JP2011158612A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置に必要な床スペースが拡大することなく、長期間にわたって安定してイオンを発生させることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、画像形成部120、給紙部130、ハウジング部材200、及びイオン発生ユニット300を備える。ハウジング部材200は、少なくとも画像形成部120の下方に配置され、平面視において画像形成部120及び給紙部130と同一形状を呈する。イオン発生ユニット300は、ハウジング部材200に内蔵される。イオン発生ユニット300は、ハウジング部材200の外部から吸入した空気を再びハウジング部材200の外部へ案内する流路を形成するダクト310、ダクト310内に配置されたイオン発生装置320、及びダクト310内に気流を発生させるファン330を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、イオン発生機能を有するイオン発生ユニットを搭載した画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置は、オフィス等において必要不可欠な機器といっても過言ではなく、実際にほとんどのオフィスに設置されている。さらには、近年、画像形成装置は、一般家庭や病院等にも普及しつつあり、我々にとって極めて身近な存在となっている。
ところで、画像形成装置の中には、画像形成装置の周囲から吸入した空気を、画像形成装置のプロセス部や定着部に供給した後に、画像形成装置の外部に排出するものがある。このような画像形成装置の一つとして、装置外部に放出される気流に含有される有害物質を除去して清浄した上でマイナスイオンを供給し、装置内部で発生した有害物質が装置外部へ排出されることを防止するための空気清浄部を備えた画像形成装置が存在する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−4144公報
上述の特許文献1に記載の技術では、像形成部の像形成動作によって生じるトナー粉、塵埃、オゾン等を除去する必要上、空気清浄部に含まれる電極を有するイオン発生部を、像形成部の近傍であって像形成部の周囲に形成される気流の内部に配置することを余儀なくされる。像形成部に含まれる定着部では、用紙の剥離剤としてシリコンが使用される。この結果、像形成部の周囲に発生するシリコン等の影響によってイオン発生部のイオン発生効率が低下し、画像形成装置の使用期間が長くなるにつれて、画像形成装置の周囲の空気を浄化する能力が低下するという問題があった。
一方で、イオン発生部と像形成部との距離を大きく取ることでシリコン等の影響によるイオン発生効率の低下を防止することも考えられる。しかし、イオン発生部と像形成部との距離を大きく取るために空気清浄機能を備えるユニットを画像形成装置本体の側面、背面、又は前面等に隣接配置する場合は、そのようなユニットを設置する床スペースが余計に必要となり、結果的に画像形成装置の設置に必要なスペースが拡大するという問題があった。
この発明の目的は、設置に必要な床スペースが拡大することなく、長期間にわたって安定してイオンを発生させることができる画像形成装置を提供することにある。
この発明の画像形成装置は、画像形成部、給紙部、ハウジング部材、及びイオン発生ユニットを備える。画像形成部は、用紙に画像形成処理を行う。給紙部は、画像形成部へ供給する用紙を収容する。ハウジング部材は、少なくとも画像形成部の下方に配置され、平面視において画像形成部及び給紙部と同一形状を呈する。イオン発生ユニットは、ハウジング部材に内蔵される。イオン発生ユニットは、ハウジング部材の外部から吸入した空気を再びハウジング部材の外部へ案内する流路を形成するダクト、ダクト内に配置されたイオン発生装置、及びダクト内に気流を発生させる気流発生部を有する。
この構成では、イオン発生ユニットを内蔵するハウジング部材が、画像形成部の下方に配置され、平面視において画像形成部及び給紙部と同一形状を呈するので、ハウジング部材は画像形成部及び給紙部より外側へ出張らない。このため、ハウジング部材を設置するために、画像形成部及び給紙部を設置するためのスペース以外の新たな床スペースが必要にならない。また、イオン発生装置は、両端部がハウジング部材の外部に開口するダクト内に配置されるので、画像形成部が属する空間とは隔離された空間に位置することになり、画像形成部から発生するシリコン等の影響がイオン発生装置に及ぶことが防止される。
上述の構成において、ハウジング部材は、画像形成装置のメンテナンス部品を収納自在に構成することができる。画像形成部及びイオン発生ユニットのメンテナンス部品をハウジング部材内に収納することで、メンテナンス部品の置き場所が別途に必要でなくなる。また、メンテナンス部品が画像形成部及びイオン発生ユニットのすぐ近くにあるので、メンテナンス作業の作業性が向上する。
また、ダクトは、水平面に沿って延びる形状を呈し、イオン発生ユニットは、ハウジング部材の天面又は底面の少なくとも一方に近接するように配置されることが好ましい。ダクトが水平面に沿って延びる形状を呈するので、イオン発生ユニットの全体的な形状も水平面に沿って延びる形状を呈する。このようなイオン発生ユニットが、ハウジング部材の天面又は底面の少なくとも一方に近接するように配置されることで、ハウジング部材の薄型化が可能となる。また、ハウジング部材の高さの内寸法をイオン発生ユニットの高さの外寸法より大きくすることで、イオン発生ユニットをハウジング部材の天面に近接するように配置した場合はイオン発生ユニットの下方に、イオン発生ユニットをハウジング部材の底面に近接するように配置した場合はイオン発生ユニットの上方に、水平方向に広い収納スペースを形成することができ、A3サイズ等の大判の用紙の収納が可能となる。
さらに、ダクトは、ハウジング部材の前面側から吸気した空気を再び前面側へ案内するようにハウジング部材の一方の側面、背面、及び他方の側面に沿ってU字型に延びるように構成されることがより好ましい。ダクトに三方を囲まれた領域に収納スペースが形成されるので、ハウジング部材の高さを増すことなく、メンテナンス部品の収納が可能となる。
また、ダクトは、垂直面に沿って延びる形状を呈し、イオン発生ユニットは、ハウジング部材の一方の側面に近接するように配置することもできる。同一の高さを有するハウジング部材においてイオン発生ユニットを天面等に沿うように配置した場合と比較して、イオン発生ユニットの側方に、高さ寸法が大きい収納スペースが形成される。このため、トナーカートリッジや多量の用紙等、高さ寸法が大きいメンテナンス部品の収納が可能となる。
さらに、イオン発生機能を有する画像形成装置であって、ダクトの吸気側端部は、画像形成装置の外形面における画像形成部用の排気部とは異なる面に開口することが好ましい。画像形成部内の空気が排出される排気部とイオン発生ユニットのダクトの吸気側端部とが、画像形成装置の外形面の異なる面に設けられるので、排気部から排出された空気をイオン発生ユニット内に吸入してしまうことが防止される。このため、画像形成部から発生するシリコン等の影響がイオン発生装置に及ぶことが防止される。
また、ダクトの排気側端部は、ハウジング部材の前面側へ水平方向より上向きに排気するように構成されることが好ましい。イオン発生装置が発生した空気浄化用のイオンを上向きに吹き出すことで、イオンの拡散効果が向上する。
さらに、ハウジング部材は、前面に開口した本体部と、本体部に対して前面側へ引き出し自在に収納された引き出し部と、を有し、イオン発生ユニットは、引き出し部内に配置されるように構成することもできる。引き出し部を引き出すことで、イオン発生ユニットのメンテナンスが容易になる。また、給紙部が給紙部枠体と給紙部枠体から引き出し自在に収納された給紙カセットとを有する複数の給紙ユニットから構成され、引き出し部が給紙部枠体に対して引き出し収納自在に構成された場合に、給紙カセットに代えて給紙部枠体内に引き出し部を装着することで、給紙部枠体を交換することなく画像形成装置に容易にイオン発生機能を装備させることができる。このため、低コスト化が図られる。
また、ハウジング部材は、画像形成部と給紙部との間に配置され、給紙部から供給された用紙を画像形成部へ案内するガイド部を有するように構成することができる。ハウジング部材を画像形成部と給紙部との間に配置し、画像形成部と給紙部との間からイオンを吹き出すことが可能になる。より高い位置からイオンを吹き出すことで、イオンの拡散効果がより向上する。
この発明によれば、設置に必要な床スペースが拡大することなく、長期間にわたって安定してイオンを発生させることができる。
この発明の実施形態に係る画像形成装置の概略の構成を示す図である。 ハウジング部材の斜視図である。 他の実施形態に係るハウジング部材の斜視図である。 ダクトの一部拡大図である。 他の実施形態に係る画像形成装置の概略の構成を示す図である。 図5に示す実施形態に係るハウジング部材の斜視図である。 さらに他の実施形態に係る画像形成装置の概略の構成を示す斜視図である。 さらに他の実施形態に係る画像形成装置の概略の構成を示す図である。 さらに他の実施形態に係る画像形成装置の概略の構成を示す図である。 図9に示す実施形態に係るハウジング部材の一部の平面断面図である。
以下に、この発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、画像形成装置10は、画像読取部110、画像形成部120、給紙部130、ハウジング部材200、イオン発生ユニット300、及び制御部140を備えている。
画像読取部110は、自動原稿搬送装置(ADF:Automatic DocumentFeeder)90、及びスキャナユニット20を備えている。
スキャナユニット20は、第1原稿台21、第2原稿台22、光源ユニット23、ミラーユニット24、レンズ25、及び固体撮像素子(CCD:Charge Coupled Device)26を備え、原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取処理を行う。
ADF90は、原稿積載トレイ91、原稿排出トレイ92、及び原稿積載トレイ91から第2原稿台22を経由して原稿排出トレイ92へ至る原稿搬送路93を備えている。
ADF90は、原稿搬送路93に原稿を1枚ずつ搬送する。ADF90は、第1原稿台21の上面を開閉自在に被覆するように、前面側の反対側である背面側の端部を支点に回動自在に構成されている。前面側の端部が上方に移動するようにADF90を回動させて第1原稿台21の上面を露出させることにより、ADF90を用いずに手動操作によって第1原稿台21に原稿を載置することができる。
第1原稿台21及び第2原稿台22は、ともに硬質ガラス板によって構成されている。
光源ユニット23及びミラーユニット24は、第1原稿台21及び第2原稿台22の下方において、第1原稿台21及び第2原稿台22に沿って副走査方向に移動自在にされている。ミラーユニット24の移動速度は、光源ユニット23の移動速度の2分の1である。光源ユニット23は、光源及び第1ミラーを搭載している。ミラーユニット24は、第2ミラー及び第3ミラーを搭載している。
ADF90によって搬送される原稿の画像を読み取る搬送原稿読取方式では、光源ユニット23は、第2原稿台22の下方に停止している。光源の光は、第2原稿台22上を通過する原稿の画像面に照射され、原稿の画像面による反射光が第1ミラーによってミラーユニット24へ導かれる。
第1原稿台21に載置された原稿の画像を読み取る停止原稿読取方式では、光源ユニット23及びミラーユニット24は、第1原稿台21の下方を副走査方向に移動する。光源の光は、第1原稿台21上に載置された原稿の画像面に照射され、原稿の画像面による反射光が第1ミラーによってミラーユニット24へ導かれる。
ADF90を用いるか否かに拘らず、原稿の画像面による反射光は、光路長を一定にして、第2ミラー及び第3ミラーに導かれ、レンズ25を経由してCCD26に入射する。
CCD26は、原稿の画像面による反射光の光量に応じた電気信号を出力する。この電気信号は、制御部140に画像データとして入力される。このようにして、画像読取部110は、原稿の画像を読み取って画像データを生成する。制御部140は、必要に応じて画像データを画像形成部120へ出力する。
画像形成部120は、画像読取部110の下に配置されている。画像形成部120は、画像読取部110との間に画像形成処理済みの用紙を収容する用紙排紙トレイ67を設けるための空間68を有するように、一部の水平方向の断面積が画像読取部110より小さく形成されている。このように、画像形成装置10は、所謂胴内排出形状を呈している。用紙として、普通紙、印画紙、OHPフィルム等の記録媒体が挙げられる。
画像形成部120は、露光ユニット3、4個の画像形成ステーション51,52,53,54、中間転写ベルトユニット6、二次転写ローラ66、定着装置7、用紙排紙トレイ67、第1用紙搬送路81、及び第2用紙搬送路82を備え、画像データに基づいて用紙に画像形成処理を行う。
中間転写ベルトユニット6は、中間転写ベルト61、駆動ローラ62、従動ローラ63、及びテンションローラを有している。中間転写ベルト61は、駆動ローラ62と従動ローラ63との間に張架されてループ状の移動経路を形成している。
画像形成部120は、ブラック、並びに、カラー画像を色分解して得られる減法混色の3原色であるシアン、マゼンタ及びイエローの4色の各色相に対応した画像データを用いて、画像形成ステーション51,52、53,54において画像形成処理を行う。画像形成ステーション51〜54は、中間転写ベルト61の移動経路に沿って一列に配置されている。画像形成ステーション52〜54は、画像形成ステーション51と実質的に同様に構成されている。
ブラックの画像形成ステーション51は、感光体ドラム1、帯電装置2、現像装置4、一次転写ローラ5、及びクリーニングユニット64を備えている。
帯電装置2は、感光体ドラム1の表面を所定の電位に均一に帯電させる。
露光ユニット3は、図示しない半導体レーザ、ポリゴンミラー、第1fθレンズ及び第2fθレンズを備えており、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相の画像データによって変調されたレーザビームのそれぞれを、画像形成ステーション51〜54のそれぞれの感光体ドラム1に照射する。4個の感光体ドラム1のそれぞれの周面には、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相の画像データによる静電潜像が形成される。
現像装置4は、静電潜像が形成された感光体ドラム1の周面に、画像形成ステーション51〜54のそれぞれの色相のトナー(現像剤)を供給し、静電潜像を現像剤像に顕像化する。
クリーニングユニット64は、現像及び画像転写の後における感光体ドラム1の表面に残留したトナーを回収する。
中間転写ベルト61の外周面は、4個の感光体ドラム1に順に対向する。中間転写ベルト61を挟んで各感光体ドラム1に対向する位置のそれぞれに、一次転写ローラ5が配置されている。中間転写ベルト61と感光体ドラム1とが互いに対向する位置のそれぞれが、一次転写位置である。
一次転写ローラ5には、感光体ドラム1の周面に担持された現像剤像を中間転写ベルト61上に転写するために、トナーの帯電極性(マイナス)と逆極性(プラス)の一次転写バイアスが定電圧制御によって印加される。これによって、感光体ドラム1のそれぞれに形成された各色相の現像剤像は中間転写ベルト61の外周面に順次重ねて転写(一次転写)され、中間転写ベルト61の外周面にフルカラーの現像剤像が形成される。
但し、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色相の一部のみの画像データが入力された場合は、4個の感光体ドラム1のうち、入力された画像データの色相に対応する一部のみにおいて静電潜像及び現像剤像の形成が行われる。例えば、モノクロ印刷モード時には、ブラックの色相に対応した画像形成ステーション51の感光体ドラム1のみにおいて静電潜像の形成及び現像剤像の形成が行われ、中間転写ベルト61の外周面にはブラックの現像剤像のみが一次転写される。
画像形成ステーション51〜54の全てにおいて画像形成処理が行われるフルカラー画像形成時には、4個の一次転写ローラ5が中間転写ベルト61を全ての感光体ドラム1に圧接させる。一方、画像形成ステーション51のみにおいて画像形成処理が行われるモノクロ画像形成時には、画像形成ステーション51のみにおいて一次転写ローラ5が中間転写ベルト61を感光体ドラム1に圧接させる。
各一次転写ローラ5は、中間転写ベルト61に均一に高電圧を印加する。
二次転写ローラ66は、中間転写ベルト61を挟んで駆動ローラ62に所定のニップ圧で圧接している。二次転写ローラ66は、中間転写ベルト61の外周面に担持された現像剤像を、用紙に転写(二次転写)する。
一次転写位置のそれぞれにおいて中間転写ベルト61の外周面に転写された現像剤像は、中間転写ベルト61の回転によって、中間転写ベルト61と二次転写ローラ66との対向位置である二次転写位置へ搬送される。
給紙部130は、画像形成部120の下方に配置される。この実施形態では、給紙部130は、画像形成部120とハウジング部材200との間に配置されている。
給紙部130は、給紙トレイ131を備えている。給紙トレイ131には、画像形成部120へ供給する用紙が収容されている。第1用紙搬送路81は、給紙トレイ131から二次転写位置及び定着装置7を経由して用紙排紙トレイ67へ至る間に設けられている。第1用紙搬送路81には、複数の搬送ローラ12A,12Bが配置されている。給紙カセット131に収容された用紙は、ピックアップローラ11Aによって第1用紙搬送路81に1枚ずつ給紙され、二次転写位置へ搬送される。
第2用紙搬送路82は、用紙の搬送方向において、定着装置7の下流側から二次転写位置の上流側へ至る間に設けられている。第2用紙搬送路82には、複数の搬送ローラ12C,12Dが配置されている。第2用紙搬送路82には、定着装置7を通過した後に用紙排紙トレイ67へ排出される用紙が、それまでの後端を前にして搬送される。これによって、用紙は表裏を反転した状態で、二次転写位置へ再供給される。
また、第1用紙搬送路81には、画像形成部120の一方の側面に開口する第3用紙搬送路83が、二次転写位置の上流側において合流している。大容量給紙装置400が画像形成部120の一方の側面に隣接配置された場合に、大容量給紙装置400に収容された用紙は、第3用紙搬送路83及び第1用紙搬送路81を経由して二次転写位置へ供給される。
さらに、給紙部130には、一方端部が下面に開口し、他方端部が二次転写位置の上流側において第1用紙搬送路81に合流している第4用紙搬送路84が、垂直方向に延びるように設けられている。給紙部130の下にさらに追加用給紙ユニットが追加された場合に、追加用給紙ユニットに収容された用紙は、第4用紙搬送路84及び第1用紙搬送路81を経由して二次転写位置へ供給される。第4用紙搬送路84には、搬送ローラ841が設けられている。
用紙搬送方向において二次転写位置の上流側近傍に、レジストローラ13が配置されている。レジストローラ13は、給紙部130から給紙された用紙の先端を、中間転写ベルト61の表面に形成された現像剤像の先端と合わせるタイミングで回転を開始し、二次転写位置へ用紙を供給する。
給紙部130から給紙された用紙が二次転写位置を通過する際に、二次転写ローラ66に、トナーの帯電極性(マイナス)と同極性(マイナス)の高電圧の転写電圧が印加される。これによって、中間転写ベルト61の外周面から用紙に、現像剤像が二次転写される。
現像剤像が用紙に転写された後の中間転写ベルト61上に残留した現像剤は、中間転写ベルト用クリーニング装置65によって回収される。
定着装置7は、加熱ローラ71及び加圧ローラ72を有する。現像剤像が転写された用紙は、定着装置7に導かれ、加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過することで加熱及び加圧される。これによって、現像剤像が、用紙の表面に堅牢に定着する。現像剤像が定着した用紙は、現像剤像が定着した面を下にして用紙排紙トレイ67上へ排出される。
画像形成部120の筐体において定着装置7の近傍には、排気部が設けられ、この排気部から排気するように排気用ファン14が設けられている。排気用ファン14は、画像形成ステーション51〜54及び定着装置7の周囲の気体を画像形成装置10の外部へ排出する画像形成部120用の排気部を構成する。排気用ファン14は、この実施形態では定着装置7の配置位置に近い方の画像形成部120の側面に設けられているが、画像形成部120の背面に設けることもできる。
画像読取部110、画像形成部120、給紙部130、及びイオン発生ユニット300は、背面において電気的に接続されており、図示しない電源ユニットによって、画像形成装置10の各部へ電力が供給される。
画像読取部110、画像形成部120、給紙部130、及びハウジング部材200は、平面視において互いに同一形状を呈している。
ハウジング部材200は、少なくとも画像形成部120の下方に配置される。この実施形態では、ハウジング部材200は、画像形成部120及び給紙部130の下方に配置されている。
ハウジング部材200が、画像形成部120の下方に配置され、平面視において画像形成部120及び給紙部130と同一形状を呈するので、ハウジング部材200は画像形成部120及び給紙部130より外側へ出張らない。このため、ハウジング部材200を設置するために、必要な床スペースが拡大しない。
ここで、画像形成部120の側面側のスペースは、画像形成処理後の用紙のソート等を行う後処理装置の配置、詰まった用紙を除去するための装置の一部開放、排紙トレイの配置、手差しトレイの配置、大容量給紙装置400の配置等のために使用される。画像形成部120の前面側のスペースは、トナーの補給、廃トナー容器の交換等に使用される。画像形成部120の背面は、画像形成装置10を設置する部屋の壁面に沿わされることが多く、背面側にハウジング部材200等のユニットが配置されると、画像形成部120が壁面に対して大きく突出してしまい、スペースの有効活用が難しくなる。画像形成部120の上方は、原稿の収容のために使用される。
画像形成装置10では、ハウジング部材200が、平面視において画像形成部120及び給紙部130と同一形状を呈するように構成され、画像形成部120の下方に配置されるので、上述のような後処理装置の配置や廃トナー容器の交換等の妨げになることが防止される。
イオン発生ユニット300は、ハウジング部材200に内蔵されている。イオン発生ユニット300が画像形成部120の外部に配置されるので、画像形成部120及びイオン発生ユニット300の双方の設計の自由度が向上する。
イオン発生ユニット300は、空気中の水蒸気をコロナ放電によってイオン化し、互いに略同量のプラスイオンとマイナスイオンとを生成するように構成されている。この実施形態において、プラスイオンは、水素イオン(H)の周囲に複数の水分子が付随しており、H (H2 O) (mは自然数)として表される。一方、マイナスイオンは、酸素イオン(O2 )の周囲に複数の水分子が付随しており、O2 (H2 O) (nは自然数)として表される。これらのプラスイオンおよびマイナスイオンは、画像形成装置10の周囲に浮遊する細菌の表面に付着すると、化学反応して活性種である過酸化水素Hまたは水酸基ラジカル・OHを生成する。これらの過酸化水素H2 2 または水酸基ラジカル・OHは、極めて強力な活性を示すために、空気中の浮遊細菌を殺菌することができる。
図2に示すように、イオン発生ユニット300は、ダクト310、イオン発生装置320、ファン330、及びフィルタ340を備えている。
ダクト310は、ハウジング部材200の外部から吸入した空気を、再びハウジング部材200の外部へ案内する流路を形成している。一例として、ダクト310における空気の吸入側となる吸気側端部311、及びダクト310における空気の排出側となる排気側端部312はともに、ハウジング部材200の前面に開口している。
吸気側端部311は、画像形成装置10の外形面における排気用ファン14とは異なる面に開口することが好ましい。吸気側端部311は、例えば、定着装置7の配置位置に遠い方の画像形成部120の側面、又は、画像形成部120の前面に設けられる。画像形成部120内の空気を排出する排気用ファン14とダクト310の吸気側端部311とが、画像形成装置10の外形面における異なる面に設けられるので、排気用ファン14から排出された空気をイオン発生ユニット300内に吸入してしまうことが防止される。このため、画像形成部120から発生するシリコン等の影響がイオン発生装置320に及ぶことが防止される。
フィルタ340は、ダクト310の吸気側端部311の近傍に設けられている。フィルタ340は、ダクト310内に進入しようとする埃、トナー、紙粉等の塵埃を捕捉するように構成されている。フィルタ340は、原則として塵埃を捕捉するための一般的な機能を有するもので足りるが、シリコン吸着機能を有するものを用いることが好ましい。
ファン330は、図示しない駆動源を含み、電力供給されることで回転する。ファン330は、ダクト310内に吸気側端部311から排気側端部312へ向かう気流を発生させる気流発生部を構成している。ファン330は、気流の流れ方向において、イオン発生装置320より上流側に配置されることが好ましい。
イオン発生装置320は、ダクト310内に配置されている。イオン発生装置320は、ダクト310内の水蒸気をコロナ放電によってイオン化し、互いに略同量のプラスイオンとマイナスイオンとを生成するように構成されている。
イオン発生装置320は、画像形成ステーション51〜55が属する空間とは隔離された空間に配置されるので、画像形成ステーション51〜55から発生するシリコン等の影響がイオン発生装置320に及ぶことが防止される。したがって、イオン発生ユニット300は、長期間にわたって安定してイオンを発生させることができる。
上述のように構成されるイオン発生ユニット300において、ダクト310は、一平面に沿って延びる形状を呈することが好ましい。
一例として、ダクト310は、ハウジング部材200の側面240に垂直な一平面に沿延びる形状を呈している。ダクト310は、水平面に沿って延びる形状を呈するように構成することができる。イオン発生ユニット300は、ハウジング部材200の天面210又は底面220の少なくとも一方に沿うように配置されることが好ましい。ダクト310が水平面に沿って延びる形状を呈するので、イオン発生ユニット300の全体的な形状も水平面に沿って延びる形状を呈する。
イオン発生ユニット300が、ハウジング部材200の天面210又は底面220の少なくとも一方に近接するように配置されることで、ハウジング部材200の薄型化が可能となる。
また、ハウジング部材200の高さの内寸法をイオン発生ユニット300の高さの外寸法より大きくすることで、イオン発生ユニット300がハウジング部材200の天面210に近接するように配置された場合はイオン発生ユニット300の下方に、イオン発生ユニット300がハウジング部材200の底面に近接するように配置された場合はイオン発生ユニット300の上方に、水平方向に広い収納部230が形成される。ハウジング部材200は、収納部230を前面側に開放させる開口部を有している。このため、収納部230に、A3サイズ等の大判の用紙の収納が可能となる。
画像形成装置10では、ハウジング部材200の天面210に近接するようにイオン発生ユニット300が配置され、イオン発生ユニット300の下方に、収納部230が形成されている。このため、イオン発生ユニット300が底面220に近接するように配置された場合より、イオンの拡散効果が向上する。
収納部230には、画像形成装置10のメンテナンス部品を収納自在である。メンテナンス部品として、画像形成部120に装着されるトナーカートリッジ、給紙部130に収容される用紙、イオン発生ユニット300の交換用フィルタ等が挙げられる。画像形成部120やイオン発生ユニット300等のメンテナンス部品をハウジング部材200内に収納することで、メンテナンス部品の置き場所が別途に必要でなくなる。また、メンテナンス部品が画像形成部120やイオン発生ユニット300等のすぐ近くにあるので、メンテナンス作業の作業性が向上する。
図3に示すように、ダクト310が垂直面に沿って延びる形状を呈し、イオン発生ユニット300がハウジング部材200Aの一方の側面240Aに沿うように配置することもできる。イオン発生ユニット300がこのように配置された画像形成装置10Aでは、イオン発生ユニット300の側方に、収納部230Aが形成される。収納部230Aは、前面側に開口している。収納部230Aの高さ寸法は、同一の高さを有するハウジング部材においてイオン発生ユニット300を天面210又は底面220に沿うように配置した場合の収納部230と比較して、大きくなる。このため、トナーカートリッジや多量の用紙等、高さ寸法が大きいメンテナンス部品の収納が可能となる。
図4(A)及び図4(B)に示すように、ダクト310の排気側端部312は、ハウジング部材200Aの前面側へ、水平方向より上向きに排気するように構成することができる。これによって、イオン発生装置が発生した空気浄化用のイオンが上向きに吹き出され、イオンの拡散効果が向上する。水平方向より上向きに排気させる構成例として、図4(A)に示すように、排気側端部312に上向きのルーバ350を設ける構成や、図4(B)に示すように、ダクト310の排気側端部312近傍部分を水平方向より上向きに傾斜させる構成が挙げられる。
なお、ダクト310がハウジング部材200の側面240に垂直な一平面に沿って延びる形状を呈する場合においても、排気側端部312にルーバ350を設ける構成、又は、ダクト310の前面側部分が背面側部分より上方へ傾斜するようにイオン発生ユニット300を配置する構成とすることが可能である。
図5に示すように、上下に積層された複数の給紙トレイ131,132を有する給紙部130Bを備えた画像形成装置10Bでは、図6に示すように、ダクト310に三方を囲まれた領域に収納部230Bが形成されることが好ましい。ハウジング部材200Bは、収納部230Bを前面側に開放させる開口部を有している。
イオン発生ユニット300では、ダクト310は、ハウジング部材200Bの前面側から吸気した空気を再び前面側へ案内するように、ハウジング部材200Bの一方の側面240B、背面260B、及び他方の側面250Bに沿って、平面視U字型に延びるように構成される。ダクト310に三方を囲まれた領域に収納部230Bが形成されるので、ハウジング部材200Bの高さを増すことなく、メンテナンス部品の収納が可能となる。
ハウジング部材200Bは、給紙部130Bが複数の給紙カセットを有する場合に、1個の給紙カセットに代えて装着することができる。ハウジング部材200Bの方が給紙カセットよりも薄型化できるので、画像形成装置10B全体としても高さが抑えられる。
図7に示すように、ハウジング部材200Cは、前面に開口した本体部270Cと、本体部270Cに対して前面側へ引き出し自在に収納された引き出し部280Cと、を有するように構成することもできる。
このようなハウジング部材200Cを備えた画像形成装置10Cでは、イオン発生ユニット300が、引き出し部280C内に配置されている。引き出し部280Cは、前面、背面260C、2つの側面240C,250C、及び底面を有し、上面が開放されている。
イオン発生ユニット300では、ダクト310は、引き出し部280Cの前面側から吸気した空気を再び前面側へ案内するように、ハウジング部材200Cの一方の側面240C、背面260C、及び他方の側面250Cに沿って、平面視U字型に延びるように構成されている。引き出し部280C内のダクト310に三方を囲まれた領域に、収納部230Cが形成されている。引き出し部280C内にイオン発生ユニット300を配置することで、ファン330を大型化して、イオンを遠くまで吹き出すことが可能である。
画像形成装置10Cでは、引き出し部280Cを引き出すことで、イオン発生ユニット300のメンテナンスが容易になる。また、給紙部130Cが給紙部枠体と給紙部枠体から引き出し自在に収納された給紙カセットとを有する複数の給紙ユニットから構成され、引き出し部280Cが給紙部枠体に対して引き出し収納自在に構成された場合に、給紙カセットに代えて給紙部枠体内に引き出し部280Cを装着することで、給紙部枠体を交換することなく画像形成装置10Cに容易にイオン発生機能を装備させることができる。このため、低コスト化が図られる。
図8に示すように、ハウジング部材200Dは、画像形成部120と給紙部130Dとの間に配置することができる。ハウジング部材200Dが画像形成部120と給紙部130Dとの間に配置された画像形成装置10Dでは、ハウジング部材200Dは、給紙部130Dから供給された用紙を画像形成部120へ案内するガイド部290Dを有する。ガイド部290Dには、搬送ローラ291Dが配置され、給紙部130Dから給紙された用紙は、ガイド部290D及び第1用紙搬送路81を経由して二次転写位置へ搬送される。
画像形成装置10Dによれば、ハウジング部材200Dを画像形成部120と給紙部130Dとの間に配置し、画像形成部120と給紙部130Dとの間からイオンを吹き出すことが可能になる。より高い位置からイオンを吹き出すことで、イオンの拡散効果がより向上する。
なお、イオン発生ユニット300のダクト310は、U字形状に限定されず、L字形状や、直線形状に構成することもできる。
例えば、図9及び図10に示すように、画像形成装置10Eに備えられたハウジング部材200Eは、前面に開口した本体部270Eと、本体部270Eに対して前面側へ引き出し自在に収納された引き出し部280Eと、を有する。
引き出し部280E内に、直線形状のイオン発生ユニット300A1,300A2が配置されている。引き出し部280Eは、前面、背面260E、2つの側面240E,250E、及び底面を有し、上面が開放されている。
イオン発生ユニット300A1,300A2では、ダクト310が直線形状に形成されている。イオン発生ユニット300A1,300A2は、引き出し部280Eの側面240E,250Eのそれぞれに接するように配置されている。
一例として、引き出し部280Eの側面240E,250Eは、イオン発生ユニット300A1,300A2のそれぞれのダクト310の一側面を構成している。
イオン発生ユニット300A2は、イオン発生ユニット300A1と同様に構成されている。
イオン発生ユニット300A1は、引き出し部280Eの側面240Eであって背面260E側端部に、吸気口360を有している。吸気口360からダクト310内に、外気が吸入される。
一例として、吸気口360は、側方へ突出している。吸気口360の先端面は、引き出し部280Eの引き出し方向における上流側端部より下流側端部の方が大きく突出する方向に、引き出し方向に沿う方向に対して傾斜している。
また、本体部270Eは、引き出し部280Eが収納された状態において吸気口360に対向する部分に、外気吸引口271Eを有している。外気吸引口271Eは、本体部270Eの両側面に備えられる。
外気吸引口271Eは、内側へ突出している。外気吸引口271Eの先端面は、引き出し部280Eの引き出し方向における下流側端部より上流側端部の方が大きく突出する方向に、引き出し方向に沿う方向に対して傾斜している。これによって、引き出し部280Eが本体部270E内に収納された状態において、吸気口360の先端面と外気吸引口271Eの先端面とが密着し、外気吸引口271Eと吸気口360とが連通する。吸気口360の先端面又は外気吸引口271Eの先端面には、シール部材が備えられることが好ましい。
イオン発生ユニット300A1は、外気吸引口271Eから吸入した空気を、吸気口360及びダクト310を経由して、排気側端部312から吹き出す。
なお、吸気口360が引き出し部280Eの背面260Eに開口し、外気吸引口271Eが本体部270Eの背面に開口するように形成し、画像形成装置10Eの背面側からダクト310内に吸気するように構成することもできる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,10A,10B,10C,10D,10E 画像形成装置
120 画像形成部
130,130B,130C,130D 給紙部
200,200A,200B,200C,200D,200E ハウジング部材
210 天面
220 底面
230,230A,230B,230C 収納部
240,240A,240B,240C,240E 側面
250B,250C,250E 側面
260B,260C,260E 背面
270C,270E 本体部
280C,280E 引き出し部
290D ガイド部
300,300A1,300A2 イオン発生ユニット
310 ダクト
311 吸気側端部
312 排気側端部
320 イオン発生装置
330 ファン(気流発生部)
340 フィルタ

Claims (9)

  1. 用紙に画像形成処理を行う画像形成部と、
    前記画像形成部へ供給する用紙を収容する給紙部と、
    少なくとも前記画像形成部の下方に配置され、平面視において前記画像形成部及び前記給紙部と同一形状を呈するハウジング部材と、
    前記ハウジング部材に内蔵されたイオン発生ユニットであって、前記ハウジング部材の外部から吸入した空気を再び前記ハウジング部材の外部へ案内する流路を形成するダクト、前記ダクト内に配置されたイオン発生装置、及び前記ダクト内に気流を発生させる気流発生部を有するイオン発生ユニットと、を備える画像形成装置。
  2. 前記ハウジング部材は、メンテナンス部品を収納自在に構成される請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ダクトは、水平面に沿って延びる形状を呈し、
    前記イオン発生ユニットは、前記ハウジング部材の天面又は底面の少なくとも一方に近接するように配置される請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ダクトは、前記ハウジング部材の前面側から吸気した空気を再び前記前面側へ案内するように前記ハウジング部材の一方の側面、背面、及び他方の側面に沿ってU字型に延びるように構成される請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ダクトは、垂直面に沿って延びる形状を呈し、
    前記イオン発生ユニットは、前記ハウジング部材の一方の側面に近接するように配置される請求項2に記載の画像形成装置。
  6. イオン発生機能を有する画像形成装置であって、
    前記ダクトの吸気側端部は、前記画像形成装置の外形面における前記画像形成部用の排気部とは異なる面に開口する請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記ダクトの排気側端部は、前記ハウジング部材の前面側へ水平方向より上向きに排気するように構成される請求項1,2,5,6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記ハウジング部材は、前面に開口した本体部と、前記本体部に対して前面側へ引き出し自在に収納された引き出し部と、を有し、
    前記イオン発生ユニットは、前記引き出し部内に配置される請求項1から7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記ハウジング部材は、前記画像形成部と前記給紙部との間に配置され、前記給紙部から供給された用紙を前記画像形成部へ案内するガイド部を有する請求項1から8のいずれかに記載の画像形成装置。
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