JP2002067459A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2002067459A
JP2002067459A JP2000262273A JP2000262273A JP2002067459A JP 2002067459 A JP2002067459 A JP 2002067459A JP 2000262273 A JP2000262273 A JP 2000262273A JP 2000262273 A JP2000262273 A JP 2000262273A JP 2002067459 A JP2002067459 A JP 2002067459A
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Hidenori Hirao
英典 平尾
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 パーソナルコンピュータなどからカセットと
用紙サイズとを指定したプリントデータを受信した際
に、そのカセットに指定サイズの用紙が無い場合、指定
の用紙サイズと指定のカセットと、指定のカセット内の
用紙サイズとを表示し、使用者が他のカセットを指定す
るとそのカセットの用紙にプリントする。 【効果】 指定したカセットに指定サイズの用紙が無い
場合でも、適切なカセットを選択してプリントできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、ネットワークプリンタ
などの記録装置に関し、特に外部情報処理装置からのプ
リントに関する指示にミスマッチがあった処理に関す
る。
【0002】
【従来技術】ネットワークプリンタでは、パーソナルコ
ンピュータなどの外部情報処理装置から、用紙サイズ等
の指定と共に、プリントデータを受信してプリントす
る。最近のリサイクル運動に伴い、リサイクル用紙と通
常の用紙とを使い分けるため、用紙サイズと給紙装置と
をパーソナルコンピュータが指定してプリントすること
もある。ここに給紙装置の指定は、カセット番号の指定
や、手差し給紙の指定などで行われる。またOHPや厚
紙などの特殊紙へのプリントが行われるようになってき
たため、記録装置から、給紙装置と、その中の用紙サイ
ズとメディア(普通紙、OHP、厚紙などの用紙の種
類)とを、パーソナルコンピュータなどへ送信し、パー
ソナルコンピュータでは給紙装置と用紙サイズとメディ
アとを指定して、プリントデータを送信することもあ
る。
【0003】
【従来技術の問題点】パーソナルコンピュータなどが指
定した用紙の種類と給紙装置の用紙の種類とが不一致な
場合、例えばA4指定でB4が給紙装置にある場合、あ
るいはA4のOHP指定で、A4の普通紙が給紙装置に
ある場合、A4の指定に対してB4用紙にプリントさ
れ、またOHPの指定に対して普通紙にプリントされ
る。さらにA4の指定に対してB5にプリントされる
と、原稿の一部しかプリントされていないことになる。
【0004】
【発明の課題】この発明の基本的課題は、外部情報処理
装置での用紙の指定と、給紙装置の実際の用紙の内容と
が不一致な場合に、使用者が最適な給紙装置を選択でき
るようにすることにある(請求項1〜5)。請求項2の
発明での他の課題は、指定された給紙装置に指定サイズ
の用紙が無くても、他の給紙装置に指定サイズの用紙が
ある場合などに、なるべく指定サイズに近い用紙にプリ
ントできるようにすることにある。請求項3の発明での
追加の課題は、指定された給紙装置が装着されていない
場合に、他の給紙装置を使用者が選択して、なるべく指
定に近い用紙にプリントできるようにすることにある。
請求項4の発明での追加の課題は、指定された給紙装置
に指定のメディアの用紙がない場合に、他の給紙装置を
使用者が選択できるようにすることにある。請求項5の
発明での追加の課題は、1つのジョブが複数のページか
らなる場合に、使用者が一度他の給紙装置を指定すれ
ば、残りのページに対して一々、他の給紙装置を指定し
なくても良いようにすることにある。
【0005】
【発明の構成】この発明は、外部情報処理装置から用紙
サイズの指定と共にプリントデータを受信し、指定サイ
ズの用紙を給紙装置から給紙してプリントするようにし
た記録装置において、指定サイズの用紙が前記給紙装置
にない場合に、指定の用紙サイズと、給紙装置内の用紙
サイズとを、エラー内容として表示するための表示手段
と、プリントのために使用者から他のサイズの用紙の指
定を受け付けるための指定手段とを設けたことを特徴と
する(請求項1)。
【0006】またこの発明は、外部情報処理装置から、
用紙サイズと給紙装置とを指定して、プリントデータを
受信し、指定の給紙装置から指定サイズの用紙を給紙し
てプリントするようにした記録装置において、指定の給
紙装置から指定サイズの用紙を給紙できない場合に、指
定の用紙サイズと、指定の給紙装置と、指定の給紙装置
内の用紙サイズとを、エラー表示するための表示手段
と、プリントのために使用者から他の給紙装置の指定を
受け付けるための指定手段とを設けたことを特徴とする
(請求項2)。
【0007】好ましくは、前記指定された給紙装置が記
録装置に装着されていない場合に、指定の用紙サイズ
と、装着されている他の給紙装置と、該他の給紙装置内
の用紙サイズとを、エラー表示するように前記表示手段
を構成する(請求項3)。
【0008】また好ましくは、前記外部情報処理措置
は、用紙サイズと給紙装置の他に、用紙のメディアを指
定し、指定の給紙装置から指定サイズで指定メディアの
用紙を給紙できない場合に、指定用紙サイズと指定のメ
ディアと指定の給紙装置、及び指定の給紙装置内の用紙
サイズとメディアとを、エラー表示するように前記表示
手段を構成する(請求項4)。
【0009】好ましくは、同一ジョブ内の他のページに
関して、エラー表示で表示した事項に付いて、前記指定
手段の出力を前記外部情報処理装置よりも優先する(請
求項5)。
【0010】エラー表示は記録装置に設けた表示部など
で行っても良く、あるいは送信元の外部情報処理装置へ
エラー内容を送信して、外部情報処理装置に表示しても
良い。指定手段での用紙の指定は、記録装置に設けた操
作部で行っても良く、あるいは外部情報処理装置でエラ
ー表示する場合、外部情報処理装置から用紙を指定する
ようにしても良い。この明細書において、ジョブは一括
して受信したプリントデータを意味し、例えば複数ペー
ジ分のプリントデータを受信した場合、複数ページ分の
プリントデータのプリントが1つのジョブとなる。
【0011】
【発明の作用と効果】この発明では、外部情報処理装置
で指定したサイズの用紙が給紙装置にない場合、指定さ
れた用紙サイズと給紙装置内の用紙サイズとをエラー表
示するので、使用者は他のサイズの用紙でプリントする
場合、最適なサイズを選択でき、また満足し得るサイズ
の用紙が無い場合、プリントをやめ、あるいは所望サイ
ズの用紙と交換した後にプリントできる。これらのた
め、用紙サイズに関するエラーが生じても、エラーの原
因が使用者に容易に理解でき、使用者に納得の行くよう
に処理できる(請求項1)。
【0012】この発明ではまた、外部情報処理装置が用
紙サイズと給紙装置とを指定してプリントデータを送信
し、指定された給紙装置(例えば指定された番号のカセ
ット)に指定サイズの用紙が無い場合、指定の用紙サイ
ズと、指定の給紙装置と、指定の給紙装置内の用紙サイ
ズとをエラー表示するので、使用者にエラーの原因が容
易に分かる。そして使用者は、納得できるサイズの用紙
を備えた給紙装置があれば指定してその用紙にプリント
し、納得できるサイズの用紙を備えた給紙装置がなけれ
ば、プリントを中止し、あるいは用紙を交換した後にプ
リントできるので、エラーが生じても納得のできる処理
ができる(請求項2)。例えば通常のA4用紙のカセッ
トを指定した場合に、そのカセットは空だがリサイクル
A4用紙のカセットには用紙がある場合、リサイクル用
紙でよければプリントでき、リサイクル用紙では不可な
場合には、用紙を補充後にプリントできる。
【0013】給紙装置の数は一般にオプションで、必ず
装着されている給紙装置と、オプションで装着する給紙
装置とがある。ここでオプションで未装着の給紙装置を
外部情報処理装置から指定すると、請求項3の発明で
は、指定の用紙サイズと、装着されている給紙装置と、
装着済みの給紙装置内の用紙サイズとを表示するので、
使用者は適切な給紙装置を選択する、用紙を交換する、
プリントを中止する等の処理ができる(請求項3)。
【0014】給紙装置や用紙サイズの他に、用紙のメデ
ィアを指定してプリントしたいことがある。そして外部
情報処理装置からの指定と、指定された給紙装置内の用
紙のサイズやメディアが不一致な場合、請求項4の発明
では、指定用紙サイズと指定のメディアと指定の給紙装
置、及び指定の給紙装置内の用紙サイズとメディアとを
エラー表示するので、使用者は適切な給紙装置を選択す
る、あるいは用紙を交換する、プリントを中止する等の
処理を、納得が行くように行うことができる。
【0015】複数ページを1つのジョブとしてプリント
する場合、用紙サイズ等の指定と実際とが不一致な場
合、ジョブ内の各ページ毎に給紙装置の選択などを繰り
返すことは不便である。請求項5の発明では、同一ジョ
ブ内では指定手段の出力(給紙装置の指定)を外部情報
処理装置の元々の指定よりも優先するので、一度給紙装
置を指定すれば、ページ毎に指定する必要がない。
【0016】
【実施例】図1〜図5に、ファクシミリサーバ2を例
に、記録装置の実施例を示す。図1,図2において、4
は主制御部で、6は網制御装置であり、8はモデムで、
網制御装置6で公衆電話回線網などとの接続を確立し、
モデム8でファクシミリの送受信のために通信する。1
0は画像メモリーで、12はRAMで、14は制御プロ
グラム等を記憶したROMである。ROM14には、ペ
ーパーミスマッチエラー,メディアミスマッチエラー,
オプションインストールエラー等の、用紙エラー発生時
の処理プログラムからなる、用紙エラー処理ファイル1
5、等が記憶されている。
【0017】16は表示部で、例えばLCDとエラーが
発生した給紙装置の位置や使用者が選択した給紙装置の
位置を示すLEDなどの表示手段を備えている。18は
操作部で、例えばタッチパネルや給紙装置の選択キー、
テンキー、及びスタート、ストップ、リセットなどの入
力キーなどからなる。40は読み取り部で、原稿をスキ
ャンして画データを読み取り、42は記録部で、適宜の
用紙に受信した画像や、読み取り部40で読み取った画
像をプリントする。
【0018】記録部42は例えば電子写真方式の記録部
とし、給紙装置44〜47から記録部42へ給紙する。
これらの内で、例えば給紙装置44,45は標準装備の
カセットC1,C2に対する給紙装置で、給紙装置46
はオプションのカセットC3に対する給紙装置で、給紙
装置47は手差し用の給紙装置である。また各給紙装置
44〜47には、用紙の有無とサイズ、及びメディアの
センサが設けられ、ここにメディアは例えば普通紙、厚
紙、OHP(透明用紙)等の用紙の種別を意味する。さ
らに給紙装置46の有無も、センサで監視しているもの
とする。なお手差しの給紙装置47を含めて、給紙装置
44〜47をカセットと呼ぶことがあり、カセットC1
〜C3でのC1〜C3はカセット番号である。
【0019】50はLANインターフェースで、52は
プリンタコントローラボードで、LANインターフェー
ス50はLAN54を介して、パーソナルコンピュータ
56や図示しないメールサーバなどに接続されている。
このため、ファクシミリ装置2は、LAN54に対して
ネットワークプリンタやファクシミリサーバ、並びにネ
ットワークスキャナとして作用し、通常のG3,G4等
のファクシミリ装置に対してはファクシミリ装置として
作用し、これ以外に単なるコピー装置としても作用す
る。この内、本発明は、ネットワークプリンタやファク
シミリサーバ、ファクシミリ装置として、プリントすべ
きデータを受信した際の処理に関する。
【0020】図2に、表示部16と操作部18とを用い
た表示/操作パネル20を示す。21はメッセージ表示
用のLCDで、上側の表示欄22と下側の表示欄23と
に分かれ、用紙に関するエラーが生じると、上側の表示
欄22に「ペーパーミスマッチエラー」,「メディアミ
スマッチエラー」,「オプションインストールエラー」
のエラーの種類を表示する。下側の表示欄23には、パ
ーソナルコンピュータ56等から指定された用紙サイズ
や給紙装置のデータ(カセット番号)と、それらに対応
する実際のデータとが表示される。例えばペーパーミス
マッチエラーの場合、表示欄23には、パーソナルコン
ピュータ56で指定した用紙サイズがA4で、2番目の
カセットC2を用いてプリントすることが指定され、カ
セットC2にはB4サイズの用紙があることが表示され
る。
【0021】メディアミスマッチエラーの場合、表示項
目が多いので、用紙サイズとメディアとを交互表示し、
例えばパーソナルコンピュータ56で、A4サイズのO
HP用紙を用いることと、カセットC1とを指定したの
に対して、カセットC1にはA4サイズの普通紙がある
旨が表示される。ここで「A4」と「OHP」とや、
「A4」と「PLAIN」とが交互に表示される。オプ
ションインストールエラーの場合、パーソナルコンピュ
ータ56でオプションのカセットC3を指定し、用紙サ
イズをA4と指定したのに対して、カセットC3が装着
されていないとする。すると、この場合、指定の用紙サ
イズがA4で、次のカセットC1で、カセットC1には
A4の用紙がある旨が表示される。
【0022】24,25はカセット選択キーで、例えば
手差し給紙装置をカセットC4と見なし、これ以外にカ
セット番号C1〜C3の3つの給紙装置があるものとす
る。ただし前記のようにカセットC3はオプションのカ
セットである。カセット選択キー24を押すと、1つカ
セット番号が小さい給紙装置を選択したことになり、カ
セット選択キー25を押すと1つカセット番号が大きい
給紙装置を選択したことになる。26はテンキーで、送
信先のインターネットアドレスやファクシミリ番号,コ
ピー枚数等を入力する。27はスタートキー,28はス
トップキー,29はリセットキーである。用紙エラー
(ペーパーミスマッチエラー、メディアミスマッチエラ
ー、オプションインストールエラー)が生じた場合、ス
タートキー27はプリントの実行を意味し、ストップキ
ー28はエラーを生じたジョブを削除することを意味
し、リセットキー29はエラーを起こしたジョブのみで
なく、スプール中の全ジョブを削除することを意味す
る。
【0023】表示/操作パネル20の左側には、ファク
シミリ装置2の形を表した図形30が表示され、3つの
給紙装置(番号1〜3)と手差し給紙装置とが模式的に
表示されている。そしてこれらの各給紙装置に対して、
例えば赤色の警告LED31と、例えば緑色の選択LE
D32とが近接して配置してあり、選択LED32は用
紙サイズエラーに対して使用者が選択した給紙装置を表
示する。警告LED31はエラーを生じた給紙装置を表
示し、パーソナルコンピュータ56等から指定された給
紙装置でエラーが生じた場合、パーソナルコンピュータ
56で指定した給紙装置を表示する。選択LED32
は、使用者がキー24,25を用いて、給紙装置の選択
を変更した場合、使用者が選択した給紙装置を表示す
る。例えばペーパーミスマッチエラーで、当初カセット
C1が指定されており、これに対して使用者がキー25
によりカセットC2を選択した場合、カセットC1の位
置で警告LEDが点灯し、カセットC2の位置で選択L
ED32が点灯し、表示欄23表示では、当初指定の用
紙とカセットC1の用紙が表示され、カセットC2が選
択されると、指定の用紙とカセットC2とカセットC2
にある用紙とが表示される。
【0024】メディアミスマッチエラーの場合も同様
に、表示欄23に、当初はパーソナルコンピュータ56
等で指定されたカセット番号と、カセット内の用紙サイ
ズとメディアとを表示し、キー24,25への入力によ
り、使用者が選択したカセット番号とカセット内の用紙
サイズとメディアを表示する。オプションインストール
エラーの場合、パーソナルコンピュータ56で指定した
装着されていないカセット(カセットC3)を表示する
代わりに、装着されている次の給紙装置(例えばカセッ
トC1)を表示し、カセット内の用紙サイズと指定され
た用紙サイズとを表示する。なお次の給紙装置の決定で
は、例えばパーソナルコンピュータ56で指定した用紙
サイズと同一サイズの用紙を収容したカセットがあれ
ば、これを次のカセットとし、このようなカセットがな
い場合、パーソナルコンピュータ56で指定した用紙サ
イズに対して、最も縮小/拡大の割合が小さいカセット
を表示するなどのことを行う。ただし次の給紙装置の決
定手法は任意である。
【0025】図3〜図5に、ペーパーミスマッチエラー
等の用紙エラーへの処理を示す。なおエラーの種類が異
なっても、同一の処理を表すステップには同一のステッ
プ番号を用いた。また図3〜図5では、図1のパーソナ
ルコンピュータ56からLANインターフェース50で
プリントデータを受信し、プリンタコントローラボード
52で受信したプリントデータを処理して、記録部42
で記録するものとする。なお受信したプリントデータ
が、ファクシミリデータや電子メール等の場合も、同様
に処理する。さらに図2の表示/操作パネル20は、フ
ァクシミリ装置2をコピーに用いる場合にも、同様に用
いるものとする。また実施例では、エラー発生後に給紙
装置をパネル20を用いて選択するが、プリントデータ
を送信したパーソナルコンピュータ等に、表示/操作パ
ネル20の表示をパーソナルコンピュータ等へ転送し
て、パーソナルコンピュータ等の側で、使用者の選択に
より、給紙装置を選択するようにしてもよい。
【0026】図3は、エラーの検出と、エラーが無い場
合の処理とを示しており、パーソナルコンピュータ等か
らプリントデータを未受信の場合、エラーがないので用
紙エラーの処理を終了する(ステップ1)。プリントデ
ータを受信すると、指定されたカセットに指定されたサ
イズの用紙が存在するか否をチェックし、用紙がないあ
るいは用紙が指定と不一致の場合、ペーパーミスマッチ
エラーとして結合子Aへ移行する(ステップ2,3)。
指定されたカセットに指定されたサイズの用紙が存在す
るが、メディアの指定があり、指定されたカセット内の
用紙のメディアと、指定された用紙のメディアとが不一
致の場合、メディアミスマッチエラーとして結合子Bへ
移行する(ステップ4,5)。また指定されたカセット
がオプションのカセットで、まだ装着されていない場
合、オプションインストールエラーとして結合子Cへ移
行する(ステップ6,7)。
【0027】これらのいずれのエラーも無い場合、指定
されたカセット内の用紙にプリントし(ステップ8)、
ジョブ内に次のページが有るか無いかをチェックし(ス
テップ9)、次のページが無ければ終了する。
【0028】図4にペーパーミスマッチエラーの際の処
理を示すと、ステップ10で表示/操作パネル等に、指
定されたカセットと、指定された用紙サイズ並びに指定
されたカセット内の実際の用紙サイズとを表示する。こ
れに対する使用者の入力は、スタートキーやストップキ
ーあるいはリセットキーを入力する、もしくは他のカセ
ットを選択する(ステップ11〜13)のいずれかであ
る。カセットはカセット選択キーで1つずつシフトする
ように選択するので、選択された他のカセットを次のカ
セットと呼ぶ。スタートキーが入力された場合、現在選
択されている、例えばパーソナルコンピュータ等で当初
に指定した、あるいはその後使用者が選択した、カセッ
トの用紙を用いてプリントする。ここで、用紙サイズの
不一致を無視してプリントデータを縮小/拡大せずにプ
リントするか、指定された用紙サイズと実際の用紙サイ
ズとの割合に応じて縮小/拡大してプリントするかは任
意である。またストップキーが選択された場合、結合子
Fからステップ14に移行して、実行中のジョブを削除
し、終了する。リセットキーが選択された場合、結合子
Gからスプール中の全ジョブを削除し(ステップ1
5)、終了する。
【0029】カセット選択キーで次のカセットが選択さ
れた場合、図2の警告LEDでパーソナルコンピュータ
等で指定したカセットを表示し、選択LEDで選択した
カセットを表示し、表示欄には指定用紙のサイズとカセ
ット選択キーにより選択したカセットと、そのカセット
内の用紙のサイズとを表示する。このようにして給紙装
置を選択し、所望の用紙を収容したカセットが存在すれ
ば、スタートキーでプリントできる。使用者がいずれの
キーからも入力しない場合、ファクシミリ装置の状態は
そのままで、カセット内の用紙を交換してプリントする
こともできる。カセットには用紙サイズのセンサが設け
られているので、用紙を交換したカセットを選択する
と、用紙交換後の用紙サイズが表示される。さらにいず
れのカセットの用紙サイズにも、使用者が満足できない
場合、ストップまたはリセットを行うことができる。
【0030】図5に、メディアミスマッチエラーの処理
やオプションインストールエラーの処理を示す。メディ
アミスマッチエラーの場合、ステップ20で指定された
用紙サイズと指定されたメディアを交互に表示する。こ
の交互表示はパネルの下側の表示欄を用いて行う。また
これ以外に指定されたカセットを表示し、さらに指定カ
セット内の用紙サイズとメディアとを交互表示する。こ
れに対する処置は用紙サイズエラーの場合と同様で、ス
テップ11,ステップ12で、スタート,ストップ,リ
セットのキー入力の有無をチェックし、ステップ13で
カセット選択キーの入力に従って、指定されたカセット
が変更されたものと見なし、変更後の指定カセットと、
指定カセット内の用紙サイズやメディアを交互表示す
る。
【0031】オプションインストールエラーの場合、指
定されたものの装着されていないカセットに対する警告
LEDをオンし(ステップ21)、指定された用紙サイ
ズと次のカセット番号並びに次のカセット内の用紙サイ
ズを表示する(ステップ22)。続いてスタート,スト
ップ,リセットのキー入力と、カセット選択とを待ち、
カセット選択が成されると、選択されたカセットが指定
されたものとして、そのカセットとそのカセット内の用
紙サイズとを表示する。
【0032】図3〜図5には明示しなかったが、図2の
カセット選択キー24,25がタッチされた場合、その
ジョブに関して、外部情報処理装置から指定されたカセ
ット番号を、キー24,25で選択されたカセット番号
に読み替えるものとする。例えばA4用紙のカセット
と、A5用紙のカセットとを装着しているファクシミリ
装置に対して、B5用紙のページとA5用紙のページと
が混在した文書のプリントが指定されたものとする。こ
のうちエラーを生じるのはB5用紙の指定で、この場合
1度、A4用紙をB5用紙に代えて用いることが選択さ
れると、そのジョブ内ではB5用紙のページに対してA
4用紙を用いてプリントする。このためジョブ内でペー
ジ毎にカセット選択を行う必要がない。このジョブ内の
A5用紙のプリントに対しては、A5用紙を収容したカ
セットが存在するので、そのままA5用紙でプリントさ
れる。
【0033】実施例では、パーソナルコンピュータなど
の外部情報処理装置から用紙サイズと共にカセット番号
が指定されるものとしたが、用紙サイズのみが指定され
る場合、ファクシミリ装置では指定された用紙サイズを
収容した給紙装置を探し、このような給紙装置が存在し
ない場合、表示欄23に指定された用紙サイズと、給紙
が可能な用紙サイズとを表示し、給紙可能な用紙のうち
で使用者が選択したものが選択されたものと見なしてプ
リントすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のファクシミリ装置の構成を示すブロ
ック図
【図2】 実施例のファクシミリ装置での、ペーパーミ
スマッチエラー等に対する表示/操作パネルでの表示を
示す説明図
【図3】 実施例のファクシミリ装置での、ペーパーミ
スマッチ等の用紙エラーの検出を示すフローチャート
【図4】 実施例のファクシミリ装置での、ペーパーミ
スマッチエラーへの処理を示すフローチャート
【図5】 実施例のファクシミリ装置での、メディアミ
スマッチエラーやオプションインストールエラーへの処
理を示すフローチャート
【符号の説明】
2 ファクシミリ装置 4 主制御部 6 網制御部 8 モデム 10 画像メモリ 12 RAM 14 ROM 15 用紙エラー処理ファイル 16 表示部 18 操作部 20 表示/操作パネル 21 LCD 22,23 表示欄 24,25 カセット選択キー 26 テンキー 27〜29 キー 30 図形 31 警告LED 32 選択LED 40 読取部 42 記録部 44〜47 給紙装置 50 LANインターフェース 52 プリンタコントローラボード 54 LAN 56 パーソナルコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部情報処理装置から用紙サイズの指定
    と共にプリントデータを受信し、指定サイズの用紙を給
    紙装置から給紙してプリントするようにした記録装置に
    おいて、指定サイズの用紙が前記給紙装置にない場合
    に、指定の用紙サイズと、給紙装置内の用紙サイズと
    を、エラー内容として表示するための表示手段と、プリ
    ントのために使用者から他のサイズの用紙の指定を受け
    付けるための指定手段とを設けたことを特徴とする、記
    録装置。
  2. 【請求項2】 外部情報処理装置から、用紙サイズと給
    紙装置とを指定して、プリントデータを受信し、指定の
    給紙装置から指定サイズの用紙を給紙してプリントする
    ようにした記録装置において、指定の給紙装置から指定
    サイズの用紙を給紙できない場合に、指定の用紙サイズ
    と、指定の給紙装置と、指定の給紙装置内の用紙サイズ
    とを、エラー表示するための表示手段と、プリントのた
    めに使用者から他の給紙装置の指定を受け付けるための
    指定手段とを設けたことを特徴とする、記録装置。
  3. 【請求項3】 前記指定された給紙装置が記録装置に装
    着されていない場合に、指定の用紙サイズと、装着され
    ている他の給紙装置と、該他の給紙装置内の用紙サイズ
    とを、エラー表示するように前記表示手段を構成したこ
    とを特徴とする、請求項2の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記外部情報処理措置は、用紙サイズと
    給紙装置の他に、用紙のメディアを指定し、指定の給紙
    装置から指定サイズで指定メディアの用紙を給紙できな
    い場合に、指定用紙サイズと指定のメディアと指定の給
    紙装置、及び指定の給紙装置内の用紙サイズとメディア
    とを、エラー表示するように前記表示手段を構成したこ
    とを特徴とする、請求項2または3の記録装置。
  5. 【請求項5】 同一ジョブ内の他のページに関して、エ
    ラー表示で表示した事項に付いて、前記指定手段の出力
    を前記外部情報処理装置よりも優先するようにしたこと
    を特徴とする、請求項1〜4のいずれかの記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038589A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置およびタンデム画像形成方法
JP2016041498A (ja) * 2014-08-19 2016-03-31 シャープ株式会社 印刷装置
JP2019001105A (ja) * 2017-06-16 2019-01-10 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラム

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