JP4298477B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、プリンタ、複写機等の画像形成装置に関するものである。
図5はカラー画像形成装置であるレーザープリンタの装置本体100の断面図であり、画像形成ステーションを縦型に配置したものである(例えば、特許文献1参照。)。シート積載手段としての給紙カセット50の中板53上に積載された記録材であるシートPは給紙ローラ51によって、一枚ずつ分離され、中間搬送ローラ対61、レジストローラ対62を通り、二次転写部T2へと給送される。
カラー画像作像系では、複数の色成分に対応したレーザースキャナユニット70A、70B、70C、70Dより発せられるレーザー露光によって、複数の色成分に対応した複数のプロセスカートリッジ1A、1B、1C、1D内の像担持体40A、40B、40C、40D上に潜像が形成され、この潜像は現像手段により現像剤すなわちトナ−により各々の像担持体40A〜40D上に各色成分像が現像され、各色像担持体に形成された複数の色成分像に対応するトナー画像が、像担持体と一次転写ローラ41A、41B、41C、41Dに挟まれた一次転写部T1で中間転写ベルト42上に順次重畳転写され、中間転写ベルト42上に4色の積載されたトナー像が形成される。この中間転写ベルト42上のトナー像は二次転写ローラ43と二次転写対向ローラ44とが構成する2次転写部T2でシートPに一括転写され、シートP上に未定着トナー像が形成される。
未定着トナー像を担持したシートPは定着装置30に導入され、加熱定着される。その後シートPは複数の排紙ローラ対7、8により排紙搬送路10を経て、排紙積載部11に排出される。
特開平8‐160839号公報(図4、図5)
図5に示した、背景技術による画像形成装置においては、特に発熱源である定着装置に起因する、以下の様な技術的課題を有していた。
まず、図5の画像形成装置では、レーザースキャナユニット70A〜Dは、装置水平方向に配置されている。この構成は、図6に示す通り、像担持体40(A〜D)に対するレーザー照射方向とポリゴンミラー及びスキャナモーター71といった回転部材の回転平面の向きが一致(即ちレーザー照射方向と回転部材の回転軸が直交)するため、レーザースキャナユニット内の折り返しミラーを省略できるという利点があるが、図5中の矢印Hで示した様に、発熱源である定着装置30からの熱せられた空気は上昇し、最下段のレーザースキャナユニット70Aで遮られて、像担持体40Aを内包するプロセスカートリッジ1Aの方へ流れていく。その為、最下段のレーザースキャナユニット70Aのみが極端に定着装置30からの熱により昇温してしまい、熱膨張によってレーザースキャナユニット内のレンズ、ミラー等、各部品の取り付け位置が微妙に動いてしまう。それがレーザー露光の照射位置を狂わせてしまい、結果、最下段の像担持体40Aの色成分のみが、中間転写ベルト上の所定の位置より狂った位置に形成されてしまい、各色成分を正確に中間転写ベルト42上に重ねることができず、色ズレが発生してしまう。 同時に、定着装置30からの熱は、プロセスカートリッジ1Aの方へ流れてしまう為、プロセスカートリッジ内のトナーを熱してしまい、最悪の場合、高温環境下においてトナーがプロセスカートリッジ内で溶融してしまう恐れがある。また、像担持体40(A〜D)は有機材料等を用いた感光体であり、これは温度変化によって感光特性が変化する為、たとえば最下段の像担持体40Aの、しかもプロセスカートリッジ筐体より露出する、一次転写ローラ41Aと当接する部分近傍のみ極端に温度が上がると、画像上の濃度むらが発生し、著しく画像品質が悪化してしまう。
また、特にカラー画像を形成する際においては、定着装置30の直後の搬送ローラ対7にシートPがニップされた時にできる搬送ローラ跡がモノクロ単色時に比較しより目立つという課題がある。これは、シート上のほぼ同一地点に複数色のトナーを重ねる為、加熱定着直後のトナーが冷えずらく、完全にシート上で硬化する前に搬送ローラ対に当接してしまうからである。
上記の様な課題を解決するには、冷却ファンを用いれば良いが、図5に示した背景技術の構成では、前述の様にレーザースキャナユニット70Aが空気の流れの大半を遮断してしまっている為、より大型の冷却ファンを用いらざるを得なくなる、あるいは定着装置の熱を逃す為だけのファンと、画像形成装置全体を冷却する為のファンと言った様に、定着装置の定格熱量や使用環境によっては、複数の冷却ファンが必要になることもあり、画像形成装置のサイズやコストといった面で不利となる。
上記課題を解決するため、本発明は、複数の像担持体と、前記複数の像担持体それぞれにレーザー光を照射する複数のレーザースキャナユニットと、未定着像を記録材上に加熱定着する定着手段と、前記定着手段によって加熱定着された後の記録材を搬送する搬送部と、を有し、前記複数の像担持体及び前記複数のレーザースキャナユニットはそれぞれ鉛直方向に配置され、前記定着手段は前記複数のレーザースキャナユニットと前記搬送部の間の下方に設けられた画像形成装置において、前記定着手段の上方に装置外の空気を装置内に取り込む吸気ファンを有し、前吸気ファンは前記複数のレーザースキャナユニットと前記搬送部の間に鉛直方向下向きに流れる下降気流を発生させるものであり、該下降気流は、前記定着手段によって熱せられた空気の上昇を抑えつつ、その空気とともに前記定着手段の近傍に設けられた排気口から装置外に排出されることを特徴とするものである。
本発明によれば、エアフローがレーザースキャナユニットの壁面全域を覆うエアカーテンとなり、このエアカーテンが断熱層となって、レーザースキャナユニットへの熱伝達を抑え、複数のレーザースキャナユニットの温度上昇の差を小さくすることができると同時に、プロセスカートリッジへの熱の伝達を防ぐことができ、画像形成装置の大型化、複雑化、高コスト化することなく、良好なカラー画像を得ることができる。
以下、図面に従って、本発明による実施例を説明する。なお、図5の背景技術と同じ構成作用に関わる部材については、同じ符号を記すこととし、説明を省略する。
(第1の実施例)
図1〜3は本発明に係わるカラー画像形成装置200の第1実施例の構成図である。図1、2に示す通り、レーザースキャナユニット170A、170B、170C、170Dは画像形成装置の装置鉛直方向に設置されており、ポリゴンミラー及びスキャナモーター171の回転平面は、像担持体40に対するレーザー照射方向と直交、即ち装置鉛直方向に配置されている。(つまりポリゴンミラー及びスキャナモーター171の回転軸は、像担持体40に対するレーザー照射方向と平行である。)
図2で示したレーザースキャナユニット170A〜Dは、図1で示す通り装置鉛直方向に重ねて配置されており、この為ほぼ同サイズ、同一仕様の背景技術による画像形成装置本体100に対して、レーザースキャナユニット170A〜Dの壁面と対向する、排紙搬送部6の壁面との間には、エアダクトとなり得る空間ができる。つまり複数のレーザースキャナユニット170A〜Dと排紙搬送部6の間の空間は鉛直方向に伸びるエアダクトを形成する。そして、この空間の上方には、外気をこの空間に取り込む為の吸気ファンとしてのファン90が一つだけ置かれている。
ファン90が回転すると、このファン90による空気の流れと、定着装置30で発生する熱せられた空気の流れは、図1及び図3に示した矢印C、及び矢印Hで示した様なイメージとなる。即ち、ファン90によって発生する冷却風の流れCは、レーザースキャナユニット170A〜Dの壁面をほぼ全域覆うエアカーテンにもなり、冷却風の流れCは、定着装置30からの熱せられた空気Hを、排気口110へ引っ張る役目だけでなく、レーザースキャナユニット170A〜Dの断熱層としての役目も果たし、結果、プロセスカートリッジ1Aの方向へ熱せられた空気Hが流れずらくなり、かつ、レーザースキャナユニット170A〜Dそれぞれの温度上昇の差を小さくすることができ、シートPに転写される画像品質の劣化を防ぐことができる。
このように本実施例によれば、複数、またはより大型の冷却ファンを用いること無く、画像形成装置内の各構成要素を効率よく冷却することができる。
(第2の実施例)
図4は本発明に係わるカラー画像形成装置300の第2実施例の構成図である。第1の実施例と異なる点は、エアフローを形成する、排紙搬送部6の壁面に開口部であるスリットSが開けてあることである。冷却風の流れCの一部は、このスリットSを通って、定着装置30によって定着された直後のシートPをも冷やすことができる。よって、定着直後で完全に硬化していないシートP上のトナーを、搬送ローラ対7にシートPが噛む手前で冷却し、トナーの硬化を促進できる為、搬送ローラ対7によるローラ跡を目立たなくすることが可能となる。
このように本実施例によれば、定着直後のシート上の画像を、簡単な構成変更で冷却することが可能であるため、背景技術に対し、より色ズレや濃度むら、搬送ローラ跡の目立たない、良好なカラー画像を得ることが可能となる。
本発明の実施例である画像形成装置を示す図。 図1のレーザースキャナユニットを示す図。 図1のA‐A断面図。 本発明の他の実施例である画像形成装置を示す図。 本発明の背景技術である画像形成装置を示す図。 図5のレーザースキャナユニットを示す図。
符号の説明
1A〜D プロセスカートリッジ
6 排紙搬送部
7 排紙搬送ローラ
10 排紙搬送路
30 定着装置
40A〜D 像担持体
70A〜D、170A〜D レーザースキャナユニット
90 冷却ファン
100、200、300 装置本体
P シート
C 冷却ファンによる空気の流れ
H 定着装置により熱した空気の流れ

Claims (2)

  1. 複数の像担持体と、前記複数の像担持体それぞれにレーザー光を照射する複数のレーザースキャナユニットと、未定着像を記録材上に加熱定着する定着手段と、前記定着手段によって加熱定着された後の記録材を搬送する搬送部と、を有し、前記複数の像担持体及び前記複数のレーザースキャナユニットはそれぞれ鉛直方向に配置され、前記定着手段は前記複数のレーザースキャナユニットと前記搬送部の間の下方に設けられた画像形成装置において、
    前記定着手段の上方に装置外の空気を装置内に取り込む吸気ファンを有し、前吸気ファンは前記複数のレーザースキャナユニットと前記搬送部の間に鉛直方向下向きに流れる下降気流を発生させるものであり、該下降気流は、前記定着手段によって熱せられた空気の上昇を抑えつつ、その空気とともに前記定着手段の近傍に設けられた排気口から装置外に排出されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送部は、該下降気流の一部を前記定着手段によって加熱定着された後の記録材へ導くための開口部を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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