JPH0622091A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0622091A
JPH0622091A JP4194986A JP19498692A JPH0622091A JP H0622091 A JPH0622091 A JP H0622091A JP 4194986 A JP4194986 A JP 4194986A JP 19498692 A JP19498692 A JP 19498692A JP H0622091 A JPH0622091 A JP H0622091A
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JP4194986A
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Inventor
Yuichi Naoi
裕一 直井
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブックタイプの原稿を有効に読み取って送信
することができるファクシミリ装置を提供することを目
的とする。 【構成】 ブックタイプの見開き原稿がスキャナのホー
ムポジションよりずれた位置にセットされている場合で
も、これを見開きページ間のスジの位置やページの片側
に生じる全黒領域の状態によって検知して、再読み込み
によって自動的にそれを修正した原稿を読み取る。ま
た、見開きの各ページが白紙かどうかを判断し、そのペ
ージが白紙であると判断すると、その白紙ページを画像
メモリから削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にブックタイプの原
稿を読み取ることができるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置において、
シートタイプの原稿を読み取る機能を有する他に、ブッ
クタイプの原稿を読み取る機能を有するものが存在す
る。このブック原稿を読み取る機能は、本のような厚み
のある原稿であっても、本の送信したいページを開けて
スキャニングすることで、ファクシミリの送信原稿とし
て送信することができ、有用なものである。
【0003】ところで、このようなブック読み取りで、
例えばA4版の本を読み取る場合、見開きはA3版とな
る。そして、複数ページの送信をページ毎に行うために
は、各ページ(A4サイズ)毎にスキャニングしなけれ
ばならない。この場合、本自体を移動させてスキャニン
グを行わなければならないが、非常に面倒である。
【0004】そのために従来のこのタイプのファクシミ
リ装置には、ページ連写という機能を有しているものが
ある。以下、このページ連写機能について説明する。
【0005】まず、オペレータはブックタイプの原稿
を、送信したいページを開いて原稿台にセットし、オペ
レーションパネルでページ連写の機能を選択する。
【0006】ブック原稿がA4版の場合、スキャナは、
まず見開きA3版の前半分(A4版1ページ目)をスキ
ャニングして、これを画像メモリに蓄積する。
【0007】次に、スキャナは2ページ目のスキャニン
グを行う。この2ページ目は、原稿台の奥に位置するの
で、スキャニングはA3版全域を行い1ページ目の領域
は、スキャナのスキャニングデータ取り込みをディスエ
ィブルとしてデータを取り込まないようにし、2ページ
目の画像データを画像メモリに蓄積する。
【0008】このようなページ連写機能によって、オペ
レータが原稿の本を移動させる必要がなく見開きの2ペ
ージをスキャニングすることができる。
【0009】こうして画像データを蓄積した後、オペレ
ータは送信先の電話番号等をオペレーションパネルより
入力し、送信スタートキーを押すことによって、ファク
シミリ装置は送信動作を開始する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のファクシミリ装置には、次のような不都合
を生じていた。
【0011】すなわち、図4に示すようにスキャナにブ
ック原稿をセットしてスキャニングを行うのであるが、
図4でブック原稿が矢印404の方向にずれてセットさ
れた場合、スキャナは通常のホームポジション401か
らスキャニングを行うために読み込まれた画像は、図8
のように各ページの片方が切れている状態で読み込まれ
てしまう。
【0012】特に、読み込む原稿が厚手のブック原稿な
どの場合、ページを開いてスキャナにセットすると以上
のような不都合が多発する。しかも、ファクシミリ装置
の場合には、その原稿が送信されることとなり、受信側
では各ページの片方が切れた受信画像となるため、判読
不可能の場合が出てくる。
【0013】また、このような不都合を回避するため
に、一旦読み込んだ画像を送信側でプリントアウトし
て、画像メモリに蓄積された送信原稿を確認してから送
信する方法も考えられるが、操作が複雑になるだけでな
く出力用紙も無駄になる。
【0014】また、例えば見開きの2ページが1ページ
目が白紙で、2ページ目に送信したい原稿がある場合、
または1ページ目に送信したい原稿があって2ページ目
が白紙である場合などがある。このようなことは、ブッ
クタイプの原稿では章などの始まりや終わりに多い。
【0015】このような場合、オペレータがスキャニン
グをページ連写モードにしたまま、原稿を蓄積し、送信
動作に移ると、ファクシミリはそのまま蓄積した2ペー
ジを送信し、受信側では2ページの受信ページ中、1ペ
ージは何の意味もない白紙の画像が出力されることとな
り、用紙の無駄になるとともに、受信側で混乱を招く恐
れも出てくる。
【0016】そして、このような不都合を防止するため
に、送信側のオペレータは送信原稿の見開きページが上
に示されたような場合にのみページ連写モードを解除し
なければならず、複数の見開きページを送信する場合、
操作が複雑となり、オペレータの混乱を招く恐れがあ
る。
【0017】本発明は、ブックタイプの原稿を有効に読
み取って送信することができるファクシミリ装置を提供
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブック読み込
みのページ連写モード時に、ブック原稿がスキャナのホ
ームポジションよりずれた状態で読み込まれた画像が、
例えば図8に示すように、見開きの1ページ目あるいは
2ページ目にブック原稿のページ間のスジ801が現れ
ることを利用するものであり、画像読み取り時に各読み
取りページにおける主走査方向の白数、黒数を計数し、
主走査方向の白数が規定数より多いラインが副走査方向
に規定数以上続き、それに続く主走査方向の黒数が規定
数より多いラインが副走査方向に規定数以上続き、それ
に続く主走査方向の白数が規定数より多いラインが副走
査方向に規定数以上続く場合を抽出して、ブック読み取
り時においてページ中に生じたページ間のスジを検出す
る。そして、そのスジの位置の1ライン目からの距離を
計算し、その距離が規定数より長い場合にスキャニング
エラーとして判断する。
【0019】さらに、スキャニングエラーと判断した場
合に、スキャナのホームポジションをスジの位置のペー
ジ両端からの距離によって移動させ、再読み込みの動作
に移る。
【0020】また、本発明は、ブック読み込みのページ
連写モード時に、ブック原稿がスキャナのホームポジシ
ョンよりずれた状態で読み込まれた画像が、例えば図9
に示すように、見開きの1ページ目あるいは2ページ目
の片側に全黒の領域901が現れることを利用するもの
であり、画像読み取り時に各読み取りページにおける全
黒ラインを計数し、ページの片側の全黒領域の幅を割り
出し、その領域の幅が規定より大きい場合にスキャニン
グエラーとして判断する。
【0021】そして、スキャニングエラーと判断した場
合に、スキャナのホームポジションを全黒領域の幅の値
によって移動させ、再読み込みの動作に移る。
【0022】以上のように制御することによって、ブッ
ク原稿がスキャナのホームポジションよりずれた位置に
セットされていても、これを検知することができ、また
再読み込みによって自動的にそれを修正した原稿を読み
取ることができる。
【0023】さらに、本発明は、ブック読み込みのペー
ジ連写モード時に、見開きの1ページ目あるいは2ペー
ジ目をスキャニングして、それぞれ独立して画像メモリ
に蓄積し、この蓄積した各ページが白紙かどうかを判断
し、そのページが白紙であると判断すると、その白紙ペ
ージを画像メモリから削除することにより、見開きのど
ちらかのページが白紙であっても、そのページを自動的
に削除でき、無意味な白紙ページの送信を回避すること
ができる。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例におけるファク
シミリ装置を示すブロック図である。
【0025】この実施例のファクシミリ装置は、ファク
シミリ装置全体の制御を行う制御部101と、回線との
接続の制御を行う回線制御部102と、宛先の電話番号
の入力や各種のオペレーションを行うためのオペレーシ
ョンパネル103と、原稿の読み取りを行うためのスキ
ャナ部104と、受信した画像などを出力用紙に印字す
るための出力部105と、各種画像処理を行う画情報処
理部110と、画情報や宛先の電話番号等を蓄積するメ
モリ部120とを有する。
【0026】このうち画情報処理部110は、スキャナ
部104からのデータを送信のために圧縮符号化する圧
縮部と、圧縮された信号を複号化するための複号部等を
含んでいる。
【0027】また、メモリ部120は、メモリへの書き
込み、読み出しを制御するためのメモリ制御部21と、
伝送すべき画情報を蓄積しておくメッセージ領域22
と、送信すべき宛先の電話番号を蓄積する電話番号領域
23等を有しており、メッセージ領域22、電話番号領
域23は、それぞれ対応がとられている。
【0028】以上の構成において、原稿の画情報を送信
するときには、スキャナ部104によって画像を2値の
データに変換し、これを圧縮部で圧縮し、回線制御部1
02を介して回線に送り出す。
【0029】また、回線制御部102を介して受信され
た画情報は、複号部によって通常の2値画像信号に複号
され、出力部106によって記録紙に出力される。
【0030】図2は、オペレーションパネル103の具
体例を示す平面図である。
【0031】オペレーションパネル103上には、表示
部201、テンキー202、ファンクションキー20
3、スタートキー204、ストップキー205、スキャ
ナ読み取りモードキー206(片面読み取りモード、両
面読み取りモード)などが配置されている。
【0032】図3は、スキャナ部104における読み取
り動作を説明するための斜視図である。
【0033】図3において、301は原稿置き台、30
2はスキャナのヘッドであり、矢印303の方向にスキ
ャニングを行う。
【0034】そして、ブック原稿の読み取り時には、図
4のように原稿台にブック原稿を置いてスキャニングを
行う。
【0035】まず、オペレーションパネル103よりス
キャナ部104の読み取りモードを指定するのである
が、片面読み取りモードの場合、スキャナのヘッド30
2は、そのホームポジション401から402までのブ
ック原稿1ページ分のみをスキャニングする。
【0036】また、両面読み取りの場合、スキャナのヘ
ッド302は上述と同様の動作で1ページ目のスキャニ
ングを行った後、スキャナのヘッド302をホームポジ
ション401までもどし、401から403までをスキ
ャニングする。このとき401から402までのスキャ
ニングはデータを取り込まず、従ってスキャナ部104
は2ページ目のデータのみをデータとして取り込む。
【0037】以上のような構成において、ブック原稿を
両面読み取りモードで読み込んで送信する場合、次のよ
うになる。
【0038】図5は、本実施例におけるブック原稿の両
面読み取りモード送信の動作を示すフローチャートであ
る。
【0039】まず、オペレータはブック原稿をスキャナ
104の原稿置き台にセットし(S1)、オペレーショ
ンパネル103のスキャナ読み取りモードキー206で
読み取りモードを両面読み取りと指定し(S2)、送信
先の電話番号を指定して(S3)、スタートキー204
を押す。なお、送信先の電話番号は、メモリ部120の
電話番号領域23に蓄積される。
【0040】スキャナ部104は、図4における401
から402までの1ページ分をスキャニングして画像を
2値データに変換し、この2値画像データをメモリ部1
20のメッセージ領域22に蓄積する。
【0041】次に、スキャナ104はヘッド302をホ
ームポジション401に戻し、図4における402から
403までの2ページ分をスキャニングして画像を2値
データに変換し、この2値画像データをメモリ部120
のメッセージ領域22に蓄積する。
【0042】このようにして見開き2ページ分のデータ
がメモリ部120のメッセージ領域22に蓄積された時
点で(S4)、制御部101はメッセージ領域の各ペー
ジにおける主走査方向の白数、黒数を計数する(S
5)。
【0043】そして、前記白数が規定数以上の場合、主
制御部101は白ラインカウンタ1をインクリメント
し、次のラインの白数の計数に移る。また、次のライン
の白数が規定数以上の場合、主制御部101は、白ライ
ンカウンタ1をインクリメントする(S7)。このよう
して白ラインの副走査方向の伸びを白ラインカウンタ1
によって計数する。
【0044】また、上記と同様にして白ラインブロック
に続いて、主走査方向の黒数が規定数より多いラインが
副走査方向にどれくらい続くかを算出し、その結果に基
づいて黒ラインカウンタをインクリメントして計数する
(S7)。そして、この制御によって抽出された黒ライ
ンブロックについて、黒ラインブロックが何ライン目で
終わるかを主制御部101に記憶する。
【0045】さらに、上記黒ラインブロックに続いて主
走査方向の白数が規定数より多いラインがどれくらい続
くか算出し、その結果に基づいて白ラインカウンタ2を
インクリメントして計数する(S7)。
【0046】以上の方法で各ページの全ラインの判定を
行い、各ページ毎に白ラインカウンタ1、黒ラインカウ
ンタ、白ラインカウンタ2の計数値が生成され、各ライ
ン中での黒ラインレングスの終わりから1ライン目まで
の距離が主制御部101に記憶されている(S8)。
【0047】次に、上記白ラインカウンタ1、黒ライン
カウンタ、白ラインカウンタ2が規定数以上であり、黒
ラインブロックの終わりから1ライン目までの距離が規
定数以上の場合、主制御部101はそのページとそれと
同時に読み込まれたページ、2ページ分をエラー読み込
みとして判断する(S10、S13)。
【0048】そして、エラー読み込みと判断すると、主
制御部101は前に蓄積したエラー読み込みのデータを
メッセージ領域22から削除し、スキャナヘッド302
のホームポジションを前記黒ラインブロックの終わりか
ら1ライン目までの距離分だけ図3の矢印の方向に移動
させる(S14)。
【0049】スキャナ部104は、S4に戻って、この
修正されたホームポジションより再読み込み動作に移
り、見開き2ページ分のデータをメッセージ領域22に
蓄積する。
【0050】以上の動作が完了すると、ファクシミリ装
置は送信動作(S11)へ移り、メッセージ領域22に
蓄積された画像データは、主制御部101により縦横変
換され、圧縮部で送信用に圧縮される。
【0051】次に、メモリ部120の電話番号領域24
より送信先の電話番号を読み出し、回線制御部102を
通して送信先のファクシミリ装置との接続動作を行う。
そして、この接続が完了すると、メモリ部120のメッ
セージ領域22より先に蓄積した送信画像データを読み
出し、回線制御部102より相手先に画像を送信する
(S12)。
【0052】このようにして、ブック原稿がスキャナの
ホームポジションよりずれた状態で読み込まれた場合、
適正に修正して送信することができる。
【0053】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0054】図6は、この第2実施例におけるブック原
稿の両面読み取りモード送信の動作を示すフローチャー
トである。
【0055】まず、オペレータはブック原稿をスキャナ
104の原稿置き台にセットし(S21)、オペレーシ
ョンパネル103のスキャナ読み取りモードキー206
で読み取りモードを両面読み取りと指定し(S22)、
送信先の電話番号を指定して(S23)、スタートキー
204を押す。
【0056】スキャナ部104は、図4における401
から402までの1ページ分をスキャニングして画像を
2値データに変換し、この2値画像データをメモリ部1
20のメッセージ領域22に蓄積する。
【0057】次に、スキャナ104はヘッド302をホ
ームポジション401に戻し、図4における402から
403までの2ページ分をスキャニングして画像を2値
データに変換し、この2値画像データをメモリ部120
のメッセージ領域22に蓄積する。
【0058】このようにして見開き2ページ分のデータ
がメモリ部120のメッセージ領域22に蓄積された時
点で(S24)、制御部101はメッセージ領域の各ペ
ージにおける主走査方向の黒数を計数する(S25)。
【0059】そして、主走査方向に規定数以上の黒数が
ある場合には(S26)、主制御部101はそのライン
が何ライン目であるか記憶し、黒ラインカウンタをイン
クリメントする(S27)。そして、主制御部101
は、黒ライン開始位置を記憶して(S28)、次のライ
ンの黒数の計数に移る。
【0060】次のラインの黒数が規定数以上の場合、黒
ラインカウンタをインクリメントする。
【0061】また、次のラインの黒数が規定数以下の場
合、主制御部101は黒ラインブロックの始まる位置と
そのライン数を記憶し、これを各ページごとに集計す
る。
【0062】上記黒ラインブロックがページの最初のラ
インから始まりそれが規定数以上の幅をもつ場合、また
は黒ラインブロックが規定数以上の幅をもちページ最後
のラインで終わる場合には(S30、S33)、主制御
部101はそのページとそれと同時に読み込まれたペー
ジ、2ページ分をエラー読み込みとして判断する。
【0063】そして、エラー読み込みと判断すると、主
制御部101は前に蓄積したエラー読み込みのデータを
メッセージ領域22から削除し、スキャナヘッド302
の読み取り開始位置を前記黒ライン数の分だけ図3の矢
印の方向に移動させる(S34)。
【0064】スキャナ部104は、S24に戻り、この
修正されたホームポジションより再読み込み動作に移
り、スキャナは見開き2ページ分のデータをメッセージ
領域22に蓄積する。
【0065】そして、以上の動作が完了すると、ファク
シミリ装置は送信動作へ移り(S31)、メッセージ領
域22に蓄積された画像データは、主制御部101より
縦横変換され圧縮部で送信用に圧縮される。
【0066】次に、メモリ部120の電話番号領域24
より送信先の電話番号を読み出し、回線制御部102を
通して送信先のファクシミリ装置との接続動作を行う。
そして、この接続が完了すると、メモリ部120のメッ
セージ領域22より先に蓄積した送信画像データを読み
出し、回線制御部102より相手先に画像を送信する
(S32)。
【0067】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0068】図7は、この第3実施例におけるブック原
稿の両面読み取りモード送信の動作を示すフローチャー
トである。
【0069】まず、オペレータはブック原稿をスキャナ
104の原稿置き台にセットし(S41)、オペレーシ
ョンパネル103のスキャナ読み取りモードキー206
で読み取りモードを両面読み取りと指定し(S42)、
送信先の電話番号を指定して(S43)、スタートキー
204を押す。
【0070】スキャナ部104は、図4における401
から402までの1ページ分をスキャニングして画像を
2値データに変換し、この2値画像データをメモリ部1
20のメッセージ領域22に蓄積する(S44)。
【0071】次に、スキャナ部104はヘッド302を
ホームポジション401に戻し、図4における402か
ら403までの2ページ分をスキャニングして画像を2
値データに変換し、この2値画像データをメモリ部12
0のメッセージ領域22に蓄積する(S45)。
【0072】このようにして見開き2ページ分のデータ
がメモリ部120のメッセージ領域22に蓄積された時
点で、制御部101は、メッセージ領域22の各ページ
のデータ量を解析する(S46、S48)。
【0073】ここで蓄積されたページが白紙原稿であれ
ば、圧縮されたデータ量が少なく一定であるので、制御
部101は、ページの蓄積データ量が一定値以下である
場合には、そのページを白紙原稿とみなし、メッセージ
領域22から削除する(S47、S49)。
【0074】以上のようにして、白紙原稿を削除しなが
ら、原稿をメッセージ領域22へ蓄積する。
【0075】そして、このような動作が完了すると、フ
ァクシミリ装置は送信動作へ移り(S50)、まず、メ
モリ部120の電話番号領域24より送信先の電話番号
を読み出し、回線制御部102を通して送信先のファク
シミリ装置との接続動作を行う。そして、この接続が完
了すると、メモリ部120のメッセージ領域22より先
に蓄積した送信画像データを読み出し、回線制御部10
2より相手先に画像を送信する(S51)。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブックタイプの見開き原稿がスキャナのホームポジショ
ンよりずれた位置にセットされている場合でも、これを
見開きページ間のスジの位置やページの片側に生じる全
黒領域の状態によって検知することができ、また再読み
込みによって自動的にそれを修正した原稿を読み取るこ
とができるので、このような原稿のセットミスによって
不良状態が画像が送信されるのを防止することができ
る。
【0077】また、本発明によれば、ブック読み込みの
ページ連写モード時に、見開きの各ページが白紙かどう
かを判断し、そのページが白紙であると判断すると、そ
の白紙ページを画像メモリから削除することにより、見
開きのどちらかのページが白紙であっても、そのページ
を自動的に削除でき、無意味な白紙ページの送信を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例におけるオペレーションパネル
を示す平面図である。
【図3】上記第1実施例におけるスキャナ部の外観を示
す斜視図である。
【図4】上記第1実施例におけるスキャナ部にブック原
稿を置いた状態を示す斜視図である。
【図5】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の第3実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】ブック原稿をスキャナで読み取った場合の一例
を示す模式図である。
【図9】ブック原稿をスキャナで読み取った場合の一例
を示す模式図である。
【符号の説明】
101…制御部、 102…回線制御部、 103…オペレーションパネル、 104…スキャナ部、 105…出力部、 110…画情報処理部、 120…メモリ部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブックタイプの原稿を読み取り可能で、
    見開きの2ページを連続して読み取る機能を有するファ
    クシミリ装置において、 画像読み取り時に、主走査方向の白数および黒数を計数
    する計数手段を有し、主走査方向の白数が規定数より多
    いラインが副走査方向に規定数以上続き、それに続いて
    主走査方向の黒数が規定数より多いラインが副走査方向
    に規定数以上続き、それに続いて主走査方向の白数が規
    定数より多いラインが規定数以上続く場合において、前
    記主走査方向の黒数が規定数より多いラインと1ライン
    目との距離が規定より長い場合には、画像読み取りをエ
    ラーとして判断することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記エラーが発生すると、前記主走査方向の黒数が規定
    数より多いラインと1ライン目との距離分だけスキャナ
    の読み取り開始位置を移動させ、その位置から再読み込
    みを行い、原稿位置ずれを修正した画像を送信すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記再読み込みを行った画像を縦横変換して送信するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 ブックタイプの原稿を読み取り可能なフ
    ァクシミリ装置において、 画像読み取り時に、主走査方向の黒数を計数する計数手
    段を有し、主走査方向の黒数が規定数より多いラインが
    副走査方向に規定数以上続く場合において、そのページ
    の画像読み取りをエラーとして判断することを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記エラーが発生すると、主走査方向に規定数以上の黒
    数が続くライン数だけスキャナの読み取り開始位置を移
    動させて画像の再読み込みを行い、原稿の位置ずれを修
    正した画像を送信することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 前記再読み込みを行った画像を縦横変化して送信するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 ブックタイプの原稿の読み取り手段を有
    し、見開き2ページを連続して読み取るページ連写機能
    を有するファクシミリ装置において、 ページ連写モード中において、画像メモリに蓄積された
    画像のページごとのデータ量の計数手段を有し、蓄積さ
    れた画像のページのデータ量が所定量以下の場合、その
    ページの画像データを画像メモリより削除することを特
    徴とするファクシミリ装置。
JP4194986A 1992-06-29 1992-06-29 ファクシミリ装置 Pending JPH0622091A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4194986A JPH0622091A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 ファクシミリ装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146442A (ja) * 2009-03-18 2009-07-02 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム
US7812996B2 (en) 2004-07-05 2010-10-12 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and method for deleting blank pages while maintaining page order
JP2014053772A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Kyocera Document Solutions Inc 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2016187108A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 原稿読取装置、及び、原稿読取方法

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