JP7169542B2 - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
まず、実施形態に係る複写機の基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係る複写機を示す外観斜視図である。この複写機は、電子写真方式によって画像を形成するプリンター1と、給排紙装置200と、自動原稿搬送装置を搭載したスキャナー300と、操作表示部400とを備えている。
図5は、搬送冷却ユニット110の分解斜視図である。
搬送冷却ユニット110の板金フレーム119は、前側板119aと、後側板119bと、底板119cとを具備している。なお、上述した下側ニップガイド部材(図4の119d)も、板金フレーム119に一体形成されている。
図6に示すように、下送風ダクト116の下搬送路吹き出し口41と、上送風ダクト115の上搬送路吹き出し口21は、用紙幅方向において、同一の位置に設けられている。また、上送風ダクト115は、トーションスプリング118aによって、下送風ダクト116側へ付勢されている。
図7(a)に示すように、前側板119aには、上送風ダクト115の支持部115aが支持される前側支持軸117が設けられている。前側支持軸117は、付勢手段としての前側トーションスプリング118aが挿入されるバネ支持部117aと、上送風ダクトの前側の支持部115aが挿入されるバネ支持部117aよりも小径なダクト支持部117bとを有している。
排紙路206にジャムが発生したときは、用紙搬送部100を、図1に示すように、プリンター1の本体に対してスライド移動して本体から引き出す。次に、排紙部260の排紙カバー260a(図4参照)を開いて、排紙路206を露出させる。次に、図8に示すように排紙路206でジャムしたジャム紙Pを掴んで上方に引き抜く。この際、上送風ダクト115が、ジャム紙の動きに追髄して図中破線で示す対向位置から図中実線で示す退避位置へ回動する。これにより、上送風ダクト115がジャム紙の移動の妨げになるのを抑制することができ、ジャム紙を容易に除去することができる。
図9は、上送風ダクト115の斜視図である。図9(b)は、上送風ダクト115を図9(a)の矢印αから見た図であり、図9(c)は、上送風ダクト115を図9(a)の矢印β方向から見た図である。
図9(a)に示すように、上搬送路吹き出し口21が、上用紙ガイド面部115bと下流側側壁部115fとに渡って設けられている。また、図9(b)に示すように、上送風ダクト115の従動ローラ112とのローラ対向面部115cは、円弧状になっており、かかるローラ対向面部115cに用紙の幅方向に所定の間隔を開けて複数の第二吹き出し口としてのローラ吹き出し口22が設けられている。
図10,図11に示すように、上送風ダクト115は、第一上部材31と第二上部材32とからなり、これらが組み合わせることで、内部に冷却空気が流れる上空気送風路115dが形成される。第一上部材31は、上送風ダクト115の従動ローラと対向するローラ対向面部115cと、上流側側壁部115hと、上壁部115iの一部115ibとを有している。第二上部材32は、上用紙ガイド面部115bと、下流側側壁部115fと上壁部115iの一部115iaとを有している。
第一上部材31には、図中一点鎖線に示すように、第二上部材32の各爪部32a~32dに対応するように、フック部31a,31b,31c,31dが設けられている。
図12(a)や図12(b)に示すように、第一上部材31のフック部を弾性変形させて第二上部材32の爪部をフック部に嵌め込む、所謂スナップフィットにより第一上部材31と第二上部材32とを組み付けて、上送風ダクト115を組み立てる。このように、本実施形態では、スナップフィットで第一上部材31と第二上部材32とを組み付けることで、簡単に上送風ダクト115を組み立てることができる。
図13(a),(b)に示すように、上搬送路吹き出し口21は、上用紙ガイド面部115bに設けられた第一吹き出し口としての上第一開口21aと、下流側側壁部115fに設けられた第三吹き出し口として上第二開口21bとで構成される。
図14に示すように、上送風ダクト115の上壁部115iは、冷却空気の流れ方向下流側にいくに従って、徐々に上用紙ガイド面部115bに近づく(下降する)ような(図中実線の水平方向に対して角度θ1の)傾斜となっている。かかる構成とすることで、上空気送風路115dの断面積が冷却空気の流れ方向上流から下流にいくに従って徐々に狭くなる。
ローラ吹き出し口22の上空気送風路115d内の冷却空気の流れ方向上流側の端面が、上空気送風路115dから外側へ向かうにつれて、上空気送風路115d内の冷却空気の流れ方向下流側に位置するように傾斜した(上空気送風路115d内の冷却空気の流れ方向に対して、外側に角度θ2傾斜した)傾斜面としている。かかる構成とすることで、図中矢印R2で示すローラ吹き出し口22から吹き出す冷却空気の圧力損失を抑えることができ、吹き出し効率の低下を抑制することができる。
図16(a)は、下送風ダクトの斜視図であり、図16(b)は、図16(a)のQ方向から見た要部拡大斜視図である。
図16(a)に示すように、下送風ダクト116には、用紙搬送方向下流側に延設された下送風ダクト内の冷却空気を下搬送路吹き出し口41から排気するための排気部42が、ダクト長手方向(軸方向、用紙幅方向、装置の前後方向および冷却空気の流れ方向でもある)に所定の間隔を開けて複数設けられている。また、下送風ダクト116の用紙搬送方向下流側の前側端部と後側端部とには、板金フレーム119に締結するための被締結部116hが設けられている。
図17に示すように、板金フレーム119の底板119cの用紙搬送下流側(図中左側)の前後方向の両端部付近には、内周面にネジ溝が形成されたネジ穴119gが形成されている。
図18(a),(b)に示すように、下送風ダクト116は、樹脂からなる第一下部材34と、樹脂からなる第二下部材35とで構成されており、第一下部材34は、下空気送風路116dの上壁部116fと、下流側側壁部116cとを有している。第二下部材35は、下空気送風路116dの下壁部116eを有している。また、第二下部材35の下壁部116eの用紙搬送方向上流側端部には、上方へ延び出した凸状部35aを有している。一方、第一下部材34の上壁部116fの用紙搬送方向上流側端部には、下方へ延び出して、凸状部35aが嵌る溝部34aを有している。この凸状部35aが、溝部34aに嵌ることで、下空気送風路116dの用紙搬送方向上流側の上流側側壁部116gが形成される。
スナップフィット等により第一下部材34と第二下部材35とが組みつけられることで、内部に下空気送風路116dが形成された下送風ダクト116が形成される。
図19に示すように、排気部42には、ダクトの長手方向に対して直交する壁部42cを有している。この壁部42cの一部は、下空気送風路116d側へ突出している。この壁部42cにより下空気送風路116d内を流れる冷却空気の一部を堰き止め、堰き止めた冷却空気を上方の下搬送路吹き出し口41から吹き出させることができる。また、排気部42には、壁部42cよりも下空気送風路116d内の空気流れ方向上流側に配置されダクトの長手方向に対して傾斜した第一傾斜部42aと、第二傾斜部42bとを有している。
第一傾斜部42aは、下空気送風路116dの長手方向に平行な壁面に対して用紙搬送方向下流側に傾斜角度θ3傾斜している。第一傾斜部42aを設けることで、排気部42へ流れ込んできた冷却空気の圧力損失を抑制することができ、流速の低下を抑えることができる。これにより、下搬送路吹き出し口41からの冷却空気の吹き出しの勢いの低下を抑制することができる。
図21に示すように、第二傾斜部42bは、下空気送風路116dの下面から下空気送風路116d内の冷却空気流れ方向下流に行くに従って、高さが徐々に高くなり、壁部42cに繋がる傾斜であって、本実施形態では、第二傾斜部42bは、円弧形状となっている。これにより、排気部42に流れ込んだ冷却空気は、図中矢印に示すように、第二傾斜部42bにより上方へガイドされる。これにより、圧力損失を抑制し、排気部42上部に設けられた下搬送路吹き出し口41から、冷却空気の吹き出しの勢いの低下を抑制することができる。
下空気送風路116dの下面を形成する下壁部116eは、冷却空気の流れ方向のある地点から、下流側にいくに従って、徐々に下用紙ガイド面部116aに近づく(上昇)するような傾斜(図中実線の水平方向に対して角度θ4傾斜する傾斜)となっている。かかる構成とすることで、下空気送風路116dの断面積が徐々に狭くなる。
図23は、変形例の搬送冷却ユニット110Aを示す横断面図である。また、図24は、変形例の搬送冷却ユニット110Aにおける下送風ダクト116の断面図である。
図23に示すように、この変形例は、下送風ダクトに、駆動ローラ111に向けて冷却空気を吹き出すローラ吹き出し口142を設けたものである。
図24に示すように、第一下部材34の溝部34aを、ダクトの長手方向において、所定の間隔で切り欠きを設けることで、ローラ吹き出し口142が形成されている。また、第二下部材35の凸状部35aのローラ吹き出し口142に対応する箇所の下空気送風路116d側は、上方にいくに従って外側に位置にするような傾斜面35bとなっており、圧力損失を抑制している。
(態様1)
シート搬送路へ空気を送風するための上送風ダクト115などのダクトを備えた搬送冷却ユニット110などの冷却装置において、ダクトは、排紙路206などのシートの搬送路に向けて空気を吹き出す上第一開口21aなどの第一吹き出し口と、シートを搬送する従動ローラ112などの搬送ローラに向けて空気を吹き出すローラ吹き出し口22などの第二吹き出し口とを備える。
これによれば、第一吹き出し口から吹き出した空気によりシート搬送路を搬送されてきたシートを冷却し、第二吹き出し口から吹き出した空気により搬送ローラを冷却することができる。これにより、シートと搬送ローラの温度上昇を抑制することができる。
態様1において、上送風ダクト115などのダクトは、上第一開口21aなどの第一吹き出し口を有し、排紙路206などのシート搬送路に沿う上用紙ガイド面部115bなどのシート対向面部と、シート対向面部のシート搬送方向下流側端部からシート搬送路から離れる方向の延び出す下流側側壁部115fとを備え、下流側側壁部に上第二開口21bなどの第三吹き出し口を設けた。
これによれば、実施形態で説明したように、広範囲にわたりシートに対して冷却空気を吹き付けることができ、良好にシートを冷却することができる。また、上第二開口21bなどの第三吹き出し口から吹き出した冷却空気で、シート搬送方向下流側に配置された部材(排紙部260のガイド板やローラなど)を空冷することができる。
態様2において、上第一開口21aなどの第一吹き出し口と上第二開口21bなどの第三吹き出し口とが繋がっている。
これによれば、実施形態で説明したように、上第一開口21aなどの第一吹き出し口と上第二開口21bなどの第三吹き出し口とを繋げて、上搬送路吹き出し口21を形成することで、上搬送路吹き出し口21の下流側端部を、上用紙ガイド面部115bなどのシート対向面部よりも、排紙路206などのシート搬送路から離れた位置に設けることができる。これにより、シートが、第一吹き出し口のシート搬送方向下流側端部に引っ掛るのを防止することができ、耳折れや搬送不良が発生するのを抑制することができる。
態様1乃至3いずれかにおいて、上送風ダクト115などのダクトを、排紙路206などのシート搬送路に対向する対向位置と退避位置との間で回動可能に支持した。
これによれば、実施形態で説明したように、排紙路206などのシート搬送路からジャム紙を取り除く際に、上送風ダクト115などのダクトが、ジャム紙の動きに追髄して対向位置から退避位置へ回動することができ、ダクトがジャム紙の除去の妨げになるのを抑制することができる。これにより、ジャム紙を容易に除去することができる。
態様4において、上送風ダクト115などのダクトを対向位置側へ付勢するトーションスプリング118a,118bなどの付勢手段を備える。
これによれば、実施形態で説明したように、通紙時にシートが上送風ダクト115などのダクトに接触したときに、シートの搬送力によってダクトを退避位置にがたつかせてしまうことを防止することができる。
態様1乃至5いずれかにおいて、上第一開口21aなどの第一吹き出し口およびローラ吹き出し口22などの第二吹き出し口は、上送風ダクト115などのダクト内の空気流れ方向に所定の間隔を開けて複数設けられており、ダクトの上空気送風路115dなどの空気送風路が、空気の流れ方向上流から下流に向けて狭くなる。
これによれば、実施形態で説明したように、空気流れ方向上流側の第一吹き出し口や第二吹き出し口から空気が吹き出すことで、上空気送風路115dなどの空気送風路内の空気の流量が低下するが、それに合わせて上空気送風路115dなどの空気送風路の断面積が狭くなるため、空気送風路内の流速の低下を抑制することができる(流量/管の断面積=流速)。これにより、空気流れ方向下流側の第一吹き出し口や第二吹き出し口の単位時間当たりの流量の低下を抑制することができる。これにより、各吹き出し口の形状を、空気の流れ方向に変えずとも、各吹き出し口から均一に空気を吹き出すことができる。その結果、シートの幅方向、搬送ローラの軸方向均一にシートおよび搬送ローラを冷却することができる。
態様1乃至6いずれかにおいて、上第一開口21aなどの第一吹き出し口がシート搬送方向下流に行くに従って広がるように、第一吹き出し口のシート搬送方向に延びる縁を傾斜させた。
これによれば、実施形態で説明したように、上第一開口21aなどの第一吹き出し口のシート搬送方向に延びる縁21c1や21c2に引っ掛るのを抑制することができる。これにより、シートの耳折れが発生するのを抑制することができる。また、縁21c1や縁21c2を傾斜させることで、用紙に形成された画像が縁21c1,21c2に当接した際に用紙上の画像が、縁21c1,21c2によって引っ掛かれにくくすることができ、画像にスジなどが形成されるのを抑制することができる。
態様1乃至7いずれかにおいて、ローラ吹き出し口22などの第二吹き出し口は、従動ローラ112などの搬送ローラに対向している。
これによれば、実施形態で説明したように、ローラ吹き出し口22などの第二吹き出し口から、直接、従動ローラ112などの搬送ローラに向けて空気を吹き付けることができ、搬送ローラを良好に空冷することができる。
態様1乃至8いずれかにおいて、排紙路206などのシート搬送路を挟んで上送風ダクト115などのダクトが配置された側の反対側に配置され、反対側からシート搬送路へ向けて空気を吹き出す下第一開口41aなどの第四吹き出し口を有する下送風ダクト116などの第二ダクトを備える。
これによれば、実施形態で説明したように、シートの両面を空冷することができ、良好にシートを冷却することができる。
態様9において、下送風ダクト116などの第二ダクトは、下第一開口41aなどの第四吹き出し口を有しシート搬送路に沿う下用紙ガイド面部116aなどのシート対向面部と、シート対向面部のシート搬送方向下流側端部より下流側に空気を吹き出す下第二開口41bなどの第五吹き出し口とを備える。
これによれば、実施形態で説明したように、広範囲にわたりシートに対して冷却空気を吹き付けることができ、良好にシートを冷却することができる。
態様10において、下送風ダクト116などの第二ダクトにおける、下第一開口41aなどの第四吹き出し口と、下第二開口41bなどの第五吹き出し口とが繋がっており、第五吹き出し口のシート搬送方向下流側端部を、下用紙ガイド面部116aなどのシート対向面部の最もシート搬送路側の箇所よりもシート搬送路から退避した位置に設けた。
これによれば、実施形態で説明したように、下第一開口41aなどの第四吹き出し口と下第二開口41bなどの第五吹き出し口とを繋げて、下搬送路吹き出し口41を形成し、第五吹き出し口のシート搬送方向下流側端部を下用紙ガイド面部116aなどのシート対向面部の最もシート搬送路側の箇所よりもシート搬送路から退避した位置に設けることで、下搬送路吹き出し口41の下流側端部に、シート引っ掛るのを防止することができ、耳折れや搬送不良が発生するのを抑制することができる。
態様10または11において、下送風ダクト116などの第二ダクトは、搬送ローラの軸方向に空気を送風するものであって、第二ダクトの下空気送風路116dなどの空気送風路に対してシート搬送方向下流側に突出して設けられ、下第一開口41aなどの第四吹き出し口および下第二開口41bなどの第五吹き出し口から第二ダクト内の空気を排出する排気部42を有し、排気部42は、第二ダクトの空気送風路内の空気の流れ方向上流から下流に向かって勾配を有する傾斜部(本実施形態では、第一傾斜部42a,第二傾斜部42b)を備える。
これによれば、実施形態で説明したように、排気部42へ流れる空気の圧力損失を抑制することができる。これにより、下第一開口41aなどの第四吹き出し口および下第二開口41bなどの第五吹き出し口から吹き出す空気の流速の低下を抑制することができる。
態様9乃至12いずれかにおいて、下第一開口41aなどの第四吹き出し口は、下送風ダクト116などの第二ダクト内の空気流れ方向に所定の間隔を開けて複数設けられており、第二ダクトの下空気送風路116dなどの空気送風路が、空気の流れ方向上流から下流に向けて狭くなる。
これによれば、実施形態で説明したように、空気流れ方向上流側の下第一開口41aなどの第四吹き出し口から空気が吹き出すことで、下空気送風路116dなどの空気送風路内の空気の流量が低下するが、それに合わせて空気送風路の断面積が狭くなるため、空気送風路内の流速の低下を抑制することができる(流量/管の断面積=流速)。これにより、空気流れ方向下流側の第四吹き出し口の単位時間当たりの流量の低下を抑制することができる。これにより、各吹き出し口の形状を、空気の流れ方向に変えずとも、各吹き出し口から均一に空気を吹き出すことができる。その結果、シートの幅方向均一にシートを冷却することができる。
用紙などのシートに画像を記録する画像形成部2などの画像記録手段と、これによって記録された画像をシートに定着せしめる定着装置106などの定着手段と、定着手段から送り出されたシートを冷却する搬送冷却ユニット110などの冷却手段とを備える画像形成装置において、冷却手段として、態様1乃至13いずれかの冷却装置を用いた。
これによれば、定着手段から送り出されたシートと、定着手段から送り出されたシートを搬送する搬送ローラとを冷却することができる。
21 :上搬送路吹き出し口
21a :上第一開口
21b :上第二開口
22 :ローラ吹き出し口
31 :第一上部材
31a :フック部
31b :フック部
31c :フック部
31d :フック部
32 :第二上部材
32a :爪部
32b :爪部
32c :爪部
32d :爪部
34 :第一下部材
34a :溝部
35 :第二下部材
35a :凸状部
35b :傾斜面
41 :下搬送路吹き出し口
41a :下第一開口
41b :下第二開口
42 :排気部
42a :第一傾斜部
42b :第二傾斜部
42c :壁部
106 :定着装置
110 :搬送冷却ユニット
111 :駆動ローラ
112 :従動ローラ
113 :上側ニップガイド部材
115 :上送風ダクト
115a :支持部
115b :上用紙ガイド面部
115c :ローラ対向面部
115d :上空気送風路
115e :上受け入れ口
115f :下流側側壁部
115h :上流側側壁部
115i :上壁部
116 :下送風ダクト
116a :下用紙ガイド面部
116b :下受け入れ口
116c :下流側側壁部
116d :下空気送風路
116e :下壁部
116f :上壁部
116g :上流側側壁部
116h :被締結部
117 :前側支持軸
117a :バネ支持部
117b :ダクト支持部
118a :前側トーションスプリング
118b :後側トーションスプリング
119 :板金フレーム
119a :前側板
119b :後側板
119c :底板
119d :下側ニップガイド部材
119e :前側バネ引っ掛け部
119f :後側バネ引っ掛け部
119g :ネジ穴
120 :駆動伝達機構
121 :ダクト支持部材
122 :留め輪
123 :連通管
123a :受入部
123b :第一連通部
123c :第二連通部
125 :後側支持軸
125a :ダクト支持部
125b :溝部
125c :バネ支持部
142 :ローラ吹き出し口
206 :排紙路
260 :排紙部
260a :排紙カバー
Claims (16)
- シート搬送路へ空気を送風するためのダクトを備えた冷却装置において、
前記ダクトは、前記シート搬送路に向けて空気を吹き出す第一吹き出し口と、シートを搬送する搬送ローラに向けて空気を吹き出す第二吹き出し口と、前記シート搬送路に沿うシート対向面部と、前記シート対向面部のシート搬送方向下流側端部から前記シート搬送路から離れる方向の延び出す下流側側壁部とを備え、
前記シート対向面部に前記第一吹き出し口を設け、前記下流側側壁部に第三吹き出し口を設けたことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1に記載の冷却装置において、
前記第一吹き出し口と前記第三吹き出し口とが繋がっていることを特徴とする冷却装置。 - 請求項1または2に記載の冷却装置において、
前記ダクトを、前記シート搬送路に対向する対向位置と退避位置との間で回動可能に支持したことを特徴とする冷却装置。 - 請求項3に記載の冷却装置において、
前記ダクトを前記対向位置側へ付勢する付勢手段を備えることを特徴とする冷却装置。 - 請求項1乃至4いずれか一項に記載の冷却装置において、
前記第一吹き出し口および前記第二吹き出し口は、前記ダクト内の空気流れ方向に所定の間隔を開けて複数設けられており、
前記ダクトの空気送風路が、空気の流れ方向上流から下流に向けて狭くなることを特徴とする冷却装置。 - 請求項1乃至5いずれか一項に記載の冷却装置において、
前記第一吹き出し口がシート搬送方向下流に行くに従って広がるように、前記第一吹き出し口のシート搬送方向に延びる縁を傾斜させたことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1乃至6いずれか一項に記載の冷却装置において、
前記第二吹き出し口は、前記搬送ローラに対向していることを特徴とする冷却装置。 - 請求項1乃至7いずれか一項に記載の冷却装置において、
前記シート搬送路を挟んで前記ダクトが配置された側の反対側に配置され、前記反対側から前記シート搬送路へ向けて空気を吹き出す第四吹き出し口を有する第二ダクトを備えることを特徴とする冷却装置。 - 請求項8に記載の冷却装置において、
前記第二ダクトは、前記第四吹き出し口を有し、前記シート搬送路に沿うシート対向面部と、前記シート対向面部のシート搬送方向下流側端部より下流側に空気を吹き出す第五吹き出し口とを備えることを特徴する冷却装置。 - 請求項9に記載の冷却装置において、
前記第二ダクトにおける、前記第四吹き出し口と、前記第五吹き出し口とが繋がっており、
前記第五吹き出し口のシート搬送方向下流側端部を、前記シート対向面部の最もシート搬送路側の箇所よりも前記シート搬送路から退避した位置に設けたことを特徴とする冷却装置。 - 請求項9または10に記載の冷却装置において、
前記第二ダクトは、搬送ローラの軸方向に空気を送風するものであって、
前記第二ダクトの空気送風路に対してシート搬送方向下流側に突出して設けられ、前記第四吹き出し口および前記第五吹き出し口から第二ダクト内の空気を排出する排気部を有し、
前記排気部は、前記第二ダクトの空気送風路内の空気の流れ方向上流から下流に向かって勾配を有する傾斜部を備えることを特徴とする冷却装置。 - 請求項8乃至11いずれか一項に記載の冷却装置において、
前記第四吹き出し口は、前記第二ダクト内の空気流れ方向に所定の間隔を開けて複数設けられており、
前記第二ダクトの空気送風路が、空気の流れ方向上流から下流に向けて狭くなることを特徴とする冷却装置。 - シートに画像を記録する画像記録手段と、これによって記録された画像をシートに定着せしめる定着手段と、定着手段から送り出されたシートを冷却する冷却手段とを備える画像形成装置において、
前記冷却手段として、請求項1乃至12いずれか一項に記載の冷却装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - シート搬送路へ空気を送風するためのダクトを備えた冷却装置において、
前記ダクトは、前記シート搬送路に向けて空気を吹き出す第一吹き出し口と、シートを搬送する搬送ローラに向けて空気を吹き出す第二吹き出し口とを備え、
前記ダクトを、前記シート搬送路に対向する対向位置と退避位置との間で回動可能に支持したことを特徴とする冷却装置。 - シート搬送路へ空気を送風するためのダクトを備えた冷却装置において、
前記ダクトは、前記シート搬送路に向けて空気を吹き出す第一吹き出し口と、シートを搬送する搬送ローラに向けて空気を吹き出す第二吹き出し口とを備え、
前記第一吹き出し口および前記第二吹き出し口は、前記ダクト内の空気流れ方向に所定の間隔を開けて複数設けられており、
前記ダクトの空気送風路が、空気の流れ方向上流から下流に向けて狭くなることを特徴とする冷却装置。 - シート搬送路へ空気を送風するためのダクトを備えた冷却装置において、
前記ダクトは、前記シート搬送路に向けて空気を吹き出す第一吹き出し口と、シートを搬送する搬送ローラに向けて空気を吹き出す第二吹き出し口とを備え、
前記第一吹き出し口がシート搬送方向下流に行くに従って広がるように、前記第一吹き出し口のシート搬送方向に延びる縁を傾斜させたことを特徴とする冷却装置。
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