JP2005140998A - 複写装置 - Google Patents

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勝 牛尾
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章生 上田
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Abstract

【課題】複写装置で両面コピーする場合に、原稿の綴じ方向と出力用紙の綴じ方向との各種組み合わせに対応しつつ、綴じ方向の指定に係わる操作性を高める。
【解決手段】読取部30で読み取る両面原稿の綴じ方向が原稿画像に対して「左右綴じ」か「上下綴じ」かの設定を受け付ける原稿綴じ方向設定手段113と、出力綴じ方向の設定を受け付ける出力綴じ方向設定手段114と、原稿綴じ方向が設定されたとき、これに連動して出力綴じ方向を自動設定する自動設定手段111とを設ける。たとえば、自動設定手段111を有効にすれば、原稿綴じ方向と同じ綴じ方向が出力綴じ方向に自動設定される。またユーザは出力綴じ方向設定手段により出力綴じ方向を任意の方向に変更することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、両面原稿を両面印刷で複写する機能を備えた複写装置に関する。
両面原稿を両面印刷で複写(両面コピー)する場合、原稿の綴じ方向と、出力用紙の綴じ方向に応じて4つの組み合わせが考えられる。すなわち、図20に示すように、(1)原稿がその画像に対して左右綴じで出力用紙が印刷画像に対して左右綴じ、(2)原稿がその画像に対して左右綴じで出力用紙が印刷画像に対して上下綴じ、(3)原稿がその画像に対して上下綴じで出力用紙が印刷画像に対して左右綴じ、(4)原稿がその画像に対して上下綴じで出力用紙が印刷画像に対して上下綴じ、の4種類がある。
左右綴じの場合は、表裏面の画像が同一方向を向いている。一方、上下綴じの場合は、ページをめくると用紙が上下逆になるので、画像を表裏で180度回転した状態にしておく必要がある。
このように、綴じ方向によって表裏面で画像の向きが異なることから、各種綴じ方向の組み合わせに対応するために、ユーザから両面原稿の綴じ辺が長辺か短辺かの指定と、出力用紙に対する綴じ辺が長辺か短辺かの指定とを受け付けて、これらの情報を元に画像を適切な向きに回転させて印刷する装置が提案されている。この装置では、ユーザから受け付けたこれらの情報と原稿画像の向きと出力用紙のセット方向に基づいて原稿画像の第1面に対する回転角度と第2面に対する回転角度とをそれぞれ決定し、両面印刷を行なうようになっている(たとえば、特許文献1参照。)。
このほか、原稿の種類(ポートレートかランドスケープか)および原稿のセット方向(短辺送りか長辺送りか)をそれぞれ設定することで、原稿の種類にかかわらず、原稿を原稿台に自由な向きでセットし得るようにした複写機がある(たとえば、特許文献2参照。)。
特許第3289497号公報 特開2003−145879号公報
両面原稿の綴じ辺が長辺か短辺かの指定と、出力用紙に対する綴じ方向が長辺か短辺かの指定を行なうものでは、各種の綴じ方向の組み合わせに対応し得るが、両面コピーを行なうたびに、これら双方の条件を指定しなければならず、設定操作が煩雑になるという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するものであり、両面原稿を両面印刷で複写する場合に、原稿の綴じ方向と出力用紙の綴じ方向との各種組み合わせに対応しつつ、綴じ方向の指定に係わる操作性を高めることを目的としている。
請求項1に係わる発明は、両面原稿を両面印刷で複写する機能を備えた複写装置において、
原稿の表裏両面を読み取る両面原稿読取手段(20、30)と、
転写紙の表裏両面に画像を印刷する両面印刷手段(40)と、
前記両面原稿読取手段(20、30)で読み取る両面原稿の綴じ方向である原稿綴じ方向が原稿画像に対して左右綴じか上下綴じかの設定を受け付ける原稿綴じ方向設定手段(113、220)と、
両面原稿を両面印刷で複写する場合に、転写紙に対する綴じ方向である出力綴じ方向を、転写紙上に印刷される画像に対して左右綴じにするか上下綴じにするかを前記原稿綴じ方向設定手段(113、220)を通じて設定された原稿綴じ方向に連動して設定する自動設定手段(111)と、
両面原稿を両面印刷で複写する場合に、設定された原稿綴じ方向を有する両面原稿が、設定された出力綴じ方向に合った印刷物として複写されるように、両面原稿のおもて面から読み取った画像と両面原稿の裏面から読み取った画像のそれぞれに必要量の回転を与える画像回転手段(102a、112)と、
を有する
ことを特徴とする複写装置である。
上記発明によれば、原稿綴じ方向を設定すると、これに連動して出力綴じ方向が設定される。連動の態様は、たとえば、原稿綴じ方向と同じ綴じ方向に出力綴じ方向が自動設定される等に固定的に定めてもよいし、どのように連動させるかを環境設定などで別途設定し得るように構成してもよい。たとえば、原稿綴じ方向と異なる綴じ方向に出力綴じ方向が自動設定されるように設定するほか、連動させる出力綴じ方向を原稿綴じ方向毎に予めそれぞれ設定し得るように構成するとよい。
「左右綴じ」とは、用紙上の画像に対して左右いずれかの端部を綴じる場合をいう。「上下綴じ」とは、用紙上の画像に対して上下いずれかの端部を綴じる場合をいう。原稿綴じ方向の設定は、原稿画像の向きの指定と原稿の綴じ辺が長辺であるか短辺であるかの指定とを個別に受け付け、これらから、原稿綴じ方向が画像に対して「左右綴じ」か「上下綴じ」かを導出してもよい。
画像回転手段(102a、112)は、原稿綴じ方向、出力綴じ方向のほかに各種の必要パラメータを参照して回転角度を決定する。必要パラメータには、たとえば、原稿の種類(ポートレートかランドスケープか)、原稿のセット方向(短辺送りか長辺送りか)、転写紙のセット方向(短辺送りか長辺送りか)などがある。
請求項2に係わる発明は、両面原稿を両面印刷で複写する機能を備えた複写装置において、
原稿の表裏両面を読み取る両面原稿読取手段(20、30)と、
転写紙の表裏両面に画像を印刷する両面印刷手段(40)と、
前記両面原稿読取手段(20、30)で読み取る両面原稿の綴じ方向である原稿綴じ方向が原稿画像に対して左右綴じか上下綴じかの設定を受け付ける原稿綴じ方向設定手段(113、220)と、
前記出力綴じ方向を、転写紙上に印刷される画像に対して左右綴じにするか上下綴じにするかの設定を受け付ける出力綴じ方向設定手段(114、220)と、
両面原稿を両面印刷で複写する場合に、転写紙に対する綴じ方向である出力綴じ方向を、転写紙上に印刷される画像に対して左右綴じにするか上下綴じにするかを前記原稿綴じ方向設定手段(113、220)を通じて設定された原稿綴じ方向に連動して設定する自動設定手段(111)と、
両面原稿を両面印刷で複写する場合に、設定された原稿綴じ方向を有する両面原稿が、設定された出力綴じ方向に合った印刷物として複写されるように、両面原稿のおもて面から読み取った画像と両面原稿の裏面から読み取った画像のそれぞれに必要量の回転を与える画像回転手段(102a、112)とを備え、
前記自動設定手段(111)と前記出力綴じ方向設定手段(114、220)のいずれからも出力綴じ方向を設定し得るようにした
ことを特徴とする複写装置である。
上記発明によれば、出力綴じ方向を自動設定手段(111)によって設定するほか、出力綴じ方向設定手段(114、220)を通じてユーザが任意の方向に出力綴じ方向を設定することできる。たとえば、原稿綴じ方向をセットした時点で自動設定手段(111)によって出力綴じ方向が自動設定され、その後、出力綴じ方向設定手段(114、220)を通じてユーザが出力綴じ方向を変更し得るように構成するとよい。必要な場合だけ出力綴じ方向をユーザ設定すればよいので、綴じ方向の各種組み合わせに対応しつつ、綴じ方向の設定に係わる操作負担が軽減される。
請求項3に係わる発明は、前記自動設定手段(111)は、出力綴じ方向に、原稿綴じ方向と同じ綴じ方向を設定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の複写装置である。
両面コピーを行なう場合、綴じ方向を含めて元の原稿とそっくり同じものを作成する場合が多い。そこで、かかるケースを自動設定することにより、操作負担が効果的に軽減される。
請求項4に係わる発明は、両面原稿を両面印刷で複写する場合における出力綴じ方向を前記自動設定手段(111)によって設定するか否かの切替機能を有する
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の複写装置である。
上記発明によれば、自動設定手段(111)によって出力綴じ方向を自動設定するか否かを切り替えることができる。自動設定機能のオンオフ切り替えは、管理者モードで行なうとよい。また自動設定機能のオンオフをユーザ別に設定し得るように構成してもよい。このほか、原稿サイズや原稿の種類、原稿セット方向、転写紙のサイズ、転写紙のセット方向など各種の条件別に自動設定機能のオンオフが設定し得るように構成してもよい。たとえばA4原稿の場合は、原稿綴じ方向に連動して出力綴じ方向を自動設定するが、A3原稿の場合は自動設定しない、といような多様なニーズに対応することが可能になる。
請求項5に係わる発明は、前記自動設定手段(111)によって出力綴じ方向が設定される場合に、その旨または設定される出力綴じ方向をユーザに通知する
ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の複写装置である。
上記発明によれば、出力綴じ方向が自動設定手段(111)によって自動設定される旨、または自動設定された出力綴じ方向がユーザに通知される。たとえば、メッセージや図柄などで出力綴じ方向を通知する。音声で通知してもよい。
本発明に係わる複写装置によれば、原稿綴じ方向を設定すると、これに連動して出力綴じ方向が自動設定されるので、綴じ方向の設定に係わる操作負担が軽減されて操作性が向上する。
自動設定手段と出力綴じ方向設定手段のいずれからも出力綴じ方向を設定し得るものでは、ユーザが任意の出力綴じ方向を設定することが可能になり、原稿の綴じ方向と出力用紙の綴じ方向との各種組み合わせに対応しつつ、自動設定で良い場合には綴じ方向の指定に係わる操作負担を軽減することができる。
自動設定手段が、出力綴じ方向に、原稿綴じ方向と同じ綴じ方向を設定するものでは、両面コピーの多くが、綴じ方向を含めて元の原稿とそっくり同じものを作成するという実情から、綴じ方向の設定に係わる操作負担を効果的に軽減することができる。
出力綴じ方向を自動設定手段によって自動設定するか否かの切替機能を有するものでは、自動設定をオフすることで、ユーザの意図しない出力綴じ方向での両面コピーが防止される。
出力綴じ方向が自動設定手段によって自動設定される旨、または自動設定された出力綴じ方向をユーザに通知するものでは、出力前にユーザが出力綴じ方向を確認し得るので、意図しない出力綴じ方向によるミスコピーが防止される。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係わる複写装置10の断面構成を示している。複写装置10は、デジタル複写機と称される装置であり、原稿の表裏両面を読み取り、対応する複製画像を転写紙のおもて面と裏面に形成する、いわゆる両面コピー機能を備えている。また、原稿の綴じ方向(原稿綴じ方向)および印刷出力する転写紙に対する綴じ方向(出力綴じ方向)をユーザ設定できるほか、原稿綴じ方向に連動して出力綴じ方向を自動的に設定する自動設定機能を有している。複写装置10は、設定された綴じ方向やその他の必要パラメータを参照し、転写紙に印刷する画像が、設定された出力綴じ方向に適合した向きになるように、原稿から読み取ったおもて面画像と裏面画像のそれぞれを必要量回転させて印刷するようになっている。
かかる複写装置10は、自動原稿送り装置20と、読取部30と、プリンタ部40と、後処理装置80と、大容量給紙トレイ90とから構成される。自動原稿送り装置(以後、ADFとも呼ぶ)20は、原稿載置トレイ21に積載された原稿2を1枚ずつ読取部30の読取箇所に送り込む機能を果たす。また、原稿の反転機構を備えており、両面原稿については、片面読取後、表裏を反転してから再び読取部30へ送り込むようになっている。原稿の表裏両面を読み取る両面原稿読取手段としての機能は、自動原稿送り装置20と読取部30とによって実現される。
自動原稿送り装置20は、原稿載置トレイ21に積載された原稿を最上部から1枚ずつ順に送り出す給紙ローラ22と、原稿の読取箇所であるコンタクトガラス31に原稿を密着させながら通過させるための密着ローラ23と、給紙ローラ22によって送り込まれた原稿を密着ローラ23に沿って案内する案内ローラ24とを備えている。さらに、コンタクトガラス31を通過した原稿の進行方向を切り替える切替爪25と、両面原稿の表裏を反転させるための反転ローラ26と、読み取りの完了した原稿が排出される排紙トレイ27とを備えている。
両面原稿の場合は、密着ローラ23に送られてコンタクトガラス31上を通過した後、一対の反転ローラ26の間を通るように切替爪25によって案内される。原稿の終端部分が反転ローラ26に到達する直前に反転ローラ26の回転方向が反転し、かつ切替爪25が変位して、今度は密着ローラ23の上側に向けて原稿が送り出される。これにより原稿の表裏が反転する。
密着ローラ23に送られてコンタクトガラス31上を再び通過した原稿は再度反転された後、切替爪25によって排紙トレイ27に向けて案内されて排出される。片面原稿の場合には、原稿載置トレイ21から送り出された原稿は密着ローラ23に沿ってコンタクトガラス31上を通過した後、そのまま排紙トレイ27に向けて案内され、排出される。
読取部30は、自動原稿送り装置20によって送り込まれた原稿の読取箇所となるスリット状のコンタクトガラス31と、ユーザの手で原稿が載置されるプラテンガラス32とを上面に備えている。コンタクトガラス31およびプラテンガラス32の下方には、光源33とミラー34とから成る露光走査部35が設けてある。露光走査部35は、図示省略の駆動手段によりプラテンガラス32の下面に沿って移動可能に構成されている。光源33は、コンタクトガラス31やプラテンガラス32を通じて原稿を照射し、ミラー34は原稿からの反射光を受け、その進路をプラテンガラス32と略平行にする機能を果たす。
読取部30は、原稿からの反射光を受光し、その光強度に応じた電気信号を出力するラインイメージセンサ36と、原稿からの反射光をラインイメージセンサ36へ集光する集光レンズ37と、露光走査部35のミラー34からの反射光をラインイメージセンサ36へ導くための光学経路を形成する各種のミラー38とを備えている。ラインイメージセンサ36は、原稿を主走査方向に走査する機能を有し、たとえば、多数のCCD素子で構成される。
自動原稿送り装置20を用いた場合には、流し読み方式で原稿が読み取られる。流し読み方式では、露光走査部35をコンタクトガラス31の真下で停止させた状態で、コンタクトガラス31の上を通過するように原稿を移動させることで副走査を行なって原稿を読み取るようになっている。自動原稿送り装置20の原稿載置トレイ21に原稿面を上向きにしてセットされた原稿2は、その左端から給紙ローラ22に引き込まれた後、密着ローラ23に沿って反転給紙されてコンタクトガラス31上の読取箇所を通過する。すなわち、原稿セット状態を上から見て、読取箇所が原稿を左から右へ横切るように移動して原稿の読み取りが行なわれる。
両面印刷手段としてのプリンタ部40は、画像データに応じた画像を電子写真プロセスによって転写紙(記録部材)上に形成する機能を果たす。プリンタ部40は、画像データに応じてON/OFFするレーザー光を出力するレーザーユニット42を有している。レーザーユニット42は、レーザーダイオードと、ポリゴンミラーと、各種レンズおよびミラー等で構成される。プリンタ部40は、表面に静電潜像が形成される静電潜像担持体としての感光体43と、その周囲に配置された帯電装置44と、現像装置45と、転写装置46と、分離装置47と、クリーニング装置48とを備えている。
感光体43は、円筒形状を成すとともに、図示省略の駆動部によって一定方向(図中の矢印A方向)に回転される。帯電装置44は、感光体43をコロナ放電によって一様に帯電させる機能を果たす。このように一様に帯電された感光体43の表面を画像データに応じてON/OFFするレーザー光で走査することによって、感光体43の表面に静電潜像が形成される。現像装置45は、感光体43の表面に形成された静電潜像をトナーによって顕像化する機能を果たす。
転写装置46は、電界を与えることで感光体43の表面のトナー像を転写紙に転写するものであり、分離装置47は、除電により感光体43から転写紙を分離する機能を果たす。クリーニング装置48は、感光体43に残ったトナーをブレード等で擦って除去して回収する機能を果たす。回収されたトナーは図示省略の経路を通じて現像装置45に戻される。
プリンタ部40はさらに、転写紙を給紙する給紙部60と、給紙された転写紙を感光体43と転写装置46との間の転写箇所を通過するように搬送する転写紙搬送部70と、転写紙上に形成されたトナー像を加圧加熱して転写紙表面に固着固定する定着装置49を備えている。給紙部60には、複数の給紙カセット61があり、通常、サイズや紙種の異なる転写紙が収容される。
各給紙カセット61の出口近傍には、給紙カセット61に収容された最上部の転写紙を1枚ずつ転写紙搬送部70に向けて送り出す第1給紙ローラ62が設けてある。また各給紙カセット61の出口には、送り出された転写紙を検知するためのトレイ出口センサー63が設けてある。転写紙搬送部70には、最小サイズの転写紙の送り方向サイズより短い間隔で、多数の搬送ローラ71が設けてある。転写紙搬送部70のうち、感光体43と転写装置46との間の転写箇所に至る少し手前には、転写紙を検知するセンサーや第2給紙ローラなどで構成された第2給紙部72がある。
定着装置49の後方(下流)には、転写紙の進路を切り替える進路切替爪73が配置されている。進路切替爪73を図中点線で示した水平位置にすると、定着後の転写紙は、矢印Cが示すように後処理装置80へ排出される。進路切替爪73を図中実線で示した傾斜位置にすると、転写紙は、矢印Dの示す方向へ進行し、表裏が反転された後、第2給紙部72の上流で元の経路に戻り、裏面への記録が行なわれる。
転写紙の反転は、次のようにして行なわれる。定着装置49から矢印D方向へ送られた転写紙は一対の反転ローラ74の間を通るように進行し、転写紙の終端が反転ローラ74に至る直前に反転ローラ74の回転方向が反転し、往路と異なる矢印E方向へ搬送されることで表裏が反転される。
後処理装置80は、複数の転写紙を束ねてステイプルで綴じたり、パンチで穴を開けたりする機能を有する。
図1は、複写装置10の電気的構成を示すブロック図である。自動原稿送り装置20は、図示省略された駆動部の制御等を行なうADF制御部200を有する。読取部30は、ラインイメージセンサ36と、スキャナ制御部210を備えている。スキャナ制御部210は、光源33の点灯制御や露光走査部35の移動制御などを行なう。
操作表示部220は、ユーザの各種操作を受け付けたり、ユーザに向けて各種情報を表示したりする機能を果たす。操作表示部220は、液晶ディスプレイからなる表示部221と、その画面上に敷設されたタッチスイッチおよびその他のスイッチから成る操作部222と、表示部221および操作部222の動作を制御する操作制御部223とを有している。
プリンタ部40は、レーザーユニット42と、プリンタ制御部230を備えている。プリンタ制御部230は、レーザーユニット42の有するレーザーダイオードのON/OFF制御やポリゴンミラーの回転制御を行なう。またプリンタ制御部230は、帯電装置44、転写装置46、分離装置47への電圧印加、感光体43の回転、現像装置45、クリーニング装置48、定着装置49、給紙部60、転写紙搬送部70等の動作を統括制御する機能を備えている。
ADF制御部200、スキャナ制御部210、操作制御部223、プリンタ制御部230はそれぞれCPUおよびROM、RAMを主要部とする回路で構成され、ROMに格納されたプログラムに従って各種の制御が実行される。
主制御部100は、複写装置10の動作を統括制御する機能を果たす。主制御部100は、読取処理部101と、DRAM制御部102と、圧縮伸張部103と、画像メモリ104と、書込処理部105と、画像制御CPU110と、プログラムメモリ106と、システムメモリ107と、不揮発性メモリ108と、I/Oポート109とを備えている。
読取処理部101は、読取部30の出力する画像データに対して拡大処理、鏡像処理、誤差拡散による2値化処理などを施す機能を果たす。圧縮伸張部103は、2値化された画像データを圧縮したり、圧縮されたものを伸張したりする機能を果たす。圧縮伸張部103は圧縮処理と伸張処理を独立かつ並行に実行できる。画像メモリ104は、非圧縮の画像データをページ単位で格納可能なページメモリ104aとしての機能と、圧縮された画像データを格納する圧縮メモリ104bとしての機能とを果たす。
書込処理部105は、画像メモリ104から読み出して伸張された画像データをプリンタ部40の動作に応じたタイミングでレーザーユニット42へ送出する機能を果たす。DRAM制御部102は、ダイナミックRAMからなる画像メモリ104へのリード・ライトおよびリフレッシュのタイミング制御や、画像データを圧縮して画像メモリ104に格納したり画像メモリ104から圧縮データを読み出して伸張したりする際のタイミング制御などを行なう。
またDRAM制御部102は、画像を回転させる画像回転手段102aとしての機能を果たす。画像回転は、画像データを画像メモリ104から読み出してプリンタ部40へ送る際に行なわれる。詳細には、圧縮伸張部103によって伸張した画像データをページメモリ104aに1ページ分格納した後、このページメモリ104aから画像データを格納時と異なる順序で読み出してプリンタ部へ送ることで画像を回転させるようになっている。
画像制御CPU110は、複写装置10の動作全体を制御する制御手段としての機能を果す。画像制御CPU110は、画像データの流れを管理する機能や自動設定手段111、回転角決定手段112としての機能を果たす。また、操作制御部223と協働して原稿綴じ方向設定手段113、出力綴じ方向設定手段114、切替手段115としての機能を果たす。
原稿綴じ方向設定手段113は、自動原稿送り装置20にセットされた両面原稿の綴じ方向(原稿綴じ方向)がその原稿画像に対して左右綴じか上綴じかの設定を受け付けて内部登録する機能を果たす。出力綴じ方向設定手段114は、転写紙に印刷される画像に対して左右綴じにするか上綴じにするかの設定を受け付けて内部登録する機能を果たす。
自動設定手段111は、両面原稿を両面印刷で複写する場合に、転写紙に対する綴じ方向である出力綴じ方向を、転写紙上に印刷される画像に対して左右綴じにするか上綴じにするかを、両面原稿の原稿綴じ方向に連動して自動設定する機能を果たす。出力綴じ方向設定手段114は、自動設定手段111による自動設定を実行するか否かの切替設定を受け付けて、切替を履行する。回転角決定手段112は、原稿および転写紙の綴じ方向、原稿の種類、原稿のセット方向、原稿サイズ、転写紙サイズなどに基づいて、各画像に対する回転角を決定する機能を果たす。実際の画像回転は画像回転手段102a等によって行なわれる。
プログラムメモリ106は、画像制御CPU110が実行するプログラムを記憶したメモリであり、システムメモリ107は、プログラムの実行中に各種データを一時的に記憶するためのワークメモリである。不揮発性メモリ108は、電源OFF後も記憶しておくべきユーザデータやシステムデータを記憶するメモリである。I/Oポート109には、各種センサやLED素子などが接続される。
図3は、原稿綴じ方向と出力綴じ方向との組み合わせと画像の回転角との関係の一例を示している。この回転角一覧表300は、原稿の種類がポートレートで、原稿載置トレイ21への原稿セット方向が正セットの場合を示している。正セットとは、画像の天地のうちの天が原稿載置トレイ21の奥手になる向きで、用紙の長辺が搬送方向先端になるLEF(ロング・エッジ・フィード)になるセット方向をいう。なお、用紙の短辺が搬送方向先端になる場合をSEF(ショート・エッジ・フィード)と呼ぶ。
図3において、「出力設定」欄301は、印刷された転写紙の綴じ方向である出力綴じ方向と転写紙のセット方向、転写紙のサイズを示している。「A4サイズ転写紙」は、転写紙サイズがA4で転写紙セット方向がLEFであることを示している。「A4Rサイズ転写紙」は、転写紙サイズがA4で転写紙セット方向がSEFであることを示している。「原稿」欄302は、原稿載置トレイ21にセットされた原稿の綴じ方向と、原稿の種類と、原稿のセット方向とを示している。
「E−RDH画像」欄303は、読取部30で読み取った画像を示している。「E−RDH画像」欄303の左欄は原稿のおもて面画像を、右欄は原稿の裏面画像をそれぞれ表わしている。「SIDE1書込」欄304は、転写紙のおもて面を印刷する際にプリンタ部40のレーザーユニット42へ送る画像を示している。「SIDE2書込」欄305は、転写紙の裏面を印刷する際にプリンタ部40のレーザーユニット42へ送る画像を示している。「出来上がり」欄306は、両面印刷済みの転写紙を示している。これは、おもて面が下向きになるように反転排紙された状態の転写紙を排紙トレイの上から見た様子を示している。図中、破線で表わした文字は、用紙の裏側に印刷された状態を表側から透かして見た様子を示している。
原稿綴じ方向が「左右綴じ」の場合は、図中の原稿311〜313に示すように、原稿のおもて面画像(F)と裏面画像(G)とが上下が同じ方向になる。原稿が「左右綴じ」で出力設定が「左右綴じ、A4サイズ」の場合は、図中の最上段に示すように、おもて面画像(F)と裏面画像(G)の回転角は共に0度になる。原稿が「左右綴じ」で出力設定が「上綴じ、A4サイズ」の場合は、図中の2段目に示すように、おもて面画像(F)の回転角は0度に、裏面画像(G)の回転角は180度になる。これにより、上綴じされたページをめくったときに裏面の画像が正立した状態になる。
原稿が「左右綴じ」で出力設定が「左右綴じ、A4Rサイズ」の場合は、図中の3段目に示すように、おもて面画像(F)の回転角は90度に、裏面画像(G)の回転角は270度になる。出力綴じ方向が「左右綴じ」なので、本来は、おもて面画像と裏面画像の向きは同じでよい。しかし、転写紙をSELで搬送すると、裏面印刷時の転写紙進行方向がおもて面印刷時に対して180度反転する。そこで、この分を打ち消すために裏面画像の回転角は本来の値に180度加算した値になっている。同様の理由から、原稿が「左右綴じ」で出力設定が「上綴じ、A4Rサイズ」の場合は、図中の4段目に示すように、おもて面画像(F)の回転角は90度に、裏面画像(G)の回転角は90度になる。
原稿綴じ方向が「上綴じ」の場合は、図中の原稿321〜323に示すように、原稿のおもて面画像(F)に対して裏面画像(G)の向きが180度回転した状態になっている。このため、裏面画像(G)の回転角は、原稿綴じ方向が「左右綴じ」の場合に対してそれぞれ180度加算した値になっている。すなわち、原稿が「上綴じ」で出力設定が「左右綴じ、A4サイズ」の場合は、図中の5段目に示すように、おもて面画像(F)の回転角は0度に、裏面画像(G)の回転角は180度になる。
原稿が「上綴じ」で出力設定が「上綴じ、A4サイズ」の場合は、図中の6段目に示すように、おもて面画像(F)の回転角と裏面画像(G)の回転角とは共に0度になる。原稿が「上綴じ」で出力設定が「左右綴じ、A4Rサイズ」の場合は、図中の7段目に示すように、おもて面画像(F)の回転角と裏面画像(G)の回転角とは共に90度になる。原稿が「上綴じ」で出力設定が「上綴じ、A4Rサイズ」の場合は、図中の最下段に示すように、おもて面画像(F)の回転角は90度に、裏面画像(G)の回転角は270度になる。
なお、原稿の種類がポートレートでセット方向がSEFの場合、原稿の種類がランドスケープでセット方向がLEFの場合、原稿の種類がランドスケープでセット方向がSEFの場合についても、図3に示すものと同様に、出力設定と原稿綴じ方向との各組み合わせに対して必要な回転角を予め定めてある。それらの図示および説明は省略する。
次に、原稿綴じ方向のセットに連動して出力綴じ方向を自動設定する自動設定機能について説明する。図4および図5は、原稿載置トレイ21に載置した原稿のセット方向および原稿綴じ方向を設定する際の画面遷移を示している。図4は、コピー動作を実施する際の基本画面400の一例である。基本画面400には、設定内容をユーザに通知するための各種文字や絵柄と、設定内容を変更するための各種操作釦とが配置されている。
図中、斜線を施した操作釦は、その操作釦に係わる設定内容が選択されていることを示している。図4では、「ステイプルソート」釦401が選択され、印刷出力する転写紙を後処理装置80においてステイプルで綴じる旨の設定がなされている。また、「両面→両面」釦402が選択され、両面原稿を両面印刷で複写する旨の設定がなされている。
基本画面400で「原稿設定」釦403を操作すると、表示画面が図5に示す原稿設定画面410に切り替わる。初期状態では、原稿のセット方向は、正立釦411が選択された状態になっている。ユーザは、正立釦411、左横向き釦412、右横向き釦414、倒立釦413のいずれかを操作することで、それぞれの釦に対応した向きに原稿がセットされている旨を指定できる。
正立釦411に該当する原稿セット方向は、ポートレート原稿を正セット(画像の天地のうちの天が原稿載置トレイ21の奥手になる向き)してLEF送りする場合、およびランドスケープ原稿を正セットしてSEF送りする場合に対応する。左横向き釦412に該当する原稿セット方向は、ポートレート原稿を90度セット(画像の天地のうちの天が原稿載置トレイ21の左手になる向き)してSEF送りする場合、およびランドスケープ原稿を90度セットしてLEF送りする場合に対応する。
倒立釦413に該当する原稿セット方向は、ポートレート原稿を180度セット(画像の天地のうちの天が原稿載置トレイ21の手前になる向き)してLEF送りする場合、およびランドスケープ原稿を180度セットしてSEF送りする場合に対応する。右横向き釦414に該当する原稿セット方向は、ポートレート原稿を270度セット(画像の天地のうちの天が原稿載置トレイ21の右手になる向き)してSEF送りする場合、およびランドスケープ原稿を270度セットしてLEF送りする場合に対応する。
原稿設定画面410には、原稿綴じ方向の設定釦として、「左右とじ」釦421と「上とじ」釦422が設けてある。原稿綴じ方向のセットに連動して出力綴じ方向を自動設定する自動設定機能がオンになっているときは、「左右とじ」釦421または「上とじ」釦422を操作することで、自動的に出力綴じ方向が設定される。
具体的には、複写装置10は、図6に示すような、設定データ登録テーブル430をジョブ毎にシステムメモリ107に作成する。この設定データ登録テーブルは、ジョブの実行に係わる各種の設定項目の設定内容を登録するものである。原稿綴じ方向が設定されると、その綴じ方向を設定データ登録テーブル430の「原稿綴じ方向」欄431に設定し、自動設定機能がオンならば、原稿綴じ方向と同じ綴じ方向を「出力綴じ方向」欄432に自動設定するようになっている。なお、原稿設定画面410の上部表示欄等に、自動設定された出力綴じ方向をメッセージや図柄で案内表示するとよい。
図7は、設定データ登録テーブル430に各種の設定内容を登録する設定データ設定処理の流れを示している。表示部221に表示中の画面が基本画面400の状態で(ステップS501;Y)「原稿設定」釦403が操作されると(ステップS502;Y)、表示する画面を原稿設定画面410に変更する(ステップS503)。原稿設定画面410の表示中に(ステップS501;N、ステップS504;Y)、「左右とじ」釦421が操作されると(ステップS505;Y)、設定データ登録テーブル430の「原稿綴じ方向」欄431に「左右綴じ」を登録する(ステップS506)。また「上とじ」釦422が操作されると(ステップS507;Y)、設定データ登録テーブル430の「原稿綴じ方向」欄431に「上綴じ」を登録する(ステップS508)。
設定データ登録テーブル430の「原稿綴じ方向」欄431に「左右綴じ」または「上綴じ」を登録した場合は(ステップS506またはS508)、原稿綴じ方向に連動して出力綴じ方向を自動設定する自動設定機能がオンになっているかを調べる(ステップS509)。自動設定機能がオンならば(ステップS509;Y)、設定データ登録テーブル430の「出力綴じ方向」欄432に「原稿綴じ方向」欄431と同じ綴じ方向を登録する(ステップS510)。なお、基本画面400で「原稿設定」釦403以外の釦が操作された場合(ステップS502;N)や原稿設定画面410で「左右とじ」釦421や「上とじ」釦422以外の釦が操作された場合は(ステップS504;NまたはS507;N)、該当するその他の処理が実行される(ステップS511)。
次に、ユーザ自身が出力綴じ方向を設定する場合について説明する。図4に示す基本画面400で「出力設定」釦404をユーザが操作すると、図8に示す出力設定画面440が表示部221に表示される。出力設定画面440でユーザが「左右とじ」釦441を操作すると、設定データ登録テーブル430の「出力綴じ方向」欄432に「左右綴じ」が設定される。また出力設定画面440でユーザが「上とじ」釦442を操作すると、設定データ登録テーブル430の「出力綴じ方向」欄432に「上綴じ」が設定される。
すなわち、ユーザが出力設定画面440の「左右とじ」釦441や「上とじ」釦442を操作しなければ、自動設定機能によって設定された出力綴じ方向がそのまま有効となる。一方、ユーザが出力設定画面440の「左右とじ」釦441または「上とじ」釦442を操作すると、自動設定機能による設定内容に優先してユーザの設定した出力綴じ方向が設定される。
なお、出力設定画面440で出力綴じ方向が設定された後に、原稿設定画面410で原稿綴じ方向が設定された場合は、出力設定画面440におけるユーザ設定を優先し、自動設定機能が働かないように構成するとよい。また、後から設定された内容を優先するように構成し、出力設定画面440で出力綴じ方向がユーザ設定された後に原稿設定画面410で原稿綴じ方向が設定された場合にも、自動設定機能による設定が有効になるように構成してもよい。
次に、自動設定機能のオンオフ切替機能について説明する。ここでは、自動設定機能をオンするか否かを管理者モードにおいて切り替えるようになっている。図9から図11は、自動設定機能のオンオフ切り替えに係わる画面遷移を示している。図9は、管理者モードに入るための特定操作を行なうことで表示される「キーオペレータメニュー」画面450を示している。この画面450には、管理者が設定変更可能な項目が10項目ずつ一覧表示される。管理者がいずれかの項目を選択操作すると、その項目に対応する詳細設定画面が表示され、各項目のデフォルト状態や初期値などを設定変更し得るようになっている。
「キーオペレータメニュー」画面450の下向き矢印釦415を操作すると、図10に示すように、次の10項目を一覧表示した「キーオペレータメニュー」画面460が表示される。この例では、当該画面460に表示された「13」番の「メモリスイッチ」釦461を選択操作すると、図11に示すメモリスイッチ詳細設定画面470が表示される。上下にページをスクロールさせて「No50」の項目欄471を表示した後、この項目欄471を選択操作し、「設定内容の変更」釦472を押下すると、自動設定機能のオンオフが切り替えられる。
自動設定機能をオフに設定しておけば、図7のステップS509で(N)と判断され、原稿綴じ方向と同じ綴じ方向が出力綴じ方向に自動設定されなくなる。
次に、両面原稿を両面印刷で複写するいわゆる両面コピー動作を説明する。両面コピー動作は、原稿画像を読み取り、これを圧縮して圧縮メモリ104aに格納するまでの原稿読取動作と、圧縮された画像データを圧縮メモリ104aから読み出し、これを伸張してプリンタ部40で印刷する画像書込動作との組み合わせで実現されている。
原稿読取動作において画像データは、ラインイメージセンサ36→読取処理部101→DRAM制御部102→圧縮伸張部103(圧縮)→DRAM制御部102→圧縮メモリ104bの順に流れる。画像書込動作において画像の回転処理を行なわない場合は、圧縮メモリ104b→DRAM制御部102→圧縮伸張部103(伸張)→DRAM制御部102→書込処理部105→レーザーユニット42の順に画像データが流れる。回転処理を行なう場合は、圧縮メモリ104b→DRAM制御部102→圧縮伸張部103(伸張)→DRAM制御部102→ページメモリ104b→書込処理部105→レーザーユニット42の順に画像データが流れるようになっている。
図12は、両面コピー動作における各部の動作タイミングを示している。図12では、簡易的に1枚の原稿の表裏両面を読み取った後、これらの画像を1枚の転写紙に両面印刷して出力する場合を示している。時刻T11に図示省略のコピースタート釦が操作されると、自動原稿送り装置20による原稿の搬送が開始するとともに、スキャナ制御部210によるスキャナ駆動601が開始し、露光走査部35がコンタクトガラス31の真下の読取箇所へ移動する。
その後、スキャナ制御部210またはADF制御部200からDRAM制御部102に送られるSVV(Scanner Vertical Valid)信号に同期して、原稿のおもて面に対する原稿読取動作602が行なわれる。さらに自動原稿送り装置20の反転機構によって原稿の表裏が反転された後、次のSVV信号に同期して、原稿の裏面に対する原稿読取動作603が行なわれる。
原稿の裏面に対する原稿読取動作603が完了すると、転写紙送り出し動作604が開始される。また、露光走査部35をホームポジションに戻すためのスキャナ駆動605が行なわれる。第2給紙部72に到達した転写紙をその先の経路へ送り出す第2給紙送り出し動作606は、印刷すべき画像データが揃っていることを条件に実行される。第2給紙送り出し動作606の開始後、プリンタ部40からDRAM制御部102に送られるPVV(Printer Vertical Valid)信号に同期して転写紙おもて面への画像書込動作607が行なわれる。
その後、転写紙は、図2の定着装置49、経路D、反転ローラ74、経路Eなどを経て表裏が反転された後、第2給紙部72に戻る。裏面に対する画像データが揃っていることを条件に2度目の第2給紙送り出し動作608が実行され、PVV信号に同期して転写紙裏面への画像書込動作609が行なわれる。転写紙は定着装置49を通って機外に排紙されて、一連の両面コピー動作が完了する。
図13から図17は、複写装置10がジョブの実行を管理する際に使用するジョブテーブルの一例を示している。ジョブテーブルは、システムメモリ107に格納される。ジョブテーブル700には、当該ジョブの各ページに共通する情報であるジョブデータ701と、ページ毎に相違する情報であるページデータ702とがある。ジョブデータ701に登録されるデータには、ジョブの開始時に設定されてその後は変更されない項目と、ジョブの実行中に設定される項目がある。ジョブの開始後に変更されない項目は、設定部数、コピーモード、出力モード、使用トレイ、出力サイズ、原稿綴じ方向、原稿種類・セット方向、原稿サイズ、出力綴じ方向などがある。このうち、コピーモードには、ADF片面、ADF両面、プラテンのいずれかが設定される。出力モードには、片面または両面のいずれかがセットされる。
ジョブの実行中に設定される項目には、たとえば、出力済み部数、読込済み画像枚数、書込済み画像枚数などがある。これらは該当する処理の実行毎に更新される。ジョブデータ701のうち、コピーモード、出力モード、使用トレイ、原稿綴じ方向、原稿種類・セット方向、出力綴じ方向については、コピースタート釦が操作された時点で、図6に示した設定データ登録テーブル430の設定内容がコピーされる。ページデータ702には、ページ毎に、ページ番号と、出力時画像回転角度と、画像データの格納アドレスとが登録される。画像制御CPU110は、このようなジョブテーブルを参照して、操作表示部220の表示内容や、原稿読取動作、画像書込動作などを制御する。
ジョブテーブル700への各種のデータセットは、画像読取準備処理および画像書込準備処理によって行なわれる。両面コピーにおいては、図12に示すように、原稿のおもて面に対する原稿読取動作602の直前に、原稿おもて面に対する画像読取準備処理621が行なわれ、原稿の裏面に対する原稿読取動作603の直前に、原稿裏面に対する画像読取準備処理622が行なわれる。また転写紙おもて面への画像書込動作607の直前に、転写紙おもて面に対する画像書込準備処理623が行なわれ、転写紙裏面への画像書込動作609の直前に、転写紙裏面に対する画像書込準備処理624が行なわれる。
図14は、原稿おもて面に対する画像読取準備処理621によってデータがセットされた状態のジョブテーブル710の一例を示し、図15は、原稿裏面に対する画像読取準備処理622によってデータがセットされた状態のジョブテーブル720の一例を示している。図16は、転写紙おもて面に対する画像書込準備処理623によってデータがセットされた状態のジョブテーブル730の一例を示し、図17は、転写紙裏面に対する画像書込準備処理624によってデータがセットされた状態のジョブテーブル740の一例を示している。
図18は、画像読取準備処理の流れを示している。コピーモードが「両面→両面」であって(ステップS801;Y)原稿のおもて面を読み込む場合は(ステップS802;Y)、ジョブデータ内の「読込済み画像枚数」欄714の値に「+1」したページ番号をもつページデータの「出力時画像回転角度」欄に、SIDE1用の回転角度を、図3の回転角一覧表300に従って格納する(ステップS803)。たとえば、図14に示すジョブテーブル710のように、原稿が「A4・正セット・左右綴じ」で転写紙が「A4・左右綴じ」の場合には、図3の最上段の組み合わせに該当するので、「出力時画像回転角度」欄711に0度を設定する。このほか、「画像格納アドレス」欄712に画像格納アドレスをセットし、ジョブデータ713に使用トレイや出力モードなどをセットする。
さらにDRAM制御部102に圧縮モード(圧縮処理の実行要求)をセットし、圧縮データの格納アドレスをセットする。(ステップS804)。その後、読取処理部101に倍率などをセットし(ステップS809)、ジョブデータ713内の「読込済み画像枚数」欄714の値を「+1」して(ステップS810)、処理を終了する(終了)。
原稿の裏面を読み込む場合は(ステップS802;N)、ジョブデータ内の「読込済み画像枚数」欄724の値に「+1」したページ番号をもつページデータの「出力時画像回転角度」欄に、図3の回転角一覧表300に従ってSIDE2用の回転角度を格納する(ステップS805)。たとえば、図15に示すジョブテーブル720では、図3の最上段の組み合わせに該当するので、「出力時画像回転角度」欄721に「0度」を設定する。このほか「画像格納アドレス」欄722に画像格納アドレスをセットし、ジョブデータ723に使用トレイや出力モードなどをセットする。
さらにDRAM制御部102に圧縮モード(圧縮処理の実行要求)をセットし、圧縮データの格納アドレスをセットする。(ステップS806)。その後、読取処理部101に倍率などをセットし(ステップS809)、ジョブデータ723内の「読込済み画像枚数」欄724の値を「+1」して(ステップS810)、処理を終了する(終了)。
コピーモードが「両面→両面」でない場合は(ステップS801;N)、ジョブデータ内の「読込済み画像枚数」欄の値に「+1」したページ番号をもつページデータの「出力時画像回転角度」欄に各モードに応じた値をセットする。その他、使用トレイ・出力モード・画像格納アドレスをセットする(ステップS807)。
さらにDRAM制御部102に圧縮モード(圧縮処理の実行要求)をセットし、圧縮データの格納アドレスをセットする。(ステップS808)。その後、読取処理部101に倍率などをセットし(ステップS809)、ジョブデータ内の「読込済み画像枚数」欄の値を「+1」して(ステップS810)、処理を終了する(終了)。
図19は、画像書込準備処理の流れを示している。ジョブデータ内「書込済み画像枚数」欄の値に「+1」したページ番号をもつページデータの「出力時画像回転角度」欄に格納されている回転角度を読み出す(ステップS901)。この角度が「0度」ならば(ステップS902;Y)、DRAM制御部102に伸張モード(伸張処理の実行要求)をセットし、伸張アドレス(該当ページのページデータに格納されている画像格納アドレス)をセットする(ステップS903)。
その後、レーザーダイオードのパワー値の設定など、書込処理部105に共通な設定処理を行ない(ステップS907)、ジョブデータ内の「書込済み画像枚数」欄の値を「+1」して(ステップS908)処理を終了する(終了)。なお、ジョブデータ内の図示省略した「確定画像枚数」と「+1」した結果が同じであれば、ジョブデータ内の「出力済み部数」欄の値を「+1」して、「書込済み画像枚数」欄の値を「0」にする処理も同時に行なわれる。
たとえば、図12に示す、転写紙おもて面に対する画像書込準備処理623では、図16に示すジョブテーブル730を参照して画像書込準備処理が行なわれる。すなわち、ジョブデータ731内の「書込済み画像枚数」欄732の値が「0」なので、1ページ目のページデータの「出力時画像回転角度」欄733や「画像格納アドレス」欄734が参照される。また転写紙裏面に対する画像書込準備処理624では、図17に示すジョブテーブル740を参照して画像書込準備処理が行なわれる。すなわち、ジョブデータ741内の「書込済み画像枚数」欄742の値が「1」なので、2ページ目のページデータの「出力時画像回転角度」欄743や「画像格納アドレス」欄744が参照される。
該当するページデータの「出力時画像回転角度」欄から読み出した回転角度が「0度」でない場合は(ステップS902;N)、DRAM制御部102にページメモリ伸張モード(含む回転角度)をセットし、伸張アドレスをセットする(ステップS904)。その後、DRAM制御部102に伸張先となるページメモリ104aの先頭アドレスをセットする(ステップS906)。以後、先に説明したステップS907、S908を行なって処理を終了する。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。たとえば、図3に示した回転角度は、複写装置における転写紙の反転方法などに依存したものであり、本発明を適用する複写装置の構成に応じて適宜の値が採用される。
また実施の形態では、上下方向の綴じ方を「上とじ」のみとしたが、「下とじ」を含めた「上下綴じ」としてもよい。「上とじ」と「下とじ」では必要な画像の回転角度は変わらない。
さらに実施の形態では、コピー機能だけを備えた複写装置を例に説明したが、当該機能にプリンタやファクシミリの機能を統合させた、いわゆるデジタル複合機においても本発明を適用することができる。
本発明の実施の形態に係わる複写装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる複写装置の断面構成を示す説明図である。 原稿綴じ方向と出力綴じ方向との組み合わせと画像の回転角との関係の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる複写装置に表示される基本画面の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係わる複写装置に表示される原稿設定画面の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係わる複写装置が生成する設定データ登録テーブルの一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる複写装置が行なう設定データ設定処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係わる複写装置に表示される出力設定画面の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係わる複写装置に表示される「キーオペレータメニュー」画面の一例を示す正面図である。 「キーオペレータメニュー」画面の他の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係わる複写装置に表示されるメモリスイッチ詳細設定画面の一例を示す正面図である。 両面コピー動作における各部の動作タイミングを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる複写装置がジョブ開始時に生成するジョブテーブルの一例を示す説明図である。 原稿おもて面に対する画像読取準備処理によってデータがセットされた状態のジョブテーブルの一例を示す説明図である。 原稿裏面に対する画像読取準備処理によってデータがセットされた状態のジョブテーブルの一例を示す説明図である。 転写紙おもて面に対する画像書込準備処理によってデータがセットされた状態のジョブテーブルの一例を示す説明図である。 転写紙裏面に対する画像書込準備処理によってデータがセットされた状態のジョブテーブルの一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる複写装置が行なう画像読込準備処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係わる複写装置が行なう画像書込準備処理を示す流れ図である。 原稿綴じ方向と出力綴じ方向の組み合わせ例を示す説明図である。
符号の説明
10…複写装置
20…自動原稿送り装置
21…原稿載置トレイ
22…給紙ローラ
23…密着ローラ
24…案内ローラ
25…切替爪
26…反転ローラ
27…排紙トレイ
30…読取部
31…コンタクトガラス
32…プラテンガラス
33…光源
34…ミラー
35…露光走査部
36…ラインイメージセンサ
37…集光レンズ
38…各種のミラー
40…プリンタ部
42…レーザーユニット
43…感光体
44…帯電装置
45…現像装置
46…転写装置
47…分離装置
48…クリーニング装置
49…定着装置
60…給紙部
61…給紙カセット
62…第1給紙ローラ
63…トレイ出口センサー
70…転写紙搬送部
71…搬送ローラ
72…第2給紙部
73…進路切替爪
74…反転ローラ
80…後処理装置
90…大容量給紙トレイ
100…主制御部
101…読取処理部
102…DRAM制御部
102a…画像回転手段
103…圧縮伸張部
104…画像メモリ
104a…ページメモリ
104b…圧縮メモリ
105…書込処理部
106…プログラムメモリ
107…システムメモリ
108…不揮発性メモリ
109…I/Oポート
110…画像制御CPU
111…自動設定手段
112…回転角決定手段
113…原稿綴じ方向設定手段
114…出力綴じ方向設定手段
115…切替手段
200…ADF制御部
210…スキャナ制御部
220…操作表示部
221…表示部
222…操作部
223…操作制御部
230…プリンタ制御部
300…回転角一覧表
301…「出力設定」欄
302…「原稿」欄
303…「E−RDH画像」欄
304…「SIDE1書込」欄
305…「SIDE2書込」欄
306…「出来上がり」欄
400…基本画面
401…「ステイプルソート」釦
402…「両面→両面」釦
403…「原稿設定」釦
404…「出力設定」釦
410…原稿設定画面
411…正立釦
412…左横向き釦
413…倒立釦
414…右横向き釦
421…「左右とじ」釦
422…「上とじ」釦
430…設定データ登録テーブル
431…「原稿綴じ方向」欄
432…「出力綴じ方向」欄
440…出力設定画面
441…「左右とじ」釦
442…「上とじ」釦
450、460…「キーオペレータメニュー」画面
451…下向き矢印釦
461…「メモリスイッチ」釦
470…メモリスイッチ詳細設定画面
471…「No50」の項目欄
472…「設定内容の変更」釦
601、605…スキャナ駆動
602…原稿のおもて面に対する原稿読取動作
603…原稿の裏面に対する原稿読取動作
604…転写紙送り出し動作
606…第2給紙送り出し動作
607…転写紙おもて面への画像書込動作
608…2度目の第2給紙送り出し動作
609…転写紙裏面への画像書込動作
621…原稿おもて面に対する画像読取準備処理
622…原稿裏面に対する画像読取準備処理
623…転写紙おもて面に対する画像書込準備処理
624…転写紙裏面に対する画像書込準備処理
700、710、720、730、740…ジョブテーブル
701、713、723、731、741…ジョブデータ
702…ページデータ
711、721、733、743…「出力時画像回転角度」欄
712、722、734、744…「画像格納アドレス」欄
714、724…「読込済み画像枚数」欄
732…「書込済み画像枚数」欄

Claims (5)

  1. 両面原稿を両面印刷で複写する機能を備えた複写装置において、
    原稿の表裏両面を読み取る両面原稿読取手段と、
    転写紙の表裏両面に画像を印刷する両面印刷手段と、
    前記両面原稿読取手段で読み取る両面原稿の綴じ方向である原稿綴じ方向が原稿画像に対して左右綴じか上下綴じかの設定を受け付ける原稿綴じ方向設定手段と、
    両面原稿を両面印刷で複写する場合に、転写紙に対する綴じ方向である出力綴じ方向を、転写紙上に印刷される画像に対して左右綴じにするか上下綴じにするかを前記原稿綴じ方向設定手段を通じて設定された原稿綴じ方向に連動して設定する自動設定手段と、
    両面原稿を両面印刷で複写する場合に、設定された原稿綴じ方向を有する両面原稿が、設定された出力綴じ方向に合った印刷物として複写されるように、両面原稿のおもて面から読み取った画像と両面原稿の裏面から読み取った画像のそれぞれに必要量の回転を与える画像回転手段と、
    を有する
    ことを特徴とする複写装置。
  2. 両面原稿を両面印刷で複写する機能を備えた複写装置において、
    原稿の表裏両面を読み取る両面原稿読取手段と、
    転写紙の表裏両面に画像を印刷する両面印刷手段と、
    前記両面原稿読取手段で読み取る両面原稿の綴じ方向である原稿綴じ方向が原稿画像に対して左右綴じか上下綴じかの設定を受け付ける原稿綴じ方向設定手段と、
    前記出力綴じ方向を、転写紙上に印刷される画像に対して左右綴じにするか上下綴じにするかの設定を受け付ける出力綴じ方向設定手段と、
    両面原稿を両面印刷で複写する場合に、転写紙に対する綴じ方向である出力綴じ方向を、転写紙上に印刷される画像に対して左右綴じにするか上下綴じにするかを前記原稿綴じ方向設定手段を通じて設定された原稿綴じ方向に連動して設定する自動設定手段と、
    両面原稿を両面印刷で複写する場合に、設定された原稿綴じ方向を有する両面原稿が、設定された出力綴じ方向に合った印刷物として複写されるように、両面原稿のおもて面から読み取った画像と両面原稿の裏面から読み取った画像のそれぞれに必要量の回転を与える画像回転手段とを備え、
    前記自動設定手段と前記出力綴じ方向設定手段のいずれからも出力綴じ方向を設定し得るようにした
    ことを特徴とする複写装置。
  3. 前記自動設定手段は、出力綴じ方向に、原稿綴じ方向と同じ綴じ方向を設定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の複写装置。
  4. 両面原稿を両面印刷で複写する場合における出力綴じ方向を前記自動設定手段によって設定するか否かの切替機能を有する
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の複写装置。
  5. 前記自動設定手段によって出力綴じ方向が設定される場合に、その旨または設定される出力綴じ方向をユーザに通知する
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の複写装置。
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