JP2006285151A - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加圧ローラの軸方向の温度ムラを生じることなく適切に冷却することができ、加圧ローラの寿命を向上させることができると共に、非通紙領域の過昇温を防止できる、しかも装置の小型化に適した冷却装置及び画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 本発明は、加熱ローラに圧接された加圧ローラを冷却する冷却装置であって、前記加圧ローラの軸方向に沿って形成され前記加圧ローラの軸方向の一端部より空気が送り込まれる第1送風路と、前記第1送風路に隣接して加圧ローラ側に形成された第2送風路と、第1送風路と第2送風路とを仕切る送風ガイドに設けられた複数の通風孔と、前記第2送風路の加圧ローラ側の側面に軸方向に沿って形成されたスリットと、を設けるようにした。
【選択図】 図6

Description

本発明は、定着ローラに圧接される加圧ローラを冷却可能な冷却装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、定着ローラに加圧ローラを圧接してニップ部を形成し、加熱したローラ対のニップ部に未定着トナー画像を担持した用紙を挿通することによって用紙にトナー画像を定着させることが知られている。
かかる熱定着方式の画像形成装置において、ウォームアップタイム短縮のため、定着ローラや加圧ローラの心金を薄肉化し又はベルト化し、さらに低熱伝導ゴムを使用することにより、定着器の断熱効率の向上が図られて来た。
ところが、定着器の低熱容量化・高断熱化により、定着ローラや加圧ローラの軸方向の熱移動が少なくなり、非通紙領域の過昇温が起こり易くなる。過昇温が生じることにより、定着ローラ等の部品寿命が短縮し、また軸方向の温度ムラによる定着ムラが発生する。
これまでも定着器を冷却するため構成がいくつか提案されている。例えば、加熱ローラと、加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、両ローラ間に記録体を通過させることにより、記録体上のトナー像を加熱定着する定着装置において、加圧ローラの小サイズの記録体が通過しない非通過部を冷却する加圧ローラ冷却手段を有する定着装置がある(例えば特許文献1参照)。特許文献1に開示された送風装置は、加圧ローラと平行に設けられた軸を中心に回転する複数の羽根を有する、加圧ローラと軸方向にほぼ同じ長さのファンからなる。小サイズ紙を連続通紙したときに高温となる非通過部に対する空気流量が通過部よりも多くなるように、加圧ローラの軸方向に亘って送風量を可変にすべく、羽根の大きさが軸方向で変化している。
特開平10−048981号公報
しかしながら、上記従来技術は、加圧ローラの軸方向に沿って大きさの異なる複数の羽根を設置するので、定着器の構造が大型化、複雑化するといった欠点がある。また定着器の小型化を図る場合、ローラ軸方向と直交する方向には他の部材が近接配置されるため、ローラ軸方向の一端部側から空気を流し込む構成が望まれる。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、加圧ローラの軸方向の温度ムラを生じることなく適切に冷却することができ、加圧ローラの寿命を向上させることができると共に、非通紙領域の過昇温を防止できる、しかも装置の小型化に適した冷却装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、加熱ローラに圧接された加圧ローラを冷却する冷却装置であって、前記加圧ローラの軸方向に沿って形成され前記加圧ローラの軸方向の一端部より空気が送り込まれる第1送風路と、前記第1送風路に隣接して加圧ローラ側に形成された第2送風路と、第1送風路と第2送風路とを仕切る送風ガイドに設けられた複数の通風孔と、前記第2送風路の加圧ローラ側の側面に軸方向に沿って形成されたスリットと、を設けるようにした。
本発明によれば、加圧ローラの軸方向の温度ムラを生じることなく適切に冷却することができ、加圧ローラの寿命を向上させることができると共に、非通紙領域の過昇温を防止できる、しかも装置の小型化に適した冷却装置及び画像形成装置を提供できる。
本発明の第1の態様にかかる冷却装置は、加熱ローラに圧接された加圧ローラを冷却する冷却装置であって、前記加圧ローラの軸方向に沿って形成され前記加圧ローラの軸方向の一端部より空気が送り込まれる第1送風路と、前記第1送風路に隣接して加圧ローラ側に形成された第2送風路と、第1送風路と第2送風路とを仕切る送風ガイドに設けられた複数の通風孔と、前記第2送風路の加圧ローラ側の側面に軸方向に沿って形成されたスリットと、を具備する構成を採る。
このような構成により、加圧ローラの軸方向に沿って第1送風路と第2送風路が形成されるので、加圧ローラの軸方向と直交する方向に冷却装置を設ける必要がなく、他の部品との干渉を防止し、装置の小型化を図ることも容易となる。また、第1送風路と第2送風路の二重構造としたことにより、第1送風路にローラ軸方向に送り込まれる空気を加圧ローラ方向である直交方向に変換して冷却する方式でありながら、通風孔位置だけでローラが激しく冷却されるなどの不具合を排除でき、温度ムラを防止することができる。
本発明の第2の態様にかかる冷却装置は、加熱ローラに圧接された加圧ローラを冷却する冷却装置であって、前記加圧ローラの軸方向に沿って配設され加圧ローラ側に開口する開口部を有するフレームと、前記フレームの開口部を塞いで第1送風路を形成する送風ガイドと、前記第1送風路の加圧ローラ側側面を構成している送風ガイドの複数箇所に設けられた通風孔と、開口面を前記送風ガイドに固着して該送風ガイドとの間に第2送風路を形成する中空部材と、前記中空部材の加圧ローラ側の側面に軸方向に沿って形成されたスリットと、前記第1送風路に前記加圧ローラの軸方向の一端部に連結されたダクトと、を具備した構成を採る。
このような構成により、加圧ローラの軸方向に沿って第1送風路と第2送風路が形成されるので、加圧ローラの軸方向と直交する方向に冷却装置を設ける必要がなく、他の部品との干渉を防止し、装置の小型化を図ることも容易となる。また、第1送風路と第2送風路の二重構造としたことにより、第1送風路にローラ軸方向に送り込まれる空気を加圧ローラ方向である直交方向に変換して冷却する方式でありながら、通風孔位置だけでローラが激しく冷却されるなどの不具合を排除でき、温度ムラを防止することができる。
本発明の第3の態様にかかる冷却装置は、第1の態様又は第2の態様にかかる冷却装置において、前記第1送風路を加圧ローラのヒートエリア端部よりも手前で終端させる駆け上がり部を設けた。
これにより、第1送風路を加圧ローラのヒートエリア端部よりも手前で終端させるので、第1送風路の終端部においてもある程度の風速を維持でき、第1送風路の終端部の駆け上がり部を通り滑らかに第2送風路の中間部よりも下流側(奥側)へ風速を維持したまま空気を送り込むことができ、その結果として第2送風路の全体をほぼ同等の風圧で満たすことができ、スリットを通して加圧ローラに空気を吹き付けることによる冷却効果を均一にすることができる。
本発明の第4の態様にかかる冷却装置は、第1の態様から第3の態様のいずれかにかかる冷却装置において、前記第1送風路は、ダクトが連結される上流側よりも下流側の面積が小さくなるように送風路途中から絞られた形状となっている。
これにより、第1送風路を途中から絞って上流側よりも下流側の面積が小さくなるようにしたので、ローラ端部側から送り込まれる空気が下流側で弱くなるところ、下流側の面積が小さくなっているので流速自体は上流側とほとんど変わらず又は減速を抑制した状態に保つことができ、加圧ローラを軸方向の全長に亘り均一に冷却することができる。
本発明の第5の態様にかかる冷却装置は、第1の態様から第4の態様のいずれかにかかる冷却装置において、前記通風孔は、規定サイズの用紙のエッジ部に相当する位置近傍にそれぞれ形成されている。
これにより、加圧ローラにおける用紙エッジ部に相当する箇所は非通紙領域の中でも特に温度上昇が激しいため、そのような箇所に通風孔を形成することで第2送風路のスリット経由ではあるものの用紙エッジ相当部以外の領域よりも冷却効率を高くすることができる。
本発明の第6の態様にかかる冷却装置は、第3の態様から第5の態様のいずれかにかかる冷却装置において、前記通風孔は、最上流位置を第1サイズとすると、該最上流位置以降であって前記駆け上がり部手前までを第1サイズよりも小さい第2サイズとし、最下流位置となる駆け上がり部位置を第1サイズよりも大きい第3サイズとする。
これにより、最上流位置ではローラ軸方向に流れる空気の流速が下流側に比べて強いため最上流位置の通風孔から垂直方向に流れを変えるのは一般には困難であるが、通風孔のサイズを下流側よりも大きくすることにより下流側の通風孔と同等の風量が該最上流位置の通風孔から垂直方向に吹き出すように調整される。また、最下流位置となる駆け上がり部位置の通風孔は他の通風孔に比べて大きくすることにより、第2送風路であって駆け上がり部位置よりも奥側の下流側に効率よく空気を送り込むことができ、スリットから加圧ローラに吹き付ける空気をローラ全長に亘り均一にすることができる。
本発明の第7の態様にかかる冷却装置は、第1の態様から第6の態様のいずれかにかかる冷却装置において、前記通風孔から加圧ローラ側へ垂直に吹き出した空気が前記スリットを通過して直接前記加圧ローラに当たらないように前記通風孔と前記スリットとの位置を相対的にずらしている。
これにより、通風孔とスリットとの位置が相対的にずれているので、第1送風路から通風孔を通って加圧ローラ側へ垂直に吹き出した空気が第2送風路の壁に当たってからスリットを通り加圧ローラに吹き付けられることとなり、通風孔に相当する箇所だけが局所的に冷却されることなくローラ全体を均一に冷却することとなり、温度ムラの発生を防止することができる。
本発明の第8の態様にかかる冷却装置は、第2の態様から第7の態様のいずれかにかかる冷却装置において、前記加熱ローラと前記加圧ローラとを備える定着器に隣接して両面印刷時の反転時通紙経路が形成されていて、前記第1送風路の側面を構成する前記フレームが反転時通紙経路の搬送ガイドを兼ねる。
これにより、第1送風路の側面を構成するフレームを使用して反転時通紙経路の搬送ガイドを構成するので、加圧ローラの冷却装置が反転時通紙経路の障害となる不都合を回避でき、しかも装置の小型化を図ることができる。
本発明の第9の態様は、第1の態様から第8の態様のいずれかに記載の冷却装置を具備した画像形成装置である。
以下、本発明の一実施の形態にかかる冷却装置を具備した画像形成装置について、添付図面を用いて説明する。まず、本実施の形態にかかる画像形成装置の構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態にかかる画像形成装置の断面図である。
画像形成装置100には、底面部近傍に記録紙を格納する複数の給紙カセット101a〜101dが配置されている。給紙カセット101a〜101dは、図の手前方向から奥方向に着脱可能な構成となっている。また、給紙カセット101a〜101dは、それぞれ異なるサイズの記録紙を格納可能になっている。給紙カセット101a〜101dの内部底部には、給紙カセット101a〜101dの挿入方向後端を軸にし、挿入方向先端が回動自在になっている底板102a〜102dが設けられている。底板102a〜102dの一端は、図示しないバネにより給紙カセット101a〜101dの挿入方向先端が上方に持ち上げられ、配置してある記録紙を持ち上げる。そして、底板102a〜102dは、最上層に配置された記録紙を、給紙カセット101a〜101dの挿入方向先端近傍の上方にある給紙ローラ103a〜103dに押し付ける。
給紙ローラ103a〜103dは、図示しない駆動部により反時計回転方向に回転し、記録紙の搬送方向下流に配置された一対の搬送ローラ104a〜104dに搬送し、搬送ローラ104a〜104dが記録紙を装置の内部の搬送路105に給紙する。搬送路105は、画像形成装置100の給紙カセット101a〜101dにおける挿入方向側の側部の下方から上方に形成されている。
搬送路105上の給紙カセット101a〜101dの挿入方向側近傍には、一対の搬送ローラ106a〜106dが設けられている。給紙カセット101a〜101cから搬送路105に搬送されてきた記録紙は、搬送ローラ106a、106b、106c、106dの順に上方に搬送される。
また、画像形成装置100の右方には手差しトレー107が設けられている。手差しトレー107の上部には記録紙を載置する載置面108が設けられている。載置面108に載置された記録紙の先端は、画像形成装置100の手差しトレー107が装着される部分近傍に設けられた一対の給紙ローラ109により、搬送路105の搬送ローラ106dに運ばれる。
搬送ローラ106dは、搬送されてきた記録紙を、搬送路105の下流に配置された一対のレジストローラ110に搬送する。レジストローラ110は、記録紙の先端位置と、後述する転写ベルトに形成された画像の先端位置を合わせるように記録紙の搬送を調整する。
一方、これらの給紙機構の上方には、画像形成部111が配置されている。画像形成部には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色の画像形成ユニット112Y,112M,112C,112Kが設けられている。画像形成ユニット112Y,112M,112C,112Kには、左から右方向に順に感光体113Y、113M、113C、113Kが設けられている。
感光体113Y、113M、113C、113Kは、図示しない駆動系により所定のタイミングで所定方向に回転され、図示しない帯電ローラにより表面が所定の電位に順次帯電される。そして、感光体113Y、113M、113C、113Kの表面は、レーザスキャンユニット114から照射される各レーザ光LY,LM,LC,LKにより順次露光される。これにより、各感光体113Y,113M,113C,113Kの表面に、各色の静電潜像が形成される。
各感光体113Y,113M,113C,113Kの表面に形成された各色の静電潜像は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーが個別に収容されたトナーボトル115Y,115M,115C,115Kから供給される薄層状のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーによって順次現像され、4色のトナー像をそれぞれ顕像化する。
感光体113Y,113M,113C,113Kの上方には、受像手段として無端状の転写ベルト116がベルトローラ117a、117bに巻回されて配置されている。また、転写ベルト116は、感光体113Y,113M,113C,113Kに当接するように配置されている。
また、転写ベルト116の内側であって、感光体113Y,113M,113C,113Kのそれぞれに対向する位置には、感光体113Y,113M,113C,113Kとの間に所定の電圧を印加することで電界を形成する電位印加手段である一次転写ローラ118Y,118M,118C,118Kが設けられている。言い換えると、転写ベルト116を介して感光体113Y,113M,113C,113Kと一次転写ローラ118Y,118M,118C,118Kが対向している。
感光体113Y,113M,113C,113Kの表面に形成された4色のトナー像は、回転する転写ベルト116の内部の一次転写ローラ118Y,118M,118C,118Kにより順次重ね合わせて転写ベルト116に一次転写される。これにより、転写ベルト116の表面にフルカラー画像が形成される。
転写ベルト116上に一次転写されたフルカラー画像は、ベルトローラ117a、117bにより、記録紙の搬送路105側に送られる。
搬送路105側のベルトローラ117bと対向する位置には、転写ベルト116を挟み、二次転写ローラ119が設けられている。二次転写ローラ119、転写ベルト116に形成されたフルカラー画像をレジストローラ110から送られてきた記録紙に転写する。具体的には、転写ベルト116上のフルカラー画像を構成するトナーを電気的に二次転写ローラ119側に引き寄せて、フルカラー画像を記録紙に転写する。
そして、二次転写ローラ119及び転写ベルト116は、フルカラー画像が記録された記録紙を、搬送路105の下流に設けられた定着器200に送る。
定着器200には、搬送路105を挟んで定着ローラ201と加圧ローラ202とが当接するように設けられている。定着ローラ201の近傍には、ヒートローラ204が設けられている。さらに、定着ローラ201とヒートローラ204には、ベルト205が張架されている。また、ヒートローラ204とベルト205は、近傍に設けられたヒータ部203より電磁誘導加熱される。
そして、定着ローラ201と加圧ローラ202は、送られてきた記録紙を互いに圧接回転することで、記録面に熱を加えながら押圧することにより、記録紙にフルカラー画像を定着する。そして、このようにしてフルカラー画像が形成された記録紙は、搬送ローラ122、123、124、125により順次搬送され、装置外部の記録紙受け135に排紙される。
また、定着器200の加圧ローラ202の近傍には、加圧ローラ202を冷却する冷却装置を有する冷却部206が設けられている。冷却部206の詳細については、後述する。
一方、記録紙に両面印刷する場合は、記録紙が、搬送ローラ124、125に搬送された時点で、搬送ローラ124、125が逆回転し、記録紙を両面印刷用の搬送路134の入口に配置された搬送ローラ126に送る。搬送ローラ126に送られてきた記録紙は、搬送ローラ106の搬送方向下流にある搬送ローラ127〜130により順次搬送されレジストローラ110に送られる。そして、搬送された記録紙は、二次転写ローラ119と転写ベルト116により、先ほどフルカラー画像を形成した面と反対側に画像を形成される。
また、画像形成装置100の搬送路105側の側部には、二次転写ローラ119と転写ベルト116との間や、レジストローラ110の間に詰まった記録紙を除去するための、開閉カバー132が設けられている。開閉カバー132は、下方にある回転軸133を中心に上方が矢印Aの方向に回動するようになっている。また、開閉カバー132には、二次転写ローラ119や、一方のレジストローラ110が含まれている。これにより、開閉カバー132を開けることにより、二次転写ローラ119と転写ベルト116との間や、レジストローラ110の間が開き、レジストローラ110の間に詰まった記録紙を除去することができる。
このように、画像形成装置100は、構成されている。次に、本実施の形態にかかる定着器200の冷却部206について、図2を用いて説明する。図2は、定着器200を加圧ローラ202の軸と直交するように切った断面図である。
冷却部206は、定着器200の加圧ローラ202側の側部に設けられている。冷却部206には、加圧ローラ202の軸方向に沿って、加圧ローラ202側に開口する開口部208を有するフレーム207が配設されている。フレーム207は、背面、つまり加圧ローラ202と反対側の側面は、記録紙の両面印刷用の搬送路134の一部、つまり側面となっている。記録紙は、両面印刷を行う場合に、フレーム207の背面を図中の矢印Bの方向に搬送される。なお、記録紙は、通常の印刷の場合には、定着ローラ201と加圧ローラ202との間を矢印Cの方向に搬送される。
また、冷却部206には、フレーム207の開口部208を塞いで第1送風路211を形成する送風ガイド209が、フレーム207に固着されている。また、送風ガイド209の第1送風路211の加圧ローラ202側側面には、通風孔210が複数形成されている。
また、冷却部206には、開口面213を持ち、開口面213が送風ガイド209に固着された中空部材212が設けられている。中空部材212は、送風ガイド209に固着することで、送風ガイド209との間に第2送風路215を形成する。また、中空部材212の加圧ローラ202側、つまり開口面213と反対側の側面には、加圧ローラ202の軸方向に沿ってスリット214が複数形成されている。
また、スリット214の位置は、通風孔210の垂直方向からずらしている。つまり、通風孔210とスリット214の位置が相対的にずれている。
このように、通風孔210とスリット214との位置が相対的にずれているので、第1送風路211から通風孔210を通って加圧ローラ202側へ垂直に吹き出した空気が第2送風路215の壁に当たってからスリット214を通り加圧ローラ202に吹き付けられることとなり、通風孔210に相当する箇所だけが局所的に冷却されることなく加圧ローラ202全体を均一に冷却することとなり、温度ムラの発生を防止することができる。
このように、加圧ローラ202の軸方向に沿って第1送風路211と第2送風路215が形成されている。
次に、第1送風路211に対して空気を送り込む構成について、図3を用いて説明する。図3は、定着器200をフレーム207側から見た斜視図である。
図3では、手前側にフレーム207が位置するように、定着器200が配置されている。つまり、図3では、手前側が記録紙を両面印刷する際の搬送路134の一部になる。また、図3では、加圧ローラ202の軸を横に見るように定着器200が配置されている。
図3において、定着器200の第1送風路211における加圧ローラ202の軸方向の一端部には、ダクト303が連結されている。ダクト303には、ダクト303内部に空気を送るファン(図示せず)を内部302に保持する保持部材301が設けられている。このように、ダクト303が加圧ローラ202の軸方向に設けられているので、フレーム207の一部を記録紙を両面印刷する際の搬送路134とすることが可能になる。
次に、フレーム207と、送風ガイド209の構成について、図4、図5を用いて詳細に説明する。図4は、定着器200を、スリット214の位置で加圧ローラ202の軸方向に沿って切った断面図であり、左側に図4には示さないダクト303が接続されている。また、図5は、フレーム207と送風ガイド209とを分解し、加圧ローラ202側から見た図である。
これらの図から分かるように、フレーム207の中ほどには、底面から加圧ローラ202方向、つまり送風ガイド209側への傾斜を持った駆け上がり部401が形成されている。これにより、第1送風路211は、加圧ローラ202におけるヒートエリア端部のダクト303の反対側、つまり送風後端側よりも手前で終端している。
また、図5から分かるように、駆け上がり部401には、第1送風路211のダクト303が連結される上流側403の面積よりも下流側404の面積が小さくなるように絞られた絞り部402が形成されている。
また、図から分かるように、送風ガイド209には、加圧ローラ202の軸方向に沿って、複数の通風孔210a〜210hが形成されている。ダクト303の側の最上流に位置する通風孔210aは、通風孔210a以降であって駆け上がり部401より手前に位置する通風孔210b〜210fよりも大きくなっている。また、駆け上がり部401に対向する位置に形成された通風孔であって、下流側の通風孔210gは、中ほどに形成された通風孔210b〜210fより大きく形成されている。また、駆け上がり部401に対向する位置に形成された通風孔であって、最下流の通風孔、つまり第1送風路211の末端に位置する通風孔210hは、ダクト303の側の最上流に位置する通風孔210aより大きく、さらには通風孔210a〜210hの中で最も大きく形成されている。
また、通風孔210aの位置はA3の記録紙を横に配置した際のエッジ部に相当する位置近傍に、通風孔210bの位置はレジャーサイズの記録紙を横に配置した際のエッジ部に相当する位置近傍に、通風孔210cの位置はB4の記録紙を横に配置した際のエッジ部に相当する位置近傍に、通風孔210dの位置はA4の記録紙を縦に配置した際のエッジ部に相当する位置近傍に、通風孔210eの位置はレターサイズの記録紙を横に配置した際のエッジ部に相当する位置近傍に、通風孔210fの位置はA5の記録紙を縦に配置した際のエッジ部に相当する。
また、送風ガイド209の第1送風路211に対向せず、第2送風路215のみに対向する位置には、加圧ローラ202に記録紙が侵入してきたことを検知するセンサ(図示せず)を取り付けるための複数の穴405a〜405fが形成されている。複数の穴405a〜405fには、センサのビスが取り付けられるので、第2送風路215を通る風はビスに当たることで、上方に位置するスリット214の方向に効果的に送られる。
以上のように、冷却部206は構成される。
次に、冷却部206が加圧ローラ202を冷却する動作について、図6を用いて説明する。
図6に示すように、ダクト303から送られてきた空気601は、第1送風路211に入り、第1送風路211を加圧ローラ202の軸に沿って進む。そして、第1送風路211に入った空気601の一部は、通風孔210a〜210fにより進行方向が直行する方向に変換される。そして、進行方向が変わった空気602a〜602fは、通風孔210a〜210fを通過し第2送風路215側に送られ、さらに第2送風路215のスリット214を通過し、加圧ローラ202に対して軸の鉛直方向から当たる。また、進行方向が変わらなかった空気603は、第1送風路211をそのまま進む。
ここで、注目すべき点に、ダクト303側の最上流の通風孔210aが、下流の通風孔210a〜210fよりも大きいことである。最上流位置では加圧ローラ202軸方向に流れる空気601の流速が下流側に比べて強いため、最上流位置の通風孔210aから垂直方向に流れを変えるのは一般には困難である。そこで、本実施の形態では、最上流位置の通風孔210aのサイズを下流側の通風孔210b〜210fよりも大きくすることにより、下流側の通風孔210b〜210fを通過する空気602b〜602fと最上流位置の通風孔210aを通過する空気602aが、同等の風量で垂直方向に吹き出すように調整されている。
また、通風孔210a〜210fは、加圧ローラ202に当接した用紙の規定サイズのエッジ部に相当する位置近傍にそれぞれ形成されている。これにより、加圧ローラ202における用紙エッジ部に相当する箇所は非通紙領域の中でも特に温度上昇が激しいが、そのような箇所に通風孔210a〜210fを形成することで第2送風路215のスリット214経由ではあるものの用紙エッジ相当部以外の領域よりも冷却効率を高くすることができる。
実際に、本実施の形態の冷却部206を用いて加圧ローラ202を冷却した結果を図7に示す。図7は、A5サイズの記録紙を記録した場合の、加圧ローラ202及び定着ローラ201の温度を示すグラフである。
図から分かるように、A5の記録紙のエッジ付近は、加圧ローラ202及び定着ローラ201共に温度が上昇するが、冷却部206を用いて冷却することにより、特に記録紙のエッジ付近が効率的に冷却されていることが分かる。
次に、通風孔210a〜210fにより進行を変えられなかった空気603は、第1送風路211上に設けられた駆け上がり部401に到着する。そして空気603は、駆け上がり部401を駆け上がり、一部は通風孔210gにより進行方向が加圧ローラ202の軸に対する鉛直方向に変換される。そして、進行方向が変わった空気604は、通風孔210gを通過し第2送風路215側に送られ、さらに第2送風路215のスリット214を通過し、加圧ローラ202に対して軸の鉛直方向から当たる。また、進行方向が変わらなかった空気605は、駆け上がり部401の上がり、第1送風路211の終端まで行き、通風孔210hを通過し、第2送風路215に入る。
このように、第1送風路211を加圧ローラ202のヒートエリア端部406よりも手前で終端させるので、第1送風路211の終端部においてもある程度の風速を維持できる。また、空気605を、第1送風路211の終端部の駆け上がり部401を通り滑らかに第2送風路215の中間部よりも下流側(奥側)へ風速を維持したまま送り込むことができる。この結果、第2送風路215の全体をほぼ同等の風圧で満たすことができ、スリット214を通して加圧ローラ202に空気を吹き付けることによる冷却効果を均一にすることができる。
また、駆け上がり部401に絞り部402を形成することにより、第1送風路211を途中から絞って、上流側403よりも下流側404の面積が小さくなるようにしている。これにより、加圧ローラ202端部側から送り込まれる空気601の流速は、下流側の空気605より弱くなるところ、下流側404の面積が小さくなっているので、下流側404の空気605の流速が上流側403の空気601とほとんど変わらず又は減速を抑制した状態に保つことができる。この結果、加圧ローラ202を軸方向の全長に亘り均一に冷却することができる。
さらに、第1送風路211の最下流位置となる駆け上がり部401位置の通風孔210hは他の通風孔210a〜210gに比べて大きくなっているので、第2送風路215であって駆け上がり部401位置よりも奥側の下流側に効率よく空気を送り込むことができ、スリット214から加圧ローラ202に吹き付ける空気を加圧ローラ202全長に亘り均一にすることができる。
次に、第2送風路215に駆け上がった空気605は、第2送風路215の終端に向かって流れる。空気605の一部は、第2送風路215の終端に向かって流れる際に、センサ(図示せず)を取り付けるための複数の穴405a〜405eに取り付けられたビスに当たることで、上方に位置するスリット214の方向に進行方向が変換される。進行方向が変えられた空気606a〜606fは、スリット214を通過し、加圧ローラ202に、加圧ローラ202の軸に直交する方向から当たる。これにより、効果的に加圧ローラ202を冷却することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ファンからダクト303に送られた空気は、加圧ローラ202の軸方向に沿った第1送風路211を通り、通風孔210から第2送風路215に送られる。そして、第2送風路215に送られた空気は、スリット214から加圧ローラ202に対して空気を吹き付ける。これにより、従来のように、加圧ローラ202の軸方向と直交する方向に冷却装置を設ける必要がなく、他の部品との干渉を防止し、装置の小型化を図ることも容易となる。また、第1送風路211と第2送風路215の二重構造としたことにより、第1送風路211に加圧ローラ202の軸方向に送り込まれる空気を加圧ローラ202方向である直交方向に変換して冷却する方式でありながら、通風孔210位置だけで加圧ローラ202が激しく冷却されるなどの不具合を排除でき、温度ムラを防止することができる。
また、本実施の形態は、第1送風路211に加圧ローラ202の軸方向に送り込まれる空気を加圧ローラ202方向である直交方向に変換して冷却する方式であるので、ファンを加圧ローラ202の軸方向に沿った方向に設けることができる。これにより、第1送風路211の側面を構成するフレーム207を使用して反転時通紙経路の搬送ガイドを構成することができるので、加圧ローラ202の冷却装置が反転時通紙経路の障害となる不都合を回避でき、しかも装置の小型化を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、加圧ローラの軸方向の温度ムラを生じることなく適切に冷却することができ、加圧ローラの寿命を向上させることができると共に、非通紙領域の過昇温を防止できる、しかも装置の小型化に適した冷却装置及び画像形成装置を提供できる。また、本発明は、加圧ローラ以外のローラに対しても適用可能であり、その適用範囲は広い。
本発明の一実施の形態にかかる画像形成装置の断面図 本実施の形態にかかる定着器の第1の断面図 本実施の形態にかかる定着器の斜視図 本実施の形態にかかる定着器の第2の断面図 本実施の形態にかかるフレーム及び送風ガイドの上面図 本実施の形態にかかる冷却部の冷却動作を説明するための図 本実施の形態にかかる冷却部の効果を説明するためのグラフ
符号の説明
100 画像形成装置
200 定着器
201 定着ローラ
202 加圧ローラ
206 冷却部
207 フレーム
209 送風ガイド
210 通風孔
211 第1送風路
212 中空部材
214 スリット
215 第2送風路
401 駆け上がり部

Claims (9)

  1. 加熱ローラに圧接された加圧ローラを冷却する冷却装置であって、前記加圧ローラの軸方向に沿って形成され前記加圧ローラの軸方向の一端部より空気が送り込まれる第1送風路と、前記第1送風路に隣接して加圧ローラ側に形成された第2送風路と、第1送風路と第2送風路とを仕切る送風ガイドに設けられた複数の通風孔と、前記第2送風路の加圧ローラ側の側面に軸方向に沿って形成されたスリットと、を具備する冷却装置。
  2. 加熱ローラに圧接された加圧ローラを冷却する冷却装置であって、前記加圧ローラの軸方向に沿って配設され加圧ローラ側に開口する開口部を有するフレームと、前記フレームの開口部を塞いで第1送風路を形成する送風ガイドと、前記第1送風路の加圧ローラ側側面を構成している送風ガイドの複数箇所に設けられた通風孔と、開口面を前記送風ガイドに固着して該送風ガイドとの間に第2送風路を形成する中空部材と、前記中空部材の加圧ローラ側の側面に軸方向に沿って形成されたスリットと、前記第1送風路に前記加圧ローラの軸方向の一端部に連結されたダクトと、を具備した冷却装置。
  3. 前記第1送風路を加圧ローラのヒートエリア端部よりも手前で終端させる駆け上がり部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の冷却装置。
  4. 前記第1送風路は、ダクトが連結される上流側よりも下流側の面積が小さくなるように送風路途中から絞られた形状となっている請求項1から請求項3のいずれかに記載の冷却装置。
  5. 前記通風孔は、規定サイズの用紙のエッジ部に相当する位置近傍にそれぞれ形成されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の冷却装置。
  6. 前記通風孔は、最上流位置を第1サイズとすると、該最上流位置以降であって前記駆け上がり部手前までを第1サイズよりも小さい第2サイズとし、最下流位置となる駆け上がり部位置を第1サイズよりも大きい第3サイズとすることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の冷却装置。
  7. 前記通風孔から加圧ローラ側へ垂直に吹き出した空気が前記スリットを通過して直接前記加圧ローラに当たらないように前記通風孔と前記スリットとの位置を相対的にずらしたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の冷却装置。
  8. 前記加熱ローラと前記加圧ローラとを備える定着器に隣接して両面印刷時の反転時通紙経路が形成されていて、前記第1送風路の側面を構成する前記フレームが反転時通紙経路の搬送ガイドを兼ねることを特徴とする請求項2から請求項7のいずれかに記載の冷却装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の冷却装置を具備した画像形成装置。
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