JP2005148479A - 画像形成後処理装置及び該画像形成後処理装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源投入時から後処理可能な状態に至るまでの動作時間及び動作電力の低減化を図ると共に当該動作時間内に生じる動作音の低減化を図る。
【解決手段】画像形成を行う画像形成装置10とこの画像形成装置10から搬送された画像形成後の印刷シートに対する後処理を行う画像形成後処理装置90とを備える。画像形成後処理装置90は電源投入後には後処理部90aに対する全イニシャル処理を一括して行わず、端部ステイプル機能、折り・中央ステイプル機能の何れかの機能が選択入力された場合に当該選択入力された機能に応じたイニシャル処理をその都度個別に実行する。メンテナンス扉が開閉された際又は画像形成装置10との間の機械的な連結が解除された際にも、後処理部90aに対する全イニシャル処理を一括して行わず後処理中にJAM状態が発生した場合に限り、現在の後処理機能に応じたイニシャル処理のみを行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置から搬送された紙等の印刷用記録媒体に対し、ステイプル(staple;書類綴じ)等の後処理を行うための画像形成後処理装置及び該画像形成後処理装置の制御方法に関する。
従来、紙やOHP(Over Head Projector)シート等の印刷用記録媒体(以下、印刷シートという。)に対し、画像形成を行うプリンタや複写機等の画像形成システムが種々開発されている。このような画像形成システムは、画像形成を行う画像形成装置と、画像形成装置から搬送される印刷シートに対して画像形成後処理(以下、単に後処理という。)を行うための画像形成後処理装置とを備える(例えば、特許文献1、2を参照。)。ここで、上記後処理を行う機能としては、送出機能、端部ステイプル機能、折り・中央ステイプル機能等がある。送出機能は、画像形成装置から搬送された印刷シートを処理せずに排紙トレイに直接排出する後処理機能であり、端部ステイプル機能は、印刷物を端部でステイプルする後処理機能であり、折り・中央ステイプル機能は、印刷物を中央でステイプルし、更に当該印刷物の中央折りを行う後処理機能である。
上記従来の画像形成後処理装置は、例えば特許文献2に開示されているように、電源が投入された後等には、後処理を行うステイプラ等の各部を、各所定の待機位置まで自動的に移動して後処理開始の準備(後処理が実行可能な状態に至るまでの動作であり、以下、イニシャル(initial)処理という。)を行い、その後、当該各待機位置から各後処理動作を開始する。
特開平11―139677号公報 特公平4−56985号公報
しかし、上記従来の技術には、以下のような問題点がある。
すなわち、電源投入時には、上記した各後処理動作に応じたイニシャル処理が一括して行われるため、例えば、送出機能による後処理だけが行われるような場合であっても、電源投入時には、必要のない後処理(すなわち、折り・中央ステイプル機能及び端部ステイプル機能の各機能による後処理。)に応じたイニシャル処理が行われるため、当該電源投入時に行われるイニシャル処理に要する動作時間や動作電力の浪費を招くこととなる。更に、当該一括して行われるイニシャル処理の際に生じる動作音はユーザに不快感を与える場合がある。
本発明の課題は、画像形成装置から搬送された紙等の印刷用の記録媒体に対して後処理を行うための画像形成後処理装置及び該画像形成後処理装置の制御方法において、電源投入時から後処理可能な状態に至るまでの動作時間及び動作電力の低減化を図ると共に、当該動作時間内に生じる動作音の低減化を図ることである。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
画像形成装置から搬送される印刷用の記録媒体に対して、複数の後処理動作を行う画像形成後処理装置において、
電源投入時には前記複数の後処理動作を各々開始するための各イニシャル処理を一括して行わず、電源投入後に前記複数の後処理動作のうちの何れか一が選択入力された場合に、当該選択入力された後処理動作に応じたイニシャル処理を行うよう制御する後処理装置制御部を備えたことを特徴とする。
更に、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の発明において、
前記後処理装置制御部は、前記複数の後処理動作のうちの何れか一が実行中に紙詰まりが発生した場合、自装置のメンテナンス用の扉が開閉される、及び/又は前記画像形成装置との間の機械的な連結が解除されると、当該実行中の後処理動作に応じたイニシャル処理を行うよう制御するのが好ましい。
また、上記課題を解決するため、請求項3に記載の発明は、
画像形成装置から搬送される印刷用の記録媒体に対して、複数の後処理動作を行う画像形成後処理装置の制御方法において、
電源投入時には前記複数の後処理動作を各々開始するための各イニシャル処理を一括して行わず、電源投入後に前記複数の後処理動作のうちの何れか一が選択入力された場合に、当該選択入力された後処理動作に応じたイニシャル処理を行うよう制御する制御ステップを含む。
更に、請求項4に記載の発明のように、請求項3に記載の発明において、
前記制御ステップでは、前記複数の後処理動作のうちの何れか一が実行中に紙詰まりが発生した場合、前記画像形成後処理装置のメンテナンス用扉が開閉される、及び/又は前記画像形成装置と前記画像形成後処理装置との間の機械的な連結が解除されると、当該実行中の後処理動作に応じたイニシャル処理を行うよう制御するのが好ましい。
本発明によれば、電源投入後、どのような後処理が選択入力されたかによらず行われていた不必要な一括イニシャル処理が回避可能となり、選択入力された後処理に応じたイニシャル処理のみがその都度個別に行われるため、動作時間、動作電力及び動作音の低減化が図られる。例えば、何れか一の後処理のみが選択入力された場合に、当該選択入力された後処理以外の不必要な後処理に応じたイニシャル処理が実行されないので、動作時間、動作電力及び動作音の低減化が図られることとなる。
更に、メンテナンス扉が開閉された際又は画像形成装置との間の機械的な連結が解除された際に行われていた一括イニシャル処理が回避可能となり、後処理中に紙詰まり状態が発生し、当該紙詰まり状態発生後にメンテナンス扉が開閉された及び/又は前記画像形成装置との間の機械的な連結が解除された場合に、現在実行中の後処理に応じたイニシャル処理のみが行われるため、動作時間、動作電力及び動作音の低減化が図られる。
更に、電源投入時には、画像形成装置が具備する定着装置等を実行可能な温度に至るまで加熱するための十分な加熱用電力が必要であるが、上記動作電力の低減化によって削減された電力が、この加熱用電力として利用可能になる。このため、定着装置等に対する加熱時間が短縮化可能となる。
すなわち、電源投入時から後処理が実行可能な状態に至るまでの動作時間、動作電力及び動作音の低減化が図られる。
以下、図面を参照して本発明を適用した一実施の形態について詳細に説明する。
まず、図1を参照して、画像形成システム1の構成について説明する。図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置10と、当該画像形成装置10の後段に接続された画像形成後処理装置90とを備える。ここで、画像形成装置10と画像形成後処理装置90とは、データの送受信が可能に通信接続されていると共に、機械的に互いが連結された状態で用いられる。なお、画像形成装置10と画像形成後処理装置90との間の機械的な連結は、操作者により解除/設定が自在に行える。
画像形成装置10は、原稿から画像を読み取り、当該読み取った画像を紙等の印刷シートに画像形成するコピー機能や、パーソナルコンピュータ等から印刷データを受信し、当該印刷データが表す画像を印刷シート上に形成して出力するプリンタ機能等を備えたデジタル複合機であり、自動原稿送り装置20、読取部30、プリンタ部40を備える。
自動原稿送り装置20は、ADF(Auto Document Feeder)と称するものであり、原稿載置トレイ21に積載される原稿2を読取部30の読取個所に一枚ずつ搬送する。また、自動原稿送り装置20は、原稿2が両面原稿の場合、原稿2の片面読み取り後に原稿2の表裏を反転して再び読取部30へ原稿2を搬送する。自動原稿送り装置20は、原稿載置トレイ21に積載される原稿2を最上部から順に搬送する第一給紙ローラ22と、原稿2の読取個所であるコンタクトガラス31に原稿2を密着させながら通過させるための密着ローラ23と、第一給紙ローラ22により搬送された原稿2を密着ローラ23に沿って案内する案内ローラ24とを備える。自動原稿送り装置20は、コンタクトガラス31を通過した原稿2の搬送方向を切り替える切替爪25と、原稿2の表裏を反転させるための反転ローラ26と、読み取りが完了した原稿2が排出される排紙トレイ27とを備える。
読取部30は、自動原稿送り装置20により搬送された原稿2から画像を読み取り、当該画像を表す画像データを、主制御部100側に出力する。読取部30は、光源33及びミラー34を備えた露光走査部35と、原稿2からの反射光を受光しその光強度に応じた電気信号を出力するラインイメージセンサ36と、原稿2からの反射光をラインイメージセンサ36へ集光する集光レンズ37と、露光走査部35のミラー34からの反射光をラインイメージセンサ36へ導くための光学経路を形成する各種ミラー38とを備える。
自動原稿送り装置20により搬送された原稿2が読み取られる場合、露光走査部35がコンタクトガラス31の下方の読取個所へ移動して停止し、その上を密着ローラ23により搬送される原稿2の画像が読み取られる。プラテンガラス32上に載置された原稿2が読み取られる場合には、プラテンガラス32の下面に沿って左から右へと露光走査部35が移動して静止状態の原稿2が読み取られる。
プリンタ部40は、画像データにより表される画像を電子写真プロセスにより印刷シート上に形成する。プリンタ部40は、画像データに応じてON/OFFするレーザ光を出力するレーザーユニット42を備える。また、プリンタ部40は、表面に静電潜像が形成される感光体43と、その周囲に配置された帯電装置44と、現像装置45と、転写装置46と、分離装置47と、クリーニング装置48とを備える。
感光体43は、円筒形状を有すると共に、図示しない駆動部により一定方向(図中符号Aに示す方向)に回転される。帯電装置44は、コロナ放電により感光体43を一様に帯電させる。このように一様に帯電された感光体43の表面が、画像データに応じてON/OFFするレーザー光で走査されることにより、感光体43の表面に静電潜像が形成される。
現像装置45は、感光体43の表面に形成された静電潜像をトナー像として顕在化する。
転写装置46は、電界を与えることで感光体43表面のトナー像を印刷シートに静電的に転写し、分離装置47は、除電により感光体43から印刷シートを分離する。
クリーニング装置48は、転写後に感光体43上に残ったトナーをブレード等で擦って除去し回収する。当該回収されたトナーは図示しない搬送路を通じて現像装置45に戻される。定着装置49は、印刷シート上のトナー像を加圧加熱して印刷シートに固着させる。
給紙部60は、複数の給紙カセット61を備える。これらの中には、通常、サイズや紙種等、異なる印刷シートが収容される。第二給紙ローラ62は、給紙カセット61に収容された印刷シートを最上部から一枚ずつ搬送部70に向けて搬送する。
搬送部70は、給紙カセット61から搬送された印刷シートを感光体43と転写装置46との間の転写個所を通過させ、更にその下流の定着装置49を経て機外(後続の画像形成後処理装置90)に排出する通常搬送路70aと、定着装置49を通った印刷シートの表裏を反転させた後、転写個所の上流で再び通常搬送路70aに合流させる反転搬送路70bとから構成される。
最初に通常搬送路70aを通る際に印刷シートの表面に画像が形成され、反転搬送路70bを通過した後再び通常搬送路70aを通る際に印刷シートの裏面に画像が形成されるようになっている。
定着装置49の後方(下流)には、印刷シートの搬送路を切り替える搬送路切替爪75が配置されている。搬送路切替爪75を図中点線で示す水平位置にすると、排紙方法がストレート排紙となり、定着後の印刷シートは搬送路Cを直進して画像形成後処理装置90へ排出される。搬送路切替爪75を図中実線で示す傾斜位置にすると、印刷シートは搬送路Dにより搬送される。
搬送路Dにより搬送された印刷シートは、両面印刷時における表面への画像形成後には、そのまま反転搬送路70bへ搬送されて裏面に対する画像形成が行われる。片面印刷時等、画像形成後の印刷シートの表裏を反転して排出する場合は、搬送路Dにより搬送された印刷シートの後端が、分岐点に配置された反転ローラ76に到達すると、当該反転ローラ76が逆転駆動される。これにより、印刷シートは、搬送路Fにより搬送され、表裏が反転されたフェースダウンの状態で画像形成後処理装置90に排出される。
画像形成後処理装置90は、画像形成装置10により搬送路C、Fを介して搬送された複数の印刷シートの間や、その前後に、表紙や章区切りのための途中挿入紙等の挿入シート4を搬送路R1を介して取り込んで付加する。また、画像形成装置10により出力される印刷シートや、これに挿入シート4を付加した印刷物をステイプルで綴じたり中央折りしたりする後処理を行う後処理部90aを備える。
後処理部90aは、印刷シートや挿入シート4を、搬送された順に堆積させ、必要枚数が揃った時点で入力される指示に応じて綴じや中央折り等の後処理を施し、当該後処理後の印刷物を搬送路R3、R5又はR6を経て、それぞれ排紙トレイT1、T2、T3に排出する。
後処理部90aは、送出機能、折り・中央ステイプル機能、端部ステイプル機能等による後処理を行うものとするが、他の機能を当該後処理に含めるようにしてもよい。
次に、図2を参照して、後処理部90aにおける印刷物の搬送に係る構成について説明する。
図2に示すように、画像形成装置10からの搬送路C、Fと、搬送路R1とは合流部M1で合流し、単一の搬送路R2として搬送路切替部M2に続いている。
後処理部90aは、画像形成装置10の操作表示部220を介して選択入力された、送出機能、端部ステイプル機能、折り・中央ステイプル機能のうちの何れかの機能に応じて、印刷物の搬送路を選択するよう後処理装置制御部900〈図2を参照。)により制御される。
搬送路切替部M2では、図示しない搬送路切替機構により、搬送路R2が、搬送路R3、搬送路R4に切り替えられる。すなわち、搬送路切替部M2では、送出機能が選択入力された場合には搬送路R3に切り替えられ、端部ステイプル機能又は折り・中央ステイプル機能が選択入力された場合には搬送路R4に切り替えられる。この搬送路R4はステイプル部92に続いている。送出機能が選択入力された場合には、原稿は搬送路R3を経て排紙トレイT1に排出される。
搬送路R4を経て搬送された印刷物は、ストッパ93により進行を止められてストックされる。ストッパ93は、折り・中央ステイプル位置規制部93aにより図中符号Jに示す方向に移動可能となっている。
ここで、折り・中央ステイプル位置規制部93aは、折り・中央ステイプル機構に係る各構成部(例えば、ストッパ93をJ方向に駆動するためのモータや、折り部94において印刷物を中央で折るための装置等。)を駆動する。
ストッパ93によりストックされた印刷物は、端部ステイプル機能が選択入力された場合には、ステイプル部92により下記のようにして端部ステイプルされ、折り・中央ステイプル機能が選択入力された場合には、ステイプル部92により下記のようにして中央ステイプルされる。
すなわち、端部ステイプル機能が選択入力された場合には、ストッパ93によりストックされた印刷物は、所定枚数分に達すると当該印刷物の上下及び/又は左右の各端が整合部材911により整えられ、ステイプラ92a、クリンチャ92bにより当該印刷物の端部がステイプルされる。
この場合、ストッパ93の位置は、当該印刷物の端部がステイプルされ得る位置に設定されている。この端部ステイプルされた原稿は、搬送路R5を経て排紙トレイT2に排出される。
また、折り・中央ステイプルが選択入力された場合には、ストッパ93は、中央ステイプルを行うための位置(すなわち、原稿中央がステイプルされ得る位置。)までJ方向に下降し、その後、ストッパ93によりストックされた印刷物が所定枚数分に達すると、当該印刷物の上下及び/又は左右の各端が整合部材911により整えられ、ステイプラ92a、クリンチャ92bにより当該印刷物の中央部の例えば2箇所がステイプルされる。この場合、ステイプラ92aは、ステイプラ駆動部92cによって駆動され、当該二つのステイプル箇所の間を移動する。
中央ステイプルの後、ストッパ93は、折り部94によって印刷物の中央折りが可能な位置まで、J方向に更に下降して停止し、その位置において、当該ストッパ93によりストックされた印刷物の上下及び/又は左右の各端が整合部材912により整えられ、折り部94によって中央折りされる。この中央折りされた印刷物は、搬送路R6を経て排紙トレイT3に排出される。
また、整合部材911、912と、ステイプラ92aと、中央ステイプル機構に係る各構成部とは、それぞれ、所定の待機位置から動作を開始する。従って、これら整合部材911、912と、ステイプラ92aと、折り・中央ステイプル機構に係る各構成部とは、起動前には、当該待機位置に各々移動が完了していなければならない。
整合部材911、整合部材912と、ステイプラ92aと、折り・中央ステイプル機構に係る各部とが各待機位置に移動したか否かは、それぞれ、整合部材待機センサ911a、912aと、ステイプラ退避センサ92dと、折り・中央ステイプラ93b位置規制センサ93bとにより検出される。当該検出結果は、後処理装置制御部900に送信される。
次に、図3を参照して、画像形成システム1の回路構成を説明する。
まず、画像形成装置10の回路構成について説明する。
読取部30は、ラインイメージセンサ36、スキャナ制御部210を備える。ラインイメージセンサ36は、CCD(Charge Coupled Devices)等によって成り、プラテンガラス32に載置された原稿2から光電変換によって画像を読み取り、主制御部100の読み取り処理部101に出力する。スキャナ制御部210は、光源33の点灯制御や露光走査部35の移動制御等を行う。
操作表示部220は、液晶ディスプレイ等から成る表示部221と、そのディスプレイ上に敷設されたタッチスイッチ及びその他のスイッチ等から成る操作部222と、表示部221及び操作部222の動作を制御する操作制御部223とを備え、各種操作入力を行ったり、各種情報を表示したりする。
プリンタ部40は、レーザーユニット42と、プリンタ制御部230とを備える。プリンタ制御部230は、ポリゴンミラーの回転を制御する他、帯電装置44、転写装置46、分離装置47への電圧印加、感光体43の回転、現像装置45、クリーニング装置48、定着装置49、給紙部60、搬送部70等の動作を統括的に制御する。
上記スキャナ制御部210、操作制御部223、プリンタ制御部230は、それぞれ図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、当該ROMに格納されたプログラムを実行することにより各種制御を行う。
主制御部100は、読み取り処理部101、DRAM制御部102、圧縮部103、伸張部104、画像メモリ105、書き込み処理部106、不揮発メモリ107、画像制御部110を備える。
読み取り処理部101は、読取部30により出力される画像データに対してA/D(Analog/DIgital)変換処理、拡大処理、鏡像処理、誤差拡散による2値化処理等を施す。
圧縮部103は、当該2値化された画像データを圧縮し、伸張部104は、当該圧縮された画像データを元のイメージデータに伸張する。
画像メモリ105は、上記圧縮された画像データを蓄積する圧縮メモリ105aを備える。
書き込み処理部106は、画像メモリ105から読み出されて伸張された画像データを、プリンタ部40の動作に応じたタイミングでレーザーユニット42へ出力する。
DRAM制御部102は、ダイナミックRAMからなる画像メモリ105へのリード・ライト及びリフレッシュのタイミング制御や、画像データを圧縮して画像メモリ105に格納したり画像メモリ105から圧縮データを読み出して伸張したりする際のタイミング制御等を行う。
画像制御部110は、CPUやROM、RAM等を備え、当該CPUが当該ROMに格納されたプログラムを実行することにより、画像形成装置10の動作全体を統括的に制御し、画像データの流れを管理したり、ジョブの予約登録や実行を管理したりする。
画像制御部110は、自装置電源のON/OFFを検出し、当該検出結果を後処理装置制御部900に通知する。また、操作表示部220を介して選択入力された機能(送出機能、端部ステイプル機能、折り・中央ステイプル機能の何れか。)を後処理装置制御部900に通知する。
不揮発メモリ107は、電源OFF後もユーザデータやシステムデータ等を記憶する。
次に、後処理部90aの回路構成について説明する。
後処理部90aは、後処理装置制御部900、整合部材待機センサ911a、912a、整合部材駆動部911b、912b、ステイプラ駆動部92c、ステイプラ待機センサ92d、折り・中央ステイプル位置規制部93a、折り・中央ステイプラ位置規制センサ93b、JAM状態検出部95a、扉開閉検出部95b、接続状態検出部95c、搬送路切替部M2等を備える。
後処理装置制御部900は、CPU、ROM、RAM等を備え、プログラムを実行することにより画像形成後処理装置90を統括的に制御する。特に、後処理装置制御部900は、図4のフローチャートに示す処理を実行する。
整合部材待機センサ911a、912a、ステイプラ待機センサ92d、折り・中央ステイプラ位置規制センサ93bは、後処理装置制御部900に各種検出情報を通知する。
整合部材待機センサ911a、912aは、整合部材911、整合部材912が、所定の待機位置に移動済みであるか否かを検出し、ステイプラ待機センサ92dは、ステイプラ92aが所定の待機位置に移動済みであるか否かを検出する。
折り・中央ステイプラ位置規制センサ93bは、折り・中央ステイプラ機構に係る各構成部が、所定の待機位置に移動済みであるか否かを検出し、JAM状態検出部95aは、複数のセンサによって、排紙トレイT1、T2、T3等、後処理部90aの搬送路の各部が紙詰まり状態(以下、JAM状態と称する。)であるか否かを検出し、扉開閉検出部95bは、操作者(サービスマンを含む。)が後処理部90a内のメンテナンス(例えば、紙詰まりを解消させる等。)を行うための図示しないメンテナンス扉の開閉状態を検出する。
接続状態検出部95cは、画像形成後処理装置90と画像形成装置10とが機械的に連結された状態であるか否か(すなわち、接続状態。)を検出する。ここで、例えば画像形成後処理装置90等に対するメンテナンス(例えば、紙詰まりを解消させる等。)のために、画像形成後処理装置90と画像形成装置10との間の機械的な連結が解除されるような場合であっても、画像形成後処理装置90と画像形成装置10との間の通信接続は断とならず、当該両装置間ではデータの送受信が可能な状態に保持される。
更に、整合部材駆動部911b、912b、ステイプラ駆動部92c、折り・中央ステイプル位置規制部93a、搬送路切替部M2は、上記各種検出情報に基づき後処理装置制御部900により制御される。
整合部材駆動部911b、912bは、整合部材911を動作させ、ステイプラ駆動部92cは、ステイプラ92aを動作させる。また、折り・中央ステイプル位置規制部93aは、ストッパ93をJ方向に移動させるためのモータ等の複数のモータ(図示略。)を用いて折り・中央ステイプル機構に係る各構成部を動作させ、搬送路切替部M2は、搬送路R3と搬送路R4との間で搬送路の切り替え動作させる。
次に、図4を参照して、画像形成後処理装置90の動作を説明する。以下に説明する処理は、後処理装置制御部900によって実行される。すなわち、後処理装置制御部900は、後処理機能のうち、送出機能を除く、端部ステイプル機能、折り・中央ステイプル機能のうちから選択入力された一の機能(すなわち、後処理。)に応じたイニシャル処理を行い、当該イニシャル処理後に当該機能に応じた後処理を行う。
ここで、イニシャル処理とは、送出機能を除く上記後処理機能毎の各構成部を所定の待機位置に移動させて動作可能な状態にセットする処理を意味する。
まず、画像形成装置10から画像形成装置10の電源がOFF状態からON状態になった旨の通知を受けると(ステップS1)、画像形成装置10から、送出機能、端部ステイプル機能、折り・中央ステイプル機能のうち何れの後処理機能が選択入力されたかを示す通知を待つ(ステップS2)。
ステップS2の段階で、画像形成装置10から上記機能選択入力が通知されると、当該通知内容に基づき、まず、折り・中央ステイプル機能が選択入力されたか否かを判定し(ステップS3)、折り・中央ステイプル機能が選択入力されなかった場合には(ステップS3;No)、端部ステイプル機能が選択入力されたか否かを判定し(ステップS18)、折り・中央ステイプル機能、端部ステイプル機能の何れも選択されなかった場合、すなわち、送出機能が選択された場合には(ステップS18;No)、ステップS13に移行して画像形成装置10からコピー開始通知を待つ。
ステップS3に戻って説明する。
折り・中央ステイプル機能が選択入力された場合には(ステップS3;Yes)、折り・中央ステイプル機能に応じたイニシャル処理(ステップS4〜S12)を行う。
まず、整合部材待機センサ911a、912aから通知された検出情報に基づいて整合部材911、912の位置確認を行い(ステップS4)、整合部材911、912が待機位置に移動済みであるか否かを判定する(ステップS5)。
整合部材911、912が共に待機位置に移動済みの場合には(ステップS5;Yes)、ステップS7に移行し、整合部材911及び/又は整合部材912が待機位置に移動済みでない場合には(ステップS5;No)、整合部材駆動部911b及び/又は整合部材駆動部912bを用いて整合部材911及び/又は整合部材912を各待機位置に移動させた後に(ステップS6)ステップS7に移行する。
ステップS7では、ステイプラ待機センサ92dから通知された検出情報に基づいてステイプラ92aの位置確認を行い(ステップS7)、ステイプラ92aが待機位置に移動済みであるか否かを判定する(ステップS8)。
ステイプラ92aが待機位置に移動済みの場合には(ステップS8;Yes)、ステップS10に移行し、ステイプラ92aが待機位置に移動済みでない場合には(ステップS8;No)、ステイプラ駆動部92cを用いてステイプラ92aを待機位置に移動させた後に(ステップS9)ステップS10に移行する。
ステップS10では、折り・中央ステイプラ位置規制センサ93bから通知された検出情報に基づいて折り・中央ステイプル機構に係る各構成部の位置確認を行い(ステップS10)、折り・中央ステイプル機構に係る各構成部が待機位置に移動済みであるか否かを判定する(ステップS11)。
折り・中央ステイプル機構に係る各構成部が待機位置に移動済みの場合には(ステップS11;Yes)、ステップS13に移行し、折り・中央ステイプル機構に係る各構成部が待機位置に移動済みでない場合には(ステップS11;No)、折り・中央ステイプル機構に係る各構成部を待機位置に移動させた後に(ステップS12)ステップS13に移行する。
上記したステップS4〜S12により、折り・中央ステイプル機能に応じたイニシャル処理が終了する。
ここで、ステップS18に戻って説明する。
端部ステイプル機能が選択入力された場合には(ステップS18;Yes)、端部ステイプル機能に応じたイニシャル処理(ステップS19〜S24)を行う。
まず、整合部材待機センサ911aから通知された検出情報に基づいて整合部材911の位置確認を行い(ステップS19)、整合部材911が待機位置に移動済みであるか否かを判定する(ステップS20)。
整合部材911が待機位置に移動済みの場合には(ステップS20;Yes)、ステップS22に移行し、整合部材911が待機位置に移動済みでない場合には(ステップS20;No)、整合部材駆動部911bを用いて整合部材911を待機位置に移動させた後に(ステップS21)ステップS22に移行する。
ステップS22では、ステイプラ待機センサ92dから通知された検出情報に基づいてステイプラ92aの位置確認を行い(ステップS22)、ステイプラ92aが待機位置に移動済みであるか否かを判定する(ステップS23)。
ステイプラ92aが待機位置に移動済みの場合には(ステップS23;Yes)、ステップS13に移行し、ステイプラ92aが待機位置に移動済みでない場合には(ステップS23;No)、ステイプラ駆動部92cを用いてステイプラ92aを待機位置に移動させた後に(ステップS24)ステップS13に移行する。
上記したステップS19〜S24により、端部ステイプル機能に応じたイニシャル処理が終了する。
そして、ステップS13では、画像形成装置10からコピー開始した旨が通知されないと(ステップS13;No)、本画像形成後処理装置90による処理を終了し、コピー開始した旨通知されると(ステップS13;Yes)、画像形成装置10から搬送路C、Fを経て搬送された印刷シートに対し、ステップS2の段階で画像形成装置10から既に通知された送出機能、端部ステイプル機能、折り・中央ステイプル機能の何れかの機能に基づいて後処理を行う(ステップS14)。
そして、ステップS14における後処理中に、JAM状態検出部95a、扉開閉検出部95b、接続状態検出部95cから通知される検出情報に基づき、後処理部90aの搬送路の各部でJAM状態が発生し、当該JAM状態発生後にメンテナンス扉が開閉されたか否か及び/又は画像形成装置10との間の機械的な連結が解除されたか否かを監視する(ステップS15)。
JAM状態の発生後に、メンテナンス扉が開閉されたか及び/又は画像形成装置10との間の機械的な連結が解除された場合(ステップS15;Yes)、現在選択中の機能が何れであるかを確認し(ステップS17)、当該確認された機能に応じたイニシャル処理を再実行し、この旨を画像形成装置10側に通知する。
ステップS15の段階で、JAM状態が発生してメンテナンス扉が開閉される及び/又は画像形成装置10との間の機械的な連結が解除される、といった事態が生じない場合には(ステップS15;No)、現在実行中のコピー処理を終了する旨の指示が画像形成装置10から通知されたか否かを監視し(ステップS16)、コピー処理を終了する旨の指示が通知されていない場合には(ステップS16;No)ステップS14に移行してステップS14の後処理を続行し、コピー処理を終了する旨の指示が通知された場合には(ステップS16;Yes)、本画像形成後処理装置90による処理を終了する。
以上説明したように、画像形成システム1は、画像形成を行う画像形成装置10と、この画像形成装置10から搬送された画像形成後の印刷シートに対する後処理を行う画像形成後処理装置90とを備える。画像形成後処理装置90は、電源投入後には、後処理部90aに対する全イニシャル処理を一括して行わず、端部ステイプル機能、折り・中央ステイプル機能の何れかの機能が選択入力された場合に、当該選択入力された機能に応じたイニシャル処理をその都度個別に実行する。
更に、メンテナンス扉が開閉された際及び/又は画像形成装置10との間の機械的な連結が解除された際にも、後処理部90aに対する全イニシャル処理を一括して行わず、後処理中にJAM状態が発生した場合に限り、現在の後処理機能に応じたイニシャル処理のみを行う。
従って、電源投入後、どのような後処理機能が選択入力されたかによらず行われていた不必要な一括イニシャル処理が回避可能となり、選択入力された後処理機能に応じたイニシャル処理のみがその都度個別に行われるため、動作時間、動作電力及び動作音の低減化が図られる。例えば、送出機能のみが選択入力されるような場合に、不必要な端部ステイプル機能や折り・中央ステイプル機能に応じたイニシャル処理が実行されないため、動作時間、動作電力及び動作音の低減化が図られることとなる。
更に、メンテナンス扉が開閉された際又は画像形成装置10との間の機械的な連結が解除された際に行われていた一括イニシャル処理が回避可能となり、後処理中にJAM状態が発生し、当該JAM状態発生後にメンテナンス扉が開閉された及び/又は画像形成装置10との間の機械的な連結が解除された場合に現在の後処理機能に応じたイニシャル処理だけが行われるため、動作時間、動作電力及び動作音の低減化が図られる。
更に、電源投入時には、画像形成装置10の定着装置49等を実行可能な温度に至るまで加熱するための十分な加熱用電力が必要であるが、上記動作電力の低減化によって削減された電力が、この加熱用電力として利用可能になる。このため、定着装置49等に対する加熱時間が短縮化される。
すなわち、電源投入時から後処理が実行可能な状態に至るまでの動作時間、動作電力及び動作音の低減化が図られる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成後処理装置及び当該画像形成後処理装置の制御方法の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における画像形成後処理装置90の細部構成および詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、後処理部90aの後処理機能には、送出機能、端部ステイプル機能、折り・中央ステイプル機能が含まれるとしたが、これに限らず、他の機能を後処理に加えた場合にも、本発明は適用可能である。例えば、折り・中央ステイプル機能では、印刷物を中央に二つ折りするだけでなく、3つ折り等の他の折り方が行えるようであってもよいし、端部ステイプルや中央ステイプルに限らず、印刷物の他の個所にステイプルできるようであってもよい。
また、画像形成装置10を複合機として説明したが、これに限らず、複写機、ファックス、プリンタ等の他の画像形成装置であってもよい。
本発明を適用した画像形成システムの断面構成を示す図である。 図1に示す後処理部の概略構成を示すブロック図である。 本発明を適用した画像形成システムの回路構成を示す図である。 図1に示す後処理部の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成システム
2 原稿
4 挿入シート
10 画像形成装置
20 自動原稿送り装置
21 原稿載置トレイ
22 第一給紙ローラ
23 密着ローラ
24 案内ローラ
25 切替爪
26 反転ローラ
27 排紙トレイ
30 読取部
31 コンタクトガラス
32 プラテンガラス
33 光源
34 ミラー
35 露光走査部
36 ラインイメージセンサ
37 集光レンズ
38 各種ミラー
40 プリンタ部
42 レーザーユニット
43 感光体
44 帯電装置
45 現像装置
46 転写装置
47 分離装置
48 クリーニング装置
49 定着装置
60 給紙部
61 給紙カセット
62 第二給紙ローラ
70 搬送部
70a 通常搬送路
70b 反転搬送路
71 搬送ローラ
75 搬送路切替爪
76 反転ローラ
90 画像形成後処理装置
90a 後処理部
92 ステイプル部
92a ステイプラ
92b クリンチャ
92c ステイプラ駆動部
92d ステイプラ待機センサ
93 ストッパ
93a 折り・中央ステイプル位置規制部
93b 折り・中央ステイプラ93b位置規制センサ
94 折り部
95a JAM状態検出部
95b 扉開閉検出部
95c 接続状態検出部
100 画像形成装置制御部
101 読取処理部
102 DRAM制御部
103 圧縮部
104 伸張部
105 画像メモリ
105a 圧縮メモリ
106 書き込み処理部
107 不揮発メモリ
110 画像制御部
210 スキャナ制御部
220 操作表示部
221 表示部
222 操作部
223 操作制御部
230 プリンタ制御部
900 後処理装置制御部
911、912 整合部材
911a、912a 整合部材待機センサ
911b、912b 整合部材駆動部
T1、T2、T3 排紙トレイ

Claims (4)

  1. 画像形成装置から搬送される印刷用の記録媒体に対して、複数の後処理動作を行う画像形成後処理装置において、
    電源投入時には前記複数の後処理動作を各々開始するための各イニシャル処理を一括して行わず、電源投入後に前記複数の後処理動作のうちの何れか一が選択入力された場合に、当該選択入力された後処理動作に応じたイニシャル処理を行うよう制御する後処理装置制御部を備えたことを特徴とする画像形成後処理装置。
  2. 前記後処理装置制御部は、前記複数の後処理動作のうちの何れか一が実行中に紙詰まりが発生した場合、自装置のメンテナンス用の扉が開閉される、及び/又は前記画像形成装置との間の機械的な連結が解除されると、当該実行中の後処理動作に応じたイニシャル処理を行うよう制御することを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 画像形成装置から搬送される印刷用の記録媒体に対して、複数の後処理動作を行う画像形成後処理装置の制御方法において、
    電源投入時には前記複数の後処理動作を各々開始するための各イニシャル処理を一括して行わず、電源投入後に前記複数の後処理動作のうちの何れか一が選択入力された場合に、当該選択入力された後処理動作に応じたイニシャル処理を行うよう制御する制御ステップを含むことを特徴とする画像形成後処理装置の制御方法。
  4. 前記制御ステップでは、前記複数の後処理動作のうちの何れか一が実行中に紙詰まりが発生した場合、前記画像形成後処理装置のメンテナンス用扉が開閉される、及び/又は前記画像形成装置と前記画像形成後処理装置との間の機械的な連結が解除されると、当該実行中の後処理動作に応じたイニシャル処理を行うよう制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成後処理装置の制御方法。
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