JP7003498B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置においては、定着装置の熱が像保持体等に対して影響するのを抑制する技術として、特許文献1に開示されたものが既に提案されている。
特許文献1は、トナー像を保持する像保持体と、前記像保持体を露光する露光部と、前記像保持体に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写部と、前記記録媒体に前記トナー像を加熱させる加熱回転体と、前記加熱回転体に前記記録媒体を加圧する加圧回転体とで前記記録媒体に前記トナー像を定着させる定着部と、前記像保持体と前記定着部との間から吸気した空気を案内する案内部と、前記案内部で案内された空気を外部に排出する排出部と、前記排出部に接続され、前記案内部で案内される空気を、前記排出部を通して排出させるように空気流を発生させる気流発生手段と、を備え、前記案内部が案内する空気を吸気する吸気口は前記加熱回転体の軸方向に延びて設けられ、前記案内部の内部には、前記案内部の内部を2個以上の空気流路に仕切る仕切り部材が設けられたものである。
特開2012-68488号公報
この発明の目的は、加熱定着後の記録媒体を搬送する第1搬送路と現像剤容器間に配置され、現像剤容器と第1搬送路と方向が異なる第2搬送路間の空間を介して外気を取り入れ第1搬送路へ向け送風する送風手段を備えない場合に比較して、現像剤を収容した現像剤容器が加熱された定着装置や加熱定着後の記録媒体を搬送する搬送路に近接して配置された場合であっても、現像剤容器に収容された現像剤が熱的に影響を受けることを抑制することにある。
請求項1に記載された発明は、加熱定着後の記録媒体を搬送する第1搬送路と、
前記第1搬送路と方向が異なる搬送路であって、装置本体内の現像剤を収容した現像剤容器の外周に沿って前記記録媒体を搬送する第2搬送路と、
前記現像剤容器と前記第2搬送路との間を仕切る仕切部材と、
前記第1搬送路と前記現像剤容器間に配置され、前記現像剤容器と前記第2搬送路間の空間を介して外気を流し、前記第1搬送路へ向け送風する送風手段と、
を備え
前記仕切部材には、前記現像剤容器の周囲の空気を前記送風手段の送風により排出する通気口を設け、
前記現像剤容器は、長手方向に沿った一端部から現像剤を供給し、
前記通気口は、前記現像剤容器の長手方向に沿った供給側の幅が非供給側の幅より狭く設定されている画像形成装置である。
請求項2に記載された発明は、前記現像剤容器は、前記第2搬送路の前記記録媒体の搬送方向に沿って複数配置され、前記通気口は、複数の前記現像剤容器のうち、前記送風手段に最も近接した前記現像剤容器の上部に設けられる請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載された発明は、加熱定着後の記録媒体を搬送する第1搬送路と、
前記第1搬送路と方向が異なる搬送路であって、装置本体内の現像剤を収容した現像剤容器の外周に沿って前記記録媒体を搬送する第2搬送路と、
前記現像剤容器と前記第2搬送路との間を仕切る仕切部材と、
前記第1搬送路と前記現像剤容器間に配置され、前記現像剤容器と前記第2搬送路間の空間を介して外気を流し、前記第1搬送路へ向け送風する送風手段と、
を備え、
前記仕切部材には、前記現像剤容器の周囲の空気を当該仕切部材の前記第2搬送路側へ前記送風手段の送風により排出する通気口を設けた画像形成装置である。
請求項3に記載された発明は、前記現像剤容器は、前記第2搬送路の前記記録媒体の搬送方向に沿って複数配置され、前記通気口は、複数の前記現像剤容器に対応した位置にそれぞれ開口されている請求項1又は2に記載の画像形成装置である。
請求項1に記載された発明によれば、加熱定着後の記録媒体を搬送する第1搬送路と現像剤容器間に配置され、現像剤容器と第1搬送路と方向が異なる第2搬送路間の空間を介して外気を取り入れ第1搬送路へ向け送風する送風手段を備えない場合に比較して、現像剤を収容した現像剤容器が加熱された定着装置や加熱定着後の記録媒体を搬送する搬送路に近接して配置された場合であっても、現像剤容器に収容された現像剤が熱的に影響を受けることを抑制することができる。
また、請求項1に記載された発明によれば、現像剤容器の供給側から周囲に漏れた現像剤が通気口から排出されるのを低減することができる。
請求項4に記載された発明によれば、現像剤容器の周囲の温度が上昇するのを抑制することができる。
請求項2に記載された発明によれば、送風手段に最も近接した現像剤容器の上部に設けられる通気口から現像剤容器の周囲の空気を効率良く排出することができる。
請求項3に記載された発明によれば、複数の現像剤容器の周囲の空気を排出することができる。
この発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の作像装置を示す断面構成図である。 定着装置を示す断面構成図である。 カール矯正装置を示す断面構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の要部を示す斜視構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の要部を示す断面構成図である。 第2の用紙排出搬送路を示す斜視構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の要部を示す斜視構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の要部を示す斜視構成図である。 排気ダクトを示す一部破断の斜視構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の作用を示す断面構成図である。 この発明の実施の形態2に係る画像形成装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3に係る画像形成装置の要部を示す断面構成図である。 通気口の開口幅を示す斜視構成図である。 この発明の実施の形態4に係る画像形成装置の要部を示す断面構成図である。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[実施の形態1]
図1及び図2は、実施の形態1に係る画像形成装置を示すものである。図1は画像形成装置の全体の概要を示し、図2は画像形成装置における要部(作像装置など)を拡大して示している。
<画像形成装置の全体の構成>
実施の形態1に係る画像形成装置1は、例えば電子写真方式を採用したフルカラーの画像形成装置として構成されたものである。この画像形成装置1は、装置本体1aの上部に図示しない原稿を自動的に読取位置へと搬送する自動原稿搬送装置2と、原稿載置ガラス4上において図示しない原稿の画像を読み取る画像読取装置3を備える。
画像読取装置3は、自動原稿搬送装置2によって原稿載置ガラス4の読取位置を通過するよう搬送される図示しない原稿の画像、或いは原稿載置ガラス4上に載置される図示しない原稿の画像を光源6によって照明しつつ、原稿からの反射光像をフルレートミラー7a及びハーフレートミラー7bを介して結像レンズ8によって画像読取素子9上に結像することにより、図示しない原稿の画像を読み取るよう構成されている。
画像形成装置1は、現像剤を構成するトナーで現像されるトナー像を形成する画像形成部の一例としての複数の作像装置10と、各作像装置10で形成されたトナー像をそれぞれ保持して最終的に記録媒体の一例としての記録用紙5に二次転写する二次転写位置まで搬送する中間転写装置20と、中間転写装置20の二次転写位置に供給すべき所要の記録用紙5を収容して搬送する給紙装置30と、中間転写装置20で二次転写された記録用紙5上のトナー像を定着させる定着装置40と、定着装置40で定着処理が施された記録用紙5の湾曲(カール)を矯正する矯正手段の一例としてのカール矯正装置60等を備えている。なお、図中の一点鎖線は、画像形成装置1の内部において記録用紙5が搬送される主な搬送経路を示す。
作像装置10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナー像をそれぞれ専用に形成する4つの作像装置10Y,10M,10C,10Kで構成されている。これらの4つの作像装置10(Y,M,C,K)は、イエロー(Y)の作像装置10Yが装置本体1aの右側において相対的に上方に、ブラック(K)の作像装置10Kが装置本体1aの左側において相対的に下方に位置するよう傾斜した状態で配置されている。
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各作像装置10(Y,M,C,K)は、図1に示されるように、像保持体の一例としての回転する感光体ドラム11を備えており、この感光体ドラム11の周囲に、次のようなトナー像形成手段の一例としての各装置が主に配置されている。主な装置とは、感光体ドラム11の像形成が可能な周面(像保持面)を所要の電位に帯電させる帯電装置12と、感光体ドラム11の帯電された周面に画像の情報(信号)に基づく光を照射して電位差のある(各色用の)静電潜像を形成する静電潜像形成手段の一例としての露光装置13と、その静電潜像を対応する色(Y,M,C,K)の現像剤のトナーで現像してトナー像にする現像手段の一例としての現像装置14(Y,M,C,K)と、その各トナー像を中間転写装置20に転写する一次転写手段の一例としての一次転写装置15(Y,M,C,K)と、一次転写後における感光体ドラム11の像保持面に残留して付着するトナー等の付着物を取り除いて清掃するドラム清掃装置16(Y,M,C,K)等である。
感光体ドラム11は、接地処理される円筒状又は円柱状の基材の周面に感光材料からなる光導電性層(感光層)を有する像保持面を形成したものである。この感光体ドラム11は、図示しない駆動装置から動力が伝達されて矢印Aで示す方向に回転するよう支持されている。
帯電装置12は、感光体ドラム11に接触した状態で配置される接触型の帯電ロールで構成される。帯電装置12は、その表面を清掃する清掃ロール121を有している。帯電装置12には帯電用電圧が供給される。帯電用電圧としては、現像装置14が反転現像を行うものである場合、現像装置14から供給されるトナーの帯電極性と同じ極性の電圧又は電流が供給される。なお、帯電装置12としては、感光体ドラム11の表面に非接触状態で配置されるスコロトロン等の非接触型の帯電装置を用いてもよい。
露光装置13は、感光体ドラム11の軸方向に沿って配列された複数の発光素子としてのLED(Light Emitting Diode)により感光体ドラム11に画像情報に応じた光を照射して静電潜像を形成するLEDプリントヘッドからなる。なお、露光装置13としては、画像情報に応じて構成されるレーザー光を感光体ドラム11の軸方向に沿って偏向走査するものを用いても良い。
現像装置14(Y,M,C,K)はいずれも、図2に示されるように、開口部と現像剤4の収容室が形成された筐体140の内部に、現像剤4を保持して感光体ドラム11と向き合う現像領域まで搬送する現像ロール141と、現像剤4を攪拌しながら現像ロール141を通過させるよう搬送する2つのスクリューオーガー等の攪拌搬送部材142,143と、現像ロール141に保持される現像剤の量(層厚)を規制する層厚規制部材144などを配置して構成したものである。この現像装置14には、現像ロール141と感光体ドラム11の間に現像バイアス電圧が図示しない電源装置から供給される。また、現像ロール141や攪拌搬送部材142,143は、図示しない駆動装置から動力が伝達されて所要の方向に回転する。さらに、4色の現像剤4(Y,M,C,K)としては、非磁性トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤が使用される。
一次転写装置15(Y,M,C,K)は、感光体ドラム11の周囲に中間転写ベルト21を介して接触し回転するとともに一次転写用電圧が供給される一次転写ロールを備えた接触型の転写装置である。一次転写用電圧としては、トナーの帯電極性と逆の極性を示す直流の電圧が図示しない電源装置から供給される。
ドラム清掃装置16は、図2に示されるように、一部が開口する容器状の本体160と、一次転写後の感光体ドラム11の周面に所要の圧力で接触するように配置されて残留トナー等の付着物を取り除いて清掃する清掃板161と、清掃板161で取り除いたトナー等の付着物を回収して図示しない回収システムに送り出すよう搬送するスクリューオーガー等の送出部材162等で構成されている。清掃板161としては、ゴム等の材料からなる板状の部材(例えばブレード)が使用される。
中間転写装置20は、図1に示されるように、各作像装置10(Y,M,C,K)の上方の位置に存在するよう配置される。この中間転写装置20は、感光体ドラム11と一次転写装置15(一次転写ロール)の間となる一次転写位置を通過しながら矢印Bで示す方向に回転する中間転写体の一例としての中間転写ベルト21と、中間転写ベルト21をその内面から所望の状態に保持して回転自在に支持する複数のベルト支持ロール22~25と、ベルト支持ロール22に支持されている中間転写ベルト21の外周面(像保持面)側に配置されて中間転写ベルト21上のトナー像を記録用紙5に二次転写させる二次転写手段の一例としての二次転写装置26と、二次転写装置26を通過した後に中間転写ベルト21の外周面に残留して付着するトナー、紙粉等の付着物を取り除いて清掃するベルト清掃装置27とで主に構成されている。
中間転写ベルト21としては、例えばポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂にカーボンブラック等の抵抗調整剤などを分散させた材料で製作される無端状のベルトが使用される。また、ベルト支持ロール22は二次転写の背面支持ロールとして構成され、ベルト支持ロール23は図示しない駆動装置によって回転駆動される駆動ロールとして構成され、ベルト支持ロール24は中間転写ベルト21の画像形成面を形成する面出しロールとして構成され、ベルト支持ロール25は中間転写ベルト21に張力を付与する張力付与ロールとして構成される。
二次転写装置(二次転写ロール)26は、図1に示されるように、中間転写装置20におけるベルト支持ロール22に支持されている中間転写ベルト21の外周面部分である二次転写位置において、中間転写ベルト21の周面に接触して回転するとともに二次転写用電圧が供給される二次転写ロールを備えた接触型の転写装置である。また、二次転写ロール26又は中間転写装置20のベルト支持ロール22には、トナーの帯電極性と逆極性又は同極性を示す直流の電圧が二次転写用電圧として図示しない電源装置から供給される。
ベルト清掃装置27は、図1に示されるように、一部が開口する容器状の本体270と、二次転写後の中間転写ベルト21の周面に所要の圧力で接触するように配置されて残留トナー等の付着物を取り除いて清掃する清掃板271と、清掃板271で取り除いたトナー等の付着物を回収して図示しない回収装置に送り出すよう搬送するスクリューオーガー等の送出部材272等で構成されている。清掃板271としては、ゴム等の材料からなる板状の部材(例えばブレード)が使用される。
定着装置40は、記録用紙5の導入口及び排出口が形成された図示しない筐体の内部に、矢印で示す方向に回転するとともに表面温度が所定の温度に保持されるよう加熱手段によって加熱されるロール形態又はベルト形態の加熱用回転体41と、この加熱用回転体41の軸方向にほぼ沿う状態で所定の圧力で接触して回転するベルト形態又はロール形態の加圧用回転体42などを配置して構成されたものである。この定着装置40では、加熱用回転体41と加圧用回転体42が接触する接触部が所要の定着処理(加熱及び加圧)を行う定着処理部となる。なお、定着装置40の構成については、後に詳述する。
カール矯正装置60は、定着装置40から排出された記録用紙5を当該定着装置40の加熱用回転体41と加圧用回転体42が接触する接触部の圧接方向と逆方向に湾曲させた状態で搬送するベルト形態又はロール形態の第1の矯正用回転体61と、この第1の矯正用回転体61の軸方向にほぼ沿う状態で所定の圧力で接触して回転するロール形態又はベルト形態の第2の矯正用回転体62などを配置して構成されたものである。第1の矯正用回転体61と第2の矯正用回転体62が圧接する圧接部がカール矯正部となる。なお、カール矯正装置60の構成については、後に詳述する。
給紙装置30は、作像装置10(Y,M,C,K)の鉛直方向に沿った下方側の位置に存在するよう配置される。この給紙装置30は、所望のサイズ、種類等の記録用紙5を積載した状態で収容する複数(又は単数)の用紙収容体31と、用紙収容体31から記録用紙5を1枚ずつ送り出す送出装置32とで主に構成される。用紙収容体31は、例えば、図示しないガイドレールによって装置本体1aの正面(使用者が操作時に向き合う側面)側に引き出すことができるように取り付けられている。
記録用紙5としては、例えば、電子写真方式の複写機、プリンタ等に使用される普通紙やトレーシングペーパー等の薄紙、あるいはOHPシート等が挙げられる。定着後における画像表面の平滑性をさらに向上させるには、記録用紙5の表面もできるだけ平滑であることが好ましく、例えば、普通紙の表面を樹脂等でコーティングしたコート紙、印刷用のアート紙等の坪量が相対的に大きい所謂厚紙なども好適に使用することができる。
給紙装置30と二次転写装置26との間には、図1に示されるように、給紙装置30から送り出される記録用紙5を二次転写位置まで搬送する単数又は複数の用紙搬送ロール対33や図示しない搬送ガイドで構成される給紙搬送路34が、装置本体1aの左側面に鉛直方向に沿って設けられている。給紙搬送路34において二次転写位置の直前の位置に配置される用紙搬送ロール対33は、例えば記録用紙5の搬送時期を調整するロール(レジストロール)として構成されている。また、二次転写装置26からカール矯正装置60の上方にまでわたる領域には、二次転写装置26から送り出される二次転写後の記録用紙5を定着装置40及びカール矯正装置60へと搬送するための第1の搬送路の一例としての用紙搬送路35が設けられている。用紙搬送路35は、第1の搬送方向である鉛直方向に沿って配置されている。
また、カール矯正装置60の上部には、カール矯正装置60によりカールが矯正された記録用紙5を装置本体1aの上部(上端面)に設けられた第1用紙排出部41aに排出するための搬送ロール42a及び第1用紙排出ロール対43を備えた第1排出搬送路44が設けられている。
さらに、カール矯正装置60の上部には、当該カール矯正装置60でカールが矯正された記録用紙5を、用紙搬送路35と搬送方向が異なる装置本体1aの外面(上端面)に沿った第2の搬送方向である略水平方向に沿って搬送するとともに、装置本体1aの一側面(右側面)に設けられた後処理装置の一例としてのスタックトレイ71へと搬送して排出する第2の搬送路の一例としての第2排出搬送路36が設けられている。スタックトレイ71は、上下方向及び前後方向に移動自在に構成され、画像形成装置1から排出される記録用紙5を任意の枚数(複数又は単数)毎に上下方向及び前後方向に排出位置を異ならせて収容自在に構成されている。なお、後処理装置は、スタックトレイ71に限定されるものではなく、記録用紙5に対して他の用紙を合流させる合流処理、記録用紙5に対して穿孔処理や折り曲げ処理、あるいは孔空け処理等の任意の後処理を行うものであっても良い。
第2排出搬送路36は、記録用紙5を搬送する複数の用紙搬送ロール対37と、記録用紙5を案内するよう上下に対向配置された搬送ガイド38a,38bを備える。装置本体1aの用紙排出部には、用紙排出用の開口部39と用紙排出ロール対39aが設けられている。
また、カール矯正装置60の上方には、第1排出搬送路44と第2排出搬送路36とを切り替える第1の切替ゲート45が設けられている。第1用紙排出ロール対43は、その回転方向が正転方向(排出方向)と逆転方向に切り替え可能に構成されている。また、第1用紙排出ロール対43の手前には、記録用紙5の搬送方向を切り替える第2の切替ゲート46が設けられている。記録用紙5の両面に画像を形成する場合には、片面に画像が形成された記録用紙5の後端が第2の切替ゲート46を通過した後、第1用紙排出ロール対43の回転方向を正転方向(排出方向)から逆転方向に切り替える。第1用紙排出ロール対43によって逆転方向に搬送される記録用紙5は、第2の切替ゲート46によって搬送経路が水平方向に切り替えられ、装置本体1aの側面に沿って略鉛直方向に沿うように形成された両面用搬送経路48へと搬送される。両面用搬送経路48は、表裏を反転させた状態で記録用紙5を用紙搬送ロール対33へと搬送する用紙搬送ロール対49や図示しない搬送ガイド等を備えている。なお、符号47は下方に位置する用紙収容体31や図示しない手差しトレイから給紙される記録用紙5を用紙搬送ロール対33へと搬送する用紙搬送ロール対を示している。
図1中、符号145(Y,M,C,K)は、紙面に直交する方向に延びる円筒形状に形成され、水平方向に沿って配列されて対応する現像装置14(Y,M,C,K)に供給する少なくともトナーを含む現像剤を収容した現像剤容器の一例としてのトナーカートリッジをそれぞれ示している。
トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)は、装置本体1a内の上部において、第2排出搬送路36の下方に近接して配置されている。更に説明すると、第2排出搬送路36は、装置本体1aの外面である上端面を構成する第1用紙排出部41aの下方に位置し、複数のトナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の外周に近接して配置されている。この実施の形態では、トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の内部に収容されるトナー(現像剤)の量を確保するため、トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の容積(直径)が可能な限り大きく設定されている。また、ブラック(K)のトナーを収容したトナーカートリッジ145Kは、トナーの使用頻度(使用量)を考慮して、他のカラーのトナーカートリッジ145(Y,M,C)に比較して容積(直径)が大きく設定されている。そのため、トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)は、装置本体1a内の上部において、当該装置本体1aの右側面から定着装置40及びカール矯正装置60にわたり配置されている。ブラック(K)のトナーカートリッジ145Kは、発熱を伴う定着装置40及び定着直後の加熱された記録用紙5が通過するカール矯正装置60に近接した位置に存在する。また、カラーのトナーカートリッジ145(Y,M,C)を含めたすべてのトナーカートリッジ145(Y,M,C,K)は、定着直後の加熱された記録用紙5が通過する第2排出搬送路36の下方に近接して配置されている。トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)は、定着装置40やカール矯正装置60、或いは第2排出搬送路36を通過する記録用紙5から熱的な影響を受け易い位置に配置されている。
各トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の下方には、当該トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)から供給されるトナーを対応する現像装置14(Y,M,C,K)へそれぞれ搬送するトナー搬送装置146(Y,M,C,K)が設けられている。
また、図1中符号200は、画像形成装置1の動作を統括的に制御する制御装置を示している。制御装置200は、図示しないCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、あるいはこれらCPUやROM等を接続するバス、通信インターフェイスなどを備えている。
さらに、図1中符号70は作像装置10を構成する感光体ドラム11、帯電装置12及びドラム清掃装置16を備えた感光体ユニット、あるいは現像装置14を構成する現像ユニットを装置本体1aに対して着脱する際に案内する案内部材を示している。案内部材70は、図2に示されるように、感光体ユニットの下端部に設けられたガイド部504を案内する凹部707や、現像ユニットに設けられた凸部153,154を案内する凹部713や段差部714を備える。
<画像形成装置の動作>
以下、画像形成装置1による基本的な画像形成動作について説明する。
ここでは、前記4つの作像装置10(Y,M,C,K)を使用して、4色(Y,M,C,K)のトナー像を組み合わせて構成されるフルカラー画像を形成するフルカラーモードにおける動作を説明する。
画像形成装置1は、制御装置200によって制御され、画像読取装置3に装着された図示しない操作パネル、あるいは図示しないユーザインターフェイスやプリンタドライバ等からフルカラーの画像形成動作(プリント)の要求の指令情報を受けると、4つの作像装置10(Y,M,C,K)、中間転写装置20、二次転写装置26、定着装置40、カール矯正装置60等が始動する。
そして、各作像装置10(Y,M,C,K)においては、図1及び図2に示されるように、まず各感光体ドラム11が矢印Aで示す方向に回転し、各帯電装置12が各感光体ドラム11の表面を所要の極性(実施の形態1ではマイナス極性)及び電位にそれぞれ帯電させる。続いて、露光装置13が、帯電後の感光体ドラム11の表面に対し、画像形成装置1に入力される画像の情報を各色成分(Y,M,C,K)に変換して得られる画像の信号に基づいて発光される光を照射し、その表面に所要の電位差で構成される各色成分の静電潜像をそれぞれ形成する。
続いて、各作像装置10(Y,M,C,K)が、感光体ドラム11に形成された各色成分の静電潜像に対し、所要の極性(マイナス極性)に帯電された対応する色(Y,M,C,K)のトナーを現像ロール141からそれぞれ供給して静電的に付着させて現像を行う。この現像により、各感光体ドラム11に形成された各色成分の静電潜像は、その対応する色のトナーでそれぞれ現像された4色(Y,M,C,K)のトナー像として顕像化される。各作像装置10(Y,M,C,K)の現像装置14には、トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)から適宜トナーが供給される。
続いて、各作像装置10(Y,M,C,K)の感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が一次転写位置まで搬送されると、一次転写装置15(Y,M,C,K)が、その各色のトナー像を中間転写装置20の矢印Bで示す方向に回転する中間転写ベルト21に対して順番に重ね合わされるような状態で一次転写させる。
また、一次転写が終了した各作像装置10(Y,M,C,K)では、ドラム清掃装置16が付着物を掻き取るように除去して感光体ドラム11の表面を清掃する。これにより、各作像装置10(Y,M,C,K)は、次の作像動作が可能な状態にされる。
続いて、中間転写装置20では、中間転写ベルト21の回転により一次転写されたトナー像を保持して二次転写位置まで搬送する。一方、給紙装置30では、作像動作に合わせて所要の記録用紙5を給紙搬送路34に送り出す。給紙搬送路34では、レジストロールとしての用紙搬送ロール対33が記録用紙5を転写時期に合わせて二次転写位置に送り出して供給する。
二次転写位置においては、二次転写装置26が、中間転写ベルト21上のトナー像を記録用紙5に一括して二次転写させる。また、二次転写が終了した中間転写装置20では、ベルト清掃装置27が二次転写後の中間転写ベルト21の表面に残留したトナー等の付着物を取り除いて清掃する。
続いて、トナー像が二次転写された記録用紙5は、中間転写ベルト21から剥離された後に用紙搬送路35を介して定着装置40まで搬送される。定着装置40では、回転する加熱用回転体41と加圧用回転体42との間の接触部に二次転写後の記録用紙5を導入して通過させることにより、必要な定着処理(加熱及び加圧)を施して未定着のトナー像を記録用紙5に定着させる。定着が終了した後の記録用紙5は、用紙搬送路35に沿ってカール矯正装置60へと搬送され、定着装置40とは逆方向の凹凸関係の接触部を形成する第1及び第2の矯正用回転体61,62との接触部を通過することにより、定着装置40で形成されたカールが矯正される。その後、カールが矯正された記録用紙5は、その片面への画像の形成を行うだけの画像形成動作のときは、用紙搬送ロール対37により装置本体1aの右側面に設置されたスタックトレイ71に排出されるか、又は第1用紙排出ロール対43により装置本体1aの上部に設置された第1用紙排出部41aに排出される。
また、記録用紙5の両面に画像を形成する場合は、片面に画像が形成された記録用紙5を第1用紙排出ロール対43へと搬送し、当該第1用紙排出ロール対43により第1用紙排出部41aへ排出せず、第1用紙排出ロール対43の回転方向を逆転させて記録用紙5の表裏を反転させた後に両面用搬送経路48を介して再度二次転写装置26へと搬送し、記録用紙5の裏面にトナー像を転写する。裏面にトナー像が転写された記録用紙5は、用紙搬送路35を介して定着装置40まで搬送され、定着装置40により定着処理(加熱及び加圧)を施されるとともにカール矯正装置60によりカールが矯正されて、用紙搬送ロール対37などにより、例えば、装置本体1aの右側面に設置されたスタックトレイ71等に排出される。
以上の動作により、4色のトナー像を組み合わせて構成されるフルカラー画像が形成された記録用紙5が出力される。なお、画像形成装置1では、ブラック(K)の作像装置10Kのみを用いて記録用紙5にモノクロの画像を形成しても勿論よい。
<定着装置の構成>
図3は上記の如く構成される画像形成装置1に使用される定着装置40を示す断面構成図である。
定着装置40は、図3に示されるように、記録用紙5上の未定着トナー像Tを加熱することにより定着する加熱用回転体の一例としての加熱ロール41と、記録用紙5を加熱ロール41に加圧する加圧用回転体の一例としての無端ベルト状の加圧ベルト42と、加圧ベルト42を内周から加熱ロール41に向けて押圧する押圧部材430と、加熱ロール41の内部に配置され、加熱ロール41を加熱するハロゲンランプ等からなる複数(又は単数)の加熱源440とを備えている。この定着装置40では、加熱ロール41と加圧ベルト42が接触(圧接)する接触部が記録用紙5を加熱並びに加圧する定着処理を行う定着処理部(ニップ部)Nとなる。
加熱ロール41は、ステンレスやアルミニウム、あるいは鋼鉄等の金属によって円筒形状に形成された芯金部材411と、当該芯金部材411の表面に予め定められた厚さ(例えば、5mm程度)に被覆されたシリコーンゴム等からなる耐熱性を有する弾性体層412と、当該弾性体層412の表面に例えば50μm程度の厚さに被覆されたPFA(テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル重合体)製チューブ等の離型性に優れた材料からなる離型層413とを備えるよう構成されている。加熱ロール41は、例えば、外径が30mm程度の中空の円筒形状に形成される。また、加熱ロール41の軸線方向(長手方向)の長さは、記録用紙5の最大幅より大きく、例えば、320mmである。加熱ロール41は、図示しない駆動手段によって矢印方向に沿って回転駆動される。
加圧ベルト42は、その内部に配設された押圧部材430によって、加熱ロール41の表面に所定の圧接力で押圧される。押圧部材430は、加圧ベルト42を介して加熱ロール41の表面に圧接する押圧パッド431と、押圧パッド431を保持する保持部材432と、保持部材432を支持する支持部材433と、押圧パッド431を加熱ロール41に圧接するコイルスプリング434とを備えている。また、押圧パッド431の表面は、加圧ベルト42との摺動抵抗を低減するために、図示しないシート状の低摩擦部材によって覆われているとともに、加圧ベルト42の内面には、液状潤滑剤供給部材としてのフェルト部材435が配設されている。
加圧ベルト42は、ポリイミド等の合成樹脂によって、外径が30mm、肉厚が75μmの無端ベルト状に形成されており、必要に応じて、表面にPFA(テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル重合体)等からなる離型層が設けられる。なお、図3中、符号450は加熱ロール41の表面温度を検知する温度センサを示している。
<カール矯正装置の構成>
図4はこの実施の形態1に係る画像形成装置に使用されるカール矯正装置を示す構成図である。
カール矯正装置60は、図4に示されるように、記録用紙5の加熱定着済のトナー像(画像)T側に配置され、無端ベルト状に形成されたカール矯正ベルト61と、記録用紙5の非画像面側に配置されたカール矯正ロール62と、カール矯正ベルト61を内周からカール矯正ロール62に向けて押圧する押圧部材63とを備える。このカール矯正装置60では、カール矯正ベルト61とカール矯正ロール62が接触(圧接)する接触部が記録用紙5のカールを矯正するカール矯正部Cとなる。
カール矯正装置60は、無端ベルト状部材としてのカール矯正ベルト61とロール状部材としてのカール矯正ロール62の配置が、定着装置40の加熱ロール41と加圧ベルト42と逆の位置関係となるように構成されている。すなわち、カール矯正装置60は、記録用紙5の定着処理されたトナー像T側にカール矯正ベルト61が配置され、記録用紙5の非画像面側にカール矯正ロール62が配置されている。
このように、カール矯正装置60を構成することにより、定着装置40の構成上及び記録用紙5の材質、更には記録用紙5上のトナー像Tなどの関係から、定着装置40の加熱ロール41側に凹形状に変形するカール(ここでは便宜上「アッパーカール」と称する)と、定着装置40の加圧ベルト42側に凹形状に変形するカール(ここでは便宜上「ダウンカール」と称する)の双方が矯正される。
更に説明すると、トナー像T側に加熱ロール41が配置され、非画像面側に加圧ベルト42が配置される定着装置40を通過する際に、加熱ロール41側に凹形状に変形するアッパーカールを生じる記録用紙5は、トナー像T側にカール矯正ベルト61が配置され、非画像面側にカール矯正ロール62が配置されるカール矯正装置60を通過する際に、カール矯正ロール62側に凹形状に変形するダウンカールを生じる傾向がある。そのため、記録用紙5は、定着装置40によって加熱加圧処理を受ける際に生じるアッパーカールが、カール矯正装置60を通過する際に生じるダウンカールによって相殺され、記録用紙5に生じたカールが矯正される。その逆も同様である。
カール矯正ベルト61は、可撓性を有する薄いシート状の部材からなり、カール矯正ロール62に圧接されて変形する前の断面形状が、外径20~50mm程度の薄肉円筒状に形成されている。この実施の形態では、カール矯正ベルト61の外径が加熱ロール41の外径と同じ30mm程度に設定されている。また、カール矯正ベルト61は、例えば、耐熱性の高い合成樹脂であるポリイミド樹脂などからなる。
カール矯正ベルト61は、ポリイミド樹脂等からなる基材層のみからなる単層に構成しても良いが、その表面にPFA(テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、シリコーン共重合体、またはこれらの複合層等からなる表面離型層を設けることが望ましい。
また、カール矯正ベルト61は、その内部に配設された押圧部材63によって、カール矯正ロール62の表面に所定の圧接力で押圧されている。押圧部材63は、カール矯正ベルト61を介してカール矯正ロール62の表面に圧接する押圧パッド631と、押圧パッド631を保持する保持部材632と、保持部材632を支持する支持部材633を備えている。また、押圧パッド631の表面は、必要に応じてカール矯正ベルト61との摺動抵抗を低減するために、図示しないシート状の低摩擦部材によって覆われているとともに、カール矯正ベルト61の内面には、液状潤滑剤供給部材としての図示しないフェルト部材が配設されている。
押圧パッド631は、例えば、シリコーンゴムやフッ素ゴム等の弾性体で構成される。但し、押圧パッド631を構成する材料としては、これに限らず、耐熱性を有するとともに、熱伝導性が小さい合成樹脂材料である、例えば、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、フェノール樹脂、PES樹脂(ポリエーテルサルフォン)、PPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド)、LCP(液晶ポリマ)など、耐熱性の樹脂を用いても良い。なお、この実施の形態では、押圧パッド631の材料として、シリコーンゴムやフッ素ゴム等の耐熱性を有する弾性体を用いている。
カール矯正ロール62は、ステンレスやアルミニウム、あるいは鋼鉄等の金属によって円柱形状や円筒形状に形成された芯金部材621と、当該芯金部材621の表面に予め定められた厚さ(例えば、5mm程度)に被覆されたシリコーンゴム等からなる耐熱性を有する弾性体層622と、当該弾性体層622の表面に例えば50μm程度の厚さに被覆されたPFA(テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル重合体)製チューブ等の離型性に優れた材料からなる離型層623とを備えるように構成されている。カール矯正ロール62は、例えば、外径が30mm程度の中空の円筒形状に形成されている。また、カール矯正ロール62の軸線方向(長手方向)の長さは、記録用紙5の最大幅より大きく、例えば、320mmである。カール矯正ロール62は、図示しない駆動手段によって矢印方向に沿って回転駆動される。
カール矯正装置60は、図4に示されるように、カール矯正ベルト61及びカール矯正ロール62が定着装置40によって加熱定着された記録用紙5と接触する。そのため、カール矯正ベルト61及びカール矯正ロール62は、加熱定着された記録用紙5からの熱伝導により加熱され温度が上昇する。特に、複数枚の記録用紙5に対して連続してカール矯正動作を行う場合には、カール矯正ベルト61及びカール矯正ロール62の温度が比較的高い温度に上昇する傾向にある。
<画像形成装置の特徴部分の構成>
図5はこの実施の形態1に係る画像形成装置の要部を示す構成図である。
この実施の形態1に係る画像形成装置1は、図1及び図5に示されるように、第1の搬送路としての用紙搬送路35とブラック(K)のトナーカートリッジ145Kとの間に、カール矯正装置60及び用紙搬送路35を通過する記録用紙5に対して送風する送風手段の一例としての複数(図示例では、3個)の送風ファン64が設けられている。
また、カール矯正装置60は、図4に示されるように、複数の送風ファン64からの空気流(エアーフロー)をカール矯正ベルト61の周方向に案内するガイド部材65,66を有している。ガイド部材65,66は、カール矯正ベルト61の上下に配置され、送風ファン64側に吸気口67を備えているとともに、カール矯正ベルト61の外周を略半周にわたり覆うように配置されている。
送風ファン64は、図6に示されるように、トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)と第2排出搬送路36の間に形成される送風用の空間80を介して装置本体1aの右側面から外部の空気を吸気する。トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の上部には、当該トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の上部を覆う薄い板状の被覆部材81が設けられている。被覆部材81は、その一端部81aが送風ファン64の下端部に連結されている。被覆部材81は、送風ファン64の下端部からブラック(K)のトナーカートリッジ145Kの外周形状に沿って湾曲した湾曲部81bを介してトナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の上部に略水平に配置された平板部81cを備えている。平板部81cの先端は、イエロー(Y)のトナーカートリッジ145Yの上部に用紙搬送ロール対37を回避するように配置されている。
送風ファン64は、用紙排出用の開口部39或いは装置本体1aの右側面に開口された図示しないルーバー等を介して吸気する。吸気された空気は、被覆部材81と第2排出搬送路36の下方に位置する搬送ガイド38bとの間に形成される送風用の空間80を介して送風ファン64へと送られる。
また、第2排出搬送路36の上方の搬送ガイド38aには、図7に示されるように、当該第2排出搬送路36を搬送される記録用紙5の熱を外部に放出するため複数のスリット状の開口部を備えたルーバー85が設けられている。
送風ファン64の下方には、図6に示されるように、定着装置40の加熱ロール41の側方を二重に覆う二重ダクト86が設けられている。二重ダクト86は、定着装置40の加熱ロール41の側方に配置された側面略L字形状の板金87により覆われた空間から形成される第1のダクト部88と、第1のダクト部88を形成する板金87に背面側(トナーカートリッジ側)に配置され、定着装置40とトナーカートリッジ145Kとの間に、定着装置40の長手方向に沿う方向に、断面矩形状に区画された閉空間からなる空気流路を形成する第2のダクト部89を備えている。第1のダクト部88及び第2のダクト部89は、定着装置40の長手方向に沿って略全長にわたり設けられている。
第2のダクト部89は、図8に示されるように、装置本体1aの前面側の端部89aが閉塞されている。また、第1のダクト部88は、図9に示されるように、装置本体1aの背面側の端部88aが閉塞されている。第1のダクト部88は、装置本体1aの背面側の端部88aにおいて、板金87に開口された複数の連通孔90aを介して第2のダクト部89に連通されている。
第2のダクト部89は、図10に示されるように、装置本体1aの背面側において排気ダクト90に接続されている。排気ダクト90は、第1のダクト部88を介して第2のダクト部89から定着装置40の周囲の空気を吸気し、当該排気ダクト90の背面側の端部に設けられた排気ファン91によって複数枚のフィルタ部材92を介して装置本体1aの背面から外部に排出する。フィルタ部材92は、定着装置40から排出される空気から浮遊トナーや超微粒子粉塵(UFP:Ultrafine Particle )、あるいは揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)等の成分を除去する。
<画像形成装置の特徴部分の作用>
この実施の形態1に係る画像形成装置1では、次のようにしてトナーカートリッジ145(Y,M,C,K)に収容された現像剤としてのトナーが定着装置40等から熱的な影響を受けることが抑制される。
定着装置40によってトナー像が加熱定着された記録用紙5は、図4及び図5に示されるように、カール矯正装置60によってカールが矯正されるとともに、送風ファン64からの送風を受けることによって定着装置40で加熱された記録用紙5が冷却される。
定着装置40によってトナー像が定着された記録用紙5は、図1に示されるように、装置本体1aの内部を用紙搬送路35により鉛直方向に沿った上方に向けて搬送され、カール矯正装置60へと導入される。
カール矯正装置60では、図4に示されるように、定着装置40と異なり、記録用紙5のトナー像T側にカール矯正ベルト61が配置され、記録用紙5の非画像側にカール矯正ロール62が配置されている。
そのため、定着装置40の構成上及び記録用紙5の材質、更には記録用紙5上のトナー像の状態などの関係から、定着装置40を通過した後にアッパーカールが生じた記録用紙5は、カール矯正装置60を通過する際にダウンカールを生じる傾向がある。その結果、カール矯正装置60を通過した記録用紙5は、定着装置40で生じたアッパーカールと、カール矯正装置60で生じるダウンカールが相殺され、カールが矯正される。
一方、定着装置40を通過した後にダウンカールが生じた記録用紙5は、カール矯正装置60を通過する際にアッパーカールを生じる傾向がある。その結果、カール矯正装置60を通過した記録用紙5は、定着装置40で生じたダウンカールと、カール矯正装置60で生じるアッパーカールが相殺され、やはりカールが矯正されたものとなる。
さらに、定着装置40を通過した際に加熱された記録用紙5は、図11に示されるように、カール矯正装置60を通過する際に複数の送風ファン64からの空気流により強制的に冷却される。複数の送風ファン64は、装置本体1aの側面に設けられた開口部39から外部を取り入れて、トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)と第2排出搬送路36の間に形成される送風用の空間80を介して吸気する。
また、複数の送風ファン64から送風された空気流は、用紙搬送路35に沿って鉛直方向上方及び下方へと流れる。用紙搬送路35に沿って鉛直方向下方へと流れた空気流の一部は、二重ダクト86の第1のダクト部88を介して第2のダクト部89へと吸気される。また、中間転写ベルト21の上方に位置する空気は、第1のダクト部88の下方から吸い込まれ、当該第1のダクト部88を介して第2のダクト部89へと吸気される。
第2のダクト部89内へ吸気された空気流は、図10に示されるように、排気ダクト90を介してフィルタ部材92により浮遊トナーや超微粒子粉塵(UFP)、あるいは揮発性有機化合物(VOC)等の成分が除去されて、排気ファン91により装置本体1aの背面側から外部へと排出される。
そのため、定着装置40及びカール矯正装置60に近接してブラック(K)のトナーカートリッジ145Kが配置されている場合であっても、トナーカートリッジ145Kと定着装置40及びカール矯正装置60との間には、カール矯正装置60へ向けて送風する送風ファン64が配置されているため、ブラック(K)のトナーカートリッジ145Kに収容されたトナーが定着装置40やカール矯正装置60、あるいはこれらを通過する記録用紙5から熱的な影響を受けることが防止乃至抑制される。
また、トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)と第2排出搬送路36の間には、送風用の空間80が形成されているため、十分に温度が低下していない記録用紙5が第2排出搬送路36を通過する場合であっても、第2排出搬送路36に近接して配置されるトナーカートリッジ145(Y,M,C,K)が熱的な影響を受けることが防止乃至抑制される。
[実施の形態2]
図12は、実施の形態2に係る画像形成装置を示すものである。
実施の形態2に係る画像形成装置1は、図12に示されるように、装置本体1aの一側面(図中、右側面)の内部に送風ファン64へ外部の空気を吸気するための吸気ファン95を備えている。
実施の形態2では、吸気ファン95により強制的に送風ファン64へ向けて外部の空気を吸気することにより、送風ファン64によるカール矯正装置60及び記録用紙5の冷却効果が向上する。また、吸気ファン95は、送風ファン64のみではなく、トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)や第2排出搬送路36を通過する記録用紙5へ向けて送風するように構成しても良い。
[実施の形態3]
図13は、実施の形態3に係る画像形成装置を示すものである。
上述した実施の形態1では、図6に示されるように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)のトナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の上部が、当該トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)と第2排出搬送路36との間を仕切る仕切部材の一例としての被覆部材81によって覆われている。
トナー搬送装置146(Y,M,C,K)からは、図2に示されるように、装置本体1aの背面側において、内部に図示しない搬送用のオーガやアジテータなどを内部に備えた筒状の搬送部材72を介して対応する現像装置14(Y,M,C,K)に現像剤の一例としてのトナーが供給される。トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)は、図面に直交する方向(長手方向)に沿って配置された略円筒形状に形成されている。トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の背面側(図面に直交する方向の奥側)には、当該トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)を装置本体1aに装着することにより、トナー搬送装置146(Y,M,C,K)にトナーを供給する図示しないトナー供給口が開口されている。トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)のトナー供給口は、トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)を装置本体1aに着脱する際に、当該トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の背面側に設けられた図示しないシャッター部材によって開閉される。
トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)は、上述したように、装置本体1aに対して着脱する際にトナー供給口が図示しないシャッター部材が開閉されるため、トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の着脱時にトナー供給口から僅かではあるがトナーが漏れる虞れを有している。そのため、装置本体1aには、トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の背面側に対応した位置に漏れたトナーが付着している場合がある。
ところで、この実施の形態3では、図13に示されるように、4つのトナーカートリッジ145(Y,M,C,K)のうち、送風ファン64に最も近接したブラック(K)のトナーカートリッジ145Kの上端部に位置する被覆部材81に、ブラック(K)のトナーカートリッジ145Kの周囲の空気を送風ファン64の送風により排出する通気口73が設けられている。通気口73は、排気効果を考慮して、被覆部材81の一部81dを上部に突出させ、当該突出部の送風ファン64側の側面に開口されている。
通気口73は、ブラック(K)のトナーカートリッジ145Kの長手方向に沿って同一の開口幅で設けても良いが、この実施の形態3では、図14に示されるように、通気口73は、トナーカートリッジ145Kの長手方向に沿った供給側の通気口73aの開口幅W1が非供給側の通気口73bの開口幅W2より狭くなるよう設定されている。また、供給側の通気口73aの長さは、非供給側の通気口73bの長さより長くなるよう設定されている。これは、開口幅W1の狭い供給側の通気口73aの長さを相対的に長く設定することにより、装置本体1aにおける供給側の通気口73aの周囲に付着している漏れトナーが通気口73から排出されることを抑制するためである。なお、図14では、被覆部材81の突出部81dの図示が省略されている。
また、供給側の通気口73aの開口幅W1は、送風ファン64を通常の送風量で駆動した際に、当該供給側の通気口73aから排出される排気の風速が約0.3m/s以下となるように設定されている。このように設定することにより、通気口73からの排気に伴うトナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の周囲の空気における温度上昇の抑制効果と、通気口73からの排気に伴うトナーの吸引抑制効果を両立させることができる。
なお、通気口73の位置は、ブラック(K)のトナーカートリッジ145Kの上部に限定されるものではなく、被覆部材81の他の色のトナーカートリッジ145(Y,M,C)に対応した位置に設けても良い。
ただし、通気口73をブラック(K)のトナーカートリッジ145Kの上部に対応した位置に設定した場合には、被覆部材81によって囲まれた空間において、イエロー(Y)のトナーカートリッジ145Yからブラック(K)のトナーカートリッジ145Kに向かう空気の流れを形成することができ、ブラック(K)のトナーカートリッジ145Kに近接して配置された送風ファン64による排気効果を効率良く達成することができ、他の色のトナーカートリッジ145(Y,M,C)に対応した位置に設けた場合に比較して効果的である。
[実施の形態4]
図15は、実施の形態4に係る画像形成装置を示すものである。
この実施の形態4では、図15に示されるように、被覆部材81には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の上部に対応した位置に通気口73(Y,M,C,K)がそれぞれ開口されている。
この場合には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各トナーカートリッジ145(Y,M,C,K)の周囲の空気を個別に排出することができる。
1…画像形成装置
1a…画像形成装置本体
5…記録用紙
36…第2用紙搬送路
40…定着装置
60…カール矯正装置
61…カール矯正ベルト
62…カール矯正ロール
64…送風ファン
80…送風用の通路
145(Y,M,C,K)…トナーカートリッジ

Claims (4)

  1. 加熱定着後の記録媒体を搬送する第1搬送路と、
    前記第1搬送路と方向が異なる搬送路であって、装置本体内の現像剤を収容した現像剤容器の外周に沿って前記記録媒体を搬送する第2搬送路と、
    前記現像剤容器と前記第2搬送路との間を仕切る仕切部材と、
    前記第1搬送路と前記現像剤容器間に配置され、前記現像剤容器と前記第2搬送路間の空間を介して外気を流し、前記第1搬送路へ向け送風する送風手段と、
    を備え
    前記仕切部材には、前記現像剤容器の周囲の空気を前記送風手段の送風により排出する通気口を設け、
    前記現像剤容器は、長手方向に沿った一端部から現像剤を供給し、
    前記通気口は、前記現像剤容器の長手方向に沿った供給側の幅が非供給側の幅より狭く設定されている画像形成装置。
  2. 前記現像剤容器は、前記第2搬送路の前記記録媒体の搬送方向に沿って複数配置され、前記通気口は、複数の前記現像剤容器のうち、前記送風手段に最も近接した前記現像剤容器の上部に設けられる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像剤容器は、前記第2搬送路の前記記録媒体の搬送方向に沿って複数配置され、前記通気口は、複数の前記現像剤容器に対応した位置にそれぞれ開口されている請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 加熱定着後の記録媒体を搬送する第1搬送路と、
    前記第1搬送路と方向が異なる搬送路であって、装置本体内の現像剤を収容した現像剤容器の外周に沿って前記記録媒体を搬送する第2搬送路と、
    前記現像剤容器と前記第2搬送路との間を仕切る仕切部材と、
    前記第1搬送路と前記現像剤容器間に配置され、前記現像剤容器と前記第2搬送路間の空間を介して外気を流し、前記第1搬送路へ向け送風する送風手段と、
    を備え、
    前記仕切部材には、前記現像剤容器の周囲の空気を当該仕切部材の前記第2搬送路側へ前記送風手段の送風により排出する通気口を設けた画像形成装置。
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