JP3363398B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP3363398B2
JP3363398B2 JP03641199A JP3641199A JP3363398B2 JP 3363398 B2 JP3363398 B2 JP 3363398B2 JP 03641199 A JP03641199 A JP 03641199A JP 3641199 A JP3641199 A JP 3641199A JP 3363398 B2 JP3363398 B2 JP 3363398B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式のプ
リンタおよび複写機などのカラー画像形成装置に関し、
特に複数の各色毎の光走査ユニットが記録紙の搬送路に
沿って順次的に配置されたいわゆるタンデム形のカラー
画像形成装置における光走査ユニットの冷却のための構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばデジタルカラー複写機では、ス
キャナから原稿を読取って入力された原稿の色分解画像
に対して画像処理を施した後、各色毎に設けられた光走
査ユニットを有する画像形成手段によって、各色毎に記
録紙上に画像を形成して重ね合わせ、1つのカラー画像
を得る。各色毎の画像を形成するために、静電潜像が形
成される感光体と、感光体を帯電する帯電装置と、帯電
された感光体表面を露光して静電潜像を形成する光走査
ユニットと、感光体に形成された静電潜像にトナーを付
着させて可視化する現像手段などが設けられる。記録紙
上に重ね合わされたカラー画像は、その後、熱定着手段
に搬送され、可視像を形成するトナーが溶融されて記録
紙に定着され、その後、機体外に排出される。
【0003】このようなデジタルカラー複写機では、各
色の画像を忠実に再現するとともに各色の画像を記録紙
上で精度よく重ね合わせることで、原稿画像が有してい
る画像表現を損なうことなく忠実に再現できる。ところ
が、最近では、装置の設置スペースを最小限に抑えるた
めに、装置自身のコンパクト化、小形化が進み、そのた
めに装置内部の構成部品が接近しあい、互いに干渉しあ
う問題が発生している。特に装置内部が高温になると、
光走査ユニット等の光学装置部分においては、各種構成
部品の熱膨張によるひずみ、たわみ、ねじれなどが発生
して、画像を書込む段階で記録される画像に影響が出て
しまう。
【0004】そこで、画像を記録再現するプロセス部で
ある画像形成手段と装置内でも高い熱を発生する熱定着
手段との間に空気の流れを発生させ、熱定着手段から発
生する熱の影響をプロセス部が受けることのないように
考慮したものが考えられている。たとえば特開平3−5
6980では、感光体ドラムユニット、光学系ユニット
および定着ユニットの間に仕切り板を設け、こうして仕
切られた区域の空気を、1つのファンによって吸引して
排出し、ダクトを設ける必要をなくしている。こうして
空気流路をダクトとして形成し、強制的に熱源の周辺の
熱気を排気することによって、周辺機器の温度上昇を抑
制する。特開平4−257880においてもまた同様
に、熱定着手段の上部と感光体モジュールとを1つのフ
ァンで冷却している。
【0005】これらの冷却のための各先行技術は、複数
の各色毎の光走査ユニットおよび画像形成手段を備えた
デジタルカラー複写機などを対象とするものではない。
【0006】デジタルカラー複写機では、各光走査ユニ
ットが定着手段の熱による影響を受けると、各色の画像
が各々忠実に再現されないため、各画像を記録紙上でい
かに精度よく重ね合わせたとしても色ずれが起こり、画
質を損なってしまう。その結果、複数の光走査ユニット
が並列して配設されている画像形成装置において、熱定
着手段の発する熱による影響を低く抑えて高品位の画像
を得るといった点については、まだまだ改善の余地を有
している。
【0007】また、従来技術では、熱による影響を小さ
くするために、熱定着手段の周辺の空気排気流量を大き
くすると、今度は、熱定着手段自身の温度低下につなが
り、最悪の場合には定着温度の不足により、定着不良な
どの問題を発生するため、熱定着手段周辺の冷却のみに
頼る構成には限界がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、定着
手段の温度低下による定着不良などの問題を発生させる
ことなく、各光走査ユニットが定着手段からの熱によっ
て悪影響を受けることなく、画像を忠実に記録再現する
ことができるカラー画像形成装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)記録紙
の搬送路に沿って順次的に配置される複数の各色毎の画
像形成手段であって、各画像形成手段は、 (a1)画像形成部210であって、感光体と、感光体
上に静電潜像を形成して露光する光走査ユニットと、感
光体上の静電潜像を各色のトナーによって顕像化する現
像手段と、感光体上のトナー像を、搬送路上の記録紙に
転写する転写手段とを有する画像形成部210と、 (a2)感光体の上方に配置され、感光体上に静電潜像
を形成して露光する光走査ユニット227a〜227d
とを有する画像形成手段と、 (b)搬送路の記録紙搬送方向最下流の画像形成手段よ
りも、さらに下流に配置され、記録紙上のトナー像を熱
溶融して定着する熱定着手段と、 (c)各画像形成部210の感光体と光走査ユニットと
の間を仕切って、全ての光走査ユニットを囲む光走査ユ
ニット空間部301を形成するための第1仕切り部材3
11と、 (d)光走査ユニット空間部301と熱定着手段の上方
の熱定着側空間部300とを仕切る第2仕切り部材31
0と、 (e)機体102であって、熱定着手段から光走査ユニ
ット空間部301の最も遠去かった位置で、光走査ユニ
ット空間部301内に各光走査ユニット227とそれぞ
れ熱交換する空気が流れる各空気流路を形成する空気孔
101が形成され、画像形成手段と、熱定着手段と、第
1仕切り部材311と、第2仕切り部材310と、第1
ファン303と、第2ファン304とが、設けられる機
体102と、 (f)熱定着手段に最も近い光走査ユニット227dの
近傍に配置され、前記空気孔101との間にわたって、
前記光走査ユニット空間部301から機体102の外方
に、または外方から光走査ユニット空間部301に、空
気を導く第1ファン303と、 (g)熱定着側空間部300から機体102の外方に、
または外方から熱定着側空間部300に、空気を導く第
2ファン304と、 (h)最下流の光走査ユニット227d付近の温度を検
出する温度センサ306と、 (i)温度センサの出力に応答し、前記光走査ユニット
空間部301の第1ファン303の回転速度を、温度セ
ンサによる検出温度が、光走査ユニット227の熱によ
る悪影響を回避する予め定める値以上にならないように
制御する制御手段とを含むことを特徴とするカラー画像
形成装置である。
【0010】本発明に従えば、光走査ユニットをそれぞ
れ有する複数の各画像形成手段で形成した各トナー像
を、順次的に重ね合わせて1つの画像とし、この画像
を、熱定着手段において記録紙上に熱溶融して熱定着さ
せる。すべての光走査ユニットは、第1および第2仕切
り部材311,310によって仕切られて形成された光
走査ユニット空間部301内に設けられ、この光走査ユ
ニット空間部301には、第1ファン303が設けら
れ、この第1ファンは、熱定着手段に最も近い光走査ユ
ニット227dの近傍に配置される。したがって熱定着
手段に近く、その熱定着手段からの熱の悪影響を受けや
すい光走査ユニット付近では、第1ファンによる空気流
量を、第1ファンから遠去かった残余の光走査ユニット
の位置よりも大きくすることができる。したがって熱定
着手段による熱の悪影響を受けやすい光走査ユニットに
対する冷却効果を高めることができる。したがって熱走
査ユニットの熱膨張による光走査ユニットを構成する構
成要素のひずみ、たわみ、ねじれを効果的に抑制するこ
とができる。これによって各光走査ユニットによって走
査されて形成された各画像形成手段毎の画像は、忠実に
再現され、これらの画像を各色毎に順次的に重ね合わせ
て得た1つの画像は、色ずれのないカラー画像となる。
【0011】第1ファンによって光走査ユニット空間部
301に空気を導き、上述のように光走査ユニットを効
率よく冷却することができるとともに、熱定着手段に空
気が接触することにはならず、熱定着手段は、熱定着に
適した温度で熱定着動作を行うことができ、定着不良が
生じるおそれはない。
【0012】第1ファンは、光走査ユニット空間部30
1から機体102の外方に空気を排出する排気ファンで
あってもよく、または機体の外方から光走査ユニット空
間部301に空気を押込む押込みファンであってもよ
い。
【0013】第1仕切り部材311は、たとえば底板3
11であり、第2仕切り部材310は、たとえば隔壁3
10である。本発明では、ダクトを別途に設ける必要を
なくし、その結果、部品点数および製造コストを低減す
ることができるだけでなく、光走査ユニットの外周面自
体が直接、空気に接触して冷却されるので、ダクトを別
途に設ける構成に比べて、冷却効果が高く、効率よく光
走査ユニットを冷却することができる。このようにし
て、第1ファンによって導かれる空気は、光走査ユニッ
ト外周面に接触し、上述のように効率よく冷却されるこ
とになる。
【0014】
【0015】光走査ユニット空間部301の空気孔10
1は、熱定着手段から最も遠去かった位置に設けられ
る。したがって熱定着手段に最も近い光走査ユニット2
27dの近傍に配置された第1ファンとの間で、光走査
ユニット空間部301内で空気が円滑に隅々まで流れ、
光走査ユニットの冷却効果を高めることができ、光走査
ユニット空間部301内に、空気の滞留する領域が形成
されることを防ぐことができる。
【0016】
【0017】熱定着手段の上方には、熱定着側空間部3
00が形成され、もう1つの第2ファン304によっ
て、この熱定着側空間部300に空気が導かれ、熱定着
側空間部300が冷却される。したがって熱定着手段か
らの熱が、光走査ユニット空間部301に伝達されるこ
とが抑制される。さらに光走査ユニット空間部301お
よび熱定着側空間部300の第1および第2ファンを駆
動することによって、前述のように光走査ユニットを効
率よく冷却することができ、熱による悪影響を防ぐこと
ができるとともに、熱定着手段に空気が直接に接触して
冷却するおそれはなく、熱定着手段は、熱定着に適した
温度で熱定着動作を行うことができ、定着不良が生じる
おそれはない。
【0018】
【0019】本発明に従えば、温度センサは、複数の光
走査ユニットのうち、熱定着手段に最も近い光走査ユニ
ット227dの温度を検出し、光走査ユニット空間部3
01の第1ファン303の回転速度を、制御手段によっ
て制御し、温度センサによる検出温度が予め定める値、
たとえば40〜50℃の予め定める温度以上にならない
ように保つことができ、光走査ユニットの温度上昇を確
実に抑制する。
【0020】しかも本発明では、温度センサは、熱定着
手段に最も近い光走査ユニット227d自体に直接に固
定され、または間隔をあけて設けられ、こうして熱定着
手段に最も近い光走査ユニット227dの温度を検出
し、残余の光走査ユニット227a〜227cの温度を
検出する必要はなく、前記残余の光走査ユニットの温度
を検出するための温度センサを設ける必要がない。これ
によってすべての光走査ユニットの温度状況を把握する
ことができるとともに、部品点数の増加、製造コストの
上昇を抑えながら、各光走査ユニットが熱によって受け
る悪影響を小さくすることができる。本発明は、制御手
段は、温度センサ306の出力に応答し、第2ファン3
04の回転速度も制御することを特徴とする。本発明
は、機体102は、前板103と、背後板104とを含
み、前板103に空気孔101が形成され、背後板10
4に第1および第2ファン303,304が設けられ、
第1および第2ファン303,304はいずれも、排気
ファンであることを特徴とする。本発明は、機体102
は、光走査ユニット空間部301および定着側空間部3
00を形成する天井板106を含み、この天井板106
の上方に、原稿の画像を読取る原稿読取り部110が設
けられることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
一部を切欠いて示す斜視図である。デジタルカラー複写
機1の各色毎の光走査ユニット227a〜227d(添
え字a〜dを省略して総括的に参照符227で示すこと
がある)は、光走査ユニット空間部301内に設けら
れ、空気孔101から、機体102の空間部301に空
気が吸引され、排気ファン303によって排出される。
空気孔101は、複写機1の前面板103に形成され、
ファン303は背面板104に取付けられる。
【0022】図2は、図1に示されるデジタルカラー複
写機1の全体の構成を簡略化して示す正面から見た断面
図である。複写機本体1の上面には、原稿台111およ
び操作パネルが設けられ、複写機本体1の内部に画像読
取り部110および画像形成部210が設けられた構成
である。原稿台111の上面には該原稿台111に対し
て開閉可能な状態で支持され、原稿台111面に対して
所定位置関係をもって両面自動原稿送り装置(RAD
F;Recirculating Automatic Document Feeder)112
が装着されている。
【0023】両面自動送り装置112は、原稿の一方の
面が原稿台111の所定位置において画像読取り部11
0に対向するよう原稿を搬送し、この一方の面について
の画像読取りが終了した後に、他方の面が原稿台111
の所定位置において画像読取り部110に対向するよう
原稿を反転して原稿台111に向かって搬送するように
なっている。両面自動原稿送り装置112は、1枚の原
稿について両面の画像読取りが終了した後にこの原稿を
排出し、次の原稿についての両面搬送動作を実行する。
以上の原稿の搬送および表裏反転の動作は、複写機全体
の動作に関連して制御されるものである。
【0024】画像読取り部110は、両面自動原稿送り
装置112により原稿台111上に搬送されてきた原稿
の画像を読取るために、原稿台111の下方に配置され
ている。画像読取り部110は該原稿台111の下面に
沿って平行に往復移動する原稿台走査体113,114
と、光学レンズ115と、光電変換素子であるCCD
(電荷結合素子)ラインセンサ116とを有している。
【0025】この原稿走査体113,114は、第1の
走査ユニット113と、第2の走査ユニット114とか
ら構成されている。第1の走査ユニット113は、原稿
画像表面を露光する露光ランプと、原稿からの反射光像
を所定方向に向かって偏向する第1ミラーとを有し、原
稿台111の下面に対して一定の距離を保ちながら所定
の走査速度で平行に往復移動するものである。第2の走
査ユニット114は、第1の走査ユニット113の第1
ミラーにより偏向された原稿からの反射光像をさらに所
定の方向に向かって偏向する第2および第3ミラーとを
有し、第1の走査ユニット113と一定の速度関係を保
って平行に往復移動するものである。
【0026】光学レンズ115は、第2の走査ユニット
の第3ミラーにより偏向された原稿からの反射光像を縮
小し、縮小された光像をCCDラインセンサ116上の
所定位置に結像させるものである。
【0027】CCDラインセンサ116は、結像された
光像を順次光電変換して電気信号として出力するもので
ある。CCDラインセンサ116は、白黒画像あるいは
カラー画像を読取り、R(赤)、G(緑)、B(青)の
各色成分に色分解したラインデータを出力することので
きる3ラインのカラーCCDである。このCCDライン
センサ116により電気信号に変換された原稿画像情報
は、さらにマイクロコンピュータなどの画像処理部に転
送されて所定の画像データ処理が施される。
【0028】画像形成部210の構成、および画像形成
部210にかかわる各部の構成について説明する。画像
形成部210の下方には、用紙トレイ内に積載収容され
ている記録紙(記録媒体)Pを1枚ずつ分離して画像形
成部210に向かって供給する給紙機構211が設けら
れている。そして1枚ずつ分離して画像形成部210に
向かって供給する給紙機構211が設けられている。そ
して1枚ずつ分離供給された記録紙Pは、画像形成部2
10の手前に配置された一対のレジストローラ212に
よりタイミングが制御されて画像形成部210に搬送さ
れる。さらに、片面に画像が形成された記録紙Pは、画
像形成部210の画像形成にタイミングを合わせて画像
形成部210に再供給搬送される。
【0029】画像形成部210の下方には、転写搬送ベ
ルト機構213が配置されている。転写搬送ベルト機構
213は、駆動ローラ214と従動ローラ215との間
に略平行に延びるように張架された転写搬送ベルト21
6に記録紙Pを静電吸着させて搬送する構成となってい
る。そして、転写搬送ベルト216の下側に近接して、
定着側空間部300が設けられている。
【0030】用紙搬送路における転写搬送ベルト機構2
13の下流側には、記録紙P上に転写形成されたトナー
像を記録紙P上に定着させるための熱定着手段217が
配置されている。この熱定着手段217の一対の定着ロ
ーラ間のニップを通過した記録紙Pは、搬送方向切換え
ゲート218を経て、排出ローラ219により複写機本
体1の外壁に取付けられている排紙トレイ220上に排
出される。
【0031】切換えゲート218は、定着後の記録紙P
の搬送経路を、複写機本体1へ記録紙Pを排出する経路
と、画像形成部210に向かって記録紙Pを再供給する
経路との間で選択的に切換えるものである。切換えゲー
ト218により再び画像形成部210に向かって搬送方
向が切換えられた記録紙Pは、スイッチバック搬送経路
221を介して表裏反転された後、画像形成部210へ
と再度供給される。
【0032】また、画像形成部210における転写搬送
ベルト216の上方には、転写搬送ベルト216に近接
して、第1の画像形成ステーションPa、第2の画像形
成ステーションPb、第2の画像形成ステーションPc
および第4の画像形成ステーションPdが、用紙搬送経
路上流側から順に並設されている。転写搬送ベルト21
6は駆動ローラ214によって、図2において矢印Zで
示す方向に摩擦駆動され、前述したように給紙機構21
1を通じて給送される記録紙Pを把持し、記録紙Pを画
像形成ステーションPa〜Pdへと順次搬送する。
【0033】各画像形成ステーションPa〜Pdは、実
質的に同一の構成を有している。各画像形成ステーショ
ンPa,Pb,Pc,Pdは、図2に示す矢印F方向に
回転駆動される感光体ドラム222a,222b,22
2c,および222dをそれぞれ含んでいる。各感光体
ドラム222a〜222dの周辺には、感光体ドラム2
22a〜222dをそれぞれ一様に帯電する帯電器22
3a,223b,223c,223dと、感光体ドラム
222a〜222d上に形成された静電潜像をそれぞれ
現像する現像装置224a,224b,224c,22
4dと、現像された感光体ドラム222a〜222d上
のトナー像を記録紙Pへ転写する転写用放電器225
a,225b,225c,225dと、感光体ドラム2
22a〜222d上に残留するトナーを除去するクリー
ニング装置226a,226b,226c,226dと
が感光体ドラム222a〜222dの回転方向に沿って
順次配置されている。
【0034】各感光体ドラム222a〜222dの上方
には、レーザビームスキャナユニット(以下、LSU)
227a,227b,227c,227dがそれぞれ設
けられている。LSU227a〜227dは、画像デー
タに応じて変調されたドット光を発する光源である半導
体レーザ素子(図示せず)と、半導体レーザ素子からの
レーザビームを主走査方向に偏向させるためのポリゴン
ミラー(偏向装置)240と、ポリゴンミラー240に
より偏向されたレーザビームを感光体ドラム222a〜
222d表面に結像させるためのfθレンズ241と、
ミラー242,243などから構成されている。
【0035】画像処理部LSU227aには、カラー原
稿画像の黒色成分像に対応する画素信号が、LSU22
7bにはカラー原稿画像のシアン色成分像に対応する画
素信号が、LSU227cにはカラー原稿画像のマゼン
タ色成分像に対応する画素信号が、LSU227dには
カラー原稿画像のイエロー色成分像に対応する画素信号
がそれぞれ入力される。これにより色変換された原稿画
像情報に対応する静電潜像が各感光体ドラム222a〜
222d上に形成される。現像装置224aには黒色の
トナーが、現像装置224bにはシアン色のトナーが、
現像装置224cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置
224dにはイエロー色のトナーがそれぞれ収容されて
おり、感光体ドラム222a〜222d上の静電潜像
は、これら各色のトナーにより現像される。これによ
り、画像形成部210にて色変換された原稿画像情報が
各色のトナー像として再現される。
【0036】第1の画像形成ステーションPaと給紙機
構211との間には、記録紙吸着用(ブラシ)帯電器2
28が設けられている。この吸着用帯電器228は、転
写搬送ベルト216の表面を帯電させ、給紙機構211
から供給された記録紙Pは、転写搬送ベルト216上に
確実に吸着させた状態で第1の画像形成ステーションP
aから第4の画像形成ステーションPdの間をずれるこ
となく搬送させる。
【0037】第4の画像ステーションPdと熱定着手段
217との間で駆動ローラ214のほぼ真上部には除電
器229が設けられている。この除電器には搬送ベルト
216に静電吸着されている記録紙Pを転写搬送ベルト
216から分離するための交流電流が印加されている。
【0038】上記構成のデジタルカラー複写機において
は、記録紙Pとしてカットシート状の記録紙Pが使用さ
れる。この記録紙Pは、給紙カセットから送出されて給
紙機構211の給紙搬送経路のガイド内に供給される
と、その記録紙Pの先端部分がセンサ(図示せず)によ
って検知され、このセンサから出力される検知信号に基
づいて一対のレジストローラ212により、一旦、停止
され、タイミングかがとられる。記録紙Pは、各画像ス
テーションPa〜Pdとタイミングをとって図1の矢印
Z方向に回転している転写搬送ベルト216上に送られ
る。このとき転写搬送ベルト216には前述したように
吸着用帯電器228により所定の帯電が施されているの
で、記録紙Pは、各画像ステーションPa〜Pdを通過
する間、安定して搬送供給される。
【0039】各画像ステーションPa〜Pdにおいて
は、各色トナー像が、それぞれ形成され、転写搬送ベル
ト216により静電吸着されて搬送される記録紙Pの支
持面上で重ね合わされる。第4の画像ステーションPd
による画像の転写が完了すると、記録紙Pは、その先端
部分から順次、除電用放電器により転写搬送ベルト21
6上から剥離され、熱定着手段217へと導かれる。最
後に、トナー画像が定着された記録紙Pは、記録紙排出
口(図示せず)から排紙トレイ220上へと排出され
る。
【0040】上述の説明では、LSU227a〜227
dによってレーザビームを走査して露光することによっ
て、感光体への光書込みを行う。他の実施の形態では、
LSUの代わりに、発光ダイオードアレイと結像レンズ
アレイから成る書込み光学系(すなわち発光ダイオード
LEDヘッド)を用いてもよい。LEDヘッドはLSU
に比べ、サイズは小さく、また可動部分がなく無音であ
る。これによって、複数個の光書込みユニットを必要と
するタンデム方式のデジタルカラー複写機などの画像形
成装置では、好適に用いることができる。
【0041】図2に示すように、デジタルカラー複写機
1においては、熱定着手段217の上方にある空間が、
複写機1の隔壁310および画像読取り部110の下面
によって周囲の機器と区画されて光走査ユニット空間部
300を形成している。LSU227a〜227dが並
列して配設されている空間301も、装置の側壁105
と、前述の隔壁310、画像読取り部110の下面、お
よびその下の画像形成ステーションPa〜Pdが配設さ
れている空間と隔てる底板311にて区画され、空間部
301を形成している。空間部301はさらに、前板1
03および背後板104および側壁105、天井板10
6、前述の隔壁310によつて形成される。以下、空間
部300を定着側空間部と称し、空間部301をLSU
側空間部と称することがある。前述の図1は、デジタル
カラー複写機1が、画像読取り部110を省略した下部
の構成を模式的に示す斜視図であり、ここで複写機1
は、背後側を図1の紙面を前方とし、前側を紙面後方と
して記載してある。この図1に示されるように、定着側
空間部300には、複写機1の背後側に、機体外へ空気
を排出する排気ファン304が接続される。排気ファン
304の回転によって、それよりも下方に配置されてい
る熱定着手段217からの熱によって温められた空間部
300内の空気は、機体外に排気され、これによって熱
定着手段217は空冷される。空間部300では、隔壁
310、前板103、背後板104、側板107および
天井板106の隙間から空気が吸引または排出されるこ
とになる。
【0042】LSU側空間部301にも、同じく背後側
に、装置外すなわち機体外へ空気を排出する排気ファン
303が接続されている。この排気ファン303の回転
によって、図2の斜め左下方の熱定着手段217からの
熱によって温められた空間部301内の空気は、装置外
へと排気され、これにより、空間部301に配設されて
いる各LSU227a〜227dは空冷される。
【0043】図3は、図1に示される複写機1の一部の
簡略化した平面図である。図3において、LSU側空間
部301に形成される空気流路を矢印Aによって示す。
矢印Bは、定着側空間部300に形成される空気流路で
ある。
【0044】矢印Aによって示す空気流路は、空間部3
01を区画する壁105,103,108(3方向)、
隔壁310、底板311、および画像読取り部110の
下面である天井板106と、各LSU227a〜227
dを構成するLSU自体のユニット壁、すなわち基体に
よって形成されている。これによって、別途にダクトを
形成する構成に比べて、部品点数が少なくてすみ、製造
コストは安くつく。LSU227a〜227dのユニッ
ト壁自体が空気流路を形成するので、流れる空気とLS
U227a〜227dとの間で直接熱が交換され、別途
にダクトを設けた構成よりも冷却効果が高い。
【0045】LSU側空間部301においては、排気フ
ァン303を、熱定着手段217に最も近い、つまり、
熱定着手段の影響を最も受けやすいLSU227dの付
近に設ける。上記空気流路に流れる空気流量が、上記熱
の影響を受けやすいLSU227dの周囲において大き
くなり、熱定着手段217より遠去かるほどその流量が
小さくなる。これによって、最も熱せられやすいLSU
227dを、効果的に冷却できる。光走査ユニット22
7は、その外形がほぼ直方体状であるたとえば合成樹脂
製の基体を有し、この基体には、前述の半導体レーザ素
子、ポリゴンミラー240、fθレンズ241、ミラー
242,243などの光学的構成要素が取付けられて収
納される。図3から明らかなように、隔壁310および
側壁105は、各光走査ユニット227、前板103お
よび背後板108との間には、空気流路が形成される。
これらの各空気流路に流れる空気の流量は、排気ファン
303が配置されている付近において最も大きく、排気
ファン303から遠去かる位置では、空気流量が小さ
く、図3では、これらの空気流量が、参照符Aの幅で示
してある。
【0046】図4は、図1〜図3に示される本発明の実
施の一形態の電気的構成を簡略化して示す図である。デ
ジタルカラー複写機1においては、図4に示すように、
デジタルカラー複写機1が備える制御部305により、
LSU側の排気ファン303、熱定着手段側の排気ファ
ン304および熱定着手段217の熱源217aのうち
の少なくとも1つを、LSU227dの温度に応じて画
像への影響がないように制御する。このように、制御部
305が、LSU側排気ファン303、熱定着手段側の
排気ファン304および熱定着手段217の熱源217
aの3つの手段を制御して温度調整することで、従来の
ように熱定着手段217の温度を下げ過ぎたりすること
なく、検出温度が予め定める値、たとえば40〜50℃
以上にならないように、制御され、したがってLSU2
27a〜227dの熱による影響を回避できる。
【0047】各LSU227a〜227dの温度をそれ
ぞれ検出して制御することももちろん可能であるが、図
3、図4に示すようにデジタルカラー複写機1では、温
度センサ306を熱定着手段217に最も近いLSU2
27dに取付け、該LSU227dの温度のみを検出
し、これに基づいて制御部305が排気ファン303,
304、熱定着手段217の熱源217aを制御する。
したがって他のLSU227a〜227cにも温度セン
サを個々に取付けた構成に比べて、効果的にLSU22
7a〜227dの熱による画像への影響を抑えながら、
かつ温度センサ等の部品点数を削減し、製造コストの上
昇を低く抑えることができる。熱定着手段217に最も
近いLSU227dの温度を検出することで、熱定着手
段217からもっと遠いLSU227a〜227cにつ
いては、直接、温度を検出せずとも、把握することがで
きる。
【0048】本発明の実施の他の形態では、排気ファン
303,304に代えて、外方から空気を空間部30
1,300に押込む押込みファンが用いられてもよい。
【0049】本発明の実施のさらに他の形態では、温度
センサ306の出力に応答して制御部305は、ファン
303または304のみの回転速度を制御するようにし
てもよく、または両者のファン303,304の回転速
度を制御するようにしてもよい。温度センサ306の出
力に応答して制御部305は、熱定着手段217におけ
る温度を、熱定着に適した温度に保ち、熱定着手段21
7の熱源217aは、他の制御手段によって熱定着に適
した温度に制御し、定着不良を生じることを防ぐように
してもよい。
【0050】
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、第1ファン303によ
って導かれる空気が熱定着手段の温度低下を生じること
なく、したがって定着不良などの問題を発生することな
く、複数の各色毎の光走査ユニットのすべてが、熱によ
って悪影響を受けることを防ぎ、熱の悪影響を受けるこ
となく画像を忠実に記録再現することができるようにな
る。
【0052】さらに本発明によれば、光走査ユニット空
間部301内に、画像形成手段を構成するすべての光走
査ユニットを収納するようにし、したがってダクトを別
途に設ける必要がなく、光走査ユニットのすべてを、効
率よく冷却することができるとともに、部品点数および
製造コストを低減することができる。
【0053】本発明によれば、光走査ユニット空間部3
01に形成される空気孔は、熱定着手段から最も遠去か
った位置に形成され、これによって光走査ユニット空間
部301内に空気が滞留する領域をなくし、すべての光
走査ユニットを効率よく冷却することができる。
【0054】本発明によれば、第2仕切り部材310に
よって熱定着手段の上方に熱定着側空間部300を形成
し、もう1つの第2ファン304によって空気を導くよ
うにしたので、熱定着手段による熱が光走査ユニットに
悪影響を及ぼすことを確実に防ぐことができるようにな
るとともに、光走査ユニット空間部301からファンに
よって空気を導くとき、熱定着手段が冷却されてしまう
おそれがなく、定着不良を生じることを確実に防ぐこと
ができる。
【0055】本発明によれば、熱定着手段に最も近い光
走査ユニット227d付近に温度センサ306を設け、
この温度センサの検出温度が、予め定める値以上になら
ないように制御手段によって制御するので、すべての光
走査ユニット227a〜227dの温度状況を把握する
ことができ、しかも残余の光走査ユニット227a〜2
27dの温度をそれぞれ検出する必要がなく、これによ
って部品点数の増加、製造コストの上昇を抑えながら、
各光走査ユニットが熱によって受ける悪影響を小さくす
ることができる。本発明によれば、最下流の光走査ユニ
ット227d付近の温度を、温度センサ306によって
検出して制御手段によって第1ファン303の回転速度
を制御し、全ての光走査ユニット227の熱による悪影
響を回避するように、検出温度が予め定める値以上にな
らないように制御するので、複数の全ての各光走査ユニ
ット227a〜227dに温度センサを個別的に前述の
ように取付けた構成に比べて、効果的に、全ての光走査
ユニット227a〜227dの熱による画像への悪影響
を抑えながら、前述のように部品点数を削減し、製造コ
ストの上昇を低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の一部を切欠いて示す斜
視図である。
【図2】図1に示されるデジタルカラー複写機1の全体
の構成を簡略化して示す正面から見た断面図である。
【図3】図1に示される複写機1の一部の簡略化した平
面図である。
【図4】図1〜図3に示される本発明の実施の一形態の
電気的構成を簡略化して示す図である。
【符号の説明】 1 デジタルカラー複写機 101 空気孔 102 機体 103 前板 104 背面板 105 側板 106 天井板 107 側板 108 背後板 110 画像読取り部 111 原稿台 210 画像形成部 217 熱定着手段 227 光走査ユニットLSU 228 記録紙吸着用帯電器 240 ポリゴンミラー 241 fθレンズ 242,243 ミラー 300 定着側空間部 301 光走査ユニット空間部 303,304 排気ファン 305 制御部 306 温度センサ 310 隔壁 P 記録紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 孝之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 山中 敏央 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 真鍋 申生 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−123786(JP,A) 特開 平5−27531(JP,A) 特開 平4−257880(JP,A) 特開 平7−191505(JP,A) 特開 平9−34338(JP,A) 特開 平10−307439(JP,A) 特開 平7−20753(JP,A) 特開 平9−237027(JP,A) 特開 平1−169466(JP,A) 特開 平9−26731(JP,A) 特開 平3−81780(JP,A) 特開 昭61−172168(JP,A) 特開2000−172153(JP,A) 特開2000−214655(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/01 G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)記録紙の搬送路に沿って順次的に
    配置される複数の各色毎の画像形成手段であって、各画
    像形成手段は、 (a1)画像形成部210であって、 感光体と、 感光体上に静電潜像を形成して露光する光走査ユニット
    と、 感光体上の静電潜像を各色のトナーによって顕像化する
    現像手段と、 感光体上のトナー像を、搬送路上の記録紙に転写する転
    写手段とを有する画像形成部210と、 (a2)感光体の上方に配置され、感光体上に静電潜像
    を形成して露光する光走査ユニット227a〜227d
    とを有する画像形成手段と、 (b)搬送路の記録紙搬送方向最下流の画像形成手段よ
    りも、さらに下流に配置され、記録紙上のトナー像を熱
    溶融して定着する熱定着手段と、 (c)各画像形成部210の感光体と光走査ユニットと
    の間を仕切って、全ての光走査ユニットを囲む光走査ユ
    ニット空間部301を形成するための第1仕切り部材3
    11と、 (d)光走査ユニット空間部301と熱定着手段の上方
    の熱定着側空間部300とを仕切る第2仕切り部材31
    0と、 (e)機体102であって、 熱定着手段から光走査ユニット空間部301の最も遠去
    かった位置で、光走査ユニット空間部301内に各光走
    査ユニット227とそれぞれ熱交換する空気が流れる各
    空気流路を形成する空気孔101が形成され、 画像形成手段と、熱定着手段と、第1仕切り部材311
    と、第2仕切り部材310と、第1ファン303と、第
    2ファン304とが、設けられる機体102と、 (f)熱定着手段に最も近い光走査ユニット227dの
    近傍に配置され、前記空気孔101との間にわたって、
    前記光走査ユニット空間部301から機体102の外方
    に、または外方から光走査ユニット空間部301に、空
    気を導く第1ファン303と、 (g)熱定着側空間部300から機体102の外方に、
    または外方から熱定着側空間部300に、空気を導く第
    2ファン304と、 (h)最下流の光走査ユニット227d付近の温度を検
    出する温度センサ306と、 (i)温度センサの出力に応答し、前記光走査ユニット
    空間部301の第1ファン303の回転速度を、温度セ
    ンサによる検出温度が、光走査ユニット227の熱によ
    る悪影響を回避する予め定める値以上にならないように
    制御する制御手段とを含むことを特徴とするカラー画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、温度センサ306の出力に
    応答し、第2ファン304の回転速度も制御することを
    特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 機体102は、前板103と、背後板1
    04とを含み、 前板103に空気孔101が形成され、 背後板104に第1および第2ファン303,304が
    設けられ、 第1および第2ファン303,304はいずれも、排気
    ファンであることを特徴とする請求項1記載のカラー画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 機体102は、光走査ユニット空間部3
    01および定着側空間部300を形成する天井板106
    を含み、 この天井板106の上方に、原稿の画像を読取る原稿読
    取り部110が設けられることを特徴とする請求項1〜
    3のうちの1つに記載のカラー画像形成装置。
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