JP2008268529A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置における温度上昇を効果的に抑制すること。
【解決手段】感光体ドラム1と、感光体ドラム1を駆動するための駆動源69と、駆動源69の駆動力を感光体ドラム1へ伝達するためのギアと、ギアを支持する駆動板金62と、感光体ドラム1の長手方向端部近傍で、かつ感光体ドラム1とギアとの間に配置される側板60とを有する画像形成装置において、駆動板金62と側板60を結合することによって箱形状を形成し、側板60に設けられた少なくとも一つ以上の開口穴61と、駆動板金62に設けられた開口穴63と、開口穴63に連結され感光体ドラム1の周囲にエアーを流すための排気ファン65とを有することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
近年、電子写真方式による画像形成装置の普及にともない、画像の品質に対する要求に加え、画像出力の高速化に対する要求が高まっている。特に、カラー画像形成装置は駆動部の増加やそれに伴う電源サイズの増大等が必要であり、定着器においてもトナーを混色させてから転写材にトナーを定着しなければならず、定着部では発熱量が増大してしまう。
従来、定着部での熱が画像形成部へ伝わらないような構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、定着部と画像形成部との間に明確な仕切りを設けた上で、2つのエアーフローを設けている。その一つは、像担持体の長手方向と直交する方向で、かつ定着部へ向けたエアーフローであり、もう一つは定着部の長手方向にエアーを流すエアーフローである。この仕切りとエアーの流れによって、定着部の熱が画像形成部へ伝わりにくい構成を実現している。
また、従来の対応としては像担持体と定着器との距離を可能な限り離した設計を行ったり、定着器や電源などの発熱源に対して、その周囲に断熱材、断熱層を設けたり、画像形成部に熱が伝達し難くするなどの工夫がされていた。
また、画像形成装置のシャーシを分割し、画像を形成する部分をなす第一のシャーシと、定着専用の第二のシャーシとに分離する構成も紹介されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、画像出力の高速化により、従来技術で画像形成部の温度上昇を抑制することが難しくなってきている。特に、タンデム型のカラー画像形成装置は、その内部に複数の像担持体ユニット(プロセスカートリッジ)が配置されており、像担持体ユニットから発生する熱も無視できない状況になっている。その理由は、像担持体ユニット内には、現像ローラやクリーニングブレードと接した状態で像担持体が高速回転しており、また現像ブレードが接した状態で現像ローラが高速回転しており、その接触部では摩擦による多大な熱が発生しているからである。
従来の画像形成装置では、定着部からの熱が、いかに像担持体や画像形成部へ伝わらないように熱設計を行うかが課題であった。しかし、これからは、積極的に画像形成部から発生した熱を排熱する必要性がでてきている。
更に、連続して両面画像形成を行った場合においては、一度、片面画像形成を行い、温度の高い定着器を通過した転写材が、高い熱を持った状態で再度画像形成部を通過すると、像担持体や画像形成部等の温度が上昇することもある。
そこで、両面連続画像形成時の対応として、紙間距離を長く設定することで連続画像形成における単位時間あたりの画像形成枚数を減らし、機内温度上昇を抑えることが行われていた。また、温度上昇が発生した場合、機内の像担持体近傍温度を温度センサ等で検知し、適正温度に下がるまで画像形成を行わないようなことが行われていた。
以上のように、高速化が進むタンデム型カラー画像形成装置は、画像形成部をはじめとして装置本体内の温度上昇に対して、様々な観点まで配慮した上で熱設計を行う必要があった。
特開2004−233452号公報 特開2005−292564号公報
近年、画像形成装置は小型化、高速出力化が進み、画像形成部と熱源とのクリアランスを充分に確保することや、スループット(単位時間あたりの画像形成速度)を低下させることができなくなってきた。そのため、画像形成部の温度が許容温度を超えてしまい、トナー容器内でのトナー固着や温度上昇により像担持体に安定して画像形成を行うことや像担持体上に形成されたトナー像を転写材に確実に転写することができない状況があった。また、タンデム型カラー画像形成装置では、像担持体に沿うように配置された転写ベルト部の温度が上昇し、転写ベルトを駆動するローラ径やベルト厚の変化によりベルト表面の走行速度が不安定になり各色間の色ズレが発生することがあった。
近年、カラー画像形成装置は、図8(a)の構成よりも、図8(b)に示すような、紙搬送方向と像担持体ユニットの着脱方向が交差する装置構成(便宜上、サイドオリエンテッド構成と称す)の装置が主流になりつつある。この構成において、熱の課題を解決するための最適な冷却手段、エアーフローの設定が必要となってきている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像形成装置における温度上昇を効果的に抑制することである。
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、
像担持体と、
前記像担持体を駆動するための駆動源と、
前記駆動源の駆動力を前記像担持体へ伝達するための駆動伝達手段と、前記駆動伝達手段を支持する駆動伝達手段支持部材と、
前記像担持体の長手方向の端部近傍で且つ前記像担持体と前記駆動伝達手段との間に配置されるフレームとを有する画像形成装置において、
前記駆動伝達手段支持部材と前記フレームとを結合することによって箱形状を形成し、
前記フレームに設けられた少なくとも一つ以上の第一開口部と、前記駆動伝達手段支持部材に設けられた第二開口部と、前記第二開口部に連結され前記像担持体の周囲にエアーを流すための吸引手段とを有することを特徴とする。
本発明は、上述の如き構成を有するので、画像形成装置における温度上昇を効果的に抑制することが出来る。
〔第1実施形態〕
本実施形態について図面により詳しく説明する。
[画像形成装置の全体構成]
まず、画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概要説明する。図1は画像形成装置の一態様であるカラーレーザープリンタ100の全体構成を示す縦断面図である。
図1に示すカラーレーザープリンタ100は、像担持体である4個の感光体ドラム1a、1b、1c、1dを有する(以下、a〜dの添字を適宜省略して説明する)。それぞれの感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、帯電手段2、露光手段3、現像手段としての現像ユニット4、一次転写ローラ12、クリーニング手段としてのドラムクリーニングブレード8が配設される。
ここで、帯電手段2(2a、2b、2c、2d)は、感光体ドラム1表面を均一に帯電する。露光手段3は、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1上の静電潜像を形成する。現像ユニット4(4a、4b、4c、4d)は、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する。中間転写ユニット13は、一次転写ローラ12(12a、12b、12c、12d)を用いて感光体ドラム1上のトナー像を中間転写ベルト13Aに転写する。ドラムクリーニングブレード8(8a、8b、8c、8d)は、転写後の感光体ドラム1表面に残った転写後トナーを除去する。
本実施形態では、感光体ドラム1の他、帯電手段2、現像ユニット4及びドラムクリーニングブレード8とが一体的にカートリッジ化して、プロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)を形成する。プロセスカートリッジ7は、カラーレーザープリンタ100に着脱可能に構成される。
これら4個のプロセスカートリッジ7は同一構造であるが、異なる色のトナーによる画像を形成する点で相違する。それぞれ、a、b、c、dの添字に対応して、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)を形成する。プロセスカートリッジ7は、現像ユニット4と、クリーナユニット5(5a、5b、5c、5d)によって構成される。
このうち、現像ユニット4は、現像ローラ24(24a、24b、24c、24d)と、現像剤塗布ローラ25(25a、25b、25c、25d)及びトナー容器を有する。一方、クリーナユニット5は、感光体ドラム1、帯電手段2、ドラムクリーニングブレード8及び、廃トナー容器を有する。
感光体ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC)を塗布して構成したものである。その両端部をフランジによって回転自在に支持されており、一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達する。これにより、図1の矢印に示す時計回り方向に回転駆動される。
帯電手段2は、ローラ状に形成された導電性ローラで、このローラを感光体ドラム1表面に当接させる。これとともに、不図示の電源によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させる。
露光手段3は、プロセスカートリッジ7の鉛直下方に配置され、感光体ドラム1に対して画像信号に基づく露光を行う。
現像ユニット4は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のトナーを収納したトナー収納部がある。また、感光体表面に隣接し、不図示の駆動部により回転駆動されると共に、図示しない現像バイアス電源により現像バイアス電圧を印加することにより現像を行う現像ローラ等を有する。
上述の構成により、それぞれの感光体ドラム1上には、帯電手段2によって所定の負極性の電位に帯電された後、露光手段3によって静電潜像が形成される。この静電潜像は現像ユニット4によって反転現像されて負極性のトナーが付着され、それぞれY、M、C、Bkの色のトナー像が形成される。
中間転写ユニット13は、中間転写ベルト13Aが駆動ローラ13B、テンションローラ13Cに張架されており、テンションローラ13Cが矢印E方向に張力をかける。また、各感光体ドラム1に対向して、中間転写ベルト13Aの内側に一次転写ローラ12が配設され、不図示のバイアス印加手段により転写バイアスを印加する構成となる。
中間転写ベルト13Aが矢印F方向に回転され、さらに一次転写ローラ12に正極性のバイアスを印加すると、順次、感光体ドラム1a上のトナー像から感光体ドラム1dのトナー像までが、中間転写ベルト13A上に一次転写される。そして、4色のトナー像が重なった状態で二次転写部15まで搬送される。
給送装置10は、シートSを収納する給送カセット11内からシートSを給送する給送ローラ9と、給送されたシートSを搬送する搬送ローラ対10Aとを有している。
給送カセット11は、図1中本体手前方向へ引き抜くことができるよう構成されており、ユーザーは給送カセット11を引き抜き、装置本体から取り外した後、シートSをセットし、装置本体へ挿入することでシート補給が完了する。
給送カセット11に収納されたシートSは、給送ローラ9に圧接され、分離パッド23によって一枚ずつ分離され(摩擦片分離方式)搬送される。
そして、給送装置10から搬送されたシートSはレジストローラ対17によって二次転写部15に搬送される。
二次転写部15において、二次転写ローラ16に正極性のバイアスを印加することにより、搬送されたシートSに、中間転写ベルト13A上の4色のトナー像を二次転写する。
定着手段である定着部14は、転写材上に形成した画像に熱及び圧力を加えて定着させるものである。定着部14は、円筒状の定着ベルト14Aと、弾性加圧ローラ14Bと、定着ベルト14Aにヒータ等の発熱手段を接着したベルトガイド部材14Cとを有する。弾性加圧ローラ14Bは、定着ベルト14Aを挟み、ベルトガイド部材14Cと所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成する。
加圧ローラ14Bが不図示の駆動手段により回転駆動され、それに伴って円筒状の定着ベルト14Aが回転し、不図示の内部ヒータにより定着ベルト14Aは加熱される。
定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がって温調された状態において、画像形成部から搬送された未定着トナー画像が形成されたシートSが定着ニップ部Nの定着ベルト14Aと加圧ローラ14Bとの間に導入される。シートSの画像面が上向き、即ち定着ベルト面に対向して導入されると、定着ニップ部NにおいてシートSの画像面が定着ベルト14Aの外面に密着しつつ定着ニップ部Nを挟持搬送される。
この定着ニップ部Nを定着ベルト14Aと一緒にシートSが挟持搬送されていく過程において、定着ベルト14A内のヒータ熱で加熱され、転写材S上の未定着トナー画像が加熱定着される。定着されたシートSは排出ローラ対20によって排出トレイに排出される。
一方、トナー像転写後に、感光体ドラム1表面に残ったトナーは、クリーニングブレード8によって除去される。また、除去されたトナーはクリーナユニット5内の廃トナー容器に回収される。
また、シートSへの二次転写後に中間転写ベルト13A上に残ったトナーは、転写ベルトクリーニング装置18によって除去される。除去されたトナーは、廃トナー搬送路(不図示)を通過し、装置奥面部に配置された廃トナー回収容器(不図示)へと回収される。
[プロセスカートリッジの着脱構成]
次に、タンデム型カラー画像形成装置におけるプロセスカートリッジ7の着脱構成について、詳細に説明する。図2及び図3はプロセスカートリッジ7の着脱構成や給送カセット11の着脱構成を示す斜視図である。
タンデム型カラー画像形成装置においては、給送カセット11へのシートの補給及びプロセスカートリッジ7の着脱及び、プリントされたシートSの回収は、装置正面側から操作可能である。また、プロセスカートリッジの着脱は、ドラム軸方向で且つ装置正面側に着脱可能な構成となっている。本実施形態の着脱構成は、カラー画像形成装置で主流の一つであるサイドオリエンテッド構成である。
この着脱構成において、ユーザーがプロセスカートリッジ7を装着する際、図2及び図3のように装置正面の開閉ドア40を開ける。そして、プロセスカートリッジ7に一体的に形成された挿入リブ22(22a、22b、22c、22d)を、画像形成装置本体に配置された挿入ガイド21(21a、21b、21c、21d)に沿わせて挿入する。これにより、プロセスカートリッジ7を画像形成装置本体の所定の位置へ容易に装着することができる。
プロセスカートリッジ7が画像形成装置に位置決めされる際には、プロセスカートリッジ7に配置された不図示のボスが、装置本体の不図示の穴に嵌まり込む。これにより、プロセスカートリッジ7は装置本体に対して位置決めされる。その状態において前記挿入リブ22と挿入ガイド21は接触しない状態となる。
[プロセスカートリッジの冷却方法]
次に、プロセスカートリッジ7の冷却方法について、図3及び図4を用いて説明する。図4は本実施形態に係るプロセスカートリッジ7の冷却手段や冷却風路を示した断面図である。
プロセスカートリッジ7からは多大な熱が発生する。すると、転写不良や色ずれ等の画像不良の原因となる。本実施形態では、プロセスカートリッジ7より発生した熱を積極的に冷却するため、画像形成装置正面側(後述する側板60と対向する側)に送風ファン(送風手段)41が配置される。
送風ファン41からプロセスカートリッジ7の感光体ドラム軸方向(プロセスカートリッジ7の長手方向)にエアーを流すため、送風ファン41に連結するようにダクト42を配置する。送風ファン41より送風するエアーでプロセスカートリッジ7内部を効果的に冷却するよう、送風ファン41は画像形成装置本体の壁面に配置する。
この構成により、ダクト開口部43よりフレッシュエアー(冷たい風)をプロセスカートリッジ7内部へ送風することで、プロセスカートリッジ7の外壁や感光体ドラム1表面から熱を奪う。これにより排熱ができ、温度上昇を嫌うトナー、感光体ドラム1、現像ローラ24やクリーニングブレード8を冷却することができる。
[プロセスカートリッジのエアーを排気する方法]
次に、プロセスカートリッジ7の内部を冷却したエアー(温められた風)を、機外へ排気する方法について、図5を用いて説明する。図5は画像形成装置の本体の内部構成を示す斜視図である。
プロセスカートリッジ7の内部を冷却したことで温められたエアーを、効率よく機外へ排気することは、画像形成装置を構成する部材を冷却するために重要である。一般的に温められたエアーは、直接ダクトを通過して、機外へ排気する構成としていた。しかし、本実施形態の着脱構成においては、プロセスカートリッジ7を冷却したエアーを機外へ排気する側(画像形成装置本体奥側)には、プロセスカートリッジ7を駆動する駆動ユニット66が配設される。更に駆動ユニット内部には不図示の駆動源からの駆動を伝達するための複数のギア(駆動伝達手段)が配設される。このため、温められたエアーを機外へ排気するためのエアーフローを形成するダクトを配置する空間がない。
そこで、本実施形態の着脱構成においては、以下のようなエアーフローを形成している。図6は画像形成装置内で温められたエアーを機外へ排気するエアーフローを示した断面図である。
図4に示す送風ファン41より送風されたエアーは、図5に示すような5つのダクト開口部43(43a、43b、43c、43d、43e)より各々のプロセスカートリッジ7が配置されるエリアへ送風され、プロセスカートリッジ7へ吹き付けられる。
図5及び図6に示すように、プロセスカートリッジ7又は感光体ドラム1の長手方向の端部近傍で且つプロセスカートリッジ7等と前記複数のギアとの間には、装置奥側の側板(フレーム)60がある。
側板60には、各々のプロセスカートリッジ7に対応した開口穴(第一開口部)61が設けられる。プロセスカートリッジ7へ吹き付けられたエアーは、プロセスカートリッジ7から熱を奪い、開口穴61より画像形成装置の奥側へ流れる。
また、プロセスカートリッジ7を駆動するための駆動ユニット66が、側板60の奥側(画像形成装置の後側)に配置される。駆動ユニット66は、駆動板金(駆動伝達手段支持部材)62と複数のギアとで構成され、駆動板金62は、複数のギアを支持するとともに、それらを覆うように配設される。この駆動板金62には風向の下流側に開口穴(第二開口部)63が設けられ、開口穴63に連結するようにダクト64が配置される。さらにダクト64の下流側には、排気ファン(吸引手段)65が配置される。
このように、駆動板金62を側板60に取り付けることによりBOX構造(箱形状)とし、更に駆動板金62に開口穴63を設ける。これにより、駆動ユニット66は、エアーフローを形成するようにダクト化される。そのため、プロセスカートリッジ7へ吹き付けられたエアーは、開口穴61より駆動ユニット66内へ引き込まれる。一方、排気ファン65で駆動ユニット66内のエアーを引き出すことにより、プロセスカートリッジ7で発生した熱を画像形成装置内に停滞させることなく、機外へ排出することができる。また、駆動ユニット66がダクト化されることにより、エアーフローを形成するダクトの簡素化を行うことができ、コストダウン及び小型化を行うことができる。
以上、本実施形態では、プロセスカートリッジエリアと駆動エリアを仕切る仕切り部材(側板)に開口穴を設け、加えて駆動ユニット66と側板60とを結合することで箱形状とする。更に、開口穴63を設け(ダクト化)、機外へ画像形成装置内部のエアーを積極的に排出するファンを設ける。これにより、プロセスカートリッジ7より発生した熱を効率よく、且つ低コストで機外へ排出することができる。
本実施形態は、画像形成装置正面側から送風ファンによってプロセスカートリッジを冷却する構成としたが、前記冷却手段は、送風ファンでも吸気ファンでもよく、また画像形成装置後方に配置してもよい。
尚、本実施形態の着脱構成のタンデム型カラー画像形成装置においては、プロセスカートリッジの着脱などの観点から、画像形成装置正面側に熱源を配置することは少ない一方、画像形成装置後方に電源や、駆動源となるモータなどの熱源が配置されることは多い。このため、本実施形態のように、画像形成装置正面側から送風ファンにより冷却することが効果的である。
以上のように、本実施形態によれば、専用のエアダクトを設けることなく、効率よく像担持体周辺にエアーフローを形成できるようになる。感光体ドラム1とギアとを連結するために、側板60には複数の開口穴61が開けられる。上記構成のように開口穴61を覆い隠すように駆動板金62を配置し、駆動板金62に開けられた開口穴63に積極的にエアーを流すことで、箱形状内の圧力が変化する。その結果、感光体ドラム1が配置されるエリアと箱形状内との間に圧力差が生じ、前述した複数の開口穴にバランスよくエアーを通すことができる。上記構成とすることで、効率よくエアーを流すことが可能になり、従来の課題であった転写不良、色ずれ等の画像不良を防止できるようになった。
また、感光体ドラム1を冷却するために、側板60を貫通して装置外エリアと感光体ドラム1が配置されるエリアを接続する専用のエアダクトが不要となった。これにより、空きスペースが生じ、装置の小型化が可能となった。
また、排気ファン65によって発生するエアーの流れは、感光体ドラム1長手方向であり、且つ側板60に設けられた開口穴61から開口穴63へ流れる。このため、熱を帯びたエアーを機内に循環することのないシンプルなエアーフローを構成する。つまり、発熱源の一つであるモータをエアーフロー下流側に配置することで、感光体ドラム1が熱を帯びたエアーにさらされることなく、排熱することができる。
また、駆動板金62及び側板60は、金属性のシート材で構成する。これにより、放熱板の効果が期待できる。つまり、熱伝導性の良い金属部材は、その部材内で温度が一定になろうとする傾向があるため、箱形状内のエアーは、効率よく金属性のシート材から熱を奪うことが可能になる。これによって、モータから発生される熱や、側板60が配置される装置内の広範囲なエリアの熱を効率よく、排熱できるようになった。
前述したエアーフローは、更に風量を増加させることが可能になる。つまり、送風ファン41を配置することによって、感光体ドラム1が配置されるエリアの圧力は増加する。前述した箱形状内の圧力との圧力差が増加し、その結果流れるエアーの量が増し、感光体ドラム1及びその周囲の画像形成部の冷却をさらに強力に行なうことができるようになった。
〔第2実施形態〕
図7を用いて第2実施形態を説明する。第1実施形態と同様の機能を有する部材には同一符号を付し、説明は省略する。図7はプロセスカートリッジ7を冷却するためのエアーフローを形成する、駆動ユニット66内の構成を示す斜視図である。
図7に示すように、駆動ユニット66内に送風されたエアー(プロセスカートリッジ7へ吹き付けられたエアー)を機外へ排気する送風ファン67が駆動ユニット66内に配置されている。また、送風ファン67は駆動ユニット66内のギアを動力源として動作する。
本構成において、駆動ユニット66外部に取付けられた駆動源69(モータ)により、駆動される複数のギアと送風ファン67を連結するようにタイミングベルト68が配置されており、駆動源69がギアを駆動することにより、送風ファン67は回転動作される。送風ファン67は、駆動源69により回転されると、駆動ユニット66内のエアーを機外へ排気するような構成となっている。
また、第1実施形態の図4で説明したように、画像形成装置本体側面に配置された送風ファン41から冷たい風をプロセスカートリッジ7の内部で送風するような構成となっている。
以上、本実施形態では、画像形成装置内部を冷却したことにより温められたエアーを効率よく機外へ排気するため、駆動ユニット66内部に駆動源69により回転される送風ファン67を配置する。これにより、画像形成装置本体サイズを小さく、且つコストをかけずに、プロセスカートリッジ7を冷却するエアーフローを形成することができる。また、同時に送風手段、吸引手段の配置の自由度が増す。更に、箱形状内へ配置することも可能であり、省スペース化も可能になる。さらに冷却のための電気部品を廃止できることで省電力化の効果も得られる。
本実施形態では、駆動ユニット66内部に駆動源69により回転される送風ファン67を配置しているが、駆動源69(モータ)に直接送風ファンを取り付け、駆動源69を動力源とし、開口穴63からエアーを機外へ排気する構成としてもよい。
カラーレーザープリンタの全体構成を示す縦断面図。 プロセスカートリッジの着脱構成や給送カセットの着脱構成を示した斜視図。 プロセスカートリッジの着脱構成や給送カセットの着脱構成を示した斜視図。 プロセスカートリッジの冷却手段や冷却風路を示した断面図。 画像形成装置の本体の内部構成を示す斜視図。 温められたエアーを機外へ排気するエアーフローを示した断面図。 第2実施形態の駆動ユニット内の構成を示す斜視図。 従来の画像形成装置の着脱構成を示す斜視図。
符号の説明
N…定着ニップ部、S…シート、1…感光体ドラム、2…帯電手段、3…露光手段、4…現像ユニット、5…クリーナユニット、7…プロセスカートリッジ、8…ドラムクリーニングブレード、9…給送ローラ、10…給送装置、10A…搬送ローラ対、11…給送カセット、12…一次転写ローラ、13…中間転写ユニット、13A…中間転写ベルト、13B…駆動ローラ、13C…テンションローラ、14…定着部、14A…定着ベルト、14B…弾性加圧ローラ、14C…ベルトガイド部材、15…二次転写部、16…二次転写ローラ、17…レジストローラ対、18…転写ベルトクリーニング装置、20…排出ローラ対、21…挿入ガイド、22…挿入リブ、23…分離パッド、24…現像ローラ、25…現像剤塗布ローラ、40…開閉ドア、41…送風ファン、42…ダクト、43…ダクト開口部、60…側板、61…開口穴、62…駆動板金、63…開口穴、64…ダクト、65…排気ファン、66…駆動ユニット、67…送風ファン、68…タイミングベルト、69…駆動源、100…カラーレーザープリンタ

Claims (5)

  1. 像担持体と、前記像担持体を駆動するための駆動源と、前記駆動源の駆動力を前記像担持体へ伝達するための駆動伝達手段と、前記駆動伝達手段を支持する駆動伝達手段支持部材と、前記像担持体の長手方向の端部近傍で且つ前記像担持体と前記駆動伝達手段との間に配置されるフレームとを有する画像形成装置において、
    前記駆動伝達手段支持部材と前記フレームとを結合することによって箱形状を形成し、
    前記フレームに設けられた少なくとも一つ以上の第一開口部と、前記駆動伝達手段支持部材に設けられた第二開口部と、前記第二開口部に連結され前記像担持体の周囲にエアーを流すための吸引手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記吸引手段によって発生するエアーの流れは、前記像担持体の長手方向であり且つ前記フレームに設けられた第一開口部から前記第二開口部へ流れることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 少なくとも前記駆動伝達手段支持部材、及び前記フレームは、金属性のシート材で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体は、帯電手段、現像手段、クリーニング手段とを一体的に構成したプロセスカートリッジとし、前記像担持体に対して前記フレームが配置される側の対向する側には、前記像担持体又は前記プロセスカートリッジに向けてエアーを送風する送風手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記吸引手段は、前記駆動源又は前記駆動伝達手段を動力源として動作することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
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