JP2007152801A - 印刷データ処理装置、印刷装置、印刷システム、およびそのプログラムとそれを記録した記録媒体 - Google Patents

印刷データ処理装置、印刷装置、印刷システム、およびそのプログラムとそれを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像の方向の異なるページが混在する複数ページの印刷データを集約印刷する場合に、その集約印刷結果がとじ位置に係らず見やすくなるようにする。
【解決手段】 印刷データ処理装置1は、画像の向きが異なる複数ページの印刷データを1枚の用紙に集約印刷するものであり、レイアウト手段2と回転角度決定手段3とからなる。そのレイアウト手段2は、集約するページ数の印刷データ(論理ページ)をメモリ上にレイアウトして物理ページの印刷データを作成し、それを印刷装置の作像部11へ送出して用紙に印刷させる。回転角度決定手段は、指定されたページ数、印刷時の給紙方向、指定されたページ数の印刷データの先頭ページの画像の向き、各ページの配置順序、および対象ページの画像の向きに基づいて、各対象ページに対する回転角度を決定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、画像の向きが異なるページが含まれる複数ページの印刷データを1枚の用紙に集約印刷するための印刷データ処理装置、印刷装置、印刷システム、およびそのプログラムとそれを記録した記録媒体に関するものである。
従来から、1枚の印刷用紙に複数の印刷対象ページを集約して印刷するための印刷データ処理装置(プリンタドライバと呼ばれることもある。)が開発されている。
例えば、特許文献1には、印刷可能な用紙の紙サイズを長辺方向に複数に分割し、その分割した各部に複数の各ページの印刷データを縮小してレイアウトことによって、集約印刷するようにした印刷システムが開示されている。
また、特許文献2には、出力用紙枚数を指定することにより、自動的に集約数を計算し、全ページが指定した枚数に収まるように印刷するプリンタドライバが記載されている。
さらに、特許文献3には、用紙のZ折りを考慮し、表題となるページは基本サイズの領域内に配置し、その他の複数の印刷対象ページは指定領域内に集約して配置するようにした印刷制御装置が開示されている。
しかし、このような従来のプリンタドライバ等の印刷データ処理装置では、ポートレートとランドスケープのように画像の向きが異なるページが含まれた複数ページの印刷データを集約印刷する際に、画像を見やすい方向に向きを整えて印刷することは考慮されていなかった。
特開2003−89251号公報 特開2003−233475号公報 特開2005−78289号公報
従来は、画像の向きが異なるページが含まれた複数ページの印刷データを集約印刷する場合には、向きが異なるページの画像を一定の方向に回転させて縮小することにより一枚の印刷用紙を複数に分割した領域に収まるようにしていた。
ここで、複数ページの印刷データが連続して生成されたレイアウト前の各ページを「論理ページ」と称し、その論理ページの印刷データが用紙に印刷される状態に展開されてレイアウトされ、物理的に分けられた各ページを「物理ページ」と称する。
例えば、図19の(a)に示すように、ポートレート(長方形の用紙の長手方向を上下方向にして見たときに画像が正立する)と、ランドスケープ(長方形の用紙の長手方向を左右方向にして見たときに画像が正立する)のページが混在する論理ページの印刷データを、2ページを1ページに集約(「2 in 1集約」という)して、同図(b)に示すような物理ページを作成する場合、従来は、いずれか一方の向きの論理ページ(この例ではランドスケープの論理ページである2,4ページ)の画像を一定方向に90°回転させて物理ページの一半部に配置していた。
しかしながら、このようにすると、とじ位置によっては読みにくい文書になってしまうという問題があった。例えば図19に示した例では、左とじの場合には、ポートレートのページは図示の向きで画像が正立し、ランドスケープのページもとじ位置(図中に一対の細長い黒マークで示す)を上にして見れば画像が正立するので見やすいが、右とじの場合はランドスケープの2ページ目と4ページ目の画像を正立させて見ようとすると、とじ位置が下になってしまうため見にくくなる。
この発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、画像の向きが異なるページが含まれる複数ページの印刷データを集約印刷する場合でも、常に見やすい(文章の場合は読みやすい)印刷結果が得られるようにすることを目的とする。
この発明による印刷データ処理装置は、画像の向きが異なる複数ページの印刷データを1枚の用紙に集約印刷するための印刷データ処理装置であって、上記の目的を達成するため、指定されたページ数の前記印刷データを1枚の用紙に集約印刷する状態にメモリ上にレイアウトするレイアウト手段と、そのレイアウト手段によるレイアウト時に指定されたページ数の各ページの印刷データによる画像の向きを回転させる回転角度を決定する回転角度決定手段とを備えている。
その回転角度決定手段は、上記指定されたページ数、印刷時の給紙方向、上記指定されたページ数の印刷データにおける先頭ページの画像の向き、各ページの配置順序、および上記回転角度を決定すべき対象ページの画像の向きに基づいて、各対象ページに対する上記回転角度を決定する。
上記回転角度決定手段は、指定されたページ数がm(m≧2の整数)の場合と2m(m≧1の整数)の場合、および印刷時の給紙方向が用紙の長辺を給紙方向に直交させて給紙する長辺給紙(LEF)の場合と、用紙の短辺を給紙方向に直交させて給紙する短辺給紙(SEF)の場合によって、それぞれ異なるテーブルを用いて上記回転角度を決定することができる。
その各テーブルは、指定されたページ数の印刷データにおける先頭ページの画像の向き、各ページの配置順序、および上記回転角度を決定すべき対象ページの画像の向きに基づいて、各対象ページに対して決定する上記回転角度を予め定めたテーブルであるとよい。
また、上記回転角度決定手段は、給紙方向が未知の場合には、指定されたページ数が2m(m≧1の整数)であれば、先頭ページの画像の向きがポートレートなら上記長辺給紙(LEF)、ランドスケープなら上記短辺給紙(SEF)と仮定し、指定されたページ数がm(m≧2の整数)であれば、先頭ページの画像の向きがランドスケープなら上記長辺給紙(LEF)、ポートレートなら上記短辺給紙(SEF)と仮定して、それぞれ使用するテーブルを選択し、指定されたページ数の各ページに対する回転角度を決定するようにするとよい。
この発明は、上記印刷データ処理装置を備え、上記レイアウト手段によってメモリ上にレイアウトされた複数ページの印刷データを一枚の用紙に集約印刷する印刷装置も提供する。
また、上記印刷データ処理装置の機能を搭載したホストコンピュータと、そのホストコンピュータから上記レイアウト手段によってメモリ上にレイアウトされた複数ページの印刷データを受け取って一枚の用紙に集約印刷する印刷装置とからなる印刷システムも提供する。
この発明はさらに、コンピュータを、指定されたページ数の印刷データを1枚の用紙に集約印刷する状態にメモリ上にレイアウトするレイアウト手段と、
該レイアウト手段によるレイアウト時に指定されたページ数の各ページの印刷データによる画像の向きを回転させる回転角度を、指定されたページ数、印刷時の給紙方向、指定されたページ数の印刷データにおける先頭ページの画像の向き、各ページの配置順序、および上記回転角度を決定すべき対象ページの画像の向きに基づいて決定する回転角度決定手段、として機能させるためのプログラムも提供する。
また、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も提供する。
この発明によれば、指定されたページ数の印刷データを1枚の用紙に集約印刷する状態にメモリ上にレイアウトする際に、各ページの印刷データによる画像の向きを、指定されたページ数、印刷時の給紙方向、指定されたページ数の印刷データにおける先頭ページの画像の向き、各ページの配置順序、および上記回転角度を決定すべき対象ページの画像の向きに基づいて適切に決定した回転角度だけ回転させるので、画像向きが異なるページが混在する文書等を集約印刷する場合でも、常に各ページの画像が見やすい印刷結果を得ることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔印刷データ処理装置の実施形態〕
まず、この発明による印刷データ処理装置の基本的な実施形態を図1によって説明する。この図1の機能ブロック図に示す印刷データ処理装置1は、画像の向きが異なる複数ページの印刷データを1枚の用紙に集約印刷するための印刷データ処理装置であり、レイアウト手段2と回転角度決定手段3とからなる。
レイアウト手段2は、指定されたページ数すなわち集約するページ数の印刷データ(論理ページ)を1枚の用紙に集約印刷する状態にメモリ上にレイアウトして、物理ページの印刷データを作成し、それを後述する印刷装置の作像部11へ送出して1枚の用紙に印刷させる。
回転角度決定手段3は、レイアウト手段2によるレイアウト時に、集約するページ数の各ページの印刷データによる画像の向きを最適な向きに回転させるための回転角度を、指定されたページ数(集約するページ数)、印刷時の給紙方向、指定されたページ数の印刷データにおける先頭ページの画像の向き、各ページの配置順序、および回転角度を決定すべき対象ページの画像の向きに基づいて決定する。
この回転角度決定手段3で必要とする先頭ページの画像の向きと、対象ページの画像の向きの情報は、印刷データの論理ページのページ開始コマンドに含まれている。集約するページ数と、印刷時の給紙方向、および各ページの配置順序の情報は、印刷装置から取得するが、ユーザによって設定することが可能である。印刷時の給紙方向の情報は取得できなくても、他の情報によってそれを仮定して回転角度を決定することもできるが、その詳細は後述する。
ここで、印刷時の給紙方向と各ページの配置順序について説明する。
まず、給紙方向について図2によって説明する。A3,A4,B4,B5サイズ等の長方形の用紙Pを(A)に示すように短辺aを給紙方向に直交させて給紙する場合を短辺給紙(SEF)と称し、用紙Pの長辺bを給紙方向に直交させて給紙する場合を長辺給紙(LEF)と称す。
次に、各ページの配置順序について図3によって説明する。この図3において、数字はページ番号を、矢印は配置順序を示している。
例えば、1枚の用紙の領域を縦横の長さをそれぞれ1/2にして4分割し、4ページの画像を配置する場合、左とじの場合は通常図3の(A)に示すように、左上の1/4領域に1ページ目の画像を正立させて配置し、次いで2から4ページ目の画像を右上、左下、右下の各1/4領域に順に配置する。これをL to Rの配置順序という。
また、右とじの場合は通常図3の(B)に示すように、右上の1/4領域に1ページ目の画像を正立させて配置し、次いで2から4ページ目の画像を左上、右下、左下の各領域に順に配置する。これをR to Lの配置順序という。
図3の(A)(B)において、それぞれ左側の図は1ページ目がポートレートの場合、右側の図は1ページ目がランドスケープの場合の例を示す。
集約印刷するページ数をnとしたとき、n=4の場合の例で説明したが、n=m(m≧2の整数)の場合、すなわちn=9,16,25等の場合も同様である。
1枚の用紙の領域を長手方向にのみ2分割し、2ページの画像を配置する場合、すなわちn=2の場合は、図3の(C)に示すように、1ページ目の画像を上の1/2領域に、次いで2ページ目の画像を下の1/2領域に順に配置す。これをT to Bの配置順序という。但し、とじ位置は1ページ目の画像を正立に見て左右上下とする。
n=2m(m≧2の整数)の場合、すなわちn=8,18,32等の場合は、論理ページの回転角度はn=2の場合と同様になるが、各ページの配置順序は、L to R又はR to Lの配置順序ど同様になる。n=2の場合は、n=2mでm=1の場合である。
そして、図1に示した回転角度決定手段は、前述のように集約するページ数と、上述した給紙方向、各ページの配置順序(LtoR、RtoL、TtoB)と、印刷データの論理ページの開始コマンドに含まれる集約するページ数の印刷データにおける先頭ページの画像の向き、及び回転角度を決定すべき対象ページの画像の向きをパラメータとして、各論理ページの回転角度を決定する。それによって、レイアウト手段2が各論理ページの画像をその回転角度だけ回転させてメモリ上に展開して配置し、一つのジョブが複数枚の集約印刷になる場合に、それらをとしでも見にくくならないようにする。
その回転角度θは、図4に示すように、給紙方向を0度として、時計回りに90度、180度、270度の4種類のうちいずれかになる。
その結果、2ページを1ページに集約印刷する場合の論理ページと物理ページにおける画像の向きの関係は図11〜図14に示すようになり、4ページを1ページに集約印刷する場合の論理ページと物理ページにおける画像の向きの関係は図15〜図18に示すようになり、いずれの場合も、用紙に印刷した各ページの画像を正立状態で見る場合に、とじ位置(対の長方形の黒いマークで示す)が下になることはなく、見やすいものとなる。
そのための回転角度の決定方法の具体例は、次の印刷装置の実施形態の説明において行う。
〔印刷データ処理装置の実施形態〕
図5はこの発明による印刷装置の一実施形態のハード構成を示すブロック図である。
この印刷装置10は、前述した作像部11と、中央処理装置であるCPU12、ROM等の不揮発性メモリ13、I/Oポート14、RAM等の揮発性メモリ15、LCD等による表示部16、および入力部17が、バス18によって相互に接続されて構成されている。
作像部11は、物理ぺージの印刷データを受け取って用紙上に実際に画像を形成する部分であり、電子写真方式の作像ユニットや、サーマル方式、あるいはインクジェット方式などの種々の作像装置を使用することができる。また、各種サイズの印刷用紙を収納して選択的に給紙する給紙機構や、その給紙された用紙を搬送する搬送機構なども設けられている。
不揮性メモリ13には、この発明による印刷データ処理をCPU12に実行させるためのソフトウェアであるプログラムが格納されている。そして、図示していないホストコンピュータなどによって作成された印刷ジョブ(論理ページの印刷データ)がこの印刷装置10転送され、I/Oポート14でそれを受け取った入力ジョブの印刷データが、一時的に揮発性メモリ15に記憶される。あるいは揮発性メモリ15の一部をバッファメモリとして使用しながら、CPU12が不揮性メモリ13に格納されているプログラムによってこの発明による印刷データ処理を開始し、入力ジョブの複数の論理ページを集約印刷するように、物理ページ単位で揮発性メモリ15上にその画像を展開して配置する。物理ページ上への集約した1ページ分の画像の配置すなわちレイアウトが完了すると、その物理ページの印刷データを作像部11に送って、用紙への印刷が行われる。
表示部16は印刷装置10で発生したエラーの表示や、設定の変更画面などを表示する。入力部17は印刷装置10への設定値の入力などを行うキーやタッチパネル等を備えている。
この印刷装置10による集約印刷時におけるCPU12による印刷データ処理は、図6及び図7に示すフローチャートにしたがって、不揮発性メモリ13に格納された表1〜表4に示す4種類のテーブルを選択的に使用して実行する。
図6はその印刷データ処理のメインルーチンのフローチャートであり、図7は図6におけるステップ5の「回転角度θの決定」のサブルーチンの処理を示すフローチャートである。これらの図及び以下の説明ではステップを「S」と略記している。
この処理を開始すると、まずS1でiを0にする。iは処理する印刷データの論理ページ数をカウントするカウンタの値である。次に、S2でコマンドを受信し、S3でページ開始コマンドか否かを判断する。ページ開始コマンドであれば、S4に進んで、論理ページの物理ページ上での原点(Ox,Oy)と論理ページを物理ページに配置する際の変倍率Zを求め、S5のサブルーチンでその論理ページを物理ページ上に配置する際の画像の回転角度θを決定した後S2へ戻る。回転角度θの決定処理の詳細は後述する。
S2で受信したコマンドがページ開始コマンドでなければ、S3からS6へ進み、ページ終了コマンドか否かを判断する。ページ開始コマンドの次はページ終了コマンドではないから、S7へ進んでジョブ終了か否かを判断し、ジョブ終了でなければS8へ進んで、
(x′,y′)=Z・R(θ)(x,y)+(Ox,Oy)
の座標変換をしながら、揮発性メモリ15に書き込んで、S2に戻る。上記の式における(x,y)は論理ページでの転置行列、(x′,y′)は物理へージでの転置行列である。Zと(Ox,Oy)はS4で求めた変倍率と論理ページの物理ページ上での原点、θはS5で決定した回転角度である。
S6でページ終了コマンドと判断するまで、上述の各ステップによる処理を繰り返し、論理ページの1ページ分が終了すると、S6でページ終了コマンドと判断し、S9へ進んでiのカウント値をインクリメント(+1)する。そして、S10のiが集約ページ数であるnに達していなければ、S2へ戻って次の論理ページのコマンドを受信する。そしてページ開始コマンドを受信したときだけ、S4で(Ox,Oy)とZを求め、S5で回転角度θを決定する。その後はページ終了コマンドを受信するまで、S8で揮発性メモリ15上の物理ページへの展開を行い、ページ終了コマンドを受信するとS10でiのカウント値をインクリメントする。
そして、論理ページの物理ページへの配置が集約ページ数だけ終了すると、S9でiの値をインクリメントしたとき、I=nになるので、S10からS11へ進み、揮発性メモリの内容、すなわち物理ページの印刷データを作像部11に送信(転送)して、1枚の集約印刷を実行させる。
その後、S1戻ってiを0にリセットして、再び次のページからの集約印刷のための処理を開始する。このような処理を印刷ジョブが終了するまで繰り返し、集約した1ページ分の物理ページのレイアウトが完了する毎に、S11でその物理ページの印刷データを作像部11に送信(転送)して、1枚の集約印刷を実行させる。
一連の印刷ジョブの処理を完了すると、S2で終了コマンドを受信するので、S7で終了コマンドと判断し、S12でiが0でないか否かを判断する。0でなければ揮発性メモリ15に物理ページのデータがあるので、S13でそれを作像部11に送信して印刷させた後、処理を終了する。S12でiが0であれば、そのまま処理を終了する。
次に、S5の「回転角度θの決定」のサブルーチンの処理を図7のフローチャートによって説明する。ここでもステップを「S」と略記する。なお。この例では集約するページ数nとして、2あるいはm(m≧2の整数)の4,9,16等だけを選択できる場合として説明する。
まず、S21でi=0か否かを判断し、0であれば集約する論理ページの最初ページのページ開始コマンドを受信したときなので、S22からS25によって回転角度の決定に必要な論理ページ1の画像の向き(ポートレートかランドスケープ)の情報を保存し、給紙方向(LEFかSEF)、集約ページ順(L to Rか、R to Lか、T to B)、およびとじ位置を順次チェックする。その情報を揮発性メモリ15に一時保存する。
その後、S26で集約ページ数n=2か否かを判断し、2であればS27へ進み、2でないときはm(m≧2の整数)なので、S29へ進む。
S27では給紙方向を判別して、LEF(長辺給紙)であればS31で表1を選択し、
SEF(短辺給紙)であればS32で表2を選択する。また、給紙方向が未知の場合は、S28で論理ページの画像の向きがポートレートか否かを判断し、ポートレートであれば給紙方向をLEFと仮定してS31で表1を選択し、そうでなければランドスケープなので給紙方向をSEFと仮定してS32で表2を選択する。
S29でも給紙方向を判別して、LEF(長辺給紙)であればS33で表3を選択し、
SEF(短辺給紙)であればS34で表4を選択する。また、給紙方向が未知の場合は、S30で論理ページの画像の向きがランドスケープか否かを判断し、ランドスケープであれば給紙方向をLEFと仮定してS33で表3を選択し、そうでなければポートレートなので給紙方向をSEFと仮定してS34で表4を選択する。各表中の数字はむ回転角度θの値であり単位は度(°)である。また、ポートレートは「PORTRAT」、ランドスケープは「RANDSCAPE」と記されている。
このようにした表1〜表4のいずれかを選択した後、あるいはS21でi=0ではないときは、2ページ目以降のページ開始コマンドを受信したときなので、S35で論理ページの画像の向きだけをチェックして、36へ進み、選択した表すなわちテーブルデータに基づいて、集約ページ順、どじ位置、当該論理ページの向きの情報に応じて回転角度θを決定し、図6のメインルーチンへリターンする。なお、とじ位置は通常集約ページ順がL to Rなら左とじ、R to Lなら右とじと対応しているが、ユーザの好みもあるので特に考慮しなくてもよい、それを各表中では「Don‘t Care」で示している。
Figure 2007152801
Figure 2007152801
Figure 2007152801
Figure 2007152801
こで、具体的な集約印刷における論理ページの物理ページへの配置例を図11〜図18を参照して説明する。
図11は2ページを1ページに集約印刷する場合で、給紙方向がLEFで論理ページの1ページ目がポートレートの場合の例を示す。
この場合は、n=2で給紙方向がLEFであるから図7のS31で表1を選択する。そして、論理ページの1ページ目がポートレートであるから、表1の左半部を使用し、集約ページ順がL to Rなら、1ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を0°と決定し、2ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を270°と決定する。n=2であるから3ページ目は1ページ目と同じ、4ページ目は2ページ目と同じである。したがって、図11の(b)物理ページに左とじとして示すように配置される。
集約ページ順がR to Lなら、1ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を0°と決定し、2ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を90°と決定する。したがって、図11の(b)物理ページに右とじとして示すように配置される。
したがって、集約されたどの物理ページの画像を正立に見ても、とじ位置が下になることはない。
図12は、論理ページの1ページ目がランドスケープであることだけが前述の場合と異なるれいである。
この場合も表1を選択し、論理ページの1ページ目がランドスケープであるから、表1の右半部を使用する。そして、集約ページ順はT to B(物理ページの1ページ目の画像を正立に見て)となり、左とじのときは、1ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を90°と決定し、2ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を0°と決定する。
右とじのときは、1ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を90°と決定し、2ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を180°と決定する。また、上とじあるいはとじない場合も、1ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を90°と決定し、2ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を180°と決定する。
したがって、それぞれ図12の(b)物理ページに左とじ、右とじ、上とじとして示すように配置される。この場合も、集約されたどの物理ページの画像を正立に見ても、とじ位置が下になることはない。
図13は、同じくn=2で給紙方向がSEFで論理ページの1ページ目がポートレートの場合の例であり、図7のS32で表2を選択し、その左半部を使用する。
そして、集約ページ順がL to Rなら、1ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を90°と決定し、2ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を0°と決定する。集約ページ順がR to Lなら、1ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を90°と決定し、2ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を180°と決定する。したがって、それぞれ図13の(b)物理ページに左とじ、右とじとして示すように配置される。
図14は同じくその1ページ目がランドスケープの場合の例であり、表2の右半部を使用する。そして、集約ページ順はT to Bとなり、左とじのときは、1ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を0°と決定し、2ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を270°と決定する。右とじのときは、1ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を0°と決定し、2ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を90°と決定する。また、上とじあるいはとじない場合も、1ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を0°と決定し、2ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を90°と決定する。
したがって、それぞれ図14の(b)物理ページに左とじ、右とじ、上とじとして示すように配置される。これら場合も、集約されたどの物理ページの画像を正立に見ても、とじ位置が下になることはない。
図15〜図18はn=4の場合で、図15と図16は給紙方向がLEFの場合、図17と図18は給紙方向がSEFの場合の例を示している。
図15の場合は表3を選択してその左半部を使用し、集約ページ順がL to Rなら、1ページ目と3ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を90°と決定し、2ページ目と4ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を0°と決定する。集約ページ順がR to Lなら、1ページ目と3ぺージ目の論理ページはポートレートなので回転角度を90°と決定し、2ページ目と4ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を180°と決定する。したがって、それぞれ図15の(b)物理ページに左とじ、右とじとして示すように配置される。
図16の場合も表3を選択してその右半部を使用し、集約ページ順がL to Rなら、1ページ目と3ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を0°と決定し、2ページ目と4ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を270°と決定する。集約ページ順がR to Lなら、1ページ目と3ぺージ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を0°と決定し、2ページ目と4ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を90°と決定する。したがって、それぞれ図16の(b)物理ページに左とじ、右とじとして示すように配置される。
図18の場合は表4を選択してその左半部を使用し、集約ページ順がL to Rなら、1ページ目と3ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を0°と決定し、2ページ目と4ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を270°と決定する。集約ページ順がR to Lなら、1ページ目と3ぺージ目の論理ページはポートレートなので回転角度を0°と決定し、2ページ目と4ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を90°と決定する。したがって、それぞれ図18の(b)物理ページに左とじ、右とじとして示すように配置される。
図18の場合も表4を選択してその右半部を使用し、集約ページ順がL to Rなら、1ページ目と3ページ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を90°と決定し、2ページ目と4ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を0°と決定する。集約ページ順がR to Lなら、1ページ目と3ぺージ目の論理ページはランドスケーブなので回転角度を90°と決定し、2ページ目と4ページ目の論理ページはポートレートなので回転角度を180°と決定する。したがって、それぞれ図18の(b)物理ページに左とじ、右とじとして示すように配置される。
これらのいずれの場合も、集約されたどの物理ページの画像を正立に見ても、とじ位置が下になることはない。
集約ページ数nが2と4の場合について説明したが、9,16,25,36など、n=m(m≧2の整数)の場合も、n=4の場合と同様に処理することができる。
n=2m(m≧2の整数)の場合も、表1及び表2におけるT to BをL to RとR to Lにして、どじ位置の上又はとじないをなくせば、n=2の場合と同様に処理することかできる。
〔印刷システムの実施形態〕
次に、この発明による印刷システムの実施形態を図8乃至図10によって説明する。図8はそのシステム構成を示すブロック図である。
この印刷システムは、ホストコンピュータ20がネットワーク30を介して印刷装置40に接続されて構成されている。
そのホストコンピュータ20のハード構成は図9に示すようになっており、図5に示した印刷装置10とは異なり、用紙に印刷を行う作像部を持っていない。そして、中央処理装置であるCPU21、ハードディスク装置であるHDD23、ネットワーク30と接続するためのネットワークポート24、RAM等の揮発性メモリ25、LCD等による表示部26、およびキーボード等の入力部27が、バス28によって相互に接続されて構成されている。
CPU21にこの発明による印刷データ処理機能を実現させるためのソフトウェアである印刷データ処理プログラムは、不揮発性メモリではなくHDDにインストールされている。また、通常の文書作成機能や画像処理機能等を実現するためのプログラムも格納されており、このホストコンピュータ20自体で論理ページの印刷データを作成することができる。また、ネットワーク30を介して文書データ等を受信し、それによって印刷データを作成することもできる。
図10は図9にに示したホストコンピュータ20のCPU21が実行するこの発明に係る印刷データ処理を示すフローチャートである。このフローチャートの各ステップの処理は図5に示した印刷装置10のCPU12に実行させる図6に示したフローチャートと殆どおなじであり、そのS11の「不揮発性メモリの内容を作像部に送信」がS15の「不揮発性メモリの内容を印刷装置に送信」に変わっただけであるが、その説明を省略する。S5の「回転角度θの決定」のサブルーチンの処理も、図7に示したフローチャートと同じである。
この実施形態では、印刷データの論理ページはホストコンピュータ20において物理ページに変換されるため、先の実施形態とは異なり、印刷装置40側では物理ページを直接受け取って、それを作像部に送って用紙に集約印刷する。
そのため、印刷装置の負荷を軽減できることや、印刷装置のソフトウェアを単純化できるなどの利点がある。
なお、前述した印刷装置の場合と同様に、表1〜表4のいずれかを選択して、前述した各パラメータたに応じた回転角度θを決定するには給紙方向の情報が必要となるが、ホストコンピュータ20が印刷装置40における給紙方向を知るためには印刷装置40との双方向通信が必要となる。しかしながら、ネットワーク環境によってはこの双方向通信が行えなかったり、通信エラーが発生して情報が取得できないことがある。その場合は、2 in 1集約の場合は、ジョブの先頭の論理ページの向きがポートレートのときはLEF、ランドスケープのときはSEFと仮定して回転角度θを決定し、物理ページを作成する。
n in 1(n=m、m≧2の整数)集約のときは、ジョブの先頭の論理ページの向きがポートレートのときはSEF、ランドスケープのときはLEFと仮定して回転角度θを決定し、物理ページを作成する。印刷装置40は、受け取った物理ページの方向と給紙方向が一致しなければ、それを90度回転して作像部に送信する。
これによって、ホストコンピュータ20で作成した物理ページの印刷データを、ネットワーク30を介して印刷装置40で印刷する場合、印刷装置40にセットされている給紙の方向が不明であっても、論理ページの向きが調整され、読みやすい印刷結果が得られる。
この発明によるプログラムの実施形態は、図9に示したようなコンピュータ20、あるいは図5に示した印刷装置10内のCPU12を中心として構成されるマイクロコンピュータを、指定されたページ数(集約するページ数)の印刷データを1枚の用紙に集約印刷する状態にメモリ上にレイアウトするレイアウト手段と、そのレイアウト手段によるレイアウト時に指定されたページ数の各ページの印刷データによる画像の向きを回転させる回転角度を、指定されたページ数、印刷時の給紙方向、前記指定されたページ数の印刷データにおける先頭ページの画像の向き、各ページの配置順序、および前記回転角度を決定すべき対象ページの画像の向きに基づいて決定する回転角度決定手段、として機能させるためのプログラムである。
具体的には、図6又は図10及び図7に示したフローチャートの処理を行うプログラムである。
さらにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、メモリカード等の記録媒体も提供することがてきる。 その記録媒体によって、あるいはネットワークを介して、この発明による印刷データ処理用のプログラムをコンピュータのメモリにインストールしたり、印刷装置の不揮発性メモリに格納したりすることによって、この発明によるホストコンピータあるいは印刷装置として機能させることができる。
以上説明してきたようなこの発明による印刷データ処理装置、印刷装置、および印刷システムを使用すれば、画像の向きが異なるページが混在する複数ページの印刷データを1枚の用紙に集約印刷する場合に、その集約印刷した用紙をとじても常にどのページの画像も正立状態で見たときにどじ位置が下になることがなく、見やすい(文章であれば読みやすい)。そして、この発明は、プリンタだけでなく、複写機や複合機なとの印刷機能をもつ画像形成装置、あるいはそのホストコンピュータ等に広く利用することができる。
この発明による印刷データ処理装置の基本的な実施形態を示す機能ブロック図である。 この発明における給紙方向についての説明図である この発明における各ページ配置順序についての説明図である。 この発明において論理ページの画像を回転させて物理ページに配置するための回転角度θの説明図である。 この発明による印刷装置の一実施形態のハード構成を示すブロック図である。
図5に示した印刷装置のCPUが実行するこの発明に係る印刷データ処理を示すフローチャートである。 は図6におけるステップ5の「回転角度θの決定」のサブルーチンの処理を示すフローチャートである。 この発明による印刷システムの一実施形態のシステム構成を示すブロック図である。 図8におけるホストコンピュータのハード構成を示すブロック図である。 図9にに示したホストコンピュータのCPUが実行するこの発明に係る印刷データ処理を示すフローチャートである。
この発明により2ページを1ページに集約印刷する場合で、給紙方向がLEFで論理ページの1ページ目がポートレートの場合の論理ページと物理ページの関係を示す説明図である。 同じくその1ページ目がランドスケープの場合の論理ページと物理ページの関係を示す説明図である。 同じく給紙方向がSEFで論理ページの1ページ目がポートレートの場合の論理ページと物理ページの関係を示す説明図である。 同じくその1ページ目がランドスケープの場合の論理ページと物理ページの関係を示す説明図である。 この発明により4ページを1ページに集約印刷する場合で、給紙方向がLEFで論理ページの1ページ目がポートレートの場合の論理ページと物理ページの関係を示す説明図である。
同じくその1ページ目がランドスケープの場合の論理ページと物理ページの関係を示す説明図である。 同じく給紙方向がSEFで論理ページの1ページ目がポートレートの場合の論理ページと物理ページの関係を示す説明図である。 同じくその1ページ目がランドスケープの場合の論理ページと物理ページの関係を示す説明図である。 従来の印刷装置によって2ページを1ページに集約印刷する場合の論理ページと物理ページの関係の一例を示す説明図である。
符号の説明
1:印刷データ処理装置 2:レイアウト手段 3:回転角度決定手段
10:印刷装置 11:作像部 12:CPU 13:不揮発性メモリ
14:I/Oポート 15:揮発性メモリ 16:表示部 17:入力部
18:バス 20:ホストコンピュータ 21:CPU
23:ハードディスク装置(HDD) 24:ネットワークポート
25:揮発性メモリ 26:表示部 27:入力部 28:バス
30:ネットワーク 40:印刷装置 P:用紙

Claims (8)

  1. 画像の向きが異なる複数ページの印刷データを1枚の用紙に集約印刷するための印刷データ処理装置であって、
    指定されたページ数の前記印刷データを1枚の用紙に集約印刷する状態にメモリ上にレイアウトするレイアウト手段と、
    該レイアウト手段によるレイアウト時に前記指定されたページ数の各ページの印刷データによる画像の向きを回転させる回転角度を決定する回転角度決定手段とを備え、
    該回転角度決定手段は、前記指定されたページ数、印刷時の給紙方向、前記指定されたページ数の印刷データにおける先頭ページの画像の向き、各ページの配置順序、および前記回転角度を決定すべき対象ページの画像の向きに基づいて、各対象ページに対する前記回転角度を決定することを特徴とする印刷データ処理装置。
  2. 前記回転角度決定手段は、前記指定されたページ数がm(m≧2の整数)の場合と2m(m≧1の整数)の場合、および印刷時の給紙方向が用紙の長辺を給紙方向に直交させて給紙する長辺給紙の場合と、用紙の短辺を給紙方向に直交させて給紙する短辺給紙の場合によって、それぞれ異なるテーブルを用いて前記回転角度を決定することを特徴とする請求項1記載の印刷データ処理装置。
  3. 前記各テーブルは、前記指定されたページ数の印刷データにおける先頭ページの画像の向き、各ページの配置順序、および前記回転角度を決定すべき対象ページの画像の向きに基づいて、各対象ページに対して決定する前記回転角度を予め定めたテーブルであることを特徴とする請求項2記載の印刷データ処理装置。
  4. 前記回転角度決定手段は、前記給紙方向が未知の場合には、前記指定されたページ数が2m(m≧1の整数)であれば、前記先頭ページの画像の向きがポートレートなら前記長辺給紙、ランドスケープなら前記短辺給紙と仮定し、前記指定されたページ数がm(m≧2の整数)であれば、前記先頭ページの画像の向きがランドスケープなら前記長辺給紙、ポートレートなら前記短辺給紙(SEF)と仮定して、それぞれ使用する前記テーブルを選択し、前記指定されたページ数の各ページに対する前記回転角度を決定することを特徴とする請求項2又は3記載の印刷データ処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれ一項に記載の印刷データ処理装置を備え、前記レイアウト手段によってメモリ上にレイアウトされた複数ページの印刷データを一枚の用紙に集約印刷する印刷装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれ一項に記載の印刷データ処理装置の機能を搭載したホストコンピュータと、該ホストコンピュータから前記レイアウト手段によってメモリ上にレイアウトされた複数ページの印刷データを受け取って一枚の用紙に集約印刷する印刷装置とからなる印刷システム。
  7. コンピュータを、指定されたページ数の印刷データを1枚の用紙に集約印刷する状態にメモリ上にレイアウトするレイアウト手段と、
    該レイアウト手段によるレイアウト時に前記指定されたページ数の各ページの印刷データによる画像の向きを回転させる回転角度を、前記指定されたページ数、印刷時の給紙方向、前記指定されたページ数の印刷データにおける先頭ページの画像の向き、各ページの配置順序、および前記回転角度を決定すべき対象ページの画像の向きに基づいて決定する回転角度決定手段、として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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