JP4644036B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、用紙に対して電子写真方式の画像形成を行い、連続画像形成時に画像形成済の用紙を排紙部において積載して収納する画像形成装置に関する。
画像形成装置は、装置の多機能化、高速化によって構造が複雑化する傾向にあり、一方、操作部の操作や原稿の取り扱い等を容易に行うために小型化の要請が強い。このため、近年の画像形成装置では、最下部の給紙部と最上部の原稿読取部(スキャナ)との間に画像形成部及び排出部を配置し、所謂フロントアクセス方式を採用したものがある。
電子写真方式の画像形成を行う画像形成部は、用紙上に転写されたトナーを溶融温度まで加熱して用紙の表面に定着させるための定着ユニットを備えている。また、排紙部は、定着ユニットを通過した高温の用紙が積層して収納される。このようにトナーを溶融温度に加熱する定着ユニット、及び、この定着ユニットで加熱された用紙を収納する排紙部が、原稿読取部の下方に配置されている。
このため、定着ユニットにおいて発生した熱、及び、排紙部に蓄積された熱がこれらの上方に位置する原稿読取部を温める。原稿読取部には固体撮像素子(CCD)が配置されており、CCDの温度が耐久温度範囲を超える場合がある。
特に、連続画像形成時には、順次定着ユニットを通過した複数枚の用紙が、排紙部に積層して収納される。排紙部に積層して収納された複数枚の用紙のそれぞれには、固着途中のトナーが付着している。積層された複数枚の用紙のそれぞれの間には殆ど空気が流通しないため、定着ユニットを通過する際に加えられたトナー中の熱が蓄積され続ける。
このため、排紙部の上方に位置する画像読取部は、排紙部に収納された複数枚の用紙の熱によっても温められ、CCDの温度が耐久温度範囲を超える可能性が高くなる。
また、連続画像形成時には、各用紙に付着したトナーが十分に固着することなく複数枚の用紙が排紙部に積層して収納されるため、上下に隣接する他の用紙にトナーが付着し、画像品質の劣化を生じるだけでなく、各用紙がトナーによって互いに分離できない状態に接着されてしまう場合もある。
そこで、従来の画像形成装置では、定着ユニットを通過した後、排紙部に排出される前の用紙に対して、外気を吹き付ける冷却装置を備えたものがある(例えば、特許文献1又は2参照。)。
特開平11−30891号公報 特開2004−109356号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に開示された構成では、装置内部において定着ユニットと排紙ローラとの間に位置する用紙に対して外気を吹き付けるようにしており、用紙上において溶融したトナーが急速に冷却される。このため、急激な温度変化によってトナーの表面の平滑性が損なわれ、画像品質の劣化を生じる問題がある。
また、用紙が定着ユニットを通過して排紙ローラによって排紙トレイに排出される間において、用紙に対して継続して空気が吹き付けられる。このため、用紙は、先端部が排紙ローラに挟持される際、及び、後端が排紙ローラから離れて排紙トレイ上に落下する際に、吹き付けられる空気の影響を受け、排紙ローラにおける挟持位置、及び、排紙トレイ上における排出位置に誤差を生じ易い。この結果、連続画像形成時に複数枚の用紙を互いの位置が整合した状態で排紙トレイ上に積層して収納することができなくなり、排紙部における用紙のスタッキング性が低下する問題がある。
この発明の目的は、排紙部に排出される用紙に空気を吹き付ける位置及びタイミングを適正に制御することにより、画像品質の劣化、及び、排紙部における用紙のスタッキング性の低下を生じることなく、連続画像形成時にも排紙部の温度上昇を防止することができ、画像読取部における機能の低下や排紙部における用紙同士の接着を防止できる画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するための手段として、この発明の画像読取装置は、以下の構成を備えたものである。
(1)用紙上に転写されたトナーを溶融温度に加熱する定着ユニット、及び、用紙搬送路における前記定着ユニットの下流側で前記定着ユニットを通過した用紙をさらに下流側に位置する排出口から側方に排出する排紙ローラを備えた画像形成部と、
前記排出口を側面に設け、前面側及び左側面側を開放し背面側及び右側面側を閉鎖した排紙部と、
前記排紙部の上下方向の中間の位置に設けられ、前記排出口から排出された画像形成済の用紙を上面に積層して収納する排紙トレイと、
前記排紙部の背面側に設けられ、前記排出口から前記排紙トレイに向けて排出中の用紙に対して送風を行う送風手段と、
前記定着ユニットを通過した用紙が前記排紙ローラを通過しているか否かに応じて前記送風手段の動作を制御する制御手段と、を設け、
前記制御手段は、前記定着ユニットを通過した1枚の用紙の前端が前記排紙ローラを通過した後に前記送風手段の動作を開始させ、後端が前記排紙ローラを通過する前に前記送風手段の動作を停止させる制御を行い、
前記送風手段は、前記排出口と前記排紙トレイとの間を排出中の用紙に対して用紙面に略平行で、かつ、前記排出口からの排出方向に直交する方向に送風を行うことを特徴とする。
この構成においては、定着ユニットを通過する際に加熱された用紙が排出口から排紙トレイに排出される間に、その用紙が排紙ローラに挟持されているか否かに応じて、排出口と排紙トレイとの間で用紙に送風を行う送風手段の動作状態が変化する
出中の用紙が排紙ローラに挟持されている間に送風手段によって用紙に送風が行なわれ、排出中の用紙が排紙ローラに挟持されていない間には送風手段による送風が行われない。したがって、排出中の用紙は、排紙ローラによって排出方向に直交する方向の位置が規定されている間に送風を受けて冷却され、排紙ローラから離れて排出方向に直交する方向の位置が規定されない状態では送風を受けない。
また、排出口から排出トレイに排出中の用紙に対して用紙面に略平行で排出方向に直交する方向に送風が行われる。したがって、装置の左右方向に排出される用紙に対して装置の前後方向に送風が行われる。
(2)前記制御手段は、前記用紙搬送路を互いの間に所定の間隙を設けて搬送される複数枚の用紙に連続して画像形成を行う連続画像形成時に、前記制御を行うことを特徴とする。
この構成においては、複数枚の用紙が互いの間に所定の間隙を設けて連続して排出される連続画像形成時において、排出中の用紙が排紙ローラに挟持されている間に送風手段によって用紙に送風が行なわれ、排出中の用紙が排紙ローラに挟持されていない間には送風手段による送風が行われない。したがって、連続して排出される複数枚の用紙のそれぞれは、排紙ローラによって排出方向に直交する方向の位置が規定されている間に送風を受けて冷却され、排紙ローラから離れて排出方向に直交する方向の位置が規定されない状態では送風を受けない。
(3)前記制御手段は、前記排出口から排出される用紙の排出方向のサイズに応じて前記送風手段の動作開始から動作停止までの時間を変更することを特徴とする。
この構成においては、排出口から排出される用紙に対して、用紙の排出方向のサイズに応じた時間にわたって送風される。したがって、用紙の排出方向のサイズが種々変化した場合にも過不足なく送風される。
(4)前記制御手段は、それぞれが単一又は複数枚の用紙に対する画像形成処理を内容とする複数のジョブを各ジョブ間に時間間隔を設けて連続して行う際に、前記各ジョブ間で前記送風手段を動作させることを特徴とする。
この構成においては、時間間隔を設けて連続して行われる複数のジョブのそれぞれの間においても送風手段が動作する。したがって、排出口から用紙が排出されていない間において、排紙トレイ上に積載された用紙に対して送風が行われる。
(5)前記排紙ローラは、用紙の両面に画像形成を行う両面画像形成時に片面に画像形成済の用紙の後端を挟持した状態で逆方向に回転する反転ローラであり、
前記制御手段は、前記両面画像形成時における送風量を用紙の片面のみに画像を形成する片面画像形成時に比較して増加させることを特徴とする。
この構成においては、用紙の両面に画像を形成する両面画像形成時には、用紙の片面のみに画像を形成する片面画像形成時に比較して多量の送風が行われる。したがって、両面画像形成時に第1面に画像形成された用紙は片面画像形成時よりも多量の送風を受けた後に第2面に画像が形成される。
(6)前記排紙ローラは、用紙の両面に画像形成を行う両面画像形成時に片面に画像形成済の用紙の後端を挟持した状態で逆方向に回転する反転ローラであり、
前記制御手段は、前記両面画像形成時に片面に画像形成済の用紙の前端が前記排紙ローラを通過した後に前記送風手段の動作を開始させ、該用紙が前記排紙ローラに狭持されている間は前記送風手段の動作させておき、両面に画像形成済の用紙の前端が前記排紙ローラを通過した後に前記送風手段の動作を開始させ、後端が前記排紙ローラを通過する前に前記送風手段の動作を停止させる制御を行うことを特徴とする。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)排紙トレイに排出される用紙を、排紙ローラに挟持されることによって排出方向に直交する方向の位置が規定されている間にのみ送風によって冷却することができる。
これによって、画像品質の劣化、及び、排紙部における用紙のスタッキング性の低下を生じることなく、連続画像形成時にも排紙部の温度上昇を防止することができ、画像読取部における機能の低下や排紙部における用紙同士の接着を防止することができる。
また、装置の左右方向に排出される用紙に対して装置の前後方向に送風を行うことができ、排紙部が装置の前面に開放している場合にも装置の背面に設けた送風手段によって排出中の用紙に対して確実に送風を行うことができる。
(2)連続して排出される複数枚の用紙のそれぞれを、排紙ローラによって排出方向に直交する方向の位置が規定されている間にのみ送風によって冷却することができる。これによって、排紙ローラから離れて排出方向に直交する方向の位置が規定されない状態の用紙には送風を行わないようにし、複数枚の用紙を排紙トレイ上に整合した位置に積層して収納することができる。
(3)排出口から排出される用紙に対して、用紙の排出方向のサイズに応じた時間にわたって送風を行うことにより、用紙の排出方向のサイズが種々変化した場合にも用紙の熱容量に応じて過不足のない送風を行うことができ、用紙をそのサイズに拘らず確実に冷却することができる。
(4)排出口から用紙が排出されていない間に、排紙トレイ上に積載された用紙に対して送風を行うことにより、排出部の温度をより低下させることができる。
(5)両面画像形成時には、第1面に画像形成された用紙に対して片面画像形成時よりも多量の送風を行うことにより、第2面の画像形成時の用紙の温度を第1面の画像形成時の温度により近づけることができる。これによって、用紙の両面における画像形成状態を均一にすることができる。
以下に、この発明の最良の実施形態に係る画像形成装置を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の概略の構成を示す正面断面図である。画像形成装置1は、少なくとも原稿から読み取った画像を用紙(OHP等の記録媒体を含む。)に形成する複写機能を備えている。
画像形成装置1は、原稿読取部10、給紙部20、画像形成部30、排紙部60、図示しない操作パネル部等から構成される。原稿読取部10は、装置本体の上部に配置され、原稿台11A,シート読取台11B、自動原稿搬送装置12、読取ユニット13を含む。
原稿台11A及びシート読取台11Bは、内部に読取ユニット13が配置された筐体19の上部に自動原稿搬送装置12に対向するように備えられ、透明ガラスで構成されている。自動原稿搬送装置12は、給送ローラ14の回転により、原稿載置トレイ12A上に収納されたシート状の原稿を1枚ずつシート読取台11B上に搬送する。
自動原稿搬送装置12は、原稿台11A及びシート読取台11Bの上方に配置されており、原稿台11A及びシート読取台11Bの上面を選択的に開閉する原稿カバーとして機能する。
読取ユニット13は、ミラーベース13A,13B、レンズ13C及び固体撮像阻止(以下、CCDという。)13Dを備えている。ミラーベース13Aは、光源ランプ及び第1ミラーを搭載して水平方向に往復移動する。ミラーベース13Bは、第2ミラー及び第3ミラーを搭載してミラーベース13Aの1/2の速度で同方向に移動する。レンズ13Cは、光源ランプから照射されて原稿の画像面で反射した後に第1〜第3ミラーを経由して配光された反射光をCCD13Dに結像させる。
原稿台11A上に載置された原稿の画像を読み取る固定読取モード時には、ミラーベース13Aは、原稿台11Aの左端部から少なくとも原稿の全面に対向する位置まで矢印Y方向に往動する。この間に、CCD13Dが原稿台11Aに載置された原稿から主走査方向の1ラインずつ画像を読み取る。原稿の終端又は原稿台11Aの終端に達した読取ユニット13は、矢印Y′方向に復動する。
自動原稿搬送装置12の原稿載置トレイ12Aからシート読取台11Bに搬送されたシート状の原稿の画像を読み取るシート読取モード時には、ミラーベース13Aは、図1中に示すようにシート読取台11Bの底面に対向する位置に静止する。シート読取台11Bを通過したシート状の原稿は、排出トレイ12B上に排出される。
CCD13Dは、ミラーベース13Aに搭載されている光源ランプから照射された光の原稿の画像面における反射光をミラーベース13A,13Bに踏査された第1〜第3ミラー及びレンズ13Cを介して受光し、受光量に応じた電気信号を出力する。この電気信号は、画像データとしてディジタルデータに変換された後、所定の画像処理を施されて画像形成部30に供給される。
給紙部20は、画像形成装置1の本体の下部に配置され、給紙トレイ21、手差トレイ22及び給紙ローラ23、捌き部材24等から構成される。給紙トレイ21及び手差トレイ22は、画像形成時に用紙搬送路Pに給紙される用紙を載置する。給紙ローラ23は、回転して給紙トレイ21に収納されている用紙を1枚ずつ搬送する。
画像形成部30は、原稿読取部10の下方の手差トレイ22側に配置され、レーザスキャニングユニット(以下、LSUと言う。)37、感光体ドラム31及び定着装置36を有し、感光体ドラム31の周囲に、帯電器32、現像装置33、転写装置34及びクリーニングユニット35を感光体ドラム31の回転方向である矢印A方向に沿ってこの順に配置して構成されている。
感光体ドラム31は、画像形成時に矢印A方向に回転する。この間に感光体ドラム31の表面には、帯電器32により所定の電荷が均一に付与された後、LSU37から画像データによって変調された画像光の照射を受け、光導電作用による静電潜像が形成される。次いで、感光体ドラム31の表面には、現像装置33からトナーが供給され、静電潜像がトナー像に顕像化される。
用紙搬送路Pにおける給紙ローラ23の下流側には、感光体ドラム31の回転に合せて感光体ドラム31と転写装置34との間に用紙を搬送すべきタイミングを決定するレジストローラ51が備えられている。感光体ドラム31の回転に先立って給紙された用紙は、レジストローラ51によって感光体ドラム31の回転に同期して感光体ドラム31と転写装置34との間に導かれる。感光体ドラム31の表面に担持されたトナー像は、転写装置34によって用紙の表面に転写される。この転写工程を終了した感光体ドラム31の表面は、クリーニングユニット35に対向し、残留トナーが除去されてトナー像の形成に繰り返し使用される。
定着装置36は、加熱ローラ38及び加圧ローラ39を備えている。トナー像が転写された用紙は、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過する際に加熱及び加圧される。加熱ローラ38は、トナーを溶融可能な温度まで昇温されている。用紙が加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過する際に、トナー像が溶融して用紙の表面に定着する。
排紙部60は、上下方向において原稿読取部10と給紙部20との間に配置され、排紙ローラ61及び排紙トレイ62等から構成される。排紙ローラ61は、排出口63の内側に配置されており、用紙搬送路P上を搬送されて定着装置36を通過した用紙を排紙トレイ62に排出する。
排紙ローラ61は、正逆両方向に回転可能にされており、用紙の両面に画像形成を行う両面画像形成時に、用紙搬送路P上を搬送されてきた用紙を挟持したまま、用紙を排出する回転方向とは逆方向に回転し、用紙を用紙搬送路P′に搬送する。用紙搬送路P′は、用紙搬送路Pにおける定着装置36の下流側の位置、及び、レジストローラ51の上流側の位置で用紙搬送路Pに合流している。排紙トレイ62は、排紙ローラ61を介して排出口63から排出された画像形成済の用紙を積層して収納する。
用紙搬送路Pにおいて排紙ローラ61の上流側には、排紙ローラ61に近接して排紙センサ65が備えられている。排紙センサ65は、排紙ローラ61の上流側で用紙搬送路Pを搬送されてきた用紙を検出する。
排紙部60は、画像形成装置1の前面側及び左側面側に開放し、背面側及び右側面側を閉鎖されている。排紙部60において排紙トレイ62は、用紙の収納量に応じて上下に移動自在にされている。排紙トレイ62は、用紙を収納していない状態で図1に示す高さ位置に位置しており、用紙の収納量が増加するにともなって図1に示す位置から下降する。
排紙部60の背面には、排出口63に近接して送風ファン64が備えられている。送風ファン64は、この発明の送風手段であり、画像形成装置1の前面側の空気を吸引して画像形成装置1の背面側に排出する。したがって、送風ファン64により、排紙部60の内部には、排出口63から排出される用紙の紙面に略平行で、かつ、用紙の排出方向に直交する方向の送風路が形成される。
なお、送風ファン64の配置位置は図1に示す位置に限定されるものではなく、排出中の用紙に対して十分な送風を行うことができることを条件に、排紙部60における任意の位置に配置することができる。
図2は、上記画像形成装置1の制御部の要部の構成を示すブロック図である。画像形成装置1の制御部70は、ROM72及びRAM73を備えたCPU71に、モータドライバ74、排紙センサ65、クラッチドライバ76等の入出力機器を接続して構成されている。制御部70は、この発明の制御手段である。この入出力機器には、図示しない操作パネルのキースイッチやディスプレイとともに、原稿読取部10、給紙部20及び画像形成部30に設けられたモータやクラッチ等の図示しない負荷機器が含まれる。
CPU71は、ROM72に予め書き込まれたプログラムに従って各入出力機器を統括して制御し、この間に入出力されるデータをRAM73の所定のメモリエリアに書き込む。排紙センサ65は、排紙ローラ61の近傍における用紙の有無に応じた信号をCPU71に出力する。
CPU71は、排紙センサ65の検出信号に基づいて、モータドライバ74に駆動データを供給する。モータドライバ74は、CPU71から供給される駆動データに基づいて送風ファン64のファンに回転を供給する送風モータ81を駆動する。なお、CPU71は、両面画像形成時であるか片面画像形成時であるか等の画像形成条件に応じてモータドライバ74に供給する駆動データを変更する。例えば、CPU71は、両面画像形成時には、送風モータ81を片面画像形成時よりも高速回転させるための駆動データをモータドライバ74に供給することができる。
また、CPU71は、両面画像形成時に排紙センサ65の検出信号に基づいて、クラッチドライバ76に切換データを供給する。クラッチドライバ76は、画像形成部30の負荷機器に含まれ、CPU71から供給された切換データに基づいて、排紙ローラ61の回転方向を正転方向又は逆転方向に選択的に切り換えるクラッチ82を動作させる。
図3及び図4は、上記制御部70の処理手順の一部を示すフローチャートである。制御部70のCPU71は、操作パネルにおけるスタートキーの操作を待機している(S1)。スタートキーが操作されて画像形成ジョブの開始が指示されると、CPU71は、原稿読取部10を介して原稿の画像を読み取り、給紙部20から用紙を給紙して画像形成部30における画像形成処理を開始する(S2)。
CPU71は、片面画像形成処理か両面画像形成処理かの判別を行い(S3)、片面画像形成処理時には排紙センサ65が用紙を検出した後に所定時間T1を経過した時に送風モータ81を駆動する(S4,S5,S6)。この所定時間T1は、排紙センサ65が用紙を検出した時からその用紙が排紙ローラ61に完全に挟持されるまでに必要とされる時間である。
CPU71は、排紙センサ65が用紙を検出しなくなった時に送風モータ81の駆動を停止し(S7,S8)、実行中のジョブに次の画像形成処理が含まれるか否かの判別を行う(S9)。実行中のジョブに次の画像形成処理が含まれる場合には、CPU71は、S2の処理に戻る(S9→S2)。
なお、ジョブとは、単一又は複数枚の原稿の画像のそれぞれを単一又は複数枚の用紙に画像形成する一纏まりの画像形成処理をいう。画像形成装置1は、先のジョブの実行中に、次に実行すべきジョブを受け付け、原則的に、受け付けた順にジョブを実行する。
実行中のジョブに次の画像形成処理が含まれない場合には、CPU71は、待機中の次のジョブがあるか否かの判別を行う(S10)。次のジョブがない場合には、CPU71は、スタートキーの操作の待機状態に戻る(S10→S1)。
次のジョブがある場合、CPU71は、所定時間T2が経過した後に、送風モータ81を駆動する(S11,S12)。この所定時間T2は、排紙センサ65が用紙を検出しなくなった時からその用紙が排紙トレイ62上に完全に排出されるまでに十分な時間である。
CPU71は、次のジョブの開始タイミングまで送風モータ81の駆動を継続し(S12,S13)、次のジョブの開始タイミングになると送風モータ81の駆動を停止して画像形成処理を開始する(S14→S2)。
両面画像形成処理時には、CPU71は、用紙の第1面に対する画像形成処理時であるか否かの判別を行い(S21)、第1面に対する画像形成処理時には排紙センサ65が用紙を検出した時から所定時間T1が経過した時に送風モータ81を駆動する(S22〜S24)。前述のように、所定時間T1は、排紙センサ65が用紙を検出した時からその用紙が排紙ローラ61に完全に挟持されるまでに必要とされる時間である。
そして、CPU71は、排紙センサ65が用紙を検出した時から所定時間T3が経過した時に、クラッチドライバ76を介してクラッチ82を駆動し、排紙ローラ61を逆転させる(S25,S26)。この所定時間T3は、排紙すべき用紙の先端が排紙センサ65によって検出された時から、その用紙の後端が用紙搬送路Pにおける定着装置36の下流側で用紙搬送路Pと用紙搬送路P′との合流位置を通過するのに十分な時間である。
これによって、第1面に対する画像形成済の用紙は、用紙搬送路P′を経由して表裏面を反転した状態で感光体ドラム31と転写ユニット34との間に搬送される。この間において、送風ファン64は駆動したまま、又は、停止しておくことができる。
ただし、CPU71は、少なくとも排紙ローラ61に用紙が挟持されている間において、送風モータ81を駆動して送風ファン64による送風を継続する。このため、排紙ローラ61の正転及び逆転により、用紙が排出口63の外部で往復移動する間に、送風ファン64による送風が行われ、用紙は十分に冷却される。これによって、第1面の画像形成処理済の用紙の温度は第2面に対する画像形成が行われる際には第1面に対する画像形成時と略同じ温度になり、用紙の表裏面における画像形成状態を一定にすることができる。また、両面画像形成時における送風モータ81の回転速度を片面画像形成時よりも速くすることにより、第1面の画像形成処理済の用紙の温度を第2面に対する画像形成が行われる前に、より十分に低下させておくことができる。
なお、CPU71は、逆転している排紙ローラ61によって排出方向とは逆方向に搬送されている用紙の後端が排紙センサ65を通過し、排紙センサ65が用紙を検出しなくなった後にクラッチ82の駆動を停止し、排紙ローラ61を正転させておく。
表裏面を反転した用紙の第2面に対する画像形成処理が行われると(S2)、CPU71は、S3及びS21の処理を経て排紙センサ65が用紙を検出することを待機し(S27)、排紙センサ65が用紙を検出した時から所定時間T1が経過した時に送風モータ81を駆動する(S28,S29)。前述のように、所定時間T1は、排紙センサ65が用紙を検出した時からその用紙が排紙ローラ61に完全に挟持されるまでに必要とされる時間である。
CPU71は、排紙センサ65が用紙を検出しなくなった時に送風モータ81の駆動を停止し(S30,S31)、実行中のジョブに次の画像形成処理が含まれるか否かの判別を行う(S32)。実行中のジョブに次の画像形成処理が含まれる場合には、CPU71は、S2の処理に戻る。
実行中のジョブに次の画像形成処理が含まれない場合には、CPU71は、待機中の次のジョブがあるか否かの判別を行う(S33)。次のジョブがない場合には、CPU71は、スタートキーの操作の待機状態に戻る。
次のジョブがある場合、CPU71は、所定時間T2が経過した後に、送風モータ81を駆動する(S34,S35)。前述のように、所定時間T2は、排紙センサ65が用紙を検出しなくなった時からその用紙が排紙トレイ62上に完全に排出されるまでに十分な時間である。
CPU71は、次のジョブの開始タイミングまで送風モータ81の駆動を継続し(S35,S36)、次のジョブの開始タイミングになると送風モータ81の駆動を停止して画像形成処理を開始する(S37→S2)。
以上の処理により、CPU71は、排紙トレイ62に排出すべき用紙が排紙ローラ61に挟持されている間においてのみ、その用紙に対して送風ファン64による送風を行い、定着装置36を通過する際に受けた熱の放熱を促す。排紙トレイ62に排出すべき用紙は、排紙ローラ61に挟持されなくなった後に排紙トレイ62上に載置されるまでの間の不安定な状態で送風ファン64からの送風を受けることがない。このため、画像形成処理後の用紙を排紙トレイ62上における収納位置を乱すことなく確実に冷却することができる。
また、複数のジョブが所定の時間間隔で連続して実行される際には、S34〜S37の処理により、各ジョブの間で画像形成処理が休止されている間にも送風ファン64による送風が行われる。このため、排紙トレイ62に収納されている先のジョブにおいて画像が形成された用紙に対して送風が行われ、排紙トレイ62に排出された用紙の予熱によって排紙部60が高温になることがない。
これによって、排紙トレイ62に積層して収納されている複数枚の用紙が、予熱で軟化したトナーによって互いに接着することを防止できる。また、排紙部60の上方に配置された原稿読取部10がCCD13D等の機器の動作温度を超えて高温になることを防止でき、正常な原稿読取処理を継続して行うことができる。ただし、排紙トレイ62上への排出時に用紙が十分に冷却されていることを条件に、S34〜S37の処理を省略することもできる。
上記S4〜S8及びS27〜S31の処理により、用紙の先端が排紙センサ65に達した時から所定時間T1が経過した後、用紙の後端が排紙センサ65を通過するまでの間に、送風ファン64による送風が行われる。このため、搬送方向における用紙のサイズが変動した場合には、用紙のサイズに応じた時間だけ送風ファン64による送風が行われる。ただし、送風ファン64による送風時間を搬送方向における用紙のサイズ毎に予め設定しておき、画像形成処理条件に含まれる用紙サイズに応じてCPU71が送風ファン64による送風時間を決定するようにしてもよい。
この発明の実施形態に係る画像形成装置の概略の構成を示す正面断面図である。 上記画像形成装置の制御部の要部の構成を示すブロック図である。 上記制御部の片面画像形成時の処理手順を示すフローチャートである。 上記制御部の両面画像形成時の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
10 画像読取部
20 給紙部
30 画像形成部
60 排紙部
61 排紙ローラ
62 排紙トレイ
63 排出口
64 送風ファン
65 排紙センサ
70 制御部

Claims (6)

  1. 用紙上に転写されたトナーを溶融温度に加熱する定着ユニット、及び、用紙搬送路における前記定着ユニットの下流側で前記定着ユニットを通過した用紙をさらに下流側に位置する排出口から側方に排出する排紙ローラを備えた画像形成部と、
    前記排出口を側面に設け、前面側及び左側面側を開放し背面側及び右側面側を閉鎖した排紙部と、
    前記排紙部の上下方向の中間の位置に設けられ、前記排出口から排出された画像形成済の用紙を上面に積層して収納する排紙トレイと、
    前記排紙部の背面側に設けられ、前記排出口から前記排紙トレイに向けて排出中の用紙に対して送風を行う送風手段と、
    前記定着ユニットを通過した用紙が前記排紙ローラを通過しているか否かに応じて前記送風手段の動作を制御する制御手段と、を設け、
    前記制御手段は、前記定着ユニットを通過した1枚の用紙の前端が前記排紙ローラを通過した後に前記送風手段の動作を開始させ、後端が前記排紙ローラを通過する前に前記送風手段の動作を停止させる制御を行い、
    前記送風手段は、前記排出口と前記排紙トレイとの間を排出中の用紙に対して用紙面に略平行で、かつ、前記排出口からの排出方向に直交する方向に送風を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記用紙搬送路を互いの間に所定の間隙を設けて搬送される複数枚の用紙に連続して画像形成を行う連続画像形成時に、前記制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記排出口から排出される用紙の排出方向のサイズに応じて前記送風手段の動作開始から動作停止までの時間を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、それぞれが単一又は複数枚の用紙に対する画像形成処理を内容とする複数のジョブを各ジョブ間に時間間隔を設けて連続して行う際に、前記各ジョブ間で前記送風手段を動作させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記排紙ローラは、用紙の両面に画像形成を行う両面画像形成時に片面に画像形成済の用紙の後端を挟持した状態で逆方向に回転する反転ローラであり、
    前記制御手段は、前記両面画像形成時における送風量を用紙の片面のみに画像を形成する片面画像形成時に比較して増加させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記排紙ローラは、用紙の両面に画像形成を行う両面画像形成時に片面に画像形成済の用紙の後端を挟持した状態で逆方向に回転する反転ローラであり、
    前記制御手段は、前記両面画像形成時に片面に画像形成済の用紙の前端が前記排紙ローラを通過した後に前記送風手段の動作を開始させ、該用紙が前記排紙ローラに狭持されている間は前記送風手段の動作させておき、両面に画像形成済の用紙の前端が前記排紙ローラを通過した後に前記送風手段の動作を開始させ、後端が前記排紙ローラを通過する前に前記送風手段の動作を停止させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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