JP2017134102A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017134102A
JP2017134102A JP2016011336A JP2016011336A JP2017134102A JP 2017134102 A JP2017134102 A JP 2017134102A JP 2016011336 A JP2016011336 A JP 2016011336A JP 2016011336 A JP2016011336 A JP 2016011336A JP 2017134102 A JP2017134102 A JP 2017134102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
sheet
recording medium
image forming
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016011336A
Other languages
English (en)
Inventor
浩司 岡本
Koji Okamoto
浩司 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Finetech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Finetech Inc filed Critical Canon Finetech Inc
Priority to JP2016011336A priority Critical patent/JP2017134102A/ja
Publication of JP2017134102A publication Critical patent/JP2017134102A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】排出された記録媒体の冷却と後処理装置を含む画像形成装置全般の温度上昇を効率的に抑える。【解決手段】記録媒体Sに転写されたトナー像を定着手段4により加熱定着して排出部5に排出する画像形成装置1が、排出部に排出された記録媒体を冷却するための送風を行う送風手段120,122と、画像形成された記録媒体に後処理を施す後処理装置200を着脱可能に装着する装着部と、を有し、装着部への後処理装置の着脱に応じて前記送風手段からの風量を変える。【選択図】 図4

Description

本発明は、トナー像を記録媒体に定着された記録媒体を冷却する装置を備えた画像形成装置に関する。
従来から、トナー等の粉体(以下、トナーと称す。)を用いた電子写真方式の画像形成装置では、感光ドラムや中間転写ベルト等を用いて画像形成動作を行い、搬送されるシートにトナー像を形成する。そしてトナー像を形成したシートに熱を与えて溶融し、そのトナー像をシートに定着させる。その後、シートを排出トレイへ排出・積載させる。
このようにして排出されるシートは定着部で熱せられることから、定着後のシートをそのまま積載し続けることは、画像形成装置機内の温度を上昇させることにもなる。この温度上昇は、画像形成装置内に蓄積しているトナーを軟化させる等のトナー特性の劣化を招いてしまうおそれがある。
このような課題に対して、特許文献1には、1つの冷却ファンにより、シート排出口から排出されたシートを更に搬送する搬送ユニットを画像形成装置から取り外した状態のときと装着状態のときとの双方においてシート排出口から排出されたシートを冷却することができると共に、装着状態においては搬送ユニットのハウジング内の2つの搬送用駆動モータを冷却できる画像形成装置が記載されている。
特開2013−246293号公報
しかしながら、特許文献1の画像形成装置では、搬送ユニットを装着した状態で、シートを冷却した後に更に駆動モータを冷却するためには一定の風量を要するが、搬送ユニットを取り外した状態で、シート排出口から排出された直後のシートに同等の風量の送風を吹き当てると、シートの整列性を乱してしまうことになる。また、冷却ファンの風量を少なくすると、搬送ユニットを取り外した状態ではシートの整列性を乱すことはないものの、搬送ユニットを装着した状態のときには駆動モータの冷却が十分に行われないことになる。
本発明は、排出された記録媒体の冷却を効率的に行うことを可能とすることを目的としている。
上述の目的を達成するために、本発明は、トナー像が加熱定着された記録媒体を積載する積載部又は該積載部に積載せず更に搬送する着脱自在な搬送部に排出する排出手段と、前記加熱定着された記録媒体に送風すると共に、該記録媒体が前記搬送部により搬送される場合は、前記積載部に積載される場合より送風量を増加する送風手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、排出された記録媒体の冷却を効率的に行うことができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置としての複写機の全体構成を示す正面断面図である。 後処理装置を搭載・装着した複写機の全体構成を示す正面断面図である。 複写機の排出トレイにシートを搭載した状態を示す上面斜視図である。 後処理装置の処理部へシートを搬送する状態を示す上面斜視図である。 送風ファンの風量制御ブロック図である。 送風ファンの風量制御手順を示すフローチャートである。 複写機に2つのファンを配置した状態を示す上面斜視図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(画像形成装置の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置としての複写機1の全体構成を示す正面断面図である。
なお、以下においては、複写機1に対して、操作パネル(不図示)に各種入力/設定を行う立ち位置のユーザから見て装置手前側を複写機1の「正面側」といい、装置奥側を「背面側」という。つまり、図1は、正面側から見た複写機1の内部構成を示した断面図である。
図1に示すように、複写機1は、記録媒体としてのシートSを給送するシート給送部2と、シートSに画像を形成する画像形成手段としての画像形成部3と、シートSに画像を加熱定着させる定着手段としての定着部4と、画像が定着されたシートSを排出する排出部5と、原稿の画像を読み取り可能な画像読取部6とを備えている。
シート給送部2は、複写機1の下方に設けられており、シートSを積載する積載トレイ21と、積載トレイ21に積載されたシートSをピックアップするピックアップローラ22と、ピックアップされたシートSを分離給送する分離給送部23とを備えている。なお、本実施形態においては、シート給送部2は、複写機1の側方からシートSを手差し給送可能な手差し給送部24を備えている。手差し給送部24は、シートSを積載する手差しトレイ25と、手差しトレイ25に積載されたシートSを分離給送する分離給送部26とを備えている。
画像形成部3は、シート給送部2の上方に設けられており、トナー像が形成される感光ドラム31と、感光ドラム31の表面を一様に帯電する帯電ローラ32と、レーザ光を照射して感光ドラム31に静電潜像を形成するレーザ照射装置33と、感光ドラム31上の静電潜像をトナー像として可視化する現像装置34と、感光ドラム31に当接して転写ニップNを形成する転写ローラ35とを備えている。
定着部4は、画像形成部3のシート搬送方向下流側(以下、単に「下流側」という)のシート搬送路に設けられている。
排出部5は、シートSの搬送方向に関して、定着部4の下流側に設けられている。排出部5は、シートSを装置本体の内部から排出部5へ排出する排出ローラ対51と、その排出ローラ対51から排出されたシートSを積載する排出トレイ52と、排出トレイ52を取り外した後に後処理装置200を着脱可能に装着する装着部9とを備えている。
また、排出部5は、排出トレイとなる排出トレイ52及び排出サブトレイ53(排出サブトレイ53を取り外した場合は装着部9)の上方に天面を有し、かつ、排出トレイ52に対して少なくとも一方側に側面を有する胴内排出部を形成している。つまり、本実施形態では、天面は画像読取部6の下面であり、排出部5は、排出サブトレイ53や後処理装置200を着脱する際の開口を除いて側面で囲まれた胴内排出部を形成している。特に、胴内排出部には熱が籠り易く、更にここに後処理装置200を装着するとより一層熱が籠り易くなる。そのため、胴内排出部への排熱対策は重要である。
画像読取部6は、複写機1の上方に設けられており、原稿を載置する原稿載置部61と、原稿載置部61に載置された原稿の画像情報を読み取る読取スキャナ62とを備えている。
(画像形成のプロセス)
次に、上述のように構成された複写機1の画像形成のプロセスについて説明する。
画像形成ジョブが開始されると、パソコン(不図示)又は読取スキャナ62から送信された原稿等の画像情報(画像情報信号)に応じて、レーザ照射装置33が感光ドラム31の表面にレーザ光を照射する。これにより、帯電ローラ32によって所定の極性電位に一様に帯電されている感光ドラム31の表面が露光され、感光ドラム31の表面に静電潜像が形成される。感光ドラム31に形成された静電潜像は、現像装置34により現像され、トナー像として可視化される。
上述のトナー像の形成動作に並行して、シート給送部2から1枚ずつ分離給送されたシートSは、搬送ローラ対10により搬送ローラ対10の下流側のシート搬送路に設けられたレジストローラ対11に搬送され、レジストローラ対11で斜行が補正される。斜行が補正されたシートSは、その後、所定のタイミングで転写ニップNに搬送され、可視化されたトナー像が転写ローラ35によってシートSに転写される。
トナー像が転写されたシートSは、転写ニップNから定着部4に搬送され、定着ユニット40で加熱・加圧される。これにより溶融したトナーは、画像としてシートSに定着する。その後、画像が定着したシートSは、排出ローラ対51によって排出トレイ52に排出され、画像形成ジョブが終了する。
(シート両面画像形成のプロセス)
次に、シートの表裏両面に画像形成を行う、複写機1の画像形成のプロセスについて説明する。
シートSの表面への画像形成プロセスに関しては、上述したプロセスと同様のプロセスを経てシートSに画像が定着される。
シートSの裏面への画像形成プロセスは、表面への画像形成のプロセスが終了した後、シートSを、中間排出ローラ対112によってシート反転装置100に送り、反転パス7、反転ローラ対110の順に搬送する。このように搬送されたシートSの先端は、排出部5の胴内へ向かう排出方向に排出される(図中矢印a方向)。
反転ローラ対110に狭持されたシートSの後端が、搬送路切り替えフラッパ111を抜けて反転ローラ対110のニップ手前7mmの位置(図示していないシート検知センサの通過時間から算出)に来たとき、反転ローラ対110は、回転を停止して逆回転する。この反転ローラ対110の逆回転により、シートSは、再びシート反転装置100内に引き込まれ(図中矢印b方向)、第1、第2の両面搬送ローラ対8a,8bによって再びレジストローラ対11を経て転写ニップNに搬送される。このように搬送されることで、シートSの裏面側は、感光ドラム31と対面し、転写ニップNでトナー像の転写を受ける。転写されたトナー像は、定着部4で画像としてシートSの裏面へ定着する。こうして表裏両面に画像形成されたシートSは、排出ローラ対51によって排出トレイ52に排出され、画像形成ジョブが終了する。
(後処理装置の構成と後処理プロセス)
次に、複写機1に搭載・装着される後処理装置200について説明する。
図2は、後処理装置200を搭載・装着した複写機1の全体構成を示す正面断面図である。
後処理装置200は、複写機1に対して着脱可能であり、排出ローラ対51から排出されたシートSに対しての後処理、例えば、ステイプラ225によるシート束への綴じ処理を行う装置である。
後処理装置200は、排出サブトレイ53が取り外された後の装着部9に後処理装置200を搭載することにより複写機1の排出部5に装着・接続される。
後処理装置200にはシート受取り部210がある。このシート受取り部210は、排出ローラ対51から排出されたシートSを受取り、処理部220に向かって搬送する。
シート受取り部210の下流には、中継搬送ローラ対211a,211b,211cをシート搬送経路に沿って配した本発明にいう搬送手段である中継パス212がある。この中継パス212は、シートSを中継搬送ローラ対211a,211b,211cによりシートSを狭持搬送し、処理部220へ搬送する。
処理部220に搬送されたシートSは、処理トレイ221に一旦積載される。処理トレイに積載されたシートSは、t方向に回転するパドル222に当接してシート後端方向へ戻るように移動することにより、シート後端を後端規制板223に当接させる。この動作により、シートSの搬送方向の整合が完了する。
搬送方向の整合が完了したら、次に整合板224がシートSの幅方向に移動してシート側端に当接する。この動作により、シートの幅方向の整合が完了する。
処理トレイ221上に積載されたシートSの整合が完了すると、必要に応じてステイプラ225によって綴じ処理を行う。
以上が終了すると、後端規制板223がh方向に移動することで、シート後端に当接してシートSを押し出すことで、シートSは、複写機1の機外へと排出される。後端規制板223によって機外に排出されたシートSは、積載トレイ230に積載され、後処理装置プロセスのジョブが終了する。
(シート冷却の構成/後処理装置が装着されていないとき)
次に、本実施形態におけるシート冷却の構成について、まず、後処理装置が装着・接続されていないときの構成について説明する。
図3は、複写機1の排出トレイ52にシートSを搭載した状態を示す上面斜視図であり、画像読取部6を取り外した状態に相当するものである。
図3に示すように、シートSは、排出ローラ対51によってシート搬送方向cに排出され、排出トレイ52に排出・積載される。
送風ファン120は、装置奥側に配置され、排出部5の雰囲気へ向かって送風する送風手段であって、排出トレイ52に積載されたシートSに向かって冷却のための空気を送風する。ここで、排出部5の雰囲気とは、排出トレイ52の上方の空気や、胴内排出部を形成する排出部5内にある空気となる。送風ファン120は、積載されたシートSに向かう送風方向fに空気を送ることができれば、ファン構造以外の公知の構造のものを用いることができる。
この送風ファン120からの送風は、シートSから熱を奪ってシートSの排出接着を防止する。排出接着とは、積載されているシート束の温度が高いと、次に排出されてくる後続のシートSに定着したトナーを再溶融してしまい、既積載のシートSと後続のシートSとが貼り付いてしまう現象をいう。
また、冷却が不十分で、積載されたシート束の温度が上がり続けると、排出トレイ52の下に配置される現像装置34内のトナーまでが軟化・溶融することも起こり得る。このような事態を招かないようにするためにも、積載シート束の温度を下げることは重要であり、そのためにも送風ファン120からの送風は重要である。
一方、排出トレイ52にシートSを満載近くまで積載すると、送風ファン120からの送風が大量にシート束に当たることで、排出されたシートSが装置手前側に移動して積載不良を起こすことも起こり得る。
そこで、送風ファン120は、積極的にシート束に風を当てないように上方向に傾いて取り付けられているが、排出されたシートSのカール状態によっては送風ファン120からの送風が当たってしまう場合もある。つまり、排出トレイ52にシートSを積載させる際の送風ファン120の流量が多過ぎると積載不良を発生させてしまうが、逆に少な過ぎると排出接着や機内温度を上げてしまうことになる。そのため、積載されるシート束の高さや温度、シート束に当たる風の温度や流量について、積載不良や排出接着が生じることが無く、且つ機内のトナー品位を害さない範囲内の機内温度上昇に抑えることができるように、送風ファン120の送風量や送風方向fについて最適となるように構成され配置されている。
(シート冷却の構成/後処理装置が装着されているとき)
次に、後処理装置が複写機1に装着・接続されているときの構成について説明する。
図4は、後処理装置200の処理部220へシートSを搬送する状態を示す上面斜視図であり、画像読取部6を取り外した状態に相当するものである。
図4に示すように、シートSは、後処理装置200の処理部220の処理トレイ221に向かって、後処理装置200内のシート搬送路となる中継パス212内を搬送される。
上述した排出接着や機内温度上昇の問題は、後処理装置200を装着したときにも発生する問題である。そのため、処理トレイ221や積載トレイ230にシートSを積載する際に、積載されているシート束の温度が高いと、次に排出されてくるシートSに定着したトナーを再溶融してしまい、既積載のシートSと後続のシートSとが貼り付くといったことが生じ得る。
また、冷却が不十分で、積載されたシート束の温度が上がり続けると、排出トレイ52の下に配置される現像装置34内にあるトナーまでが軟化・溶融することが有り得る他、後処理装置200内の中継搬送ローラ対211a,211b,211cを駆動する駆動手段や後端規制板223を駆動する駆動手段、更にステイプラ225を駆動する駆動手段等のアクチュエータの動作異常を生じことも有り得る。
よって、後処理装置200が複写機1に装着されているときには、中継パス212内のシートSを搬送中の短時間で冷やす必要があり、送風ファン120によって後処理装置200内の搬送路内を搬送途中のシートSに向かって、送風方向fに沿って冷却のための空気を送風している。その際に、中継パス212内のシートSは、中継搬送ローラ対211a,211b,211cのいずれかに狭持されているため、送風ファン120の流量が多くても、シートSが風によって搬送方向cから外れる方向へ移動することはなく、適切に搬送することが可能である。更には、後処理装置200が装着されているときには、中継パス212内のシートSを冷却させるため、より多くの流量で送風することにより、後処理装置200内を搬送されるシートSを十分に冷却することができる。また、シートSの冷却に加えて、後処理装置200を含む複写機1の装置全般の温度上昇をも効率的に抑えることができる。更に、胴内排出部に籠る熱の排出にも有効となる。
(後処理装置装着の有無に応じた送風ファンの風量可変の構成)
複写機1の後処理装置200を装着する装着部9には、後処理装置200が装着部9に装着されたことを検知する検知手段としてのセンサ240が設けられている。
センサ240からの後処理装置装着検知の信号を受けて、複写機1の各種機器の駆動制御を司る制御部は、シートSの排出の際に送風ファン120を駆動する駆動手段としての駆動モータの定格出力を、後処理装置200が装着されていないときより大きくして風量を増加させる制御を行う。
図5は前記風量制御を行うための制御ブロック図であり、後処理装置200の装着の有無を検知する検知センサ240からの信号に応じ、制御部130内のCPUが送風ファン120を駆動する駆動モータ140の回転速度を制御する。
具体的には、図6のフローチャートに示すように、画像形成されたシートSが定着部4で加熱されてトナー像が定着されて排出されると(S1)、排出されるシートSに送風ファン120の駆動により冷却される。このとき制御部130内のCPUは、検知センサ240からの信号により後処理装置200が検知されていることを検知しているか否かを判別する(S2)。そして、後処理装置200が装着されていると判別したときは(S2−YES)、ファン駆動モータ140を定格出力の例えば全速で駆動する(S3)。一方、後処理装置200が装着されていないと判別したときは(S2−NO)、ファン駆動モータ140を定格出力を例えば半速で駆動する(S3)。これにより、排出されるシートは後処理装置200が装着されているときは、装着されていないときよりも風量が増加した状態で冷却される(S5)。
なお、送風ファン120は、少なくとも排出トレイ52にシートSが排出されたときには送風が行われているように駆動制御される。
このように、本実施形態の画像形成装置としての複写機1は、装着部9への後処理装置200の着脱に応じて送風ファン120からの風量を変えることができる構成となっている。このような構成により、本実施形態の複写機1は、後処理装置200が装着されておらず、シートSを排出トレイ52に積載する場合と、後処理装置200が装着されている場合と、によって送風ファン120の流量を適切な風量に変えることができ、排出されるシートSを効率的に冷やし、複写機1の機内温度の過上昇を防ぎつつ、効率良く安定した画像形成動作を行うことができる。
なお、本実施形態の画像形成装置は検知センサ240からの信号により後処理装置200の搬送手段である中継パス212の装着を検知しているが、サービスマンやユーザが操作部等から入力することで装着を判定する構成でも良い。
〔第2実施形態〕
次に、第1実施形態の複写機1のシート冷却のための構成を、より効率的に冷却を行える構成とした実施形態を説明する。なお、本実施形態の画像形成装置は、以下に述べる構成以外の構成については、上述した第1実施形態の画像形成装置と同じ構成を有する。
図7は、複写機1に2つのファン(吸気ファン121と送風ファン122)を配置した状態を示す上面斜視図であり、画像読取部6を取り外した状態に相当するものである。
図7に示すように、ファンは2つ配置されており、1つは排出部5の雰囲気を吸気する、つまり排出ローラ対51の上方の空気や胴内排出部を形成する排出部5内にある空気を吸気する吸気手段としての吸気ファン121である。他の1つは、上述の第1実施形態の送風ファン120と同じ働きをするもので、排出部5の雰囲気へ向かって送風する送風手段であって、排出トレイ52に積載されるシートSを冷却するため、シートSに向かって空気を送風する送風ファン122である。このような構成において、吸気ファン121と送風ファン122とは、いずれをシート搬送方向cの上流側に配置しても良い。
なお、後処理装置200を装着したときには、少なくとも送風ファン122を駆動する駆動モータの定格出力を、装着していないときよりも大きくして風量を増加させる。ここで、少なくとも送風ファン122の方を吸気ファン121より風量を増加させるのは、吸気ファン121によるシートSへの冷却効果よりも、送風ファン122による冷却効果の方が大きいことによる。
より好ましくは、送風ファン122と共に吸気ファン121も同様に、後処理装置200の装着に応じて、装着していないときよりも駆動モータの出力定格を大きして排出部5の雰囲気の吸気量を多くすることで、更にシートSや機内冷却の効果は大きくなる。
このように、ファンを2つ配置し、吸気側・送風側各々別の吸気・送風方向となるように配置することにより、送風ファン122のみの構成のときに起こり得る蓄熱雰囲気の滞留というものが、本実施形態のように、吸気ファン121があることにより、熱を蓄えた空気を滞留することなく機外へ排気することができるようになる。
そのため、本実施形態の画像形成装置としての複写機1は、機内冷却に適した温度の空気を機内外で円滑に循環させることができるようになり、排出接着や温度過上昇の発生をより有効的に抑えることができる。更に、胴内排出部に籠る熱の排出にも、より有効なものとなる。
1・・・複写機
2・・・シート給送部
3・・・画像形成部
4・・・定着部
5・・・排出部
6・・・画像読取部
7・・・反転パス
9・・・装着部
21・・・積載トレイ
51・・・排出ローラ対
52・・・排出トレイ
53・・・排出サブトレイ
120・・・送風ファン
121・・・吸気ファン
122・・・送風ファン
200・・・後処理装置
211a,211b,211c・・・中継搬送ローラ対
212・・・中継パス(搬送手段)
220・・・処理部
221・・・処理トレイ
222・・・パドル
223・・・後端規制板
224・・・整合板
225・・・ステイプラ
230・・・積載トレイ
240・・・センサ

Claims (5)

  1. トナー像が加熱定着された記録媒体を積載する積載部又は該積載部に積載せず更に搬送する着脱自在な搬送部に排出する排出手段と、
    前記加熱定着された記録媒体に送風すると共に、該記録媒体が前記搬送部により搬送される場合は、前記積載部に積載される場合より送風量を増加する送風手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送部の装着を検知する検知手段を有し、前記送風手段は前記検知手段の検知に応じて送風量を切替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記加熱定着された記録媒体の雰囲気を吸気する吸気手段を有し、前記送風手段の送風量の増加に応じて前記吸気手段の吸気量を増加させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記搬送部は、記録媒体に後処理を施す後処理装置に記録媒体を搬送することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記排出手段は、排出された記録媒体を載置する排出トレイの上方に配置される天面と排出トレイに対して少なくとも一方側に側面を有する胴内排出部であって、前記側面に前記送風手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2016011336A 2016-01-25 2016-01-25 画像形成装置 Pending JP2017134102A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016011336A JP2017134102A (ja) 2016-01-25 2016-01-25 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016011336A JP2017134102A (ja) 2016-01-25 2016-01-25 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017134102A true JP2017134102A (ja) 2017-08-03

Family

ID=59502657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016011336A Pending JP2017134102A (ja) 2016-01-25 2016-01-25 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017134102A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019032416A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019032416A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP7031163B2 (ja) 2017-08-08 2022-03-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4965624B2 (ja) 画像形成装置
US8205883B2 (en) Paper transport path of image forming apparatus
JP2020112709A (ja) シート排出装置、画像形成装置
US20130094877A1 (en) Image forming apparatus
JP5359631B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP2004029471A (ja) 画像形成装置
JP6238694B2 (ja) 画像形成装置
JP2010169998A (ja) 画像形成装置
JP5473519B2 (ja) 画像形成装置
JP2017134102A (ja) 画像形成装置
JP4786502B2 (ja) 原稿読取り装置及びこれを用いた画像形成装置
JP5838670B2 (ja) 画像形成装置
JP5058927B2 (ja) 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6061560B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP5548806B2 (ja) 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置
JP7409805B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成システム
JP2019035790A (ja) 画像形成装置
JP2008107658A (ja) 画像形成装置
JP2017203839A (ja) 画像形成装置
JPH05294496A (ja) 電子写真装置
JP2006168922A (ja) 画像形成装置及び給紙方法
JP6868179B2 (ja) 画像形成装置
JP2016051098A (ja) 画像形成装置
JP4337658B2 (ja) 画像形成装置
JP4622464B2 (ja) 画像形成装置