JP2005151114A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2005151114A JP2003385108A JP2003385108A JP2005151114A JP 2005151114 A JP2005151114 A JP 2005151114A JP 2003385108 A JP2003385108 A JP 2003385108A JP 2003385108 A JP2003385108 A JP 2003385108A JP 2005151114 A JP2005151114 A JP 2005151114A
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純二 佐藤
Akio Ueda
章生 上田
Takaaki Sakai
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Abstract

【課題】原稿を読み込む際の読み込みモードの設定が効率的に行えるようにする。
【解決手段】画像形成装置10は、プラテンモード、ADFモードの2種類の読み込みモードが設定可能である。ADFモードがデフォルトに設定されている場合、ADF20が開かれるタイミングから、プラテンガラス32上に原稿が取り除かれた状態でADF20が閉じられるタイミングまでの期間は、読み込みモードがプラテンモードとなり、リセット指示があっても、当該読み込みモードが保持される。また、プラテンモードがデフォルトに設定されている場合、ADF20に原稿がセットされるタイミングから、ADF20から原稿が取り除かれるタイミングまでの期間は、読み込みモードがADFモードとなり、リセット指示があっても、当該読み込みモードが保持される。
【選択図】図4

Description

本発明は、紙等の印刷用記録媒体に対して画像を印刷する複写機や複合機等の画像形成装置に関する。
従来、画像を原稿から読み取り、当該読み取った画像を、紙やOHP(Over Head Projector)シート等の印刷用記録媒体(以下、印刷シートという。)に印刷する複写機や複合機等の画像形成装置が種々開発されている。
特に、最近の画像形成装置は、プラテンガラス上に載置された原稿から画像を読み込むためのプラテンモードや、ADF(Auto Document Feeder;自動原稿送り装置)にセットされた原稿から画像を読み取るためのADFモードといった複数の読み込みモードが設定可能となっている。
例えば、特許文献1には、ADFが開かれるとプラテンモードに設定し、ADFに原稿がセットされるとADFモードに設定する技術が開示されている。
特開平9―106149号公報
例えば、プラテンモードがデフォルトの読み込みモードに設定されている際に、ADFに原稿がセットされ、読み込みモードがADFモードに変更された場合、濃度設定等の画像形成条件を解除する等の理由によりリセット指示が入力されると、ADFから原稿を読み取ろうとしているにもかかわらず、一旦変更されたADFモードがデフォルトのプラテンモードに戻ってしまうため、ADFモードに改めて設定し直さなければならず、不便である。
本発明の課題は、紙等の記録媒体に対して画像を印刷する複写機や複合機等の画像形成装置において、原稿を読み込む際の読み込みモードの設定が効率的に行えるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
プラテンガラス上に載置された原稿から画像を読み込むプラテンモード、又は、ADF(Auto Document Feeder)にセットされた原稿から画像を読み込むADFモードのうちの何れか一方の読み込みモードに基づいて画像を読み込み、当該読み込んだ画像を記録媒体に形成する画像形成装置において、
予め設定された画像形成条件に対するリセット指示が入力されると、
現在設定されている読み込みモードと、デフォルトに設定されている読み込みモードと、プラテンガラス上に載置された原稿の有無又はADFにセットされた原稿の有無とを判定し、当該判定結果に基づいて現在設定されている読み込みモードを変更又は保持するよう制御する画像制御部を備えたことを特徴とする。
更に、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の発明において、
前記画像制御部は、
前記リセット指示が入力されると、
現在設定されている読み込みモードがプラテンモードであり、且つデフォルトに設定された読み込みモードがADFモードであり、且つプラテンガラス上に原稿が載置されていない場合には、読み込みモードをADFモードに変更し、
現在設定されている読み込みモードがプラテンモードであり、且つデフォルトに設定された読み込みモードがプラテンモードである場合、又は、現在設定されている読み込みモードがプラテンモードであり、且つデフォルトに設定された読み込みモードがADFモードであり、且つプラテンガラス上に原稿が載置されている場合には、現在設定されているプラテンモードを保持し、
現在設定されている読み込みモードがADFモードであり、且つデフォルトに設定された読み込みモードがプラテンモードであり、且つADFに原稿がセットされていない場合には、読み込みモードをプラテンモードに変更し、
現在設定されている読み込みモードがADFモードであり、且つデフォルトに設定された読み込みモードがADFモードである場合、又は、現在設定されている読み込みモードがADFモードであり、且つデフォルトに設定された読み込みモードがプラテンモードであり、且つADFに原稿がセットされている場合には、現在設定されているADFモードを保持するよう制御するのが好ましい。
また、上記課題を解決するため、請求項3に記載の発明は、
プラテンガラス上に載置された原稿から画像を読み込むプラテンモード、又は、ADF(Auto Document Feeder)にセットされた原稿から画像を読み込むADFモードのうちの何れか一方の読み込みモードに基づいて画像を読み込み、当該読み込んだ画像を記録媒体に形成する画像形成装置において、
予め設定された画像形成条件に対するリセット指示が入力されると、
現在設定されている読み込みモードを保持するか否かの指示入力に応じて、当該読み込みモードを変更又は保持するよう制御する画像制御部を備えたことを特徴とする。
更に、請求項4に記載の発明のように、請求項3に記載の発明において、
前記画像制御部は、
前記リセット指示が入力されると、
現在設定されている読み込みモードを保持する旨の指示入力が成された場合には、当該読み込みモードを保持し、現在設定されている読み込みモードを保持しない旨の指示入力が成された場合には、当該読み込みモードを予めデフォルトに設定されている読み込みモードに変更するよう制御するのが好ましい。
本発明によれば、プラテンガラス上に原稿を載置してプラテンモードで原稿から画像を読み込む場合、また、ADFに原稿をセットしてADFモードで原稿から画像を読み込む場合には、リセット指示が入力されても、プラテンモードにおいては、プラテンガラス上から原稿が取り除かれるまで、または、ADFモードにおいては、ADFから原稿が取り除かれるまで、デフォルトに設定された読み込みモードに変更されるということが無くなるので、濃度設定を変える等の理由でリセット指示しても、改めてプラテンモードやADFモードの読み込みモードを設定し直す必要が無く、機能性、利便性の向上が図られる。
以下、図面を参照して本発明を適用した一実施の形態について詳細に説明する。
まず、図1を参照して、画像形成システム1の構成について説明する。図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置10と、当該画像形成装置10の後段に接続された後処理装置90とを備える。
画像形成装置10は、原稿から画像を読み取り、当該読み取った画像を紙等の印刷シートに画像形成するコピー機能や、パーソナルコンピュータ等から印刷データを受信し、当該印刷データが表す画像を印刷シート上に形成して出力するプリンタ機能等を備えたデジタル複合機等であり、ADF20、読取部30、プリンタ部40を備える。
ADF20は、自動原稿送り装置であり、原稿載置トレイ21に積載される原稿2を読取部30の読取個所に一枚ずつ搬送する。また、ADF20は、原稿2が両面原稿の場合、原稿2の片面読み取り後に原稿2の表裏を反転して再び読取部30へ原稿2を搬送する。
ADF20は、原稿載置トレイ21に積載される原稿2を最上部から順に搬送する給紙ローラ22と、原稿2の読取個所であるコンタクトガラス31に原稿2を密着させながら通過させるための密着ローラ23と、給紙ローラ22により搬送された原稿2を密着ローラ23に沿って案内する案内ローラ24とを備える。
ADF20は、コンタクトガラス31を通過した原稿2の進行方向を切り替える切替爪25と、原稿2の表裏を反転させるための反転ローラ26と、読み取りが完了した原稿2が排出される排紙トレイ27とを備える。
読取部30は、ADF20により搬送された原稿2から画像を読み取り、当該画像を表す画像データを、主制御部100側に出力する。
読取部30は、光源33及びミラー34を備えた露光走査部35と、原稿2からの反射光を受光しその光強度に応じた電気信号を出力するラインイメージセンサ36と、原稿2からの反射光をラインイメージセンサ36へ集光する集光レンズ37と、露光走査部35のミラー34からの反射光をラインイメージセンサ36へ導くための光学経路を形成する各種ミラー38とを備える。
ADF20により搬送された原稿2が読み取られる場合、露光走査部35がコンタクトガラス31の下方の読取個所へ移動して停止し、その上を密着ローラ23により搬送される原稿2が読み取られる。プラテンガラス32上に載置された原稿2が読み取られる場合には、プラテンガラス32の下面に沿って左から右へと露光走査部35が移動して静止状態の原稿2が読み取られる。
プリンタ部40は、画像データにより表される画像を電子写真プロセスにより印刷シート上に形成する。プリンタ部40は、画像データに応じてON/OFFするレーザ光を出力するレーザーユニット42を備える。
また、プリンタ部40は、表面に静電潜像が形成される感光体43と、その周囲に配置された帯電装置44と、現像装置45と、転写装置46と、分離装置47と、クリーニング装置48とを備える。
感光体43は、円筒形状を有すると共に、図示しない駆動部により一定方向(図中符号Aに示す方向)に回転される。帯電装置44は、コロナ放電により感光体43を一様に帯電させる。
このように一様に帯電された感光体43の表面が、画像データに応じてON/OFFするレーザー光で走査されることにより、感光体43の表面に静電潜像が形成される。
現像装置45は、感光体43の表面に形成された静電潜像をトナー像として顕在化する。
転写装置46は、電界を与えることで感光体43表面のトナー像を印刷シートに静電的に転写し、分離装置47は、除電により感光体43から印刷シートを分離する。
クリーニング装置48は、転写後に感光体43上に残ったトナーをブレード等で擦って除去し回収する。当該回収されたトナーは図示しない経路を通じて現像装置45に戻される。定着装置49は、印刷シート上のトナー像を加圧加熱して印刷シートに固着させる。
給紙部60は、複数の給紙カセット61を備える。これらの中には、通常、サイズや紙種等、異なる印刷シートが収容される。第一給紙ローラ62は、給紙カセット61に収容された印刷シートを最上部から一枚ずつ搬送部70に向けて搬送する。
搬送部70は、給紙カセット61から搬送された印刷シートを感光体43と転写装置46との間の転写個所を通過させ、更にその下流の定着装置49を経て機外(後続の後処理装置90)に排出する通常経路70aと、定着装置49を通った印刷シートの表裏を反転させた後、転写個所の上流で再び通常経路70aに合流させる反転経路70bとから構成される。
最初に通常経路70aを通る際に印刷シートの表面に画像が形成され、反転経路70bを通過した後再び通常経路70aを通る際に印刷シートの裏面に画像が形成されるようになっている。
定着装置49の後方(下流)には、印刷シートの進路を切り替える進路切替爪75が配置されている。進路切替爪75を図中点線で示す水平位置にすると、排紙方法がストレート排紙となり、定着後の印刷シートは図中符号Cに示す方向に直進して後処理装置90へ排出される。進路切替爪75を図中実線で示す傾斜位置にすると、印刷シートは図中符号Dに示す方向へ搬送される。
図中符号Dに示す方向へ搬送された印刷シートは、両面印刷時における表面への画像形成後には、そのまま反転経路70bへ搬送されて裏面に対する画像形成が行われる。片面印刷時等、画像形成後の印刷シートの表裏を反転して排出する場合は、図中符号Dに示す方向へ搬送された印刷シートの後端が、分岐点に配置された反転ローラ76に到達すると、当該反転ローラ76が逆転駆動される。これにより、印刷シートは、図中符号Fに示す方向に搬送され、表裏が反転されたフェースダウンの状態で後処理装置90に排出される。
画像形成装置10は、給紙カセット61に収容された印刷シートを、印刷物の表紙や挿入用印刷シート(インターシート)として付加する。
後処理装置90は、画像形成装置10により出力される複数の印刷シートの間や、その前後に表紙や章区切りのための途中挿入紙等の挿入シート4を付加する。また、画像形成装置10により出力される印刷シートや、これに挿入シート4を付加した印刷物をステイプルで綴じたり又は印刷物にパンチ穴を開けたりする加工手段91を備える。
加工手段91は、印刷シートや挿入シート4を、そのスタック部に搬送された順に堆積させ、必要枚数が揃った時点で入力される指示に応じて綴じや穴あけ等の加工を施し、加工後の印刷物を排紙トレイ92に排出する。後処理装置90の上部にセットされた挿入シート4はその表裏が反転された状態で加工手段91に搬送される。
次に、図3を参照して、画像形成装置10の回路構成を説明する。
読取部30は、ラインイメージセンサ36、スキャナ制御部210を備える。ラインイメージセンサ36は、CCD(Charge Coupled Devices)等によって成り、プラテンガラス32に載置された原稿2から光電変換によって画像を読み取り、主制御部100の読み取り処理部101に出力する。スキャナ制御部210は、光源33の点灯制御や露光走査部35の移動制御等を行う。
ADF制御部215は、自動原稿送り制御等、ADF20が行う動作を制御する。特に、原稿有無センサ215a、開閉センサ215bから出力された各種検出信号を画像制御部110に出力する。
原稿有無センサ215aは、ADF20にセットされた原稿の有無を検出し、当該検出信号をADF制御部215に出力する。また、開閉センサ215bは、ADF20の開閉状態を検出し、当該検出信号をADF制御部215に出力する。
操作表示部220は、液晶ディスプレイ等から成る表示部221と、そのディスプレイ上に敷設されたタッチスイッチ及びその他のスイッチ等から成る操作部222と、表示部221及び操作部222の動作を制御する操作制御部223とを備え、各種操作入力を行ったり、各種情報を表示したりする。
操作制御部223は、図3に例示する基本操作画面Eを表示部221に表示させ、各種操作入力を行うよう制御する。特に、操作制御部223は、原稿から画像を読み込む際の読み込みモード設定指示や、各種設定条件(例えば、濃度設定等。)をリセットするためのリセット指示等の入力を行い、当該各種指を画像制御部110に出力するよう制御する。ここで、読み込みモードは、ユーザが、図中符号E1(E2)に示す操作入力ボタンを指等でタッチすると、プラテンモード(図中符号E2に示す表示。)かADFモード(図中符号E1に示す表示。)かが切り替えられる。
プリンタ部40は、レーザーユニット42と、プリンタ制御部230とを備える。プリンタ制御部230は、ポリゴンミラーの回転を制御する他、帯電装置44、転写装置46、分離装置47への電圧印加、感光体43の回転、現像装置45、クリーニング装置48、定着装置49、給紙部60、搬送部70等の動作を統括的に制御する。
上記スキャナ制御部210、ADF制御部215、操作制御部223、プリンタ制御部230は、それぞれ図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、当該ROMに格納されたプログラムを実行することにより各種制御を行う。
主制御部100は、読み取り処理部101、DRAM制御部102、圧縮部103、伸張部104、画像メモリ105、書き込み処理部106、不揮発メモリ107、画像制御部110を備える。
読み取り処理部101は、読取部30により出力される画像データに対してA/D(Analog/DIgital)変換処理、拡大処理、鏡像処理、誤差拡散による2値化処理等を施す。
圧縮部103は、当該2値化された画像データを圧縮し、伸張部104は、当該圧縮された画像データを元のイメージデータに伸張する。
画像メモリ105は、上記圧縮された画像データを蓄積する圧縮メモリ105aを備える。
書き込み処理部106は、画像メモリ105から読み出されて伸張された画像データを、プリンタ部40の動作に応じたタイミングでレーザーユニット42へ出力する。
DRAM制御部102は、ダイナミックRAMからなる画像メモリ105へのリード・ライト及びリフレッシュのタイミング制御や、画像データを圧縮して画像メモリ105に格納したり画像メモリ105から圧縮データを読み出して伸張したりする際のタイミング制御等を行う。
画像制御部110は、図示しないCPUやROM、RAM等を備え、当該CPUが当該ROMに格納されたプログラムを実行することにより、画像形成装置10の動作全体を統括的に制御し、画像データの流れを管理したり、ジョブの予約登録や実行を管理したりする。特に、原稿有無センサ215a及び開閉センサ215bからの各種検出信号と、読み込みモードの設定指示と、リセット指示とに基づいて、図4、図5の各フローチャートに示す読み込みモードのリセット処理や、図6のタイミングチャートに示す動作処理を実行する。なお、キーカウンター挿入時、コピーカード挿入時、コインベンダーへのコイン投入時、パスワード入力時、予約画面表示時、基本操作画面表示時、スキャナー又はサーバー画面初期化時等にも、リセット指示が画像制御部110に入力される。
不揮発メモリ107は、電源OFF後もユーザデータやシステムデータ等を記憶する。
次に、図4〜図6を参照して、画像形成システム1の動作を説明する。以下に説明する動作は、画像制御部110によって実行される。
まず、図4のフローチャートに示す読み込みモードのリセット処理、すなわち、所定条件が満たされなければリセット指示が入力されても現在設定されている読み込みモードを変更しないよう制御するための読み込みモード保持機能について説明する。
所定の動作が終了した後、リセット指示が入力されると、現在の読み込みモードがプラテンモードであるか否かが判定される(ステップS10)。
ステップS10の段階で、現在の読み込みモードがプラテンモードの場合(ステップS10;Yes)、更に、デフォルトに設定された読み込みモードがADFモードであるか否かが判定され(ステップS11)、デフォルト設定がプラテンモードの場合(ステップS11;No)、現在の読み込みモード(プラテンモード)は変更されない。
ステップS11の段階で、デフォルト設定がADFモードの場合(ステップS11;Yes)、更に、プラテンガラス32上に原稿無しか否かが判定され(ステップS12)、原稿有りの場合(ステップS12;No)、現在の読み込みモード(プラテンモード)は変更されない。
ここで、プラテンガラス32上の原稿の有無は、ラインイメージセンサ36による読み取りデータに基づいて判定されるものとする。なお、ラインイメージセンサ36を用いることなく、他の検出器を用いて、プラテンガラス32上の原稿有無を検出するようにしてもよい。
ステップS12の段階で、プラテンガラス32上に原稿無しの場合(ステップS12;Yes)、現在の読み込みモード(プラテンモード)が変更され、当該場合におけるデフォルト設定のADFモードに戻される(ステップS13)。
ステップS10に戻って説明する。
ステップS10の段階で、現在の読み込みモードがADFモードの場合(ステップS10;No)、更に、デフォルトに設定された読み込みモードがプラテンモードであるか否かが判定され(ステップS14)、デフォルト設定がADFモードの場合(ステップS14;No)、現在の読み込みモード(ADFモード)は変更されない。
ステップS14の段階で、デフォルト設定がプラテンモードの場合(ステップS14;Yes)、更に、ADFに原稿無しか否かが判定され(ステップS15)、原稿有りの場合(ステップS15;No)、現在の読み込みモード(ADFモード)は変更されない。
ステップS15の段階で、ADFに原稿無しの場合(ステップS15;Yes)、現在の読み込みモード(ADFモード)が変更され、当該場合におけるデフォルト設定のプラテンモードに戻される(ステップS16)。
次に、図5のフローチャートに示す読み込みモードのリセット処理について説明する。ここでは、読み込みモード保持機能を有効にするか、或いは無効にするかの選択が可能であり、当該選択結果(以下、読み込みモード保持スイッチという。)が不揮発メモリ107に記録される。以下に説明するリセット処理は、プラテンガラス32上やADF20に原稿がセットされているか否かが検出できない画像形成装置10に対して特に有効である。
所定の動作が終了した後、リセット指示が入力されると、読み込みモード保持スイッチがON、すなわち、読み込みモード保持機能が有効であるか否かが判定される(ステップS20)。
ステップS20の段階で、読み込みモード保持スイッチがONの場合(ステップS20;Yes)、読み込みモード保持機能は有効であり、現在の読み込みモードが保持される。
ステップS20の段階で、読み込みモード保持スイッチがOFF、すなわち、読み込みモード保持機能が無効の場合(ステップS20;No)、更に、デフォルトに設定された読み込みモードがプラテンモードか否かが判定される(ステップS21)。
ステップS21の段階で、デフォルト設定がプラテンモードの場合(ステップS21;Yes)、現在の読み込みモードをプラテンモードに設定し(ステップS22)、デフォルト設定がADFモードの場合(ステップS21;No)、現在の読み込みモードをADFモードに設定する(ステップS23)。
次に、図6のタイミングチャートに示す画像形成装置10の動作処理について説明する。ここで説明する動作処理は、図4のリセット処理(読み込みモード保持機能は有効。)に基づいて行われるものである。
まず、図6(a)を参照して、ADFモードがデフォルト設定の場合の動作処理について説明する。
ADF20が開かれるタイミング(タイミングT1)で、読み込みモードがプラテンモードに設定され、タイミングT1以降、プラテンガラス上から原稿が取り除かれた状態(すなわち、プラテンガラス上に原稿無し。)でADF20が閉じられるタイミング(タイミングT2)まで、リセット指示があっても、現在設定されている読み込みモード(プラテンモード)は保持される。
上記タイミングT2以降は、リセット指示があると、現在設定されている読み込みモード(プラテンモード)が、デフォルト設定のADFモードに変更される。ここで、上記タイミングT2から、ADF20に原稿がセットされるタイミング(タイミングT3)までの間は、特に、リセット指示がない限り、現在設定されている読み込みモード(プラテンモード)が維持される。
次に、図6(b)を参照して、プラテンモードがデフォルト設定の場合の動作処理について説明する。
ADF20に原稿がセットされるタイミング(タイミングT4)で、読み込みモードがADFモードに設定され、タイミングT4以降、ADF20から原稿が取り除かれるタイミング(タイミングT5)まで、リセット指示があっても、現在設定されている読み込みモード(ADFモード)は保持される。
上記タイミングT5以降は、リセット指示があると、現在設定されている読み込みモード(ADFモード)が、デフォルト設定のプラテンモードに変更される。ここで、上記タイミングT5から、ADF20が開かれるタイミング(タイミングT6)までの間は、特に、リセット指示がない限り、現在設定されている読み込みモード(ADFモード)が維持される。
以上説明したように、画像形成装置10は、プラテンモード、ADFモードの2種類の読み込みモードが設定可能である。ADFモードがデフォルトに設定されている場合、ADF20が開かれるタイミングから、プラテンガラス32上に原稿が取り除かれた状態でADF20が閉じられるタイミングまでの期間は、読み込みモードがプラテンモードとなり、リセット指示があっても、当該読み込みモードが保持される。また、プラテンモードがデフォルトに設定されている場合、ADF20に原稿がセットされるタイミングから、ADF20から原稿が取り除かれるタイミングまでの期間は、読み込みモードがADFモードとなり、リセット指示があっても、当該読み込みモードが保持される。
従って、プラテンガラス32上に原稿を載置してプラテンモードで原稿から画像を読み込む場合、また、ADF20に原稿をセットしてADFモードで原稿から画像を読み込む場合には、リセット指示が入力されても、プラテンモードではプラテンガラス32上から原稿が取り除かれた状態でADF20が閉じられるまで、または、ADFモードではADF20から原稿が取り除かれるまで、デフォルトに設定された読み込みモードに変更されるということが無くなるので、濃度設定を変える等の理由でリセット指示しても、改めてプラテンモードやADFモードの読み込みモードを設定し直す必要が無く、機能性、利便性の向上が図られる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成装置の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における画像形成装置10の細部構成および詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明を適用した画像形成システムの断面構成を示す図である。 本発明を適用した画像形成システムの回路構成を示す図である。 図2に示す表示部に表示される基本操作画面の一例を示す図である。 本発明を適用した読み込みモードのリセット処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用した読み込みモードのリセット処理を説明するフローチャートである。 (a)は、ADFモードがデフォルトに設定された場合の動作処理を示すタイミングチャートの一例であり、(b)は、プラテンモードがデフォルトに設定された場合の動作処理を示すタイミングチャートの一例である。
符号の説明
1 画像形成システム
2 原稿
4 挿入シート
10 画像形成装置
20 ADF
21 原稿載置トレイ
22 給紙ローラ
23 密着ローラ
24 案内ローラ
25 切替爪
26 反転ローラ
27 排紙トレイ
30 読取部
31 コンタクトガラス
32 プラテンガラス
33 光源
34 ミラー
35 露光走査部
36 ラインイメージセンサ
37 集光レンズ
38 各種ミラー
40 プリンタ部
42 レーザーユニット
43 感光体
44 帯電装置
45 現像装置
46 転写装置
47 分離装置
48 クリーニング装置
49 定着装置
60 給紙部
61 給紙カセット
62 第一給紙ローラ
70 搬送部
70a 通常経路
70b 反転経路
71 搬送ローラ
75 進路切替爪
76 反転ローラ
90 後処理装置
91 加工手段
92 排紙トレイ
100 主制御部
101 読取処理部
102 DRAM制御部
103 圧縮部
104 伸張部
105 画像メモリ
105a 圧縮メモリ
106 書き込み処理部
107 不揮発メモリ
110 画像制御部
210 スキャナ制御部
215 ADF制御部
215a 原稿有無センサ
215b 開閉センサ
220 操作表示部
221 表示部
222 操作部
223 操作制御部
230 プリンタ制御部

Claims (4)

  1. プラテンガラス上に載置された原稿から画像を読み込むプラテンモード、又は、ADF(Auto Document Feeder)にセットされた原稿から画像を読み込むADFモードのうちの何れか一方の読み込みモードに基づいて画像を読み込み、当該読み込んだ画像を記録媒体に形成する画像形成装置において、
    予め設定された画像形成条件に対するリセット指示が入力されると、
    現在設定されている読み込みモードと、デフォルトに設定されている読み込みモードと、プラテンガラス上に載置された原稿の有無又はADFにセットされた原稿の有無とを判定し、当該判定結果に基づいて現在設定されている読み込みモードを変更又は保持するよう制御する画像制御部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像制御部は、
    前記リセット指示が入力されると、
    現在設定されている読み込みモードがプラテンモードであり、且つデフォルトに設定された読み込みモードがADFモードであり、且つプラテンガラス上に原稿が載置されていない場合には、読み込みモードをADFモードに変更し、
    現在設定されている読み込みモードがプラテンモードであり、且つデフォルトに設定された読み込みモードがプラテンモードである場合、又は、現在設定されている読み込みモードがプラテンモードであり、且つデフォルトに設定された読み込みモードがADFモードであり、且つプラテンガラス上に原稿が載置されている場合には、現在設定されているプラテンモードを保持し、
    現在設定されている読み込みモードがADFモードであり、且つデフォルトに設定された読み込みモードがプラテンモードであり、且つADFに原稿がセットされていない場合には、読み込みモードをプラテンモードに変更し、
    現在設定されている読み込みモードがADFモードであり、且つデフォルトに設定された読み込みモードがADFモードである場合、又は、現在設定されている読み込みモードがADFモードであり、且つデフォルトに設定された読み込みモードがプラテンモードであり、且つADFに原稿がセットされている場合には、現在設定されているADFモードを保持するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. プラテンガラス上に載置された原稿から画像を読み込むプラテンモード、又は、ADF(Auto Document Feeder)にセットされた原稿から画像を読み込むADFモードのうちの何れか一方の読み込みモードに基づいて画像を読み込み、当該読み込んだ画像を記録媒体に形成する画像形成装置において、
    予め設定された画像形成条件に対するリセット指示が入力されると、
    現在設定されている読み込みモードを保持するか否かの指示入力に応じて、当該読み込みモードを変更又は保持するよう制御する画像制御部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記画像制御部は、
    前記リセット指示が入力されると、
    現在設定されている読み込みモードを保持する旨の指示入力が成された場合には、当該読み込みモードを保持し、現在設定されている読み込みモードを保持しない旨の指示入力が成された場合には、当該読み込みモードを予めデフォルトに設定されている読み込みモードに変更するよう制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015002373A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置および画像形成装置

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