JP5100173B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置本体の外部から取り入れた空気を装置本体の内部に送り込むことで、装置本体の内部に設けられる複数の部材を冷却する軸流ファンを有する画像形成装置に関する。
従来より、装置本体外部から装置本体内部へ空気を送り込み、装置本体内部の複数の発熱体を冷却する送風手段を設けた画像形成装置が提案されている。
図9に、従来例に係る画像形成装置の概略構成を示す(特許文献1)。図9に示す従来例に係る画像形成装置においては、送風手段として軸流ファン36が装置本体の側面の内側近傍に設けられる構成である。
このように軸流ファン36を設けることで、装置本体内部の複数の発熱体を均一に冷却し、安定した画像形成動作を実現することが可能になる。
特開2002−72831号公報
しかしながら、上記従来例に係る画像形成装置においては、軸流ファン36と装置本体の外観面との間にスペースが生じる。特許文献1に係る画像形成装置においては、軸流ファン36を装置本体の外観面に対して傾斜させて設ける構成であるので、装置本体の角部にスペースが生じる。
装置本体内部にスペースが生じると、その部分の剛度が低下し、装置本体全体の剛度を確保することが困難になる。また、図5に示すように、近年では小型の画像形成装置においてもその上面に画像読取装置51を設置する場合がある。このような場合は、特に装置本体の剛度を一定以上に確保する必要がある。
一方で、剛度の低下を防ぐための支持部材等をスペース内に設けると、軸流ファン36によって外部から取り入れられる空気の流れを邪魔することになるので、装置本体内部に設けられた発熱体を均一に冷却することが困難になる。
すなわち、従来例に係る画像形成装置では、装置本体の剛度を確保しつつ、装置本体内部の発熱体を効果的に冷却することが困難であった。
本発明は、上記現状を鑑みてなされたものであり、軸流ファンを用いて装置本体外部の空気を送り込むことで、装置本体内部の発熱体を効果的に冷却しつつ、装置本体の剛度を確保することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、装置本体の外観面に形成された開口部から装置本体外部の空気を取り入れ、取り入れられた空気を装置本体内部の発熱体に送り込んで前記発熱体を冷却する軸流ファンを備える画像形成装置において、前記軸流ファンは、装置本体の互いに隣り合う外観面で形成される角部の内側近傍であって、前記角部を形成する外観面に対して傾斜して設けられ、前記開口部が形成される外観面と前記軸流ファ
ンの間には、装置本体の枠体を支持する支持部材が設けられると共に、前記軸流ファンおよび前記支持部材を、前記軸流ファンの回転軸方向に直交する任意の平面に射影した場合に、前記支持部材の射影が前記軸流ファンの回転軸の射影の内側を通過するように前記支持部材が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、軸流ファンを用いて装置本体外部の空気を送り込むことで、装置本体内部の発熱体を効果的に冷却しつつ、装置本体の剛度を確保することが可能な画像形成装置を提供することが可能になる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1の実施の形態)
図1〜図4を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置について説明する。
[画像形成装置全体の構成]
図1に、第1の実施の形態に係る画像形成装置の一態様である、カラーレーザープリンタ100の概略構成を示す。
図1に示すカラーレーザープリンタ100には、像担持体として4個の感光体ドラム1(1a〜1d)が備えられる。また、各々の感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電手段2(2a〜2d)と、画像情報に基づいてレーザービームを照射して感光体ドラム1上に静電潜像を形成する露光手段3と、が配置される。
さらに、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像ユニット4(4a〜4d)、感光体ドラム1上のトナー像を中間転写ベルト12eに転写させる転写手段12(12a〜12d)が備えられる。なお、転写後の感光体ドラム1の表面に残った残トナーは、クリーニング手段8(8a〜8d)によって除去される。
第1の実施の形態では、感光体ドラム1(1a〜1d)と、帯電手段2(2a〜2d)、現像手段4(4a〜4d)およびクリーニング手段8(8a〜8d)を、プロセスカートリッジ7(7a〜7d)として一体的にカートリッジ化する構成とした。また、プロセスカートリッジ7は装置本体から着脱可能な構成とした。
これら4個のプロセスカートリッジ7(7a〜7d)は、同一構造であるが、異なる色、すなわち、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(Bk)のトナーによって画像を形成する点で相違する。
また、プロセスカートリッジ7(7a〜7d)は、現像ユニット4(4a〜4d)と、クリーナユニット5(5a〜5d)によって構成されている。
このうち現像ユニット4(4a〜4d)は、現像ローラ24(24a〜24d)と、トナー塗布ローラ25(25a〜25d)、及びトナー容器を有している。トナー塗布ローラ25は、トナー容器内に収納されるトナーを現像ローラ24の表面に供給するためのものである。
一方、クリーナユニット5(5a〜5d)は、像担持体である感光体ドラム1(1a〜
1d)と、帯電ローラ2(2a〜2d)と、ドラムクリーニングブレード8(8a〜8d)と、廃トナー容器を有している。
像担持体としての感光体ドラム1(1a〜1d)は、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC)を塗布して構成されたものである。また、その両端部をフランジによって回転自在に支持されており、一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達することにより、図1の矢印に示す向きに回転駆動される。
帯電手段2(2a〜2d)は、ローラ状に形成された導電性ローラで、このローラを感光体ドラム1(1a〜1d)表面に当接させるとともに、不図示の電源によって帯電バイアス電圧を印加して、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
露光手段3は、プロセスカートリッジ7(7a〜7d)の下方に配置され、画像信号に基づいて、感光ドラム1(1a〜1d)の表面を露光し、静電潜像を形成する。
現像ユニット4(4a〜4d)は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のトナーを収納したトナー収納部を備える。そして、感光体ドラム1表面に隣接し、現像バイアスが印加されて静電潜像にトナーを供給する現像ローラ24(24a〜24d)を有する。なお、現像ローラ24(24a〜24d)に対しては、現像ローラ24に当接して設けられるトナー塗布ローラ25がトナーを供給する。
[画像形成のプロセス]
以下、上記のように構成される画像形成装置によって、シート材に画像を形成するプロセスについて説明する。
画像形成開始の信号が入力されると、感光体ドラム1(1a〜1d)は、帯電ローラ2(2a〜2d)によって所定の負極性の電位に一様に帯電された後、露光手段3からレーザ光が照射され、各々の感光体ドラム1の表面上に静電潜像が形成される。
この静電潜像に対し、現像ユニット4(4a〜4d)から負極性のトナーが供給されることで静電潜像が反転現像され、各々の感光体ドラム1の上にY、M、C、BKのトナー像が形成される。
感光体ドラム1上に現像されたトナー像は、感光体ドラム1の回転に伴って搬送され、感光体ドラム1と中間転写ベルトユニット12との当接点において中間転写ベルト12eに転写される。なお、第1の実施の形態における中間転写ベルトユニット12は、中間転写ベルト12eが駆動ローラ12f、テンションローラ12gに張架されており、該テンションローラ12gが矢印E方向に張力をかける構成である。
また、各感光体ドラム1(1a〜1d)に対向して、中間転写ベルト12eの内側に一次転写ローラ12a〜12dが配設されており、不図示のバイアス印加手段によって、これらの1次転写ローラ12a〜12dが転写バイアスを印加される構成となっている。
感光ドラム1a上のトナー像から順次、中間転写ベルト12e上に一次転写され、中間転写ベルト12e上には4色のトナー像が重ねられて転写され、その状態で転写されたトナー像が二次転写部15まで搬送される。
一方、給送装置13は、シートSを収納する給送カセット11内からシートSを給送する給送ローラ9と、給送されたシートSを搬送する搬送ローラ対10とを有している。ま
た、給送カセット11は図1の手前方向へ引き抜くことができるよう、装置本体に対して着脱可能に構成されている。すなわち、ユーザーは給送カセット11を引き抜き、装置本体から取り外した後、シートSをセットし装置本体へ挿入することでシート補給が完了する。
給送カセット11に収納されたシートSは、その最上位に位置するシートSが給送ローラ9に圧接されて給送され、さらに分離パッド23によって一枚ずつ分離され(摩擦片分離方式)搬送される。
そして、給送装置13から搬送されたシートSは、レジストローラ対17によって二次転写部15に搬送される。
二次転写部15において、二次転写ローラ16に正極性のバイアスを印加することにより、搬送されたシートSに中間転写ベルト12e上の4色のトナー像が二次転写される。
トナー像が二次転写されたシートSは、定着手段としての定着部14へ搬送される。定着部14は、シートS上に転写された画像に熱及び圧力を加え、トナー像を永久定着させるものである。
なお、定着装置14には円筒状の定着ベルト14aが備えられており、定着ベルト14aは、ヒータ等の発熱手段を接着したベルトガイド部材14cにガイドされている。また、定着装置は弾性加圧ローラ14bを備えており、定着ベルト14aを挟みベルトガイド部材14cと所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成している。
弾性加圧ローラ14bが不図示の駆動手段により回転駆動され、それに伴って円筒状の定着ベルト14aが回転し、不図示の内部ヒータから熱が付与されることにより定着ベルト14aは加熱される。
定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がって温調された状態において、2次転写部15から搬送されたシートSが、定着ベルト14aと加圧ローラ14bが圧接する定着ニップ部Nに搬送される。この際、画像が転写された面が定着ベルト14aに対向して導入される。
そして、定着ニップ部Nを定着ベルト14aと一緒にシートSが挟持搬送されていく過程において定着ベルト14aからシートS上の未定着トナー画像に熱が付与され、シートS上に画像が加熱定着される。定着されたシートSは排出ローラ対20によって排出トレイ21に排出される。
また、シートSを定着した後に排出せず、両面印字するための経路18に搬送し、両面印字することもできる。
一方、トナー像を中間転写ベルト12eに一次転写後に、感光ドラム1(1a〜1d)表面に残ったトナーは、クリーニングブレード8(8a〜8d)によって除去され、除去されたトナーはクリーナユニット5(5a〜5d)内の廃トナー容器に回収される。
また、シートSへの二次転写後に中間転写ベルト12e上に残ったトナーは、転写ベルトクリーニング装置22によって除去され、除去されたトナーは、廃トナー搬送路(不図示)を通過し、装置奥面部に配置された廃トナー回収容器(不図示)へと回収される。
しかしながら上記のように構成される画像形成装置において、安定した画像形成動作を
維持するためには、装置本体内部の発熱体を一定温度以下に冷却する必要がある。
例えば上記で説明したように、第1の実施の形態に係る画像形成装置においては、シートSに画像を転写し、定着装置14において定着した後に、さらに両面印字を施す場合には、シートSを両面印字するための経路18に搬送する必要がある。
しかしながら、1面目に画像が定着されたシートSは、定着装置14において付与された熱によって高温になっているため、高温状態のまま両面印字のための経路18に搬送されてしまう。
そして、経路18を高温状態で搬送される過程で、シートSからプロセスカートリッジ7等のユニットへ熱が伝達してしまう。一般的にプロセスカートリッジ7は、温度が一定値以上になってしまうとプロセスカートリッジ7に収容されるトナーの品質が低下してしまうので、高温状態では安定した画像形成動作を維持することが困難になる。
すなわち、安定した画像形成動作を維持するためには、高温状態のシートS(発熱体)からプロセスカートリッジ7等のユニットに熱が伝達しないために、1面目の画像が定着されたシートSを経路18の入口付近で冷却する必要がある。
また、装置本体内部は、装置本体内部に設けられる複数のユニットの駆動源として、電装ユニット31が備えられる(図2)。装置本体の駆動時には、電装ユニット31が各ユニットを駆動することで画像形成動作が行われる構成である。
しかしながら装置本体駆動時には、電装ユニット31も発熱する。そして電装ユニット31から生じた熱が、プロセスカートリッジ7などの各ユニットに伝達し、それらのユニットの動作不良につながるおそれがある。さらには、電装ユニット31自体に誤作動が生じることも考えられる。
すなわち、安定した画像形成動作を維持するためには、電装ユニット31(発熱体)を一定の温度以下に保つために、電装ユニット31を冷却する必要がある。
第1の実施の形態では、定着装置14から付与された熱によって高温状態にあるシートS、及び電装ユニット31を冷却するために、装置本体外部から装置本体内部へ空気を送り込んでこれらの発熱体を冷却するための軸流ファン36を設ける構成とした。
[軸流ファンと支持部材の配置]
以下、図2〜図4を参照して第1の実施の形態における軸流ファン36と支持部材41の配置について説明する。
図4は第1の実施の形態に係る画像形成装置を上面から見た概略構成図である。
図4に示すように第1の実施の形態における軸流ファン36は、装置本体の外観面で形成される角部の内側近傍であって、装置本体の外観面に傾斜して設ける構成とした。さらに軸流ファン36が対向する外観面には、装置本体外部からの空気を取り入れるためのルーバー34(開口部)を設けた。なお、第1の実施の形態においては、ルーバー34を2つ設ける構成としたが、ルーバー34の数はこれらに限られるものではない。
また、軸流ファン36によって装置本体内部へ送り込まれた空気を、電装ユニット31、両面印字用の経路18の入り口付近に確実に送り込むためのダクト35を設ける構成とした。ダクト35を軸流ファン36の近傍に設けることで、冷却を必要とする部分に効果
的に空気を送り込むことができる。
このように、軸流ファン36を装置本体の外観面に対して傾斜して設け、さらにダクト35を図4のように設けることで、ダクト35の部分で空気の分岐が滑らかに行われ、送風効率の向上を図ることが可能になる。送風効率の向上に伴い、電装ユニット31、シートSの冷却効率の向上、さらには風切りノイズの低減を達成することが可能になる。
しかしながら図4に示すように、第1の実施の形態においては、軸流ファン36とルーバー34の間の角部にスペースが生じる。そして、角部にスペースが生じると、その部分の剛度が低下し、装置本体全体の剛度を確保することが困難になる。
しかしながら第1の実施の形態においては、装置本体の枠体としての上面(上ステイ)と下面(底板)を支持する支持部材41を該スペース内に設ける構成とした。この構成によれば、スペースの存在によって剛度が低下した部分に支持部材41を設けることで、装置本体全体の剛度を確保することが可能になる。
図2に、第1の実施の形態に係る画像形成装置から外観面を除いた場合の、装置本体の斜視図を示す。なお図2は、装置本体に形成される4つの角部のうち、軸流ファン(図2では不図示)36が設けられる角部の側から装置本体を見た場合の斜視図である。
図2に示すように、第1の実施の形態に係る画像形成装置を構成する枠体は、装置本体の上面をなす上ステイ29と装置本体の下面をなす底板30と、前側板26と、後側板27と、前側板26と後側板27との間に設けられるメインステイ28と、を備える。
そして、上ステイ29と底板30に両端を固定され、装置本体の後端部で上ステイ29を支える支持部材として、支柱41,42が設けられる。なお、不図示の軸流ファン36は、図2の支柱41の内側近傍に設けられる。
このように、軸流ファン36を設けることで生じたスペースに、枠体を支持する支持部材としての支柱41を設けることで、角部のスペースが生じる部分の剛度の低下を防ぐことが可能になる。
図3は、図2と同じ方向から装置本体を見た場合の画像形成装置本体の斜視図である。
図3に示すように、第1の実施の形態に係る画像形成装置においては、軸流ファン36が設けられる角部をなす外観面32、33にルーバー34(開口部)を形成することで、装置本体外部からの軸流ファン36の空気の取り込みを確保する構成である。
このように、第1の実施の形態に係る画像形成装置においては、軸流ファン36を設けることで生じたスペースに支柱41(支持部材)を設けることで、装置本体の剛度の低下を抑えることを可能とした。
しかしながら、軸流ファン36と、ルーバー34が形成される外観面の間のスペースに支柱41などの構造物があると、装置本体外部から装置本体内部への空気の流れを邪魔することが考えられる。空気の流れが支柱41によって邪魔されると、装置本体内部を効率的に冷却することが困難になり、結果として安定した画像形成動作を保つことが困難になる。
第1の実施の形態においては、スペースに支持部材としての支柱41を設けるとともに、軸流ファン36の回転軸方向から軸流ファン36及び支柱41を見た場合に、軸流ファ
ン36の回転軸と支柱41が重なる構成とした。
すなわち、軸流ファン36および支柱41を、軸流ファン36の回転軸方向に直交する任意の平面に射影した場合に、支柱41の射影が軸流ファン36の回転軸の射影の内側を通過するように支柱41を設ける構成とした。
図6に軸流ファン36の回転軸方向から見たときの、軸流ファン36と支柱41の位置関係を表す概略図を示す。図6に示すように第1の実施の形態における軸流ファン36は、回転軸の周囲に設けられた羽根部36aと、枠体36cとを有する。また、回転軸には、その先端に円筒部36bが形成される。
第1の実施の形態においては、支柱41の射影が軸流ファン36の回転軸の射影の内側を通過する構成とすることで、軸流ファン36に取り入れられる空気の流れが支柱41に邪魔されることを可能な限り低減させることができる。
すなわち第1の実施の形態における軸流ファン36によれば、ルーバー34(図3)から取り入れられた空気は、羽根部36aの回転領域から取り入れられて装置本体内部へ送り込まれる。
そこで図6に示すように、支柱41を回転軸(円筒部36b)の内側を通過するようにし、可能な限り羽根部36bの回転領域と支柱41が重ならないようにすることで、支柱41が空気の流れを邪魔しない構成とした。
以上説明したように、第1の実施の形態においては、軸流ファン36とルーバー34が形成される外観面の間のスペースに支持部材としての支柱41を設けることで、装置本体の剛度を確保する構成とした。
さらに、軸流ファン36および支柱41を、軸流ファン36の回転軸方向に直交する任意の平面に射影した場合に、支柱41の射影が軸流ファン36の回転軸の射影の内側を通過するように支柱41が設ける構成とした。よって、支柱41がルーバー34から取り入れられる空気の流れを邪魔することを可能な限り低減させることが可能になった。
また、第1の実施の形態では、装置本体の剛度が確保される範囲内で、支柱41の幅をさらに狭くすることも可能である。そのような構成とすることで、軸流ファン36の羽根部36aの回転領域と支柱41が重なる部分が減少するので、送風効率の向上を図ることが可能になる。よってより効果的に装置本体内部の発熱体を冷却することが可能になる。
また、第1の実施の形態によれば、支柱41が空気の流れを邪魔することを可能な限り低減させる構成であるので、装置本体外部から取り入れられた空気が支柱41と衝突することで生じる風切りノイズ等の騒音を低減させることが可能になる。
また、第1の実施の形態においては、装置本体内部に設けられた電装ユニット31、及び両面印字のための経路18に搬送される高熱状態のシートSに、外部から空気を送り込み、冷却するものとして説明した。しかしながら、本発明における軸流ファン36が空気を送る発熱体はこれらに限られるものではない。これらのユニット以外の発熱体を冷却対象として送風する構成であってもよい。
また、図4に示すように第1の実施の形態における軸流ファン36は、装置本体の外観面で形成される角部の内側近傍であって、装置本体の外観面に傾斜して設ける構成とした。しかしながら、本発明の軸流ファン36の配置はこれに限られるものではない。すなわ
ち、軸流ファン36と外観面の間にスペースが生じる構成であれば、軸流ファン36の配置箇所に関わらず、本発明を適用することが可能である。
以上より、第1の実施の形態によれば、軸流ファン36を用いて装置本体外部の空気を送り込むことで、装置本体内部の発熱体を効果的に冷却しつつ、装置本体の剛度を確保することが可能な画像形成装置を提供することが可能になる。
(第2の実施の形態)
以下、図7、8を参照して、第2の実施の形態に係る画像形成装置について説明する。なお、[画像形成装置全体の構成]、[画像形成のプロセス]、[軸流ファンと支持部材の配置]は、第1の実施の形態と異なるものではないのでその説明は省略し、ここでは支持部材の構成についてのみ説明を行う。
図7に示すように第2の実施の形態においては、支持部材としての支柱41に、スリット部41aを形成したことを特徴とする。
この構成によれば、支柱41によって装置本体の剛度を確保しつつ、装置本体外部から取り入れられた空気が支柱41のスリット部41aを通過することで、さらに送風効率の向上を図ることが可能になる。
図8に、第2の実施の形態に係る画像形成装置において、装置本体外部から装置本体内部へ取り入れられた空気の流れを模式的に示す。図8に示すように、第2の実施の形態においては、装置本体外部から取り入れたれた空気が支柱41のスリット41aを通過することができるので、支柱41の設置によって、空気の流れを邪魔することを可能な限り低減させることができる。
また、装置本体の剛度が保たれる範囲で、スリット部41aの大きさ、形状を変更することが可能である。
また、第2の実施の形態によれば、支柱41が空気の流れを邪魔することを抑える構成であるので、装置本体外部から取り入れられた空気が支柱41と衝突することで生じる風切りノイズ等の騒音を低減させることが可能になる。
以上より、第2の実施の形態によれば、軸流ファン36を用いて装置本体外部の空気を送り込むことで、装置本体内部の発熱体を効果的に冷却しつつ、装置本体の剛度を確保することが可能な画像形成装置を提供することが可能になる。
第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図 第1の実施の形態に係る画像形成装置の斜視図(外観面を除いた場合) 第1の実施の形態に係る画像形成装置の斜視図 第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図(上面から見た場合) 従来例に係る画像読取装置を備える画像形成装置 第1の実施の形態における軸流ファンと支持部材の位置関係 第2の実施の形態における軸流ファンと支持部材の位置関係 第2の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図(上面から見た場合) 従来例に係る画像形成装置の概略構成図
符号の説明
1 感光体ドラム
2 帯電手段
3 露光手段
4 現像ユニット
5 クリーナユニット
7 プロセスカートリッジ
12 中間転写ベルトユニット
13 給送装置
14 定着装置
15 二次転写部
31 電装ユニット
32 側面部(装置本体右側)
33 側面部(装置本体背面側)
34 ルーバー
36 軸流ファン
36b円筒部
41 支柱
41aスリット部

Claims (3)

  1. 装置本体の外観面に形成された開口部から装置本体外部の空気を取り入れ、取り入れられた空気を装置本体内部の発熱体に送り込んで前記発熱体を冷却する軸流ファンを備える画像形成装置において、
    前記軸流ファンは、装置本体の互いに隣り合う外観面で形成される角部の内側近傍であって、前記角部を形成する外観面に対して傾斜して設けられ、
    前記開口部が形成される外観面と前記軸流ファンの間には、
    装置本体の枠体を支持する支持部材が設けられると共に、
    前記軸流ファンおよび前記支持部材を、前記軸流ファンの回転軸方向に直交する任意の平面に射影した場合に、
    前記支持部材の射影が前記軸流ファンの回転軸の射影の内側を通過するように前記支持部材が設けられることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記支持部材には、
    スリット部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記枠体は前記支持部材の上方に配置される板状の部材を備え、前記支持部材は前記板状の部材を支持することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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