JP2001071552A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001071552A
JP2001071552A JP25053199A JP25053199A JP2001071552A JP 2001071552 A JP2001071552 A JP 2001071552A JP 25053199 A JP25053199 A JP 25053199A JP 25053199 A JP25053199 A JP 25053199A JP 2001071552 A JP2001071552 A JP 2001071552A
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optical device
scanning
image forming
scanning optical
forming apparatus
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Michiyo Miyamoto
みち代 宮本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な構造でコストアップを避けつつ、精度
良く光の走査線の傾きを補正することが可能な画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 画像に応じた光を出射して、この光によ
り被走査面を走査する走査光学装置と、この走査光学装
置により出射された光により走査される感光ドラム1C
と、の組みを複数備える画像形成装置において、走査光
学装置が、画像形成装置本体と係合して走査光学装置を
支持する支持軸8を備え、この支持軸8を支点として移
動することにより、感光ドラム1Cを走査する光の走査
線の傾きのずれが補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、例えば電子写真プロセスによるレーザビームプリン
タやカラーデジタル複写機等の走査光学装置を備える画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりレーザビームプリンタ(LB
P)やデジタル複写機等の画像形成装置に用いられる走
査光学装置においては、画像信号に応じて光源手段から
光変調され出射した光束を、例えば回転多面鏡(ポリコ
ンミラー)等の光偏向器により周期的に偏向させ、fθ
特性を有する走査光学素子(結像素子)によって感光性
の記録媒体(感光ドラム)面上にスポット状に集束さ
せ、その面上を光走査して画像記録を行っている。
【0003】図6はこの種の従来の走査光学装置の要部
概略図である。同図において光源手段91から放射した
発散光束はコリメーターレンズ92により略平行光束と
され、絞り93によってこの発散光束(光量)を制限し
て副走査方向にのみ所定の屈折力を有するシリンドリカ
ルレンズ94に入射している。
【0004】シリンドリカルレンズ94に入射した略平
行光束のうち主走査断面内においてはそのまま略平行光
束の状態で射出する。
【0005】また副走査断面内においては、集束して回
転多面鏡(ポリコンミラー)から成る光偏向器95の偏
向面(反射面)95aにほぼ線像として結像している。
【0006】そして光偏向器95の偏向面95aで偏向
反射された光束をfθ持性を有する走査光学素子(fθ
レンズ)96を介して被走査面としての感光ドラム面9
8上に導光し、この光偏向器95を矢印A方向に回転さ
せることによって、この感光ドラム面98上を矢印B方
向(主走査方向)に光走査している。
【0007】従来の画像形成装置は、上述のような動作
により、記録媒体である感光ドラム面98上に画像記録
を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、形成される画像の画質が低
下する場合があるという問題点を有している。この問題
点について図面を参照して説明する。
【0009】図7は前述した走査光学装置を複数個同時
に使用し、それぞれ異なる感光ドラム面上に各色毎の画
像情報を記録し、カラー画像を形成する従来のカラー画
像形成装置の要部概略図である。
【0010】同図において111、112、113、1
14は各々走査光学装置、131、132、133、1
34は各々像担持体としての感光ドラム、121、12
2、123、124は各々現像器、141は搬送ベルト
である。
【0011】同図におけるカラー画像形成装置は上記の
走査光学装置111、112、113、114を4個並
べ、各々がC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)、B(ブラック)の各色に対応し、各々並行して感
光ドラム131、132、133、134面上に画像信
号を記録し、カラー画像を高速に印字するものである。
【0012】このようなカラー画像形成装置では複数の
走査線を重ね合わせ画像形成を行なうため、特に各色間
の走査線の傾きのずれ(以下「レジストレーションず
れ」とも称す。)を少なくすることが重要である。
【0013】この走査線の傾きのずれを調整(補正)す
る方法としては、例えば転写ベルト上を精度良く搬送し
ている転写材に各レジスト検出画像(シアン、マゼン
タ、イエロー、ブラック)を形成し、各レジスト検出画
像の位置を検出手段で検出し、この検出された信号に基
づいて電気的に調整する方法がある。
【0014】しかし、走査線の傾きずれを画像信号を変
えて調整するには、大掛かりでコストの高い構成を必要
とする。
【0015】また画像信号を順に送り出したのではこの
ずれを補正することが難しいので、まず画像信号を何ラ
イン分か格納するための大容量のメモリが必要となる。
【0016】さらにこれを傾きずれ量に合せて送信する
画像信号の順序を変えなければいけない。このように走
査線の傾きずれを電気的に調整(補正)することは非常
に難しい。
【0017】また、特願平10−152006号公報に
開示されている技術のように、回折光学素子を回動させ
て走査線の傾きのずれを補正する方法も考案されてい
る。
【0018】しかし、回折光学素子を走査光学装置に対
して単独で回動させるため、特に走査線の傾きずれを補
正する際には補正量が大きい場合、スポット形状がくず
れてしまい所望の画像が得られなくなってしまう問題点
や、部品点数も多くなり、コストもかかってしまうとい
う問題点を有している。
【0019】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、簡便
な構造でコストアップを避けつつ、精度良く光の走査線
の傾きを補正することが可能な画像形成装置を提供する
ことにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る画像形成装置においては、画像に応じた
光を出射して、該光により被走査面を走査する走査光学
装置と、該走査光学装置により出射された光により走査
される像担持体と、の組みを複数備える画像形成装置に
おいて、前記走査光学装置が、前記画像形成装置本体と
係合して前記走査光学装置を支持する支持部を備え、該
支持部を支点として副走査方向に移動することにより、
前記像担持体を走査する光の走査線の傾きが補正される
ことを特徴とする。
【0021】また、前記走査光学装置が、前記画像形成
装置本体と係合して前記走査光学装置を支持する、前記
画像形成装置本体に対して移動自在な可動部を備えるこ
とを特徴とする。
【0022】また、前記走査光学装置において、前記支
持部が前記走査光学装置の側面に形成され、前記可動部
が前記側面に対向する前記走査光学装置の別の側面に形
成されていることを特徴とする。
【0023】また、前記走査光学装置を副走査方向に移
動させる移動手段を備えることを特徴とする。
【0024】また、前記移動手段が、前記走査線の傾き
に応じて回動する偏心板と、該偏心板により押動され
る、前記走査光学装置に形成された可動板と、を備え、
前記偏心板が回動して前記可動板を押動し、該押動によ
り前記可動板が移動することにより前記走査線の傾きの
補正が行われることを特徴とする。
【0025】また、前記走査線の傾きを検出する検出手
段を備え、前記走査線の傾きの補正が、前記検出手段に
よる検出結果に基づいて行われることを特徴とする。
【0026】また、前記走査光学装置の位置を固定する
ための固定手段を備えることを特徴とする。
【0027】したがって、本発明に係る画像形成装置に
よれば、像担持体を走査する光を出射する走査光学装置
が支持部を備え、この支持部を支点として走査光学装置
が移動して走査線の傾きが補正されるため、簡単な構成
で走査線の傾きの補正を行なうことができ、例えばカラ
ー画像等であっても良好な画像形成を行なうことができ
る。
【0028】また、走査光学装置が、画像形成装置本体
に対して移動自在な可動部を備えているため、走査光学
装置を移動させての走査線の傾きの補正をより容易に行
なうことができる。
【0029】また、走査光学装置において、支持部が走
査光学装置の側面に形成され、可動部がこの側面に対向
する走査光学装置の別の側面に形成されていることか
ら、走査光学装置を移動させての走査線の傾きの補正を
より正確に実行することができる。
【0030】また、走査光学装置の移動が移動手段によ
り行われるため、より簡便に走査光学装置を移動させる
ことができる。
【0031】また、走査光学装置の移動が、偏心板が回
動して可動板を押動することにより行われるため、例え
ば偏心板の回動をステッピングモータ等により行なわせ
ることにより、走査線の傾きの補正を自動で行なえるこ
ととなり、さらに容易に走査線の傾きの補正を行なえ、
利便性が向上することとなる。
【0032】また、走査線の傾きを検出する検出手段を
備え、この検出手段の検出結果に基づいて走査線の傾き
の補正が行われているため、走査線の傾きを正確に検出
することができ、さらに精度良く走査線の傾きを補正す
ることができる。
【0033】また、走査光学装置の位置を固定するため
の固定手段を備えるため、例えば固定手段として、ビス
とビス穴や、板ばねや、接着剤や、ばね等を用いること
により、さらに精度良く走査線の傾きを補正することが
できると共に、利便性を向上させることができる。
【0034】本発明に係る画像形成装置についてさらに
具体的に説明すると、本発明では、光源手段から出射さ
れた光束を光偏向器に導光し、この光偏向器で変更され
た光束を少なくとも1枚以上の走査レンズ系により被走
査面上に導光し、この被走査面上を走査する走査光学装
置とそれに対応する像担持体との組を複数設け、各走査
光学装置から出射された光束を各々対応する像担持体面
上に導光し、この像担持体面上を走査して、像担持体面
上に異なった色光の画像を形成し、複数の像担持体面上
に形成した画像によりカラー画像を形成する画像形成装
置において、走査光学装置上に支持部を設け、この支持
部はカラー画像形成装置の本体フレームと係合してお
り、支持部を支点として走査光学装置を動かし、像担持
体面上の走査線の傾きを調整していることを特徴として
いる。
【0035】そのため、簡単な構成、かつ安価なコスト
で、特にカラーの画像形成装置としての画像を色ずれや
位置ずれといったカラー画像の劣化を軽減して良好なる
画像形成を行なうことが可能なカラーの画像形成装置を
提供することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0037】(第1の実施形態)まず、本発明に係る画
像形成装置の第1の実施形態について図面を参照して説
明する。
【0038】図2に、本発明に係る画像形成装置の第1
の実施形態であるカラー画像形成装置の要部概略図を示
す。
【0039】同図において51、52、53、54は各
々後述する構成より成る走査光学装置、1C、1M、1
Y、1BKは各々像担持体としての感光ドラムである。
【0040】本実施形態においては画像情報に基づいて
各々光変調された各光束(レーザ光)LC、LM、L
Y、LBKが各々の後述する走査光学装置51、52、
53、54を出射し、各々対応する感光ドラム1C、1
M、1Y、1BK面上を照射して潜像を形成する。
【0041】この潜像は一次帯電器2C、2M、2Y、
2BKによって各々一様に帯電している感光ドラム1
C、1M、1Y、1BK上に形成されており、現像器4
C、4M、4Y、4BKによって各々シアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの画像に可視像化され、転写ベ
ルト7a上を搬送されてくる転写材Pに転写ローラ5
C、5M、5Y、5BKによって順に静電転写されるこ
とによってカラー画像が形成される。
【0042】この後感光ドラム1C、1M、1Y、1B
K面上に残っている残留トナーはクリーナ6C、6M、
6Y、6BKによって除去されて、次のカラー画像を形
成するために再度一次帯電器2C、2M、2Y、2BK
によって一様に帯電される。
【0043】上記転写材Pは給紙トレイ21上に積載さ
れており、給紙ローラ22によって1枚ずつ順に給紙さ
れ、レジストローラ23によって画像の書き出しタイミ
ングに同期をとって転写ベルト7a上に送り出される。
【0044】転写ベルト7a上を精度よく搬送されてい
る間に感光ドラム1C、1M、1Y、1BK面上に形成
されたシアンの画像、マゼンタの画像、イエローの画
像、ブラックの画像が順に転写材P上に転写されてカラ
ー画像が形成される。
【0045】駆動ローラ24は転写ベルトの送りを精度
よく行っており、回転むらの小さな駆動モータ(不図
示)と接続している。
【0046】転写材P上に形成されたカラー画像は定着
器25によって熱定着された後、排紙ローラ26等によ
って搬送されて装置外に出力される。
【0047】次に本実施形態のカラー画像形成装置にお
いてシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を精
度よく合せるレジストレーションについて説明する。
【0048】本実施形態のカラーの画像形成装置におい
てはレジスト検出画像を形成し、これを読み取るための
検出手段としてのレジスト検出センサー20を設けるこ
とにより、レジストレーションを調整する機能を有して
いる。
【0049】まずレジストレーションの検出方法につい
て図3を用いて説明する。図3に、図2に示される画像
形成装置のレジストレーションの検出方法の動作概略図
を示す。転写ベルト7a上を精度よく搬送されている転
写材Pにレジスト検出画像C1(シアン)、M1(マゼ
ンタ)、Y1(イエロー)、BK1(ブラック)を順に
形成する。
【0050】このレジスト検出画像C1、M1、Y1、
BK1は、例えば同図に示すように左右に縦線を形成
し、その間を横線でつなぐような画像であると良い。
【0051】このようなレジスト検出画像C1、M1、
Y1、BK1を4色順に形成することにより、転写材P
の進行方向に対して直角にひかれた横線が傾いてしまう
傾きずれを、レジスト検出センサー20a、20bが各
々左端側、右端側に配置されたレジスト検出センサー2
0で検出することができる。
【0052】レジスト検出センサー20a、20bには
各々に光源201とレジスト検出画像の位置を検知する
ための撮像部202(CCD等)とが設けられており、
レジスト検出画像の縦線と横線とが基準位置からどの程
度ずれているのかを検出することにより、ずれがどのく
らいの量で生じているのかを検出することができる。
【0053】本実施形態においては後述するように上記
の走査線の傾きずれの調整を走査光学装置を変位させる
ことにより、感光ドラム面上への光束の照射位置を調整
し、これにより各色間の副走査方向のレジストレーショ
ンずれを小さく抑えている。
【0054】次に本発明の特徴とする走査光学装置の走
査線の傾きずれを調整(補正)する方法及びその光学素
子について説明する。
【0055】図1は、本発明に係る画像形成装置の第1
の実施形態における、1つの走査光学装置の筐体として
の光学箱7とそれに対応する像担持体1Cとを示した要
部概略図である。
【0056】図1において1は光源手段であり、例えば
半導体レーザより成っている。2は第1の光学素子とし
てのコリメーターレンズであり、光源手段1から出射さ
れた発散光束(光ビーム)を略平行光束に変換してい
る。
【0057】3は開口絞りであり、通過光束(光量)を
制限している。4は第2の光学素子としてのシリンドリ
カルレンズ(シリンダーレンズ)であり、副走査方向に
のみ所定の屈折力を有しており、開口絞り3を通過した
光束を副走査断面内で後述する光偏向器5の偏向面5a
にほぼ線像として結像させている。
【0058】5は偏向素子としての、例えばポリコンミ
ラー(回転多面鏡)より成る光偏向器であり、モータ等
の駆動手段(不図示)により一定速度で回転している。
【0059】6a、6bは光偏向器5により偏向された
光束を像担持体である感光ドラム1C上に結像させるた
めのfθ特性を有する結像レンズである。これらの部品
は光学箱7に取り付けられている。したがって、光学箱
7は走査光学装置51の筐体の役割を担う。
【0060】本実施形態における図2に示される走査光
学装置51において光源手段1としての半導体レーザか
ら出射した発散光束はコリメーターレンズ2により略平
行光束に変換され、開口絞り3によって光束(光量)を
制限してシリンドリカルレンズ4に入射している。
【0061】シリンドリカルレンズ4に入射した略平行
光束のうち主走査断面においてはそのままの状態で射出
する。
【0062】また副走査断面内においては収束して光偏
向器5の偏向面5aにほぼ線像(主走査方向に長手の線
像)として結像している。そして光偏向器5の偏向面5
aで偏向された光束は結像レンズ6を介して感光ドラム
1C面上に導光され、この光偏向器5を回転させること
によって、感光ドラム1C面上を光走査している。
【0063】そして上述の如く、例えばC(シアン)、
M(マゼンタ)、Y(イエロー)、B(ブラック)の潜
像を対応する感光ドラム1C、1M、1Y、1BK面上
に形成し、その後、転写材Pに多重転写して1枚のフル
カラー画像を形成している。
【0064】次に走査光学装置の走査線傾きずれの調整
(補正)について説明する。本実施形態では走査光学装
置の筐体である光学箱7の片側の側面に支持部としての
支持軸8が、相対している側面には可動部としての可動
軸9が設けられている。
【0065】光学箱7は画像形成装置の本体シャーシ1
0に支持軸8と可動軸9とによって係合して取り付けら
れている。
【0066】この本体シャーシ10には前述した感光ド
ラム1Cや転写ベルト等が取り付けられている。本体シ
ャーシ10は板金や樹脂モールドから成っており、相対
して直立している取付面10a、10bを有している。
【0067】2面の取付面のうち取付面10aには走査
光学装置の支持軸8が係合するための係合穴11aが設
けられている。
【0068】一方、取付面10bには副走査方向と平行
な方向に沿っている長穴であり、走査光学装置の可動軸
が係合するための係合穴11bが設けられており、光学
箱7を調整後固定するためのビス穴12も設けられてい
る。
【0069】走査光学装置を画像形成装置本体に取り付
ける際には、まず走査光学装置の支持軸8を本体シャー
シ10の係合穴11aに係合させる。
【0070】この際板バネ等で押圧してガタを無くすよ
うにしても良い。走査光学装置の可動軸9は係合穴11
bに係合させる。
【0071】先述したレジスト検出センサー20を使用
し、検出されたずれ量を補正するように走査光学装置の
支持軸8を支点として可動軸9を係合穴11bに沿って
動かす。
【0072】調整が終了した可動軸9は固定手段として
のビス13で本体シャーシ10のビス穴12に固定す
る。ここで、固定手段として板ばねや接着剤を用いて固
定しても良い。
【0073】そしてこのような調整は、図2に示される
4つの走査光学装置において施行され、調整後は上述の
ように、本体シャーシ10に可動軸9を固定する。
【0074】このように、本実施形態の画像形成装置で
は走査光学装置51等の支持軸8を支点として可動軸9
を副走査万向に動かすことによって簡単な構成で画像の
傾きずれを補正することができる。
【0075】(第2の実施形態)次に、本発明に係る画
像形成装置の第2の実施形態について説明する。前述の
第1の実施形態においては、走査光学装置を手動で動か
したが、この第2の実施形態では、ステッピングモータ
と偏心板を用いて感光ドラム上の傾きずれを自動的にフ
ィードバックさせている。
【0076】ここで、本発明に係る画像形成装置の第2
の実施形態の構成について図4及び図5を用いて説明す
る。図4及び図5に、本発明に係る画像形成装置の第2
の実施形態の要部構成図を示す。
【0077】図4及び図5において、70は走査光学装
置である。また、図5は走査光学装置70を側面より見
た図であり、図奥側の見えない側面は前述の第1の実施
形態と同様に支持軸が設けられている。また、図手前側
の側面には、前述の第1の実施形態と同様に、本体シャ
ーシに移動自在に係合されている可動軸が設けられてい
る。
【0078】図4及び図5に示される71はレーザ走査
光であり、72は像担持体としての感光ドラムである。
74は光学箱に設けられた可動板である。
【0079】75は偏心板であり、本体シャーシ77に
固定されたステッピングモータ76に取付けられ回転す
る。したがって、可動板74、偏心板75及びステッピ
ングモータ76が移動手段を構成する。
【0080】また、走査光学装置70は、固定手段とし
てのばね等によりステッピングモータ76側に付勢され
ていると良い。
【0081】走査線の傾きずれ量は第1の実施形態と同
様にレジスト検出センサーで検知、データ化され、ステ
ッピングモータ76に伝えられる。そして、走査光学装
置70を傾け、走査線傾きずれ量を補正できるような角
度だけステッピンクモータ76を回転させる。
【0082】本発明に係る画像形成装置の第2の実施形
態はこのような構成により、前述の本発明に係る画像形
成装置の第1の実施形態と同様の効果を得ることができ
ると共に、走査線の傾きずれを自動的に補正でき、本体
や走査光学装置を組み終わった後でも自動的に補正を行
なえるので常に傾きずれのない画像を得ることができ
る。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、走
査光学装置とそれに対応する像担持体との組を複数設け
ている画像形成装置において、発生する走査線傾きずれ
の補正を走査光学装置を像担持体に対して傾けて調整す
ることで、簡単な構成で、精度良く走査線の傾きの補正
を行なうことが可能な画像形成装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態に
おける、1つの走査光学装置の筐体としての光学箱とそ
れに対応する像担持体とを示した要部概略図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態で
あるカラー画像形成装置の要部概略図である。
【図3】図2に示される画像形成装置のレジストレーシ
ョンの検出方法の動作概略図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態の
要部構成図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態の
要部構成図である。
【図6】従来の走査光学装置の要部概略図である。
【図7】従来のカラー画像形成装置の要部概略図であ
る。
【符号の説明】
1 光源手段 1C,1M,1Y,1BK 感光ドラム 2 コリメーターレンズ 2C,2M,2Y,2BK 一次帯電器 3 開口絞り 4 シリンドリカルレンズ 4C,4M,4Y,4BK 現像器 5 光偏向器 5a 偏向面 5C,5M,5Y,5BK 転写ローラ 6,6a,6b 結像レンズ 6C,6M,6Y,6BK クリーナ 7 光学箱 7a 転写ベルト 8 支持軸 9 可動軸 10 本体シャーシ 10a,10b 取付面 11a,11b 係合穴 12 ビス穴 13 ビス 20,20a,20b レジスト検出センサー 21 給紙トレイ 22 給紙ローラ 23 レジストローラ 24 駆動ローラ 25 定着器 26 排紙ローラ 51,52,53,54,70 走査光学装置 71 レーザ走査光 72 感光ドラム 74 可動板 75 偏心板 76 ステッピングモータ 77 本体シャーシ 91 光源手段 92 コリメーターレンズ 93 絞り 94 シリンドリカルレンズ 95 光偏向器 95a 偏向面 96 走査光学素子 98 感光ドラム面 111,112,113,114 走査光学装置 121,122,123,124 現像器 131,132,133,134 感光ドラム 141 搬送ベルト 201 光源 202 撮像部 C1,M1,Y1,BK1 レジスト検出画像 LC,LM,LY,LBK 光束 P 転写材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像に応じた光を出射して、該光により
    被走査面を走査する走査光学装置と、 該走査光学装置により出射された光により走査される像
    担持体と、の組みを複数備える画像形成装置において、 前記走査光学装置が、 前記画像形成装置本体と係合して前記走査光学装置を支
    持する支持部を備え、 該支持部を支点として副走査方向に移動することによ
    り、 前記像担持体を走査する光の走査線の傾きが補正される
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記走査光学装置が、 前記画像形成装置本体と係合して前記走査光学装置を支
    持する、前記画像形成装置本体に対して移動自在な可動
    部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記走査光学装置において、 前記支持部が前記走査光学装置の側面に形成され、 前記可動部が前記側面に対向する前記走査光学装置の別
    の側面に形成されていることを特徴とする請求項2に記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記走査光学装置を副走査方向に移動さ
    せる移動手段を備えることを特徴とする請求項1から3
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記移動手段が、 前記走査線の傾きに応じて回動する偏心板と、 該偏心板により押動される、前記走査光学装置に形成さ
    れた可動板と、を備え、 前記偏心板が回動して前記可動板を押動し、該押動によ
    り前記可動板が移動することにより前記走査線の傾きの
    補正が行われることを特徴とする請求項4に記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記走査線の傾きを検出する検出手段を
    備え、 前記走査線の傾きの補正が、 前記検出手段による検出結果に基づいて行われることを
    特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 前記走査光学装置の位置を固定するため
    の固定手段を備えることを特徴とする請求項1から6の
    いずれか1項に記載の画像形成装置。
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