JP2009265349A - 画像形成装置 - Google Patents

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真治 吉永
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Abstract

【課題】定着時に昇温した両面印刷用紙を、簡単な構成により、十分に冷却することができ、現像器およびトナー昇温による画像不良、動作不良を防止する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、搬送された用紙P上に画像を形成する画像形成部10と、用紙P上に形成された画像を加熱溶融する定着部18と、この定着部18で画像が定着された用紙Pを表裏反転して搬送する反転搬送路76、反転部77、駆動ローラ79及び反転ローラ78(反転搬送部)とを備え、この反転搬送部で反転された用紙Pを画像形成部10に切り替え可能に搬送する第1搬送路87と第2搬送路88とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に関し、特に、熱により画像が定着された用紙の表裏を反転して画像形成部に再給紙可能な画像形成装置に関するものである。
画像形成装置において、両面印刷が行われるときには、画像形成部で用紙の表面にトナー像が転写され、定着部でトナー像が定着された用紙が反転搬送部に搬送されることで、表裏が反転した状態で再び画像形成部に供給される。画像形成部で用紙の裏面にトナー像が転写され、定着部でトナー像が定着されると、両面のトナー像が定着された用紙は、排出ローラにより排出トレイ上に排出される。
上記の両面印刷において、定着部により加熱された用紙が十分に冷却しきらない状態で再び画像形成部に供給される場合があると、用紙からの放熱により現像器内のトナーが昇温して帯電性が劣化し、画像濃度が薄くなる等の画像異常が発生する恐れがあった。また、両面印刷時の用紙からの放熱により、現像器内のトナーが溶融点以上に昇温する場合があると、溶融トナーが現像スリーブや現像ブレードに融着して現像スリーブ上のトナー層が不均一となり、濃度ムラや画像スジ等の画像異常が発生する恐れがあった。近年の画像形成装置の高速化に伴い、定着部を通過した用紙が再び画像形成部に到達するまでの時間が短くなり、両面印刷紙の熱が機内に拡散されて冷やされる時間が減り、現像器やトナーに発散される熱はますます増大する傾向にある。
両面印刷の熱に起因する現像器やトナーの昇温問題を解決するために、特許文献1では、用紙が定着部からの搬送路を経由して反転ローラに一旦引き込まれた後、反転ローラの逆転により用紙が反転搬送路に搬送されることで、表裏が反転した状態で再び用紙を画像形成部に供給している。反転ローラが第1反転ローラと第2反転ローラで構成され、第1反転ローラと第2反転ローラとの間で下方から用紙に対して冷却風を吹き付けるための送風ファンと、第2反転ローラのニップ部における用紙の有無を検知するための紙有無センサとが配設されている。用紙が第1反転ローラと第2反転ローラに挟持されている間、紙有無センサが紙の有ることを検知して、紙有無センサが紙有を検知している間、送風ファンは駆動され、送風によって用紙がばたつくことなく、用紙を冷却している。
しかしながら、上述した従来技術では、用紙の有無を検知するために紙有無センサが必要になり、またセンサの検知結果に応じて送風ファンのオンオフを制御することが必要になり、構成が複雑になるという不都合があった。
特開2003−307959号公報(段落[0019]〜[0021]、図1)
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、定着時に昇温した両面印刷用紙を、簡単な構成により、十分に冷却することができ、現像器およびトナー昇温による画像不良、動作不良を防止する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、搬送された用紙上に画像を形成する画像形成部と、用紙上に形成された画像を加熱溶融する定着部と、前記定着部で画像が定着された用紙を表裏反転して搬送する反転搬送部とを備える画像形成装置において、前記反転搬送部で反転された定着部を通過した用紙を前記画像形成部に切り替え可能に搬送する第1搬送路と第2搬送路とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、繰り返して両面印刷が行われるときに、画像形成部で形成された画像を表面に定着した用紙は、反転搬送部で表裏が反転された後、第1搬送路を経由して画像形成部に搬送される場合と、第2搬送路を経由して画像形成部に搬送される場合がある。用紙を搬送していないときには、第1及び第2搬送路は各搬送路の周囲の温度に近づき略常温状態に冷却される。用紙が第1搬送路を搬送されるときには、用紙表面の定着時に昇温した用紙の熱は略常温状態にある第1搬送路に移動して、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送され、また、用紙が第2搬送路を搬送されるときには、定着時に昇温した用紙の熱は略常温状態にある第2搬送路に移動して、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。
また、請求項2に記載の発明では、反転された定着部を通過した用紙が交互に搬送されるように、前記第1及び第2搬送路との搬送路が切り替え制御されることを特徴としている。この構成によれば、用紙が第1搬送路を搬送されるときに、定着時に昇温した用紙の熱は略常温状態にある第1搬送路に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。次の両面印刷では、用紙が第2搬送路を搬送されるときに、定着時に昇温した用紙の熱は第2搬送路に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送されるとともに、用紙搬送時に用紙からの熱により昇温していた第1搬送路は、第1搬送路の周囲の温度に近づき略常温状態に冷却される。
また、請求項3に記載の発明では、前記第1搬送路は、専ら反転された用紙を搬送する専用搬送路であり、前記第2搬送路は、用紙を載置する給紙部から前記画像形成部に用紙を搬送する兼用搬送路であることを特徴としている。この構成によれば、用紙が専用搬送路を搬送されるときに、定着時に昇温した用紙の熱は専用搬送路に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。また、兼用搬送路は、給紙部からの用紙が搬送されるとともに、反転した用紙が搬送される。反転した用紙を搬送させるときには、定着時に昇温した用紙の熱は兼用搬送路に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。
また、請求項4に記載の発明では、前記専用搬送路に搬送路を冷却する冷却部材を備えることを特徴としている。この構成によれば、定着時に昇温した用紙の熱は専用搬送路に移動するとともに、用紙は冷却部材によって冷却されて、画像形成部に搬送される。
また、請求項5に記載の発明では、前記兼用搬送路は、反転された用紙を搬送する回数が前記専用搬送路より多くなるように制御されることを特徴としている。この構成によれば、用紙からの熱移動により昇温していた専用搬送路は、汎用搬送路が用紙を搬送する期間に、専用搬送路の周囲の温度に近づいて、略常温まで冷却され、この常温状態で、用紙が専用搬送路を搬送されるので、定着時に昇温した用紙の熱は専用搬送路に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。また、汎用搬送路は、給紙部から略常温状態にある用紙が搬送されるために、略常温状態にあり、定着時に昇温した反転用紙が搬送されても、反転した用紙が迅速に冷却される。
また、請求項6に記載の発明では、前記第1及び第2搬送路は用紙を反転する第1及び第2反転部であることを特徴としている。この構成によれば、用紙が第1反転部で反転されるときに、定着時に昇温した用紙の熱は第1反転部に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。また、用紙が第2反転部で反転されるときに、定着時に昇温した用紙の熱は第2反転部に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。
請求項1に記載の発明によれば、繰り返して両面印刷が行われるときに、画像形成部で形成された画像を表面に定着した用紙は、反転搬送部で表裏が反転された後、第1搬送路を経由して画像形成部に搬送される場合と、第2搬送路を経由して画像形成部に搬送される場合がある。用紙を搬送していないときには、第1及び第2搬送路は各搬送路の周囲の温度に近づき略常温状態に冷却される。用紙が第1搬送路を搬送されるときには、用紙表面の定着時に昇温した用紙の熱は略常温状態にある第1搬送路に移動して、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送され、また、用紙が第2搬送路を搬送されるときには、定着時に昇温した用紙の熱は略常温状態にある第2搬送路に移動して、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。従って、第1及び第2搬送路を設けるという簡単な構成により、定着時に昇温した用紙の熱を移動させる部材の表面積が大きくなり、画像形成部に搬送される用紙を十分に冷却することができ、現像器およびトナー昇温による画像不良、動作不良を防止することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、用紙が第1搬送路を搬送されるときに、定着時に昇温した用紙の熱は略常温状態にある第1搬送路に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。次の両面印刷では、用紙が第2搬送路を搬送されるときに、定着時に昇温した用紙の熱は第2搬送路に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送されるとともに、用紙搬送時に用紙からの熱により昇温していた第1搬送路は、第1搬送路の周囲の温度に近づき略常温状態に冷却される。従って、用紙が第1及び第2搬送路を交互に搬送されることにより、画像形成部に搬送される用紙を常に冷却することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、用紙が専用搬送路を搬送されるときに、定着時に昇温した用紙の熱は専用搬送路に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。また、兼用搬送路は、給紙部からの用紙が搬送されるとともに、反転した用紙が搬送される。反転した用紙を搬送させるときには、定着時に昇温した用紙の熱は兼用搬送路に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。従って、用紙が専用及び兼用搬送路のどちらかに搬送されることにより、画像形成部に搬送される用紙を常に冷却することができ、また、給紙部から画像形成部に至る搬送路を両面搬送路にも用いるので、装置が大型になることなく、装置のコストアップを抑えることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、定着時に昇温した用紙の熱は専用搬送路に移動するとともに、用紙は冷却部材によって冷却されて、画像形成部に搬送されるので、画像形成部に搬送される用紙を十分に冷却することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、用紙からの熱移動により昇温していた専用搬送路は、汎用搬送路が用紙を搬送する期間に、専用搬送路の周囲の温度に近づいて、略常温まで冷却され、この常温状態で、用紙が専用搬送路を搬送されるので、定着時に昇温した用紙の熱は専用搬送路に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。また、汎用搬送路は、給紙部から略常温状態にある用紙が搬送されるために、略常温状態にあり、定着時に昇温した反転用紙が搬送されても、反転した用紙が迅速に冷却される。従って、専用及び汎用搬送路に搬送された用紙は、常に冷却されて、画像形成部に搬送される。
また、請求項6に記載の発明によれば、用紙が第1反転部で反転されるときに、定着時に昇温した用紙の熱は第1反転部に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。また、用紙が第2反転部で反転されるときに、定着時に昇温した用紙の熱は第2反転部に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部に搬送される。従って、用紙が第1及び第2反転部のどちらかに搬送されることにより、画像形成部に搬送される用紙を常に冷却することができ、また、反転部を二つ設けることにより、用紙が重なることがないために用紙を効率よく冷却することができる。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。本発明の実施形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の画像形成装置1の全体構成を示す概略平面図である。画像形成装置1は、直方体状の装置ハウジングを具備し、装置ハウジング内の上部には、画像形成部10が配設される。画像形成部10は、感光体11と、現像器2と、帯電器13と、クリーニング装置14、及び除電器14aを備える。回転自在である感光体11は、感光層を形成する感光材料としては、アモルファスシリコン感光体や有機感光体(OPC感光体)が用いられ、感光体11の周囲に、現像器2と、露光ユニット12と、帯電器13と、クリーニング装置14、及び除電器14aが配置される。現像器2は現像ローラとトナーの収容室等を有する。露光ユニット12は、パーソナルコンピュータ等から画像入力部(図略)に入力された原稿画像データに基づいて、感光体11上にレーザビームを照射する。
転写搬送ベルト17が転写ローラ25及び従動ローラ27に張架されており、転写ローラ25が転写搬送ベルト17を介して感光体11に対向して配設されている。
画像形成開始の操作が行われると、感光体11は図1の時計回りに回転し、帯電器13が感光体11表面を一様に帯電させて、露光ユニット12が画像データに基づき感光体11表面に光を照射し、感光体11表面に静電潜像が形成される。次いで、現像器2の現像ローラに印加された現像バイアスにより、感光体11表面に形成された静電潜像にトナーが付着し、トナー像が形成される。
感光体11表面に形成されたトナー像は、転写バイアス電位(トナーの帯電極性と逆極性)を印加された転写ローラ25により、転写搬送ベルト17を介して搬送挟持される用紙に転写される。
感光体11から用紙に転写されずに残ったトナーがクリーニング装置14によって除去されるとともに、除電器14aが感光体11表面に残った電荷を除電する。
給紙部46は、給紙カセット47、48と、大容量デッキ49、50と、手差しトレイ51等から構成される。給紙カセット47、48が装置ハウジングの底部に上下方向に並べて配設され、用紙Pが各給紙カセット47、48の各載置板47a、48上に載置されている。給紙カセット48の上方には、用紙Pを載置する載置板49a、50aを有する大容量デッキ49、50が左右に並べて設けられる。また、給紙部46は、載置板47a〜50a上の用紙Pを1枚ずつ用紙搬送路に送り出すために、給紙カセット47、48、大容量カセット49、50の各右上部にピックアップローラ47b〜50bを有する。更に、装置ハウジングの右側面には、別途給紙できるように手差しトレイ51が設けられる。そして、手差しトレイ51にも用紙Pを1枚ずつ用紙搬送路に送り出すためのピックアップローラ51bが設けられる。
用紙搬送部41は、画像形成装置1内で用紙Pを搬送するためのもので、給紙搬送路43と、定着搬送路71、及び両面印刷搬送路75を有する。
給紙搬送路43は、給紙部46から転写ローラ25に至る搬送路であり、装置ハウジングの右方で下段の給紙カセット47から上方に延びて形成される。この給紙搬送路43は、給紙カセット47の上方に向けて順に、上段の給紙カセット48の搬送路が合流し、さらに大容量デッキ49の搬送路が合流し、また大容量デッキ49の搬送路が合流している。給紙搬送路43には、搬送ローラ42が複数設けられ、転写ローラ25の手前で用紙Pの搬送タイミングを制御するためのレジストローラ73が配置される。
定着搬送路71は、転写ローラ25から定着部18を経て画像形成済みの用紙Pを排出するための排出ローラ82に至る搬送路であり、装置ハウジングの右方から左方に延びて形成される。
両面印刷搬送路75は、定着部18で定着された後、必要に応じて用紙Pの表裏を反転させて用紙の裏面にも画像を形成するための搬送路であり、定着部18よりも用紙搬送方向下流側における定着搬送路71の途中から分岐して、定着搬送路71の下方で左方から右方に延びて形成され、大容量デッキ49の搬送路43aの上方で給紙搬送路43に合流している。
給紙部46から供給される用紙Pは、給紙搬送路43を上方に向けて搬送され、さらにレジストローラ73によって搬送のタイミングを取って転写ローラ25に搬送され、転写ローラ25によりトナー像を転写される。トナー像を転写された用紙Pは、定着搬送路71上で定着部18に搬送され、定着部18の定着ローラと加圧ローラにより加熱および加圧されると、トナー像を溶融定着する。定着された用紙Pは、排出ローラ82によって排出トレイ81に排出される。
両面印刷する場合には、定着部18で定着された用紙Pは、両面印刷搬送路75に搬送され、用紙Pの表裏が反転されて、再び給紙搬送部43に搬送される。給紙搬送部43に搬送された用紙Pは、画像形成部10でその裏面にトナー像を転写され、定着部18によりトナー像を溶融定着されると、排出トレイ81に排出される。
図2に基づいて、用紙搬送部41を詳しく説明する。図2は、用紙搬送部の要部を示す概略平面図である。尚、用紙P1、P2は用紙の搬送経路順を示している。
両面印刷搬送路75は、定着搬送路71の分岐爪21の部分で分岐する反転搬送路76と、反転搬送路76を経由した用紙Pを引き込ませた後おり返させる反転部77と、反転部77と反転ローラ78を経由し表裏が反転した用紙Pを搬送する両面搬送路85と、両面搬送路85から二方向に分岐する第1搬送路87と第2搬送路88とを備え、第1搬送路87と第2搬送路88がそれぞれ給紙搬送路43に合流している。
反転部77は、定着搬送路71の下方に配設され、第1搬送路87は反転部77の下方に配設され、第2搬送路88は第1搬送路87の下方に配設されている。
分岐爪21は、定着された用紙P1を排出ローラ82側と反転搬送路76側へと搬送方向を切り替えるものであり、支軸を中心に図2の実線位置と一点鎖線位置とに揺動自在である。実線位置では用紙Pが反転搬送路76に搬送され、一点鎖線位置では用紙Pが排出ローラ82に向けて搬送される。通常、分岐爪21は一点鎖線位置にあり、用紙Pの表面を印刷して排出ローラ82に向けて搬送するが、両面印刷モードが選択されると、ソレノイド(図略)等の駆動手段により、分岐爪21は実線位置に作動され、用紙Pの裏面にも印刷するように、反転搬送路76に搬送されうる。
駆動ローラ79は、反転部77の入口に近辺で反転ローラ78の用紙搬方向上流に配設され、反転搬送路76を経由した用紙Pを反転部77の所定位置(用紙P2の位置)まで搬送し、用紙Pが所定位置(P2)にあると、逆回転して、用紙P2を反転ローラ78に向けて搬送することによって、用紙Pの表裏を反転させる。用紙Pの反転した状態で、駆動ローラ79とともに反転ローラ78が回転すると、反転ローラ78に巻き付いた用紙Pが両面搬送路85に搬送される。
案内部材86は、両面搬送路85が第1搬送路87と第2搬送路88に分岐する部分に配設され、用紙Pを第1搬送路87側と第2搬送路88側へと搬送方向を切り替えるものであり、支軸を中心に図2の実線位置と破線位置とに揺動自在である。案内部材86が実線位置にあるときには、用紙Pが第1搬送路87に搬送され、案内部材86が破線位置にあるときには、用紙Pが第2搬送路88に搬送される。通常、案内部材86は実線位置にあり、用紙Pを第1搬送路87に搬送するが、用紙Pが第1搬送路87を1回通過すると、ソレノイド(図略)等の駆動手段により、案内部材86は破線位置に作動され、用紙Pを第2搬送路88に搬送し、さらに次の用紙Pも第2搬送路88に搬送する。用紙Pが第2搬送路88を2回搬送されると、案内部材86は実線位置に作動される。このように、ソレノイド(図略)等の駆動手段が、用紙Pが第1搬送路87を1回通過すると、用紙Pが第2搬送路88を2回通過するように制御される。
第1搬送路87には、その搬送路の下方から用紙Pに対して冷却風を吹き付けるための送風ファン91が配設されている。第1搬送路87を経由した用紙Pは、給紙搬送路43に搬送され、用紙Pの裏面に画像を形成することが可能となる。尚、送風ファン91は、装置長手方向(図2の紙面側)から冷却風を吹き付けるようにしてもよい。
第2搬送路88は大容量デッキ49から用紙Pを供給する搬送路43aに途中から合流して、第2搬送路88を経由した用紙Pは、給紙搬送路43に搬送され、用紙Pの裏面に画像を形成することが可能となる。
図1、図2に基づいて、用紙Pの搬送動作を説明する。片面印刷モードが操作パネル(図略)上で選択された場合、用紙Pは給紙部46から供給され給紙搬送路43を搬送される。搬送された用紙Pは、画像形成部10によって感光体11表面のトナー像を転写され、定着部18によってトナー像が溶融定着されると、排出ローラ82により排紙トレイ81上に排出される。
両面印刷モードが操作パネル(図略)上で選択された場合、分岐爪21が図2の実線位置に切り替えられ、案内部材86が図2の実線位置を保持し、送風ファン91が駆動する。表面にトナー像を定着された用紙Pは、分岐爪21によって反転搬送路76に搬送されて、反転部77に一旦引き込まれた後、駆動ローラ79の逆回転により反転ローラ78に搬送されることで、表裏が反転した状態で両面搬送路85に搬送される。案内部材86が図2の実線位置に保持されているので、反転された用紙Pは、第1搬送路87に案内され、第1搬送路87上で送風ファン91から冷却風を吹き付けられて、定着時の昇温により蓄積した熱を発散し、また、常温状態にある第1搬送路87に、蓄積した熱を移動させる。この第1搬送路87で冷却された用紙Pは、再度給紙搬送路43に搬送され、画像形成部10によって、その裏面にトナー像を転写され、定着部18によってトナー像が溶融定着されると、排出ローラ82により排紙トレイ81上に排出される。
次に、両面印刷モードにおいて、連続して両面印刷を行う場合について説明する。操作パネル(図略)上で、両面印刷モードが選択され、複数枚の印刷部数が設定されると、分岐爪21が図2の実線位置に切り替えられ、案内部材86が図2の実線位置を保持し、送風ファン91が駆動する。
1回目の両面印刷では、表面にトナー像を定着された用紙Pは、分岐爪21によって反転搬送路76に搬送されて、反転部77に一旦引き込まれた後、駆動ローラ79の逆回転により反転ローラ78に搬送されることで、表裏が反転した状態で両面搬送路85に搬送される。案内部材86が図2の実線位置に保持されているので、反転された用紙Pは、第1搬送路87に案内され、第1搬送路87上で送風ファン91から冷却風を吹き付けられて、定着時の昇温により蓄積した熱を発散し、また、常温状態にある第1搬送路87に蓄積した熱を移動させる。この第1搬送路87で冷却された用紙Pは、給紙搬送路43に再度搬送され、画像形成部10によって、その裏面にトナー像を転写され、定着部18によってトナー像が溶融定着されると、排出ローラ82により排紙トレイ81上に排出される。
2回目の両面印刷では、案内部材86が図2の破線位置に切り替えられる。そして、表面にトナー像を定着された用紙Pは、反転搬送路76に搬送されて、反転部77に一旦引き込まれた後、駆動ローラ79の逆回転により反転ローラ78に搬送され、表裏が反転した状態で両面搬送路85に搬送される。案内部材86が図2の破線位置に切り替えられているので、反転された用紙Pは、第2搬送路88に案内され、定着時の昇温により蓄積した熱を、常温状態にある第2搬送路88に移動させる。この第2搬送路88で冷却された用紙Pは、給紙搬送路43に再度搬送され、画像形成部10によって、その裏面に画像を形成して、定着後に排出ローラ82により排紙トレイ81上に排出される。
3回目の両面印刷では、案内部材86が図2の破線位置を保持している。そして、表面にトナー像を定着された用紙Pは、2回目の裏面印刷と同様に、反転搬送路76、反転部77、両面搬送路85、及び第2搬送路88に搬送される。尚、第2搬送路88は、大容量デッキ49から用紙Pを供給する搬送路43aと兼用しているので、常温状態にある用紙Pにより迅速に冷却されている。従って、第2搬送路88では、定着時の昇温により蓄積した熱を、常温状態にある第2搬送路88に移動させる。この第2搬送路88で冷却された用紙Pは、給紙搬送路43に再度搬送され、画像形成部10によって、その裏面に画像を形成して、定着後に排出ローラ82により排紙トレイ81上に排出される。一方、1回目の用紙搬送時に用紙Pからの熱移動により昇温していた第1搬送路87は、この2回目、3回目の両面印刷の期間に、第1搬送路87の周囲の温度に近づいて、略常温状態まで冷却され、4回目の両面印刷においては、用紙Pを冷却することが可能になっている。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態である画像形成装置の用紙搬送部の要部を示す概略平面図である。第1実施形態と異なる、第1搬送路及び第2搬送路について説明し、以降、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
第1搬送路94と第2搬送路95は、反転された用紙Pを専ら搬送する専用搬送路であり、両面搬送路85から二方向に分岐しそれぞれ給紙搬送路43に合流している。
第1搬送路94と、その下方の第2搬送路95と間には、用紙Pに対して冷却風を吹き付けるための送風ファン96が配設されている。送風ファン96は、正逆回転可能であり、第1搬送路94に用紙Pが搬送されているときには、上方に冷却風を吹き付けて、一方、第2搬送路95に用紙Pが搬送されているときには、逆回転して、下方に冷却風を吹き付ける。
連続して両面印刷が行われる場合には、用紙Pを1枚印刷する度に、案内部材86が図3の実線位置と破線位置に交互に切り替わり、また送風ファン96が案内部材86に連動して、正逆回転を切り替える。
1回目の両面印刷では、案内部材86が図3の実線位置に切り替えられ、送風ファン96が第1搬送路94に向けて冷却風を吹き付けている。そして、反転された用紙Pは、両面搬送路85に搬送され、案内部材86によって第1搬送路94に案内され、第1搬送路94上で送風ファン96から冷却風を吹き付けられて、定着時の昇温により蓄積した熱を発散し、また、常温状態にある第1搬送路94に蓄積した熱を移動させる。冷却された用紙Pは、再度給紙搬送路43に搬送され、画像形成部10によって、その裏面に画像を形成して、定着後に排出ローラ82により排紙トレイ81上に排出される。
2回目の両面印刷では、案内部材86が図3の破線位置に切り替えられ、送風ファン96が第2搬送路95に向けて冷却風を吹き付けている。そして、反転された用紙Pは、両面搬送路85に搬送され、案内部材86によって第2搬送路95に案内され、第2搬送路95上で送風ファン96から冷却風を吹き付けられて、定着時の昇温により蓄積した熱を発散し、また、常温状態に戻っている第2搬送路95に蓄積した熱を移動させる。冷却された用紙Pは、再度給紙搬送路43に搬送され、画像形成部10によって、その裏面に画像を形成され、定着後に排出ローラ82により排紙トレイ81上に排出される。
(第3実施形態)
図4は、本発明の第3実施形態である画像形成装置を示す概略平面図である。第3実施形態は、反転部を2箇所に設けて、それらの反転部を第1搬送路及び第2搬送路としている。
図4に示すように、分岐爪21直近の用紙搬送方向下流側にさらに分岐爪101が配されて、分岐爪101の部分で装置の略水平方向に配された第1搬送路としての第1反転搬送路111及び第1搬送路としての第1反転部112と、装置の上下方向に配された第2反転搬送路121及び第2搬送路としての第1反転部122とに分岐される。
分岐爪101が図4の破線位置にあるときには、用紙Pが第1反転搬送路111を通って第1反転部112に搬送され、第1反転部112では、用紙Pを引き込ませた後おり返させる。このときに、第1反転部112の上方に設けた送風ファン113が駆動して、用紙Pは、第1反転部112で送風ファン113から冷却風を吹き付けられて、定着時の昇温により蓄積した熱を発散し、また常温状態にある第1反転部112に、蓄積した熱を移動させる。第1反転部112からおり返した用紙Pは、反転ローラ78を経由し表裏を反転させて両面搬送路85に搬送される。分岐爪101が図4の実線位置にあるときには、用紙Pが第2反転搬送路121を通って第2反転部122に搬送され、第2反転部122では、用紙Pを引き込ませた後おり返させる。このときに、第2反転部122の左方に設けた送風ファン123が駆動して、用紙Pは、第2反転部122で送風ファン123から冷却風を吹き付けられて、定着時の昇温により蓄積した熱を発散し、また常温状態にある第2反転部122に、蓄積した熱を移動させる。第2反転部122からおり返した用紙Pは、反転ローラ78を経由し表裏を反転させて両面搬送路85に搬送される。
第1反転部112または第2反転部122で冷却された用紙Pは、両面搬送路85を経由して再度給紙搬送路43に搬送され、画像形成部10によって、その裏面にトナー像を転写され、定着部18によってトナー像が溶融定着されると、排出ローラ82により排紙トレイ81上に排出される。尚、両面搬送路85は、反転された用紙を専ら搬送する専用搬送路と、反転された用紙と給紙部から搬送される用紙も搬送する汎用搬送路との二つの搬送路を備える構成にしてもよい。この構成では、さらに冷却効果を高めることができる。
上記第1及び第2実施形態によれば、画像形成装置1は、搬送された用紙P上に画像を形成する画像形成部10と、用紙P上に形成された画像を加熱溶融する定着部18と、この定着部18で画像が定着された用紙Pを表裏反転して搬送する反転搬送路76、反転部77、駆動ローラ79及び反転ローラ78(反転搬送部)とを備え、この反転搬送部で反転された用紙Pを画像形成部10に切り替え可能に搬送する第1搬送路87(94)と第2搬送路88(95)とを備える。
この構成によると、繰り返して両面印刷が行われるときに、画像形成部10で形成された画像を表面に定着した用紙Pは、反転搬送部で表裏が反転された後、第1搬送路87(94)を経由して画像形成部10に搬送される場合と、第2搬送路88(95)を経由して画像形成部10に搬送される場合がある。用紙Pを搬送していないときには、第1及び第2搬送路87、88(94、95)は各搬送路の周囲の温度に近づき略常温状態に冷却される。用紙Pが第1搬送路87(94)を搬送されるときには、用紙表面の定着時に昇温した用紙Pの熱は略常温状態にある第1搬送路87(94)に移動して、昇温を抑えた用紙Pが画像形成部10に搬送され、また、用紙Pが第2搬送路88(95)を搬送されるときには、定着時に昇温した用紙Pの熱は略常温状態にある第2搬送路88(95)に移動して、昇温を抑えた用紙が画像形成部10に搬送される。従って、第1及び第2搬送路87、88(94、95)を設けるという簡単な構成により、定着時に昇温した用紙Pの熱を移動させる部材の表面積が大きくなり、画像形成部10に搬送される用紙Pを十分に冷却することができ、現像器およびトナー昇温による画像不良、動作不良を防止することができる。
また、上記第1及び第2実施形態によると、第1または第2搬送路87、88(94、95)に搬送路を冷却する送風ファン91(96)を備えることによって、定着時に昇温した用紙Pの熱は第1または第2搬送路87、88(94、95)に移動するとともに、用紙Pは送風ファン91(96)によって冷却されて、画像形成部10に搬送されるので、画像形成部10に搬送される用紙Pを十分に冷却することができる。
また、上記第1実施形態によると、第1搬送路87は、専ら反転された用紙Pを搬送する専用搬送路であり、第2搬送路88は、大容量デッキ49から画像形成部10に用紙Pを搬送する兼用搬送路である。このことによって、用紙Pが第1搬送路87を搬送されるときに、定着時に昇温した用紙Pの熱は第1搬送路87に移動し、昇温を抑えた用紙Pが画像形成部10に搬送される。また、第2搬送路88は、大容量デッキ49からの用紙Pが搬送されるとともに、反転した用紙Pを搬送させる。反転した用紙Pを搬送させるときには、定着時に昇温した用紙Pの熱は第2搬送路88に移動し、昇温を抑えた用紙Pが画像形成部10に搬送される。従って、用紙Pが第1及び第2搬送路87、88のどちらかに搬送されることにより、画像形成部10に搬送される用紙Pを常に冷却することができ、また、大容量デッキ49から画像形成部10に至る搬送路を両面搬送路にも用いるので、装置が大型になることなく、装置のコストアップを抑えることができる。
また、上記第1実施形態によると、大容量デッキ49の用紙搬送路と兼用される第2搬送路88は、反転された用紙Pを搬送する回数が第1搬送路87より多くなるように制御される。このことによって、定着時に昇温した用紙Pからの熱移動により昇温していた第1搬送路87は、第2搬送路88が用紙Pを搬送する期間に、第1搬送路87の周囲の温度に近づいて、略常温まで冷却され、この常温状態で、用紙Pが第1搬送路87を搬送されるので、定着時に昇温した用紙Pの熱は第1搬送路87に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部10に搬送される。また、第2搬送路88は、大容量デッキ49から常温状態にある用紙Pが搬送されるために、略常温状態にあり、定着時に昇温した反転用紙Pが搬送されても、反転用紙Pを迅速に冷却される。従って、第1及び第2搬送路87、88に搬送された用紙Pは、常に冷却されて、画像形成部10に搬送される。
また、上記第2実施形態によると、反転された用紙Pが交互に搬送されるように、第1及び第2搬送路94、95との搬送路が切り替え制御される。このことによって、用紙Pが第1搬送路94を搬送されるときに、定着時に昇温した用紙Pの熱は略常温状態にある第1搬送路94に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部10に搬送される。次の両面印刷では、用紙Pが第2搬送路95を搬送されるときに、定着時に昇温した用紙の熱は第2搬送路95に移動し、昇温を抑えた用紙が画像形成部10に搬送されるとともに、用紙搬送時に用紙Pからの熱により昇温していた第1搬送路94は、第1搬送路94の周囲の温度に近づき略常温状態に冷却される。従って、用紙Pが第1及び第2搬送路94、95を交互に搬送されることにより、画像形成部10に搬送される用紙Pを常に冷却することができる。
また、上記第3実施形態によれば、反転した用紙Pを冷却する第1及び第2搬送路は用紙Pを反転する第1及び第2反転部112、122である。
尚、上記第1実施形態では、第2搬送路88が大容量デッキ49の搬送路に兼用される構成を示したが、本発明はこれに限らず、給紙部46の給紙デッキ、給紙カセットの配置構成に応じて、大容量デッキ50、または給紙カセット47、48の搬送路に兼用される構成にしてもよい。
本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる画像形成装置に利用することができ、特に、熱により画像が定着された用紙の表裏を反転して画像形成部に再給紙可能な画像形成装置に利用することができる。
は、本発明の第1実施形態である画像形成装置を示す概略平面図である。 は、本発明の第1実施形態である画像形成装置の用紙搬送部の要部を示す概略平面図である。 は、本発明の第2実施形態である画像形成装置の用紙搬送部の要部を示す概略平面図である。 は、本発明の第3実施形態である画像形成装置を示す概略平面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 現像器
10 画像形成部
11 感光体
17 転写搬送ベルト
18 定着部
21、101 分岐爪
25 転写ローラ
41 用紙搬送部
43 給紙搬送路
46 給紙部
47、48 給紙カセット
49、50 大容量デッキ
71 定着搬送路
75 両面印刷搬送路
76 反転搬送路(反転搬送部)
77 反転部(反転搬送部)
78 反転ローラ(反転搬送部)
79 駆動ローラ(反転搬送部)
85 両面搬送路
86 案内部材
87、94 第1搬送路
88、95 第2搬送路
91、96、113、123 送風ファン
112 第1反転部(第1搬送路)
122 第2反転部(第2搬送路)
P 用紙

Claims (6)

  1. 搬送された用紙上に画像を形成する画像形成部と、用紙上に形成された画像を加熱溶融する定着部と、前記定着部で画像が定着された用紙を表裏反転して搬送する反転搬送部とを備える画像形成装置において、
    前記反転搬送部で反転された定着部を通過した用紙を前記画像形成部に切り替え可能に搬送する第1搬送路と第2搬送路とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 反転された定着部を通過した用紙が交互に搬送されるように、前記第1及び第2搬送路との搬送路が切り替え制御されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1搬送路は、専ら反転された用紙を搬送する専用搬送路であり、前記第2搬送路は、用紙を載置する給紙部から前記画像形成部に用紙を搬送する兼用搬送路であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記専用搬送路に搬送路を冷却する冷却部材を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記兼用搬送路は、反転された用紙を搬送する回数が前記専用搬送路より多くなるように制御されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1及び第2搬送路は用紙を反転する第1及び第2反転部であることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
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