JP6112361B2 - 画像形成装置及び現像ユニット - Google Patents

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本発明は画像形成装置及び現像ユニットに関し、より詳細には、現像ユニットが装置本体に対して着脱自在で、装置本体に装着された状態で、感光体ユニットに対して接触位置と離間位置とに移動可能である画像形成装置及び現像ユニットに関するものである。
プリンターやファクシミリ、複写機などの電子写真方式を用いた画像形成装置では、感光体ドラムの表面に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー画像とする現像ユニットを備えている。現像ユニットには、例えば図12に示すように、トナーとキャリアとを有する現像剤(不図示)を撹拌しながら搬送する搬送スクリュー32a,32bが、軸受け92a,92bを介して筐体36内に設けられている。そして、搬送スクリュー32a,32bの回転軸は軸受け92a,92bを越えて外方に突出し、軸受け92a,92bの端部にはギア91a,91bが取り付けられている。不図示の駆動源からの回転力がギア91a,91bを介して回転軸に伝えられ、搬送スクリュー32a,32bはそれぞれ回転し、搬送スクリュー32bは現像剤を図12の右方向に搬送し、搬送スクリュー32aは現像剤を図12の左方向に搬送する。搬送スクリュー32aと搬送スクリュー32bとの間には仕切り壁60が形成されているが、軸方向両端部には仕切り壁60に開口部61が形成されており、この開口部61を通って現像剤は搬送スクリュー32b側から搬送スクリュー32a側に移動する。これにより、現像剤は筐体36内を循環する。
搬送スクリュー32bの端部側には、筐体36の内壁や軸受け92bに現像剤からの圧力が直接が掛からないように逆巻きの搬送スクリュー94や円板状の止め板95が設けられているが、搬送スクリュー32bによって搬送されてくる現像剤の一部が、逆巻き搬送スクリュー94や止め板95を乗り越えて軸受け92b方向に進入してくることがある。軸受け92bは、筐体36の内壁から所定の空間を隔てて配置されているが、現像剤は空間を通って軸受け92bの手前に設けられたシール部材93bにまで到達することがある。シール部材93bは、通常、リング状のゴム材料からなり、搬送スクリュー32bの回転軸との摩擦により周辺よりも高温となる。このため、搬送スクリュー32bの回転数の高くなりシール部材93bが高温となって現像剤の溶融温度付近にまで上昇すると、シール部材93b付近の現像剤が溶融してシール部材93bや回転軸に固着したり、冷却されて固化物が生成されることがある。このような現像剤の溶融固着や固化物の生成が生じると、搬送スクリュー32bの回転トルクが上昇したり、固化物の一部が筐体36内の現像剤に混入し画像劣化を引き起こすことがあった。
そこで、例えば特許文献1では、現像剤を収容する筐体をヒートシンクで構成すると共に、筐体の外壁部に冷却フィンを設け、冷却ファンによって冷却フィンを空冷する機構が提案されている。
特開2007-226148号公報
しかしながら、前記提案機構では、冷却フィンが筐体の底面全体に設けられるため、装置の大型化が懸念される。また、近年、画像形成速度の高速化に伴い搬送スクリューの回転軸とシール部材等との摩擦熱が大きくなっていると同時に、現像剤の低融点化も行われているため、現像剤の溶融固着や固化物の生成は一層起こりやすくなっている。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、装置の大型化を招くことなく現像ユニットの冷却を効果的に行い、現像剤の溶融固着や固化物の生成を防止することにある。
前記目的を達成する本発明に係る画像形成装置は、装置本体に配置された感光体ユニットと、前記装置本体に対して着脱自在の現像ユニットとを備え、前記現像ユニットは、前記装置本体に装着された状態で、前記感光体ユニットに対して接触位置と離間位置とに移動可能で、前記現像ユニットの筐体よりも熱伝導率が高い突部を有し、前記装置本体は、前記現像ユニットを着脱する際に、前記突部が係入して前記現像ユニットの着脱を案内するガイド溝を有し、前記現像ユニットが前記装置本体に装着された状態で離間位置から接触位置に移動すると、前記突部が前記ガイド溝から離脱し、前記突部と前記ガイド溝との間に空間が形成され、前記現像ユニットで発生した熱が前記突部を介して前記空間に放熱されることを特徴とする。
ここで、前記突部と前記ガイド溝との間に形成される空間が空気流路の一部を構成するようにするのが好ましい。
前記現像ユニットが、現像剤を表面に担持し、前記感光体ユニットの感光体と対向する位置に現像剤を回転搬送する現像ローラと、前記現像ローラの回転軸方向と平行な方向に現像剤を回転搬送する少なくとも1つの搬送部材とを有する場合、前記突部が、前記搬送部材の駆動側の軸受部の近傍に形成されているのが好ましい。
前記突部は貫通孔を有していてもよい。
また、前記突部は、複数枚の放熱フィンを有していてもよい。さらに、空気流を前記放熱フィンに向かわせる案内板を有していてもよい。
そしてまた、前記現像ユニットを複数個備えると共に、空気流を形成する冷却ファンをさらに備える場合、前記冷却ファンから遠い現像ユニットの突部ほど多数枚の前記放熱フィンを有するようにするのが好ましい。
また、本発明によれば、画像形成装置の装置本体に対して着脱自在で、且つ、前記装置本体に装着された状態で感光体ユニットに対して接触位置と離間位置とに移動可能で、筐体よりも熱伝導率の高い突部を有し、前記突部が、前記装置本体に設けられたガイド溝に係入して、前記装置本体に対する着脱を案内し、前記装置本体に装着された状態で離間位置から接触位置に移動すると、前記突部が前記ガイド溝から離脱し、前記突部と前記ガイド溝との間に空間が形成され、前記筐体内で発生した熱が前記突部を介して前記空間に放熱されることを特徴とする現像ユニットが提供される。
ここで、現像剤を表面に担持し、前記感光体ユニットの感光体と対向する位置に現像剤を回転搬送する現像ローラと、前記現像ローラの回転軸方向と平行な方向に現像剤を回転搬送する少なくとも1つの搬送部材とを有する場合、前記突部は、前記搬送部材の駆動側の軸受部の近傍に形成するのが好ましい。
前記突部は、貫通孔を有していてもよい。
また、前記突部は、複数枚の放熱フィンを有していてもよい。さらに、前記突部は、空気流を前記放熱フィンに向かわせる案内板を有していてもよい。
本発明の画像形成装置及び現像ユニットでは、装置本体に対する現像ユニットの着脱を案内補助する、現像ユニットに設けられた突部を利用して、現像ユニットで発生した熱を放熱するので、装置の大型化を招くことなく現像ユニットの冷却を効果的に行え、現像剤の溶融固着や固化物の生成が防止される。
本発明に係る画像形成装置及び現像ユニットの一例を示す概説図である。 現像ユニットが接触位置のときのプロセスカートリッジの垂直断面図である。 現像ユニットが離間位置のときのプロセスカートリッジの垂直断面図である。 現像ユニットの斜視図である。 突部の筐体への取り付けを説明する斜視図である。 突部を筐体に取り付けた現像ユニットの部分図である。 突部付近の現像ユニットの部分断面図である。 放熱フィンの枚数が異なる突部を筐体に設けた場合の説明図である。 突部の他の実施形態を示す斜視図である。 図9の突部の正面図である。 図10のA−A線断面図である。 従来の現像ユニットの部分断面図である。
以下、本発明に係る画像形成装置及び現像ユニットについて図に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1に、本発明に係る画像形成装置の一例を示す概説図を示す。装置本体1は、原稿画像を読み取る読取部100と、画像を印刷するプリンタ部200と、使用者とのインターフェースとなる操作表示部300とで構成されている。読取部100は、図示していない原稿ガラス板の上に載置された原稿の画像をスキャナを移動して読み取る公知のもので、イメージセンサにより色別に電気信号に変換されてプリンタ部200へ送られる。又、ファクシミリや別設のパソコンから電子データ化された画像信号を受信した場合は直接プリンタ部200へ送られる。
プリンタ部200は、その内部中央部に無端状の中間転写ベルト(中間転写体)40を備える。中間転写ベルト40はローラ41とローラ42との間に略水平に懸架され、反時計回りに回転する。中間転写ベルト40の下方には、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応した4つのプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10K(以下、「プロセスカートリッジ10」と総称することがある)が並んで配置されている。中間転写ベルト40を懸架するローラ42には、中間転写ベルト40を挟んで2次転写ローラ54が圧接している。また、ローラ41には中間転写ベルト40の表面を清掃するクリーニング装置43が設けられている。中間転写ベルト40の内側には感光体21と対応する位置に1次転写ローラ44が配置されている。
中間転写ベルト40の上方には、補給トナーが色別に充填されたトナー容器60Y、60M、60C、60Kが装置本体1に対してそれぞれ着脱自在に設けられている。現像ユニット30(図2に図示)内のトナー濃度が一定となるように、ここから不図示のトナー搬送路を通して現像ユニット30にトナーが補給される。
また、中間転写ベルト40の回転方向最上流側のプロセスカートリッジ10Yよりも上流側(図1の左側)には冷却ファン70が設けられている。
プロセスカートリッジ10の下方には、後述するように所定の空間(空気流路71)を隔てて露光装置11が設けられている。露光装置11の窓から出射した光は、感光体ユニット20(図2に図示)と現像ユニット30(図2に図示)の隙間を通って感光体21(図2に図示)表面を照射し、感光体21表面に静電潜像を形成する。
露光装置11の下部にはカセット51が配置されている。カセット51には、紙やフィルムなどの転写材50が積層収納され、給紙ローラ52によって最上の転写材50から一枚づつ搬送路Aに引き出される。搬送路Aに引き出された転写材50は、搬送ローラによってレジストローラ対53に搬送される。そして、レジストローラ対53によって転写材50は、中間転写ベルト40表面のトナー画像の回転とタイミングを合わせて、中間転写ベルト40と2次転写ローラ54のニップ部に送り出され、ここでトナー画像が転写材50に転写される。
トナー画像が転写された転写材50は搬送路を通って定着装置55に送られる。定着装置55では転写材50に加熱・加圧がなされ、転写材50上のトナー像が転写材50に溶融定着する。そして、転写材50は排紙トレイに排出される。
図2に、プロセスカートリッジ10の垂直断面図を示す。なお、各プロセスカートリッジはいずれも同じ構成である。図2は、現像ユニット30が感光体ユニット20に対して接触位置のときの垂直断面図である。プロセスカートリッジ10は、感光体ユニット20と現像ユニット30と有する。感光体ユニット20は、円筒状で回転自在の感光体21を有し、感光体21の周りに、感光体21の表面を均一に帯電させる帯電装置22と、トナー画像を中間転写ベルト40に転写した後に感光体21表面に残留するトナーを回収するクリーニング装置23とを有する。この感光体ユニット20は、装置本体1に設けられた支持レール101に案内されながら装置本体1に対して着脱される。
現像ユニット30は、筐体36と、筐体36内に設けられた、感光体21表面に形成された静電潜像にトナーを供給し可視像化する回転自在の現像ローラ31と、トナーとキャリアとからなる現像剤(不図示)を撹拌し現像ローラ31に供給する2本の搬送スクリュー(搬送部材)32a,32bと、筐体36の外面に設けられた突部35とを有する。そして、現像ユニット30は、装置本体1に対して着脱自在に設けられている。現像ユニット30の装置本体1への着脱は、筐体36の外面に設けられた突部35を、装置本体1に設けられたガイド溝19に係入させて、現像ユニット30をスライドさせることにより行われる。
また、現像ユニット30は揺動軸33を中心として、感光体ユニット20に対して接触位置と離間位置とに揺動可能に装置本体1に設けられている。具体的には、現像ユニット30を装置本体1に装着した状態で、装置本体に設けられた不図示の操作レバーを回動させることによって、操作レバーの突起部(不図示)が現像ユニット30の当接部34に当接し、現像ユニット30は揺動軸33を中心として時計回りに押し上げられる。これにより、現像ユニット30は感光体ユニット20に接触する。一方、操作レバーを反対方向に回動させると、現像ユニット30を押し上げていた力が解除され、現像ユニット30はその自重によって揺動軸33を中心として反時計回りに回転し、感光体ユニット20から離間する。図3に、現像ユニット30が感光体ユニット20に対して離間位置のときの垂直断面図を示す。
図4に、現像ユニット30の斜視図を示す。突部35は、筐体36外面の、装置本体1への装着方向先端側、すなわち装置本体1内の奥側に位置する部分に設けられている。また、ガイド溝19の装置本体奥側には切り欠き(不図示)が形成されており、突部35の揺動を可能としている。
図5に、突部35の筐体36への取り付けを説明する斜視図を、図6に突部35を筐体36に取り付けた図をそれぞれ示す。突部35は、基部351と、現像ユニット30の装着方向に対して所定間隔で形成された複数枚の板状の放熱フィン352と、冷却ファン70によって生じる空気流を放熱フィン352に導く案内板353とを有し、これらが、筐体36の熱伝導率よりも高い材料で一体に成形されてなる。装置本体1のガイド溝19(図2及び図3に図示)には放熱フィン352が係入する。そして、突部35は、筐体36に不図示のネジなどによって取り外し可能に取り付けられる。このように、突部35を筐体36と別体とすることによって、種類の異なる現像ユニット30に対して突部35の共通化を図ることができ、画像形成速度の遅い装置の場合には突部35を設けないようにもできる。また、現像ユニット30ごとに、放熱フィン352の形成位置や枚数と、それに対応するガイド溝19の切り欠きとを異なるようにしておけば、現像色の異なる現像ユニット30が装置本体1の誤った位置に装着されるのを防止できる。
図7に、現像ユニット30の突部35及び軸受け92b付近の部分断面図を示す。搬送スクリュー32bの回転軸のギア91bが設けられた駆動側の軸受け92bの軸方向内側には、現像剤の進入を防ぐためのシール部材93bが設けられている。従来は、このシール部材93bと搬送スクリュー32bの回転軸との摩擦熱によって現像剤の回転軸への溶融固着や固化物の生成が問題となっていたが、本発明の現像ユニット30では、筐体36の一部を切り欠いて、軸受け92bと対向する位置に、筐体36よりも高い熱伝導率を有する突部35が設けられるので、シール部材93bなどで発生する熱は、突部35を介して外部に放散され、シール部材93b付近の摩擦熱による温度上昇は抑えられる。なお、筐体36に軸受け92bに至る貫通孔を設けて、軸受け92bに直接接触するように突部35を設けても構わないが、貫通孔から現像剤が漏れるおそれがあるので、筐体36を介して軸受け92bと対向する位置に突部35を設けるのが望ましい。
突部35の材質は、筐体36よりも熱伝導率の高いものであれば特に限定はない。例えば、樹脂などの軟質材料が筐体36の形状に馴染みやすい点から好ましい。また、熱伝導率が高い点から金属材料で構成しても構わない。
このような構成の画像形成装置において、現像ユニット30が装置本体1に装着され、感光体ユニット20に対して接触位置の状態、すなわち画像形成可能な状態になると、所定条件下で冷却ファン70が駆動される。すると、図1に示すように、プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10Kの下方の空気が、プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10Kと露光装置11との間に形成された空気流路71を通って吸引される。このとき、図2に示すように、現像ユニット30の突部35とガイド溝との間には空間81が形成される。そして、この空間81が空気流路71の一部を構成しているので、現像ユニット30のシール部材93bや軸受け92bなどで発生した熱は、筐体36を通って突部35(主として放熱フィン352)から、空気流路71を流れる空気中に放熱される。また、空気流路71は、現像ユニット30の下方に形成されているため、現像ローラ31周辺に発生するトナー噴煙を巻き込みが抑制され、トナー噴煙の現像ユニット30内や装置本体1内への拡散が抑えられる。なお、冷却ファン70から排出された空気は、クリーニング装置43の周りを空冷した後、中間転写ベルト40の上方を略水平に流れて中間転写ベルト40をさらに冷却した後、装置本体1の背面から外部に排出される。
図1に示す画像形成装置において、冷却ファン70を駆動させて各現像ユニット30を冷却する場合、冷却ファン70に最も近い現像ユニット30Yと最も離れた現像ユニット30Kとでは冷却風量が異なり、冷却ファン70から離れた現像ユニット30Kの冷却が充分に行えないおそれがある。このため、冷却ファン70から最も離れた現像ユニット30Kにおいて充分な冷却風量が得られるように冷却ファン70の吸引量を上げることが考えられるが、現像ローラ31周辺に発生するトナー噴煙を巻き込むおそれがある。そこで、例えば図8に示すように、冷却ファン70から遠い現像ユニット30の突部35ほど放熱フィン352の枚数を多くして放熱効果を大きくしてもよい。あるいはまた、突部35の形状を大きくするようにしてもよい。また、冷却ファン70から現像ユニット30までの距離の他、現像ユニット30に収納されている現像剤(トナー)の溶融温度などを考慮して、突部35の放熱フィン352の枚数や突部35の形状を各現像ユニット30ごとに変えるようにしてもよい。このように各現像ユニット30ごとに突部35の放熱フィン352や形状を変えることにより、前述のように、装置本体1のガイド溝19に形成される、突部35に対応する切り欠きとの組み合わせによって、現像色の異なる現像ユニット30が装置本体1の誤った位置に装着されるのが防止される。
図9に、他の実施形態の突部35が設けられた現像ユニット30の部分斜視図を、図10にこの突部35の正面図を、図11に図10のA−A線断面図をそれぞれ示す。これらの図に示す突部35は2種類の貫通孔354,355を有する。このような貫通孔354,355が突部35に形成されることによって突部35の表面積が大きくなり放熱性がさらに向上する。
本発明の画像形成装置及び現像ユニットでは、装置本体1に対する現像ユニット30の着脱を案内補助する、現像ユニット30に設けられた突部35を利用して、現像ユニット30で発生した熱を放熱するので、装置の大型化を招くことなく現像ユニット30の冷却を効果的に行える。これにより、現像剤の溶融固着や固化物の生成が防止され有用である。
1 装置本体
10 現像ユニット
19 ガイド溝
20 感光体ユニット
31 現像ローラ
32a,32b 搬送スクリュー(搬送部材)
33 揺動軸
35 突部
40 中間転写ベルト
70 冷却ファン
71 空気流路
81 空間
352 放熱フィン
353 案内板
354,355 貫通孔

Claims (12)

  1. 装置本体に配置された感光体ユニットと、前記装置本体に対して着脱自在の現像ユニットとを備え、
    前記現像ユニットは、前記装置本体に装着された状態で、前記感光体ユニットに対して接触位置と離間位置とに移動可能で、前記現像ユニットの筐体よりも熱伝導率が高い突部を有し、
    前記装置本体は、前記現像ユニットを着脱する際に、前記突部が係入して前記現像ユニットの着脱を案内するガイド溝を有し、
    前記現像ユニットが前記装置本体に装着された状態で離間位置から接触位置に移動すると、前記突部が前記ガイド溝から離脱し、前記突部と前記ガイド溝との間に空間が形成され、前記現像ユニットで発生した熱が前記突部を介して前記空間に放熱されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記突部と前記ガイド溝との間に形成される空間が空気流路の一部を構成する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記現像ユニットが、現像剤を表面に担持し、前記感光体ユニットの感光体と対向する位置に現像剤を回転搬送する現像ローラと、前記現像ローラの回転軸方向と平行な方向に現像剤を回転搬送する少なくとも1つの搬送部材とを有し、
    前記突部が、前記搬送部材の駆動側の軸受部の近傍に形成されている請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記突部が、貫通孔を有している請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記突部が、複数枚の放熱フィンを有している請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記突部が、空気流を前記放熱フィンに向かわせる案内板を有している請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記現像ユニットを複数個備えると共に、空気流を形成する冷却ファンをさらに備え、前記冷却ファンから遠い現像ユニットの突部ほど多数枚の前記放熱フィンを有している請求項5又は6記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置の装置本体に対して着脱自在で、且つ、前記装置本体に装着された状態で感光体ユニットに対して接触位置と離間位置とに移動可能で、
    筐体よりも熱伝導率の高い突部を有し、
    前記突部が、前記装置本体に設けられたガイド溝に係入して、前記装置本体に対する着脱を案内し、
    前記装置本体に装着された状態で離間位置から接触位置に移動すると、前記突部が前記ガイド溝から離脱し、前記突部と前記ガイド溝との間に空間が形成され、前記筐体内で発生した熱が前記突部を介して前記空間に放熱されることを特徴とする現像ユニット。
  9. 現像剤を表面に担持し、前記感光体ユニットの感光体と対向する位置に現像剤を回転搬送する現像ローラと、前記現像ローラの回転軸方向と平行な方向に現像剤を回転搬送する少なくとも1つの搬送部材とを有し、
    前記突部が、前記搬送部材の駆動側の軸受部の近傍に形成されている請求項8記載の現像ユニット。
  10. 前記突部が、貫通孔を有している請求項8又は9記載の現像ユニット。
  11. 前記突部が、複数枚の放熱フィンを有している請求項8〜10のいずれかに記載の現像ユニット。
  12. 前記突部が、空気流を前記放熱フィンに向かわせる案内板を有している請求項11記載の現像ユニット。
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