JP4804555B2 - 情報処理装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は記録媒体の両面に印刷する技術に関するものである。
従来、プリンタにおいて、印刷するべき画像が存在しないページがあった場合に、白紙が出力されるという無駄を省くために、印刷するべき画像が存在しないページを出力しない、いわゆる白紙節約機能がある(特許文献1)。
特公平5−19472号公報
上記の方法によれば、ページ単位で白紙判定を行うため、両面印刷時にあるページが白紙であった場合に出力が行われないためにページがずれてしまい、その結果裏面に印刷が行われるべき偶数ページ目が表面に、表面に印刷が行われるべき奇数ページ目が裏面に印刷され、ユーザの意図しない出力結果になる。例えば、図15(a)に示すように、4ページ目と5ページ目を見開きにしたい場合に、2ページ目(あるいは3ページ目)が白紙であるために出力されない場合には、図15(b)に示すように、ページがずれて5ページ目と6ページ目が見開きになってしまう。
本発明は係る問題点に鑑みなされたものであり、ページ単位ではなく、1記録媒体単位に白紙になるか否かを判定することで、利用者が設定した見開きページ等の順序を維持しつつ、且つ、不要な白紙出力を抑制する技術を提供しようとするものである。
かかる課題を解決するため、例えば本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
両面印刷可能なプリンタに出力される両面印刷のための印刷データを生成する情報処理装置であって、
複数ページで構成される文書の、前記プリンタで両面印刷を行うための印刷データを生成する際に、前記複数ページを印刷することになる各シートについて、シート単位で白紙節約するか、見開き単位で白紙節約するかを操作者に指定させるための画面を表示装置に表示する表示手段と、
前記画面に対する操作者の操作入力がシート単位での白紙節約を示している場合、着目シートの両面とも白紙にならないと判定された場合は、前記プリンタが前記着目シートの両面に印刷するように印刷データを生成し、前記着目シートの両面とも白紙になると判定された場合、前記着目シートの両面の印刷データを破棄し、
前記画面に対する操作者の操作入力が見開き単位での白紙節約を示している場合、連続する2つのシートによる見開きとなる両ページとも白紙にならないと判定された場合、前記プリンタが前記見開きの両ページに印刷するように印刷データを生成し、前記見開きの両ページとも白紙になると判定された場合、当該見開きの両ページの印刷データを破棄する成手段とを備える。
本発明によれば、両面印刷時に白紙節約を行う場合に、表裏ともに白紙の場合及び見開きの両ページが白紙の場合に限り出力が行われないため、表裏がずれることがなく、ユーザの意図した通りの印刷結果を得ることが可能になる。
実施形態におけるシステムのブロック構成図である。 実施形態におけるプリンタ7のブロック構成図である。 実施形態における片面印刷時のシート管理テーブルのデータ構造を示す図である。 実施形態における両面印刷時のシート管理テーブルのデータ構造を示す図である。 実施形態における片面3ページの送信データ管理テーブルのデータ構造を示す図である。 実施形態における両面6ページの送信データ管理テーブルのデータ構造を示す図である。 二枚滞留交互給紙の両面印刷における2ページまでの送信データ管理テーブルを示す図である。 二枚滞留交互給紙の両面印刷における4ページまでの送信データ管理テーブルを示す図である。 二枚滞留交互給紙の両面印刷における6ページまでの送信データ管理テーブルを示す図である。 実施形態におけるランゲージモニタの処理内容を示すフローチャートである。 二枚滞留交互給紙の両面印刷におけるランゲージモニタの処理内容を示すフローチャートである。 実施形態におけるランゲージモニタのデータ送信処理内容を示すフローチャートである。 実施形態におけるランゲージモニタのステータス監視処理内容を示すフローチャートである。 二枚滞留交互給紙の両面印刷における、送信ページの順序を示すテーブルである。 白紙ページ節約処理の問題点を示す図である。 実施形態における印刷処理する際に表示される設定ウインドウの一例を示す図である。 実施形態における印刷処理する際に表示される他の設定ウインドウの一例を示す図である。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は本発明装置の構成を示すブロック図である。図中、1はパーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータ(以下、PC)であり、CPU、メモリ、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、キーボード、マウス(登録商標)のポインティングデバイス、モニタ、ネットワークインタフェース等のハードウェア(不図示)を備える。2はオペレーティングシステム(OS)であり、PC1が備えるハードウェア、およびアプリケーション3、プリンタドライバ4、ランゲージモニタ5、ポートドライバ6などのソフトウェアを管理する。アプリケーション3は、例えばワードプロセッサのようなアプリケーションソフトウェアであり、操作者の指示に従って文書の作成・印刷などを行う。4はプリンタドライバであり、アプリケーション3が発行した印刷指令をオペレーティングシステム2を経て受け取り、該印刷指令をランゲージモニタ5、およびプリンタ7が解釈可能なプリンタコマンドに変換する。5はランゲージモニタであり、プリンタドライバ4が出力したプリンタコマンドを受け取り、ポートドライバ6を経由してプリンタ7に送信する。6およびはポートドライバであり、ランゲージモニタ5が出力したプリンタコマンドを、たとえばUSBインタフェースを経てプリンタ7に送信するとともに、プリンタ7からステータスを受信した場合にはランゲージモニタ5に出力する。7はプリンタであり、ポートドライバ6から受信したプリンタコマンドに従って印刷を行うもので、内部に記録紙を反転する搬送路が設けられ、片面は勿論、両面についても印刷することが可能である。
図2はプリンタ7の構成を示すブロック図である。図中、21はたとえばUSBインタフェースのごときホストインタフェースであり、PC1からプリンタコマンドを受信する。22はFIFO(ファーストインファーストアウト)メモリであり、ホストインタフェース21から受信した画像データを格納する。復号回路23は、FIFOメモリ22に記憶された画像データを復号し、プリンタエンジン24に出力する。プリンタエンジン24は、レーザビームプリンタエンジンであり、制御回路25の指示により、復号回路23が出力した画像データに従って印刷を行う。25は制御回路であり、例えば1チップCPUで構成され、ネットワークインタフェース21、FIFOメモリ22、復号回路23およびプリンタエンジン24の制御を行う。
以下、実施形態におけるPC1の印刷処理について説明する。
操作者がPC1側でアプリケーション3を操作して印刷を指示すると、印刷指示するためのウインドウ(不図示)が表示される。このウインドウ上に詳細設定ボタン(不図示)を操作すると、図16に示す設定ウインドウ160が表示される。図示の設定ウインドウはプリンタドライバ4の一部の処理である。
図示に示すように、設定ウインドウ160には、印刷するプリンタ名を表示する領域161(「プロパティ」ボタンをクリックすると更に詳細情報及び設定ウインドウが表示される)、印刷用紙の向きを指定する領域162、片面か両面かを選択するための領域163、及び、白紙節約するか否かを設定する領域164が含まれる。
領域163における片面/両面の選択は、ラジオボタン形式となっている(デフォルトでは片面が選択状態)。また、両面を選択した場合には記録紙の長辺側を綴じにするか、短辺側をとじるかのいずれかを選択する。この選択もラジオボタン形式となっている(デフォルトは長辺綴じ)。
領域164における白紙節約を行うか否かは、チェックボックス形式で指定するものとした(デフォルトでチェック)。
白紙節約が行い、尚且つ、両面印刷が選択された場合、実施形態で説明する両面印刷時の白紙節約モードが機能することになる。
最後に「OK」ボタンがクリックされると、設定内容が有効になり、本ウインドウ160は画面から消え、印刷開始指示を行うウインドウに戻る。尚、「キャンセル」ボタンがクリックされた場合には、設定内容が全て破棄され、ウインドウ160を表示する以前の設定が有効になる。
さて、印刷開始指示を行うウインドウにて、印刷開始を指示すると、実施形態におけるプリンタドライバ4、及び、ランゲージモニタ5がそれぞれ起動し、一連の印刷ジョブが完了した場合に、その処理を終了する。以下、実施形態におけるより詳細を説明する。
印刷開始指示すると、アプリケーション3からオペレーティングシステム2を経由してプリンタドライバ4に印刷指令が渡される。プリンタドライバ4はアプリケーション3から発行された印刷指令に基づき、画像データに変換して圧縮し、圧縮した画像データを、両面印刷の有無、白紙節約指定の有無、印刷部数の指定などを指定するジョブ情報コマンド、用紙サイズ、用紙タイプ、給紙元、排紙先、画像データのラインの長さとライン数などを指定するページ情報コマンド、ページの終了を示すとともに該ページが白紙であるか否かを示すページ終了コマンド、およびジョブの終了を通知するジョブ終了コマンドとともに出力する。なお、長辺から給紙するいわゆる横送りを行う用紙の場合には、画像を270度回転する必要がある。また、両面印刷においては、綴じる辺が長辺か短辺かによって長辺綴じ、短辺綴じの2種類があり、長辺綴じで短辺から給紙するいわゆる縦送りである場合、および短辺綴じで長辺から給紙するいわゆる横送りである場合には、裏面のページの画像をさらに180度回転する必要があるので、プリンタドライバ4はあらかじめ、綴じ方向と給紙方向に応じて、必要な場合には画像を回転する。
また、本実施形態においては、排紙先は常にフェースダウントレイが指定されるものとする。また、プリンタドライバ4は、ジョブ情報コマンドを出力する際に、ユーザの指示に基づいて白紙節約の指定を行う。また、プリンタドライバ4は、ページ終了コマンドを出力する際に、該ページが白紙であったか否か判定し、白紙であった場合には、該ページが白紙であることを示す情報をページ出力コマンドに設定する。
プリンタコマンドが出力されると、オペレーティングシステム2はランゲージモニタ5に出力されたプリンタコマンドを順次ランゲージモニタに引き渡す。ランゲージモニタ5は、受け取ったプリンタコマンドを順次プリンタ7に送信する。なおランゲージモニタ5は画像データコマンドをプリンタ7に送信する前に、ステータス要求コマンドを送信し、プリンタ7のステータスを取得して、画像データコマンドが送信可能であることを確認する。
制御回路25は、ページ終了コマンドを受信すると、画像データをFIFOメモリ22に格納する。制御回路25はまた、印字開始コマンドを受信すると、プリンタエンジン24に対して印刷開始を指示する。プリンタエンジン24は印刷開始を指示されると、給紙を行い、用紙が所定の位置に達したときに画像データの出力を要求する。画像データの出力が要求されると、復号回路23はFIFOメモリ22から圧縮された画像を読み出し、復号した元の画像データをプリンタエンジン24に出力する。このときFIFOメモリ22から読み出された画像データは、FIFOメモリ22から取り除かれる。
ランゲージモニタ5はまた、取得したプリンタステータスがページの印刷が正常終了したことを示した場合には、該当するページメモリを解放する。ランゲージモニタ5はまた、取得したプリンタステータスがエラーを示した場合には、印刷が正常終了していないページを含むシートから再送信を試みる。ここでシートとは、一枚の紙に相当し、片面印刷においては1ページによって、両面印刷においては2ページによって構成される。
このようにしてジョブの全ページのプリンタコマンドを転送し終えると、ランゲージモニタ5はジョブの全シートの印刷完了を待ち、ジョブの全シートの印刷が完了した場合には、ジョブを終了する。
次に、図3および図4を参照し、ランゲージモニタ5が使用するシート管理テーブル101のデータ構造を説明する。図3は片面3ページのジョブの例を示す。図4は両面6ページのジョブの例を示す。シート管理テーブル101には、次のシート管理テーブル101のアドレス(ポインタ)を示す「次のシート」アドレス102、表(おもて)面ページのデータバッファのアドレスを示す「表面ページ」アドレス103、裏面ページのデータバッファのアドレスを示す「裏面ページ」アドレス104、未送信の部数を示す「未送信カウンタ」105、印刷未完了の部数を示す「未完了カウンタ」106を含み、オペレーティングシステム2から受信した順に、先頭シート管理テーブルアドレス107、および次のシートアドレス102によって線形リストを構成する。「次のシート」アドレス102がNULLである場合には、次のシート管理テーブル101が存在しないことを示す。また、表面ページアドレス103がNULLである場合には、そのシートはジョブの終了を示す空シートであることを示す。また、裏面ページアドレス104がNULLである場合には、そのシートには裏面ページが存在せず、片面印刷を行うシートであることを示す。
次に図10のフローチャートに従って、ランゲージモニタ5のデータ受信処理の詳細を説明する。なお。以下の説明において、ユーザはアプリケーション上で印刷する際に、白紙節約を行うか否かを指示するものとして説明する(デフォルトは白紙節約とする)。
まず、ステップS1にて、オペレーティングシステム2から渡されたプリンタコマンドをバッファにコピーする。次にステップS2にて、一つのコマンドの受信が完了しているか判定する。コマンドが途中で切れており、一つのコマンドの受信が完了していない場合には直ちに処理を終了し、次のコマンド受信に備える。一つのコマンドの受信が完了している場合には、ステップS3にて、受信したコマンドがジョブ情報コマンドであるか判定する。受信したコマンドがジョブ情報コマンドであった場合には、ステップS4にて受信したジョブ情報コマンドをワーク領域にコピーし、ジョブ情報コマンドをバッファから削除し、処理を終了する。
また、ステップS3にて受信したコマンドがジョブ情報コマンドではないと判定した場合には、ステップS5に進み、受信したコマンドがページ終了コマンドであるか判定する。受信したコマンドがページ終了コマンドであった場合には、ステップS6にて、ジョブ情報コマンドにより両面印刷が指定されているか判定する。ジョブ情報コマンドにより両面印刷が指定されていない場合には、ステップS101にて白紙節約が指定されているか判定する。白紙節約が指定されていない場合にはステップS7に進む。白紙節約が指定されている場合には、ステップS102にて、現在のページが白紙であるか判定する。現在のページが白紙でない場合にはステップS7に進む。現在のページが白紙である場合には、白紙節約を行うべき場合なので、ステップS103にて現在のページを格納しているメモリ領域を解放し、処理を終了する。ステップS7では、バッファ内の1ページ分のコマンドをコピーし、コピーしたコマンドをバッファから削除し、表面ページアドレス103をコピーしたコマンドに、裏面ページアドレス104をNULLに、未完了カウンタ106をジョブ情報コマンドにより指定された印刷部数に設定したシート管理テーブル101を、シート管理テーブル101の線形リストの末尾に追加し、処理を終了する。
ステップS6にて、ジョブ情報コマンドにより両面印刷が指定されている場合には、ステップS8にて、保留ページの有無を判定する。ここで、保留ページは、両面印刷の表面のページを一時的に保持したものである。保留ページがない場合には、ステップS11にて、バッファ内の1ページ分のコマンドをコピーし、コピーしたコマンドをバッファから削除し、コピーしたコマンドのアドレスを保留ページとして記憶し、処理を終了する。
ステップS8にて、保留ページがある場合には、ステップS9にて、表面になるべき保留ページと、裏面になるべき現在のページの組み合わせで両面印刷が可能であるか判定する。
この判定の条件としては、例えば、次のようなものである。
・表面のページ情報コマンドで指定される用紙サイズが両面印刷可能なサイズ、例えばA3、B4、A4、B5のいずれかでない場合には両面印刷が可能でない。
・表面のページ情報コマンドで指定される用紙タイプが両面印刷可能なタイプ、例えば普通紙でない場合には両面印刷が可能でない。
・裏面のページ情報コマンドで指定される用紙サイズが、表面のページ情報コマンドで指定される用紙サイズと一致しない場合には両面印刷が可能でない。
・裏面のページ情報コマンドで指定される用紙タイプが、表面のページ情報コマンドで指定される用紙タイプと一致しない場合には両面印刷が可能でない。
・裏面のページ情報コマンドで指定される給紙元指定が、表面のページ情報コマンドで指定される給紙元指定と一致しない場合には両面印刷が可能でない。
・上記のいずれにも該当しない場合には両面印刷が可能である。
ステップS9にて、両面印刷が可能であると判定された場合には、ステップS107にて白紙節約が指定されているか判定する。白紙節約が指定されていない場合にはステップS12に進む。白紙節約が指定されている場合には、ステップS108にて、保留ページおよび現在のページがともに白紙であるか判定する。保留ページまたは現在のページのいずれかが白紙でない場合にはステップS12に進む。保留ページおよび現在のページがともに白紙である場合には、白紙節約を行うべき場合なので、ステップS109にて保留ページおよび現在のページを格納しているメモリ領域を解放し、次にステップS13にて、保留ページアドレスに保留ページがないことを示すNULLを格納し、処理を終了する。
ステップS12では、バッファ内の1ページ分のコマンドをコピーし、コピーしたコマンドをバッファから削除し、表面ページアドレス103を保留ページアドレスに、裏面ページアドレス104をコピーしたコマンドに、未完了カウンタ106をジョブ情報コマンドにより指定された印刷部数に設定したシート管理テーブル101を、シート管理テーブル101の線形リストの末尾に追加する。この際に、両面印刷を行うことを指示するために、裏面ページアドレス104が指す裏面ページのページ情報コマンドの排紙先指定を両面ユニットに、また表面ページアドレス103が指す裏面ページのページ情報コマンドの給紙元指定を両面ユニットに、それぞれ変更する。次にステップS13にて、保留ページアドレスに保留ページがないことを示すNULLを格納し、処理を終了する。
ステップSS9にて、両面印刷が可能でないと判定された場合には、ステップS104にて白紙節約が指定されているか判定する。白紙節約が指定されていない場合にはステップS10に進む。白紙節約が指定されている場合には、ステップS105にて、保留ページが白紙であるか判定する。保留ページが白紙でない場合にはステップS10に進む。また、保留ページが白紙である場合には、表裏とも白紙を意味し、且つ、白紙節約を行うべき場合であるので、ステップS106にて保留ページを格納しているメモリ領域を解放し、次にステップS11にて、バッファ内の1ページぶんのコマンドをコピーし、コピーしたコマンドをバッファから削除し、コピーしたコマンドのアドレスを保留ページとして記憶し、処理を終了する。
ステップS10では、保留ページを片面印刷するとともに現在のページを保留ページとするために、バッファ内の1ページ分のコマンドをコピーし、コピーしたコマンドをバッファから削除し、表面ページアドレス103を保留ページアドレスに、裏面ページアドレス104をNULLに、未完了カウンタ106をジョブ情報コマンドにより指定された印刷部数に設定したシート管理テーブル101を、シート管理テーブル101の線形リストの末尾に追加する。次にステップS11にて、バッファ内の1ページ分のコマンドをコピーし、コピーしたコマンドをバッファから削除し、コピーしたコマンドのアドレスを保留ページとして記憶し、処理を終了する。
ステップS5にて、受信したコマンドがページ終了コマンドでなかった場合には、ステップS14にて、受信したコマンドがジョブ終了コマンドであるか判定する。受信したコマンドがジョブ終了コマンドでなかった場合は、受信したコマンドがページ情報コマンドまたは画像データである場合であり、1ページ分のコマンドをまだ受信し終えてない場合なので、受信したコマンドをそのままバッファに残し、処理を終了する。
ステップS14にて、受信したコマンドがジョブ終了コマンドであった場合は、ステップS15にて保留ページの有無を判定する。保留ページがない場合には、直接ステップS18に進む。保留ページがある場合には、ステップS110にて白紙節約が指定されているか判定する。白紙節約が指定されていない場合にはステップS16に進む。白紙節約が指定されている場合には、ステップS111にて、保留ページが白紙であるか判定する。保留ページが白紙でない場合にはステップS16に進む。保留ページが白紙である場合には、白紙節約を行うべき場合なので、ステップS112にて保留ページを格納しているメモリ領域を解放し、ステップS17に進む。
ステップS16では、両面印刷が指定されているが、対応する裏面のページがない場合なので、片面印刷を行うために、表面ページアドレス103を保留ページアドレスに、裏面ページアドレス104をNULLに、未完了カウンタ106をジョブ情報コマンドにより指定された印刷部数に設定したシート管理テーブル101を、シート管理テーブル101の線形リストの末尾に追加する。次にステップS17にて、保留ページアドレスに保留ページがないことを示すNULLを格納し、ステップS18に進む。
ステップS18では、ジョブの終了を示すために、表面ページアドレス103および裏面ページアドレス104をNULLに設定したシート管理テーブル101を、シート管理テーブル101の線形リストの末尾に追加し、処理を終了する。
次に、図5および図6を参照し、ランゲージモニタ5が使用する送信データ管理テーブル111のデータ構造を説明する。
図5は片面3ページのジョブの例を、図6は両面6ページ(一枚滞留)のジョブの例をそれぞれ示している。送信データ管理テーブル111には、次の送信データ管理テーブル111のアドレスを示す次の送信データアドレス112、その送信データ管理テーブル111に対応するシート管理テーブル101のアドレスを示すシート管理テーブルアドレス113、その送信データ管理テーブル111の種類が片面印刷または両面印刷の表面ページ、両面印刷の裏面ページ、あるいは二枚滞留の両面印刷の場合に裏面ページが入るべき空きテーブルのいずれであるかを示す送信データ種別114、印刷順序を示すページ番号(不図示)を含み、後述する処理手順に従って決定される、印刷が行われる順に、先頭送信データ管理テーブルアドレス117、および次の送信データアドレス112によって線形リストを構成する。次の送信データアドレス112がNULLである場合には、次の送信データ管理テーブル111が存在しないことを示す。実施形態では、フェースダウン排紙(片面印刷時に印刷面が下側になる排紙)を行う場合であるので、表面よりも裏面を先に印刷するため、図6において同一シートの裏面が表面に先行している。
次に図14を参照し、二枚滞留交互給紙の両面印刷における、印刷順序を説明する。図14は、二枚滞留交互給紙の両面印刷における、印刷順序とページの関係を示したテーブルである。両面印刷を行う際には、裏面を印刷後、表面の印刷を開始するまでに、用紙の前端と後端を反転させた後に、用紙を感光ドラムまで搬送する、いわゆる再給紙を行う必要があり、一枚滞留の両面印刷ではこの間印刷が行えないため、印刷速度が遅くなる。二枚滞留交互給紙の両面印刷においては、この問題を解決するために、上述の反転および再給紙を行っている時間を利用して、別のシートを印刷することにより印刷速度が遅くならないようにする。具体的には、以下のような規則に従って印刷を行う。
・同一シートの裏面印刷と表面印刷の間に、別のシートを2ページ印刷する。
・裏面印刷と表面印刷を交互に行う。
・ただし、送信順序2に対応するページはシート1に先行するシートの表面であるが、そのようなページは存在しないため印刷を行うことができず、この間時間が空く。
・また、送信順序7に対応するページはシート4の裏面であるが、そのようなページが存在しない場合には印刷を行うことができず、この間時間が空く。
・二枚滞留交互給紙の両面印刷を行う場合、シートの長さの上限は、用紙搬送路の長さなどにより制約を受けるため、例えばA4横送りよりも長い用紙では二枚滞留交互給紙の両面印刷を行うことができない。そのような場合には一枚滞留にて両面印刷を行う。
・二枚滞留交互給紙の両面印刷を行う場合、用紙サイズまたは用紙タイプが異なるシートを混在して印刷することはできない。
次に、図7、図8および図9を参照し、二枚滞留交互給紙の両面印刷における、送信データ管理テーブル111の構成方法を説明する。
図7は2ページの送信データが登録されている状態を示す。図8は4ページの送信データが登録されている状態を示す。図9は6ページの送信データが登録されている状態を示す。最初の2ページを登録したときには、図7に示すように、シート1裏面、空き、シート1表面の順に送信データ管理テーブル111を構成する。これらは図14の送信順序1、3、4にそれぞれ相当する。
次の2ページを登録する際には、送信データ管理テーブル111を検索し、図8に示すように、検索された空きの送信データ管理テーブル111をシート2裏面ページに変更するとともに、末尾に空きの送信データ管理テーブル111、およびシート2表面ページの送信データ管理テーブル111を順に追加する。
その次の2ページを登録する際には、同様に送信データ管理テーブル111を検索し、図9に示すように、検索された空きの送信データ管理テーブル111をシート3裏面ページに変更するとともに、末尾に空きの送信データ管理テーブル111、およびシート3表面ページの送信データ管理テーブル111を順に追加する。このようにして、必要なだけのページを追加していくことができる。
次に図11を参照し、ランゲージモニタ5の送信データ登録処理の詳細を説明する。なお、送信データ登録処理は、データ受信処理と並行に動作する。
送信データ登録処理が起動されるとまず、ステップS31にて、シート管理テーブル101が存在するか判定する。具体的には先頭シート管理テーブルアドレス107がNULLである場合には、シート管理テーブル101が存在しないので、ステップS31に戻る。
先頭シート管理テーブルアドレス107がNULLでない場合には、シート管理テーブル101が存在するので、ステップS32にて現在のシートアドレスに先頭シート管理テーブルアドレス107を格納する。次にステップS33にて、現在のシートアドレスが示すシート管理テーブル101が、ジョブの終了を示す空シートであるか判定する。具体的には表面ページアドレス103がNULLでない場合には、現在のシートは空シートではないため、ステップS34にて、現在のシート管理テーブル101の未完了カウンタ106を未送信カウンタ105にコピーする。次にステップS35にて、エラー(記録紙のジャム等)が発生しているか判定する。なお、エラーが発生しているか否かを示す情報は、後述する処理手順により取得される。エラーが発生している場合には、データの送信をやり直さなければならないため、ステップS31に戻る。エラーが発生していない場合には、ステップS36にて、現在のシートが片面印刷するシートであるか判定する。具体的には、現在のシート管理テーブル101の裏面ページアドレス104がNULLである場合には、現在のシートは片面印刷するシートであるため、ステップS37にて送信データ管理テーブル111を検索する。空きの送信データ管理テーブル111があれば、二枚滞留の両面印刷から片面印刷に移行した場合であり、その空きを使用することはできないので、それを削除する。そして、次にステップS47に進む。
ステップS36にて、現在のシート管理テーブル101の裏面ページアドレス104がNULLでない場合には、現在のシートは両面印刷するシートであるため、ステップS38にて、二枚滞留で両面印刷が可能であるか判定する。具体的には、現在のシートの用紙サイズが、例えばA4またはB5でなかった場合には、二枚滞留で両面印刷が可能でないので、ステップS39にて送信データ管理テーブル111を検索する。空きの送信データ管理テーブル111があれば、二枚滞留の両面印刷から一枚滞留の両面印刷に移行した場合であり、その空きを使用することはできないので、それを削除する。次にステップS40にて、シート管理テーブルアドレス113を現在のシートアドレスに、送信データ種別114を裏面ページに設定した送信データ管理テーブル111を、送信データ管理テーブル111の線形リストの末尾に追加し、ステップS47に進む。
ステップS38にて、現在のシートの用紙サイズが、例えばA4またはB5であった場合には、二枚滞留で両面印刷が可能なので、ステップS41にて送信データ管理テーブル111を検索する。空きの送信データ管理テーブル111がなければ、ステップS45に進む。空きの送信データ管理テーブル111があった場合には、ステップS42にて、空きテーブルが使用可能であるか、すなわち前のシートのページと混在して二枚滞留の両面印刷を続けることができるかを判定する。具体的には、末尾の送信データ管理テーブル111のページの用紙サイズおよび用紙タイプが、現在のシートの用紙サイズおよび用紙タイプとそれぞれ一致する場合には、混在して印刷を続けることが可能であり、空きテーブルが使用できるため、ステップS43にて、検索された送信データ管理テーブル111の、シート管理テーブルアドレス113を現在のシートアドレスに、送信データ種別114を裏面ページにそれぞれ設定し、ステップS46に進む。
ステップS42にて、末尾の送信データ管理テーブル111のページの用紙サイズまたは用紙タイプが、現在のシートの用紙サイズまたは用紙タイプと一致しない場合には、混在して印刷を続けることが可能でなく、空きテーブルが使用できないため、ステップS44にて、送信データ管理テーブル111を検索し、空きの送信データ管理テーブル111があれば、それを削除し、ステップS45に進む。
ステップS45では、シート管理テーブルアドレス113を現在のシートアドレスに、送信データ種別114を裏面ページに設定した送信データ管理テーブル111を、送信データ管理テーブル111の線形リストの末尾に追加し、ステップS46に進む。
ステップS46では、シート管理テーブルアドレス113をNULLに、送信データ種別114を空きテーブルに設定した送信データ管理テーブル111を、送信データ管理テーブル111の線形リストの末尾に追加し、ステップS47に進む。
ステップS47では、シート管理テーブルアドレス113を現在のシートアドレスに、送信データ種別114を表面ページに設定した送信データ管理テーブル111を、送信データ管理テーブル111の線形リストの末尾に追加する。そして、ステップS48にて、現在のシート管理テーブル101の未送信カウンタ105から1を減算し、次にステップS49にて、現在のシート管理テーブル101の未送信カウンタ105が0であるか判定する。現在のシート管理テーブル101の未送信カウンタ105が0でない場合には、ステップS35に戻り、現在のシートの送信データ登録を継続する。現在のシート管理テーブル101の未送信カウンタ105が0である場合には、そのシートの、送信データ登録が、指定された印刷部数に応じた回数行われた場合なので、ステップS50にて、次のシート管理テーブル101が存在するか判定する。具体的には、現在のシート管理テーブル101の、次のシートアドレス102がNULLでない場合には、次のシート管理テーブル101が存在するため、ステップS51にて、現在のシートアドレスに現在のシート管理テーブル101の、次のシートアドレス102を格納し、次にステップS33に戻り、次のシートの送信データ登録を開始する。
ステップS50にて、現在のシート管理テーブル101の、次のシートアドレス102がNULLである場合には、次のシート管理テーブル101が存在しないため、ステップS52にて、エラーが発生しているか判定する。エラーが発生している場合は、ステップS31に戻る。エラーが発生していない場合は、ステップS50に戻り、次のシート管理テーブル101が追加されるか、あるいはエラーが発生するまでステップS50からステップS52の処理を繰り返す。
ステップS33にて、表面ページアドレス103がNULLである場合には、現在のシートはジョブの終了を示す空シートであるため、ステップS52にて、エラーが発生しているか判定する。エラーが発生している場合は、ステップS31に戻る。エラーが発生していない場合は、ステップS54にて、印刷が完了したか判定する。具体的には、先頭シート管理テーブル107が、現在のシートアドレス、すなわちジョブの終了を示す空シートのアドレスと等しい場合には、印刷の完了により、後述する処理手順に従って、空シート以外のシート管理テーブル101が全て削除された場合なので、ステップS55にてジョブ終了処理を行う。ここでは、空シートの削除など、ワーク領域を印刷前に戻す処理を行い、ステップS31に戻る。
ステップS54にて、先頭シート管理テーブル107が、現在のシートアドレスと等しくない場合には、印刷が完了していない場合なので、ステップS53に戻り、印刷が完了するか、あるいはエラーが発生するまでステップS53からステップS54の処理を繰り返す。
次に図12を参照し、ランゲージモニタ5のデータ送信処理の詳細を説明する。なお、データ送信処理は、データ受信処理および送信データ登録処理と並行に動作する。
データ送信処理が起動されるとまず、ステップS71にて、送信データの有無を判定する。具体的には先頭送信データ管理テーブルアドレス117がNULLである場合には、送信データ管理テーブル111が存在しないので、ステップS71に戻る。
先頭送信データ管理テーブルアドレス117がNULLでない場合には、送信データ管理テーブル111が存在するので、ステップS72にて現在の送信データ管理テーブルアドレスに先頭送信データ管理テーブルアドレス117を格納する。次にステップS86にて、データクリアコマンドをプリンタ7に送信する。プリンタ7は、データクリアコマンドを受信すると、受信済みの印刷データを破棄するとともに、内部に保持するページ番号を0に初期化する。次にステップS87では、送信ページ番号に0を格納する。
次にステップS73にて、現在の送信データ管理テーブルの送信データ種別114が空きテーブルであるか判定する。現在の送信データ管理テーブルの送信データ種別114が空きテーブルでない場合には、ステップS74にて、送信ページ番号に1を加算し、現在の送信データ管理テーブルの送信ページ番号(不図示)に格納する。次に、ステップS75にて、エラーが発生しているか判定する。エラーが発生していない場合は、ステップS76にて、コマンドが送信可能であるか判定する。なお、コマンドが送信可能であるか否かを示す情報は、後述する処理手順により取得される。コマンドが送信可能でない場合には、ステップS75に戻り、コマンドが送信可能になるか、あるいはエラーが発生するまで、ステップS75、S76の処理を繰り返す。
ステップS76にて、コマンドが送信可能である場合には、ステップS77にて、送信データ種別114が表面ページであるか裏面ページであるかに従って、シート管理テーブルアドレス113が指すシート管理テーブルの、表面ページアドレス103あるいは裏面ページアドレス104が指すデータバッファに格納されたコマンドのうち、未送信の先頭コマンドをプリンタ7に送信する。次にステップS78にて、データバッファに格納された1ページ分のコマンドを全て送信し終えたか判定する。データバッファに格納された1ページ分のコマンドを全て送信し終えていない場合は、ステップS75に戻り、コマンドの送信を継続する。データバッファに格納された1ページ分のコマンドを全て送信し終えている場合は、ステップS79にて、次の送信データ管理テーブル111が存在するか判定する。具体的には、次の送信データアドレス113がNULLでない場合には、次の送信データ管理テーブル111が存在するので、ステップS80にて現在の送信データ管理テーブルアドレスに次の送信データアドレス113を格納し、ステップS73に戻る。ステップS79にて、次の送信データアドレス113がNULLである場合には、次の送信データ管理テーブル111が存在しないので、ステップS81にて、エラーが発生しているか判定する。エラーが発生している場合は、データ送信をやり直さなければならないため、ステップS83に戻り、全ての送信データ管理テーブル111を削除し、ステップS71に戻る。エラーが発生していない場合は、ステップS82に進み、印刷が完了しているか判定する。印刷が完了している場合には、ステップS71に戻る。印刷が完了していない場合には、ステップS79に戻り、次の送信データ管理テーブル111が追加されるか、印刷が完了するか、あるいはエラーが発生するまでステップS79〜S82の処理を繰り返す。
ステップS73にて、現在の送信データ管理テーブルの送信データ種別114が空きテーブルである場合は、現在の送信データ管理テーブルの次の送信データ管理テーブルの送信データを送信するべき場合であり、空きテーブルが使用できなくなるため、ステップS84にて現在の送信データ管理テーブルアドレスに次の送信データアドレス113を格納し、ステップS85にて現在の送信データ管理テーブル111すなわち空きのテーブルを削除してステップS73に戻る。
次に図13を参照し、ランゲージモニタ5のステータス監視処理の詳細を説明する。なお、ステータス監視処理は、データ受信処理、送信データ登録処理およびデータ送信処理と並行に動作する。
ステータス監視処理が起動されるとまず、ステップS91にて、プリンタステータスを取得する。具体的には、プリンタ7にステータス要求コマンドを送信し、プリンタステータスを受信する。プリンタステータスには少なくとも以下の情報が含まれる。
・プリンタ7がエラー状態であるか否か
・ページ情報コマンドを受信可能であるか否か
・画像データコマンドを受信可能であるか否か
・印刷が完了したページのページ番号
次にステップS92にて、エラーが発生しているか判定する。エラーが発生している場合には、ステップS91に戻る。エラーが発生していない場合には、ステップS93にて、印刷完了ページ番号が前回取得した値から変化したか判定する。印刷完了ページ番号が前回取得した値から変化していない場合はステップS91に戻る。印刷完了ページ番号が前回取得した値から変化した場合は、ステップS94にて、印刷が完了したページが表面であるか判定する。具体的には、印刷が完了した送信データ管理テーブル111の送信データ種別114が表面ページでない場合には、印刷が完了したページは表面ではないため、ステップS98に進む。印刷が完了した送信データ管理テーブル111の送信データ種別114が表面ページである場合は、ステップS95にて印刷が完了した送信データ管理テーブル111のシート管理テーブル113が指すシート管理テーブル101の未完了カウンタ106から1を減算する。次にステップS96にて、未完了カウンタ106が0であるか判定する。未完了カウンタ106が0でない場合はステップS98に進む。未完了カウンタ106が0である場合には、指定された部数の印刷が完了した場合なので、ステップS97にて、印刷が完了した送信データ管理テーブル111のシート管理テーブル113が指すシート管理テーブル101を削除する。この際に、表面ページアドレス103が指すデータバッファ、および裏面ページアドレス104がNULLでない場合には裏面ページアドレス104が指すデータバッファを解放する。次にステップS98に進む。
ステップSS98では、印刷が完了した送信データ管理テーブル111を削除し、ステップS91に戻り、上記監視処理を繰り返す。
以上に説明したように、本実施形態によれば、両面印刷時に白紙節約を行う場合に、表裏ともに白紙の場合に限り出力が行われないため、表裏がずれることがなく、ユーザの意図しない出力結果となることを避けることができる。
なお、上述の実施形態では、常にシート単位で白紙判定を行っていたが、これに代えて図17で示すようにユーザに白紙節約をページ単位(1743)で行うかシート単位(1741)で行うか見開き単位(1742)で行うかの選択手段を提供し、ページ単位で行うことを選択されたときにはページ単位で、シート単位で行うことを選択されたときにはシート単位で、 見開き単位で行うことを選択されたときには見開き単位で、白紙判定を行うようにしてもよい。
ページ単位(1743)で行うことを指定された際は、たとえば印刷データが図15(a)の場合、同図(b)のように印刷され、印刷データが図15(c)の場合、同図(d)のように印刷され印刷データが図15(e)の場合、同図(f)のように印刷される。
シート単位(1741)で行うことを指定された際は、たとえば印刷データが図15(c)の場合、同図(d)のように印刷される。しかしながら、印刷データが図15(a)の場合、同図(a)のように印刷され、印刷データが図15(e)の場合、同図(e)のように印刷される。
見開き単位(1742)で行うことを指定された際は、たとえば印刷データが図15(e)の場合、同図(f)のように印刷される。しかしながら、印刷データが図15(a)の場合、同図(a)のように印刷され、印刷データが図15(c)の場合、同図(c)のように印刷される。
また、上述の実施形態では、白紙節約の判定をホスト側で行っているが、これに代えてプリンタ側で行うようにしてもよい。プリンタ側で対処するためには、PC側では白紙ページの有無にかかわらず、ページ順に印刷データをプリンタに送信する。そして、プリンタ側には、ある程度のバッファメモリを用意し、そこに一旦格納し、両面プリント、片面プリントを判定し、両面プリントの場合には、上記のようにな印刷順で印刷処理を行い、表、裏とも白紙ページにある場合には、そのページの印刷データをバッファから削除すれば良いであろう。
また、実施形態では、片面プリントする際に記録面を下にして出力するプリンタを例にして説明したが、表、裏ページの出力順を入れ換えることで、フェースアッププリンタに適用できる。この切り換えは、選択されたプリンタの機種に応じて代えれば良いである。
また、上記実施形態で説明したように、PC側で対処する場合の処理の大部分は、プリンタドライバ及びランゲージモニタの処理にある。ランゲージモニタ5は、通常、プリンタドライバと共にシステムにインストールされるので、上記ランゲージモニタ5は、プリンタドライバを構成する1つのプログラムでもあり、広義にはプリンタドライバを意味する。
また、通常コンピュータプログラムはCDROM等のコンピュータ可読記憶媒体をPCにセットし、システムにコピーもしくはインストールすることで実行可能になるわけであるから、当然、このようなコンピュータ可読記憶媒体も本発明の範疇に含まれる。

Claims (12)

  1. 両面印刷可能なプリンタに出力される両面印刷のための印刷データを生成する情報処理装置であって、
    複数ページで構成される文書の、前記プリンタで両面印刷を行うための印刷データを生成する際に、前記複数ページを印刷することになる各シートについて、シート単位で白紙節約するか、見開き単位で白紙節約するかを操作者に指定させるための画面を表示装置に表示する表示手段と、
    前記画面に対する操作者の操作入力がシート単位での白紙節約を示している場合、着目シートの両面とも白紙にならないと判定された場合は、前記プリンタが前記着目シートの両面に印刷するように印刷データを生成し、前記着目シートの両面とも白紙になると判定された場合、前記着目シートの両面の印刷データを破棄し、
    前記画面に対する操作者の操作入力が見開き単位での白紙節約を示している場合、連続する2つのシートによる見開きとなる両ページとも白紙にならないと判定された場合、前記プリンタが前記見開きの両ページに印刷するように印刷データを生成し、前記見開きの両ページとも白紙になると判定された場合、当該見開きの両ページの印刷データを破棄する成手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記生成手段により生成されたページ単位の印刷データを前記プリンタに出力するための順序を管理する送信管理データを作成する管理データ作成手段を有し、
    前記管理データ作成手段は、最初の2ページの印刷データから、裏面ページ、空白ページ、表面ページの順の送信管理データを生成し、3ページ以降では、それ以前に生成された送信管理データ中の空白ページを裏面ページで置き換え、末尾に空白ページを追加し、その後に表面ページが追加された送信管理データを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成手段により生成されたページ単位の印刷データを前記プリンタに出力するための順序を管理する送信管理データを作成する管理データ作成手段を有し、
    前記管理データ作成手段は、前記プリンタが1枚のシートを滞留するタイプの場合には管理データの末尾に白紙の裏面ページを追加し、末尾に表面ページが追加された送信管理データを生成し、前記プリンタが2枚のシートを滞留するタイプの場合、最初の2ページの印刷データから裏面ページ、空白ページ、表面ページの順の送信管理データを生成し、3ページ以降では、それ以前に生成された送信管理データ中の空白ページを裏面ページで置き換え、末尾に空白ページを追加し、その後に表面ページが追加された送信管理データを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示手段が表示する前記画面には、ページ単位に白紙節約するのかを操作者に指定させるための項目が含まれ、
    前記生成手段は、前記画面に対する操作者の操作入力がページ単位に白紙節約を示している場合、着目ページが白紙になると判定されなかった場合、前記プリンタが前記着目ページを印刷するように印刷データを生成し、前記着目ページが白紙になると判定された場合、前記着目ページのページの印刷データを破棄する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 両面印刷可能なプリンタに出力される両面印刷のための印刷データを生成する情報処理装置であって、
    複数ページで構成される文書の、前記プリンタで両面印刷を行うための印刷データを生成する際に、前記複数ページを印刷することになる各シートについて、シート単位で白紙節約するか、見開き単位で白紙節約するかを操作者に指定させるための画面を、表示手段が表示装置に表示する表示工程と、
    生成手段が、
    前記画面に対する操作者の操作入力がシート単位での白紙節約を示している場合、着目シートの両面とも白紙にならないと判定された場合は、前記プリンタが前記着目シートの両面に印刷するように印刷データを生成し、前記着目シートの両面とも白紙になると判定された場合、前記着目シートの両面の印刷データを破棄し、
    前記画面に対する操作者の操作入力が見開き単位での白紙節約を示している場合、連続する2つのシートによる見開きとなる両ページとも白紙にならないと判定された場合、前記プリンタが前記見開きの両ページに印刷するように印刷データを生成し、前記見開きの両ページとも白紙になると判定された場合、当該見開きの両ページの印刷データを破棄する成工程と
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. 前記生成工程により生成されたページ単位の印刷データを前記プリンタに出力するための順序を管理する送信管理データを作成する管理データ作成工程を有し、
    前記管理データ作成工程は、最初の2ページの印刷データから、裏面ページ、空白ページ、表面ページの順の送信管理データを生成し、3ページ以降では、それ以前に生成された送信管理データ中の空白ページを裏面ページで置き換え、末尾に空白ページを追加し、その後に表面ページが追加された送信管理データを生成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置の制御方法。
  7. 前記生成工程により生成されたページ単位の印刷データを前記プリンタに出力するための順序を管理する送信管理データを作成する管理データ作成工程を有し、
    前記管理データ作成工程は、前記プリンタが1枚のシートを滞留するタイプの場合には管理データの末尾に裏面ページを追加し、末尾に表面が追加された送信管理データを生成し、前記プリンタが2枚のシートを滞留するタイプの場合、最初の2ページの印刷データから裏面ページ、空白ページ、表面ページの順の送信管理データを生成し、3ページ以降では、それ以前に生成された送信管理データ中の空白ページを裏面ページで置き換え、末尾に空白ページを追加し、その後に表面ページが追加された送信管理データを生成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置の制御方法。
  8. 前記表示工程で表示する前記画面には、ページ単位に白紙節約するのかを操作者に指定させるための項目が含まれ、
    前記生成工程は、前記画面に対する操作者の操作入力がページ単位に白紙節約を示している場合であって、着目ページが白紙になると判定されなかった場合、前記プリンタが前記着目ページを印刷するように印刷データを生成し、前記着目ページが白紙になると判定された場合、前記着目ページのページの印刷データを破棄する
    ことを特徴とする請求項5記載の情報処理装置の制御方法。
  9. コンピュータが読込み実行することで、前記コンピュータを、両面印刷可能なプリンタに出力される両面印刷のための印刷データを生成する情報処理装置として機能させるコンピュータプログラムであって、
    複数ページで構成される文書の、前記プリンタで両面印刷を行うための印刷データを生成する際に、前記複数ページを印刷することになる各シートについて、シート単位で白紙節約するか、見開き単位で白紙節約するかを操作者に指定させるための画面を表示装置に表示する表示手段、
    前記画面に対する操作者の操作入力がシート単位での白紙節約を示している場合、着目シートの両面とも白紙にならないと判定された場合は、前記プリンタが前記着目シートの両面に印刷するように印刷データを生成し、前記着目シートの両面とも白紙になると判定された場合、前記着目シートの両面の印刷データを破棄し、
    前記画面に対する操作者の操作入力が見開き単位での白紙節約を示している場合、連続する2つのシートによる見開きとなる両ページとも白紙にならないと判定された場合、前記プリンタが前記見開きの両ページに印刷するように印刷データを生成し、前記見開きの両ページとも白紙になると判定された場合、当該見開きの両ページの印刷データを破棄する成手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 更に、前記生成手段により生成されたページ単位の印刷データを前記プリンタに出力するための順序を管理する送信管理データを作成する管理データ作成手段として機能させ、
    前記管理データ作成手段は、最初の2ページの印刷データから、裏面ページ、空白ページ、表面ページの順の送信管理データを生成し、3ページ以降では、それ以前に生成された送信管理データ中の空白ページを裏面ページで置き換え、末尾に空白ページを追加し、その後に表面ページが追加された送信管理データを生成することを特徴とする請求項9に記載のコンピュータプログラム。
  11. 更に、前記生成手段により生成されたページ単位の印刷データを前記プリンタに出力するための順序を管理する送信管理データを作成する管理データ作成手段として機能させ、
    前記管理データ作成手段は、前記プリンタが1枚のシートを滞留するタイプの場合には管理データの末尾に裏面ページを追加し、末尾に裏ページが追加された送信データを生成し、前記プリンタが2枚のシートを滞留するタイプの場合、最初の2ページの印刷データから裏面ページ、空白ページ、表面ページの順の送信管理データを生成し、3ページ以降では、それ以前に生成された送信管理データ中の空白ページを裏面ページで置き換え、末尾に空白ページを追加し、その後に表面ページが追加された送信管理データを生成する
    ことを特徴とする請求項9に記載のコンピュータプログラム。
  12. 前記表示手段が表示させる前記画面には、ページ単位に白紙節約するのかを操作者に指定させるための項目が含まれ、
    前記生成手段は、前記画面に対する操作者の操作入力がページ単位に白紙節約を示している場合であって、着目ページが白紙になると判定されなかった場合、前記プリンタが前記着目ページを印刷するように印刷データを生成し、前記着目ページが白紙になると判定された場合、前記着目ページのページの印刷データを破棄する
    ことを特徴とする請求項9記載のコンピュータプログラム。
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