JPH10133130A - 多色画像形成装置の光走査装置 - Google Patents

多色画像形成装置の光走査装置

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JPH10133130A
JPH10133130A JP28698896A JP28698896A JPH10133130A JP H10133130 A JPH10133130 A JP H10133130A JP 28698896 A JP28698896 A JP 28698896A JP 28698896 A JP28698896 A JP 28698896A JP H10133130 A JPH10133130 A JP H10133130A
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scanning
station
scanning line
image forming
forming apparatus
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JP28698896A
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Tomohiro Nakajima
智宏 中島
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】4つのレーザ光源からビームを出射させ偏向手
段及び結像手段を介してそれぞれ副走査方向に配置され
て第1ステーションから第4ステーションを構成する4
つの感光体上に導き、該感光体上にて画像情報に応じて
画像形成する多色画像形成装置の光走査装置において、
各ステーション間隔の相違に基づくこれら各ビームによ
り書き込まれる画像の位置ずれを簡易な手段になくする
ことのできる光走査装置を提供すること。 【解決手段】第2ステーションの像位置と第3ステーシ
ョンの像位置の間隔を固定して第2ステーションの像位
置に対する第1ステーションでの像位置、第3ステーシ
ョンの像位置に対する第4ステーションでの像位置を、
それぞれ、ステッピングモータ56によりおねじ58を
回転させることによりミラー24を回動させる図1に示
す走査線の位置補正手段を用いて補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のビームによ
り感光体上に各々静電潜像を形成し、その像の重ね合わ
せにより多色のカラー画像を得るデジタル複写機およ
び、レーザプリンタ等の光書き込み系に用いられる光走
査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
1.プリント時間短縮のため、近年、それぞれ感光体を
具備した4つの感光体ドラムを出力紙等、転写材の搬送
方向に並置し、各感光体ドラムに対応したレーザビーム
(以下、単にビームと称する。)で同時に露光し、各々
異なる色トナーの現像手段で現像した画像を前記転写材
上に重ね合わせてカラーが画像を形成するデジタル複写
機やレーザプリンタが実用化されている。
【0003】その1つとして、公知の技術ではないが、 a.単ビームを出射するレーザ光源を偏向手段を間にし
て対向する対として複数有するとともに、各々のレーザ
光源から出射された各ビームを同一の偏向手段を用いて
振り分け走査し、並置した各感光体に結像するようにし
た多色画像形成装置の光走査装置が提案されている(特
開平4−127115号公報)。
【0004】一方、プリント時間を短縮するため、 b.一度に複数のビームを同時に走査して記録速度を上
げるマルチビーム化が検討され、このようなマルチビー
ム書き込み系に用いられる半導体レーザ記録装置とし
て、複数の半導体レーザのビームを合成する方式が、特
開平7−72407号公報などにより知られている。
【0005】そこで、上記と上記の技術を組合せ
て、 c.第1ビームと第2ビームの2本のビームを出射する
レーザ光源を偏向手段を間にして対向する対として複数
有するとともに、各々のレーザ光源から出射された各ビ
ームを同一の偏向手段を用いて振り分け走査し、並置し
た感光体に結像するようにした多色画像形成装置の光走
査装置が公知でない技術として提案されている。
【0006】2.また、マルチビーム走査系では各々の
走査線位置が正確に合っていないと色ズレとなり、画像
品質が劣化する。その対策として、複数の感光体のそれ
ぞれについて構成される画像形成用のステーションにて
それぞれ画像を形成し、これらの画像を記録体に重ね転
写するレーザプリンタにおいて、これら画像の相対位置
ズレを測定手段により測定し、この測定値に基づいて各
画像の書き込みのタイミングをそれぞれ補正するための
色ズレ補正手段を具備したレーザビームプリンタに係る
技術が特開昭62−242969号公報に開示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
1.前記特開昭62−242969号公報に開示される
ような画像形成装置における各画像形成用のステーショ
ン間の書き出しのタイミングは、基準となるステーショ
ンからの走査線位置を検出し、ステーション毎に異なる
遅延時間を独立に設定しなければならず、制御系が複雑
化してしまうという問題がある。
【0008】2.通常は各ステーション間の走査線位置
を重ね合わせて色ずれを検出するが、この方法では各色
で別々のセンサを用いる必要があり、センサ間の配置誤
差がそのまま測定誤差となってしまうため単一のセンサ
では正確な測定を行なうことができないという問題があ
る。
【0009】3.走査線の傾き(スキュー)調節と走査
線の位置調節に関し、これらのうちの一方の調節は他方
の精度に影響を与え両者の調整が絡み合う関係にあり、
調節作業が複雑で時間がかかるとの問題がある。
【0010】4.特開平7−72407号公報に開示さ
れるように、1つのレーザ光源から複数のビームを出射
するようなレーザ光源を使用した光走査装置において、
走査線の位置合わせと、1つの光源における複数ビーム
間でのピッチ合わせ及び走査線の位置合わせをいかにし
て効率的に行なうかが問題となる。
【0011】そこで、請求項1、請求項2記載の発明で
は、各ステーションにおける書き込み画像の位置ずれを
簡易な手段によりなくすことのできる多色画像形成装置
の光走査装置を提供することを目的とする。
【0012】請求項3記載の発明では、各ステーション
において書かれる走査線の位置を、単一のセンサを用い
て簡単かつ確実に検出するとともに、この検出結果に基
づき各ステーションにおける書き込みの遅延時間を一定
とすることで制御系を簡素化しつつ、各ステーションに
おける書き込み画像の位置ずれをなくすことのできる多
色画像形成装置の光走査装置を提供することを目的とす
る。
【0013】請求項4記載の発明では、走査線の傾き
(スキュー)調節を走査線の位置調節と独立して行なう
ことにより調整作業を簡易化する画像形成装置の光走査
装置を提供することを目的とする。
【0014】請求項5記載の発明では、1つの光源にお
ける複数ビーム間でのピッチ合わせ及び走査線の位置合
わせを効率的に行なうことのできる画像形成装置の光走
査装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、以下の構成とした。 (1)4つのレーザ光源を有するとともに、これらのレ
ーザ光源から出射されたビームを同一の偏向手段を用い
て振り分け走査し、副走査方向に配置されて第1ステー
ション乃至第4ステーションを構成する並置した4つの
感光体に各々結像するようにした多色画像形成装置の光
走査装置において、前記第2ステーションでの走査線と
前記第3ステーションでの走査線の間隔Mdを固定し、
前記第2ステーションでの走査線と前記第1ステーショ
ンでの走査線との間隔Rdが前記間隔Mdと等しくなる
ように前記第1ステーションでの走査線位置を、また、
前記第3ステーションでの走査線と前記第4ステーショ
ンでの走査線との間隔Ldが前記間隔Mdに等しくなる
ように前記第4ステーションでの走査線位置を、それぞ
れ調節する走査位置調節手段を具備するものとした(請
求項1)。
【0016】(2)(1)記載の多色画像形成装置の光
走査装置において、前記走査位置調節手段は、前記レー
ザ光源から前記感光体までの光路中に設けられた前記ビ
ームの折り返し用のミラーを、前記感光体上での走査線
の副走査方向での結像位置補正が可能なように主走査平
面内にて回動可能に支持する走査線の位置補正装置から
なるものとした(請求項2)。
【0017】(3)(1)又は(2)記載の多色画像形
成装置の光走査装置において、前記走査位置調節手段
は、前記第1ステーション乃至前記第4ステーションを
通過する際に転写材上に転写された前記各ステーション
における走査線のトナー像又は潜像の間隔を検出する相
対位置検出手段と、この相対位置検出手段の検出結果か
ら前記間隔Mを得るとともに前記各ステーションでの走
査線の書き出しのタイミングを設定する遅延量設定手段
を具備するものとした(請求項3)。
【0018】(4)(1)又は(2)記載の多色画像形
成装置の光走査装置において、前記走査線の位置補正装
置による走査線の位置補正と独立して前記感光体上での
走査線の副走査方向での傾き補正が可能なように主走査
平面内にて前記折り返し用のミラーを回動可能に支持す
る走査線の傾き補正装置を具備するものとした(請求項
4)。
【0019】(5)(1)又は(2)又は(3)記載の
多色画像形成装置の光走査装置において、前記各光源は
それぞれ第1ビーム、第2ビームの2本のビームを出射
するものとして構成されていて、これら第1ビーム、第
2ビームは前記偏向手段の同一偏向面で偏向されること
により前記感光体上にて隣接するラインを同時に走査す
るものであり、これら第1ビーム、第2ビームによるト
ナー像又は潜像の2ライン分の線幅と、隣接する偏向面
によりそれぞれ走査されることにより形成され隣合う関
係の2ライン分線幅と、を比較して隣合うライン間のピ
ッチ補正を行なうピッチ補正手段を具備するものとした
(請求項5)。
【0020】
【発明の実施の形態】
(一)各請求項記載の発明に共通する多色画像形成装置
の光走査装置の例 図3〜図8、図10により説明する。これらの図におい
て、符号11、12、13、14は、それぞれ図示しな
い半導体レーザ、コリメートレンズを含む光源ユニット
を示し、本発明にいうレーザ光源を構成している。
【0021】これらの各光源ユニットは全て少なくとも
図6に示すような構成部分を有している。つまり、第1
の半導体レーザLD1、第2の半導体レーザLD2、第
1のコリメートレンズL1、第2のコリメートレンズL
2、1/2波長板L3、反射面L4、偏光ビームスプリ
ッタL5などを有している。第1の半導体レーザLD1
より出射した第1ビームはコリメートレンズL1によ
り平行光に変換されて偏光ビームスプリッタL5を透過
する。第2の半導体レーザLD2を出射した第2ビーム
はコリメートレンズL2により平行光に変換されて1
/2波長板L3により偏光面を回転させられて反射面L
4,偏光ビームスプリッタL5の順に偏向させられて、
第1ビームに対して所定の方向に所定の角度開いた方
向に出射される。このように、各光源ユニット11〜1
4はそれぞれ、第1ビーム、第2ビームの2つのビ
ームを出射する。
【0022】これらの光源ユニット11、12、13、
14は偏向手段としてのポリゴンミラー15を間にして
対向して配置されていて、光学ハウジング10に形成さ
れた取付け面に支持され、取付けられている。ここで、
対向する対をなす光源ユニット11、14のポリゴンミ
ラー15への平均入射角θは略60°、もう1つの対を
なす光源ユニット12、13では略75°にそれぞれ設
定されている。
【0023】これらの光源ユニット11、12、13、
14からそれぞれ出射された第1ビーム、第2ビーム
はポリゴンミラー15で偏向され、ポリゴンミラー以
後の光路上、最初に入射される光学系であって球面また
は共軸非球面からなるfθ特性を有する結像素子として
の凹曲面鏡であるfθミラー16、17を経て、さら
に、面倒れ補正系をなすトロイダルレンズ18、19、
20、21を介して被走査面であり、画像形成ステーシ
ョンの構成部材でもあるドラム状をした感光体28、2
9、30、31面上にスポット状に結像され、主走査方
向に走査されて潜像を記録する。ここで、第1ビーム
はトロイダルレンズ18〜21の光軸を通るものとし、
第2ビームはトロイダルレンズ18〜21の光軸から
ズレた位置を通るものとする。
【0024】これらの潜像は、第1ステーションを構成
する感光体31についてはシアンのトナーで顕像化され
るべき情報で書き込まれたもの、同様に第2ステーショ
ンを構成する感光体30についてはマゼンタのトナーで
顕像化されるべき情報で書き込まれたもの、第3ステー
ションを構成する感光体29はイエローのトナーで顕像
化されるべき情報で書き込まれたもの、第4ステーショ
ンを構成す感光体28はブラックのトナーで顕像化され
るべき情報で書き込まれたものである。
【0025】これらの潜像はそれぞれ、各ステーション
において定められた色のトナーにより顕像化されて、副
走査方向上、転写材に早く対向する順である感光体3
1、感光体30、感光体29、感光体28の順に、転写
材、例えば出力紙に重ね転写されてカラー画像を形成す
る。
【0026】ポリゴンミラー15は厚さ3mmのものを
モータ基準面上の位相を合わせて2段に積み上げて構成
されたもので、図4、図5に示すように結像素子を構成
するfθミラー16も、上下方向(副走査方向)の中心
間を3mmとして2段に樹脂により一体形成されてお
り、これら上下各々のfθミラーはそれぞれの法線方向
を入射光線に対し各ステーションにビームが振り分けら
れるように所定の角度だけ副走査方向に相反して傾け、
出射光が互いに発散する向きに向かうようにしてある。
ポリゴンミラー15を間にして対向して設けたfθミラ
ー17についてもfθミラー16と同様に上下方向に2
段に積み上げ、該fθミラー17の法線方向についても
同様に副走査方向に相反して傾けて構成されている。
【0027】図3に示すように、光源ユニット11及び
光源ユニット12からそれぞれ出射される第1ビーム
、第2ビームについてはミラー35を介して同期検
知センサ32により、第1ビーム、第2ビームを検
知し、この検知情報に基づいて書き込み制御を行なうよ
うにしている。同様に、光源ユニット13及び光源ユニ
ット14からそれぞれ出射される第1ビーム、第2ビ
ームについてはミラー36を介して同期検知センサ3
3により、第1ビーム、第2ビームを検知し、この
検知情報に基づいて書き込み制御を行なうようにしてい
る。なお、符号34は、光源ユニット11からの第1ビ
ームの書き込み終端を検知する書き込み終端検出器と
してのビーム検出器を示している。
【0028】図8において、シアン画像を書き出すため
の画像メモリ40−1には、シアン画像に係るデータ
が、偶数行データと奇数行データとに区分されてメモリ
されている。同期検知センサ32は、光源ユニット11
からの第1ビーム、第2ビームおよび光源ユニット
12からの第1ビーム、第2ビームを検知し、同期
検知センサ33は光源ユニット13からの第1ビーム
、第2ビームおよび光源ユニット14からの第1ビ
ーム、第2ビームを検知する。これらのビームは同
一の同期検知センサに同時に入射しないように、つま
り、時間的に先後して入射されるように設定されてい
る。
【0029】例えば、同期検知センサ32には光源ユッ
ト11、12から合計4つのビームが順次入射される
が、書出位置カウンタ40−2は検知したビームの行種
類、つまりその検知されるビームが奇数行を走査するビ
ームか偶数行を走査するビームかにより、それに対応す
る奇数行データあるいは偶数行データを選択してそのビ
ームについて書出位置を設定するゲート信号(GATE
信号)を書込制御部40−3に出力する。このゲート信
号を受けて、書込制御部40−3はそのビームに対して
は画像メモリ40−1から奇数行データ又は偶数行デー
タを読み出し、対応するビームの半導体レーザについて
のLD変調器をそれぞれ制御してビームに画像データを
のせ、書き込みを行なう。同期検知センサ33について
も、光源ユニット13、14からの各ビームについて同
様な検知を行ない、書出位置カウンタ40−2および書
込制御部40−3を機能させて書き込み制御を行なう。
【0030】図6における第1ビームに対する第2ビ
ームの出射方向が、光源ユニット11〜14のそれぞ
れについて、全て等しい関係に設定され、かつ配置され
ているものとする。例えば、図10に示す光源ユニット
100について、この光源ユニット100単体でみたと
き、第1ビームの光路を3次元座標軸z軸に合わせた
とき、第2ビームの出射方向は第1象限にあるとす
る。この座標軸で、x軸は主走査方向、y軸は副走査方
向にそれぞれ対応する。
【0031】このような光源ユニット100を光源ユニ
ット11〜14に使用しているものとする。すると、図
5に拡大して示すように、光源ユニット14から出射さ
れた第1ビーム、第2ビームはポリゴンミラー15
の下段部により偏向させられ、fθミラー17の下段部
で反射させられて、ミラー23を介してトロイダルレン
ズ21を透過し、さらに、ミラー25により偏向させら
れて第1ステーションである感光体31に結像する。こ
のとき、図7に示すように、第1ビームは副走査方向
上で先行する位置に結像し、第2ビームは後行する位
置にそれぞれ結像する。
【0032】同様に、光源ユニット13から出射された
第1ビーム、第2ビームはポリゴンミラー15の上
段部により偏向させられ、fθミラー17の上段部で反
射させられて、ミラー27を介してトロイダルレンズ2
0を透過してそのまま第2ステーションである感光体3
0に結像する。このとき、図7に示すように、第1ビー
ムは副走査方向上で先行する位置に結像し、第2ビー
ムは後行する位置にそれぞれ結像する。
【0033】同様に、光源ユニット12から出射された
第1ビーム、第2ビームはポリゴンミラー15の上
段部により偏向させられ、fθミラー16の上段部で反
射させられて、ミラー26を介してトロイダルレンズ1
9を透過して第3ステーションである感光体29に結像
する。この場合、光源ユニット11からのビームと異な
りトロイダルレンズ19を出射した後、ミラーを介さな
いので、トロイダルレンズ19より出射されたビームの
うち、第1ビームは図7に示すように副走査方向上で
先行する位置に結像し、第2ビームは後行する位置に
それぞれ結像することとなる。
【0034】同様に、光源ユニット11から出射された
第1ビームおよび第2ビームはポリゴンミラー15
の下段部により偏向させられ、fθミラー16の下段で
反射させられて、ミラー22を介してトロイダルレンズ
18を透過してミラー24を介して第4ステーションで
ある感光体28に結像する。このとき、図7に示すよう
に第1ビームは副走査方向上で先行する位置に、第2
ビームは後行する位置に、それぞれ結像する。
【0035】主走査方向に関しては、ポリゴンミラー1
5の回転方向は一定の方向であるため、ポリゴンミラー
15を間にして対向して設けられた光源ユニット11か
らのビームの主走査方向と、光源ユニット14からのビ
ームの主走査方向とはそれぞれ図3、図7に矢印A,B
で示すように逆の関係になる。同様に、光源ユニット1
2からのビームの主走査方向と、光源ユニット13から
のビームの主走査方向も、矢印A,Bで示すように逆の
関係になる。
【0036】走査軌跡の直線性に関しては、各ステーシ
ョン(感光体28〜31)において、各光源ユニット1
1〜12からのビームによる書き込み走査ラインは、図
7に示すように、第1ビームについてはトロイダルレ
ンズ18〜21の光軸を通るので直線状に走査される
し、第2ビームについてはトロイダルレンズ18〜2
1の光軸からはずれた位置を通るので湾曲形状に走査さ
れる。
【0037】このような条件で走査されるビームの走査
軌跡と、ビームにのせられた画像データとの関係を図7
を参照しつつ各ステーション毎に見てみる。書込制御部
40−3の働きにより、第1ステーション、第3ステー
ションについて、偶数行を走査する第1ビームは偶数
データで書き込むし、奇数行を走査する第2ビームは
奇数データで書き込むこととなる。同様に、第2ステー
ション、第4ステーションについて、偶数行を走査する
第2ビームは偶数データで書き込むし、奇数行を走査
する第1ビームは奇数データで書き込むこととなる。
このように各ステーションにおいて第1ビームが先行
するので第2ビームよりも先に検知されるが書き込み
用のデータは、その行位置に合わせて適切なものが選択
されて、行位置と画像データとが合致するように書き込
み制御が行なわれることとなる。
【0038】(二)請求項1〜請求項3記載の発明の例 図4、図7において、各ステーションにおける走査線の
位置について、奇数行形成ビーム、偶数行形成ビームの
いずれを使用してもよいが、例えば奇数行の書き込みに
着目したとき、第1ステーションと第2ステーションで
の走査線の間隔をRd、第2ステーションと第3ステー
ションでの走査線の間隔をMd、第3ステーションと第
4ステーションでの走査線の間隔をLdとし、仮にLd
=Md=Rdであるとする。この場合、図8の書き出し
カウンタ40−2に内蔵した遅延回路40−2aにより
同一の遅延時間を設定したとすると、これらのステーシ
ョンで走査された各ラインを現像して得たトナー像によ
るラインを、副走査方向に一定の速度で移動する転写材
に転写することにより、この転写材上には、各トナー像
を同一ライン上に合致させることができる。
【0039】しかし、実際には、Ld=Md=Rdで製
作することは不可能であり、前記のように同一の遅延時
間を設定する遅延回路40−2aを使用した場合には、
各ステーションにおいて書き込んだラインを転写材上に
合致させることができない。
【0040】この例は、遅延回路40−2aによる、各
ステーション間での書き込みの遅延時間を同一としつ
つ、各ステーションにおいて書き込んだラインを転写材
上に合致させるための手段である走査位置調節手段であ
る走査線の位置補正装置及びその付帯構成に係る。
【0041】上記各ラインを合致させるためには、先
ず、各ラインのずれを検出しなければならない。その検
出のために、各ステーションにおける書き出しを同一の
時刻に行なう。つまり、遅延回路40−2による遅延時
間を0にして、各ステーションにおいて奇数行、偶数行
について走査書き込みを行ない、トナーにより現像して
転写材上に転写する。そしてこれらのライン像のエッジ
を図4において副走査方向上、第4ステーション(感光
体28)の下流位置に設けた相対位置検出手段としての
フォトセンサ38により、集光レンズ39を介して例え
ば奇数行に着目して検出することにより、実際の間隔L
d、間隔Md、間隔Rdを検出する。ここで、これらの
間隔Ld、間隔Md、間隔Rdが全部等しい値ならば、
遅延回路40−2aにより各ステーション間での書き込
みに同一の遅延時間を与えて書き出せば、転写材得卯で
の各ライン像は合致するから問題はない。これらの間隔
Ld、間隔Md、間隔Rdが相互に異なる値であったと
きには、本発明による走査位置調節手段は、間隔Mdを
固定して間隔Ld、間隔Rdが間隔Mdと等しくなるよ
うに、第1ステーション、第3ステーション、のそれぞ
れについて走査線の副走査方向上での結像位置を調節す
る。
【0042】そのためには、例えば、ミラー24とミラ
ー25の傾きを必要な量だけ調節すればよい。本発明に
よる走査位置調節手段は、ミラー24、ミラー25を個
々に回動させてその傾きを調節し、間隔Ld、間隔M
d、間隔Rdを等しくする走査線の位置補正装置に他な
らない。
【0043】この走査線の位置補正装置の一例を図1、
図2により説明する。図1において、光学ハウジング1
0の平坦面上には平行な平面を有する底板部材57が乗
せてある。ここでは、底板部材57は光学ハウジング1
0に位置決め固定されているとする。底板部材57には
L字状に折曲された支持側板51、52が主走査方向に
対向して取付られている。これらの支持側板51、52
にはそれぞれ、鋭角状の突起51a,52aと、段部5
1b,52bとを有する切欠き穴51C、52Cが形成
されている。
【0044】ミラー24はこれらの切欠き穴51C,5
2Cにまたがって設けられ、それぞれの切欠き穴の部位
にてミラー裏面側より、板ばね53、54により押圧さ
れて、可動に支持されている。この支持の状態を図2
(a)、(b)により説明する。 ミラー24の一端側
についての支持手段である、支持側板52側での支持の
状態を示した図2(a)において、板ばね54はその屈
曲部をミラー24の裏面短手中央に当接し、平坦部を支
持側板52に接合してある。前記板ばね54の屈曲部に
より押圧されたミラー24の表面は突起52aに当接し
ている。
【0045】図1にも示すように、支持側板52の内側
面には板状の支持部材55が突出している。この支持部
材55にはおねじ58が螺合されていて、このおねじ5
8の先端がミラー24の表面(反射面)側に当接してい
る。つまり、支持側板52側ではミラー24は板ばね5
4により付勢されることにより、突起52aとおねじ5
8の先端の二点で支持されている。
【0046】ミラー24の他端側についての支持手段で
ある、支持側板51側での支持の状態を示した図2
(b)においても板ばね53を利用した支持の方法は、
前記図2(a)で説明した態様と、おねじ58の支持が
ないことを除けば同じである。つまり、板ばね53はそ
の屈曲部をミラー24の裏面短手中央に当接し、平坦部
を支持側板51に接合してある。前記板ばね53の屈曲
部により押圧されたミラー24の表面は突起51aに当
接している。以上によりミラー24は、突起51a,5
2aの二点と、おねじ58の先端との合計三点で浮動状
に支持されていることとなる。
【0047】かかる構成においておねじ58を回転する
ことにより、ミラー24突起51a,51bを支点とし
て微小量、回動制御することができる。おねじ58に
は、図1に示すように、底板部材57上に配置されてい
て正逆転自在のステッピングモータ56を連結してお
く。
【0048】ステッピングモータ56を駆動すること
で、所定量のミラー24の回動が可能であり、かかるミ
ラー24の回動により走査線の位置を自在に変更するこ
とができる。図1における平行な2本の1点鎖線は、走
査位置変更前と後の各走査線を例示したものである。
【0049】以上において、支持部材51、52、板ば
ね53、54、おねじ58、ステッピングモータ56等
は、走査線の位置補正装置の一例を構成する。以上、ミ
ラー24についての走査線の位置補正装置について説明
したが、ミラー25についての走査線の位置補正装置
も、全く同じ構成のものが採用されている。よって、本
例では、各ステーションにおける走査線の位置を、相対
位置検出手段を構成する単一のフォトセンサ38により
簡単確実に検出して、この検出結果に基づき、ミラー2
4についての走査線の位置補正装置と、ミラー25につ
いての走査線の位置補正装置とを駆動することにより、
間隔Mdと等しくなるように間隔Ldと間隔Rdを合わ
せることができ、その際、遅延回路40−2aの各ステ
ーションにおける書き出しの遅延量を変更する必要はな
く、簡単に行なうことができる。
【0050】なお、本例では簡単化のため同時刻に走査
した走査線を用いて各ステーション間隔の検出を行なっ
たが、各走査線が重なっていなければ、同一のセンサで
検出でき、任意の時間遅延させて書き出しても構わな
い。
【0051】(三)請求項4記載の発明の例 図1を参照するに、前記(二)において説明した走査線
の位置補正装置は、ミラー24を搭載した上で、底板部
材57上に構成されている。底板部材57はミラー24
の長手方向の一端側であって、該ミラー24の副走査方
向の中央部位にて回転軸60により光学ハウジング10
に枢着されている。底板部材57の他端側には長穴61
が形成され、一端側には穴62がそれぞれ形成されてい
て、これらの長穴61、穴62を介して固定ねじ63、
64が光学ハウジング10に捩じ込まれており、底板部
材57は光学ハウジング10に固定されている。
【0052】かかる構成によれば、固定ねじ63、64
を弛めて、底板部材57の他端側を押動することによ
り、ミラー24を底板部材57と共に、回転軸60を中
心として回動させることができる。この底板部材57の
回動により、ミラー24も主走査平面内に回動し、この
ミラー24により偏向されて感光体に導かれるビームに
よる走査線は副走査方向での傾きが変化させられること
となる。これにより、図1において感光体28上に実線
で示すように、1点鎖線で示す走査線に対して所要の傾
きを与えることができる。このようにして、前記走査線
の位置補正装置による走査線の位置補正とは独立して、
所謂スキュー調節を行なうことができる。
【0053】このようなミラーの回動調整を可能とす
る、底板部材57、回転軸60、長穴61、穴62、固
定ねじ63、64等を以って、走査線の傾き補正装置の
一例が構成される。なお、ミラー24の調節量は一般に
微小であるので、長穴61と固定ねじ63との間及び穴
62と固定ねじ64との間に適度のゆとりを持たせるこ
とで十分に所要の補正を行なうことができる。なお、ミ
ラー25についても、全く同じ構成の、走査線の傾き補
正装置を用いている。
【0054】(四)請求項5記載の発明の例 図9(a)に傾きの異なるハッチングを施して書き分け
た各ラインは、例えば第2ステーションにおいて、同一
のレーザ光源からの奇数行形成用の第1ビームと偶数
行形成用の第2ビームによりそれぞれ感光体に書いた
ライン像を模視的に示したものである。図9(a)の場
合、これら第1ビームと第2ビームとの間隔、つまり
ビームピッチが理想値である2Pに設定されている場合
であり、これら2つのビームにより、ポリゴンミラー1
5のk面、k+1面、k+2面の順に書いたとすると、
各ラインは切れ目なく形成されて、所謂べた像を形成す
る。これらの各ラインについて、主走査方向での書き込
み位置をそれぞれ異ならせれば、フォトセンサ38によ
りライン間のピッチを求めることができる。
【0055】現実には、何らの調整もしない状態の下で
は、第1ビームと第2ビームとの間のピッチは前記
の例における理想値2Pにはならないし、また、経時的
に変化する場合もある。本例は、ピッチずれがあると
き、そのピッチずれ量の求め方と、ピッチずれの補正の
手段に係る。
【0056】図9(b)の例は、第1ビームと第2ビ
ーム間のピッチが2Pよりも狭まった場合の状態を示
している。この場合には、k面による奇数行と偶数行は
一部重なるため2Pよりも狭いt1となり、k+1面に
よる偶数行とk+2面による奇数行との全体幅は行間Δ
tが発生するため2Pよりも大きいt2となる。これら
の寸法間には、「t1=2P−Δt」、「t2=2P+
Δt」、「t2−t1=2P+Δt−(2P−Δt)=
2Δt」の関係があり、結局、「Δt=(t2−t1)
/2」の関係式が成立する。
【0057】つまり、行間Δtはピッチずれに相当し、
このΔtの値は、t1、t2から求めることができる。
t1、t2をフォトセンサ38により検出するには、図
9(b)に示すように、k+1面による奇数行と、k+
2面による偶数行についてビームを出射させず、書き出
しを行なわない。このようにすることで、検出したいラ
インの輪郭が明らかとなるので、ビームフォトセンサ3
8によりt1、t2を求めることができ、「Δt=(t
2−t1)/2」の式からΔtを求めることができる。
Δtが算出されたならば、図10に示すピッチ補正手段
により、第1ビームと第2ビームとの間の距離を補
正する。
【0058】ピッチ補正手段を説明する。図10におい
て、ステッピングモータ103の軸にナット103Nを
螺合させておき、このナット103Nを光源ユニット1
00の一端側の下部に当接させておく。一方、光源ユニ
ット100は光軸を通る第1ビームの延長線を回動中
心として回動自在に構成しておく。その上で、光源ユニ
ット100の一端側の下面に前記ナット103Nの先端
を当接させ、対向する上側から付勢手段により押圧して
ナット103Nと光源ユニットとの当接状態が常に保持
されるようにしておく。さらに、ナットNには上下方向
に長溝を形成しておき、この長溝には不動部材に設けた
軸を摺動自在に係合させておく。この回り止め手段によ
り、ナットNはステッピングモータ103の駆動に応じ
て上下動することとなる。
【0059】このようにすることにより、ステッピング
モータ103を駆動することで、ナットNを上下動さ
せ、光源ユニット100を光軸を中心に上下何れにも傾
けることができ、第1象限にある第2ビームをz軸上
にある第1ビームに対して回動させて、副走査方向上
での第1ビームに対する間隔、つまり、Δtを所要の
値に調節することができる。また、測定結果を演算して
ステッピングモータ103を制御することにより、自動
補正も可能となる。
【0060】
【発明の効果】請求項1、請求項2記載の発明では、各
ステーション間における像書き出しの遅延時間を一定と
したので、ステーション毎に遅延時間の調節を行なうの
に比べ、書き込み画像の位置ずれ補正のための調節作業
が簡単化される。
【0061】請求項3記載の発明では、各ステーション
において書かれる走査線の位置を、単一のセンサを用い
て時系列に検出でき、簡単かつ確実に検出するととも
に、この検出結果に基づき各ステーションにおける書き
込みの遅延時間を一定とすることで制御系を簡素化しつ
つ、各ステーションにおける書き込み画像の位置ずれを
なくすことができる。
【0062】請求項4記載の発明では、走査線の傾き
(スキュー)調節を走査線の位置調節と独立して行なう
ことにより従来複雑で時間のかかっていた調整作業を簡
易化することができる。
【0063】請求項5記載の発明では、同何時の偏向面
で走査された第1ビーム、第2ビームの2ライン線幅と
隣接面間で走査された2ライン線幅を比較してこれらビ
ーム間のピッチずれを検出できるようにしたので、請求
項3記載の発明における相対位置検出手段と同一の検出
系を用いて測定でき、調節時間も短縮される。また、同
補正も可能となり、1つの光源における複数ビーム間で
のピッチ合わせ及び走査線の位置合わせを効率的に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】走査線の位置補正装置及び走査線の傾き補正装
置の斜視図である。
【図2】図2(a)は走査線の位置補正装置における、
ミラーの支持構造部の一端側を、図2(b)は走査線の
位置補正装置における、ミラーの支持構造部の他端側
を、それぞれを説明した図である。
【図3】本発明に係る光走査装置の平面図である。
【図4】本発明に係る光走査装置の正面図である。
【図5】本発明に係る光走査装置の各ステーションにお
けるビームの結像関係を説明した図である。
【図6】本発明に係る光走査装置における2ビームを出
力するレーザ光源の構成を説明した斜視図である。
【図7】各ステーションにおける走査軌跡を説明した図
である。
【図8】光走査装置の書き込み制御系のブロック図であ
る。
【図9】図9(a)はレーザ光源における第1ビームと
第2ビームとの間にピッチずれがない場合、図9(b)
はピッチずれがある場合について、ライン像を形成した
ときの寸法関係を模視的に説明した図である。
【図10】ピッチ補正手段を説明した斜視図である。
【符号の説明】
15 (偏向手段としての)ポリゴンミラー 16,17 (結像素子としての)fθミラー 28,29,30,31 (ステーションを構成する)
感光体 32 同期検知センサ 33、34 ビーム検知器 38 (相対位置検出手段としての)フォトセンサ 40−2a (遅延量設定手段としての)遅延回路 51、52 (走査線の位置補正装置としての)支持側
板 53、54 (走査線の位置補正装置としての)板ばね 55 (走査線の位置補正装置としての)支持部材 56 (走査線の位置補正装置としての)ステッピング
モータ 58 (走査線の位置補正装置としての)おねじ 103 (ピッチ補正手段としての)ステッピングモー
タ N (ピッチ補正手段としての)ナット 第1ビーム 第2ビーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4つのレーザ光源を有するとともに、これ
    らのレーザ光源から出射されたビームを同一の偏向手段
    を用いて振り分け走査し、副走査方向に配置されて第1
    ステーション乃至第4ステーションを構成する並置した
    4つの感光体に各々結像するようにした多色画像形成装
    置の光走査装置において、 前記第2ステーションでの走査線と前記第3ステーショ
    ンでの走査線の間隔Mdを固定し、前記第2ステーショ
    ンでの走査線と前記第1ステーションでの走査線との間
    隔Rdが前記間隔Mdと等しくなるように前記第1ステ
    ーションでの走査線位置を、 また、前記第3ステーションでの走査線と前記第4ステ
    ーションでの走査線との間隔Ldが前記間隔Mdに等し
    くなるように前記第4ステーションでの走査線位置を、
    それぞれ調節する走査位置調節手段を具備したことを特
    徴とする多色画像形成装置の光走査装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の多色画像形成装置の光走査
    装置において、 前記走査位置調節手段は、前記レーザ光源から前記感光
    体までの光路中に設けられた前記ビームの折り返し用の
    ミラーを、前記感光体上での走査線の副走査方向での結
    像位置補正が可能なように主走査平面内にて回動可能に
    支持する走査線の位置補正装置からなることを特徴とす
    る多色画像形成装置の光走査装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の多色画像形成
    装置の光走査装置において、 前記走査位置調節手段は、前記第1ステーション乃至前
    記第4ステーションを通過する際に転写材上に転写され
    た前記各ステーションにおける走査線のトナー像又は潜
    像の間隔を検出する相対位置検出手段と、 この相対位置検出手段の検出結果から前記間隔Mを得る
    とともに前記各ステーションでの走査線の書き出しのタ
    イミングを設定する遅延量設定手段を具備することを特
    徴とする多色画像形成装置の光走査装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は請求項2記載の多色画像形成
    装置の光走査装置において、 前記走査線の位置補正装置による走査線の位置補正と独
    立して前記感光体上での走査線の副走査方向での傾き補
    正が可能なように主走査平面内にて前記折り返し用のミ
    ラーを回動可能に支持する走査線の傾き補正装置を具備
    したことを特徴とする多色画像形成装置の光走査装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は請求項2又は請求項3記載の
    多色画像形成装置の光走査装置において、 前記各光源はそれぞれ第1ビーム、第2ビームの2本の
    ビームを出射するものとして構成されていて、 これら第1ビーム、第2ビームは前記偏向手段の同一偏
    向面で偏向されることにより前記感光体上にて隣接する
    ラインを同時に走査するものであり、これら第1ビー
    ム、第2ビームによるトナー像又は潜像の2ライン分の
    線幅と、 隣接する偏向面によりそれぞれ走査されることにより形
    成され隣合う関係の2ライン分線幅と、を比較して隣合
    うライン間のピッチ補正を行なうピッチ補正手段を具備
    したことを特徴とする多色画像形成装置の光走査装置。
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