JP5473519B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関し、特に定着部によって加熱された用紙を冷却する画像形成装置に関する。
電子複写式の画像形成装置においては、感光体上に形成したトナー像を転写部で用紙に転写させるようになっている。トナー像が転写された用紙は定着部に送られ、この定着部で熱と圧力が加えられることにより、トナー像が用紙に定着される。この後、用紙は排紙部から排紙トレイに排出され、排紙トレイ上に積載されていく。
しかし、用紙を冷却せずに、そのまま排出すると、排紙トレイ上に積載した用紙が十分に冷却されず、温度が高いために、排紙トレイ上に積載した用紙の隣り合った面がトナーにより接着されてしまう現象が発生していた(以後、この現象をスティッキング現象という)。このスティッキング現象は、特に、両面印刷の際に、高速印刷の際に、及び、低融点トナーを使用した印刷の際に、顕著であった。
このスティッキング現象を緩和するには、定着部から排紙トレイまでの搬送路長を長くして、冷却の時間を稼ぐことが考えられるが、昨今のように、画像形成装置の小型化が進んできたため、この方式も採用できなくなってきた。
そこで、搬送路中で、定着器通過後の用紙に空気を吹き付けて用紙を冷却することが行われている(以下の特許文献1,2参照)。
特開平4−345187号公報 特開平8−171338号公報
ところが、特許文献1及び特許文献2に記載された画像形成装置では、搬送路中の用紙に対する空気の吹き付けタイミングや風量が考慮されていないので、用紙に空気を吹き付けることによって、用紙先端が捲れたり、用紙先端がローラ対のニップに適切に入らず用紙の折れ破損等が生じてしまったり、ジャムが生じてしまったりするといった用紙の搬送性への影響が考慮されていない。
本発明は、上述のごとき事情に鑑みてなされたもので、搬送路中で用紙に空気を吹き付けて冷却して、用紙を早期に冷却し、排紙トレイ上でのスティッキング現象を防止すると共に、搬送路中での用紙への空気の吹き付けにより用紙の搬送性に影響して、用紙の捲れ、用紙の折れ、用紙の破損、及び用紙のジャムを防止することのできる画像形成装置を提供することである。
本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、画像形成後の記録媒体に画像を加熱定着させる定着部とを具備する画像形成装置において、
前記定着部による加熱定着後の記録媒体を搬送する搬送部材と、前記搬送部材によって搬送される記録媒体に吹き出し口から冷却風を送る冷却手段と、を備え、
前記搬送部材の下流側近傍であって、画像形成装置の排出口に検知手段を設け、搬送される記録媒体の先端の前記検知手段による検知に基づき前記冷却手段を制御するとともに、搬送される記録媒体の後端の検知に基づいて排紙の完了を判断することを特徴とするものである。
また、前記搬送部材は、2組の搬送ローラ対からなることを特徴とする。
また、前記冷却手段は、前記2組の搬送ローラ対の間に配置されていることを特徴とする。
また、前記定着部と前記搬送部材の間に記録媒体を搬送するための搬送路を設け、前記搬送路は、両面印刷を行なうための両面搬送路にも接続されて、スイッチバック路として使用され、両面印刷モードの片面印刷済み記録媒体は、スイッチバック路への搬入期間と、スイッチバック路からの搬出期間に、冷却されることを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体の冷却のために空気を吹き付けても、搬送部材により記録媒体が搬送されているので、空気の吹付けによる記録媒体の搬送性の不良(記録媒体の捲れ、記録媒体の折れ、ジャム等)が生じ難い
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を表す概略断面図である。 第2搬送路における冷却機構の第1実施形態を示す構成図である。 第2搬送路における冷却機構の第1実施形態を示す斜視図である。 第1実施形態の冷却ダクトを示す図であり、(a)は平面図、(b)はA−Aにおける断面図である。 画像形成装置の冷却機構に関するブロック図である。 用紙への冷却の手順を示すフローチャートである。 片面印刷モード、あるいは両面印刷モードの両面印刷済みの場合の用紙搬送と冷却を示す説明図である。 両面印刷モードの片面側印刷の場合の用紙搬送と冷却を示す説明図である。 第2搬送路における冷却機構の他の冷却手順である第2実施形態を示すフローチャートである。 第2搬送路における冷却機構の第3実施形態を示す構成図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに、図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xの構成を表す概略断面図である。
まず、図1を用いて、本発明の一実施形態に係る画像形成装置Xの構成について説明する。画像形成装置Xは、複写機能及びプリンタ機能を併せ持つ複合機である。
本画像形成装置Xは、印刷モードとしてコピアモード(複写モード)、プリンタモード、FAXモードを有しており、不図示の操作部からの操作入力や、パーソナルコンピュータ等の外部ホスト装置からの印刷ジョブの受信に応じた印刷モードが、図1に不図示の制御部(後述する図5の制御部101)によって選択される。
図1に示すように、本画像形成装置Xは、大きく分けて、最上部の原稿読み取り部1と、その下方に配置されたプリンタ部(画像形成部)2と、そのさらに下方に配置された給紙ユニット部3とを備えている。
原稿読み取り部1は、装置の外装前面部に配置される操作パネル(不図示)上の条件入力キー(印刷枚数/印刷倍率等々)の入力後に、操作パネルのスタートキーが操作されるとコピー動作を開始し、プラテンガラス31上に載置された原稿の画像を読み取る。即ち、コピーランプユニット32のコピーランプ32a(光源)が点灯し、コピーランプユニット32が水平移動しながら原稿への露光が開始される。コピーランプ32aにより原稿に照射された照射光は、原稿の画像情報を含む反射光(原稿からの反射光)となり、該反射光は、コピーランプユニット32に設けられた第1ミラー32bから第2ミラー33、第3ミラー34、光学レンズ35から、CCD36へ入力されることによって読み取られる。
このようにして読み取られた画像情報は、不図示の制御部が備えるCCD回路で、光の画像情報が電気的信号に変換され、その画像情報信号は、設定された条件で画像処理が行われ、光走査ユニット6へプリントデータとして送信される。
プリンタ部2は、記録媒体(用紙)に現像剤(トナー)による画像形成を行う電子写真プロセス部20と、画像形成後の記録媒体を定着ローラ21a(加熱ローラ)と加圧ローラ21bとの間に挟み込むことにより、記録媒体に像(トナー像)を加熱定着する定着ユニット21(定着部)とを具備している。この定着ローラ21aの内部には、ヒータが設けられており、このヒータへの供給電力は、定着ローラ21aの温度を検出する温度センサ21cの検出温度が所定の定着温度に維持されるように、不図示の制御部によって制御される。
電子写真プロセス部20は電子写真プロセス部20の略中央に配置され、感光体ドラム4と、これを中心としてその周囲に配置された、帯電ユニット5と、光走査ユニット6と、現像ユニット7と、転写ユニット8と、クリーニングユニット9とを具備している。
帯電ユニット5は、感光体ドラム4の表面を均一に帯電させるものであり、光走査ユニット6は、均一に帯電された感光体ドラム4上に光像を走査して静電潜像を書き込むものであり、現像ユニット7は、光走査ユニット6によりプリントデータに従って書き込まれた静電潜像を現像剤により顕像化するものである。
また、転写ユニット8は、感光体ドラム4上に記録再現された画像を記録用紙等の記録媒体上に転写するものであり、クリーニングユニット9は、感光体ドラム4上に残留した現像剤を除去して、感光体ドラム4上に新たな画像を記録することができるようにするものである。
なお、このクリーニングユニット9により除去された残留現像剤は、現像ユニット7の現像剤供給部10に回収され、リサイクルされる。なお、本発明に係る画像形成装置は、このように残留現像剤をリサイクルするプロセスを備えているものに限定されるものではなく回収して廃棄する画像形成装置であってもよい。
また、給紙ユニット部3は、複数の記録媒体(記録用紙等)がセットされる給紙トレイ(記録媒体供給部)11・12・13・14を備え、これにより、記録媒体としての多彩な用紙を例えばサイズ毎に各給紙トレイ11〜14に分別して収容することができる。
給紙トレイ11と給紙トレイ12とは、互いに並列配置され、これらの下側に給紙トレイ13が配置され、その下側に給紙トレイ14が配置されている。ここで、給紙トレイ13及び給紙トレイ14の各容量は、同程度の容量に構成されている。これに対し、給紙トレイ11及び給紙トレイ12の容量は、給紙トレイ13及び給紙トレイ14の容量よりも大きく構成されている。
そして、給紙ユニット部3は、給紙トレイ11〜14に収容された用紙(記録媒体)をプリンタ部2に向かって搬送するために、第4搬送路15と第5搬送路16とを備えている。この第4搬送路15は、給紙トレイ11・13・14に収容された用紙をプリンタ部2に向かって搬送するものであり、第5搬送路16は、給紙トレイ12に収容された用紙をプリンタ部2に向かって搬送するものである。
また、第4搬送路15は、給紙ユニット部3のフレーム17に沿って略鉛直方向に延びている。一方、第5搬送路16は、フレーム17に沿って略水平方向に延びている。このようにして給紙ユニット部3の内部には、給紙トレイ11〜14と、第4搬送路15と、第5搬送路16とが効率よく配置され、給紙ユニット部3の省スペース化が実現されている。
なお、各給紙トレイ11〜14に用紙をセットする場合は、当該画像形成装置X本体の前面側方向に目的の給紙トレイ11〜14を引き出して用紙の補給を行う。
当該画像形成装置Xにおいて記録媒体に画像形成が行われる際には、給紙トレイ11〜14の中から1つのトレイが選択され、選択されたトレイから用紙が1枚ずつ分離して搬出される。
給紙トレイ11〜14から搬出(供給)された用紙(記録媒体)は、第4若しくは第5搬送路15、16を経由後、第3搬送路41を上方向へ搬送されて感光体ドラム4と転写ユニット8との間に供給される。そして、供給された用紙に、転写ユニット8によって感光体ドラム4上に記録再現された画像が転写される。画像形成後の用紙は、さらに上方に配置された定着ユニット21(定着部)に搬送され、該定着ユニット21においてトナー像が加熱定着される。
そして、前記定着ユニット21による加熱定着後の用紙は、第1搬送路(定着直後搬送路)42内に送出されることによってさらに上方向へ導かれ、さらに、前記定着ユニット21の上方に配置された第2搬送路43へ搬送される。第2搬送路43は、後述するように、排出搬送路であり、かつ両面印刷におけるスイッチバック搬送路でもある。
前記第2搬送路43は、前記第1搬送路42を通過した用紙(加熱定着後の用紙)を略水平方向へ方向転換させて搬送する経路であり、これにより用紙の装置外の排紙トレイ2aへの排出若しくは後処理装置(不図示)への送出がなされる、又は用紙がスイッチバックにより第6搬送路(両面搬送路)44へ再循環されて用紙両面への画像形成が行われる。
本画像形成装置Xのように、用紙を上方向に搬送しながら加熱定着を行うタイプの場合、用紙が上昇する(上方向へ搬送される)とともに、前記定着ユニット21で発生する高温の空気も上昇するため、加熱定着後の用紙が冷却されにくい。さらに、前記原稿読み取り部1(前記画像読み取り手段の一例)における前記コピーランプユニット32の停止位置となる部分は、前記第1搬送路42及び第2搬送路43の上方(即ち、前記定着ユニット21の上方)に配置されているため、前記定着ユニット21による加熱空気が上昇することにより異常高温となりやすく、これが前記コピーランプユニット32の故障の原因となる。
そこで、本画像形成装置Xは、前記第2搬送路43と前記原稿読み取り部1の前記コピーランプユニット32(の停止位置)部分との間に排気ダクト51が配置され、これを通じて前記第2搬送路43の上方の空気が強制排気されるよう構成されている。即ち、前記第2搬送路43の上方の空気は、前記排気ダクト51によってその下方に設けられた開口から画像形成装置Xの側面(図1に向かって左側の側面)へ導かれ、その側面に設けられた排気ファン52によって装置外(他の位置)へ強制排気される(前記排気ダクト51及び前記排気ファン52が前記排気手段の一例)。
前記排気ダクト51は、前記定着ユニット21に対しては、前記第2搬送路43を介して配置されるので、該第2搬送路43及びそれを通過する用紙が前記定着ユニット21周囲の空気の移動に対する遮蔽部材の役割を果たし、従来のように前記定着ユニット21の近傍に排気ダクトを配置する場合に比べ、前記定着ユニット21から必要以上に熱を奪う(冷却する)ことがなく、定着温度を維持するために前記定着ユニット21(の加熱ヒータ)の消費電力が増大することがない。
なお、本実施の形態における前記排気ダクト51は、前記第2搬送路43の上方の位置から装置外(側面)へ空気を導くものであるが、スペース的に許されるのであれば、例えば、前記第2搬送路43の上方の位置の空気の全部又は一部を前記定着ユニット21(前記他の位置の一例)へ循環させるよう構成して前記定着ユニット21の更なる省電力化を図ること等も考えられる。
ここで、前記排気ダクト51は、前記原稿読み取り部1(画像読み取り手段)を支持する支持部材50により形成されている。
第2搬送路43には、用紙を冷却するための冷却機構が備えられており、以下に詳しく説明する。
<第1実施形態>
図2は、第2搬送路43における冷却機構の第1実施形態を示す構成図、図3は第2搬送路43における冷却機構の第1実施形態を示す斜視図、図4は第1実施形態の冷却ダクトを示す図である。図4(a)は平面図、図4(b)はA−Aにおける断面図である。
図2に示すように、各搬送路42,43,44は、上搬送ガイド71と下搬送ガイド72からなり、用紙Pが上搬送ガイド71と下搬送ガイド72の間を搬送される。第2搬送路43には、所定の間隔で第1搬送ローラ対60と第2搬送ローラ対63が備えられており、第2搬送ローラ対63の先が用紙の排出口80となっている。第1搬送ローラ対60のニップと第2搬送ローラ対63のニップとの間隔L1は、使用する最小用紙長よりも短くしてある。第1搬送ローラ対60は上側の従動ローラ61と下側の駆動ローラ62で構成され、第2搬送ローラ63は上側の従動ローラ64と下側の駆動ローラ65で構成されている。図3に示すように、第1搬送ローラ対60及び第2搬送ローラ63は、ローラの回転軸方向(用紙幅方向)にそれぞれ2組備えられている。用紙Pは、従動ローラ61,64と駆動ローラ62,65に挟持されて、駆動ローラ62,65の回転駆動により排出口80へ搬送される。
また、図2に示すように、第1搬送路42と第2搬送路43の接続部から第1搬送ローラ対60まで、少なくとも所定長L2だけ水平方向に平坦部が設けられている。これは、第2搬送路43に沿って冷却風が上流側に流れやすいようにして、上流側から搬送されてくる用紙の冷却効果を上げようとするものである。
また、第2搬送路43には、定着ユニット21から用紙を搬送する第1搬送路42と、用紙をスイッチバックして再循環させて用紙の裏面印刷を行なうための第6搬送路44が接続されている。そして、この接続部分にゲート73が取り付けられている。ゲート73は、回動自在に取り付けられており、図2に示すように、上方向に回動して搬送路42と搬送路43を連通させ(ゲート73のこの位置を第1ポジションとする)、また下方向に回動して搬送路43と搬送路44を連通させて(ゲート73のこの位置を第2ポジションとする)、用紙を案内可能になっている。
第1搬送ローラ対60の上流側には第1用紙センサ74が備えられ、第2搬送ローラの下流側には第2用紙センサ75が備えられている。これら用紙センサ74,75は、第2搬送路43を挟んで上下に発光部と受光部を有しており、搬送路内の用紙の有無を検知する。第1用紙センサ74は、用紙のスイッチバックのタイミングセンサを共用している。第2用紙センサ75は、用紙の搬送後端を検知することで、排紙の完了を検知する。
なお、用紙センサは、アクチュエータ式等の他の検知方式のセンサでもよい。
第2の搬送路43には、冷却機構76が備えられており、搬送される用紙に冷却風を吹き付けて冷却する。冷却機構76は、冷却ファン77と冷却ダクト78からなる。
冷却ダクト78は、第1搬送ローラ対60と第2搬送ローラ対63の間に配置され、外部からの空気を、搬送されている用紙Pへ導く。図3及び図4に示すように、冷却ダクト78は、矩形上の枠体であり、長さは用紙の全幅(搬送方向に直交する方向の用紙幅)を冷却できるサイズを有している。冷却ダクト78は、図4に示すように搬送方向にリブ83が形成されて断続的に開口して空気吹き出し口79を形成する構造となっており、リブ83が搬送ガイドも兼ねている。図2に示すように、上搬送ガイド71は、冷却ダクト78の設置部分が開口しており、ここから冷却ダクト78に案内された冷却空気が送り込まれて第1搬送ローラ対60に挟持されている用紙が冷却される。空気は装置外部から取り入れられ、冷却ファン77により冷却ダクト78に送り込まれる。
図5は、画像形成装置の冷却機構に関するブロック図である。画像形成装置は、前述のように制御部101によって制御される。すなわち、制御部101は、用紙センサ74,75による検出値や記憶部102に予め登録された設定値に従って、搬送ローラ対60,63、用紙センサ74,75、ゲート73、冷却ファン77を制御する。また、後述するタイマーT1,T2を設定する。
次に、冷却機構による冷却動作について説明する。
図6は用紙への冷却の手順を示すフローチャート、図7は、片面印刷モード、あるいは両面印刷モードの両面印刷済みの場合の用紙搬送と冷却を示す説明図、図8は両面印刷モードの片面側印刷の場合の用紙搬送と冷却を示す説明図である。
ここで、用紙Pが第1搬送ローラ対60と第2搬送ローラ対63に挟持されたときの最大送風量を第1の風量として、これを基準にこれより弱い送風量を第2の風量として説明する。
図7(a)に示すように、用紙搬送を開始するにあたり、制御部101は、ゲート73を上方に回動し第1ポジションとして第6搬送路44を閉じ、第1搬送路42と第2搬送路43を連通させ、定着ユニット21を通過した用紙が第1搬送路42から第2搬送路43へ用紙の搬送が開始される(ステップS1)。このとき、冷却機構76による送風は停止されている。第1用紙センサ74が用紙先端を検知した場合(ステップS2;Yes)、その検出信号を受けた制御部101は、タイマーT1をセットする(ステップS3)。第1用紙センサ74が第1搬送ローラ対60のニップよりも上流で冷却ダクト78の外側に配置されているため、第1搬送ローラ対60のニップに用紙先端が噛み込むための時間をタイマーT1とするものである。タイマーT1のセット値は、予め記憶部102に登録されており、制御部101はそれを記憶部102から読み出してタイマーT1をセットする。
タイマーT1をスタートさせ(ステップS4)、タイマーT1がセット値(所定時間)をカウントアップした場合(ステップS5;Yes)、図7(b)に示すように、制御部101は、所定の回転速度で冷却ファン77の回転を開始して、弱い送風量(第2の風量)で送風を開始する(ステップS6)。この場合の風量を確保する冷却ファン77の回転速度などの設定値は記憶部102に予め記憶されており、この値を制御部101が読み出して冷却ファン77を駆動する。第2の風量の設定値は、用紙の搬送不良を生じない値に設定されている。こうして、第1搬送ローラ対60に用紙が挟持された状態で送風を開始し、しかも送風量も弱いので、第1搬送ローラ対60のニップに用紙が挟持されるときに送風による用紙の捲れ等が生じにくく、搬送性の不良を防止できる。
また、この送風量とは、用紙の種類(用紙サイズ、用紙厚さ、用紙の目(繊維方向が搬送方向に対して平行か直交か等))に応じた値であり、これにより用紙の搬送性の不良を防止する。この場合の冷却ファン77の回転速度などの設定値は記憶部102に予め記憶されており、この値を制御部101が用紙の種類に応じて読み出して冷却ファン77を駆動する。用紙種類については、給紙トレイに用紙を収容する際に、ユーザが操作部から入力してもよいし、検出センサにて検出して制御部101が自動的に設定してもよい。
用紙搬送を継続し、図7(c)に示すように、第1搬送ローラ対60と第2搬送ローラ対63とに、用紙Pが挟持された状態となる。そして、第2用紙センサ75が用紙先端を検知したかを制御部101が確認する(ステップS7)。制御部101は、用紙先端を検知したことを確認したとき(ステップS7;Yes)、冷却ファン77の回転速度を高速に切り替えて、送風量を更に増加させて第1の風量とし、単位時間当たりの送風量を大にする(ステップS8)。こうして、さらに冷却効果を高めるとともに、第1搬送ローラ対60と第2搬送ローラ対63の両方で用紙を挟持しているので、用紙を安定して搬送できる。この場合の冷却ファン77の回転速度についても、記憶部102に予め登録されており、制御部101はこの値に従って冷却ファン77を駆動する。
次に図7(d)に示すように、第1用紙センサ74が用紙Pの後端を検知したかを制御部101が確認する(ステップS9)。用紙Pの後端を検知した場合(ステップS9;Yes)、制御部101が片面印刷モードか否かを確認する(ステップS10)。片面印刷モードであれば(ステップS10;Yes)、タイマーT2をセットする(ステップS11)。ここでタイマーT2は、用紙が吹き出し口79を通過するまでの時間である。制御部101は、タイマーT2をスタートさせ(ステップS12)、タイマーT2がアップしたかを確認する(ステップS13)。図7(e)に示すように、タイマーT2がセット値をカウントアップするまでは、第1の風量で送風を継続する。タイマーT2がセット値をカウントアップした場合(ステップS13;Yes)、図7(f)に示すように、用紙Pが吹き出し口79を通過したので送風を中断する(ステップS14)。
印刷すべき全用紙が吹き出し口79を通過したかを確認し(ステップS15)、全用紙が吹き出し口79を通過していれば処理を終了し、通過していなければステップS2に戻って残りの用紙Pの搬送を行なう。
また、ステップS10において、片面印刷モードではない場合、ステップS16にて両面印刷モードの片側用紙Pであるかを確認する。両面印刷モードの片側用紙Pでない場合は、ステップS11に進み、タイマーT2をセットする。両面印刷モードの片側用紙Pであれば、第1搬送ローラ対60と第2搬送ローラ対63を停止し(ステップS17)、図8(a)に示すように、ゲート73を下方に回動し、第2ポジションにし(ステップS18)、第2搬送路43と第6搬送路44を連通させる。そして、図8(b)に示すように、第1搬送ローラ対60と第2搬送ローラ対63を逆転駆動する(ステップS19)。図8(c)に示すように、用紙Pが第2搬送ローラ63を通過して第1搬送ローラ60のみに挟持されている状態であっても、制御部101は冷却ファン77を第1の風量で駆動を続ける。制御部101は、図8(d)に示すように、第1用紙センサ74が用紙後端を検知したかを確認し(ステップS20)、用紙後端を検知した場合にステップS14に進む。
こうして、用紙先端が第1搬送ローラ対60のニップに挟持される前は、送風を停止し、第1搬送ローラ対60に用紙が挟持された場合は、冷却機構により弱い送風量(第2の風量)で冷却を開始し、第1及び第2搬送ローラ60,63に用紙が挟持されたときに最大送風量(第1の風量)で冷却風を当てることで、冷却風により用紙が捲れる等で用紙の搬送不良が生じるのを防止しつつ、用紙の冷却を行うことができる。両面印刷モードの片面印刷済み用紙は、スイッチバック路への搬入とスイッチバック路からの搬出時の両方の期間に、冷却されるので、用紙を十分に冷却でき、機内に熱が蓄積されない。また、冷却機構を第2搬送路43に備えて、定着部21から離れているので、冷却風の影響が少なくて済む。
<第2実施形態>
図9は、第2搬送路43における冷却機構の他の冷却手順である第2実施形態を示すフローチャートである。
図6に示す冷却手順では、当初は送風を停止していたが、この実施形態では、第2の風量で送風が行われている。従って、図6のタイマーT1に関する部分(ステップS3〜S6)は不要である。
用紙搬送を開始するにあたり、制御部101は、ゲート73を上方に回動し第1ポジションとして第6搬送路44を閉じ、第1搬送路42と第2搬送路43を連通させ、定着ユニット21を通過した用紙が第1搬送路42から第2搬送路43へ用紙の搬送が開始される(ステップS31)。このとき、制御部101は、記憶部102から第2の風量で冷却ファン77を駆動する値を読み出して、冷却機構76の冷却ファン77を第2の風量で送風開始させる(ステップS32)。第1搬送ローラ対60に用紙Pが挟持される前から送風が行われているので、第2の風量は、搬送不良を起こさないように図6の場合よりも弱く設定してもよい。
制御部101は、第2用紙センサ75が用紙先端を検知したかを確認し(ステップS33)、検知していれば第1の送風量に切り替える(ステップS34)。用紙搬送を継続し、第1用紙センサ74が用紙Pの後端を検知したかを制御部101が確認する(ステップS35)。用紙Pの後端を検知した場合(ステップS35;Yes)、制御部101が片面印刷モードか否かを確認する(ステップS36)。片面印刷モードであれば(ステップS36;Yes)、タイマーT2をセットする(ステップS37)。ここでタイマーT2は、用紙が吹き出し口79を通過するまでの時間である。制御部101は、タイマーT2をスタートさせ(ステップS38)、タイマーT2がカウントアップしたかを確認する(ステップS39)。タイマーT2がセット値をカウントアップするまでは、第1の風量で送風を継続する。タイマーT2がセット値をカウントアップした場合(ステップS39;Yes)、用紙Pが吹き出し口79を通過したので、制御部101は送風を第2の風量に切り替える(ステップS40)。
印刷すべき全用紙が吹き出し口79を通過したかを確認し(ステップS41)、全用紙が吹き出し口79を通過していれば処理を終了し、通過していなければステップS33に戻って残りの用紙Pの搬送を行なう。
また、ステップS36において、片面印刷モードではない場合、ステップS42にて両面印刷モードの片側用紙Pであるかを確認する。両面印刷モードの片側用紙Pでない場合は、ステップS37に進み、タイマーT2をセットする。両面印刷モードの片側用紙Pであれば、第1搬送ローラ対60と第2搬送ローラ対63を停止し(ステップS43)、ゲート73を下方に回動し、第2ポジションにし(ステップS44)、第2搬送路43と第6搬送路44を連通させる。そして、第1搬送ローラ対60と第2搬送ローラ対63を逆転駆動する(ステップS45)。用紙Pが第2搬送ローラ63を通過して第1搬送ローラ60のみに挟持されている状態であっても、制御部101は冷却ファン77を第1の風量で駆動を続ける。制御部101は、第1用紙センサ74が用紙後端を検知したかを確認し(ステップS46)、用紙後端を検知した場合にステップS40に進む。
こうして、冷却機構により弱い送風量(第2の風量)で冷却を開始して用紙の搬送を開始し、第1及び第2搬送ローラ60,63に用紙が挟持されたときに最大送風量(第1の風量)で冷却風を当てることで、冷却風により用紙が捲れる等で用紙の搬送不良が生じるのを防止しつつ、用紙の冷却を行うことができる。
<第3実施形態>
図10は、第2搬送路43における冷却機構の第3実施形態を示す構成図である。
図2の第1実施形態と同一部分には共通の符号を付す。第1実施形態と異なる部分は、冷却ダクト81の形状であり、図10に示すように冷却ダクト81の搬送路側が上流側へ折れ曲がっている。従って、冷却風は冷却ダクトに沿って、第1搬送ローラ対60から上流側へ送風される。冷却風の送風動作は、第1実施形態と同じであるので説明は省略する。
本実施形態では、搬送ローラ対に用紙が挟持された時点で、用紙の搬送方向とは逆向きに空気を吹き付けることになるので、用紙の搬送先端から上流に向けて空気が流れることになり、用紙の折れや捻れがさらに生じにくくなり、より安定的な搬送が可能となるとともに、冷却効果も高い。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、第2搬送路43に設けた冷却機構は、定着後の搬送路であればよく、例えば第1搬送路(定着直後搬送路)42や第6搬送路(両面搬送路)44に設けても構わない。
X 画像形成装置
20 電子写真プロセス部
21 定着ユニット
42 第1搬送路
43 第2搬送路
44 第6搬送路
50 支持部材
60,63 搬送ローラ対
61,64 従動ローラ
62,65 駆動ローラ
71 上搬送ガイド
72 下搬送ガイド
73 ゲート
74,75 用紙センサ
76 冷却機構
77 冷却ファン
78 冷却ダクト
79 空気吹き出し口
80 排出口
81 冷却ダクト
83 リブ

Claims (4)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、画像形成後の記録媒体に画像を加熱定着させる定着部とを具備する画像形成装置において、
    前記定着部による加熱定着後の記録媒体を搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材によって搬送される記録媒体に吹き出し口から冷却風を送る冷却手段と、
    を備え、
    前記搬送部材の下流側近傍であって、画像形成装置の排出口に検知手段を設け、
    搬送される記録媒体の先端の前記検知手段による検知に基づき前記冷却手段を制御するとともに、搬送される記録媒体の後端の検知に基づいて排紙の完了を判断することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送部材は、2組の搬送ローラ対からなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記冷却手段は、前記2組の搬送ローラ対の間に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記定着部と前記搬送部材の間に記録媒体を搬送するための搬送路を設け、
    前記搬送路は、両面印刷を行なうための両面搬送路にも接続されて、スイッチバック路として使用され、
    両面印刷モードの片面印刷済み記録媒体は、スイッチバック路への搬入期間と、スイッチバック路からの搬出期間に、冷却されることを特徴とすることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
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