JP7259546B2 - 冷却装置および画像形成装置 - Google Patents
冷却装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7259546B2 JP7259546B2 JP2019099144A JP2019099144A JP7259546B2 JP 7259546 B2 JP7259546 B2 JP 7259546B2 JP 2019099144 A JP2019099144 A JP 2019099144A JP 2019099144 A JP2019099144 A JP 2019099144A JP 7259546 B2 JP7259546 B2 JP 7259546B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- width direction
- medium
- exhaust port
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
また、本発明の一実施形態としての画像形成装置は、上記冷却装置を備えたものである。
なお、本発明の効果はこれに限定されるものではなく、以下に記載のいずれの効果であってもよい。
1.一実施の形態
1.1 画像形成装置の構成
1.2 画像形成装置の動作
(A)基本動作
(B)定着装置における冷却動作
1.3 画像形成装置の効果
2.実験例
3.変形例
[1.1 画像形成装置100の構成]
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置100の内部構成例を表す模式図である。また、図2Aは、画像形成装置100の一部の外観を表す斜視図である。さらに図2Bは、画像形成装置100を側方から眺めた側面図である。画像形成装置100は、本発明の「画像形成装置」の一具体例に対応し、例えば用紙などの、後出の媒体(印刷媒体、転写材ともいう。)PMに対して例えばカラー画像およびモノクロ画像を選択的に形成可能な、電子写真方式のプリンタである。図1に示したように、この画像形成装置は、本体部1と、その本体部1の上部に開閉可能に取り付けられたトップカバー部2とを備えている。本体部1の側面には、外気を取り込む通気口3が設けられている。
給紙部10は、例えば、媒体PMを複数積層した状態で収納する媒体トレイ11と、ピックアップローラ12と、フィードローラ13と、リタードローラ14とを有している。媒体トレイ11は、例えば本体部1の下部に着脱自在に装着されている。ピックアップローラ12は、媒体トレイ11に積層された媒体PMを最上部から1枚ずつピックアップしたのち、ピックアップした媒体PMを1枚ずつ下流へ供給するようになっている。フィードローラ13と、リタードローラ14とは対向配置されており、ピックアップローラ12からの媒体PMを挟持して下流の媒体搬送部20へ供給するように動作する。
媒体搬送部20は、例えば、搬送路に沿って上流から順に、搬送ローラ対21と搬送ローラ対22とを有している。媒体搬送部20は、搬送ローラ対21の回転および搬送ローラ対22の回転により、給紙部10から供給された媒体PMを1枚ずつ画像形成部30へ搬送するようになっている。給紙部10と搬送ローラ対21との間に第1の媒体センサMS1が配置され、搬送ローラ対21と搬送ローラ対22との間に第2の媒体センサMS2が配置されている。第1の媒体センサMS1および第2の媒体センサMS2は、それぞれの配置された位置に媒体PMが到達したことを検知するセンサであり、それぞれ、検知信号を制御部70に送信するようになっている。
画像形成部30は、例えば4つの画像形成ユニット31(31K,31Y,31M,31C)を有している。
転写部40は、媒体搬送部20から搬送される媒体PMを搬送方向(ここでは+Z方向)へ搬送するとともに、画像形成ユニット31K,31Y,31M,31Cにおいて各々形成されるトナー像を、媒体PMの表面に順次転写する機構である。転写部40は、搬送ベルト41と、この搬送ベルト41を回転駆動する駆動ローラ42と、この駆動ローラ42に従動して回転するアイドルローラ43と、搬送ベルト41を挟んで複数の感光ドラム32とそれぞれ対向して配置された複数の転写ローラ44とを有する。駆動ローラ42およびアイドルローラ43は、それぞれ、幅方向(X軸方向)に延在する回転軸部を中心として回転可能な略円柱状の部材である。転写部40は、クリーニングブレード45および廃トナーボックス46をさらに有する。
図3Aは、定着部50の外観を表す斜視図である。図3Bは、定着部50を側方から眺めた側面図である。さらに、図4は、定着部50の構成例を表す模式図である。定着部50は、定着装置50Aと、冷却装置50Bとを有している。なお、図4における定着装置50Aおよび冷却装置50Bは、+Z方向に眺めた状態を表している。
冷却ファン56は、本発明の「送風装置」に対応する一具体例である。また、ダクト57およびフレーム58は、本発明の「案内部材」に対応する一具体例である。
ここで、主流路57Bは本発明の「第1通路」に対応する一具体例であり、分岐路57C1,57C2はいずれも本発明の「第2通路」に対応する一具体例である。
ここで、開口58Aおよび開口58Bは、本発明の「第1の排気口」および「第2の排気口」にそれぞれ対応する一具体例である。
定着部50の下流に設けられた排出部60は、例えば2組の搬送ローラ対61,62を有している。さらに、トップカバー部2の外側にはスタッカ100Kが設けられている。搬送ローラ対61,62は、それぞれ、定着部50と排出部60との間に設けられた第3の媒体センサMS3により媒体PMが検出されると回転駆動を開始するようになっている。したがって、定着部50によりトナー像が定着された媒体PMは、排出部60により本体部1からトップカバー部2の外側へ排出され、スタッカ100Kに順次蓄積されるようになっている。
(A.基本動作)
この画像形成装置100では、以下のようにして、媒体PMに対してトナー像が転写される。
次に、本実施の形態の画像形成装置100のうちの、定着部50における定着装置50Aの冷却動作について説明する。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成装置100では、定着部50において一の吸気口57Aから取り入れた空気を分岐部59で2つに分岐したのち、X軸方向の両端部の開口58A,58Bから空気をそれぞれ排出するようにした。このため、一の冷却ファン56により生成した空気の流れを利用して、例えば周辺領域1L,1Rにおける定着ローラ52および加圧ローラ53の冷却を効果的に行うことができる。したがって、定着装置50Aが均質に冷却され、冷却装置50Bは優れた冷却性能を発揮することができる。また、冷却装置50Bは冷却ファン56を2以上設けなくてすむので、全体構成の小型化にも有利である。さらに、冷却装置50Bでは、冷却ファン56を画像形成装置100におけるX軸方向の端部に配置するようにしたので、冷却ファン56をX軸方向の中央部に配置した場合と比べて通気口3から効率的に外気を吸気することができるうえ、画像形成装置100の全体構成の小型化に有利である。
本発明の実験例について説明する。
図7Aに示した平面形状を有するダクト57-1を用いた冷却装置50Bにおいて、開口58A,58Bからそれぞれ排出される空気の流速を測定した。その結果を図8に示す。図7Aに示したように、ダクト57-1では、対向面591のZ軸方向の長さZ591が、主流路57BのZ軸方向の長さZ57Bよりも短い。したがって、主流路57BのX軸方向の延長上に斜面592の一部が存在する。なお、図7Aにおける数値は、ダクト57-1の各部位の寸法[mm]を表している。
図7Bに示した平面形状を有するダクト57-2を用いた冷却装置50Bにおいて、開口58A,58Bからそれぞれ排出される空気の流速を測定した。その結果を図8に示す。図7Bに示したように、ダクト57-2では、分岐部59が対向面591のみを有し、斜面592を有していない。したがって、主流路57BのX軸方向の延長上には対向面591のみが存在する。なお、図7Bにおける数値は、ダクト57-2の各部位の寸法[mm]を表している。
図7Cに示した平面形状を有するダクト57-3を用いた冷却装置50Bにおいて、開口58A,58Bからそれぞれ排出される空気の流速を測定した。その結果を図8に示す。図7Cに示したように、ダクト57-3では、対向面591のZ軸方向の長さZ591が、主流路57BのZ軸方向の長さZ57Bと一致している。したがって、主流路57BのX軸方向の延長上に斜面592は存在せず、対向面591のみが存在する。なお、図7Cにおける数値は、ダクト57-3の各部位の寸法[mm]を表している。また、ダクト57-1~57-3は、平面形状が異なることを除き、他は実質的に同一の構成を有する。さらに、ダクト57-1~57-3では、YZ断面における分岐路57C1の断面積およびYZ断面における分岐路57C2の断面積は、いずれも、X軸方向において一定であるうえ、互いに等しい。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば上記実施の形態では4色のトナーを用いたカラー画像を形成可能な画像形成装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば5色以上のカラー画像を形成する画像形成装置であってもよい。
Claims (8)
- 媒体に画像を形成する画像形成装置の内部を冷却する冷却装置であって、
前記画像形成装置における前記媒体の幅方向の第1の端部側に設けられ、空気を送り出す送風口を有する送風装置と、
前記幅方向に延在し、前記送風口と対向するように配置されて前記送風装置からの空気を取り込む一の吸気口と、前記吸気口から取り入れた空気を2つに分岐する分岐部と、前記吸気口から前記分岐部に至る第1通路と、第1の分岐路および第2の分岐路を含む第2通路と、前記第1の端部側に設けられて前記分岐部において分岐された空気を排出する第1の排気口と、前記第2の端部側に設けられて前記分岐部において分岐された空気を排出する第2の排気口と、を有する案内部材と
を備え、
前記第1の分岐路は、前記幅方向において前記分岐部から前記第1の端部に向かって延在し、
前記第2の分岐路は、前記幅方向において前記分岐部から前記幅方向の前記第1の端部と反対側の第2の端部へ向かって延在し、
前記分岐部は、前記幅方向における前記第1の排気口と前記第2の排気口との間であって、前記幅方向における前記第1の排気口と前記第2の排気口との中央位置と前記吸気口との間にある
冷却装置。 - 前記幅方向における前記第1の排気口から前記第2の排気口までの長さは、前記吸気口から前記分岐部までの長さの4倍以上8倍以下である
請求項1記載の冷却装置。 - 前記分岐部は、前記幅方向に対して前記吸気口から第2の排気口に向かって傾斜した斜面を含む
請求項1または請求項2に記載の冷却装置。 - 前記分岐部は、前記斜面に対向する第1壁面をさらに含む
請求項3に記載の冷却装置。 - 前記分岐部は、前記吸気口と正対するように前記第1通路の終端に位置すると共に前記幅方向と実質的に直交する第2壁面をさらに含み、
前記第2壁面と前記斜面とが連続している
請求項4記載の冷却装置。 - 前記第1通路の第1断面積は前記幅方向において実質的に一定であり、
前記第2通路の第2断面積は前記幅方向において実質的に一定である
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の冷却装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の冷却装置を備えた画像形成装置。
- 媒体に現像剤像を定着する定着動作を実行可能な定着装置と、
前記定着装置を冷却する冷却動作を実行可能な冷却装置と
を備え、
前記冷却装置は、
前記定着装置における前記媒体の幅方向の第1の端部側に設けられ、空気を送り出す送風口を有する送風装置と、
前記幅方向に延在し、前記送風口と対向するように配置されて前記送風装置からの空気を取り込む一の吸気口と、前記吸気口から取り入れた空気を2つに分岐する分岐部と、前記吸気口から前記分岐部に至る第1通路と、第1の分岐路および第2の分岐路を含む第2通路と、前記第1の端部側に設けられて前記分岐部において分岐された空気を排出する第1の排気口と、前記第2の端部側に設けられて前記分岐部において分岐された空気を排出する第2の排気口と、を有する案内部材と
を備え、
前記第1の分岐路は、前記幅方向において前記分岐部から前記第1の端部に向かって延在し、
前記第2の分岐路は、前記幅方向において前記分岐部から前記幅方向の前記第1の端部と反対側の第2の端部へ向かって延在し、
前記分岐部は、前記幅方向における前記第1の排気口と前記第2の排気口との間であって、前記幅方向における前記第1の排気口と前記第2の排気口との中央位置と前記吸気口との間にある
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019099144A JP7259546B2 (ja) | 2019-05-28 | 2019-05-28 | 冷却装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019099144A JP7259546B2 (ja) | 2019-05-28 | 2019-05-28 | 冷却装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020194064A JP2020194064A (ja) | 2020-12-03 |
JP7259546B2 true JP7259546B2 (ja) | 2023-04-18 |
Family
ID=73546624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019099144A Active JP7259546B2 (ja) | 2019-05-28 | 2019-05-28 | 冷却装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7259546B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013171169A (ja) | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Kyocera Document Solutions Inc | 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 |
JP2014089344A (ja) | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Kyocera Document Solutions Inc | 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 |
-
2019
- 2019-05-28 JP JP2019099144A patent/JP7259546B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013171169A (ja) | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Kyocera Document Solutions Inc | 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 |
JP2014089344A (ja) | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Kyocera Document Solutions Inc | 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020194064A (ja) | 2020-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6582376B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9092010B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2003316237A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011197108A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6222128B2 (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP6094802B2 (ja) | 用紙冷却装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP5549195B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007122044A (ja) | 画像形成装置 | |
JP7259546B2 (ja) | 冷却装置および画像形成装置 | |
US20110064501A1 (en) | Sheet-member transport device and image forming apparatus | |
JP2009237221A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4995615B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018041076A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009069277A (ja) | カール抑制装置および画像形成装置 | |
JP2006285151A (ja) | 冷却装置及び画像形成装置 | |
JP5463730B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7243482B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、定着装置 | |
JP2004361626A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6097680B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US11221586B2 (en) | Image forming apparatus | |
US20220048722A1 (en) | Post-processing device and image forming apparatus | |
JP2010197574A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004037685A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2023001590A (ja) | 送風装置及び画像形成装置 | |
JP2022126295A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20210616 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230320 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7259546 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |