JP2013003400A - 複写装置および複写装置の制御プログラム - Google Patents

複写装置および複写装置の制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013003400A
JP2013003400A JP2011135344A JP2011135344A JP2013003400A JP 2013003400 A JP2013003400 A JP 2013003400A JP 2011135344 A JP2011135344 A JP 2011135344A JP 2011135344 A JP2011135344 A JP 2011135344A JP 2013003400 A JP2013003400 A JP 2013003400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
unit
image
time required
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011135344A
Other languages
English (en)
Inventor
Osao Katsuta
長生 勝田
Shinya Miyake
慎也 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2011135344A priority Critical patent/JP2013003400A/ja
Priority to CN2012101940320A priority patent/CN102843483A/zh
Priority to US13/495,622 priority patent/US8941846B2/en
Publication of JP2013003400A publication Critical patent/JP2013003400A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/60Apparatus which relate to the handling of originals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/23Reproducing arrangements
    • H04N1/2307Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
    • H04N1/2323Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity according to characteristics of the reproducing medium, e.g. type, size or availability
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/23Reproducing arrangements
    • H04N1/2307Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
    • H04N1/2369Selecting a particular reproducing mode from amongst a plurality of modes, e.g. paper saving or normal, or simplex or duplex
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/23Reproducing arrangements
    • H04N1/2307Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
    • H04N1/2384Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity for fitting data onto a particular reproducing medium without modifying the image data
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00172Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling
    • G03G2215/00177Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling for scanning

Abstract

【課題】原稿の長辺方向を読取副走査方向として原稿の画像を読み取り原稿の複写物を作成する複写処理において、複写処理に要する時間を短縮することができる複写装置および複写装置の制御プログラムを提供する。
【解決手段】本発明の複写装置は、用紙の長辺方向が書込副走査方向と一致する第1の向きで画像形成部に用紙が給紙される場合については、原稿の読み取り処理に要する時間と第1の向きで給紙される用紙への画像形成処理に要する時間とを考慮する一方、用紙の短辺方向が書込副走査方向と一致する第2の向きで画像形成部に用紙が給紙される場合については、読み取り処理に要する時間と画像データの回転処理に要する時間と第2の向きで給紙される用紙への画像形成処理に要する時間とを考慮して、第1および第2の向きのうち、原稿の読み取り処理が開始されてから画像形成処理が完了するまでに要する時間が短い一方の向きを選択する。
【選択図】図3

Description

本発明は、原稿の画像を読み取り原稿の複写物を作成する複写装置および複写装置の制御プログラムに関する。
近年、複写機、プリンター、イメージスキャナー、ファクシミリ等の機能を有する複合機(Multi−Function Peripheral:MFP)が普及している。MFPには、原稿の画像を読み取るための画像読取部に原稿を搬送する自動原稿搬送装置(Auto Document Feeder:ADF)が備えられ、複数枚の原稿を連続的に読み取ることができる。
ADFが備えられたMFPにより原稿の複写処理を行う場合、通常、原稿の短辺方向が原稿の搬送方向と一致するようにADFに原稿がセットされ、ADFから画像読取部に原稿がLEF(Long Edge Feed)で給紙される。LEFで給紙される原稿の画像は、原稿の搬送方向と直交する方向に延設されたラインセンサにより、原稿の長辺方向を読取主走査方向とし短辺方向を読取副走査方向として読み取られる。そして、ラインセンサにより原稿の画像を読み取って得られた画像データに基づく画像は、給紙トレイから画像形成部にLEFで給紙される用紙に形成される。画像形成部は、レーザ発振器およびポリゴンミラー等からなる光学ユニットを備え、LEFで給紙される用紙に対して、用紙の長辺方向を書込主走査方向とし短辺方向を書込副走査方向として画像を形成する。
このような構成によれば、ADFから原稿がSEF(Short Edge Feed)で給紙され、原稿の長辺方向を読取副走査方向として原稿の画像が読み取られる場合に比べ、原稿の読み取り処理に要する時間が短くなる。また、給紙トレイから画像形成部に用紙がSEFで給紙され、用紙の長辺方向を書込副走査方向として画像が形成される場合に比べ、用紙への画像形成処理に要する時間が短くなる。加えて、原稿を読み取って得られる画像データの向きと用紙の向きが一致しているため、画像データの向きを90度回転する必要がなく、複写処理に要する時間が最短となる。
しかしながら、ADFには、SEFの向きにのみ原稿がセット可能で、画像読取部に原稿をSEFでのみ給紙可能なものがある。また、原稿をLEF/SEFのいずれの向きにもセット可能なADFであっても、ユーザーによっては、原稿がSEFの向きにセットされ、画像読取部に原稿がSEFで給紙される場合がある。
原稿がSEFで給紙され原稿の長辺方向を読取副走査方向として原稿の画像が読み取られる場合、用紙がSEFで給紙された方が、画像データを回転する必要がないために複写処理に要する時間が短くなることもあれば、用紙がLEFで給紙された方が、画像形成処理に要する時間が短いために複写処理に要する時間が短くなることもある。したがって、原稿がSEFで給紙され原稿の長辺方向を読取副走査方向として原稿の画像が読み取られる場合、画像が形成される用紙の給紙方向を適切に切り換えて、複写処理に要する時間を短縮することが望ましい。
なお、下記の特許文献1には、原稿の複写処理において、原稿の向きと一致する向きの用紙を給紙トレイから給紙して画像を形成する技術が開示されている。しかしながら、この技術では、画像データを回転する必要はないものの、原稿がSEFで給紙される場合、必ずしも複写処理に要する時間が短縮されるとは限らない。
また、下記の特許文献2には、印刷データに基づく画像を用紙に形成する印刷処理において、LEF/SEFで給紙される用紙に対する画像形成処理の時間差と、画像データを回転する処理に要する時間を考慮して、印刷時間が短い給紙方向を選択する技術が開示されている。しかしながら、この技術は、印刷処理に特化した技術であり、画像読取部により原稿の画像を読み取ることについては考慮されていない。
特開平09−018690号公報 特開2001−322326号公報
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、原稿の長辺方向を読取副走査方向とし短辺方向を読取主走査方向として原稿の画像を読み取り原稿の複写物を作成する複写処理において、複写処理に要する時間を短縮することができる複写装置および複写装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)原稿の長辺方向を読取副走査方向とし短辺方向を読取主走査方向として原稿の画像を読み取る読取部と、前記読取部により原稿の画像を読み取って得られた画像データを回転する回転部と、用紙の搬送方向を書込副走査方向とし当該書込副走査方向に直交する方向を書込主走査方向として、前記読取部により原稿の画像を読み取って得られた画像データまたは前記回転部により回転された画像データに基づく画像を用紙に形成する画像形成部と、用紙の長辺方向が前記書込副走査方向と一致する第1の向きで前記画像形成部に用紙が給紙される場合については、原稿の読み取り処理に要する時間と前記第1の向きで給紙される用紙への画像形成処理に要する時間とを考慮する一方、用紙の短辺方向が前記書込副走査方向と一致する第2の向きで前記画像形成部に用紙が給紙される場合については、前記読み取り処理に要する時間と画像データの回転処理に要する時間と前記第2の向きで給紙される用紙への画像形成処理に要する時間とを考慮して、前記第1および第2の向きのうち、原稿の読み取り処理が開始されてから画像形成処理が完了するまでに要する時間が短い一方の向きを選択する選択部と、前記選択部により前記第1の向きが選択された場合、前記回転部に回転処理を行わせることなく前記画像形成部に画像形成処理を行わせ、前記選択部により前記第2の向きが選択された場合、前記回転部に回転処理を行わせてから前記画像形成部に画像形成処理を行わせる制御を行う制御部と、を有することを特徴とする複写装置。
(2)前記第1の向きで用紙が給紙される場合と、前記第2の向きで用紙が給紙される場合とでは、前記読み取り処理が開始されてから前記画像形成処理が開始されるまでに要する時間が異なり、前記選択部は、前記時間が異なることを考慮して、前記第1および第2の向きのうち一方の向きを選択することを特徴とする上記(1)に記載の複写装置。
(3)前記第1の向きで用紙が給紙される場合、1枚の原稿の読み取り処理が完了する前に、当該原稿についての画像形成処理が開始され、前記第2の向きで用紙が給紙される場合、1枚の原稿の読み取り処理が完了したのち、当該原稿についての回転処理が行われてから、前記画像形成処理が開始されることを特徴とする上記(2)に記載の複写装置。
(4)画像データを縮小する縮小部をさらに有し、前記選択部は、画像データの縮小処理に要する時間をさらに考慮して、前記第1および第2の向きのうち一方の向きを選択し、前記縮小処理が行われる場合、前記制御部は、1枚の原稿の読み取り処理が完了したのち、当該原稿についての縮小処理を前記縮小部に行わせる制御を行うことを特徴とする上記(1)に記載の複写装置。
(5)画像データを拡大する拡大部をさらに有し、前記選択部は、画像データの拡大処理に要する時間をさらに考慮して、前記第1および第2の向きのうち一方の向きを選択し、前記拡大処理が行われる場合、前記制御部は、前記読取部に原稿の一部の画像を読み取らせ、当該一部の画像の読み取り処理が完了したのち、前記拡大部に拡大処理を行わせる制御を行うことを特徴とする上記(1)に記載の複写装置。
(6)前記選択部は、前記第1の向きで用紙が給紙される場合における前記読み取り処理が開始されてから前記画像形成処理が完了するまでに要する時間が、前記第2の向きで用紙が給紙される場合における前記読み取り処理が開始されてから前記画像形成処理が完了するまでに要する時間よりも長くなる複写部数を算出する算出部と、利用者により指定された原稿の複写部数を取得する取得部と、前記利用者により指定された複写部数が前記算出部により算出された複写部数よりも多い場合、前記第2の向きを選択する選択決定部と、を有することを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の複写装置。
(7)前記読取部は、第1の読み取り速度で読み取り処理を行う第1のモードと、前記第1の読み取り速度よりも遅い第2の読み取り速度で前記第1のモードよりも高解像度の読み取り処理を行う第2のモードを選択可能に構成されており、前記読み取り処理に要する時間は、前記第1のモードが選択されている場合と前記第2のモードが選択されている場合とで異なることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の複写装置。
(8)前記読取部による1枚の原稿の読み取り処理に要する時間は、前記画像形成部による前記1枚の原稿についての画像形成処理に要する時間よりも長いことを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれか1つに記載の複写装置。
(9)原稿の長辺方向を読取副走査方向とし短辺方向を読取主走査方向として原稿の画像を読み取る読取部と、前記読取部により原稿の画像を読み取って得られた画像データを回転する回転部と、用紙の搬送方向を書込副走査方向とし当該書込副走査方向に直交する方向を書込主走査方向として、前記読取部により原稿の画像を読み取って得られた画像データまたは前記回転部により回転された画像データに基づく画像を用紙に形成する画像形成部と、を有する複写装置を制御するための複写装置の制御プログラムであって、用紙の長辺方向が前記書込副走査方向と一致する第1の向きで前記画像形成部に用紙が給紙される場合については、原稿の読み取り処理に要する時間と前記第1の向きで給紙される用紙への画像形成処理に要する時間とを考慮する一方、用紙の短辺方向が前記書込副走査方向と一致する第2の向きで前記画像形成部に用紙が給紙される場合については、前記読み取り処理に要する時間と画像データの回転処理に要する時間と前記第2の向きで給紙される用紙への画像形成処理に要する時間とを考慮して、前記第1および第2の向きのうち、原稿の読み取り処理が開始されてから画像形成処理が完了するまでに要する時間が短い一方の向きを選択する手順(a)と、前記手順(a)において前記第1の向きが選択された場合、前記回転部に回転処理を行わせることなく前記画像形成部に画像形成処理を行わせ、前記手順(a)において前記第2の向きが選択された場合、前記回転部に回転処理を行わせてから前記画像形成部に画像形成処理を行わせる制御を行う手順(b)と、を前記複写装置に実行させる複写装置の制御プログラム。
(10)前記第1の向きで用紙が給紙される場合と、前記第2の向きで用紙が給紙される場合とでは、前記読み取り処理が開始されてから前記画像形成処理が開始されるまでに要する時間が異なり、前記手順(a)において、前記時間が異なることが考慮されることを特徴とする上記(9)に記載の複写装置の制御プログラム。
(11)前記第1の向きで用紙が給紙される場合、1枚の原稿の読み取り処理が完了する前に、当該原稿についての画像形成処理が開始され、前記第2の向きで用紙が給紙される場合、1枚の原稿の読み取り処理が完了したのち、当該原稿についての回転処理が行われてから、前記画像形成処理が開始されることを特徴とする上記(10)に記載の複写装置の制御プログラム。
(12)前記複写装置は、画像データを縮小する縮小部をさらに有し、前記手順(a)において、画像データの縮小処理に要する時間をさらに考慮して、前記第1および第2の向きのうち一方の向きが選択され、前記縮小処理が行われる場合、前記手順(b)において、1枚の原稿の読み取り処理が完了したのち、当該原稿についての縮小処理を前記縮小部に行わせる制御が行われることを特徴とする上記(9)に記載の複写装置の制御プログラム。
(13)前記複写装置は、画像データを拡大する拡大部をさらに有し、前記手順(a)において、画像データの拡大処理に要する時間をさらに考慮して、前記第1および第2の向きのうち一方の向きが選択され、前記拡大処理が行われる場合、前記手順(b)において、前記読取部に原稿の一部の画像を読み取らせ、当該一部の画像の読み取り処理が完了したのち、前記拡大部に拡大処理を行わせる制御が行われることを特徴とする上記(9)に記載の複写装置の制御プログラム。
(14)前記手順(a)は、前記第1の向きで用紙が給紙される場合における前記読み取り処理が開始されてから前記画像形成処理が完了するまでに要する時間が、前記第2の向きで用紙が給紙される場合における前記読み取り処理が開始されてから前記画像形成処理が完了するまでに要する時間よりも長くなる複写部数を算出する手順(a1)と、利用者により指定された原稿の複写部数を取得する手順(a2)と、前記利用者により指定された複写部数が前記手順(a1)において算出された複写部数よりも多い場合、前記第2の向きを選択する手順(a3)と、を有することを特徴とする上記(9)〜(13)のいずれか1つに記載の複写装置の制御プログラム。
(15)前記読取部は、第1の読み取り速度で読み取り処理を行う第1のモードと、前記第1の読み取り速度よりも遅い第2の読み取り速度で前記第1のモードよりも高解像度の読み取り処理を行う第2のモードを選択可能に構成されており、前記読み取り処理に要する時間は、前記第1のモードが選択されている場合と前記第2のモードが選択されている場合とで異なることを特徴とする上記(9)〜(14)のいずれか1つに記載の複写装置の制御プログラム。
(16)前記読取部による1枚の原稿の読み取り処理に要する時間は、前記画像形成部による前記1枚の原稿についての画像形成処理に要する時間よりも長いことを特徴とする上記(9)〜(15)のいずれか1つに記載の複写装置の制御プログラム。
(17)上記(9)〜(16)のいずれか1つに記載の複写装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、原稿の長辺方向を読取副走査方向とし短辺方向を読取主走査方向として原稿の画像を読み取り原稿の複写物を作成する複写処理において、複写処理に要する時間が短縮される。
本発明の一実施形態にかかるMFPの構成を示す概略正面図である。 図1に示されるMFPの構成を示すブロック図である。 MFPにより実行される複写処理の手順を示すフローチャートである。 図3のステップS106に示される第1複写処理の手順を示すフローチャートである。 図3のステップS108に示される第2複写処理の手順を示すフローチャートである。 1枚の原稿を等倍で複数部数コピーする場合のSEFによる複写処理に要する時間とLEFによる複写処理に要する時間を示す図である。 3枚の原稿を等倍で1部コピーする場合のSEFによる複写処理に要する時間とLEFによる複写処理に要する時間を示す図である。 3枚の原稿を等倍で複数部数コピーする場合のSEFによる複写処理に要する時間とLEFによる複写処理に要する時間を示す図である。 4枚の原稿を1部縮小コピーする場合のSEFによる複写処理に要する時間とLEFによる複写処理に要する時間を示す図である。 4枚の原稿を1部拡大コピーする場合のSEFによる複写処理に要する時間とLEFによる複写処理に要する時間を示す図である。 MFPにより実行される複写処理の変形例を示すフローチャートである。 図11のステップS407に示される第3複写処理の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるMFPの構成を示す概略正面図であり、図2は、図1に示されるMFPの構成を示すブロック図である。
複写装置としてのMFP100は、制御部110、操作パネル部120、画像読取部130、給紙部140、画像形成部150、および後処理部160を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス170を介して相互に接続されている。
制御部110は、メインCPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、ハードディスク104、第1画像処理回路105、第2画像処理回路106、および通信インタフェース107を有する。
メインCPU101は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を行う。ROM102は、各種プログラムや各種データを格納する。RAM103は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。
ハードディスク104は、MFP100の基本動作を制御する各種プログラムや各種データを格納する。また、ハードディスク104には、MFP100による複写処理の実行時に、給紙部140から画像形成部150に給紙される用紙の向き(LEF/SEF)を選択するためのプログラムが格納されている。
第1画像処理回路105は、画像読取部130により原稿の画像を読み取って得られる画像データに対して画像処理を行う。第1画像処理回路105は、画像データを拡大または縮小するための画像処理を行う。第2画像処理回路106は、ジョブの実行時に生成される画像データに対して画像処理を行い、画像処理後の画像データを画像形成部150へ転送する。第2画像処理回路106は、給紙部140から給紙される用紙の向きに応じて画像データの向きを90度回転する回転処理を行う。
通信インタフェース107は、他の機器と通信するためのインタフェースであり、ネットワークインタフェースおよびUSB(Universal Serial Bus)インタフェースを含む。ネットワークインタフェースは、ネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)等の規格が用いられる。USBインタフェースは、USBメモリ等のUSB規格にしたがう機器を、MFP100が通電されている状態でMFP100に接続および接続解除し得るインタフェースである。
操作パネル部120は、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、およびストップボタン等の要素を備えており、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される。
画像読取部130は、スキャナCPU131、CCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサ132、IR/ADFモータ133、およびモータドライバ134を備える。スキャナCPU131は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を行う。IR/ADFモータ133は、読み取り装置(Image Reader:IR)やADFを駆動するモータであり、モータドライバ134は、IR/ADFモータ133を制御する。本実施形態のADFには、原稿の長辺方向と原稿の搬送方向とが一致する向きにのみ原稿をセットすることができる。画像読取部130は、原稿台の所定の読み取り位置にセットされた原稿またはADFにより搬送される原稿に蛍光ランプ等の光源で光を当て、その反射光をCCDイメージセンサ132で光電変換して、その電気信号から画像データを生成する。CCDイメージセンサ132は、原稿の搬送方向と直交する方向(読取主走査方向)に所定数の読取画素が延在するラインセンサである。また、本実施形態の画像読取部130は、高い解像度で原稿の画像を読み取る高画質モードと、低い解像度で原稿の画像を読み取る低画質モードとを選択可能に構成されている。
給紙部140は、画像が形成される用紙を収容する。給紙部140は、複数の給紙トレイ140a〜140cおよび手差しトレイ140dを有しており、給紙トレイ140a〜140cおよび手差しトレイ140dに収容された用紙を1枚ずつ画像形成部150に送り出す。複数の給紙トレイ140a〜140cには、異なるサイズまたは異なる向きの用紙がそれぞれ収容されている。本実施形態では、第1の給紙トレイ140aには、画像形成部150に用紙がSEFで給紙されるように、A4サイズの用紙が縦向きに収容されている。一方、第2の給紙トレイ140bには、画像形成部150に用紙がLEFで給紙されるように、A4サイズの用紙が横向きに収容されている。
画像形成部150は、電子写真式プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、第2画像処理回路106から転送された画像データに基づく画像を用紙に形成する。画像形成部150は、レーザ発振器、ポリゴンミラー、および感光体等からなる光学ユニット(不図示)を備えており、レーザ発振器から出射したレーザビームをポリゴンミラーで書込主走査方向に走査して感光体上に静電潜像を形成する。静電潜像にトナーを供給して得られるトナー像が、レーザビームの書込副走査方向(感光体の回転方向)に搬送される用紙に転写されることにより画像が形成される。
後処理部160は、画像形成部150により画像が形成された用紙を排出する。後処理部160は、複数の排紙トレイを有しており、画像が形成された用紙は所定の排紙トレイに排出される。また、後処理部160には、ステープル処理およびパンチ処理等の後処理を施すための後処理装置(不図示)が設けられている。
なお、MFP100は、上記構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上記構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
以上のとおり構成される本実施形態のMFP100では、原稿の複写処理を実行する場合、複写処理に要する時間が短縮されるように、複写処理の内容に応じて、画像が形成される用紙の向きが切り換えられる。以下、図3〜図12を参照して、MFP100の動作について説明する。
図3は、MFPにより実行される複写処理の手順を示すフローチャートである。なお、図3のフローチャートに示されるアルゴリズムは、MFP100のハードディスク104にプログラムとして記憶されており、メインCPU101により実行される。複写処理の実行に先立って、画像読取部130に原稿がSEFで給紙され原稿の長辺方向を読取副走査方向として原稿の画像が読み取られるように、ADFに原稿がセットされる。
まず、コピー設定が受け付けられる(ステップS101)。本実施形態では、ユーザーにより設定されたコピー設定が受け付けられる。コピー設定には、画質設定、コピー部数設定、および拡大縮小設定が含まれる。また、本実施形態では、ユーザーにより原稿枚数が入力され、原稿枚数が受け付けられる。なお、本実施形態とは異なり、原稿枚数は、原稿の重量や厚さを検出して求められ、自動的に設定されてもよい。
続いて、用紙がSEFで給紙される場合の複写処理に要する時間が算出される(ステップS102)。本実施形態では、SEFで給紙される原稿の画像を読み取ってSEFで給紙される用紙に画像を形成する複写処理を実行する場合に、読み取り処理が開始されてから画像形成処理が完了するまでに必要とされる時間が算出される。具体的には、原稿枚数、コピー部数、SEFで給紙される用紙への画像形成処理に要する時間、画質設定に対応する読み取り速度(すなわち、読み取り処理に要する時間)、および拡大縮小処理の内容を考慮して、複写処理に要する時間が算出される。より具体的には、等倍の複写処理の場合には、原稿枚数、コピー部数、画像形成処理に要する時間、読み取り処理に要する時間、および同一の原稿についての読み取り処理と画像形成処理とが重複する時間に基づいて、複写処理に要する時間が算出される。また、拡大縮小を伴う複写処理の場合には、原稿枚数、コピー部数、画像形成処理に要する時間、読み取り処理に要する時間、および拡大縮小処理に要する時間に基づいて、複写処理に要する時間が算出される。
続いて、用紙がLEFで給紙される場合の複写処理に要する時間が算出される(ステップS103)。本実施形態では、SEFで給紙される原稿の画像を読み取ってLEFで給紙される用紙に画像を形成する複写処理を実行する場合に、読み取り処理が開始されてから画像形成処理が完了するまでに必要とされる時間が算出される。具体的には、原稿枚数、コピー部数、LEFで給紙される用紙への画像形成処理に要する時間、読み取り処理に要する時間、拡大縮小処理の内容、および画像データの回転処理に要する時間を考慮して、複写処理に要する時間が算出される。より具体的には、等倍の複写処理の場合には、原稿枚数、コピー部数、画像形成処理に要する時間、読み取り処理に要する時間、および回転処理に要する時間に基づいて、複写処理に要する時間が算出される。また、拡大縮小を伴う複写処理の場合には、原稿枚数、コピー部数、画像形成処理に要する時間、読み取り処理に要する時間、回転処理に要する時間、および拡大縮小処理に要する時間を考慮して、複写処理に要する時間が算出される。
続いて、用紙がSEFで給紙される場合の複写処理に要する時間がLEFで給紙される場合の時間よりも短いか否かが判断される(ステップS104)。本実施形態では、ステップS102に示す処理で算出された時間と、ステップS103に示す処理で算出された時間とが比較され、用紙がSEFで給紙される場合の複写処理に要する時間が、LEFで給紙される場合の複写処理に要する時間よりも短いか否かが判断される。
用紙がSEFで給紙される場合の複写処理に要する時間がLEFで給紙される場合の時間よりも短いと判断される場合(ステップS104:YES)、SEFが選択される(ステップS105)。本実施形態では、用紙をSEFで給紙して画像形成処理を行った方が用紙をLEFで給紙して画像形成処理を行うよりも複写処理に要する時間が短いとして、SEFが選択される。
そして、第1複写処理が実行され(ステップS106)、処理が終了される。本実施形態では、SEFで給紙される用紙に対して画像形成処理が行われる第1複写処理が実行される。ステップS106に示される第1複写処理についての詳細な説明は後述する。
一方、ステップS104に示す処理において、用紙がSEFで給紙される場合の複写処理に要する時間がLEFで給紙される場合の時間よりも長いと判断される場合(ステップS104:NO)、LEFが選択される(ステップS107)。本実施形態では、用紙をLEFで給紙して画像形成処理を行った方が用紙をSEFで給紙して画像形成処理を行うよりも複写処理に要する時間が短いとして、LEFが選択される。
そして、第2複写処理が実行され(ステップS108)、処理が終了される。本実施形態では、LEFで給紙される用紙に対して画像形成処理が行われる第2複写処理が実行される。ステップS108に示される第2複写処理についての詳細な説明は後述する。
以上のとおり、図3に示されるフローチャートの処理によれば、複写処理の内容に基づいて、SEFおよびLEFのうち、複写処理に要する時間の短い一方の給紙方向が選択され、選択結果に応じた複写処理が実行される。
図4は、図3のステップS106に示される第1複写処理の手順を示すフローチャートである。第1複写処理では、SEFで給紙される原稿の画像が読み取られ、SEFで給紙される用紙に対して画像が形成される。
まず、等倍コピーか否かが判断される(ステップS201)。本実施形態では、図3のステップS101に示す処理で受け付けられたコピー設定に基づいて、複写処理が縮小もしくは拡大コピーであるか、または、等倍コピーであるかが判断される。
等倍コピーでないと判断される場合(ステップS201:NO)、ステップS209の処理に移行する。一方、等倍コピーであると判断される場合(ステップS201:YES)、原稿の読み取り処理が開始される(ステップS202)。本実施形態では、SEFで給紙される原稿に対して、画像読取部130により、原稿の長辺方向を読取副走査方向とする画像の読み取りが開始される。
続いて、所定位置まで原稿が読み取られたか否かが判断される(ステップS203)。本実施形態では、ステップS202に示す処理で読み取りが開始された原稿について、原稿の長辺方向(読取副走査方向)の所定位置まで画像が読み取られたか否かが判断される。
所定位置まで原稿が読み取られていないと判断される場合(ステップS203:NO)、原稿が所定位置まで読み取られるまで待機する。
一方、所定位置まで原稿が読み取られたと判断される場合(ステップS203:YES)、画像形成処理が開始される(ステップS204)。本実施形態では、画像読取部130による読取副走査方向への読み取りの進行にしたがい生成される画像データに基づいて、SEFで給紙される用紙への画像の形成が開始される。SEFで給紙される用紙には、用紙の長辺方向を書込副走査方向として画像が形成される。
続いて、読み取り処理が完了したか否かが判断される(ステップ205)。本実施形態では、ステップS202に示す処理で読み取りが開始された原稿について、画像の読み取りが完了したか否かが判断される。
読み取り処理が完了していないと判断される場合(ステップS205:NO)、読み取り処理が完了するまで待機する。一方、読み取り処理が完了したと判断される場合(ステップS205:YES)、次の原稿があるか否かが判断される(ステップS206)。本実施形態では、ADFに原稿が残っているか否かが判断される。なお、読み取り処理が完了して得られた画像データは、再利用のために、RAM103に記憶される。
次の原稿があると判断される場合(ステップS206:YES)、ステップS202の処理に戻る。その結果、ADFにセットされているすべての原稿の読み取り処理が完了するまで、ステップS202以下の処理が繰り返される。
一方、次の原稿がないと判断される場合(ステップS206:NO)、複数部数コピーであるか否かが判断される(ステップS207)。本実施形態では、図3のステップS101に示す処理で受け付けられたコピー設定に基づいて、2部以上のコピー部数が設定されているか否かが判断される。
複数部数コピーであると判断される場合(ステップS207:YES)、残り部数の出力が行われる(ステップS208)。本実施形態では、RAM103に記憶されている原稿の画像データに基づいて、残り部数の画像形成が行われる。一方、複数部数コピーでないと判断される場合(ステップS207:NO)、処理が終了される。
以上のとおり、図4のステップS201〜S208に示す処理によれば、SEFで給紙される原稿の画像が読み取られつつ、SEFで給紙される用紙に画像が形成される。用紙がSEFで給紙される場合、原稿の画像データの向きと用紙の向きが一致するため、画像データを回転する必要がなく、1枚の原稿の読み取り処理が完了する前に画像形成処理が開始される。すなわち、SEFで等倍コピーを行う場合には、同一の原稿について、読み取り処理を実行している時間と画像形成処理を実行している時間とが一部重複し、読み取り処理が開始されてから画像形成処理が開始されるまでの時間が短い。
一方、ステップS201に示す処理において、等倍コピーでないと判断される場合(ステップS201:NO)、原稿の読み取り処理が開始される(ステップS209)。本実施形態では、SEFで給紙される原稿に対して、原稿の長辺方向を読取副走査方向とする画像の読み取りが開始される。
続いて、読み取り処理が完了したか否かが判断される(ステップ210)。読み取り処理が完了していないと判断される場合(ステップS210:NO)、読み取り処理が完了するまで待機する。一方、読み取り処理が完了したと判断される場合(ステップS210:YES)、画像の拡大縮小処理が実行される(ステップS211)。本実施形態では、コピー設定に基づいて、画像読取部130により原稿の画像を読み取って得られた画像データに対して拡大または縮小処理が施される。
続いて、画像形成処理が開始される(ステップS212)。本実施形態では、ステップS211に示す処理で拡大縮小処理が施された画像データに基づいて、SEFで給紙される用紙への画像の形成が開始される。SEFで給紙される用紙には、用紙の長辺方向を書込副走査方向として画像が形成される。
続いて、次の原稿があるか否かが判断される(ステップS213)。次の原稿があると判断される場合(ステップS213:YES)、ステップS209の処理に戻る。一方、次の原稿がないと判断される場合(ステップS213:NO)、コピー設定に応じて残り部数の出力が行われ(ステップS207,S208)、処理が終了される。
以上のとおり、図4のステップS207〜S213に示す処理によれば、SEFで給紙される原稿の画像が読み取られ、画像の拡大縮小処理が実行された後、SEFで給紙される用紙に画像が形成される。なお、用紙がSEFで給紙される場合、原稿の画像データの向きと用紙の向きが一致するため、画像データを回転する必要はない。しかしながら、画像の拡大縮小処理が伴う場合には、原稿の読み取り処理が完了して得られる原稿1枚分の画像データに対して拡大縮小処理を施す必要があるため、読み取り処理の完了前に画像形成処理を開始することはできない。
図5は、図3のステップS108に示される第2複写処理の手順を示すフローチャートである。第2複写処理では、SEFで給紙される原稿の画像が読み取られ、LEFで給紙される用紙に対して画像が形成される。
まず、等倍コピーか否かが判断される(ステップS301)。等倍コピーでないと判断される場合(ステップS301:NO)、ステップS309の処理に移行する。一方、等倍コピーであると判断される場合(ステップS301:YES)、原稿の読み取り処理が開始される(ステップS302)。本実施形態では、SEFで給紙される原稿に対して、原稿の長辺方向を読取副走査方向とする画像の読み取りが開始される。
続いて、読み取り処理が完了したか否かが判断される(ステップS303)。読み取り処理が完了していないと判断される場合(ステップS303:NO)、読み取り処理が完了するまで待機する。
一方、読み取り処理が完了したと判断される場合(ステップS303:YES)、画像の回転処理が実行される(ステップS304)。本実施形態では、画像読取部130により原稿の画像を読み取って得られた画像データに対して、画像データの向きを90度回転する回転処理が施される。画像データの向きが90度回転されることにより、SEFで給紙された原稿の画像を読み取って得られた画像データに基づく画像を、LEFで給紙される用紙に形成することが可能になる。
続いて、画像形成処理が開始される(ステップS305)。本実施形態では、ステップS304に示す処理で回転された画像データに基づいて、LEFで給紙される用紙への画像の形成が開始される。LEFで給紙される用紙には、用紙の短辺方向を書込副走査方向として画像が形成される。
続いて、次の原稿があるか否かが判断される(ステップS306)。次の原稿があると判断される場合(ステップS306:YES)、ステップS302の処理に戻る。一方、次の原稿がないと判断される場合(ステップS306:NO)、複数部数コピーであるか否かが判断される(ステップS307)。
複数部数コピーであると判断される場合(ステップS307:YES)、残り部数の出力が行われる(ステップS308)。一方、複数部数コピーでないと判断される場合(ステップS307:NO)、処理が終了される。
以上のとおり、図5のステップS301〜S308に示す処理によれば、SEFで給紙される原稿の画像が読み取られ、画像の回転処理が実行された後、LEFで給紙される用紙に画像が形成される。
一方、ステップS301に示す処理において、等倍コピーでないと判断される場合(ステップS301:NO)、原稿の読み取り処理が開始される(ステップS309)。本実施形態では、SEFで給紙される原稿に対して、原稿の長辺方向を読取副走査方向とする画像の読み取りが開始される。
続いて、読み取り処理が完了したか否かが判断される(ステップ310)。読み取り処理が完了していないと判断される場合(ステップS310:NO)、読み取り処理が完了するまで待機する。一方、読み取り処理が完了したと判断される場合(ステップS310:YES)、画像の拡大縮小処理が実行される(ステップS311)。
続いて、画像の回転処理が実行され(ステップS312)、画像形成処理が開始される(ステップS313)。本実施形態では、LEFで給紙される用紙に対して、用紙の短辺方向を書込副走査方向として画像が形成される。
続いて、次の原稿があるか否かが判断される(ステップS314)。次の原稿があると判断される場合(ステップS314:YES)、ステップS309の処理に戻る。一方、次の原稿がないと判断される場合(ステップS314:NO)、コピー設定に応じて残り部数の出力が行われ(ステップS307,S308)、処理が終了される。
以上のとおり、図5のステップS307〜S314に示す処理によれば、SEFで給紙される原稿の画像が読み取られ、画像の拡大縮小処理および回転処理が実行された後、LEFで給紙される用紙に画像が形成される。
次に、図6〜図10を参照して、用紙がSEFで給紙される場合の複写処理に要する時間とLEFで給紙される場合の複写処理に要する時間との関係を説明する。
図6〜図10は、用紙がSEFで給紙される場合の複写処理に要する時間とLEFで給紙される場合の複写処理に要する時間を示すタイムチャート図である。各図の横軸は、コピー開始時点からの経過時間である。各図の上部は、用紙がSEFで給紙される場合の複写処理を示し、各図の下部は、用紙がLEFで給紙される場合の複写処理を示す。なお、本実施形態の複写処理では、1枚の原稿の画像データに基づく画像形成処理に要する時間は、1枚の原稿の読み取り処理に要する時間よりも短い。また、読み取り処理に要する時間は、画質モードに応じた読み取り速度により変化する。
図6は、1枚の原稿を等倍で複数部数コピーする場合のSEFによる複写処理に要する時間とLEFによる複写処理に要する時間を示す図である。
上述したとおり、SEFによる複写処理では、画像データの回転処理を実行する必要がなく、画像読取部130による原稿の読み取り処理(スキャン)が完了する前に画像形成処理が開始される。一方、LEFによる複写処理では、画像データの回転処理を実行する必要があるため、画像読取部130による原稿の読み取り処理が完了した後、画像回転処理が実行されてから、画像形成処理が開始される。
したがって、図6に示されるとおり、1枚の原稿を複数部数コピーする場合、コピー部数が特定部数(図6では、3部)未満では、SEFの方が複写処理に要する時間が短い。しかしながら、画像形成処理に要する時間自体はLEFの方が短いため、コピー部数が特定部数以上になると、LEFの方が複写処理に要する時間が短くなる。
本実施形態の複写処理では、コピー設定に基づいて、SEFによる複写処理に要する時間と、LEFによる複写処理に要する時間がそれぞれ算出される。具体的には、SEFによる複写処理では、読み取り処理が完了する前に画像形成処理が開始されることを考慮して複写処理に要する時間が算出され、LEFによる複写処理では、読み取り処理が完了した後に回転処理が実行され、画像形成処理が開始されることを考慮して、複写処理に要する時間が算出される。そして、算出された時間に基づいて、複写処理に要する時間が短い一方の給紙方向が選択され、選択された給紙方向による複写処理が実行される。
図7は、3枚の原稿を等倍で1部コピーする場合のSEFによる複写処理に要する時間とLEFによる複写処理に要する時間を示す図であり、図8は、3枚の原稿を等倍で複数部数コピーする場合のSEFによる複写処理に要する時間とLEFによる複写処理に要する時間を示す図である。
図7に示されるとおり、本実施形態のMFP100では、3枚の原稿を等倍で1部コピーする場合、LEFよりもSEFの方が複写処理に要する時間が短くなる。したがって、本実施形態の複写処理では、SEFが選択され、SEFで給紙される用紙に対して画像形成処理が行われる。
一方、図8に示されるとおり、本実施形態のMFP100では、3枚の原稿を等倍で複数部数コピーする場合、SEFよりもLEFの方が複写処理に要する時間が短くなる。したがって、本実施形態の複写処理では、LEFが選択され、LEFで給紙される用紙に対して画像形成処理が行われる。
図9は、4枚の原稿を1部縮小コピーする場合のSEFによる複写処理に要する時間とLEFによる複写処理に要する時間を示す図である。
上述したとおり、画像が縮小される場合には、画像データに画像処理を施す必要があるため、原稿の読み取り処理が完了する前に画像形成処理を開始することができず、原稿の読み取り処理が完了した後、画像処理が実行されてから画像形成処理が開始される。したがって、図9に示されるとおり、本実施形態のMFP100では、SEFによる複写処理に要する時間とLEFによる複写処理に要する時間とはほぼ同じになる。
図10は、4枚の原稿を1部拡大コピーする場合のSEFによる複写処理に要する時間とLEFによる複写処理に要する時間を示す図である。
画像が拡大される場合には、原稿の一部の画像のみが読み取られるため、画像の読み取り範囲は狭くなる。しかしながら、読み取り解像度を上げる必要があるため、読み取り速度自体は遅くなる。なお、読み取り速度は、たとえば、ADFによる用紙の搬送速度を切換えることにより変更される。したがって、拡大倍率に応じて、等倍コピーよりも読み取り処理に要する時間が短くなることもあれば長くなることもある。また、画像データに画像処理を施す必要があるため、原稿の読み取り処理が完了する前に画像形成処理を開始することができない。
図10では、SEFよりもLEFの方が複写処理に要する時間が短い。したがって、本実施形態の複写処理では、LEFが選択され、LEFで給紙される用紙に対して画像形成処理が行われる。
以上のとおり、本実施形態によれば、原稿がSEFで給紙される複写処理の実行時に、画像が形成される用紙の給紙方向として、SEFおよびLEFのうち、複写処理に要する時間が短い一方の給紙方向が選択される。そして、選択された給紙方向による複写処理が実行される。このような構成によれば、複写処理に要する時間が短縮される。
(変形例)
図11は、MFPにより実行される複写処理の変形例を示すフローチャートである。
まず、コピー設定が受け付けられる(ステップS401)。続いて、等倍コピーか否かが判断される(ステップS402)。
等倍コピーでないと判断される場合(ステップS402:NO)、LEFが選択される(ステップS408)。本実施形態では、原稿の読み取り処理が完了する前に画像形成処理を開始することができず、用紙をLEFで給紙して画像形成処理を行った方が複写処理に要する時間が短くなるとして、LEFが選択される。
一方、ステップS402に示す処理において、等倍コピーであると判断される場合(ステップS402:YES)、1枚の原稿を1部コピーするか否かが判断される(ステップS403)。本実施形態では、原稿枚数が1枚であり、かつ、ユーザーにより設定されたコピー部数が1部であるか否かが判断される。
1枚の原稿を1部コピーすると判断される場合(ステップS403:YES)、SEFが選択される(ステップS406)。本実施形態では、1枚の原稿を1部コピーする場合、原稿の読み取り処理が完了する前に画像形成処理を開始して、読み取り処理の完了とほぼ同時に画像形成処理を完了させることができるため、SEFが選択される。
一方、ステップS403に示す処理において、1枚の原稿を1部コピーしないと判断される場合(ステップS403:NO)、コピー設定に基づいて、SEFとLEFとを切り替える基準となるコピー部数Nが算出される(ステップS404)。本実施形態では、ステップS401に示す処理で受け付けられたコピー設定および原稿枚数に基づいて、SEFによる複写処理に要する時間とLEFによる複写処理に要する時間とが逆転するコピー部数Nが算出される。
そして、ユーザーにより設定されたコピー部数がN以上であるか否かが判断される(ステップS405)。本実施形態では、ステップS401に示す処理で受け付けられたコピー部数が、ステップS404に示す処理で算出された部数N以上であるか否かが判断される。
コピー部数がN未満であると判断される場合(ステップS405:NO)、SEFが選択される(ステップS406)。そして、第3複写処理が実行され(ステップS407)、処理が終了される。
図12は、図11のステップS407に示される第3複写処理の手順を示すフローチャートである。図12のステップS501〜S507に示す処理は、図4のステップS202〜S208に示す処理と同様であるため、第3複写処理についての詳細な説明は省略する。第3複写処理が実行されることにより、SEFで給紙される原稿の画像が読み取られつつ、SEFで給紙される用紙に画像が形成される。
一方、ステップS405に示す処理において、コピー部数がN以上であると判断される場合(ステップS405:YES)、LEFが選択される(ステップS408)。そして、第2複写処理が実行され(ステップS409)、処理が終了される。第2複写処理は、図5に示されるフローチャートの処理と同様であるため、説明は省略する。第2複写処理が実行されることにより、SEFで給紙される原稿の画像が読み取られ、画像の拡大縮小処理および回転処理が実行された後、LEFで給紙される用紙に画像が形成される。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
たとえば、上述した実施形態では、本発明をMFPに適用する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本発明は複写機に適用されてもよい。
本実施形態にかかる複写装置における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピュータのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、フレキシブルディスクおよびCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、複写装置の一機能としてその装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
100 MFP、
101 メインCPU、
102 ROM、
103 RAM、
104 ハードディスク、
105 第1画像処理回路、
106 第2画像処理回路、
107 通信インタフェース、
110 制御部、
120 操作パネル部、
130 画像読取部、
140 給紙部、
140a,140b,140c 給紙トレイ、
140d 手差しトレイ、
150 画像形成部、
160 後処理部、
170 バス。

Claims (17)

  1. 原稿の長辺方向を読取副走査方向とし短辺方向を読取主走査方向として原稿の画像を読み取る読取部と、
    前記読取部により原稿の画像を読み取って得られた画像データを回転する回転部と、
    用紙の搬送方向を書込副走査方向とし当該書込副走査方向に直交する方向を書込主走査方向として、前記読取部により原稿の画像を読み取って得られた画像データまたは前記回転部により回転された画像データに基づく画像を用紙に形成する画像形成部と、
    用紙の長辺方向が前記書込副走査方向と一致する第1の向きで前記画像形成部に用紙が給紙される場合については、原稿の読み取り処理に要する時間と前記第1の向きで給紙される用紙への画像形成処理に要する時間とを考慮する一方、用紙の短辺方向が前記書込副走査方向と一致する第2の向きで前記画像形成部に用紙が給紙される場合については、前記読み取り処理に要する時間と画像データの回転処理に要する時間と前記第2の向きで給紙される用紙への画像形成処理に要する時間とを考慮して、前記第1および第2の向きのうち、原稿の読み取り処理が開始されてから画像形成処理が完了するまでに要する時間が短い一方の向きを選択する選択部と、
    前記選択部により前記第1の向きが選択された場合、前記回転部に回転処理を行わせることなく前記画像形成部に画像形成処理を行わせ、前記選択部により前記第2の向きが選択された場合、前記回転部に回転処理を行わせてから前記画像形成部に画像形成処理を行わせる制御を行う制御部と、を有することを特徴とする複写装置。
  2. 前記第1の向きで用紙が給紙される場合と、前記第2の向きで用紙が給紙される場合とでは、前記読み取り処理が開始されてから前記画像形成処理が開始されるまでに要する時間が異なり、
    前記選択部は、前記時間が異なることを考慮して、前記第1および第2の向きのうち一方の向きを選択することを特徴とする請求項1に記載の複写装置。
  3. 前記第1の向きで用紙が給紙される場合、1枚の原稿の読み取り処理が完了する前に、当該原稿についての画像形成処理が開始され、
    前記第2の向きで用紙が給紙される場合、1枚の原稿の読み取り処理が完了したのち、当該原稿についての回転処理が行われてから、前記画像形成処理が開始されることを特徴とする請求項2に記載の複写装置。
  4. 画像データを縮小する縮小部をさらに有し、
    前記選択部は、画像データの縮小処理に要する時間をさらに考慮して、前記第1および第2の向きのうち一方の向きを選択し、
    前記縮小処理が行われる場合、前記制御部は、1枚の原稿の読み取り処理が完了したのち、当該原稿についての縮小処理を前記縮小部に行わせる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の複写装置。
  5. 画像データを拡大する拡大部をさらに有し、
    前記選択部は、画像データの拡大処理に要する時間をさらに考慮して、前記第1および第2の向きのうち一方の向きを選択し、
    前記拡大処理が行われる場合、前記制御部は、前記読取部に原稿の一部の画像を読み取らせ、当該一部の画像の読み取り処理が完了したのち、前記拡大部に拡大処理を行わせる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の複写装置。
  6. 前記選択部は、
    前記第1の向きで用紙が給紙される場合における前記読み取り処理が開始されてから前記画像形成処理が完了するまでに要する時間が、前記第2の向きで用紙が給紙される場合における前記読み取り処理が開始されてから前記画像形成処理が完了するまでに要する時間よりも長くなる複写部数を算出する算出部と、
    利用者により指定された原稿の複写部数を取得する取得部と、
    前記利用者により指定された複写部数が前記算出部により算出された複写部数よりも多い場合、前記第2の向きを選択する選択決定部と、を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の複写装置。
  7. 前記読取部は、第1の読み取り速度で読み取り処理を行う第1のモードと、前記第1の読み取り速度よりも遅い第2の読み取り速度で前記第1のモードよりも高解像度の読み取り処理を行う第2のモードを選択可能に構成されており、
    前記読み取り処理に要する時間は、前記第1のモードが選択されている場合と前記第2のモードが選択されている場合とで異なることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の複写装置。
  8. 前記読取部による1枚の原稿の読み取り処理に要する時間は、前記画像形成部による前記1枚の原稿についての画像形成処理に要する時間よりも長いことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の複写装置。
  9. 原稿の長辺方向を読取副走査方向とし短辺方向を読取主走査方向として原稿の画像を読み取る読取部と、前記読取部により原稿の画像を読み取って得られた画像データを回転する回転部と、用紙の搬送方向を書込副走査方向とし当該書込副走査方向に直交する方向を書込主走査方向として、前記読取部により原稿の画像を読み取って得られた画像データまたは前記回転部により回転された画像データに基づく画像を用紙に形成する画像形成部と、を有する複写装置を制御するための複写装置の制御プログラムであって、
    用紙の長辺方向が前記書込副走査方向と一致する第1の向きで前記画像形成部に用紙が給紙される場合については、原稿の読み取り処理に要する時間と前記第1の向きで給紙される用紙への画像形成処理に要する時間とを考慮する一方、用紙の短辺方向が前記書込副走査方向と一致する第2の向きで前記画像形成部に用紙が給紙される場合については、前記読み取り処理に要する時間と画像データの回転処理に要する時間と前記第2の向きで給紙される用紙への画像形成処理に要する時間とを考慮して、前記第1および第2の向きのうち、原稿の読み取り処理が開始されてから画像形成処理が完了するまでに要する時間が短い一方の向きを選択する手順(a)と、
    前記手順(a)において前記第1の向きが選択された場合、前記回転部に回転処理を行わせることなく前記画像形成部に画像形成処理を行わせ、前記手順(a)において前記第2の向きが選択された場合、前記回転部に回転処理を行わせてから前記画像形成部に画像形成処理を行わせる制御を行う手順(b)と、を前記複写装置に実行させる複写装置の制御プログラム。
  10. 前記第1の向きで用紙が給紙される場合と、前記第2の向きで用紙が給紙される場合とでは、前記読み取り処理が開始されてから前記画像形成処理が開始されるまでに要する時間が異なり、
    前記手順(a)において、前記時間が異なることが考慮されることを特徴とする請求項9に記載の複写装置の制御プログラム。
  11. 前記第1の向きで用紙が給紙される場合、1枚の原稿の読み取り処理が完了する前に、当該原稿についての画像形成処理が開始され、
    前記第2の向きで用紙が給紙される場合、1枚の原稿の読み取り処理が完了したのち、当該原稿についての回転処理が行われてから、前記画像形成処理が開始されることを特徴とする請求項10に記載の複写装置の制御プログラム。
  12. 前記複写装置は、画像データを縮小する縮小部をさらに有し、
    前記手順(a)において、画像データの縮小処理に要する時間をさらに考慮して、前記第1および第2の向きのうち一方の向きが選択され、
    前記縮小処理が行われる場合、前記手順(b)において、1枚の原稿の読み取り処理が完了したのち、当該原稿についての縮小処理を前記縮小部に行わせる制御が行われることを特徴とする請求項9に記載の複写装置の制御プログラム。
  13. 前記複写装置は、画像データを拡大する拡大部をさらに有し、
    前記手順(a)において、画像データの拡大処理に要する時間をさらに考慮して、前記第1および第2の向きのうち一方の向きが選択され、
    前記拡大処理が行われる場合、前記手順(b)において、前記読取部に原稿の一部の画像を読み取らせ、当該一部の画像の読み取り処理が完了したのち、前記拡大部に拡大処理を行わせる制御が行われることを特徴とする請求項9に記載の複写装置の制御プログラム。
  14. 前記手順(a)は、
    前記第1の向きで用紙が給紙される場合における前記読み取り処理が開始されてから前記画像形成処理が完了するまでに要する時間が、前記第2の向きで用紙が給紙される場合における前記読み取り処理が開始されてから前記画像形成処理が完了するまでに要する時間よりも長くなる複写部数を算出する手順(a1)と、
    利用者により指定された原稿の複写部数を取得する手順(a2)と、
    前記利用者により指定された複写部数が前記手順(a1)において算出された複写部数よりも多い場合、前記第2の向きを選択する手順(a3)と、を有することを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の複写装置の制御プログラム。
  15. 前記読取部は、第1の読み取り速度で読み取り処理を行う第1のモードと、前記第1の読み取り速度よりも遅い第2の読み取り速度で前記第1のモードよりも高解像度の読み取り処理を行う第2のモードを選択可能に構成されており、
    前記読み取り処理に要する時間は、前記第1のモードが選択されている場合と前記第2のモードが選択されている場合とで異なることを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載の複写装置の制御プログラム。
  16. 前記読取部による1枚の原稿の読み取り処理に要する時間は、前記画像形成部による前記1枚の原稿についての画像形成処理に要する時間よりも長いことを特徴とする請求項9〜15のいずれか1項に記載の複写装置の制御プログラム。
  17. 請求項9〜16のいずれか1項に記載の複写装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2011135344A 2011-06-17 2011-06-17 複写装置および複写装置の制御プログラム Pending JP2013003400A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011135344A JP2013003400A (ja) 2011-06-17 2011-06-17 複写装置および複写装置の制御プログラム
CN2012101940320A CN102843483A (zh) 2011-06-17 2012-06-13 复印装置及复印装置的控制方法
US13/495,622 US8941846B2 (en) 2011-06-17 2012-06-13 Copy machine and non-transitory computer readable recording medium stored with control program for copy machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011135344A JP2013003400A (ja) 2011-06-17 2011-06-17 複写装置および複写装置の制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013003400A true JP2013003400A (ja) 2013-01-07

Family

ID=47353450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011135344A Pending JP2013003400A (ja) 2011-06-17 2011-06-17 複写装置および複写装置の制御プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8941846B2 (ja)
JP (1) JP2013003400A (ja)
CN (1) CN102843483A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017114085A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5954027B2 (ja) * 2012-08-02 2016-07-20 ブラザー工業株式会社 複写機
JP5942678B2 (ja) * 2012-08-02 2016-06-29 ブラザー工業株式会社 複写機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0865443A (ja) * 1994-06-15 1996-03-08 Ricoh Co Ltd デジタル複写機
JP2006128794A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Canon Inc 複写装置及びその制御方法
JP2009200548A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0918690A (ja) 1995-06-26 1997-01-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JP3102347B2 (ja) 1996-05-23 2000-10-23 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2001322326A (ja) 2000-05-16 2001-11-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2005140998A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 複写装置
JP4451121B2 (ja) * 2003-11-26 2010-04-14 株式会社沖データ 画像処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0865443A (ja) * 1994-06-15 1996-03-08 Ricoh Co Ltd デジタル複写機
JP2006128794A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Canon Inc 複写装置及びその制御方法
JP2009200548A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017114085A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102843483A (zh) 2012-12-26
US8941846B2 (en) 2015-01-27
US20120320398A1 (en) 2012-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3566159B2 (ja) 機能表示方法
JP6690232B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム
JP5452572B2 (ja) 画像形成装置
US20110267650A1 (en) Image forming apparatus
JP2012235408A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2006343751A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP5636904B2 (ja) 画像複写装置および画像複写装置の制御プログラム
JP2013003400A (ja) 複写装置および複写装置の制御プログラム
JP2011055131A (ja) 画像形成装置
US6480688B1 (en) Image forming apparatus and method using divided image areas of an original
JP2015080104A (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体
US6831751B1 (en) Forming apparatus and method for controlling the double-side printing to the different original sizes
JP5423735B2 (ja) 複写装置及び複写装置の制御プログラム
JP2009296370A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP3606156B2 (ja) 画像形成装置
JP2007286108A (ja) 画像処理装置
JP6165066B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
US9201615B2 (en) Image forming device and method for displaying image information
JP3700425B2 (ja) 画像形成装置
JP2005241929A (ja) 画像形成装置
JP2007266913A (ja) プログラム及び原稿読取システム
JP6345849B2 (ja) 画像表示装置及び制御プログラム
JP2006295436A (ja) 画像読取装置,読み取りサイズ検出方法
JP2005258151A (ja) 画像出力装置
JP2005153204A (ja) 画像形成装置及びカラー画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130416

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131018

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140304