面に印刷を行うために、定着ユニット6から排出された転写材を再び画像形成ユニット5へ搬送するための両面搬送路9と、複数枚の転写材に画像形成する際に、少なくとも1枚目の紙を、トナー画像を形成せずに定着ユニット6を通過させる制御を行った後、トナー画像を形成せずに定着ユニット6を通過させる前と通過させた後における紙の収縮率を検知ユニット10からの情報に基づいて取得し、取得した収縮率に基づいて、1枚目の紙の第1面及び第2面、並びに2枚目の紙の第1面及び第2面に画像形成を行う制御ユニット11とを備えた、複写機である。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置及びその制御方法に関するものである。
電子写真方式を採用する複写機やプリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置では、
画像形成ユニットにおいて感光体ドラム上に形成されたトナー画像が用紙に転写され、定着ユニットにおいて用紙に熱定着されて用紙にトナー画像が形成される。
このような画像形成装置では、近年、用紙の両面に画像を形成することが可能なものがよく用いられており、定着ユニットを通過した用紙を再び画像形成ユニットに搬送するための両面搬送路が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−298740号公報
しかしながら、紙は水分を含んでいるため、定着する際に加えられる熱によって水分が蒸発し、若干縮んだ状態となる。そのため、両面に画像を形成する際には、一面目に形成された画像を定着することによって紙が縮み、二面目には紙が縮んだ状態で画像が形成されることになる。
すなわち、紙が縮んだ分、一枚目の画像よりも二枚目の画像の方が大きく形成されることになり、一枚目の画像と二枚目の画像に倍率誤差が生じることになる。
本発明は、従来の画像形成装置の課題を考慮し、紙の両面における画像の倍率誤差を低減することが可能な画像形成装置、及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の本発明は、
画像データに基づいて転写材の表面に現像剤画像を形成する画像形成ユニットと、
前記転写材に前記現像剤画像を定着する定着ユニットと、
前記定着ユニットを通過する前後の前記転写材の長さに関する情報を取得するための検知ユニットと、
前記転写材の両面に画像形成を行うために、前記定着ユニットから排出された前記転写材を再び前記画像形成ユニットへ搬送するための両面搬送路と、
複数枚の転写材に画像形成する際に、少なくとも最初の前記転写材を、前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させる制御を行った後、前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させる前と前記通過させた後における前記転写材の収縮率を前記検知ユニットからの情報に基づいて取得し、前記取得した収縮率に基づいて、前記最初の転写材の第1面及び第2面、並びに前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の第1面及び第2面に画像形成を行う制御ユニットとを備えた、画像形成装置である。
又、第2の本発明は、
前記制御ユニットは
前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材に対して、前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させる制御を省略して、両面に画像形成を順に行わせる、第1の本発明の画像形成装置である。
又、第3の本発明は、
前記転写材を収納する給紙カセットを備え、
前記制御ユニットは、
前記複数枚の転写材の画像形成の途中で、前記給紙カセットを出し入れした時には、新たに前記給紙カセットから供給される転写材を最初の転写材として前記収縮率の取得を行う、第1の本発明の画像形成装置である。
又、第4の本発明は、
前記制御ユニットは、
前記最初の転写材の前記第1面及び前記第2面に、画像データに前記収縮率を加味せずに現像剤画像を形成させ、
前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の前記第1面に、前記収縮率を加味し、画像データを拡大補正して現像剤画像を形成させ、
前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の前記第2面に、画像データに前記収縮率を加味せずに現像剤画像を形成させる、第2の本発明の画像形成装置である。
又、第5の本発明は、
前記制御ユニットは、
前記最初の転写材の前記第1面及び前記第2面に、前記収縮率を加味し、画像データを縮小補正して現像剤画像を形成させ、
前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の前記第1面に、画像データに前記収縮率を加味せずに現像剤画像を形成させ、
前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の前記第2面に、前記収縮率を加味し、画像データを縮小補正して現像剤画像を形成させる、第2の本発明の画像形成装置である。
又、第6の本発明は、
画像データに基づいて転写材の表面に現像剤画像を形成する画像形成ユニットと、
前記転写材に前記現像剤画像を定着する定着ユニットと、
前記定着ユニットを通過する前後の前記転写材の長さに関する情報を取得するための検知ユニットと、
前記転写材の両面に画像形成を行うために、前記定着ユニットから排出された前記転写材を再び前記画像形成ユニットへ搬送するための両面搬送路とを備えた、画像形成装置の制御方法であって、
複数枚の転写材に画像形成する際に、少なくとも最初の前記転写材を、前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させるプレ定着ステップと、
前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させる前と前記通過させた後における前記転写材の収縮率を前記検知ユニットからの情報に基づいて取得し、前記取得した収縮率に基づいて、前記最初の転写材の第1面及び第2面、並びに前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の第1面及び第2面に画像形成を行う画像形成ステップとを備えた、画像形成装置の制御方法である。
又、第7の本発明は、
第6の本発明の、複数枚の転写材に画像形成する際に、少なくとも最初の前記転写材を、前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させるプレ定着ステップと、前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させる前と前記通過させた後における前記転写材の収縮率を前記検知ユニットからの情報に基づいて取得し、前記取得した収縮率に基づいて、前記最初の転写材の第1面及び第2面、並びに前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の第1面及び第2面に画像形成を行う画像形成ステップとをコンピュータに実行させるプログラムである。
又、第8の本発明は、
第7の本発明のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
本発明によれば、紙の両面における画像の倍率誤差を低減することが可能な画像形成装置、及びその制御方法を提供することが出来る。
以下、本発明にかかる実施の形態の複写機について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
はじめに、本発明にかかる実施の形態1の複写機の構成について説明する。
図1は、本発明にかかる実施の形態の複写機の正面構成図である。図1に示すように、本実施の形態の複写機1は、上部に設けられた原稿自動搬送ユニット2と、下部に設けられた4つの給紙カセット3a、3b、3c、3dとを備えている。尚、給紙カセット3dの上に給紙カセット3cが配置されており、給紙カセット3cの上に、給紙カセット3a、3bが配置されている。
又、原稿自動搬送ユニット2の下側には、読み取りガラス面、露光ランプ、レンズ、ミラー等により原稿の画像を読み取る原稿読み取りユニット4を備えている。
又、給紙カセット3a、3b、3c、3dのいずれから供給された紙に、本発明の現像剤画像の一例であるトナー画像を形成するために、感光体ドラム50を有する画像形成ユニット5が設けられている。この画像形成ユニット5は、感光体ドラム50の表面を帯電させる帯電ユニット51と、帯電された感光体ドラムの表面を露光することにより静電潜像を形成する露光ユニット52と、静電潜像に基づいてトナー画像を形成する現像ユニット53と、トナー画像を用紙に直接的に転写する転写ユニット54と、感光体ドラム5の表面から残存トナーを取り除くためのクリーニングユニット55を備えている。更に、画像形成ユニット5の下流側にトナー画像を紙に定着するための定着ユニット6と、定着ユニット6を通過した紙を装置外へと排出する排出ユニット7が設けられている。
又、給紙カセット3a、3b、3c、3dから画像形成ユニット5及び定着ユニット6を経由し、排出ユニット7まで紙が搬送される搬送路8が形成されており、定着ユニット6と排出ユニット7の間の搬送路8から分岐し、給紙カセット3aと画像形成ユニット5の間で搬送路8と合流する両面搬送路9が形成されている。これら搬送路8及び両面搬送路9には、紙を搬送するためのローラなどが適宜配置されている。尚、搬送路8の画像形成ユニット5の上流側には、感光体ドラム50上に形成されたトナー画像の回転にタイミングを合わせて画像形成ユニット5へと紙を送り込むレジストローラ12が設けられている。又、図1中、搬送路8から両面搬送路9が分岐する分岐点がP、搬送路8に両面搬送路9が合流する合流点がQとして図示されている。又、上述した給紙カセット3a、3b、3c、3dのうち、画像形成ユニット5までの搬送距離は、給紙カセット3aが最も短くなっている。
また、画像形成ユニット5と合流点Qの間の搬送路8には、紙の長さを計測するための検知ユニット10が設けられている。検知ユニット10は、発光部10aと受光部10bを有する構成であり、発光部10aから受光部10bへの光を紙が遮ることによって紙の端の先端及び後端が検知される。
又、上記各構成ユニットの制御とともに、検知ユニット10の検出結果に基づいて、画像形成の制御も行う制御ユニット11が設けられている。
次に、本実施の形態1の複写機の画像形成動作について説明する。
以下の説明では、例えば、原稿自動搬送ユニット2に複数枚の原稿を載置し、その原稿を読み取った画像データを給紙カセット3aから連続して給紙される紙に、等倍で両面印刷する場合について述べる。尚、給紙される紙のサイズとしては、例えばA4サイズとし、載置される複数枚の原稿は、A4サイズ(縦297mm、横210mm)とし、その原稿に縦250mm、横150mmのサイズのトナー画像が形成されているとして以下の説明において具体例も示す。
はじめに、給紙カセット3aから給紙される1枚目の紙の両面に画像を形成する場合について説明する。図2は、本実施の形態の複写機の、1枚目の紙の両面に画像形成する場合の制御フロー図である。尚、この1枚目の紙が、本発明の最初の転写材の一例に相当する。
原稿を原稿自動搬送ユニット2にセットし、スイッチを操作して複写をスタートさせると、原稿が原稿読み取りユニット4によって読み取られる。同時に、給紙カセット3aから1枚目の紙が搬送される(図2中、S1参照)。
検知ユニット10を横切る際に、搬送される紙の先端が検知ユニット10によって検知され、続いて後端が検知される。ここで、制御ユニット11によって、先端が検知されてから後端が検知されるまでの時間と紙の搬送速度とから紙の長さが計算される(S2)。A4サイズの紙を用いた場合、紙の長さは、例えば297mmと算出される。本発明の長さに関する情報の一例は、先端が検知されてから後端が検知されるまでの時間に相当する。
1枚目の紙が搬送されている間に感光体ドラム50の表面には画像が形成されていないため、1枚目の紙は、最初に画像形成ユニット5を通過する際にはトナー画像が転写されず、定着ユニット6へと搬送される。
そして、定着ユニット6において、加熱と加圧が紙に加えられ、紙に含まれている水分が蒸発し、紙は縮むことになる(S3)。このS3が、本発明のプレ定着ステップの一例に相当する。その後、1枚目の紙は、分岐点Pから両面搬送路9へと搬送され、合流点Qから搬送路8へと送り込まれる(S4)。
ここで、1枚目の紙は、再び検知ユニット10を通過し、検知ユニット10によって紙の先端及び後端が検出され、その検出結果に基づいて上記と同様に制御ユニット11は定着ユニット6を通過した後の紙の長さを計測する(S5)。計測された定着ユニット6を通過する前と後の紙の長さから、定着ユニット6の通過前後における紙の収縮率が計算される(S12)。例えば、紙の長さが、295.5mmと算出されると、収縮率は0.5%と計算される。
一方、帯電ユニット51によって一様に帯電された感光体ドラム50の表面に、原稿読み取りユニット4によって読み込まれた原稿の画像データに基づいて、露光ユニット52によって静電潜像が形成される。この静電潜像が現像ユニット53によって現像され、感光体ドラム50の表面にトナー画像が形成される(S13)。ここで、原稿から読み取られたトナー画像のサイズは、縦250mm、横150mmである。このトナー画像を等倍で画像形成する場合、画像データのサイズも縦250mm、横150mmであり、感光体ドラム50の表面には、収縮率を加味せずに画像データと同じサイズ(縦250mm、横150mm)のトナー画像が形成される。尚、80%に縮小して複写する場合には、画像データのサイズは、縦200mm、横120mmとなり、このサイズと同じサイズのトナー画像が感光体ドラム50の表面に形成される。
そして、合流点Qから搬送路8へと送り込まれた1枚目の紙の第1面にトナー画像が転写される(S6)。そして、定着ユニット6において、転写されたトナー画像が1枚目の紙に定着される(S7)。
尚、紙の搬送方向の長さによっては、トナー画像の転写が開始された後に、紙の後端が検知ユニット10によって検出される。
又、A4サイズの用紙ではあるが、S3のプレ定着にて定着ユニット6を通されているため、上述のように0.5%縮んでおり、又、1回定着ユニット6を通過した紙を再度定着ユニット6に通過させても、ほとんど収縮しない。そのため、最終的には、縦295.5mm、横209.0mmのサイズの用紙に、縦250mm、横150mmのトナー画像が形成されたことになる。又、本実施の形態1では、縦方向の紙の収縮率と横方向の紙の収縮率を同じとしている。
定着された紙は分岐点Pから両面搬送路9を通り、搬送路8へと送り込まれ、画像形成ユニット5へと搬送される(S8)。同時に新たなトナー画像が感光体ドラム50の表面に形成され(S14)、そのトナー画像が1枚目の紙の第2面に転写される(S9)。尚、この感光体ドラム50上には、収縮率を加味せずに画像データと同じサイズ(縦250mm、横150mm)の画像が形成される。
そして、定着ユニット6において転写されたトナー画像が一枚目の紙の第2面に定着される(S10)。尚、上記S13、S6及びS7、並びにS14、S9及びS10が、本発明の「前記最初の転写材の前記第1面及び前記第2面に、画像データに前記収縮率を加味せずに現像剤画像を形成させ」の一例に相当する。
最後に、排出ユニット7によって装置外へと排出される(S11)。
このように、画像を形成せずに定着ユニット6を通過(プレ定着)させることによって予め紙を収縮させているため、次の第1面の画像形成の際の定着動作時には、縮みがほとんど発生せず、第1面に形成された画像と第2面に形成された画像の倍率誤差を低減することが可能となる。
続いて、給紙カセット3aから2枚目の紙が給紙されて両面に画像を形成する場合の複写機1の動作について説明する。図3は、本実施の形態の複写機における2枚目の紙に画像形成する場合のフロー図である。尚、この2枚目の紙が、本発明の「最初の転写材の後に供給されてくる転写材」の一例に相当する。
給紙カセット3aから2枚目の紙が搬送される(S15)とともに、続いて読み込まれた画像データに基づいて、感光体ドラム50の表面にトナー画像が形成される(S22)。ここで、感光体ドラム50の表面に形成されるトナー画像は、S12にて算出した、1枚目の収縮率を加味して、画像データを拡大補正したトナー画像が、感光体ドラム50の表面に形成される。
具体的には、S12にて計算された収縮率が0.5%であるため、画像データのサイズよりも縦横方向に1.05%大きいトナー画像が感光体ドラム50上の表面に形成される。すなわち、縦250mm、横150mmよりも1.05%大きくなるように拡大補正し、縦251.3mm、横150.8mmのサイズのトナー画像が感光体ドラム50の表面に形成される。
そして、給紙カセット3aから画像形成ユニット5に搬送されてきた2枚目の紙の第1面にトナー画像が転写される(S16)。そして、転写されたトナー画像が、定着ユニット6において紙に定着される(S17)。この定着動作によって紙が縮み、それに合わせて画像のサイズも縮むため、定着ユニット6を通過したトナー画像は、縦250mm、横150mmの画像となる。そのため、結果的に縦295.5mm、横209.0mmのサイズの用紙に、縦250mm、横150mmのトナー画像が形成されたことになる。尚、S22、S16、S17が、本発明の「前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の前記第1面に、前記収縮率を加味し、画像データを拡大補正して現像剤画像を形成させ」の一例に相当する。
次に、片面(第1面)にトナー画像が定着された2枚目の紙は、分岐点Pから両面搬送路9へと送り込まれ、合流点Qから搬送路8を通り、画像形成ユニット5へ搬送される(S18)。
同時に、感光体ドラム50の表面にトナー画像の形成が行われるが、その際、紙は既に縮んでいるため、感光体ドラム50の表面に形成するトナー画像は、収縮率を加味せず画像データと同じサイズで形成すればよい(S23)。具体的には、縦250mm、横150mmのサイズのトナー画像が感光体ドラム50に形成される。
そして、上記と同様に感光体ドラム50上に形成されたトナー画像が2枚目の紙の第2面に転写され(S19)、定着ユニット6において転写されたトナー画像が定着される(S20)。1枚目の定着動作によって1回収縮しており、2回目に定着ユニット6を通過しても紙はほとんど縮まないので、縦295.5mm、横209.0mmのサイズの用紙に、縦250mm、横150mmのサイズのトナー画像が形成されたことになる。尚、S23、S19及びS20が、本発明の「前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の前記第2面に、画像データに前記収縮率を加味せずに現像剤画像を形成させる」ことの一例に相当する。
最後に、両面に画像が形成された紙は、排出ユニット7から装置外へと排出される(S21)。尚、S4からS21が、本発明の画像形成ステップの一例に相当する。
以下、続けて給紙カセット3aに収納されている紙を用いて画像形成を行う場合には、2枚目の紙と同様に両面に画像形成が行われる。
尚、複数枚の画像形成を行っている途中に、給紙カセット3aに紙がなくなった場合には、給紙カセット3aに紙を補給してセットした後、給紙カセット3aから新たに給紙を始める際に、1枚目に給紙される紙を用いて上記収縮率が再度取得される。又、給紙カセット3aから他の給紙カセット3b、3c、3dに切り替えた場合にも、1枚目の給紙される紙を用いて収縮率が取得され、その収縮率を用いて連続して画像形成が行われる。これは、給紙カセットに補充する紙束や、給紙カセット毎に紙に含まれている水分量が異なっているためである。
以上のように、2枚目以降の紙に画像を形成する場合において、紙と紙に形成されている画像が収縮する分、画像データを拡大補正して第1面の形成する画像を形成することによって、第1面の定着動作における収縮後に形成される第2面の画像との倍率誤差を低減することができる。
又、本実施の形態1では、1枚目及び2枚目以降の全ての紙において、例えば収縮後のA4サイズの用紙(縦295.5mm、横209.0mm)の両面に、縦250mm、横150mmのトナー画像が形成されていることになるため、1枚の紙の両面だけでなく用紙間における倍率誤差も低減することが出来、製本した際等にも有用である。
(実施の形態2)
以下に、本発明にかかる実施の形態2の複写機について説明する。
本実施の形態2の複写機は、実施の形態1と基本的な構成は同じであるが、制御動作が異なっている。そのため、本相違点を中心に説明する。
本実施の形態2の複写機1の構成は、実施の形態1の複写機1と同じであるため、説明を省略する。
尚、実施の形態1と同様に、原稿自動搬送ユニット2に複数枚の原稿を載置し、その画像データを給紙カセット3aから連続して給紙される紙に等倍で両面印刷する場合について述べる。尚、給紙される紙のサイズとしては、例えばA4サイズとし、載置される複数枚の原稿は、A4サイズ(縦297mm、横210mm)とし、その原稿に縦250mm、横150mmのサイズのトナー画像が形成されているとして以下の説明において具体例も示す。
はじめに、給紙カセット3aから給紙される1枚目の紙の両面に画像を形成する場合について説明する。図4は、本実施の形態の複写機における1枚目の紙の両面に画像形成する場合のフロー図である。
原稿を原稿自動搬送ユニット2にセットし、スイッチを操作して複写をスタートさせると、原稿が原稿読み取りユニット4によって読み取られる。同時に、給紙カセット3aから1枚目の紙が搬送される(図4中、S31参照)。
検知ユニット10を横切る際に、搬送される紙の先端が検知ユニット10によって検知され、続いて後端が検知される。ここで、制御ユニット11によって、先端が検知されてから後端が検知されるまでの時間と紙の搬送速度とから紙の長さが計算される(S32)。A4(縦297mm、横210mm)の紙を用いた場合、紙の長さは、例えば297mmと算出される。
1枚目の紙が搬送されている間に感光体ドラム50の表面には画像が形成されていないため、1枚目の紙は、最初に画像形成ユニット5を通過する際にはトナー画像が転写されず、定着ユニット6へと搬送される。
そして、定着ユニット6において、加熱と加圧が紙に加えられ、紙に含まれている水分が蒸発し、紙は縮むことになる(S33)。このS33が、本発明プレ定着ステップの一例に相当する。その後、1枚目の紙は、分岐点Pから両面搬送路9へと搬送され、合流点Qから搬送路8へと送り込まれる(S34)。
ここで、1枚目の紙は、再び検知ユニット10を通過し、検知ユニット10によって紙の先端及び後端が検出され、その検出結果に基づいて上記と同様に制御ユニット11は定着ユニット6通過した後の紙の長さを計測する(S35)。計測された定着ユニット6を通過する前と後の紙の長さから、定着ユニット6の通過前後における紙の収縮率が計算される(S36)。例えば、紙の長さが、295.5mmと算出されると、収縮率は0.5%と計算される。
一方、帯電ユニット51によって一様に帯電された感光体ドラム50の表面に、原稿読み取りユニット4によって読み込まれた原稿の画像データに基づいて、露光ユニット52によって静電潜像が形成される。この静電潜像が現像ユニット53によって現像され、感光体ドラム50の表面にトナー画像が形成される(S37)。
ここで、感光体ドラム50の表面には、収縮率を加味して画像データを縮小補正したトナー画像が形成される。具体的には、例えば、収縮率が0.5%であるため、縦250mm、横150mmの画像データの場合、縦248.8mm、横149.3mmのサイズのトナー画像が感光体ドラム50上に形成される。
そして、合流点Qから搬送路8へと送り込まれた1枚目の紙の第1面にトナー画像が転写される(S38)。そして、定着ユニット6において、転写されたトナー画像が1枚目の紙に定着される(S39)。上記S33のプレ定着によって紙は既に収縮しているため、縦295.5mm、横209.0mmのサイズの紙に、縦248.8mm、横149.3mmサイズのトナー画像が形成されたことになる。
定着された紙は分岐点Pから両面搬送路9を通り、搬送路8へと送り込まれ、画像形成ユニット5へと搬送される(S40)。
同時に新たなトナー画像が感光体ドラム50の表面に形成され(S44)、そのトナー画像が一枚目の紙の第2面に転写される(S41)。尚、この感光体ドラム50上には、収縮率を加味して画像データを縮小補正したトナー画像が形成される。具体的には、上記と同じ縦248.8mm、横149.3mmサイズのトナー画像が形成されることになる。
そして、定着ユニット6において転写されたトナー画像が一枚目の紙の第2面に定着される(S42)。尚、S37、S38及びS39、並びにS44、S41、S42が、本発明の「前記最初の転写材の前記第1面及び前記第2面に、前記収縮率を加味し、画像データを縮小補正して現像剤画像を形成させ」の一例に相当する。
最後に、排出ユニット7によって装置外へと排出される(S43)。
このように、紙の収縮率に合わせて両面ともに画像データを収縮補正して形成しているため、第1面及び第2面に形成された画像の倍率誤差を低減することが可能となる。
続いて、給紙カセット3aから2枚目の紙が給紙されて両面に画像を形成する場合の複写機1の動作について説明する。図5は、本実施の形態の複写機における2枚目の紙の両面に画像形成する場合のフロー図である。
給紙カセット3aから2枚目の紙が搬送される(S45)とともに、続いて読み込まれた画像データに基づいて、感光体ドラム50の表面にトナー画像が形成される(S52)。ここで、感光体ドラム50の表面には、収縮率を加味せず画像データと同じサイズのトナー画像が形成される(S52)。具体的には、縦250mm、横150mmのサイズのトナー画像が感光体ドラム50上に形成される。
そして、給紙カセット3aから画像形成ユニット5に搬送されてきた紙の第1面にトナー画像が転写される(S46)。続いて、転写されたトナー画像が、定着ユニット6において紙に定着される(S47)。この定着動作によって紙が縮み、それに合わせて画像のサイズも縮むことになる。そのため、縦295.5mm、横209.0mmのサイズの紙に縦248.8mm、横149.3mmのサイズのトナー画像が形成されていることになる。すなわち、1枚目と同じサイズで画像が形成される。尚、S52、S46及びS47が、本発明の「前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の前記第1面に、画像データに前記収縮率を加味せずに現像剤画像を形成させ」の一例に相当する。
次に、片面(第1面)にトナー画像が定着された2枚目の紙は、分岐点Pから両面搬送路9へと送り込まれ、合流点Qから搬送路8を通り、画像形成ユニット5へ搬送される(S48)。
同時に、感光体ドラム50の表面にトナー画像の形成が行われる(S53)が、その際、紙は既に縮んでいるため、1枚目で算出した収縮率0.5%を加味して、画像データを縮小補正したトナー画像が感光体ドラム50の表面に形成される。具体的には、例えば、上記縦248.8mm、横149.3mmのサイズの画像が形成されることになる。
そして、上記と同様に感光体ドラム50上に形成されたトナー画像が紙の第2面に転写され(S49)、定着ユニット6において転写されたトナー画像が定着される(S50)。尚、S53、S49及びS50が、本発明の「前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の前記第2面に、画像データを縮小補正して現像剤画像を形成させる」ことの一例に相当する。
最後に、両面に画像が形成された紙は、排出ユニット7から装置外へと排出される(S51)。尚、S34からS51が、本発明の画像形成ステップの一例に相当する。
以下、続けて給紙カセット3aに収納されている紙を用いて画像形成を行う場合には、2枚目の紙と同様に両面に画像形成が行われる。
尚、実施の形態1と同様に、複数枚の画像形成の途中で紙がなくなり紙を供給した場合や、給紙カセットを切り替えた場合等に、新たに供給される紙を用いて収縮率が再度取得される。
このように、画像データを収縮補正して両面にトナー画像を形成することによって、両面におけるトナー画像の倍率誤差を低減することが可能となる。
又、本実施の形態2では、1枚目及び2枚目以降の全ての紙において、例えば収縮後のA4サイズの用紙(縦295.5mm、横209.0mm)の両面に、縦248.8mm、横149.3mmのトナー画像が形成されていることになるため、1枚の紙の両面だけでなく用紙間における倍率誤差も低減することが出来、製本した際等にも有用である。
又、上述した実施の形態1、2では、プレ定着を行っているため、感光体ドラム50上に形成した画像をそのまま紙上に再現することが可能となる。
又、搬送方向を紙の上下方向とすると、両面搬送路9を経由するため紙の第1面及び第2面では、画像形成の際の紙の上下の向きが異なり、更に紙の余白量も収縮率に従って変化するため、紙の搬送方向先端からのトナー画像を形成する位置が変化することになる。しかしながら、原稿の画像データにおける余白量及び上記収縮率を加味して、レジストローラ12から紙を画像形成ユニット5に送り込むタイミングを変化させることで、紙の両面及び紙間における余白量も一定とすることが出来、トナー画像の位置ずれも低減することが出来る。
尚、上述した実施の形態1、2では、紙の縦方向と横方向の収縮率の差が小さいとして、紙の収縮率を縦方向と横方向で同じと仮定して計算しているが、収縮率の差が大きい場合には、搬送方向に対して垂直方向にラインセンサを設けることによって、搬送方向の長さと搬送方向に垂直な方向の長さの両方の収縮率を求めるようにしてもよい。
又、実施の形態1、2では、給紙カセットを切り替えた場合や、給紙カセットに紙を補充した場合等に、収縮率を取得しているが、メイン電源をオンした場合や所定時間経過した後に行うようにしてもよい。更に、湿度センサーを設けて、湿度が所定量以上変化した場合に、収縮率を取得するようにしてもよい。要するに、紙の水分の含有量による収縮率の差が許容範囲を超えた場合に、収縮率を再度取得するようにすればよい。
又、実施の形態1、2では、2枚目以降の紙に画像を形成する場合には、現像剤画像を形成せずに定着ユニット6を通過させるプレ定着の制御を行っていないが、2枚目以降の紙に対しても、プレ定着の制御を行っても良い。その場合、2枚目以降の紙に画像形成する制御は、一枚目に対する制御と同様になる。
又、上記実施の形態1、2では、読み込んだ原稿を等倍で複写しているため、原稿の画像データに対して、縦横のサイズの拡大補正又は縮小補正を行っているが、倍率を変更して複写を行う場合には、原稿の画像データを倍率変更した後の倍率変更後画像データに対して、縦横サイズの拡大補正又は縮小補正を行えばよい。要するに、結果として感光体ドラムの表面にする画像データに拡大補正又は縮小補正がなされていればよい。すなわち、倍率を変更する場合には、本発明の画像データの一例は、倍率変更後画像データに相当する。
又、本発明の転写材の一例は、本実施の形態の紙に相当するが、葉書等であってもよい。
又、上記実施の形態1、2では、モノクロの複写機を例に挙げて説明したが、タンデム方式や1ドラム方式を用いたフルカラーの複写機に本発明を適用しても良い。
又、本発明の画像形成装置の一例は、本実施の形態の複写機1に相当するが、プリンタ、ファクシミリ、又は複合機等であってもよい。この場合、本発明の画像データの一例は、パーソナルコンピュータから送信されている画像データに相当する。
又、本発明のプログラムは、上述した本発明の画像形成装置の制御方法の全部又は一部のステップの動作をコンピュータにより実行させるプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
又、本発明の記録媒体は、上述した本発明の画像形成装置の制御方法の全部又は一部のステップの全部又は一部の動作をコンピュータにより実行させるプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動して前記動作を実行する記録媒体である。
尚、本発明の上記「一部のステップ」とは、それらの複数のステップの内の、一つ又は幾つかのステップを意味する。
又、本発明の上記「ステップの動作」とは、前記ステップの全部又は一部の動作を意味する。
又、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な、ROM等の記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
又、本発明のプログラムの一利用形態は、インターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
又、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
尚、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
本発明の画像形成装置及びその制御方法は、紙の両面における画像の倍率誤差を低減することが可能な効果を有し、複写機、ファクシミリ、プリンタ等として有用である。
本発明にかかる実施の形態1、2における複写機の正面構成図 本発明にかかる実施の形態1における複写機の1枚目の紙の両面に画像を形成する制御フローを説明するための図 本発明にかかる実施の形態1における複写機の2枚目の紙の両面に画像を形成する制御フローを説明するための図 本発明にかかる実施の形態2における複写機の1枚目の紙の両面に画像を形成する制御フローを説明するための図 本発明にかかる実施の形態2における複写機の2枚目の紙の両面に画像を形成する制御フローを説明するための図
符号の説明
1 複写機
2 原稿自動搬送ユニット
3a、3b、3c、3d 給紙カセット
4 原稿読み取りユニット
5 画像形成ユニット
6 定着ユニット
7 排出ユニット
8 搬送路
9 両面搬送路
10 検知ユニット
11 制御ユニット
12 レジストローラ
31 給紙ユニット
50 感光体ドラム
51 帯電ユニット
52 露光ユニット
53 現像ユニット
54 転写ユニット
55 クリーニングユニット

Claims (8)

  1. 画像データに基づいて転写材の表面に現像剤画像を形成する画像形成ユニットと、
    前記転写材に前記現像剤画像を定着する定着ユニットと、
    前記定着ユニットを通過する前後の前記転写材の長さに関する情報を取得するための検知ユニットと、
    前記転写材の両面に画像形成を行うために、前記定着ユニットから排出された前記転写材を再び前記画像形成ユニットへ搬送するための両面搬送路と、
    複数枚の転写材に画像形成する際に、少なくとも最初の前記転写材を、前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させる制御を行った後、前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させる前と前記通過させた後における前記転写材の収縮率を前記検知ユニットからの情報に基づいて取得し、前記取得した収縮率に基づいて、前記最初の転写材の第1面及び第2面、並びに前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の第1面及び第2面に画像形成を行う制御ユニットとを備えた、画像形成装置。
  2. 前記制御ユニットは、
    前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材に対して、前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させる制御を省略して、両面に画像形成を順に行わせる、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記転写材を収納する給紙カセットを備え、
    前記制御ユニットは、
    前記複数枚の転写材の画像形成の途中で、前記給紙カセットを出し入れした時には、新たに前記給紙カセットから供給される転写材を最初の転写材として前記収縮率の取得を行う、請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記制御ユニットは、
    前記最初の転写材の前記第1面及び前記第2面に、画像データに前記収縮率を加味せずに現像剤画像を形成させ、
    前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の前記第1面に、前記収縮率を加味し、画像データを拡大補正して現像剤画像を形成させ、
    前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の前記第2面に、画像データに前記収縮率を加味せずに現像剤画像を形成させる、請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記制御ユニットは、
    前記最初の転写材の前記第1面及び前記第2面に、前記収縮率を加味し、画像データを縮小補正して現像剤画像を形成させ、
    前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の前記第1面に、画像データに前記収縮率を加味せずに現像剤画像を形成させ、
    前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の前記第2面に、前記収縮率を加味し、画像データを縮小補正して現像剤画像を形成させる、請求項2記載の画像形成装置。
  6. 画像データに基づいて転写材の表面に現像剤画像を形成する画像形成ユニットと、
    前記転写材に前記現像剤画像を定着する定着ユニットと、
    前記定着ユニットを通過する前後の前記転写材の長さに関する情報を取得するための検知ユニットと、
    前記転写材の両面に画像形成を行うために、前記定着ユニットから排出された前記転写材を再び前記画像形成ユニットへ搬送するための両面搬送路とを備えた、画像形成装置の制御方法であって、
    複数枚の転写材に画像形成する際に、少なくとも最初の前記転写材を、前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させるプレ定着ステップと、
    前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させる前と前記通過させた後における前記転写材の収縮率を前記検知ユニットからの情報に基づいて取得し、前記取得した収縮率に基づいて、前記最初の転写材の第1面及び第2面、並びに前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の第1面及び第2面に画像形成を行う画像形成ステップとを備えた、画像形成装置の制御方法。
  7. 請求項6記載の、複数枚の転写材に画像形成する際に、少なくとも最初の前記転写材を、前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させるプレ定着ステップと、前記現像剤画像を形成せずに前記定着ユニットを通過させる前と前記通過させた後における前記転写材の収縮率を前記検知ユニットからの情報に基づいて取得し、前記取得した収縮率に基づいて、前記最初の転写材の第1面及び第2面、並びに前記最初の転写材の後に供給されてくる転写材の第1面及び第2面に画像形成を行う画像形成ステップとをコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
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