JPH07252004A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07252004A
JPH07252004A JP6043476A JP4347694A JPH07252004A JP H07252004 A JPH07252004 A JP H07252004A JP 6043476 A JP6043476 A JP 6043476A JP 4347694 A JP4347694 A JP 4347694A JP H07252004 A JPH07252004 A JP H07252004A
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Takeshi Tanabe
健 田辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート排出積載手段の耐荷重性の強化,強度
の向上を図り、またシート排出積載手段の角度変化によ
るシートの排出積載性の向上させ、かつ操作性の向上を
図り、装置の占有面積を減少させた画像形成装置を提供
する。 【構成】 シートPを積載収納するためのシートカセッ
ト21と、前記シートカセット21より送り出されたシート
Pに画像情報に応じて像を形成するための画像形成部1
と、画像形成後のシートPを排出して積載するための装
置本体より開閉可能な排出トレイ20と、を備え、前記シ
ートカセット21に前記排出トレイ20の荷重を受けるため
の排出トレイ角度規制部材37を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,ファクシミ
リ,レーザービームプリンタ等の画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機,ファクシミリ,レーザー
ビームプリンタ等の画像形成装置は、事務処理の合理化
に伴って、大中小企業のあらゆるオフィス部門に普及し
ており、上記複写機,ファクシミリ,レーザービームプ
リンタ等はオフィスにとって必要なものとなってきてい
る。これらの画像形成装置は、装置自体の多機能化や自
動化,複合化によって目ざましく普及しているが、一方
で小型化そしてこれに伴う低価格化が更に普及の速度を
早めている。この小型化,低価格化は一般オフィスユー
スから家庭(ホーム)ユース、更には個人(パーソナ
ル)ユースへの普及を可能にしてきている。そして、着
実にホームユースやパーソナルユースに対して複写機や
ファクシミリ等が普及してきているのが現状である。
【0003】例えば、特公平5−59022号公報に示
す複写機について図6を参照して説明する。図6におい
て、複写機自身の横幅寸法を極力小さく(小型化)する
ため、画像形成部61の下方に給紙カセット62を配置し、
その給紙カセット62の左側には把手部62aが設けられて
おり、該給紙カセット62を装置左側から右側へ挿入可能
に構成されている。上記給紙カセット62に積載収納され
たシートPは、図の矢印g方向に搬送され、公知の電子
写真プロセスによって画像形成が行なわれ、装置左側に
設けられた排出トレイ63に排出され積載される。この排
出トレイ63は複写機本体に対して一体化されているのも
あれば、着脱可能なもの、或いは折り畳み式のもの等が
あった。また上記複写機におけるコピースピードも一般
オフィスユースの複写機に比べて遅く、4〜6枚/分と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来技術においては、通常排出トレイ63は着脱し易く
なっているものもあり、ユーザーが取り外し易くするた
めに、回転中心部分がモールドのバネ性を利用したもの
が多く、比較的外れ易く、排出トレイ63上に乗るコピー
用紙枚数にも制限があり、耐荷重や強度の点で劣る場合
があった。
【0005】また前記従来例に示すホーム又はパーソナ
ルユースの複写機では、コピー速度が遅いため、排出ト
レイ63上に排出されてくるシートPの速度は、一般オフ
ィスユースの複写機に比べてはるかに遅い。このコピー
紙速度について例示すると、ホーム又はパーソナルユー
スの複写機で30〜60mm/sec 程度、一般オフィスユー
スの複写機で100 〜1000mm/sec 程度である。このた
め、排出トレイ63上に排出されるシートPはゆっくりと
排出積載されることになり、一般オフィスユースの複写
機のように勢い良く排出されない。そのため、図6に示
す排出トレイ63の装置本体の垂直方向に対する開き角度
θを工夫してある。即ち、排出されるシート速度が速い
場合にはθを小さくし、シート速度が遅い場合にはθを
大きく取る。またコピーに使用されるシートPは種類が
豊富で紙の秤量(厚紙〜薄紙(通常80〜60g/m2 ))
や、紙のすき目方向(縦目,横目)等で様々なくせ(カ
ールやしわや剛性等)を有する。従って、排出されるコ
ピー速度に適合するように、排出トレイ63の開き角度θ
を決定しても必ずしも全ての紙を必要枚数だけ排出トレ
イ63に積載できるとは限らない。
【0006】一般的にオフィスユースの複写機は、排出
されるコピー紙速度が速いため、勢い良く排出され、し
かも上述した排出トレイの開き角度θが小さいため自重
により落下して整列性良く積載される。この時、紙の種
類によらず一様に排出トレイ上に積載収納できるが、ホ
ーム又はパーソナルユースの複写機は、排出されるコピ
ー紙速度が遅いため、排出に勢いがなく、しかも排出ト
レイの開き角度θも大きいため、紙の種類による様々な
くせによって積載性に影響を及ぼし易かった。
【0007】具体的には、図7(a)に示すように、排
出トレイ63の開き角度θがある程度大きいと、長手の紙
1 を排出する場合には、紙Q1 に排出の勢いがなくて
も排出しきらないと言う現象は起きずに排出トレイ63に
積載されるが、短手の紙Q2を排出する場合には、自重
落下し難く、排出トレイ63上に整列して積載することが
できない場合があった。
【0008】また図7(b)に示すように、排出トレイ
63の開き角度θがある程度小さいと、短手の紙Q2 を排
出する場合には、紙Q2 に排出の勢いがなくても自重落
下して排出トレイ63上に整列して積載されるが、長手の
紙Q1 を排出する場合には、排出しきらずに次の紙の積
載の妨げとなったり、前の紙を押し出して積載性を低下
させるおそれがあった。
【0009】また小型化,低価格化という点で給紙カセ
ット62内のシートPの残量検知が行なわれておらず、ま
た上記給紙カセット62に収納できるシート枚数(給紙容
量)も一般オフィスユースの複写機に比べてはるかに少
ない。この給紙容量について例示すると、ホーム又はパ
ーソナルユースの複写機で100 〜200 枚程度、一般オフ
ィスユースの複写機で500 枚程度である。そのため、使
用の際予め大量のコピーを必要とする時は、予め給紙カ
セット52を装置左側より引き出してシート枚数のチェッ
クをしなければならない煩わしさがあった。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、シート排出積載手段の耐荷重性の強化,強度の向
上を図り、またシート排出積載手段の角度変化によるシ
ートの排出積載性の向上させ、かつ操作性の向上を図
り、装置の占有面積を減少させた画像形成装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、シートを積載収納するためのシート収納手段と、前
記シート収納手段より送り出されたシートに画像情報に
応じて像を形成するための画像形成手段と、画像形成後
のシートを排出して積載するための装置本体より開閉又
は着脱可能なシート排出積載手段と、を備え、前記シー
ト収納手段に前記シート排出積載手段の荷重を受けるた
めの荷重受け部材を設けたことを特徴とする。
【0012】また前記荷重受け部材は前記シート収納手
段に収納されたシートサイズに応じて高さを変更して前
記シート排出積載手段の垂直方向に対する開き角度を選
択的に変更可能であることを特徴とする。
【0013】またシートを積載収納するためのシート収
納手段と、前記シート収納手段より送り出されたシート
に画像情報に応じて像を形成するための画像形成手段
と、画像形成後のシートを排出して積載するためのシー
ト排出積載手段と、前記シート排出積載手段を装置本体
より開閉させる開閉機構と、を備え、前記シート収納手
段は、使用時と非使用時の2つの位置を選択的に移動さ
せて位置決めする位置決め部材を有し、前記シート収納
手段の位置決め動作に前記開閉機構を連動させ、前記シ
ート収納手段の使用時には前記シート排出積載手段を開
放し、前記シート収納手段の非使用時には前記シート排
出積載手段を閉じるように構成したことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記手段によれば、シート収納手段にシート排
出積載手段の荷重を受けるための荷重受け部材を設けた
ことにより、該シート排出積載手段の耐荷重性の強化及
び強度の向上を図ることができる。
【0015】また前記荷重受け部材は前記シート収納手
段に収納されたシートサイズに応じて高さを変更して前
記シート排出積載手段の垂直方向に対する開き角度を選
択的に変更させることにより、シートの排出積載性を向
上させることができる。
【0016】また前記シート収納手段は、使用時と非使
用時の2つの位置を選択的に移動させて位置決めする位
置決め部材を有し、前記シート収納手段の位置決め動作
に開閉機構を連動させ、前記シート収納手段の使用時に
は前記シート排出積載手段を開放し、前記シート収納手
段の非使用時には前記シート排出積載手段を閉じるよう
に構成したことにより、操作性を向上させ、また非使用
時における装置の占有面積の縮小化を図ることができ
る。
【0017】
【実施例】
〔第1実施例〕
【0018】以下、上記手段を用いた画像形成装置につ
いて図面を参照して説明する。本実施例は画像形成装置
として複写機を用いて説明する。図1は複写機の概略構
成を示す断面図、図2は排出トレイの収納状態を示す説
明図、図3は排出トレイの角度変化を示す説明図であ
る。
【0019】(全体構成)
【0020】先ず図1を参照して複写機の概略構成につ
いて説明する。図1において、本実施例に示す複写機
は、画像形成部1,給送部2を装備している。先ず画像
形成部1について説明すると、中央部に像担持体となる
感光体ドラム3が設けられており、原稿台ガラス4上の
原稿像を光源5と反射笠6によって結像体(短焦点結像
レンズ)7を介して上記感光体ドラム3上に投影してい
る。上記原稿台ガラス4は図の矢印a方向に移動するこ
とで、矢印b方向に回転する感光体ドラム3上に順次原
稿像を投影し、予め一次帯電器8によって帯電されたド
ラム面に静電潜像を形成する。この静電潜像は、現像器
9によって現像剤(トナー)が供給されてトナー像とし
て顕画像化される。
【0021】後述する給送部2や手差し給送部10より送
り出されたシートPは、搬送ローラ対11,12によって搬
送され、レジストローラ対13,14まで送りこまれる。そ
して該レジストローラ対13,14によって所定のタイミン
グでシートPは転写部に搬送され、感光体ドラム3上に
形成されたトナー像は、該トナー像と逆極性の電圧を印
加された転写ローラ15と上記感光体ドラム3との間を通
過する際にシートPに転写される。画像転写後のシート
Pは搬送ガイドに沿って搬送され、定着入口ガイド16を
経て定着器17に導かれる。シートPはこの定着器17を通
過する際に熱及び圧力が印加されてトナー像が定着され
排出ローラ対18,19によって装置外へ搬送され排出積載
手段としての排出トレイ20上に排出積載される。
【0022】(給送部の構成)
【0023】次に上記給送部2の構成について図1〜図
3を参照して具体的に説明すると、図1において給送部
2には左側からシートPを収納しておくシート収納手段
としてのシートカセット21が挿入できるようになってい
る。上記シートカセット21は、加圧バネ22によって中板
23を上方に押し上げるように構成されており、中板23上
に積載されたシートPを給送ローラ25側に押圧する。ま
た24は分離爪であり、上記中板23上に積載されたシート
Pの先端両角部を規制しており、上記給送ローラ25の回
転により最上側の1枚のみが分離給送される。上記給送
ローラ25は、半月状のローラが用いられており、図示し
ない制御手段により1回転制御されている。この給送ロ
ーラ25が図1の矢印c方向に回転すると、加圧バネ22の
作用によってシートPとの間に給送力が発生し、シート
Pが1枚ずつ分離給送される。上記給送ローラ25に送り
出されたシートPは、搬送ローラ対26,27によって搬送
される。搬送ローラ26は図示しない駆動源によって図の
矢印d方向に回転されており、これに対向する搬送ロー
ラ27は板バネ28によって上記搬送ローラ26に圧接して従
動する。上記搬送ローラ27は、支点29を中心に回動可能
なガイド部30に取り付けられており、該ガイド部30は引
張バネ31によって給送部2側に付勢されており、ジャム
(紙詰まり)処理の場合は上記ガイド部30を支点29を中
心に矢印e方向に開放してジャムシートを取り除くよう
に構成されている。
【0024】上記搬送ローラ対26,27を通過したシート
Pは、固定ガイド32によって画像形成部1内の搬送ロー
ラ対11,12へと導かれる。ここで、上記搬送ローラ26は
装置の制御を極力少なくし、構成を簡略化するため、常
時矢印d方向に回転している。従って、上記搬送ローラ
対26,27によって画像形成部1内に送り込まれたシート
Pがレジストローラ対13,14のニップ部に突き当たって
一旦停止状態となった時に、シートPが過搬送されない
ようにするため、上記搬送ローラ対26,27の搬送力を抑
えるように構成されている。即ち、シートP先端がレジ
ストローラ対13,14のニップ部に突き当たった状態で、
搬送ローラ26とシートPとの間にスリップが生じさせる
ように構成されている。上記搬送ローラ26はゴム(通常
CRゴム)で構成されており、このゴムの中にナイロン
パウダーを約6.4%混入させており、このナイロンパ
ウダーの作用によってシートPとの間に適度なスリップ
が生ずる。上記搬送ローラ26の他の材質として発泡ウレ
タンや発泡CRゴム等を用いることが可能であり、必要
とする搬送力に応じて材質やローラ間の圧力が決定され
る。
【0025】上記シートカセット21には位置決めのため
の凹部33a,33bが設けられており、上記カセット21を
収納する枠体(カセット台)34の一部には、凸部35が形
成されている。上記シートカセット21の凹部33a又は凹
部33bを上記凸部35に選択的に嵌合させることにより、
シートカセット21は給送位置と収納位置の2つの位置を
取り得ることになる。図1に示すように、凹部33aと凸
部35が嵌合している状態が給送位置である。一方、図2
に示すように凹部33bと凸部35が嵌合している状態が収
納位置である。この2つの位置は、シートカセット21の
左側に設けた把手部36を持ってユーザーの操作によって
選択的に取り得る。
【0026】(排出トレイ)
【0027】排出トレイ20は図1に示すように複写機の
左側面に支点20aを中心に開閉可能に取り付けられてい
る。この排出トレイ20は図2に示すように装置の非使用
時には装置の占有面積を縮小化するため複写機側面及び
上面に沿って折り畳めるように支点20bにて折り曲げ可
能に構成されている。また上記シートカセット21の把手
部36の上方には、上記排出トレイ20の垂直方向に対する
開き角度θ(以下『排出トレイ角度θ』という)を規制
する荷重受け部材としての排出トレイ角度規制部材37が
設けられており、上記排出トレイ20の裏面側に形成され
た凸部38に該排出トレイ角度規制部材37が接触支持する
ように構成されている。上記シートカセット21の排出ト
レイ角度規制部材37によって排出トレイ20を支持するこ
とにより、該排出トレイ20の耐荷重性の強化を図り、強
度の向上を図ることができる。
【0028】また上記排出トレイ角度規制部材37の高さ
寸法aは、使用するシートサイズのカセット21に応じて
異なるように構成されている。即ち、図1に示すシート
カセット21は、長手用のシート専用であり、排出トレイ
角度規制部材37の高さaはa 1 であり、これによって規
制される排出トレイ角度θはθ1 となっている。また図
3に示すシートカセット21は、短手用のシート専用であ
り、排出トレイ角度規制部材37の高さaはa2 であり、
これによって規制される排出トレイ角度θはθ 2 となっ
ている。ここでa1 <a2 で θ1 >θ2 となってい
る。即ち長手シートPの時には短手シートPの場合に比
べて排出トレイ角度θが大きくなるように構成されてい
る。これによって、シートPのサイズや種類或いは特性
(カール,しわ,剛性等)に応じて適切な排出角度を設
定することができ、シートPの使用範囲を広げることが
できる。
【0029】また図1に示すようにシートカセット21が
給送位置にある状態で、排出トレイ20に形成された穴39
を介してシートカセット21内のシート残量を視線矢印f
を通して確認することができるように構成されている。
これによって、シートカセット21を装着した状態で画像
形成動作前にシートPの残量を確認してから事前に補給
したりそのまま画像形成を行なうことができるので、事
務処理時間を効率化できる。
【0030】〔第2実施例〕
【0031】次に前記画像形成装置の他例について図4
を参照して説明する。複写機の概略構成は前記第1実施
例と同様であるので、同一部材には同一番号を付して説
明を援用するものとし、以下特徴部分を中心に説明す
る。
【0032】本実施例は排出トレイ20を装置本体より開
閉する開閉機構を設けたものである、以下その構成につ
いて説明する。図4において、排出トレイ20は揺動部材
40上の回転中心41を中心に回転可能な取り付けられてい
る。また上記揺動部材40は回転中心42を中心に装置本体
に揺動可能に取り付けられている。上記揺動部材40には
連結部材44の一端が回転中心43を中心に回動自在に連結
している。この連結部材44の他端は平行移動部材46に回
転中心45を中心に回動自在に連結している。上記平行移
動部材46は、装置本体に設けられたほぼ水平方向に伸び
る溝47の中を平行移動可能に設けられており、圧縮バネ
48によって常時右側より左側に向かって付勢されてい
る。上記平行移動部材46にはシートカセット21の装着側
に突出する凸部49が形成されており、シートカセット21
の端部21aに接触している。図4において、排出トレイ
21は装置本体の側面に沿って垂直方向に閉じた状態で収
納されている。上記排出トレイ21と上記揺動部材40に突
設されたストッパー50,51間に回動範囲を規制されてい
る。またシートカセット21は、凹部33bが枠体34の凸部
35と嵌合した状態で、前記図2と同様に収納状態にあ
る。
【0033】上記シートカセット21の把手部36を持って
ユーザーが該カセット21を左側へ移動させて図4の二点
鎖線に示すように該カセット21の凹部33aと枠体34の凸
部35を嵌合させた状態で給紙位置となる。ここで上記シ
ートカセット21が給紙位置に移動する動作に連動してそ
の端部21aに圧接している平行移動部材46の凸部49が圧
縮バネ48の付勢力により接触したまま溝47に沿って左側
へ移動する。上記平行移動部材46が左側へ移動するのに
連動して連結部材44がその両端の回転中心43,45を中心
に回動して揺動部材43を回転中心41を中心に矢印f方向
に回転させる。
【0034】この時収納状態にあった排出トレイ20は、
揺動部材40に設けられたストッパー50,51も回転中心41
を中心に矢印f方向に回転するのでこれらに規制されて
図の二点鎖線で示すように矢印f方向に回転させられ
る。この時前記図1と同様に排出トレイ20の裏面側の凸
部38はシートカセット21に設けられた排出トレイ角度規
制部材37に突き当たって支持され、該排出トレイ20の排
出トレイ角度をθに維持するように構成されている。こ
れによって、ユーザーの操作性を向上させることができ
ると共に、また非使用時における装置の占有面積の縮小
化を図ることができる。また上記排出トレイ20が蓋体の
役割を果たすためシートカセット21内に異物が侵入する
のを防止できる。
【0035】また本実施例では、シートカセット21の移
動動作に連動して排出トレイ20の開閉動作を行なうよう
に構成したが、逆に上記排出トレイ20の開閉動作に連動
してシートカセット21を給紙位置と収納位置とを選択的
に移動するように構成しても良い。更にソレノイドやモ
ータ等の駆動源を用いて排出トレイ20側またはシートカ
セット21側に検知センサーを設け、その検知信号を用い
て他方の動作を制御するような電気的な構成を採用する
ことも可能である。
【0036】〔第3実施例〕
【0037】次に前記画像形成装置の他例について図5
を参照して説明する。複写機の概略構成は前記第1実施
例と同様であるので、同一部材には同一番号を付して説
明を援用するものとし、以下特徴部分を中心に説明す
る。
【0038】前記第1,第2実施例では、排出トレイ角
度θを規制するためにシートカセット21に設けた排出ト
レイ角度規制部材37の高さをサイズ毎のシートカセット
21に応じて変更する構成であったが、本実施例は1つの
シートカセットで各種シートサイズに対応可能なユニバ
ーサルカセットを用いた場合について説明する。
【0039】図5においてユニバサルカセット52は各種
シートの幅,長さに応じてシート規制板が移動するよう
に構成されている。具体的には、シートPの後端を規制
する後端規制板53がシートPの長さ方向に移動可能に設
けられている。また上記ユニバーサルカセット52の底部
には凹部52aが設けられており、枠体34に設けられた凸
部35と嵌合しており、この状態が前記図1で示す給紙位
置となる。
【0040】上記後端規制板53の一部には、図5の左側
に向かって伸びる連結部材54が一体的に形成されてお
り、その先端には排出トレイ20の凸部38を支持する受け
部材55が形成されている。図5の実線で示す状態が短手
のシートP1 を排出積載している状態を示すものであ
り、その時の排出トレイ角度はθ1 に設定されている。
具体的には、A4サイズ,B5サイズ(横送り)以下
で、θ1 ≒60±10°(50°〜70°)程度が適切である。
また図5の二点鎖線で示す状態が長手のシートP2 を排
出積載している状態を示すものであり、その時の排出ト
レイ角度はθ2 に設定されている。具体的には、B4サ
イズ,A3サイズ(縦送り)以上で、θ2 ≒80±10°
(70°〜90°)程度が適切である。上記長手のシートP
2 を排出積載する場合には、後端規制板53を左側へ移動
させるため、これに伴って連結部材54の先端に形成され
た受け部材55も左側へ移動し、排出トレイ20との接触位
置が移動して該排出トレイ20は自重により支点20aを中
心に回転して排出トレイ角度θを変化させることがで
き、θ1 <θ2 に自動的に設定される。
【0041】上記構成によっても、シートPのサイズや
種類或いは特性(カール,しわ,剛性等)に応じて適切
な排出角度を設定することができ、シートPの使用範囲
を広げることができる。
【0042】尚、前記シートカセット21及びユニバーサ
ルカセット52は装置本体のサイドより挿入する(サイド
ロードタイプ)装置について説明したがこれに限定され
るものではなく、前面より挿入する(フロントロードタ
イプ)装置にも適用できる。また、前記各実施例は、画
像形成装置として複写機を用いて説明したが、これに限
定されるものではなく、ファクシミリ装置,レーザービ
ームプリンタ等他の装置にも適用可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明は前述したように、シート収納手
段にシート排出積載手段の荷重を受けるための荷重受け
部材を設けたことにより、該シート排出積載手段の耐荷
重性の強化及び強度の向上を図ることができる。
【0044】また前記荷重受け部材は前記シート収納手
段に収納されたシートサイズに応じて高さを変更するこ
とにより前記シート排出積載手段の垂直方向に対する開
き角度を選択的に変更させることにより、シートの排出
積載性を向上させることができる。これによって、シー
トのサイズや種類或いは特性(カール,しわ,剛性等)
に応じて適切な排出角度を設定することができ、シート
の使用範囲を広げることができる。
【0045】また前記シート収納手段は、使用時と非使
用時の2つの位置を選択的に移動させて位置決めする位
置決め部材を有し、前記シート収納手段の位置決め動作
に開閉機構を連動させ、前記シート収納手段の使用時に
は前記シート排出積載手段を開放し、前記シート収納手
段の非使用時には前記シート排出積載手段を閉じるよう
に構成したことにより、操作性を向上させ、また非使用
時における装置の占有面積の縮小化を図ることができ
る。
【0046】またシート収納手段が給送位置にある状態
で、排出積載手段に形成された穴を介して前記シート収
納手段内のシート残量を確認することができるように構
成したことにより、前記シート収納手段を装着した状態
で画像形成動作前にシートの残量を確認してから事前に
補給したりそのまま画像形成を行なうことができるの
で、事務処理時間を効率化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る複写機の概略構成を示す断面
図である。
【図2】排出トレイの収納状態を示す説明図である。
【図3】排出トレイの角度変化を示す説明図である。
【図4】第2実施例に係る排出トレイ開閉機構を示す説
明図である。
【図5】第3実施例に係る排出トレイの角度変化を示す
説明図である。
【図6】従来の複写機の構成を示す説明図である。
【図7】従来の排出トレイの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
P…シート 1…画像形成部 2…給送部 3…感光体ドラム 4…原稿台ガラス 5…光源 6…反射笠 7…結像体 8…一次帯電器 9…現像器 10…手差し給送部 11,12…搬送ローラ対 13,14…レジストローラ対 15…転写ローラ 16…定着入口ガイド 17…定着器 18,19…排出ローラ対 20…排出トレイ 21…シートカセット 22…加圧バネ 23…中板 24…分離爪 25…給送ローラ 26,27…搬送ローラ対 28…板バネ 20a,20b,29…支点 30…ガイド部 31…引張バネ 32…固定ガイド 33a,33b,52a…凹部 34…枠体 35,38,49…凸部 36…把手部 37…排出トレイ角度規制部材 39…穴 40…揺動部材 41,42,43,45…回転中心 44,54…連結部材 46…平行移動部材 47…溝 48…圧縮バネ 50,51…ストッパー 52…ユニバーサルカセット 53…後端規制板 55…受け部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載収納するためのシート収納
    手段と、 前記シート収納手段より送り出されたシートに画像情報
    に応じて像を形成するための画像形成手段と、 画像形成後のシートを排出して積載するための装置本体
    より開閉又は着脱可能なシート排出積載手段と、を備
    え、 前記シート収納手段に前記シート排出積載手段の荷重を
    受けるための荷重受け部材を設けたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記荷重受け部材は前記シート収納手段
    に収納されたシートサイズに応じて高さを変更して前記
    シート排出積載手段の垂直方向に対する開き角度を選択
    的に変更可能であることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シートサイズが、シート搬送方向に
    長手の時に設定されるシート排出積載手段の開き角度θ
    1 と、シート搬送方向に短手の時に設定されるシート排
    出積載手段の開き角度θ2 とすると、θ1 >θ2 である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記シート収納手段は、複数サイズのシ
    ートを収納するため移動可能な規制手段を有し、前記荷
    重受け部材は、前記シート収納手段に設けられた規制手
    段の動きに連動して移動することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 シートを積載収納するためのシート収納
    手段と、 前記シート収納手段より送り出されたシートに画像情報
    に応じて像を形成するための画像形成手段と、 画像形成後のシートを排出して積載するためのシート排
    出積載手段と、 前記シート排出積載手段を装置本体より開閉させる開閉
    機構と、を備え前記シート収納手段は、使用時と非使用
    時の2つの位置を選択的に移動させて位置決めする位置
    決め部材を有し、前記シート収納手段の位置決め動作に
    前記開閉機構を連動させ、前記シート収納手段の使用時
    には前記シート排出積載手段を開放し、前記シート収納
    手段の非使用時には前記シート排出積載手段を閉じるよ
    うに構成したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 シートを積載収納するためのシート収納
    手段と、 前記シート収納手段より送り出されたシートに画像情報
    に応じて像を形成するための画像形成手段と、 画像形成後のシートを排出して積載するためのシート排
    出積載手段と、を備え、シートサイズに応じて前記シー
    ト排出積載手段の傾斜角度を変更させる手段を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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