JP3441667B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3441667B2
JP3441667B2 JP03912399A JP3912399A JP3441667B2 JP 3441667 B2 JP3441667 B2 JP 3441667B2 JP 03912399 A JP03912399 A JP 03912399A JP 3912399 A JP3912399 A JP 3912399A JP 3441667 B2 JP3441667 B2 JP 3441667B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光走査ユニットに
よって感光体上に画像を走査記録するプリンタ、複写
機、デジタル複合機などの電子写真方式の画像形成装置
に関し、特に光走査ユニットの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ走査による画像形成装置として、
レーザプリンタ、複写機、デジタル複合機が商品化され
てきている。このようなデジタル画像記録装置分野で
は、部品の組立精度が要求され、各種構成要素をユニッ
ト化して生産性を向上させることによって、製造コスト
および市場価格を低減することができるようになってき
ている。最近では、装置の設置スペースを最小限に抑え
るために、装置自身のコンパクト化、小形化が進んでい
る。
【0003】現在普及しているカラーデジタル複写機で
は、スキャナから入力された原稿の色分解画像に対し所
定の画像処理を施した後、各色毎に設けられた複数の画
像形成部によって各色毎に画像を形成し、これらの画像
を転写搬送ベルトによって搬送される記録紙上に順次転
写して重ね合わせて1つのカラー画像を得るようにして
いる。このようなカラー複写機では、各色の画像を忠実
に再現するとともに各色の画像を記録紙上で精度よく重
ね合わせることで、色ずれのない原稿画像が有している
画像表現を損なうことなく忠実に再現できる。
【0004】ところが、コンパクト化が促進されると、
装置内部の構成部品が接近し合い互いに干渉し合う問題
が発生している。特に、装置内部が定着装置などの熱源
から発生される熱により高温になると、光学装置部分に
おいては、各種構成部品の熱膨張によるひずみ、たわ
み、ねじれなどが発生して、画像を書込む段階で記録さ
れる画像に影響が出てしまう。
【0005】従来から、このような熱による影響に対し
ては、装置内部において発生するオゾン、飛散物などを
装置外部にフィルタを介して排気する際に、熱定着手段
などの熱源の近くを通過して排気させ、オゾン、飛散物
と同時に熱気も排気させるようにしている。このような
対策では、熱による装置内部の機器のひずみ、たわみ、
捩れといった影響を軽減する対策としては充分であると
は言えない。また、複数の各色毎の光走査ユニットを備
えたカラー複写機においては、各光走査ユニットが各々
ばらばらに熱膨張による悪影響を受けるので、各画像を
重ね合わせると、色ずれとなって現れてしまい、悪影響
が顕著である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光走
査ユニットが熱膨張しても、画像を忠実に記録再現する
ことができるようにした画像形成装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、感光体と、感
光体上に静電潜像を形成して露光する光走査ユニットと
を含む画像形成装置において、光走査ユニットは、装置
本体に取付けられた予め定める方向に延びる支持部材に
支持されるとともに、支持部材に、前記方向の1カ所で
変位阻止手段によって前記方向に変位しないように、か
つ変位阻止手段が設けられる位置以外で相互に変位可能
に、設けられることを特徴とする画像形成装置である。
【0008】本発明に従えば、感光体上に静電潜像を形
成して露光する光走査ユニットは、たとえば後述の実施
の形態では、支持部306c,307cが、本件画像形
成装置の装置本体に取付けられている支持部材300に
支持され、この支持部材は、予め定める方向、たとえば
感光体の主走査方向、すなわち直円筒状感光体ドラムの
軸線方向に延びる。この光走査ユニットは、支持部材
に、前記方向に変位しないように、1カ所で変位阻止手
段300b,306aによって、係止または固定などに
よって設けられる。この変位阻止手段が設けられる位置
は、前記方向に延びる支持部材の一方の端部寄りであっ
てもよく、またはその支持部材の長さ方向の途中位置で
あってもよい。
【0009】したがって画像形成装置の内部の温度が上
昇し、光走査ユニットが熱膨張したとき、光走査ユニッ
トは、変位阻止手段が設けられる位置以外で、前記方向
に拡張することが許容され、熱膨張によって拡張した分
は、前記方向に逃げることができる。したがって光走査
ユニットの熱膨張による伸びが、ひずみ、たわみ、捩れ
を生じるおそれはない。光走査ユニットは、たとえばポ
リカーボネイトなどの合成樹脂製である基体に、光学的
構成要素、たとえばレーザ光などを発生する光源、ポリ
ゴンミラー、ポリゴンミラーを駆動するモータなどの駆
動源などが取付けられており、合成樹脂製基体の熱膨張
率が比較的大きいという問題があるけれども、本発明で
は、その基体の熱膨張が許容され、基体のひずみ、たわ
み、捩れなどが生じることが防がれる。したがって感光
体上に忠実な画像を記録再現し、忠実に画像を再現する
ことが可能になる。基体は、アルミニウムダイキャスト
などの金属製であってもよい。
【0010】また本発明の前記方向は、主走査方向であ
り、光走査ユニットは、感光体の主走査方向に光を走査
し、この走査ライン上では、感光体の主走査方向の予め
定める位置から画像データを開始し、変位阻止手段は、
前記方向の画像データ開始位置寄りに設けられることを
特徴とする。
【0011】本発明に従えば、支持部材300が延びる
前記方向は、感光体の主走査方向であり、この感光体が
たとえば円筒状感光体ドラムであるとき、主走査方向は
その軸線方向であり、この感光体は、軸線まわりに周方
向である副走査方向に回転移動される。光走査ユニット
は、感光体を主走査方向に走査する走査ラインによって
露光し、この光は、主走査方向の予め定める一定の位置
から、画像データによって変調されて画像データの露光
が開始される。
【0012】そこで本発明では、光走査ユニットが支持
部材に前記方向に変位しないように設けられる変位阻止
手段の位置を、走査ラインの画像データ開始位置寄りに
選ぶ。これによって感光体上の画像データの書込み開始
位置が、光走査ユニットの熱膨張によって変化すること
がなく、感光体上の希望する位置に正確に画像データを
形成することができるようになる。
【0013】また本発明は、光走査ユニットは、支持部
材と線接触して支持され、この線接触位置は、前記方向
に平行であることを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、光走査ユニット、たとえ
ば後述の実施の形態における支持部と、この光走査ユニ
ットを支持する支持部材とは、支持部材が延びる前記方
向に平行な位置に沿って線接触する。支持部材は、たと
えばその軸線に直角な断面が真円であって、直円柱状ま
たは直円筒状に構成され、この支持部材の外周面に接触
する光走査ユニットは、支持部材の軸線に平行な平面で
ある。したがってこの線接触によって、光走査ユニット
と支持部材との摩擦力を小さくし、面接触などに比べて
無理なく、光走査ユニットの熱膨張を許容することがで
きる。したがって光走査ユニットの熱膨張によるひず
み、たわみ、捩れなどを防ぐことができる。接触位置は
前記方向に平行であり、光走査ユニットの熱膨張時に、
光走査ユニットによる光の主走査方向が不正確になるお
それはない。
【0015】また本発明は、感光体と光走査ユニットと
は、カラー画像形成のための複数の各色毎に、記録紙の
搬送路に沿って順次的に配置され、各光走査ユニットを
それぞれ支持する各支持部材は、前記方向に平行に延
び、前記方向に沿う対応する位置で、各光走査ユニット
と前記方向に変位しないように設けられることを特徴と
する。
【0016】本発明に従えば、カラー画像形成装置で
は、記録紙の搬送路に沿って、感光体と光走査ユニット
との組合せから成る複数の各色毎の画像形成手段が順次
的に配置され、各画像形成手段によって記録紙上に形成
された各色毎のトナー画像が順次的に重ね合わされて、
1つの画像となり、こうしていわゆるタンデム構成のカ
ラー画像形成装置が実現される。このカラー画像形成装
置において、複数の各光走査ユニットは、熱膨張すると
き、前記方向と同一方向(図3の右方)に延びる。した
がって各色毎のトナー画像が重ね合わされたときにおけ
る色ずれが生じることが防止され、忠実なカラー画像を
再現することができる。
【0017】また本発明は、支持部材は、装置本体に保
持された一端部と、装置本体に、前記方向に対して垂直
な方向に変位自在に設けられた他端部とを有し、前記他
端部は、装置本体に位置決め調整して保持する保持手段
が設けられ、光走査ユニットの支持部は、支持部材の前
記方向に間隔をあけて一対、設けられ、支持部材から側
方にずれた位置に、光走査ユニットが、前記方向に垂直
な軸線まわりに角変位可能に、装置本体に設けられるこ
とを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、支持部材の一端部300
dは、本件画像形成装置の装置本体に、たとえば後述の
ようにビスなどを用いて保持され、支持部材の他端部3
00aは、保持手段によって、支持部材が延びる長手方
向に対して垂直方向に変位自在に、位置決め調整されて
保持される。光走査ユニットの支持部材によって支持さ
れる支持部306c,307cは、支持部材300の前
記方向に間隔をあけて一対、設けられ、光走査ユニット
は、これらの一対の支持部間で、支持部材から側方(後
述の実施の形態では下方)にずれた位置で、前記方向に
垂直なピンなどの軸線まわりに角変位可能に設けられ、
こうして保持手段による支持部材の位置決め調整を正確
に行うことができ、光走査ユニットの光走査ラインL1
を、感光体の軸線に平行な主走査方向11に形成するこ
とが容易に可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
カラー複写機である画像形成装置の一部を切換えて示す
斜視図である。この図1では、画像読取り部110の下
方に配設された光走査ユニットLSU227a〜LSU
227dの取付け状態が示される。各光走査ユニットL
SU227a〜LSU227dは、フロントパネル1a
とリヤパネル1bの間にそれぞれ架けわたされた支持部
材300に、懸架された状態で取付けられている。
【0020】図2は、図1に示されるデジタルカラー複
写機1の全体の構成を簡略化して示す正面から見た断面
図である。複写機本体1の上面には、原稿台111およ
び操作パネルが設けられ、複写機本体1の内部に画像読
取り部110および画像形成部210が設けられた構成
である。原稿台111の上面には該原稿台111に対し
て開閉可能な状態で支持され、原稿台111面に対して
所定位置関係をもって両面自動原稿送り装置(RAD
F;Reversing Automatic Document Feeder)112が
装着されている。
【0021】両面自動送り装置112は、原稿の一方の
面が原稿台111の所定位置において画像読取り部11
0に対向するよう原稿を搬送し、この一方の面について
の画像読取りが終了した後に、他方の面が原稿台111
の所定位置において画像読取り部110に対向するよう
原稿を反転して原稿台111に向かって搬送するように
なっている。両面自動原稿送り装置112は、1枚の原
稿について両面の画像読取りが終了した後にこの原稿を
排出し、次の原稿についての両面搬送動作を実行する。
以上の原稿の搬送および表裏反転の動作は、複写機全体
の動作に関連して制御されるものである。
【0022】画像読取り部110は、両面自動原稿送り
装置112により原稿台111上に搬送されてきた原稿
の画像を読取るために、原稿台111の下方に配置され
ている。画像読取り部110は該原稿台111の下面に
沿って平行に往復移動する原稿台走査体113,114
と、光学レンズ115と、光電変換素子であるCCD
(電荷結合素子)ラインセンサ116とを有している。
【0023】この原稿走査体113,114は、第1の
走査ユニット113と、第2の走査ユニット114とか
ら構成されている。第1の走査ユニット113は、原稿
画像表面を露光する露光ランプと、原稿からの反射光像
を所定方向に向かって偏向する第1ミラーとを有し、原
稿台111の下面に対して一定の距離を保ちながら所定
の走査速度で平行に往復移動するものである。第2の走
査ユニット114は、第1の走査ユニット113の第1
ミラーにより偏向された原稿からの反射光像をさらに所
定の方向に向かって偏向する第2および第3ミラーとを
有し、第1の走査ユニット113と一定の速度関係を保
って平行に往復移動するものである。
【0024】光学レンズ115は、第2の走査ユニット
の第3ミラーにより偏向された原稿からの反射光像を縮
小し、縮小された光像をCCDラインセンサ116上の
所定位置に結像させるものである。
【0025】CCDラインセンサ116は、結像された
光像を順次光電変換して電気信号として出力するもので
ある。CCDラインセンサ116は、白黒画像あるいは
カラー画像を読取り、R(赤)、G(緑)、B(青)の
各色成分に色分解したラインデータを出力することので
きる3ラインのカラーCCDである。このCCDライン
センサ116により電気信号に変換された原稿画像情報
は、さらにマイクロコンピュータなどの画像処理部に転
送されて所定の画像データ処理が施される。
【0026】画像形成部210の構成、および画像形成
部210にかかわる各部の構成について説明する。画像
形成部210の下方には、用紙トレイ内に積載収容され
ている記録紙(記録媒体)Pを1枚ずつ分離して画像形
成部210に向かって供給する給紙機構211が設けら
れている。そして1枚ずつ分離して画像形成部210に
向かって供給する給紙機構211が設けられている。そ
して1枚ずつ分離供給された記録紙Pは、画像形成部2
10の手前に配置された一対のレジストローラ212に
よりタイミングが制御されて画像形成部210に搬送さ
れる。さらに、片面に画像が形成された記録紙Pは、画
像形成部210の画像形成にタイミングを合わせて画像
形成部210に再供給搬送される。
【0027】画像形成部210の下方には、転写搬送ベ
ルト機構213が配置されている。転写搬送ベルト機構
213は、駆動ローラ214と従動ローラ215との間
に略平行に延びるように張架された転写搬送ベルト21
6に記録紙Pを静電吸着させて搬送する構成となってい
る。
【0028】用紙搬送路における転写搬送ベルト機構2
13の下流側には、記録紙P上に転写形成されたトナー
像を記録紙P上に定着させるための熱定着手段217が
配置されている。この熱定着手段217の一対の定着ロ
ーラ間のニップを通過した記録紙Pは、搬送方向切換え
ゲート218を経て、排出ローラ219により複写機本
体1の外壁に取付けられている排紙トレイ220上に排
出される。
【0029】切換えゲート218は、定着後の記録紙P
の搬送経路を、複写機本体1へ記録紙Pを排出する経路
と、画像形成部210に向かって記録紙Pを再供給する
経路との間で選択的に切換えるものである。切換えゲー
ト218により再び画像形成部210に向かって搬送方
向が切換えられた記録紙Pは、スイッチバック搬送経路
221を介して表裏反転された後、画像形成部210へ
と再度供給される。
【0030】また、画像形成部210における転写搬送
ベルト216の上方には、転写搬送ベルト216に近接
して、第1の画像形成ステーションPa、第2の画像形
成ステーションPb、第2の画像形成ステーションPc
および第4の画像形成ステーションPdが、用紙搬送経
路上流側から順に並設されている。転写搬送ベルト21
6は駆動ローラ214によって、図2において矢印Zで
示す方向に摩擦駆動され、前述したように給紙機構21
1を通じて給送される記録紙Pを把持し、記録紙Pを画
像形成ステーションPa〜Pdへと順次搬送する。
【0031】各画像形成ステーションPa〜Pdは、実
質的に同一の構成を有している。各画像形成ステーショ
ンPa,Pb,Pc,Pdは、図2に示す矢印F方向に
回転駆動される感光体ドラム222a,222b,22
2c,および222dをそれぞれ含んでいる。各感光体
ドラム222a〜222dの周辺には、感光体ドラム2
22a〜222dをそれぞれ一様に帯電する帯電器22
3a,223b,223c,223dと、感光体ドラム
222a〜222d上に形成された静電潜像をそれぞれ
現像する現像装置224a,224b,224c,22
4dと、現像された感光体ドラム222a〜222d上
のトナー像を記録紙Pへ転写する転写用放電器225
a,225b,225c,225dと、感光体ドラム2
22a〜222d上に残留するトナーを除去するクリー
ニング装置226a,226b,226c,226dと
が感光体ドラム222a〜222dの回転方向に沿って
順次配置されている。
【0032】各感光体ドラム222a〜222dの上方
には、レーザビームスキャナユニット(以下、LSU)
227a,227b,227c,227dがそれぞれ設
けられている。LSU227a〜227dは、画像デー
タに応じて変調されたドット光を発する光源である半導
体レーザ素子(図示せず)と、半導体レーザ素子からの
レーザビームを主走査方向に偏向させるためのポリゴン
ミラー(偏向装置)240と、ポリゴンミラー240に
より偏向されたレーザビームを感光体ドラム222a〜
222d表面に結像させるためのfθレンズ241と、
ミラー242,243などから構成されている。
【0033】画像処理部LSU227aには、カラー原
稿画像の黒色成分像に対応する画素信号が、LSU22
7bにはカラー原稿画像のシアン色成分像に対応する画
素信号が、LSU227cにはカラー原稿画像のマゼン
タ色成分像に対応する画素信号が、LSU227dには
カラー原稿画像のイエロー色成分像に対応する画素信号
がそれぞれ入力される。これにより色変換された原稿画
像情報に対応する静電潜像が各感光体ドラム222a〜
222d上に形成される。現像装置224aには黒色の
トナーが、現像装置224bにはシアン色のトナーが、
現像装置224cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置
224dにはイエロー色のトナーがそれぞれ収容されて
おり、感光体ドラム222a〜222d上の静電潜像
は、これら各色のトナーにより現像される。これによ
り、画像形成部210にて色変換された原稿画像情報が
各色のトナー像として再現される。
【0034】第1の画像形成ステーションPaと給紙機
構211との間には、記録紙吸着用(ブラシ)帯電器2
28が設けられている。この吸着用帯電器228は、転
写搬送ベルト216の表面を帯電させ、給紙機構211
から供給された記録紙Pは、転写搬送ベルト216上に
確実に吸着させた状態で第1の画像形成ステーションP
aから第4の画像形成ステーションPdの間をずれるこ
となく搬送させる。
【0035】第4の画像ステーションPdと熱定着手段
217との間で駆動ローラ214のほぼ真上部には除電
器229が設けられている。この除電器には搬送ベルト
216に静電吸着されている記録紙Pを転写搬送ベルト
216から分離するための交流電流が印加されている。
【0036】上記構成のデジタルカラー複写機において
は、記録紙Pとしてカットシート状の記録紙Pが使用さ
れる。この記録紙Pは、給紙カセットから送出されて給
紙機構211の給紙搬送経路のガイド内に供給される
と、その記録紙Pの先端部分がセンサ(図示せず)によ
って検知され、このセンサから出力される検知信号に基
づいて一対のレジストローラ212により、一旦、停止
され、タイミングかがとられる。記録紙Pは、各画像ス
テーションPa〜Pdとタイミングをとって図1の矢印
Z方向に回転している転写搬送ベルト216上に送られ
る。このとき転写搬送ベルト216には前述したように
吸着用帯電器228により所定の帯電が施されているの
で、記録紙Pは、各画像ステーションPa〜Pdを通過
する間、安定して搬送供給される。
【0037】各画像ステーションPa〜Pdにおいて
は、各色トナー像が、それぞれ形成され、転写搬送ベル
ト216により静電吸着されて搬送される記録紙Pの支
持面上で重ね合わされる。第4の画像ステーションPd
による画像の転写が完了すると、記録紙Pは、その先端
部分から順次、除電用放電器により転写搬送ベルト21
6上から剥離され、熱定着手段217へと導かれる。最
後に、トナー画像が定着された記録紙Pは、記録紙排出
口(図示せず)から排紙トレイ220上へと排出され
る。
【0038】上述の説明では、LSU227a〜227
dによってレーザビームを走査して露光することによっ
て、感光体への光書込みを行う。他の実施の形態では、
LSUの代わりに、発光ダイオードアレイと結像レンズ
アレイから成る書込み光学系(すなわち発光ダイオード
LEDヘッド)を用いてもよい。LEDヘッドはLSU
に比べ、サイズは小さく、また可動部分がなく無音であ
る。これによって、複数個の光書込みユニットを必要と
するタンデム方式のデジタルカラー複写機などの画像形
成装置では、好適に用いることができる。
【0039】各支持部材300は、図3に示すように、
その一端部300dがリヤパネル1bにビス10によっ
てネジ止めされ、リヤパネル1bに固定されている。
【0040】図4は、支持部材300の一端部300d
付近の断面図である。リヤパネル1bには、取付け部材
14が固定される。この取付け部材14には、支持部材
300の一端部300dが嵌まり込み、ビス10は、こ
の一端部300dに同軸に形成されたねじ孔15に螺合
して固定される。
【0041】図5は、支持部材300の図3における切
断面線A5−A5から見た一部の簡略化した断面図であ
る。支持部材300の他端部300aは、フロントパネ
ル1aに形成された開口13を通してフロントパネル1
a外へ突出している。開口13は、支持部材300の軸
線に垂直方向(図5の左右方向)に延び、小判形であ
る。支持部材300が延びる軸線方向は、図3に示され
る副走査方向12に回転駆動して移動される感光体22
2の主走査方向11に平行である。光走査ユニット22
7a〜227d(添え字a〜dを省略して数字によって
総括的に示すことがある)は、感光体222の軸線方向
である主走査方向に光を走査し、この走査ラインL1上
では、感光体222の主走査方向11の予め定める位置
17から画像データの露光を開始する。感光体222の
軸線と主走査方向11の走査ラインL1とは一平面内に
あり、さらに走査ラインL1と支持部材300の軸線と
は、もう1つの一平面内にあり、開口13が細長く延び
る方向(図5の左右方向)は、前記もう1つの一平面に
ほぼ垂直である。
【0042】フロントパネル1a側において、支持部材
300は、図3に示すように、パネル内側でL字片30
1の係合孔18に係合されており、このL字片301を
介して、一端が固定されたバネ304の縮む力によって
矢印Bの方向に付勢されている。
【0043】支持部材300の他端部300aは、保持
手段19によってフロントパネル1aに位置決め調整し
て保持される。
【0044】図6は、支持部材300の一端部300a
付近における保持手段19を示す断面図である。パネル
外側には、図2にも示すように、フロントパネル1aに
もう1つのL字片303が固定されており、このL字片
303に切られたネジ穴20に調整ボルト302が螺合
して設けられている。この調整ボルトにより、B方向に
付勢されている支持部材300のD字状断面に切欠かれ
た受け面300cを有する先端部300aを、方向Bの
逆方向に移動させることができる。支持部材300は、
リヤパネル1b側を固定端とし、フロントパネル1a側
が図1に示す矢印Aで示す水平方向に調整可能となって
いる。これによって、各光走査ユニットLSUの位置を
微妙に調整して各光走査ユニットLSUの走査ラインL
1を、対応する各感光体222の軸線を含む各平面内に
あるように互いに揃えることができる。
【0045】前記各支持部材300に対する光走査ユニ
ットLSU227a〜227dの取付けは、図1に示す
矢印〜で示す順序で行われる。以下、図7〜図12
を用い、光走査ユニットLSU227aを例示して取付
け方について説明する。前述の図3は、支持部材300
に対して光走査ユニットLSU227aを平行に移動し
て取付ける直前の断面図であり、図7は光走査ユニット
LSU227aを平行移動して支持部材300に係合さ
せた直後の断面図である。図8、図9はそれぞれ図3、
図7の状態を示す斜視図である、図10はさらにその後
に、クリップ部材が取付けられて取付け終了時の斜視図
であり、図11および図12は図10における切断面
A、切断面Bから見た断面図である。図3、図8に示す
ように、支持部材300における上面側で、フロントパ
ネル1aから所定寸法離れた個所には、切欠部300b
が形成されている。
【0046】光走査ユニットLSU227aにおける上
部であって、支持部材300の軸方向と平行な方向の両
側には、支持部材300に対して光走査ユニットLSU
227aを取付け支持するための支持体306,307
が形成されている。支持体306,307は、いずれ
も、光走査ユニットLSU227aのユニット壁(すな
わち基体)と一体に形成されている。各光走査ユニット
LSU227aの各基体は、アルミダイキャストから成
ってもよい。支持体306および支持体307は、ほぼ
同じ構成を有しているが、支持体306にのみ、支持部
材300に設けられた切欠部300bに嵌合して係止さ
れる突出した嵌合部306aが形成されている。切欠部
300bと嵌合部306aとは、変位阻止手段314を
構成する。
【0047】図7、図9に示すように、光走査ユニット
LSU227aが支持部材300に取付けられたとき、
この嵌合部306aが、支持部材300における切欠部
300bに嵌合されて係止される。これによって光走査
ユニットLSU227aは、支持部材300に対して、
その一端部が固定されることとなる。
【0048】支持体306,307には、支持部材30
0に係合する略円弧状の切込み306b,307bが形
成されており、図7、図9に示すように、この略円弧状
の切込み306b,307bが支持部材300に係合
し、これによって光走査ユニットLSU227aは支持
部材300に吊り下げられた状態となる。
【0049】また、図5にも示すように、支持体30
6,307には、この略円弧状の切込み306b,30
7bによって支持された状態の支持部材300と当接す
る当接片である支持部306c,307cとが形成され
ている。これら支持部306c,307cは当接面が平
面状であるので、直円柱状の支持部材300とは線接触
し、この接触する線は、支持部材300の軸線を含む一
平面内にある。
【0050】支持体306,307には、支持部材30
0に係合した状態で支持部材300より下方側に位置し
かつ支持部材300よりも延出した延出片306e,3
07eが、形成されている。これらの延出片306e,
307eに、クリップ部材400の一端側400aが嵌
挿される開口部306f,307fが、形成されてい
る。
【0051】図11、図12に示すように、支持体30
6,307における支持部材300に取付けられる側と
は反対側の面には、クリップ部材400の他端部に形成
された係合片400bが係合して止まる係合凹部306
g,307gが、それぞれ形成されている。クリップ部
材400は、弾性力によって支持部材300に取付けら
れた状態の支持体306,307を上方から挟み込んで
把持するものである。クリップ部材400は、たとえば
合成樹脂等から成る成形品であり、図10、図11、図
12にも示すように、断面形状が、ほぼU字状またはか
ぎ針状であり、各角部が、弾性を有するように円弧状に
成形されている。支持体306,307を挟むとき、ク
リップ部材400の先端部400aが、支持体306,
307の延出片306e,307eに形成された各開口
部306f,307fに挿入されるとともに、他端部に
形成された係合片400bが支持体306,307の係
合凹部306g,307gに係合することで、各支持体
306,307を挟み込み、光走査ユニットLSU22
7aを支持部材300に対して取付ける。
【0052】光走査ユニットLSU227aにおける支
持体306側(切断面A側)は、切欠部300bによっ
てその一部306aが係止されるため、支持部材300
の軸線方向に固定されるが、他方側の支持体307(切
断面B側)においては、クリップ部材400によって弾
発的に挟み込まれているのみであるので、支持部材30
0に対して自由に動くことができる。
【0053】光走査ユニットLSU227aの下部は、
図10に示すように、光走査ユニットLSU227aの
下部に形成された切欠きである係合部409が、光走査
ユニットLSU227aを配設する空間部の底板412
に立設されたピン状の係止片412aによって係止され
るとともに、光走査ユニットLSU227aの下部の両
側部が、一端部が固定された一対の各バネ410によっ
て方向Cに付勢されている。係止片412aの軸線24
は、感光体222の軸線に垂直であり、一対のバネ41
0間のほぼ中央位置にある。
【0054】このように光走査ユニットLSU227a
〜227dを取付けることで、たとえデジタルカラー複
写機1内部の温度上昇によって、各光走査ユニットLS
Uの基体が熱膨張しても、光走査ユニットLSUは主走
査方向11に対しては支持体306側の一端のみが固定
され、支持部材300に対して接触した状態が維持され
たまま、支持部307側が非固定のフリーな状態で支持
されているため、熱膨張により拡張した分は、主走査方
向11に沿って装置リヤ側にのみ逃げることとなる。し
たがって、たとえ熱膨張によって各光走査ユニットLS
Uの基体が延びたとしても、その熱膨張による延びが、
たわみ、捩れとして光走査ユニットLSUの基体に影響
を与えないようにすることができ、各光走査ユニットL
SUによって感光体ドラムに忠実に画像を書込むことが
できる。
【0055】デジタルカラー複写機1では、各光走査ユ
ニットLSUにおける固定端300b,306aを装置
フロント側に揃えているので、たとえ各光走査ユニット
LSUが熱膨張によって、主走査方向11に延びたとし
ても、それぞれの光走査ユニット227がすべて主走査
方向11の同じ側(図3の右方、フロント側)へ伸び
る。これによって形成される各画像はすべて同じように
変位し、色ずれを防止できる。
【0056】各光走査ユニットLSUを支持部材300
に懸架した構成とし、かつ光走査ユニットLSUの支持
部材300と当接する支持部306c,307cを平面
状とし、支持部材300と光走査ユニットLSUとは線
で接触する。そのため、摩擦力が小さいため、光走査ユ
ニットLSUは、面接触に比べて無理なく自在に主走査
方向11に変位することができる。しかも、支持部材3
00が円柱状であり、光走査ユニットLSUと支持部材
300の軸線方向、したがって感光体222の軸線およ
び走査方向L1に平行な線で接触する構成であるので、
支持部材300に取付けられている部分を軸に、若干の
回動移動が可能であり、したがって光走査ユニットLS
Uの角度調整がたとえば四角柱の支持部分を用いた構成
に比べて調整しやすいといった利点もある。
【0057】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、画像形成装
置の内部の温度上昇によって、光走査ユニットが熱膨張
したとき、その光走査ユニットを支持する支持部材が延
びる方向に1カ所だけで変位阻止手段300b,306
aによって相互に変位しないように設けられ、したがっ
て光走査ユニットは変位阻止手段が設けられる位置以外
で前記方向に非固定のフリーな状態で支持されているの
で、熱膨張によって拡張した分は、前記方向にのみ逃げ
ることになる。したがって光走査ユニットが熱膨張して
も、その熱膨張による伸びが、光走査ユニットのたとえ
ば基体のひずみ、たわみ、捩れなどとして悪影響を及ぼ
すことを防ぐことができる。その結果、感光体上に光走
査ユニットによって忠実な画像を記録再現し、忠実に画
像を再現可能となる。
【0058】請求項2の本発明によれば、光走査ユニッ
トを、その光走査ユニットのたとえば支持部306c,
307cで支持する支持部材300の延びる方向は、感
光体の主走査方向11であり、光走査ユニットが支持部
材に前記方向に変位しないように設けられる1カ所の変
位阻止手段300b,306aの位置は、走査ラインの
画像データ書込み開始位置17寄りであるので、光走査
ユニットが熱膨張しても、画像データの書込み開始位置
がずれることはなく、したがって感光体に正確な位置で
画像データを露光して静電潜像を形成することができ
る。
【0059】請求項3の本発明によれば、光走査ユニッ
トと支持部材とは、支持部材の延びる前記方向に平行に
線接触するので、相互の摩擦力を小さくし、面接触に比
べて無理なく光走査ユニットの熱膨張変形を可能にする
ことができるとともに、走査ラインが熱膨張にかかわら
ず正確に設定された状態で、感光体の露光を行うことが
できる。
【0060】請求項4の本発明によれば、感光体と光走
査ユニットとの組合せから成る複数の各画像形成手段
が、タンデム形に配置され、各光走査ユニットが熱膨張
したときであっても、これらのすべての光走査ユニット
が平行な同一方向に延びることになり、したがって各色
毎のトナー画像が正確に重ねられ、色ずれが生じること
を防止することができる。
【0061】請求項5の本発明によれば、支持部材30
0の一端部300dが画像形成装置の装置本体に保持さ
れ、他端部300aが保持手段19によって位置決め調
整可能に保持され、一対の支持部306c,307c
が、支持部材によって支持され、前記方向に垂直な軸線
まわりにピン412aなどによって角変位可能に光走査
ユニットが装置本体に設けられるので、光走査ユニット
の走査ラインを、前記方向に正確に設定して調整するこ
とができ、忠実な画像を記録再現することが容易に可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のカラー複写機1である
画像形成装置における各支持部材300に対する光走査
ユニットLSU227a〜227dの取付け構造を示す
簡略化した斜視図である。
【図2】本発明の実施の一形態のカラー複写機1である
画像形成装置の一部を切欠いて切換えて示す斜視図であ
る。
【図3】光走査ユニットLSU227aを例示してその
取付け構造について説明する断面図である。
【図4】支持部材300の一端部300dをビス10で
固定する構成を示す断面図である。
【図5】図3の切断面線A5−A5から見た一部の断面
図である。
【図6】支持部材300の他端部300aの保持を行う
保持手段19の構成を示す断面図である。
【図7】光走査ユニットLSU227aを例示してその
装着した取付け構造について説明する断面図である。
【図8】図3に対応する光走査ユニットLSU227a
を支持部材300に装着する手順を示す斜視図である。
【図9】図7に対応する光走査ユニットLSU227a
を支持部材300に装着した状態を示す斜視図である。
【図10】光走査ユニットLSU227aを支持部材3
00に装着するとともにクリップ部材400を用いて取
付けた構成を示す斜視図である。
【図11】図10の切断面Aから見た断面図である。
【図12】図10の切断面Bから見た断面図である。
【符号の説明】
1 デジタルカラー複写機 110 画像読取り部 111 原稿台 210 画像形成部 217 熱定着手段 227 光走査ユニットLSU 228 記録紙吸着用帯電器 240 ポリゴンミラー 241 fθレンズ 242,243 ミラー 300 支持部材 300b 切欠部 302 調整ピン 304,410 バネ 306,307 支持部 306a 嵌合部 314 変位阻止手段 400 クリップ部材 412 底板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 敏央 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 真鍋 申生 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−325238(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、 感光体上に静電潜像を形成して露光する光走査ユニット
    とを含む画像形成装置において、 光走査ユニットは、 装置本体に取付けられた予め定める方向に延びる支持部
    材に支持されるとともに、 支持部材に、前記方向の1カ所で変位阻止手段によって
    前記方向に変位しないように、かつ変位阻止手段が設け
    られる位置以外で相互に変位可能に、設けられることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記方向は、主走査方向であり、 光走査ユニットは、感光体の主走査方向に光を走査し、
    この走査ライン上では、感光体の主走査方向の予め定め
    る位置から画像データを開始し、 変位阻止手段は、前記方向の画像データ開始位置寄りに
    設けられることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 光走査ユニットは、支持部材と線接触し
    て支持され、この線接触位置は、前記方向に平行である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 感光体と光走査ユニットとは、カラー画
    像形成のための複数の各色毎に、記録紙の搬送路に沿っ
    て順次的に配置され、 各光走査ユニットをそれぞれ支持する各支持部材は、前
    記方向に平行に延び、前記方向に沿う対応する位置で、
    各光走査ユニットと前記方向に変位しないように設けら
    れることを特徴とする請求項1〜3のうちの1つに記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 支持部材は、装置本体に保持された一端
    部と、装置本体に、前記方向に対して垂直な方向に変位
    自在に設けられた他端部とを有し、 前記他端部は、装置本体に位置決め調整して保持する保
    持手段が設けられ、 光走査ユニットの支持部は、支持部材の前記方向に間隔
    をあけて一対、設けられ、 支持部材から側方にずれた位置に、光走査ユニットが、
    前記方向に垂直な軸線まわりに角変位可能に、装置本体
    に設けられることを特徴とする請求項1〜4のうちの1
    つに記載の画像形成装置。
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